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: 『このライトノベルがすごい!』男性キャラクター部門では2019年版で5位{{Sfnp|このラノ2019|2018|p=91}}、2020年版で9位{{Sfnp|このラノ2020|2019|p=88}}、2022年版で8位{{Sfnp|このラノ2022|2021|p=90}}、2023年版で7位{{Sfnp|このラノ2023|2022|p=96}}、2024年版では10位を獲得している{{Sfnp|このラノ2024|2023|p=95}}。
:; シンの異能
:: 母方の血筋である焔紅種に稀に見られる精神感応の異能者であり、僅かながら血族の心の声を聞く異能を持っていた。レイに首を絞められた際に意識が集合無意識の深層、死者の領域に接続されてしまい、以後心の声を聞く異能は死者の声を聞く力に変質してしまう。死者の声はシンの意識の中で常にざわめきのように響き、シンと知覚同調で同調した者にも共有される。特に後述の「黒羊」等の声はおぞましい絶叫として響き、レーナ以前のハンドラーは皆この声に耐えられずに退役している。最大効率でシンと同調したレーナの前任者は散弾銃で頭を吹き飛ばしたほど。異能の知覚範囲は共和国の戦域を網羅するほど広大であり、これによってシンはいつでもレギオンの位置を知ることができる{{Efn2|ギアーデ帝国が既に滅亡していることにより、ギアーデの兵器であったレギオンもまた亡国の遺命に従う「亡霊」となったため。}}。
:
; ヴラディレーナ・ミリーゼ
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=== エイティシックス ===
以下、本項に記載される旧サンマグノリア共和国軍人は特に記載が無い限り死亡が確認されている。
 
==== サンマグノリア共和国軍 ====
 
本項に記載される旧サンマグノリア共和国軍人は特に記載が無い限り死亡が確認されている。本項に記載されていないエイティシックスについては[[エイティシックス#ギアーデ連邦軍第86独立機動打撃群(ストライク・パッケージ)|第86独立機動打撃群]]を参照のこと。
==== 東部戦線第1戦区第1防衛戦隊“スピアヘッド”<ref>槍の穂先の意、打開の始点にして最も危険な戦場故と思われる</ref> ====
; マシュー・ナナキ
: 第2小隊隊員。シンにすら寡黙と言われる極端に無口な機銃手。この部隊で最初に死亡した人物。パーソナルネームは'''ワルプルギス'''。
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; クジョー・ニコ
: 声 - [[村田太志]]{{R|STAFF&CAST}}
: シンの3歳年上<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160182925435887616?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。第4小隊隊員。ミナの死亡によって落ち込んだ部隊を盛り上げるために「お月見」を提案したが、それが嵐で中止となった日の出撃で自走地雷によって爆死。3人目の死者である。この時の逸話を描いた外伝「トリアージ・ブラックタグのありふれた日常」は彼の視点から語られる。パーソナルネームは'''シリウス'''<ref>現実に存在する『最も明るい恒星』で知られる天体の名前。-0.5等星</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://kakuyomu.jp/works/1177354054885551439/episodes/1177354054885591089|title=トリアージ・ブラックタグのありふれた日常(後)|accessdate=2019-09-16|publisher=カクヨム}}</ref>。。パーソナルネームは'''シリウス'''
; カイエ・タニヤ
: 声 - [[白石晴香]]{{R|STAFF&CAST}}
: 少年のような口調で話す気さくな少女。第4小隊隊長。4月7日生まれ<ref>{{Cite book|author=安里アサト|title=電撃文庫MAGAZINE Vol.61:80ページ|date=2018-04-10|year=|accessdate=2018-07-04|publisher=株式会社KADOKAWA}}</ref>、階級は少尉。小説1巻時点で18歳{{R|Twitter1060178552576851969}}。戦車型によって機体を蹴り潰され死亡。スピアヘッド戦隊としては4人目の戦死者だが、レーナが着任してからは初の戦死者となっている。死体は砲撃で機体ごと破壊されるも、蹴り潰された際に切断された頭部が機外へ飛び出しており《黒羊》の素材として持ち去られた。その後も幾度と無く黒羊としてシンたちの前に現れ、星暦2150年4月の共和国北域奪還作戦では近接猟兵型として対峙し図らずもシンの助けとなった。パーソナルネームは'''キルシュブリューテ'''。
; トーマ・ソービ
: 声 - [[福原かつみ]]
: 第1小隊隊員{{R|anime-86_character}}。パーソナルネームは'''ヘリアントゥス'''<ref>向日葵の最も一般的な品種</ref>。クロトとともに電磁加速砲型の砲撃で混乱する戦闘の中で戦死する。
; クロト・ヒニエ
: 声 - [[篠原孝太朗]]
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; ルイ・キノ
: 声 - [[植木慎英]]{{R|STAFF&CAST}}
: 第1小隊隊員<ref name="anime-86_character">{{Cite web|url=https://anime-86.com/character/|title=CHARACTER|accessdate=2021-03-06|ウェブサイト=TVアニメ「86-エイティシックス-」公式サイト}}</ref>。パーソナルネームは'''ファーヴニル'''<ref>ファフニール、悪しき黒龍の名前。伝説ではゲオルギウス卿によって討伐される</ref>。電磁加速砲型の直撃を受け戦死。
; ミクリ・カイロゥ
: 声 - [[貫井柚佳]]{{R|STAFF&CAST}}
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: 声 - [[石谷春貴]]{{R|STAFF&CAST}}
: 第5小隊隊長<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1158734717966942208?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。金髪碧眼で長身の青年。青系種の貴種である青玉種の血筋。階級は少尉。小説1巻時点で17歳{{R|Twitter1060178552576851969}}。後にレーナが飼うことになる隊舎猫を拾った人物である。パーソナルネームは'''ブラックドッグ'''。
: アンジュとはお互いに好意を持っていた節がある。森林での戦いで行動不能になったレッカを助けるべく向かっていたものの途中、自走地雷型の襲撃によりジャガーノートが大破し自身は死にきれなかったため、シンに介錯された。
: なぜか状況のしわ寄せを喰らうことが多い。アンジュとはお互いに好意を持っていた節がある。
: 森林での戦いで行動不能になったレッカを助けるべく向かっていたものの途中、自走地雷型の襲撃によりジャガーノートが大破し自身は死にきれなかったため、シンに介錯された。
; ハリズ・センヤ
: 第3小隊隊員。パーソナルネームは'''キャタナイン'''。
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: 第6小隊隊員。パーソナルネームは'''アルゴス'''。
 
==== 北部戦線第1戦区第1防衛戦隊“スレッジハマー” ====
; 戦隊長
: 声 - [[村上裕哉]]
: 2巻ラストで登場。大規模侵攻により右半身が潰れた状態で自機から脱出、迫り来るレギオンを目の前に[[プラスチック爆薬]]を炸裂させ、橋を落として進路を塞ぐと同時に自らも爆死した。パーソナルネームは'''ブラックバード'''。
 
==== 南部戦線第一戦区第一防衛戦隊“レザーエッジ” ====
; ツイリ・シオン
: 本部隊戦隊長。金色の髪と目を持つ。グラン・ミュール崩壊後もレーナの指揮下に入らずに独自の防衛拠点を築いた86らの隊長格でもある。長身と屈強な体つきゆえに揉め事になりがちだったため、それを避ける目的で女性のような言葉遣いをする。パーソナルネームは'''バルトアンデルス'''。
 
==== 西部戦線第一戦区第一防衛戦隊“ロングボウ” ====
; カナン・ニュード
: 本部隊の副長。鳶色の髪と銀縁の眼鏡が特徴。戦隊長は大攻勢時に死亡している。
 
以下、第10巻に掲載の短編シリーズ「フラグメンタル・ネオテニー」の登場人物である。
==== 部戦線第35戦区第1防衛戦隊“レザハルバエッジ” ====
 
==== 東部戦線第三五戦区第一防衛戦隊“ハルバード” ====
; アリス・アライシュ
: 戦隊長を務める黒髪の少女。階級は大尉。新兵として配属された幼いシンを気にかける。シンが戦死者の遺品を集める様子を見て死んだ86エイティシックスたちの名を金属片に刻んで墓標とすることを始め、シンに傷を隠す包帯の代わりとして空色のスカーフを贈った。いわばシンのルーツ的な存在であるが、レギオンとの戦いで戦隊は全滅。唯一生還したシンが彼女の頭部の半分だけを持ち帰った。86エイティシックスに墓を作ることは許されないため、遺体は同部隊整備班長のグレンによって基地から離れた聖堂の廃墟にある薔薇の花壇に埋葬された<ref>{{Cite web|和書|url=https://kakuyomu.jp/works/1177354054885551439/episodes/1177354054885656664|title=― フラグメンタル・ネオテニー ― Pledge Pledge〈1〉〜〈6〉|accessdate=2018-08-11}}</ref>。
 
==== 東部戦線第5戦区第2戦隊“スティレット” ====
; イスカ
: 当部隊の戦隊長である。部隊の結束を図る」といっ名目で自分のめ、戦隊の誰か、大抵は弱い者や少数民族などを[[スケープゴート]]に仕立て上げてきた。シンが所持している拳銃は元々はイスカのもので、死に損なった隊員の[[介錯]]に使用していた。帝国貴種の血を継ぐシンを新たなスケープゴートにしていたが、皮肉にも彼自身が重傷を負って自分で死ぬことができなかったため、その拳銃を以てシンに介錯された。
 
==== 戦隊名不明 ====
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: 当戦隊整備班長。銀に近い金髪と紫の目を持つ。シンを除き、同級生だったエイジュ含め所属部隊が突然全滅したために当てつけで「アンダーテイカー(葬儀屋)」というパーソナルネームを提案したが、シンはそれを「相応しい」と受け入れ今に至る。また、本編には登場していないものの機動打撃群で整備クルーを務めている<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160912187990265856?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。
 
==== 東部戦線第二十七27戦区第1戦隊“バイオネット” ====
; サイキ・タテハ
: バイオネット戦隊第一小隊副長。突貫戦法をとる戦隊長のシンを補佐する。彼も、そして彼らもまたシンを「我らが死神」と仰ぎ、最終的にはシンを除く全員が死亡した。
: サイキが登場した番外編"Undertaker"は原作第1巻の開幕に繋がる構成になっている。
 
==== ギアーデ連邦軍第86独立機動打撃群(ストライク・パッケージ) ====
===== 第1機甲グループ =====
リュストカマー基地が本拠地である<ref>{{Cite web|和書|url=https://kakuyomu.jp/works/1177354054885551439/episodes/1177354054885914811|title=86―エイティシックス―誕生日掌編/五月十九日|accessdate=2018-08-11}}</ref>。
 
==== 第1機甲グループ ====
シンが戦隊長を務める。
 
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; ライデン・シュガ
: 声 - [[山下誠一郎]]{{R|STAFF&CAST}}
:戦闘部隊スピアヘッド戦隊長を務める{{Sfn|小説第1巻|loc=巻頭}}。元第2小隊隊長。階級は中尉。黒鉄種。小説1巻時点で16歳{{R|Twitter1060178552576851969}}。誕生日は8月25日。出身は共和国23区近辺で、全寮制の私立校を運営する白系種の老婦人に友人たちと5年ほど匿われていた{{R|電撃文庫MAGAZINE_Vol.59}}。スピアヘッド戦隊では誕生日を唯一覚えている人物である。また、作者の一番のお気に入りのキャラである{{Sfnp|このラノ2019|2018|p=52}}。パーソナルネームは'''ヴェアヴォルフ'''。料理が得意。面倒見の良い兄貴分的存在で、度々「お母さん」と揶揄われている
: ギアーデ連邦へ亡命後は特別士官学校を経てノルトリヒト戦隊に所属し後に設立された第86独立機動打撃群に編入所属する。階級は少尉→中尉。火力支援を得意とする。隊兄貴分で、チームの副官とど真ん中に吶喊していくこの多いシンを援護するた、主砲買ってい大型機関砲に換装したレギンレイヴに搭乗する。
:摩天貝楼拠点攻略作戦前に老婦人と再会を果たし、彼女は86らの自主学習補助教員としてリュストカマー基地に常駐することとなった。
; クレナ・ククミラ
: 声 - [[鈴代紗弓]]{{R|STAFF&CAST}}
: 元第6小隊隊長。飛び出しざまに戦車砲の基部への狙撃を成功させるほど射撃の腕に長けている。階級は少尉。金晶種と瑪瑙種の混血。小説1巻時点で15歳{{R|Twitter1060178552576851969}}。誕生日は5月6日。幼少期に収容所送りになったため学校を知らず、学生生活に憧れを抱いていた。出身は共和国北福都シャリテの衛星都市{{R|電撃文庫MAGAZINE_Vol.59}}。強制収容所に護送される日、共和国軍人に両親を嬲り殺しにされた過去を持つ{{Efn2|どこに当たるか、どこまでやれば死ぬかを賭けにした射的の対象にされた}}ため白系種に憎しみを抱いており、初期1巻前半ではレーナに対しても当たりが強かった。普段の服装では目立たないが実は巨乳であり、作者によると作中二番目のバストサイズの持ち主
: シンに恋心を抱いているが、シンからの認識は手のかかる妹と言った所で、告白したものその想ように思われてが実事は無かった。パーソナルネームは'''ガンスリンガー'''。
: ギアーデ連邦へ亡命後はファッションに興味を持ち憧れの学校生活を経験。特別士官学校を経てノルトリヒト戦隊に所属し後に設立された第86独立機動打撃群に編入所属する。階級は少尉。遠砲身を延長した長距離狙撃を得意と仕様のレギンレイヴに搭乗する。
; アンジュ・エマ
: 声 - [[早見沙織]]{{R|STAFF&CAST}}
: 元第5小隊隊員。淑やかだが戦闘では過激な一面も見せる。階級は准尉。月白種と天青種の混血。小説1巻時点で16歳{{R|Twitter1060178552576851969}}。誕生日は10月2日。出身は共和国東の小都市{{R|電撃文庫MAGAZINE_Vol.59}}。白系種の血を濃く引くために強制収容所で虐待を受けていたためおり背中それは無数のよって出来た傷痕があを隠すために髪を長く伸ばしている。パーソナルネームは'''スノウウィッチ'''。料理が得意で共和国時代は隊でライデンと並ぶ腕前だった。
: ギアーデ連邦へ亡命後は料理教室に通って更に腕前を上げている。特別士官学校を経てノルトリヒト戦隊に所属し後に設立された第86独立機動打撃群に編入所属する。階級は少尉。ミサイルを使った面制圧を得意としており、主砲をミサイルランチャーに換装したレギンレイヴに搭乗する。ダスティンに告白され、紆余曲折を経て最終的に彼と恋仲となった。<ref>割と頻繁にイチャつく事があり、周囲からは若干シラけた目を向けられる事がある。それ以降は自室などで逢瀬を重ねる様になった様だが、ダスティンがうっかり口を滑らせてしまい結局元の木阿弥となっている。</ref>
; セオト・リッカ
: 声 - [[藤原夏海]]{{R|STAFF&CAST}}
:元第3小隊隊長。クールで、少々口が悪い皮肉屋。愛称は'''セオ'''。階級は少尉。翠緑種。小説1巻時点で16歳{{R|Twitter1060178552576851969}}。誕生日は4月20日。共和国南側の旧国境付近出身。絵が上手く、部隊のパーソナルマークの作成を手掛けている。パーソナルネームは'''ラフィングフォックス'''。共和国時代では自由に絵を描けなかった。
: 彼のパーソナルマークは、スピアヘッドの前に所属していた戦隊の戦隊長であった雪花種の男性が用いていたものがモデルになっている。
: ギアーデ連邦へ亡命後は首都で暮らす人や街に興味を持ち趣味で絵を描いた。特別士官学校を経てノルトリヒト戦隊に所属し後に設立された第86独立機動打撃群に編入所属する。階級は少尉。ワイヤーアンカーを駆使した機動戦を得意とする。
: 摩天貝楼拠点攻略作戦時に左前腕を切断する重症を負った。い、作戦終了時は後に正式に部隊を離れることになった。
; ダスティン・イェーガー
: グラン・ミュールの陥落後に機動打撃群に加わった、白銀種の元共和国民。レーナと同い年<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160564518105149441?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。大攻勢が始まるまでは学生だったが、多くの86エイティシックスの同級生が死ぬのを座視していた側だとして、その汚名を雪ぐために自ら志願した。実は幼少期に共和国へ移住した帝国移民一世であり、「敵国の生まれなのにも拘らず人種を理由にエイティシックスの烙印を押されなかったのはおかしい。ならば自分も戦う」というのが実際の志願理由である。パーソナルネームは'''サギタリウス'''。アンジュに気を寄せており、告白したものの一度はフラれるが最終的に彼女と恋仲となった。
; グレン・アキノ
: アンダーテイカー機付の整備クルー。階級は[[軍曹]]。赤毛碧眼の青年で、弱いながらも父方の焔紅種の血を引くために人の感情を「見る」ことが出来る<ref>{{Cite web|和書|url=https://kakuyomu.jp/works/1177354054885551439/episodes/1177354054885656683#end|title=― フラグメンタル・ネオテニー   Pledge〈2〉|accessdate=2019-09-16|publisher=カクヨム}}</ref>。元はシンが初めて戦場に出た際の所属部隊の整備班長で、6巻において本編初登場となる。
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; シデン・イーダ
: 声 - [[泊明日菜]]{{R|STAFF&CAST}}
: シンたちが去っ特別偵察に出て以降のレーナの部下で右腕的存在。筆者によると作中一の爆乳<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1001087956197621765?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。レーナと同い年<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160182668186669056?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。パーソナルネームは'''キュクロプス'''。階級は大尉。濃藍色と雪白の[[虹彩異色症|オッドアイ]]と赤毛が特徴の女性。共和国では例外的な存在であるレーナのことは深く信頼しており、彼女のことを「女王陛下」と呼んで大事にしている。シンとは非常に仲が悪く、本人曰く「遺伝子レベルで相性が悪い」とのこと。
; シャナ
: ブリジンガメン戦隊副長。シデンの1歳年下で砂漠褐種<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160565504802578434?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。パーソナルネームは'''メリュジーヌ'''。
:摩天貝楼拠点攻略作戦で貝楼の崩壊に巻き込まれて死亡したが、海に沈んだ死体の頭部を鹵獲され羊飼いとなった。
 
===== 第3戦隊“ノルトリヒト” =====
; ベルント・ベルノルト
: 声 - [[山本格]]{{R|allcinema377672}}
: 連邦軍でのシンたちの部下で、旧戦闘属領(ヴァルグス){{Efn2|帝国に帰順しない民のことで、免税特権と食料配給を対価に戦争の度に駆り出される。}} 出身。40代<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160185859963965442?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>の熟練の[[傭兵]]。元旧ノルトリヒト戦隊の隊員。階級は[[軍曹]]→[[曹長]]。
 
===== 第4戦隊“サンダーボルト” =====
共和国東部戦線が主戦場の部隊である。
; ユート・クロウ
: サンダーボルト戦隊長。階級は少尉。赤系種の無口で無感情な少年。
: 摩天貝楼拠点攻略作戦で電磁砲艦型の砲身に吹き飛ばされ、多数の骨折や外傷性の気胸などの重症を負ったものの奇跡的な生還を果たした。
:
:以下86の志願兵らによる部隊である。
 
===== 第5部隊“リュカオン” =====
共和国北部戦線が主戦場である。
; レキ・ミチヒ
: リュカオン戦隊長。階級は少尉。登場時点で17歳<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/bunko_dengeki/status/1063426151383613440?s=19|title=電撃文庫Twitter企画:86の質問 38/86|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。東方黒種で黒髪黒目、象牙色の肌を持つ。語尾が「なのです」で終わる特徴的な口調で話す。パーソナルネームは'''ファリアン'''。
 
===== 第6隊“ファランクス” =====
共和国南部戦線が主戦場である。
; タイガ・アスハ
: ファランクス戦隊長。階級は少尉。共和国北域奪還作戦中はアネットの護衛を務めており、当戦隊は新型レギオンの突如現れた高機動型によって全滅させられた。
 
===== 第7部隊“クレイモア” =====
サンダーボルト戦隊と同じく東部戦線出身である。
; リト・オリヤ
: クレイモア戦隊長。階級は少尉。瑪瑙色の髪と目を持つ<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160564734787117056?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。シンとライデンの3歳年下の後輩にあたり、彼らがスピアヘッド戦隊に配属される前の半年間だけ同じ部隊だったことがあり、共和国北域奪還作戦前に2年越しの再会を果たす。思っていることを考えなしに口にする癖があり、周囲から改善した方がいいと言われている。
 
===== 第2機甲グループ =====
; ツイリ・シオン
"レザーエッジ"の隊長だったツイリが総隊長を務める。
: 元南戦線第1戦区第1戦”レザーエッジ”戦隊長。金色の髪と目を持つ。グラン・ミュール崩壊後もレーナの指揮下に入らずに独自の防衛拠点を築いた86エイティシックスらの隊長格でもある。長身と屈強な体つきゆえに揉め事になりがちだったため、それを避ける目的で女性のような言葉遣いをする。パーソナルネームは'''バルトアンデルス'''。
 
===== 第3機甲グループ =====
; カナン・ニュード
===== 第1戦隊"ロングボウ" =====
====: 西部戦線第1戦区第一防衛1戦隊ロングボウ” ====副長。鳶色の髪と銀縁の眼鏡が特徴。
"ロングボウ"副長だったカナンが戦隊長、及び第3機甲グループの総隊長を兼任する。
 
==== 第4機甲グループ ====
===== 第1戦隊"スレッジハマー" =====
; スイウ・トーカンヤ
: 第1戦隊”スレッジハマー”戦隊長及び第4機甲グループの総隊長を兼任する、朱色で長髪の少女。大攻勢で全滅した86区北部戦線第1戦区第一防衛1戦隊“スレッジハマー”の名を、第2戦区戦隊長だった彼女が引き継ぐかたちになっている。
 
=== サンマグノリア共和国 ===
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: 声 - [[杉山里穂]]{{R|STAFF&CAST}}
:白系種の元共和国民。レーナの親友で、パラレイドの研究主任を務める技術大尉。16歳。誕生日は11月12日。愛称は'''アネット'''。レギオン側識別名「ミネルヴァ」。シンとは家が隣同士の幼なじみであった{{Efn2|シンは幼なじみであったことをあまり覚えていないが、シン曰く、幼少期は活発を通り越してちょっと怪獣みたいな子だったとのこと。}}。幼いころのシンからは「リッタ」と呼ばれていた。シンを救えなかったことに対して負い目を感じており、第86独立機動打撃群に志願したことにもそれが関係している。共和国解放後はギアーデ連邦へ赴き、第86独立機動打撃群では知覚同調班の主任を努め、階級は[[少佐]]になっている。
: お菓子作りが好きだが、幼いころは味見した父親が気絶する代物をシンに食べさせようとしたこともある(チョコを溶かして固めただけのもののはずが、なぜか紫色になっていた)
:
; ヨーゼフ・フォン・ペンローズ
: アネットの父であり、パラレイド。知覚同調共同研究を行い、その基礎を築いた人物である。まともな良識を持つ人物だったが、研究に目を付けた共和国によるパラレイド理論とレイドデバイスのって知覚同調を用いた非道な人体実験に無理やり従事させられ、完成直後に実験材料とされ死亡した86エイティシックス達への贖罪としてレイドデバイス同調率を最大に設定して自殺している。
; ジェローム・カールシュタール
: 声 - [[三上哲]]{{R|STAFF&CAST}}
:レーナの父の友人。階級は[[准将]]。50代の白銀種<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1158735940963033088?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。白豚と揶揄される一般的な共和国民とは異なったまともな良識を持つ人物ではあるが、人種差別政策を行う故国に絶望と諦観を抱いていており、現状を変えようとはしていない。内心では同胞を軽蔑しきっているようで、共和国の醜い真実と現実をレーナに語った
: レギオンの大攻勢におい際し理想を抱き捨てず最後まで抗おうとするレーナに厳しい言葉を告げるが、自身は軍人としての義務と抗うための準備を進めるレーナのための時間稼ぎを果たすため歩兵部隊を率いて迎撃へ向かい戦死した。その戦場にて、変わり果てたヴァーツラフとの再会を果たしていた。
; レフ・アルドレヒト
: 声 - [[楠大典]]{{R|STAFF&CAST}}
: 東部戦線第1戦区第1防衛戦隊スピアヘッド整備班長。階級は中尉。白髪混じりの黒髪にサングラスをかけている。髪を染めているが実は白系種であり、サングラスは白瞳を隠すためのもの。陽金種の妻とその娘の市民権を取り戻すために兵役に志願したが負傷して前線を離れている間に妻と娘は戦死してしまった。大攻勢の際にプロセッサー達を逃がすため仲間の整備クルー達と共にレギオンを足止めし戦死した<ref>{{Cite book|author=安里アサト|title=電撃文庫MAGAZINE Vol.63:115ページ|date=2018-08-09|year=|accessdate=2018-08-11|publisher=株式会社KADOKAWA}}</ref>。
: 基地陥落時に自決しようとするも家族を殺した共和国への憎悪を抑え切れず、レギオンの首狩りを受け入れ羊飼いとなっており、第二次大攻勢で共和国への復讐を望む元エイティシックスの羊飼い達と共に85行政区へ侵攻。改造重戦車型で凄惨な殺戮を繰り広げも娘に似た共和国市民を見て動きを止めた所をリトにより完全破壊された
; ヴァーツラフ・ミリーゼ
: 声 - [[てらそままさき]]
: レーナの父。階級は陸軍大佐。共和国正規軍の数少ない生き残りで、有色種の強制収容に強く反対していた一人である。強制収用の際も徴収兵の蛮行を制止し、幼いクレナとその姉を助けていた。当時10歳だったレーナに戦場を見せるために偵察機(アニメ版ではヘリコプター)を85区外へ飛ばした際、対空自走砲型によって撃墜され死亡した。その遺体はレギオンに回収されており、レギオンを束ねる《羊飼い》上位指揮官機”ノゥ・フェイス”と化していた。
; マルガレータ・ミリーゼ
: レーナの母。白銀種。共和国市民の例にたがわずエイティシックスを忌避している。レーナには軍を辞めるように度々求めていた為、現実を見ていないと人と見做されていたが、実際は夫が戦死したで娘には同じ目に合って欲しくないという親心からだった、レーナには度々軍を辞めるように求める。大攻勢の際、戦車に潰されそうになった子供を庇って死亡した。
; ショーレイ・ノウゼン
: 声 - [[古川慎]]
: シンの兄。愛称は'''レイ'''。容姿はシンとは正反対で赤毛と黒目、眼鏡を掛けた温厚な青年。年の離れた弟のシンを溺愛していたが、母の戦死に激情を抑えきれず、やり場のない怒りをシンにぶつけてしまう。撃墜された偵察機から生き残ったレーナを助けたことがある。1巻の5年前(2143年)の冬に東部戦線で戦死しているが、その脳はレギオンの中央処理装置の構造図リミットを突破するために回収され、《羊飼いとして重戦車型に組み込まれていた。パーソナルネームは'''デュラハン'''。使用していたパーソナルマークは首の無い骸骨の騎士。幼少期のシンのお気に入りだった絵本に登場する主人公がモデルになっており、剣をシャベルに変えてシンが引き継いだ。
; イヴォーヌ・プリムヴェール
:特別偵察作戦でシンに倒されたが、電子的な致命傷と引き換えに羊飼いとしての洗脳から解放された状態で予備機体に移されており、勢力圏突破後にレギオンの哨戒部隊と電磁加速砲型に捕捉され窮地に陥っていたシン達を助け連邦勢力圏へ連れて行った後、ギアーデ連邦軍の迎撃で撃破された。残骸は回収された後、研究材料にされた。
: 共和国暫定政府内の補佐官<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160566660828282884?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>で、その内部組織の聖マグノリア純血純白憂国騎士団首領である白系種の女性。ギアーデ連邦による共和国奪還作戦りエイティシックスが保護された後も86有色種への差別姿勢当たり前に行う愚か貫き、共和国内救いようのない人間として描かれており、エルンスト大統領に対し、元86全員の”返却”地位要求していた。しかし、それに反対確立するエルンスト本人はこれを断固拒否した。その結果、元86達の支援国家と見なし、ギアーデ連邦に宣戦布告を行うなど、どうしようもない人物
 
=== ギアーデ連邦 ===
; エルンスト・ツィマーマン
: 声 - [[内田夕夜]]{{R|STAFF&CAST}}
: ギアーデ連邦の暫定大統領。連邦軍最高司令官を兼ねる。階級は[[元帥]]。10年前の市民革命の英雄であり、市民の支持を一身に集めている。大量生産品のスーツを常に身に着けている。シン達は彼のことをエルンストのおっさんと呼んでいる。
: 名前の初出は2巻からで、ギアーデ連邦にたどり着いたシンたちの保護者となる。生まれなかった自分の子供をシン達に重ねている節があり、以前から保護していたフレデリカも含め子供らを守ろうとする気持ちは強い。普段は温和かつお茶目な中年紳士だが、その本質は「火龍」と表現される革命家でありかなりの理想主義者。高尚な理想の実現を本気で信じており、普遍的な正義や平等を実現できない国は滅ぶべきだという狂気を抱えている。このため共和国の迫害政策に嫌悪感を抱く。モルフォ撃破作戦で、生還率の限りなく低い戦場へシン達86を投入する決定が軍部により下された際はかなり危険な精神状態になっており、もし彼らが帰ってこなかったときはこの世界を滅ぼすと考えていた。小説3巻時点で50代である<ref name="Twitter1060175696104833024">{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/bunko_dengeki/status/1060175696104833024?s=19|title=電撃文庫Twitter企画:86の質問 32/86|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。
; フレデリカ・ローゼンフォルト(本名: / アウグスタ・フレデリカ・アデルアドラー
: 声 - [[久野美咲]]{{R|STAFF&CAST}}
: シンたちがギアーデ連邦で出会った少女{{Sfn|小説第2巻|loc=巻頭}}。小説2巻時点で9歳 <ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1157693213232128000?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>(直後に10歳)。シンたちと同じく、エルンストによって養育されている。ギアーデ帝国最後の[[女帝]]だが、{{Sfn|小説第2巻|p=158}}、シン達と同様に連邦暫定大統領事実はエルンストが保護者なっ元スピアヘッド戦隊の5人、そし一部の連邦軍高官しか知らな
: シンと同じく夜黒種と焔紅種の混血であり、帝室の血を継ぐものとして見知った者の現在と過去を覗き見る異能を代々受け継いでいる。幼い容姿に見合わず古風な喋り方をするませた少女だが、シンからは妹扱いされている。
: 旧ノルトリヒト戦隊、後の第86独立機動打撃群のマスコット{{Efn2|連邦が帝政のころに始まった風習で、今なお軍の一部に残る。幼い少女を部隊に加えて共に生活させ、庇護欲を以て兵士の逃亡を防ぐ目的の言わば人質である。}}でもあり、異能を用いて管制補佐を務める。
; グレーテ・ヴェンツェル
: 声 - [[植田佳奈]]{{R|allcinema377672}}
: レギンレイヴの開発者であり、レギンレイヴの試験運用を行う1028試験部隊とその隷下にあるノルトリヒト戦隊を監督する。小説3巻時点で27歳{{R|Twitter1060175696104833024}}。貴族階級の出身ではないが、巨大軍需企業であるWHI(ヴェンツェル重工)の令嬢。のち設立された第86独立機動打撃群では旅団長を務め、階級は[[中佐]]→[[大佐]]。上官としてシンたち86エイティシックスと関わり、彼らの理解者となる。86に近い少年兵上がりの戦闘属領兵と恋仲になるも、結婚直前の婚約者をレギオンとの戦戦死され喪った過去がある。り、そのためシ直後は二人乗りのヴァナルガ生き残らせるという事に本気単独組んで、「黒寡婦蜘蛛」の異名をとって空軍のパイロットからフェルドレスのオペレーターに転身た経歴を持ち、作中でレギンレイヴを駆って戦線を無傷で脱出するなど高い実力を誇る。モルフォ持ち、電磁加速砲型撃破作戦ではナハツェーラーの機長としてノルトリヒト」を、共和国市民避難作隊を目的地ま送り届けた。青年士官の頃複座のレギンレイァナルガンド1人で縦す精鋭オペレーターとして活躍し、レギオン殺しの“黒寡婦蜘蛛(ブラックウィドウ)”の異名を持っていた。小説3巻時点で27歳{{R|Twitter1060175696104833024}}
; ヴィレム・エーレンフリート
: 声 - [[興津和幸]]{{R|allcinema377672}}
: ギアーデ連邦軍西方方面軍[[参謀長]]。階級は[[准将]]。夜黒種の純血。小説3巻時点で27歳{{R|Twitter1060175696104833024}}。口の悪いリアリストで、使えるモノならどんなものであろうと使うというのがモットー。モルフォ電磁加速砲型撃破作戦において86エイティシックスの投入を上層部に提案した人物だが、有用だから使うが使い潰したいわけではないという彼なりの考え方でシン達を気にかけは思っていグレーテに思いを寄せており、戦死した彼女の恋人とは友人兼恋敵の間柄だった。青年士官の頃は装甲歩兵隊の少佐として前線で戦う。常軌を逸した白兵戦装備で近接猟兵型と渡り合い、人斬り蟷螂”庖丁」の異名をっていた。こちらも小説3巻時点で27歳{{R|Twitter1060175696104833024}}
; リヒャルト・アルトナー
: 声 - [[山本兼平]]{{R|allcinema377672}}
: ギアーデ連邦西方方面軍第177機甲師団師団長。階級は[[少将]]。グレーテとヴィレムの陸軍大学同期で先輩にあたる。86エイティシックスを若干危険視していたが、それは戦場しか知らない彼らの危うさや今後の人生を慮っての事であり、人間らしさを取り戻して行く彼等を影ながら見守っていた。共和国撤退作戦の指揮官として自ら殿隊の指揮を取り、全滅と引き換えに撤退の時間を稼ぎ戦死する。
; テレザ
: 声 - [[芳野由奈]]{{R|allcinema377672}}
: 金髪碧眼で細身のメイド。エルンストに仕えており、フレデリカの世話役も務める。連邦にたどり着いたシン達を温かくもてなし、更にフレデリカのお世話役も勤めた。
; イザベラ・ペルシュマン
: レーナの副官である20代半ばの女性。階級は少尉。赤髪と緑の目を持つ。学生時代のあだ名は[[小公女|ミンチン女史]]{{R|電撃文庫MAGAZINE_2019-05}}。
; ユージン・ランツ
: 声 - [[田丸篤志]]
: 童顔に眼鏡をかけた穏やかな少年。没落貴族の出で白銀種の純血である。妹の学費を稼ぐため軍に志願する。
: ザンクト・イェデルの図書館で居合わせたシンと知り合い、特士校(特別士官学校の同期として友人になる。卒業後は第177機甲師団第141連隊第18中隊に配属。ヴァナルガンド中隊長機の操縦士を勤めており階級は少尉。
: 戦闘に参加した際レギオンの攻撃で下半身を失う瀕死の重傷を負い、シンに介錯された。仲の良かった彼の死は、多くの仲間たちと同様にシンの心に傷として残っている。
: 妹のニーナを溺愛しており、シンからは[[シスターコンプレックス|シスコン]]扱いされるほど。
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: 声 - [[朝日奈丸佳]]
: ユージンの10歳の妹。マルセルの告げ口からユージンを介錯したシンに糾弾の手紙を送り付けた。だが、モルフォ撃破作戦成功後にはユージンの墓参りを終え帰っていくシンの遠い後ろ姿に感謝を伝え、ユージンの死をある程度は受け入れられている様子が見られた。アニメ版では、シンが墓前に残した笑う兄と二人で一緒に撮った写真を見た後、去っていくシンに感謝を伝えるシーンとなっている。
; キリヤ・ノウゼン
: 声 - [[上村祐翔]]<ref name="allcinema377672">{{Cite web|和書|url=https://www.allcinema.net/cinema/377672 |title=86―エイティシックス― (第2クール) |website=allcinema |accessdate=2023-06-01}}</ref>
: フレデリカの近衛騎士だった青年。愛称は'''キリ'''。シンの6歳年上<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160185233309757441?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。シンの遠縁にあたる{{Efn2|シンの両親はギアーデ帝国出身。}}。
: 革命勃発後の6年にも及ぶ内戦で正気を失っていき、フレデリカ処刑の発表を聞き連邦を憎悪したまま《羊飼い》として電磁加速砲型に取り込まれてしまう。近親者としてシンに同族嫌悪に近い執着を抱く。レギオンとしてのコールサインはペイル・ライダー。
:モルフォ撃破作戦にてシン達スピアヘッド戦隊との死闘を繰り広げ、フレデリカの機転で弱点を貫かれ機能停止に追いやったが最後は満身創痍のシンを道連れに自爆した。原作ではファイドがフレデリカを自爆から護ったが、アニメ版では自爆の直前に《羊飼い》から解放され、流体マイクロマシンで作った腕でフレデリカを爆風から遠ざけて守り抜いた。
; セイエイ・ノウゼン
: 現在のノウゼン家当主。シンとレイの祖父にあたる。かつてシンたち家族に骸骨の騎士の絵本を送ったことがある。連邦で再会したのちは残された家族として少しづつシンと交流を始めている。
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; エルウィン・マルセル
: 声 - [[高梨謙吾]]
: シンやユージンの同期でヴァナルガンドのオペレーター。階級は少尉。シンがユージンを介錯したことに憤慨し、ニーナにユージンの死の様子を伝える。大攻勢の際に右足を複雑骨折したことで後遺症が残り、以後はヴァナディースにて第86独立機動打撃群作戦本部で管制官を務める。ロア グレキア連合王国へも同行し、以後はシンと和解し共にニーナの面倒を見ている。
; ギルヴィース・ギュンター
: 義勇機甲連隊ミルメコレオの連隊長。焔紅種の貴族が行っている異能研究の一環で生まれた混血児。人と砲火を交えることを躊躇うエイティシックスたちに代わり、裏切った聖教国軍と対峙する。
; スヴェンヤ・ブラントローテ
: 義勇機甲連隊ミルメコレオのマスコット。焔紅種と陽金種の混血で、部分的ながら陽金種の異能を行使することができる。ブラントローテ大公からは手ひどい扱いを受けており、それ故他者から叱責されることを極度に恐れている。
 
=== ギアーデ帝国 ===
; キリヤ・ノウゼン
: 声 - [[上村祐翔]]<ref name="allcinema377672">{{Cite web|和書|url=https://www.allcinema.net/cinema/377672 |title=86―エイティシックス― (第2クール) |website=allcinema |accessdate=2023-06-01}}</ref>
: フレデリカの近衛騎士だった青年。愛称は'''キリ'''。シンの6歳年上<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160185233309757441?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>。シンの遠縁にあたる{{Efn2|シンの両親はギアーデ帝国出身。}}。
: 革命勃発後の6年にも及ぶ内戦で正気を失っていき、フレデリカ処刑の発表を聞き連邦を憎悪したまま羊飼いとして電磁加速砲型に取り込まれてしまう。近親者としてシンに同族嫌悪に近い執着を抱く。レギオンとしてのコールサインは'''ペイル・ライダー'''
: 電磁加速砲型撃破作戦にてシン達スピアヘッド戦隊との死闘を
; ゼレーネ・ビルケンバウム
: 旧ギアーデ帝国帝立軍事研究所に努め、自律兵器の研究に携わっていた天才科学者。階級は少佐。公開ネット上にアップロードされていたマリアーナ・モデルをほぼ独力で改良し、レギオンの制御系を作り上げた。
: レギオン指揮官機「ミストレス」となっており、初期の命令から逸脱しようとしているレギオンを止めるべく、シンたちにメッセージを送る。人類からは「無慈悲な女王」と呼ばれる。
 
=== ロア=グレキア連合王国 ===
; ヴィークトル・イディナローク
: ロア=グレキア連合王国第5王子。愛称は'''ヴィーカ'''。レギオン側識別名「フヴェズルング」。18歳という若さで南方方面軍総司令官を務める。階級は[[中佐]]。イディナローク家に代々伝わる「紫晶」の異能を継ぎ、驚異的な頭脳と引き換えに倫理観の欠如という弊害を負っている。レギオン元となった人工知能マリアーナ・モデルの開発者であり死後ベースとなったのは自身のであるマリアーナ・イディナロークである。本来は亡くなった彼女の人格を修復再現することが目的だったが、結果は失敗。王妃の遺体を損壊させた咎王位継承権を剥奪された。以降も母彼女再現を諦めきれず、脳から人工知能「マリアーナ・モデル公開ネット上にアップロードした事がレギオン戦争の遠因となる。以降「屍の王 (ネクロフィリア)」や「鎖蛇」といった二つ名で呼ばれるようにな作成する。レギオンとの開戦後は王族の倣いとして従軍するが、初陣で赴いた前哨基地で幼馴染のレルヒェリートが自らをかばって戦死してしまう。彼女との最後の約束を守るため、その脳から最初のシリンとなるレルヒェを作成。以後はシリンの製造を行いその部隊を指揮している。なお、蛇は大陸西部では堕落と悪魔の象徴であり、王子殿下の異名としては極めて異例である。戦場に出る際のパーソナルネームは'''ガデューカ'''。指揮官用に通信機能を強化したバルシュカ・マトゥシュカを駆り、シリンの指揮をしつつAI補助が前提のマルチロックオンシステムをフルマニュアルで操る精鋭オペレーターとして戦う。
; ザファル・イディナローク
: 声 - [[水中雅章]]
: ロア=グレキア連合王国第1王子、連合王国軍総司令官。階級は[[大将]]。10歳離れたヴィーカを気にかけている。幼少期のヴィーカが子猫の眼球をくり抜いた事件をきっかけに彼がそれ以上人の道を踏み外さぬように矯正を図り、価値観の違いを理解した上で家族として受け入れている。隻眼の猫は現在も居室で飼われている<ref>{{Cite book|author=安里 アサト|title=電撃文庫MAGAZINE 2018年11月号:68ページ|date=2018-10-10|publisher=株式会社KADOKAWA}}</ref>。ヴィーカが第86機動打撃群に合流した際はレーナに「ヴィーカに許可してはいけないことリスト」を渡した。
; レルヒェ
: シリン一番機。パーソナルネームは'''チャイカ'''。時々空気の読めない発言をする7歳児。脳構造のオリジナルは戦死したヴィーカの幼馴染レルヒェリート、ヴィーカの思い入れから彼女のみデータのバックアップが存在しない。
; スヴェトラーナ・イディナローク
: ロア=グレキア国王の7つ上の姉でヴィーカの伯母に当たる。国王をファーストネームで呼ぶことのできる唯一の人物。
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: 盟約同盟北方防衛軍総司令官を務める老齢の女性。青玉種。階級は[[中将]]。オリヴィアの祖母である。
; オリヴィア・アイギス
: ベルの孫。ジャガーノートレギンレイヴ用の空挺装備である「アルメ・フュリウーズ」の教官。階級は大尉。女性と見紛う長い黒髪と美貌の持ち主。戦死した恋人を偲ぶため彼女と同じ香水をつけている。盟約同盟軍のエースで、近接戦闘でシンと互角に渡り合う実力者。黒珀種との混血で弱まっているものの、青玉種の異能である未来視で3秒先の光景を予知できる。常に未来が見える訳ではなく、意識して能力を使う必要がある。パーソナルネームは'''アンナマリア'''。
 
=== レグキード征海船団国群 ===
; イシュマエル・アハヴ
: 征海船団国群合同海軍、征海艦隊オーファン・フリート征海ステラマリスの艦長である翠緑種の男性階級は大佐。豪放磊落ないかにも海の男といった性格。今は無きクレオ征海艦隊の司令官を父に持ち、オーファン・フリートの事実上の指揮官を務める。セオとの交流を通じて故郷を失った者の決意を彼に語った。
; エステル
: ステラマリス副長の女性。階級は大佐。征海艦隊の慣わしから年下のイシュマエルを「兄上」と呼び、彼もまた彼女を「妹」と呼ぶ。
 
===ノイリャナルセ聖教国===
; ヒェメルナーデ・レェゼ
: 聖教国軍第3機甲軍団"シガ=トゥラ"の軍団長をわずか15歳にして務める少女。愛称は'''ヒェルナ'''。開戦時に軍団指令所がレギオンの急襲を受けた際「レギオンに家族全員を殺されつつも果敢に立ち向かう、聖教国の抵抗のシンボル」に仕立て上げるためだけに指令所に居た一族を見殺しにされ、レギオンへの憎悪を持たせる為通信越しに惨劇を聞かされるという仕打ちを受けた過去がある。
: その過去故に愛国心を失い、それでもノイリャ聖教と神戟としての責務に縋りレギオンと戦い続けていたが、神戟が消滅寸前まで追い詰められた事を理由に聖教へ反する教徒からの徴兵を決定した聖教国へ失望。攻勢工廠型討伐の救援に来た連邦軍を攻撃し、支援任務を中断させる事で聖教圏を滅ぼそうと目論んだ。
 
453 ⟶ 439行目:
; 黒猫
: 元はダイヤが拾ってきてスピアヘッド戦隊隊舎で飼われていた猫。シンたちが特別偵察に向かった後にレーナが引き取った。シンたちは正式な名前を付けておらず、皆思い思いの名前で呼んでいた。レーナが付けた名前は[[テルモピュライの戦い|テルモピュライ]]で、愛称は「ティピー」。飼い主のレーナには懐いているが、シンの方により懐いており、二人が一緒に居る場合はレーナが置き去りになる。
; ゼレーネ・ビルケンバウム
: 旧ギアーデ帝国帝立軍事研究所に努め、自律兵器の研究に携わっていた天才科学者。階級は少佐。公開ネット上にアップロードされていたマリアーナ・モデルをほぼ独力で改良し、レギオンの制御系を作り上げた。
: 斥候型の初期ロットのロールアウト直後に病死したとされるが、遺体が発見されていないなど、その死には謎が多い。現在は自我を保持したままレギオンとなっており、会話や交渉すら可能な特別な存在と化している。シン達に捕獲され、世界を救う方法であるレギオン全軍の停止手段を伝えた。
; イヴォーヌ・プリムヴェール
: 共和国暫定政府内の補佐官<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/Asakura_Toru/status/1160566660828282884?s=19|title=作者によるツイート|accessdate=2019-09-16|publisher=Twitter}}</ref>で、その内部組織の聖マグノリア純血純白憂国騎士団首領である白系種の女性。ギアーデ連邦による共和国奪還作戦後も86差別を当たり前に行う愚かで救いようのない人間として描かれており、エルンスト大統領に対し、元86全員の”返却”を要求していた。しかし、それに反対するエルンスト本人はこれを断固拒否した。その結果、元86達の支援国家と見なし、ギアーデ連邦に宣戦布告を行うなど、どうしようもない人物。
 
 
= 大統領部隊表彰 =