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{{基礎情報 テレビ番組
|番組名=ちゅらさん
|画像=[[
|画像説明=「民宿こはぐら荘」のロケ地として使用された大盛家住宅
|ジャンル=[[テレビドラマ]]
|放送国={{JPN}}
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|特記事項=
}}
[[
『'''ちゅらさん'''』は、[[2001年]]度上半期に放送された[[日本放送協会|NHK]]『[[連続テレビ小説]]』の[[テレビドラマ]]<ref name="nhk nenkan 2002">{{Cite book|和書 |editor=NHK放送文化研究所 |title=NHK年鑑2002 |date=2002-10-31 |publisher=[[NHK出版|日本放送出版協会]] |page=144}}</ref>。
[[岡田惠和]]が[[脚本]]を担当した本作は、連続テレビ小説第64作であり、初めて[[沖縄県]]([[小浜島]])が主要な舞台となった{{R|アーカイブス}}<ref name="メディア研究部">{{cite web |和書 |url=https://www.nhk.or.jp/bunken/research/domestic/pdf/20200130_3.pdf#page=14 |title=5
シリーズ化され、続編としてパート2、3、4も制作された{{R|メディア研究部}}。
== 概要 ==
[[沖縄県|沖縄]]と[[東京]]を舞台に、[[八重山列
国仲はヒロインオーディションで2,084人の応募者から選ばれ、2000年10月17日の記者会見で発表された<ref>
連続テレビ小説では初めて沖縄県出身者をヒロインとして起用し、ガレッジセールや平良とみのように沖縄出身、ゆかり、拠点として活動している芸能人が多数起用された
2001年の地上波での初回放送時の平均視聴率は22.2%で、最高視聴率は29.3%([[ビデオリサーチ]]調べ、関東地区)であった<ref name="視聴率" >{{Cite web|和書 |title=NHK 連続テレビ小説と視聴者 −“朝ドラ”はどう見られているか − |url=https://www.nhk.or.jp/bunken/research/domestic/pdf/20200130_3.pdf#page=148 |format=pdf |page=148|work=メディア研究部 |publisher=NHK放送文化研究所 |date=2020-01-30 |accessdate=2024-06-25}}(「付表1 NHK 連続テレビ小説【作品一覧表】」の154頁の64)</ref>。また、視聴者からも評価されており<ref>{{
NHKがテレビ放送50周年を記念して2003年に行った「もう一度見たいあの番組リクエスト」の連続ドラマ部門で、第1位となった<ref name="アーカイブス">{{Cite web |和書 |url=https://www.nhk.or.jp/archives/bangumi/special/genre/drama/asadora/ |title=連続テレビ小説 4 平成の連続テレビ小説 |website=[[NHKアーカイブス (施設)|NHKアーカイブス]] |publisher=NHK |accessdate=2024-06-25}}</ref>。
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=== 「ちゅらさん」という言葉の意味 ===
タイトルの「ちゅらさん」という言葉は、「清らかだ」、「美しい
== あらすじ ==
沖縄、八重山
それから7年後の1990年7月、恵里は那覇北高校野球部のマネジャーになっていたが、文也との約束は忘れていなかった。ある日、突然、恵里の長兄である恵尚が帰宅し自作のキャラクター商品「ゴーヤーマン」人形を作って売ることを提案。古波蔵家は必死に人形を売り込むが身内にしか売れず、恵尚は再び失踪。そんな中、恵里は東京の大学に進学することを決め受験勉強に励む。沖縄で知り合った池端容子を頼って上京した恵里は、受験当日に文也の住所を訪ねるが引っ越したあとだった。同じころ小浜島に墓参りに来ていたおばぁのハナは文也と再会。恵里に会えないまま文也は帰京する。その夜恵里は雑踏で文也とすれ違ったと確信する。沖縄に戻った恵里はおばぁから文也の話を聞き上機嫌になるが、受験は不合格。それでも恵里は東京に行きたいと訴える。家族は反対するが、恵里の気持ちを理解し黙って見守る。早朝、恵里は一人で上京。アパート「一風館」の住人となる。
恵里は沖縄料理店「ゆがふ」で働きだす。恵里は昼にランチメニューを出すことを思いつき、おばぁや母親の勝子に教わった沖縄の家庭料理を客にふるまう。店は繁盛するが、常連客が寄り付かなくなり、店主の兼城も望んでいないことを知った恵里はランチ営業を取りやめる。「一風館」の住人の島田が倒れて入院し、恵里は熱心に看病する。病院の看護婦の下柳聡子と話したのをきっかけに、恵里は看護婦になることを決意する。さらに病院で文也に再会するが、文也が自分を「初恋の思い出」としていることにショックを受ける。立ち直った恵里は猛勉強の末看護大学に合格。学生寮に入るため一風館を出る。
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; 古波蔵 恵文(こはぐら けいぶん)〔1 - 4〕
: 演 - [[堺正章]]
: 勝子の夫、恵里・恵達の父で恵尚の継父。愛妻&[[恐妻家]]。[[三線]]と沖縄民謡が得意。普段から[[泡盛]]の「八重山美人」を飲む。
: 1972年5月15日に[[沖縄返還]]された時の[[ラジオ]]を聞いて、思い付きから
: 暢気な性格のために普段は頼りないが、時々含蓄のある台詞を口にしては恵里を暖かく励ます。なお、大学進学時には娘への愛ゆえ、あえて反対の立場を取る。
: 恵尚からは「親父さん」と呼ばれている。
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: 演 - [[丹阿弥谷津子]]
: 管理人。大の[[コーヒー]]好きのため、部屋名はコーヒー豆の銘柄になっている。世界各国の料理が得意。日中は管理人室で[[仮眠|うたた寝]]している。おっとりしているが、[[家賃]]の計算はきっちりしている。好奇心は旺盛なほう。基本的に[[積極思考|ポジティブ]]で、住人たちを前向きな発言で励ます。
: 裕福な家の出で末っ子。[[太平洋戦争]]で夫を失って[[未亡人]]となっている。なお、元々「一風館」は自身の父の持ち物だった
: 紆余曲折
; 池端 容子(いけはた ようこ) → 柴田 容子(しばた ようこ)〔1 - 4〕
: 演 - [[余貴美子]]<ref>{{NHK人物録|D0009120656_00000|余貴美子}}</ref>
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: 恵里がいないと、かえってスランプに陥る体質。口癖は「あんた、バカぁ?」。恵里には率直な意見を言う。心の中では容子と恵里を姉妹同然に思っている。
: 美食家。恵里から[[サーターアンダギー]]を貰って以降大好物になり、こっそり取り寄せするほどで、ハナが作ったものは特に好き。食べ物を食べる前にクンクン匂いを嗅ぐ癖があったが、パート3と4では直した模様。
: 恵里と文也をモデルにした作品『ガジュマルの樹の下で』を執筆する。恵里から求められ、書いたサインの宛名は「[[宇宙人]]へ」であった。
: 本名は「'''田中久子'''(たなか ひさこ)」だが、本名で呼ばれることを激しく嫌っている。また、「一風館」に
=== 小浜島の人々 ===
; 先生〔1〕
: 演 - [[つちだきくお]]
: 小浜小学校教師(複式学級)。国語の授業中、文也の音読を近くで聞いていた恵里から「いや~、先生のと違うね」と言われて「そうさ。どうせ、先生のは[[八重山
: キジムナーのことを「いたずらが好きだけど本当はいい子」と児童に話していた。また、自身の父が過去に森の中で迷って何時間も彷徨い続け、キジムナーが出てきて付いて行ったところ森の出口に無事に到着し、後ろを見たら誰もいなかった、というエピソードを語っている。
; 宮良のおばあ〔1〕
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; 内間〔1〕
: 演 - [[南雲勇助]]
: 那覇北高等学校の校長
; 教頭先生〔1〕
: 演 - [[村松利史]]
: 那覇北高等学校の教頭
; 宮里〔1〕
: 演 - [[新納敏正]]
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; 兼城 昌秀(かねしろ まさひで)〔1 - 4〕
: 演 - [[藤木勇人]](沖縄ことば指導を兼任)
: [[雑司が谷]]の沖縄料理屋「ゆがふ」店長。容子の行きつけの店。本編開始より10年前に上京。
: 上京した恵里の歓迎会を行なった縁から恵里の最初のアルバイト先になり、「一風館」住人たちのたまり場となっていく。
: 恵里の提案からランチタイム営業を始め、次々と客が増えてサービスが追いつかなくなるも奮闘。
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; 黒島(くろしま)〔1 - 3〕
: 演 - [[比嘉栄昇]]([[BEGIN (バンド)|BEGIN]])
: 八重山
; 仲間(なかま)〔1〕
: 演 - [[肥後克広]]([[ダチョウ倶楽部]])
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== 再放送 ==
=== ちゅらさん ===
* 総集編(特記なき場合はNHK総合)
** 2001年12月29日 - 12月31日
** 2003年3月28日 - 3月30日 ※『ちゅらさん2』放送開始の直前に放送
** 2004年1月2日 ※再編集版・リクエスト1位記念放送(4月からの完全再放送にも触れている)
** 2007年1月1日 - 1月3日
** 2020年10月2日 - 10月16日([[NHK BSプレミアム]]、1回ずつ3週連続)
** 2022年5月3日 - 5月5日(沖縄本土復帰50周年、『[[ちむどんどん]]』放送開始記念として)
** 2022年5月14日・5月15日(5月13日・5月14日深夜。上記同文。[[ミッドナイトチャンネル]]ウィークエンドセレクション・イッキ見ゾーンでの放送。14日(13日深夜)は2話分)
* 完全版
** 2002年1月7日 - 7月4日([[NHK沖縄放送局|NHK沖縄]] / 沖縄ローカル)
** 2004年3月29日 - 9月24日([[NHK衛星第2テレビジョン|NHK衛星第二]])
*** 金曜日に限り、本放送の金曜・土曜分の二話を連続放送
** 2005年4月4日 - 9月30日([[LaLa TV]])
** 2006年4月3日 - 9月28日(LaLa TV)
*** LaLa TVの放送日時は、初回放送分のもの。他にリピート放送がある。
** 2013年9月30日 - 2014年3月29日([[NHK BSプレミアム]])
** 2020年10月5日 - 2021年3月29日([[ワールド・ハイビジョン・チャンネル|BS12]])※週1回・6話連続放送
** 2024年4月1日 - {{efn|本作より連続テレビ小説アンコールは月曜 - 金曜12時30分 - 12時45分に放送(その直後に、総合では朝8時から放送される新作の当日放送分の再放送がある〈2024年度上半期は『[[虎に翼]]』〉)<ref>
***2024年4月15日(4月14日深夜)1時11分 - 3時26分の「ミッドナイトチャンネル・イッキ見ゾーン」枠内にて、4月12日までに放送された第1・2週のうち、第9話までを[[キャッチアップ放送]]<ref>
=== ちゅらさん2 ===
* 2004年9月11日 - 9月12日(NHK総合) ※ちゅらさん3放送開始の直前にミッドナイトチャンネル枠として放送。
* 2006年10月4日 - 10月19日(LaLa TV)
** LaLa TV の放送日時は、初回放送分のもの。他にリピート放送がある。
=== 再放送の関連イベント ===
* ちゅらさんファンミーティング(2024年4月29日、[[てんぶす那覇]])<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20240429/5090027638.html |title=「ちゅらさん」ファンミーティング 出演者が当時の思い出語る |website=沖縄 NEWS WEB |publisher=[[NHK沖縄放送局|沖縄放送局]] |date=2024-04-29 |accessdate=2024-08-21}}</ref>
** 国仲涼子、ゴリ、菅康弘(制作統括)による制作当時の思い出を語る座談会
** 2024年5月17日 [[NHK総合テレビジョン|総合]]沖縄県ローカルで放送、6月30日 総合で全国放送<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.nhk.or.jp/okinawa/lreport/article/001/70/ |title=連続テレビ小説「ちゅらさん」ファンミーティング |publisher=沖縄放送局 |date=2024-06-28 |accessdate=2024-08-21}}</ref><ref>{{
* ちゅらさんスクリーンコンサート(2024年7月11日 [[沖縄コンベンションセンター]])<ref>{{Cite web|和書 |url=https://event.nhk.or.jp/e-portal/detail.html?id=1042 |title=ちゅらさんスクリーンコンサート |website=NHKオンライン |publisher=NHK |date=2024-05-13 |accessdate=2024-08-21}}</ref>
** ナビゲーター:ガレッジセール / 演奏:[[琉球交響楽団]] / 出演:[[古謝美佐子]]、[[夏川りみ]]、堺正章、国仲涼子 (VTR)
** 2024年8月12日 総合で全国放送<ref>{{
== 豆知識 ==
{{複数の問題|出典の明記=2023年9月|独自研究=2023年9月|section=1}}
[[File:Tonaki Island and irisuna island from air - clouds - 2019 3 31.jpg|thumb|入砂島(手前)と渡名喜島(奥)]]
* オープニングで登場する島は沖縄県[[渡名喜村]]の[[無人島]]「[[入砂島]]」である。本作品の舞台となっている[[小浜島]]ではなく、入砂島が採用された理由について、当時のディレクターだった[[遠藤理史]](現・NHKメディア総局第3制作センタードラマ統括副部長)は「オープニング映像において、最初は生命の始まりからスタートする演出上、何もない島(無人島)である必要があったことに加え、当時の[[アナログ放送|アナログテレビ]]画面([[4:3]])のサイズに収まるなどの条件
* オープニングとエンディングは浜辺をやどかりが画面を横切るように歩くシーンが使われているが、物語の展開上、ヒロインがずっこけるような終わり方をした回(53話や59話など)では、やどかりが波にさらわれてこけるシーンを見ることができる。
* 小浜島には[[民宿]]「こはぐら荘」の撮影で使用された家が残されている。本来は民宿ではなく、普通の住宅。2006年に「大盛家住宅 主屋・ヒンプン・石垣・井戸」として国の[[登録有形文化財]]に登録されている
|title=「ちゅらさん」の舞台を巡ろう!沖縄ロケ地で蘇るあのシーン
* 作中で度々使われる島の港は、通常定期船が入港する小浜港ではなく、島の最西端にある[[細崎港]]である。▼
|url=https://www.okinawastory.jp/news/tourism/4431
* 出演者が港へ向かう時や港から帰ってくる時に通称「シュガーロード」という一本道を行き来するシーンが数多く描かれているが、実際は集落から東南へ伸びる道であり、港のある西方面へは通じていない。▼
|work=おきなわ物語
* シュガーロードの先には、「[[はいむるぶし]]」という当時島の面積の5分の1を占めた巨大[[リゾート]]施設があり、ロケ時には撮影隊のベースとなった。小浜島がロケ地に選ばれたのは、多くのスタッフ・出演者を受け入れることが出来るこの施設の存在が大きい。▼
|publisher=一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー
|accessdate=2024-10-06
|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240830050053/https://www.okinawastory.jp/news/tourism/4431
|archivedate=2024-08-30
}}</ref>。
▲* 作中で度々使われる島の港は、通常定期船が入港する小浜港ではなく、島の最西端にある[[細崎港]]である<ref name="okinawastory" />。
▲*
▲* シュガーロードの先には、「[[はいむるぶし]]」という
* 作中、古波蔵恵文が乗っていた黄色い車(送迎用[[フォルクスワーゲン・タイプ1|ワーゲン]])は「はいむるぶし」に展示されていた<ref>{{cite web|和書|title=ウェルカムですぅ!「ちゅらさんで登場した黄色いフォルクスワーゲン」 |url=https://www.yaeyama.co/island/kohama/kohama_miru01.html |work=八重山物語 |publisher=石垣市経済振興公社 |date=2005 |accessdate=2024-10-06 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20111222215206/http://www.yaeyama.co/island/kohama/kohama_miru01.html |archivedate=2011-12-22}}</ref>が、潮風のため老朽化が激しく2008年に廃棄処分となった。
* 恵里と文也が結婚を誓い合うなど、作中で重要な舞台となった「和也の
* 第1話では3人が漁船で小浜島に来島しているが、
* 実際の[[小浜島]]には県立八重山病院小浜診療所に医師が常駐している。なお、重病人が出た時は[[海上保安庁]]のヘリコプターで[[石垣島]]へ搬送をしている。
▲* 恵里と文也が結婚を誓い合うなど、作中で重要な舞台となった「和也の樹」([[ガジュマル]])だが、初代の樹は台風で倒れ、その後何度か別の樹に植え替えられたが植生が合わないためにその都度枯れてしまい、現存しない。また樹があった場所は私有地のため、立ち入り禁止となっている。この樹を望む場所に設置されたちゅらさん展望台は[[口蹄疫]]の侵入防止のため2012年2月1日をもって閉鎖され<ref>{{cite news|和書 |title=ちゅらさん展望台 口蹄疫侵入防止で閉鎖 |url=http://www.y-mainichi.co.jp/news/19281 |newspaper=八重山毎日新聞 |date=2012-01-31 |archive-url=https://web.archive.org/web/20120722230452/http://www.y-mainichi.co.jp/news/19281/ |archive-date=2012-07-22}}</ref>、同展望台に設置されていた「ちゅらさんの碑」は、小浜島の西大岳展望台に移設されている。
▲* 第1話では3人が漁船で来島しているが、観光客は通常[[高速船]](季節により違うが1日20便前後)で訪れることが多い。フェリーは週3回4便が運航されている。
▲* 恵里の弟、恵達を演じた[[山田孝之]]は、パート3の時は多忙なためスケジュールが合わず出番が少なく、パート4に至っては、回想シーンと写真のみの登場になってしまった。
* 第14週第80回で恵達が作った曲「ロバにのっていこう」は、ドラマ放送開始前の2001年3月3日に[[NHK教育テレビジョン|NHK教育テレビ]]で放送した[[むしまるQゴールド]]の楽曲である。
* 妖精([[キジムナー]])の存在という一般的には非現実的とされることに肯定的な側面がある。いずれも、ユタの存在や土着の民話などの、沖縄で一般的な習俗をもとにしている筋書きといえる。
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* 2009年5月NHKオンデマンドで『ちゅらさん』第1話から第6話を無料配信したところ、パソコン新規登録会員数が過去最大を記録したことが、当時NHK会長の[[福地茂雄]]の記者会見により明らかにされた。
* 番組をきっかけに、小浜島では毎年6月中旬の土日、地元を全国にアピールするイベント「ちゅらさん祭り」が催されている。出演した俳優のトークショー、伝統芸能の披露、ミュージシャンなどによるコンサートなどが行われる。前日祭の「小浜節大会」では島の方言で歌われる「小浜節」の歌唱力が競われる。
* 古波蔵勝子役を演じた[[田中好子]]は2011年4月21日に[[乳癌]]で亡くなる。同月24日の通夜には『ちゅらさん』で共演した[[国仲涼子]]、[[堺正章]]、 [[ゴリ (お笑い芸人)|ゴリ]]、[[山田孝之]]も参列した。国仲は、「いろんなものをもらってばかりで、私からは何もしてあげられなかった」「いつもかわいい声で『恵里』って呼んでくれた姿が印象的でした」と涙ながらに報道陣の前で語った。堺は、「朝から夜遅くまで笑顔を絶やさないのが、印象に残っています。役者を長くやっていても、彼女は何色にも染まらず、透明感を持ち続けてました」「もっと生きて欲しかったけど、少しは楽になったのなら良かったのかな」と語り<ref>{{cite news|和書 |title=“愛娘”国仲涼子は号泣…「ちゅらさん」ファミリーの固い絆 |
* 2024年度に行われている再放送において、直後に放送される『[[虎に翼]]』の再放送と合わせて『[[NHKニュース (テレビ番組)|NHKニュース]]』を挟んで[[生放送]]される『[[列島ニュース (総合テレビ)|列島ニュース]]』の冒頭でキャスター陣が感想を述べることがある<ref>
== 劇中キャラクター ==
=== ゴーヤーマン ===
この[[番組]]で、古波蔵恵尚([[ゴリ (お笑い芸人)|ゴリ]])が考え出した「ゴーヤーマン」という沖縄特産野菜・[[ツルレイシ|ゴーヤー]]をモチーフにした[[キャラクター]]が登場した。劇中では恵尚がそれを売り出そうとしたところほとんど売れず、家族に莫大な借金を残す結果となったが、現実世界ではその後NHKの関連会社・NHKソフトウェア(現在は[[NHKエンタープライズ]]に合併)からゴーヤーマンのグッズが発売され人気を集めた<ref>
また[[夏休み]]中の期間に限り、各話のエンディング5秒の「明日もお楽しみに」の映像がゴーヤーマンの映像に変わった(例:茶碗の中に湯が入っていて風呂のように浸かっている・ゴーヤーと共に吊るされている)。また、2001年[[10月]]から[[11月]]にかけて「[[天下無敵のゴーヤーマン☆]]」(歌・[[ガレッジセール]])が『[[みんなのうた]]』で放送された。当時沖縄以外の人々にはあまり知られていなかったゴーヤーの知名度を格段に上げた立役者でもある。
『ちゅらさん』以外では、2022年度前期の連続テレビ小説『[[ちむどんどん]]』にゴーヤーマンが登場している。ゴリがタクシー運転手役で最終回に登場し、彼が運転するタクシーのミラーにゴーヤーマンがぶら下がっている
=== 城ノ内真理亜 ===
931 ⟶ 940行目:
== 撮影地 ==
[[
* [[沖縄県]]
** [[
*** [[首里金城町石畳道]]
*** [[沖縄県立首里高等学校]]▼
** [[石垣市]]
** [[八重山郡]][[竹富町]] *** [[小浜島]] **** [[竹富町立小浜小中学校]]
*** [[嘉弥真島]]<ref>{{Cite web|和書| title = ビーチ特集 嘉弥真 | work = 美ら島物語 | publisher = 日本トランスオーシャン航空 | url = http://www.churashima.net/shima/special/beach/yaeyama/kayama/ | accessdate = 2018-08-10 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20180811065549/http://www.churashima.net/shima/special/beach/yaeyama/kayama/ | archivedate = 2018-08-11}}</ref>
▲**[[沖縄県立首里高等学校]]
* [[神奈川県]]
** [[神奈川県立生田東高等学校]]
* [[東京都]]
** [[豊島区]]雑司が谷
** [[法政大学]]多摩キャンパス
** [[東京医科歯科大学]]
*** [[東京医科歯科大学歯学部附属病院]]
== 関連商品 ==
=== 書籍 ===
* NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」ノベライズ本 全3巻([[双葉社]])
* NHK月曜ドラマシリーズ「ちゅらさん2」ノベライズ本(双葉社)
* NHK月曜ドラマシリーズ「ちゅらさん3」ノベライズ本(双葉社)
* NHK土曜ドラマ「ちゅらさん4」ノベライズ本(双葉社)
* ちゅらさん 新風舎文庫 全7巻(新風舎)
* ちゅらさん ジュールコミックス 全2巻(双葉社)
* ちゅらさん NHKドラマガイド([[日本放送出版協会]])
* ちゅらさんファンブック(双葉社)
* ちゅらさんファンブック
* ガジュマルの樹の下で([[ポプラ社]])
* NHK連続テレビ小説ちゅらさんの沖縄家庭料理(双葉社)
* ちゅらさん オリジナルサウンドトラック ピアノソロ曲集(全音楽譜出版社)
* 連続テレビ小説読本([[洋泉社]]) {{ISBN2|978-4800304940}}
** NHK、連続テレビ小説の特集本。
** 第一章の「朝ドラを変えた21世紀の重要作」としてピックアップした5作品の内で「ちゅらさん」を紹介し、国仲涼子のインタビューを収録。
* 朝ドラの55年
** NHKドラマ番組部監修で1961年から2015年までの連続テレビ小説93作品を紹介。
** 「ちゅらさん」からは作品紹介の他、国仲涼子のインタビュー、沖縄県竹富町のロケ地などを掲載。
=== CD ===
* NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」オリジナル・サウンドトラック([[ビクターエンタテインメント]])
* NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」〜島田さんのクラシック(ユニバーサル・クラシックス)
* 「[[天下無敵のゴーヤーマン☆]]」歌:ガレッジセール(アール・アンド・シー)
=== DVD・ビデオ ===
*ちゅらさん総集編
*ちゅらさん完全版
*ちゅらさん2
*ちゅらさん3
*ちゅらさん4
=== その他 ===
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== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
=== 出典 ===
=== 出典 ===
{{Reflist|30em}}
== 関連項目 ==
* [[月曜ドラマシリーズ]]
* [[土曜ドラマ (NHK)
== 外部リンク ==
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[[Category:島を舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:沖縄県を舞台としたテレビドラマ]]
[[Category:八重山
[[Category:竹富町の歴史]]
[[Category:東京を舞台としたテレビドラマ]]
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