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: 連邦軍西部方面軍の麾下にノルトリヒト戦隊の面々と、'''シデン・イーダ'''ら共和国防衛戦を生き残ったエイティシックスらによる機動部隊「'''第86独立機動打撃群(ストライク・パッケージ)'''」が設立され、レーナはその作戦司令官に就任する。レーナとシンたちは交流を深めるが、その中で段々と86区の劣悪な環境で心が擦り切れてしまったエイティシックスたちとレーナとの隔絶が浮き彫りになっていく。
: 機動打撃群に与えられた初任務は、共和国の旧地下鉄ターミナルに巣食うレギオンの生産拠点、自動工場型と発電プラント型の撃破であった。作戦は当初順調に推移していたが、1個戦隊が正体不明の敵を前に成す術なく全滅し、前線で調査にあたっていたレーナの親友で技術士官の'''アンリエッタ・ペンローズ'''が拉致され、さらにエイティシックス以外誰もいないはずの戦場に共和国人が生き残っており、作戦は一時的に中止を余儀なくされる。
: それでも作戦は続行されるが、発電プラント型が撃破されると、戦場にいる全てのレギオンが一斉に知性型レギオン「羊飼い」と化す。損傷のない死者の脳構造を転用していた「羊飼い」は、生前の記憶を残しているがゆえに自己同一性の問題から量産が不可能であったのだが、。しかし共和国への攻勢で大量に共和国人を鹵獲したレギオンは貴重だった死者の脳を用いて実験ができるようになっており、その末に記憶野の破壊による「羊飼い」の量産方法を会得していたのだ。
: 全てのレギオンが知性化し更に戦闘が苛烈になる中、作戦目標を達成した機動打撃群は撤退を開始する。しかしその最中、シンは吶喊してきた近接猟兵型に吹き飛ばされて下層に落下する。そこで待ち受けていたのは、阻電撹乱型を身に纏い光学迷彩とし、シンでさえ対応できない超高機動とチェインブレードを武器とする新型レギオン「高機動型」であった。シンの乗機アンダテイカーは高機動型により破壊されるが、それを囮にしたシンはアサルトライフルで高機動型を撃破することに成功する。しかし、撃破された高機動型は中枢神経系を構成する流体マイクロマシンを吹き出して人の形を型取り、「さがしにきなさい」とメッセージを残して逃げ去ったのであった。