「プロダクトアウト/マーケットイン」の版間の差分

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プロダクトアウトでは、コア技術として選択した独自の技術の利用を優先し、その独自技術に合わせた商品を作り出す。コア技術戦略が上手くできる条件が揃えば、独占的または寡占的な市場を作り出し、巨大な利益を得ることができる。ただしコア技術に強く結びついた創造的な商品を作り出す能力と、新しい価値を顧客に伝えるためのプロモーション能力が必要となる。
 
マーケットインでは、顕著化している顧客ニーズへの適合を優先し、そのニーズにえるための技術開発を行う。複数の企業が競合しても多くの企業が潤うような市場であれば、十分な利益を得ることができる。ただし真似されやすい製品やサービスになりやすく、市場そのものが[[コモディティ化]]しやすく、価格競争に陥りやすい<ref name=nobeoka>{{cite|和書 |author=[[延岡健太郎]] |title=MOT[技術経営]入門 |publisher=日本経済新聞社 |year=2006 |isbn=4-532-13321-1 |pages=119-124}}</ref>。
 
== 脚注 ==