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=== 客室設備 ===
* 個室寝台主体の列車ではあるが、「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」とは異なり、乗客が利用できる[[コンセント]]設備は「ロイヤル」個室内および各車の共用洗面所(電気シェーバー用の[[交流|AC]]100[[ボルト (単位)|V]]電源)のみだった。
* 「ロイヤル」以外の客室には[[タオル]]などのアメニティ類は常備されていない。石鹸が各車の共用洗面所にあるほかは、就寝時用の[[浴衣]]のみであるため、食堂車で購入するか持参する必要があった。
* なお、利用に際して、寝台料金に加え[[乗車券|運賃]]・[[特別急行券|特急料金]]も別途必要となる。以下の利用金額は[[2014年]][[4月1日]]以降の消費税8%を適用後のものである。
 
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[[File:JR PC Hokutosei-mini-bar.jpg|thumb|200px|ロイヤルで提供されるウェルカムドリンク (2004年7月18日)]]
; ロイヤル
: 本列車の最高級室であり、3・4・9・10号車に2部屋ずつ設置された1名用[[個室]]。補助ベッドで2名用の[[ベッド#分類|ダブルベッド]]として利用することも可能であった。個室内に専用の[[シャワー室|シャワーブース]](シャワーの温水は延べ20分間使用可能。アメニティセット付)、トイレ、洗面台、ドライヤー、ビデオ放送モニターなどが完備されており、ソフト面でも、乗車時のウェルカムドリンクやモーニングコーヒー、朝刊のサービスのほか、食堂車直結の[[インターホン]]で[[ルームサービス]]も受けられた。1室当たりの[[寝台券|寝台料金]]は'''17,670円'''(補助ベッド利用時は9,810円を加算)。
 
; ツインデラックス
: 2・8号車に8室設置された2人用個室。上下2段式の[[ベッド#分類|シングルベッド]]とビデオ放送用モニター、小型デスクなどが設置されていた。下段ベッドを起こすとテーブル付の[[ソファ]]にもなった。上記のようなロイヤル専用の付帯設備・サービスはなく、寝台料金も若干安価に設定された。1室当たり'''27,460円'''。
 
==== B寝台 ====
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: 3・9号車に12室設置(車両により13室で運行される場合あり)されている1人用個室で、シングルベッド。デュエットと同様に上段と下段の2タイプがあった。
; 開放式B寝台
: 1・5・11号車に設置。上下二段式のシングルベッドが2組向かい合い、4名で1ブロックとなっている。通路とそれぞれのベッドは[[カーテン]]で仕切られていた。
 
==== 食堂車「グランシャリオ」 ====
本列車は[[食堂車]]を連結していた。[[フランス語]]で"北斗七星"の意で「'''グランシャリオ'''」 (Grand Chariot) と命名された食堂車が7号車に組成され、[[フランス料理]]や和食、軽食類などが用意された。JR東日本の飲食サービス子会社である[[日本レストランエンタプライズ]]が営業を担当した。
 
; ディナータイム
: [[フランス料理]]コースか[[懐石]]御膳のいずれかを選択できた。事前予約制で、乗車日3日前までに[[みどりの窓口]]で食事券を購入した乗客のみが利用できた。また、A寝台の乗客は、懐石御膳に限りルームサービスが可能。定期列車末期は上り列車は2タームで営業し、下り列車は発車が19時台と遅いため、1タームのみであった(臨時化後は下り列車でも2タームで営業された)。
; パブタイム
: ディナータイム終了後に軽食類を提供する営業時間帯で、[[シチュー#ビーフシチュー|ビーフシチュー]]や[[ハンバーグ]]などのアラカルト、[[おつまみ]]・[[デザート]]・[[アルコール]]類などが提供された。予約不要で、全乗客が利用可能であった。
: パブタイムはディナータイム終了後の案内放送から開始。ラストオーダーは22時30分、営業終了は23時00分だった。
; モーニングタイム
: 6時30分より朝食メニューが用意された。[[日本料理|和食]][[洋食]]が選べた。予約は不要で、全乗客が利用可能であった。
 
==== ロビーカー ====
6号車は[[ロビーカー]]があり、全ての乗客が利用可能であった。[[ソファ]]や飲料[[自動販売機]]、共用[[シャワー室]]などが設置されていた。シャワーの温水は1名当たり延べ6分間使用可能。利用時はシャワー券(320円)を購入する必要があった。なお、共用シャワー室に[[タオル]][[石鹸]][[シャンプー]]等のアメニティ類は設置されていないので、シャワー券と一緒に購入するか、持参する必要があった。
 
なお、ロビーカーは客車が全てJR東日本所属車となった2015年3月14日のダイヤ改正で7年ぶりに復活したが、それまで4両あった全室ロビーカーのうち廃車を免れ唯一保留車(突発的に「北斗星」の運用に入ることもあった<ref name="さらば!北の大地の寝台列車" />{{要ページ番号|date=2016年8月}})となっていた1両を使用した。2015年3月14日のダイヤ改正以降は、自動販売機は利用できなかった。