「嵯峨野線」の版間の差分
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JR西日本の[[アーバンネットワーク]]の路線の一つである。起点の京都駅から京都市内を縦貫し、京都府中部([[南丹]])へと伸びている。ラインカラーは'''紫'''({{Color|#878DDC|■}})であり、選定理由は「京の優雅さをイメージ」とされている。路線記号は''' E '''<ref>[http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/08/page_5993.html 近畿エリア・広島エリアに「路線記号」を導入します] - 西日本旅客鉄道(2014年8月6日)</ref>。
観光地として人気のある[[嵯峨野]]・[[嵐山]]方面へのアクセスルートのひとつで、玄関口である[[嵯峨嵐山駅]]を中心に、春・秋の行楽シーズンに多くの利用がある。[[保津峡]]の[[保津峡#保津川下り|保津川下り]]や<ref>{{Cite web|和書|title=アクセス |url=https://www.hozugawakudari.jp/access |website=京都・亀岡 保津川下り |publisher=保津川遊船企業組合 |access-date=2025-03-19 |language=ja}}</ref>、[[桂川 (淀川水系)|保津川]]沿いの山陰本線(当路線)の旧線を活用した[[嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線|嵯峨野観光鉄道線]]([[嵯峨嵐山駅|トロッコ嵯峨駅]] - [[トロッコ亀岡駅]])へのアクセス路線であり<ref>{{Cite web|和書|title=アクセス |url=https://www.sagano-kanko.co.jp/station/ |publisher=嵯峨野観光鉄道 |access-date=2025-03-19}}</ref>、[[保津峡駅]]→[[馬堀駅]]間においては、保津川での[[ラフティング]]客の帰路の足として重宝されている。さらに沿線には多くの高校・大学を抱えているほか、近年は外国人観光客等の増加により年間を通して利用客は増加傾向にある。
嵐山方面へのアクセスの競合路線としては、京都市内では[[京福電気鉄道]](嵐電)[[京福電気鉄道嵐山本線|嵐山本線]]や[[阪急嵐山線]]などがある。当路線の嵯峨嵐山駅に対して、京福電気鉄道の[[嵐山駅 (京福電気鉄道)|嵐山駅]]の方が、[[天龍寺]]や[[渡月橋]]などの嵐山の主要な観光地へのアクセスに優れる<ref>{{Cite web|和書|title=アクセス |website=嵐山駅 はんなり・ほっこりスクエア |url=https://www.kyotoarashiyama.jp/access |access-date=2023-07-20 |publisher=京福電気鉄道 |language=ja}}</ref>。阪急嵐山線の[[嵐山駅 (阪急)|嵐山駅]]は[[桂川 (淀川水系)|桂川]]の対岸に位置していているものの、徒歩圏内である。一方で、当路線はこれらの競合路線の中で唯一、[[ターミナル駅]]である京都駅に直接乗り入れている。嵯峨野線区間全体の競争相手としては[[京阪京都交通]](旧:[[京都交通 (亀岡)|京都交通]]{{Efn2|一時期は、繁華街の[[四条河原町]]まで乗り入れていたこともあり、競争上優位に立っていた。}})による[[国道9号]]を経由して京都市内(京都駅、[[阪急京都本線]][[桂駅]])と亀岡およびその以西とを結ぶ[[路線バス]]などがある。
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二条駅を出ると、左にカーブして進路を再び西に変えると[[丸太町通]]に沿って、[[円町駅]]、さらに進むと三角屋根が目立つ[[花園駅 (京都府)|花園駅]]に到着する。花園駅を出ると、一旦地上に下りて高架の[[天神川通]]([[国道162号]])をくぐると再び高架になるが、その高架も左手に[[東映太秦映画村]]を過ぎて嵐電[[京福電気鉄道北野線|北野線]]を越えると終わり、地上駅の[[太秦駅]]に到着する。この付近から高いビルが目立たなくなり高度を上げて進んでいくと、2面4線の[[嵯峨嵐山駅]]に到着する。嵯峨嵐山駅は嵯峨野線全線複線化工事により[[橋上駅]]となり、構内の配線も上下共に同一ホームで[[停車 (鉄道)#緩急接続|緩急接続]]ができるように改良された。
嵯峨嵐山駅のすぐ横には、かつての嵯峨野線旧線を転用した観光路線である[[嵯峨野観光鉄道]][[嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線|嵯峨野観光線]]の
亀岡駅を出ると、左手には引き続き住宅地が広がり、右手には田園風景が広がる。前川を渡り始めるとこのあたりから右側にも住宅地が立ち並ぶようになり、マンション・アパート等が見え始めると緩やかな右カーブを進んで[[並河駅]]、そのまま直進を続けると[[千代川駅]]である。[[国道9号]]をくぐって、左にカーブを進むと国道9号と[[桂川 (淀川水系)|大堰川]]と並行する。[[亀岡市]]・[[南丹市]]市境でもある、この辺りから沿線に田園風景が広がる。[[八木駅]]を通過し、[[京都縦貫自動車道]]をくぐって山間を抜けると[[吉富駅 (京都府)|吉富駅]]で、そのまま北上を続けると嵯峨野線の終点、園部駅に到着する。
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