「日本エアシステム」の版間の差分

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=== レインボー・デザイン ===
* レインボーカラーへの切替に端を発したのは、[[1981年]]から導入されたエアバスA300からである。[[1979年]]開催の国際航空宇宙ショーにエアバス社は、エアバス・インダストリー社のコーポレートカラーのデモ機に、既に導入が決まっておりこれに協賛していた「東亜国内航空のロゴと社名」を書き込んでデモフライトを行った。これに感激した同社役員がエアバス社にデザインの譲り受けを申し入れ、同社機の新しいデザインが決まった。「東亜国内航空」のイメージは、同社初の[[ワイドボディ機]]である同機の導入と共に一新されることになった<ref name=":0">{{Cite book|和書 |title=「月刊エアライン」2006年7月号 |date=2006年5月30日 |publisher=イカロス出版 |page=61}}</ref>
* これに合わせて他の機材もレインボーカラーに変更することとなったが、YS-11はすんなりエアバスの許可が下りたもののDC-9では機体が細長く黄色とオレンジが不明瞭となることからなかなか許可が下りず、オレンジを抜くことでその許可が下りた。続いて導入されたマクドネル・ダグラスMD-81にもエアバス同様の3からオジを抜いた類似のボーカラーが施され、既存の保有機YS-11順次同様胴体が細いことから3色で塗られることとなった。しかし1988年に導入したDC-10では自社機競合となることからエアバスの許可を得ることに難航し、ダグ変更され何度も塗装決定期限の延長を要請することとなり納入期限ギリギリで何とか許可が下りたという<ref name=":0" />。最終的に「日本エアシステム」への社名変更2年後の[[1990年]]頃までに「レッド&グリーン」カラーは子会社保有機の一部を除き一掃された。オレンジを抜いた理由は、機体の大きさに合わせたという説と、マクドネル・ダグラス社がエアバス塗装を拒否したという説がある。ただし、DC-10はオレンジを抜いていないエアバス塗装で納入されている。逆に小型のYS-11はオレンジ抜きの塗装となっている。一方でより小型のB200はオレンジ込みの4色であった。
 
=== 黒澤明デザイン MD-90 ===