「台湾のフェミニズム」の版間の差分
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2000年、性解放派を代表する4団体が記者会見を開き、「セクシュアリティの権利侵害・十大事件」を発表した{{Sfn|福永|2017a|pp=119-120}}。4団体は、台湾ジェンダー・セクシュアリティ人権協会、日日春関懐互助協会、性的少数者団体の連合で設立された{{仮リンク|台湾同志ホットライン協会|zh|臺灣同志諮詢熱線協會}}、トランスジェンダー支援団体の{{仮リンク|台湾TG蝶園|zh|台灣TG蝶園}}である{{Sfn|福永|2017a|pp=119-120}}。この記者会見では、メディアや警察がセクシュアリティの権利を侵害してきた主体であると告発した{{Sfn|福永|2017a|pp=119-120}}。
同年、台北市の公的資金で、性的少数者の団体を始めとする30の民間団体と協力し、台北レズビアン&ゲイ・フェスティバル({{Lang-zh|c=台北市同玩節}})が開催された{{Sfn|福永|2017b|p=199}}。そして2003年のレズビアン&ゲイ・フェスティバルでは、50を超える団体がパレードに出て、その中には婦女新知基金会・日日春関懐互助協会などの団体も参加し「マイノリティの連帯」を呼びかけた{{Sfn|福永|2017a|p=114}}。また、2007年の台北市のゲイ・レズビアンパレードでは、SM社会運動団体の皮縄愉虐邦のほか、日日春関懐互助協会・台湾TG蝶園など、多元的なクィア団体に呼び掛けて共同でパレードを行った{{Sfn|劉|2008|p=154}}。これらのパレードは、後にアジア最大規模の[[プライド・パレード]]である[[台湾LGBT
なお、第一回のフェスティバルが開催された時、[[キリスト教|キリスト教系]]を始めとする8宗派がパレードに反対の署名を集め、これ以後国語教会を中心とするキリスト教各派が同志運動と対立する構図が続くこととなった{{sfn|鈴木|2022|p=51}}。
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