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=== ストーリー ===
'''椎葉歩'''は高校受験で親友の篠塚夕子と離れたくない思いという理由だけで夕子が死亡した学力の秀才が集まる名門・西舘高校を受験。しかし、自身のみが合格したことで、親友の篠塚夕子との友情が崩壊。夕子を自殺未遂を図らせるまでに追い詰めたことが心の傷となり、内向的な性格になってしまう。そんな歩に声をかけてくれたのが資産家の令嬢である'''安西愛海'''だった。歩は愛海と出会い元気を取り戻し、永遠の友情を約束する一方、「不良」と噂される'''羽鳥未来'''に憧れる。そんな中、愛海は彼氏の'''佐古克己'''に別れを宣告されたショックから踏切に飛び込み自殺を図ろうとする。愛海を間一髪で引き止めた歩は親友のために佐古の家に向かうが、そこで佐古の異常な性癖を知り、以後頭を悩ますこととなる。
 
だが、その行為から歩は愛海からのいじめを受けることになってしまう。かつて愛海にいじめの標的とされた'''廣瀬倫子'''が自分を無視した歩を逆恨みし、佐古の家に入る歩を携帯電話で撮影。愛海グループにその映像を見せ、愛海に「歩が佐古を盗ろうとしている」と誤解させたからである。また廣瀬の嘘をクラスメイトは堅く信じて疑わず、誰一人歩に味方する者はいなかった。エスカレートする苛烈ないじめに耐えかねた歩は学校を逃げ出し駅で飛び込み自殺を図るが、偶然逃げ出すところを目撃した未来に止められ、彼女から味方することを約束される。唯一の味方であり、強い支えとなった未来を得て、歩はいじめに立ち向かうことを決意する。
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==== 愛海の取り巻き(ドラマ) ====
愛海を中心とした5人組のメンバー。最初は団結して歩をイジメていたが、歩の拉致監禁事件を機に一度グループに加わった廣瀬が愛海が事件の指示役と知り、再度恐怖感を抱くとそれに気づいた愛海に脅され自殺未遂をしてしまう。そして退院後に再度登校した廣瀬に虚偽のいじめの告白をさせる。そして愛海は自らが傷つけた怪我を歩の仕業と偽装し、未来までもいじめの犯人に仕立て父・大治郎の権力で強引に謝罪させた。しかし、自らがいじめの実行犯なのに大人を使ってまで自身を被害者に偽装し、本来被害者の歩らを加害者に仕立てるなどしたため、グループの面々もさすがに恐怖感を抱き始める。そしてクラスメイトも次第に安西愛海に疑問を抱いていく。そして歩へのカンニング偽装事件でグループに属していないクラスメイトの石井が偽装を見抜いたのを合図に最終的に入院中の廣瀬と転校した美紗を除いて愛海をイジメるようになる。歩へのいじめは原作以上に悪化しているのに対し、原作にあった奔放な性談義やアキラ達との関わりがないなど、いじめ以外は原作ほど素行が悪い訳ではない。
; 廣瀬 倫子(ひろせ ともこ)
: 演 - [[星井七瀬]]
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: 演 - [[瀬戸朝香]](友情出演)
: 西舘高校1年2組の担任。担当教科は英語。
: 原作以上にドライな性格で、生徒同士の問題には一切介入せず、事なかれ主義を貫かんとする「サラリーマン教師」に徹している。それゆえに、自分とは対照的に生徒に対して熱心な副担任の平岡を疎ましく感じ、一貫して冷たく接する。平岡にミスがあれば副担任への教育が不足しているという理由で学年主任の岩城から自らも叱責されている。
: 佐古から父親による暴力のことについて相談を受け、それがきっかけに彼と付き合い始めるが、のちにそのことを知った愛海に脅され、歩に[[カンニング]]の濡れ衣を着せることになってしまう。その後、帰宅途中に父親を刺して逃亡してパニック状態の佐古と再会し、佐古を説得して警察に自首するよう勧めるが、本性を暴露した彼の言葉から自分が利用されていただけと知る。暫くは茫然自失になって学校でも佐古のことを報告することができなかったが、最終的にこの一件や歩や愛海の言葉がきっかけで目が覚め、愛海に佐古と付き合っていたことを脅されてカンニングの濡れ衣を着せた事を全て自白し、文子と未来に連れられて歩にこれまでの自分の行いを謝罪し、責任を取り退職する。
; 平岡 正子(ひらおか まさこ)
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: 西舘高校1年2組の副担任。担当教科は古典。
: 元々は会社員として働いていたが、教師になりたいという夢が捨てきれず、採用試験に合格して中途採用で西舘高校にやってきた。
: 腐敗した高校教師陣の中で唯一生徒達のことを心から思っている教師で、いじめ問題の解決に奮闘した。しかし、真実を知りたいという正義感の強さ故に戸田をはじめとする事なかれ主義の集う高校同じ学年の担当教師陣全員に嫌われてしまい、遂にはいじめの真相を知られるのを恐れた愛海の陰謀<ref group="注">いじめが多発した2組のクラスメイトの家庭訪問で愛海の家を訪問した際、愛海にもいじめの一軒を問いただしたが泣いたまま取り合ってもらえず引き返した。そして学校で家庭訪問した際の一連の内容をまとめた書類を学年主任の岩城に提出したが、見ることなく捨てられたあげくに愛海の父・大治郎から理事長宛に電話で平岡が愛海へ暴行をしたとする虚偽の電話があったことがわかり、学校側も安西家からの虚偽の電話を疑うことなくそのまま平岡は解雇されることになった。</ref>で大治郎の力によって解雇されてしまう。その際に、「何も出来なくてごめんね」と、力になれなかったことを歩に詫び、愛海には平手打ちを浴びせ「いつかあなたは独りぼっちになる」と言い残して学校を去る。そしてその言葉通り実際に愛海は周囲にいた人物がどんどん離れていき、いじめを受けることになった。一方平岡は最終回のラストで別の高校で教師をしており、ここでも「いじめ」について考えるよう生徒に呼びかけている。
; 岩城 正志(いわしろ まさし)
: 演 - [[矢島健一]]
: 西舘高校1年の学年主任。
: 融通のきかない非常に凝り固まった性格。事なかれ主義を通し、学力の名門である西舘高校の名誉と見栄にこだわる。そして仕事を忘れたり手こずったりした同僚の教諭を容赦なく叱りつけている。経済的に上の立場である愛海の父・大治郎から「娘がいじめを受けた」と虚偽のクレームを入れられると謝罪するのに対し、歩の母・文子の苦情に対しては「子供の問題は親の責任ですよ」とまともに取り合わない冷酷な発言をするなど人によって態度を変える。また正義感の強い平岡を一方的に邪魔者扱いする。なお、平岡を叱責する際は担任の教育不足として戸田にも叱責している。
: 最終回のラストで佐古が逮捕された後、辞職の手続きを取った戸田や退学処分を検討されている愛海の二人を非難するが、それを聞いた田崎から「私たち学校は、このままで良いんですかね?」と言われて考え込む。
; 田崎 洋(たさき ひろし)
: 演 - [[二階堂智]]
: 西舘高校1年3組の担任。担当教科は数学。
: 明るくて面白く、生徒から人気のある教師。当初は戸田や岩城と同様の事なかれ主義で、平岡に対して反発冷たく接していた。自分が受け持つクラスの生徒である佐古の優秀さに一目置いているが、佐古が父親を刺して逃亡していると警察から学校に電話がかかってきた時は驚いていた。その後、佐古が逮捕され愛海や戸田が自分の過ちを自ら認めた時は、二人を一方的に非難する岩城に疑問を抱き、考えを改めるようになった。
 
==== 主要人物の家族 ====