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: 聖教国での作戦で鹵獲されたレギオン指揮官機の制御中枢、そこから連邦が得た情報の中には、レギオンへの停止信号発信の拠点となる帝国の秘匿司令部の位置情報も含まれていた。そこを奪取するための反攻作戦が計画され、人類の反撃が始まろうとしていたその時、レギオンによる大攻勢が再び始まる。
: [[マスドライバー]]を使用して打ち上げられた弾道ミサイルによる攻撃と先の大攻勢を優に上回る規模での攻勢に、すべての国家の前線が大きく後退。船団国群は最終防衛線を失陥し、聖教国をはじめとするいくつかの国との通信も途絶する。そんな中、機動打撃群は共和国に取り残された連邦の救援派遣軍の撤退支援、そして共和国全市民の避難支援のため、再び共和国に派遣されることとなる。
: 祖国を捨てなければならない状況下にあっても不平不満の尽きない共和国市民はよそに、共和国市民の避難は順調に進む。その途中、突如として電磁加速砲型が出現。電磁加速砲型は連邦軍のレールガン「カンプフ・プファオ」によってすぐに撃破されたが、電磁加速砲型が最後に行った砲撃により機動打撃群が足止めされた隙に、避難列車が焼夷弾による攻撃を受ける。それに呼応して現れた、重戦車型と自走地雷を中心としたレギオン機甲部隊は、避難民に襲い掛かり始める。重機関銃を汎用機関銃に換装、主砲上に火炎放射器を増設し、機甲兵器としては弱体化してまで対人戦闘に特化したその重戦車型は、大攻勢の際に「羊飼い」となって共和国に復讐することを選んだエイティシックスたちの群れだった。
: 再び共和国85行政区内に侵入したレギオンの群れに避難民たちは恐慌状態に陥り、救援派遣軍司令官のリヒャルト・アルトナー少将は共和国市民の避難支援の打ち切りと、連邦軍残存部隊の撤退開始を決定する。撤退を開始した機動打撃群だったが、その途中、砲撃で破断されたレールを前に避難民を乗せた最後の列車が立ち往生していた。そして、戦場に取り残された共和国市民を追撃するレギオンの存在をシンの異能が感知する。リヒャルトは、未来の連邦の外交的地位のため、連邦に共和国市民を見捨てたという汚名を着せぬため、本部連隊を直卒し、追撃してくるレギオンに対して決死の遅滞戦闘を展開する。リヒャルトたちの犠牲のもと、連邦軍部隊と最後の避難民は無事に連邦にたどり着いたのだった。