|
|
常備排水量3650トン、満載排水量3700トン、全長86.47メートル、水線間長82.86メートル、幅15.38メートル、[[吃水]]5.0メートル<ref name=橋本83/>。
主砲は24㎝24cm砲2門で、「オルファト・フィシャ」のものはボフォース43口径M/01型であった<ref name=橋本83/>。射程は10キロメートルで、後に13.7キロメートルに伸びている<ref name=橋本67>『海防戦艦』67ページ</ref>。発射速度は毎分1.5から2発であった<ref name=橋本67/>。副砲はボフォース43口径15㎝15cm砲4門<ref>『海防戦艦』68-69ページ</ref>。射程は8.5キロメートルで、後に10.4キロメートルに伸びている<ref name=橋本69>『海防戦艦』69ページ</ref>。発射速度は毎分7発<ref name=橋本69/>。他に、ホチキス44口径57㎜57mm速射砲10門とマキシム37㎜37mm機砲8門を搭載した<ref name=橋本69/>。57㎜57mm砲の内4門は半自動砲(薬莢砲)で、残り6門も1906年に半自動砲に換えられた<ref>『海防戦艦』69、79ページ</ref>。また、45㎝45cm水中魚雷発射管を艦首に1門と両舷に1門ずつ搭載した<ref>『海防戦艦』69-70ページ</ref>。1905年にホチキス50口径47㎜47mm薬莢砲が6門搭載されたが、1910年に撤去されて代わりに44口径57㎜57mm砲が両主砲天蓋上に搭載された<ref name=橋本79>『海防戦艦』79ページ</ref>。同砲は1916年に高角砲に換装された<ref name=橋本79/>。また同年、他の57㎜57mm砲が55口径75㎜75mm砲6門に換えられた<ref name=橋本79/>。1933年、マドセン60口径20㎜20mm M/31型連装機銃1基を試験搭載<ref name=橋本79/>。
機関は共にコペンハーゲン海軍工廠製の直立3気筒3段膨張式蒸気往復動機関2基とソーニクロフト式水管缶6基で、出力4600指示馬力<ref name=橋本71>『海防戦艦』71ページ</ref>。2軸推進で速力15.8ノット<ref name=橋本83/>。航続距離は9ノットで2500浬であった<ref name=橋本71/>。
|