「岩切氏」の版間の差分

2024年8月20日 (火) 03:46時点における版

2024年8月21日 (水) 14:51時点における版

1行目:

{{日本の氏族

|家名= 岩切氏

|家紋=

|家紋= Maru ni igeta.png<!-- 家紋の画像 -->

|家紋名称= {{ruby|丸に井桁|まるにいげた}}

|本姓= [[日下部氏]]

7行目:

|出身地= [[日向国]][[諸県郡]]国富荘本郷岩切

|根拠地= 日向国諸県郡国富荘本郷岩切

|人物= [[岩切信朗]]<br/>[[岩切善信]]<br/>[[岩切信房]]<br/>　　　　　　　　　
[[岩切千真]]

|支流=

}}

'''岩切氏'''（いわきりし）は、[[日本]]の[[氏族]]の一つ。

__TOC__{{-}}

== 発生と起源 ==

その祖は[[日向国|日向]]・[[日下部氏]]である。日下部氏は[[古代]]より続く[[wikt:有力|有力]][[豪族]]であり、[[隼人|薩摩隼人]]の[[wikt:末裔|末裔]]とも言われ、日向[[真幸院]]の[[郡司]]を務めた家である。その日下部氏の[[系図]]に、[[血縁]]から発生した[[土持氏]]や[[八木氏]]・[[海江田氏]]ら約80の氏族の中のひとつとして「岩切」姓が記述されている。

岩切姓は[[上代日本語|上代]]から[[中古 (時代区分)|中古]]までは[[史料]]に見られず、一説によると、[[平安時代]][[wikt:末期|末期]]頃から[[土持氏]]と縁戚関係を強めていた日下部氏が、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]の[[wikt:黎明|黎明期]]に[[伊東氏]]の勢力拡大によって打撃を受け、[[日向国]][[諸県郡]]国富荘本郷岩切（現在の[[宮崎県]][[宮崎市]]郡司分岩切）へと移り、そこで「岩切」姓に改姓したのが始まりと言われている。

[[島津氏]]9代[[島津忠国|忠国]]の三男・[[島津久逸|久逸]]が[[伊作家]]を継ぐ際に召し付けられた[[庶家|庶流]]は、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]から[[安土桃山時代]]にかけて、[[島津忠良|島津日新斎]]に[[軍師]]として仕えた[[岩切信朗]]や、その子の[[岩切善信|善信]]などを輩出した。

== 名字と分布 ==

27 ⟶ 26行目:

== 参考文献 ==

* [[石川恒太郎]]『みやざきの姓氏（ひむか新書2）』（[[鉱脈社]]、[[1986年]]（[[昭和]]61年）））

* [[森岡浩]]『日本名字家系大辞典』（[[東京堂出版]]、[[2002年]]（[[平成]]14年）））

* [[稲葉行雄]] 『「さつま」歴史人名集』（[[高城書房]]出版）{{ISBN|）ISBN 4-924752-28-2}}

== 外部リンク ==

* [https://web.archive.org/web/20021220042317/http://www.myj7000.jp-biz.net/clan/01/012/01212.htm 日本の苗字7000傑 姓氏類別大観 日下部氏【1】] {{ja icon}}

* [http://www.library.pref.kagoshima.jp/honkan/files/2011/01/%E5%8F%B2%E6%96%99%E9%9B%8650%E8%A5%BF%E8%97%A9%E7%83%88%E5%A3%AB%E5%B9%B2%E5%9F%8E%E9%8C%B2%EF%BC%88%E4%BA%8C%EF%BC%89.pdf 史料集50西藩烈士干城録（二）（ PDFファイル）] {{ja icon}}

{{japanese-history-stub}}