「埼玉県営大宮公園野球場」の版間の差分

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*[[1953年]]8月1日、当時千葉県立佐倉第一高等学校(現[[千葉県立佐倉高等学校]])の3年だった[[長嶋茂雄]]は、大宮公園野球場で行われた全国高等学校野球選手権南関東大会1回戦・対[[埼玉県立熊谷高等学校|熊谷高校]]戦に「4番・遊撃手」で先発出場した(だが先発の三塁手が試合前に足を捻挫したため、1回裏の守備から三塁に回った)。この試合の6回、長嶋は熊谷高校の投手・[[福島郁夫]]から中堅バックスクリーンに飛び込む本塁打を放った。飛距離は350ft(約107m)と推定されたが、長嶋が高校時代に放った本塁打はこの1本のみだった。試合は4-1で熊谷高校が勝利。佐倉一高は甲子園行きを逃したものの、長嶋はこの一打を取り上げた新聞報道によって中央球界の注目を集めることになった<ref name=":0" />。
*この2つのエピソードにより、[[2022年]]7月に[[日本野球機構]]と[[全日本野球協会]]が「野球伝来150年記念事業」の一つとして行った『[[日本野球聖地・名所150選]]』のひとつに認定された。
 
*[[2005年]]に公開された[[日本映画]]「[[タッチ (漫画)#実写映画|タッチ]]」では、この大宮公園野球場で試合シーンのロケーションが行われた。[[映画監督|監督]]を務めた[[犬童一心]]は、ロケ地に大宮を選んだ理由について「球場の雰囲気が[[明治神宮野球場|神宮球場]]に似ているから」としている。