「キタアカシジミ」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
m編集の要約なし |
||
19行目:
}}
'''キタアカシジミ'''(北赤小灰蝶、''Japonica onoi'')は、[[チョウ目]](鱗翅目)[[シジミチョウ科]][[ゼフィルス|ミドリシジミ亜科]]に属する[[チョウ]]の一種。別名'''カシワアカシジミ'''。
== 概要 ==
長い間[[アカシジミ]]の亜種''Japonica lutea onoi''として扱われていたが、1991年に[[猪又敏雄]]の研究によって別種とされた。種小名は帯広畜産大学教授の小野泱にちなむ。形態的な違いとしては、翅の地色がアカシジミに比して薄く、コントラストがうすくなることや翅裏の白線がぼやけるといった点があるが、斑紋からは識別が困難な個体も存在するため、交尾器による同定がもっとも確実である。
アカシジミはクヌギやコナラを食草とするが、本種はカシワを好む。産卵時に枝の細かい毛を擦り付けて目立たなくする点は同じだが、アカシジミが1卵ずつ産むのに対し、本種は卵塊を形成するため、前者よりは見つけやすい。また、終齢幼虫は気門が赤くなることが多い
== ミナミアカシジミ ==
| |||