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Ep.10は短編集のため割愛する。
; Ep.1
: 星歴2148年。'''サンマグノリア共和国'''は隣国'''ギアーデ帝国'''が投入した完全自律型無人兵器「レギオン」の侵攻に対し、同様の無人兵器「'''ジャガーノート'''」を投入。流血無き戦場を作り上げる事でその脅威を退けていた。しかし、その実態は多数派民族である白系種以外を人間と見做さない狂気の差別思想から生み出された「有人搭乗式無人機」であだった。強制収容所に送込まれ搭乗レギオンとの戦闘を強制せられた少数派民族有色種たち共和国85行政区の外へ追いやられた人型の家畜「'''エイティシックス'''」と蔑まれながら絶死の戦場を戦い続けていたのだ
: そんな中、白系種でありながら軍内で差別政策撤廃の活動を行う士官'''ヴラディレーナ・ミリーゼ'''は、担当した指揮管制官が悉く退役するか自殺するかし、「死神」と呼ばれるようになったエイティシックス、'''シンエイ・ノウゼン'''率いる'''スピアヘッド戦隊'''の指揮管制を任されることととなる。彼らとの交流の中、レーナはシンが「死神」と呼ばれる所以を知る。シンは、レギオンがその中枢神経系の自壊を回避するべく取り込んだ死者の脳構造から発される絶叫を聞く能力を有していたのだ。当初はエイティシックスたちから一線を置かれていたレーナだったが、シンの異能を通してレギオンの叫喚を聞いた後も交流を辞めなかったことから、少しずつエイティシックスたちに認められていく。
: 過酷な戦いは続き、消耗しきったスピアヘッド戦隊はついに定数の半数を割り込むが、レーナが何度要請しようと補充は行われない。それに憤るレーナに、シンはある事実を伝える。激戦区を次々転戦させられ、それでも生き延びた歴戦のエイティシックスを処分するための「特別偵察」。最後まで生き残ったスピアヘッド戦隊のシンと'''ライデン・シュガ'''、'''セオト・リッカ'''、'''アンジュ・エマ'''、'''クレナ・ククミラ'''の5人は、絶死の戦場に旅立っていった。
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; ディエス・パシオニス(Ep.11)
: 聖教国での作戦で鹵獲されたレギオン指揮官機の制御中枢、そこから連邦が得た情報の中には、レギオンへの停止信号発信の拠点となる帝国の秘匿司令部の位置情報も含まれていた。そこを奪取するための反作戦が計画され、人類の反撃が始まろうとしていたその時、レギオンによる大攻勢が再び始まる。
: [[マスドライバー]]を使用して打ち上げられた弾道ミサイルによる攻撃とそれに呼応して行われた、先の大攻勢を優に上回る規模での攻勢に、すべての国家の前線が大きく後退。船団国群は最終防衛線を失陥し、聖教国をはじめとするいくつかの国との通信も途絶する。そんな中、機動打撃群は共和国に取り残された連邦の救援派遣軍の撤退支援、そして共和国全市民の避難支援のため、再び共和国に派遣されることとなる。
: 祖国を捨てなければならない状況下にあっても不平不満の尽きない共和国市民はよそに、共和国市民の避難は順調に進む。その途中、突如として電磁加速砲型が出現。電磁加速砲型は連邦軍のレールガン「カンプフ・プファオ」によってすぐに撃破されたが、電磁加速砲型が最後に行った砲撃により機動打撃群が足止めされた隙に、避難列車が焼夷弾による攻撃を受ける。それに呼応して現れた、重戦車型と自走地雷を中心としたレギオン機甲部隊は、避難民に襲い掛かり始める。重機関銃を汎用機関銃に換装、主砲上に火炎放射器を増設し、機甲兵器としては弱体化してまで対人戦闘に特化したその重戦車型は、大攻勢の際に「羊飼い」となることを選んだエイティシックスたちの群れだった。
: 再び共和国85行政区内に侵入したレギオンの群れに避難民たちは恐慌状態に陥り、救援派遣軍司令官のリヒャルト・アルトナー少将は共和国市民の避難支援の打ち切りと、連邦軍残存部隊の撤退開始を決定する。撤退を開始した機動打撃群だったが、その途中、砲撃で破断されたレールを前に避難民を乗せた最後の列車が立ち往生していた。そして、戦場に取り残された共和国市民を追撃するレギオンの存在をシンの異能が感知する。リヒャルトは、未来の連邦の外交的地位のため、連邦に共和国市民を見捨てたという汚名を着せぬため、本部連隊を直卒し、追撃してくるレギオンに対して決死の遅滞戦闘を展開する。リヒャルトたちの犠牲のもと、連邦軍部隊と最後の避難民は無事に連邦にたどり着いたのだった。
 
= 大統領部隊表彰 =