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| 画像 = L'arc En Ciel @ MSG - 3-25-12 - 040.jpg
| 画像説明 = {{plainlist|
* [[マディソン・スクエア・ガーデン]]公演にての模様(2012年3月25日)
* 左から[[tetsuya]]、[[hyde]]、[[yukihiro]]、[[ken]]}}
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| genre = [[音楽]]
| subscribers = 61.5万人
| views = 3億7892万1377
| stats_update = {{Dts|2025-04-30}}<!-- 更新は1ヶ月に1度程度([[PJ:YOUTUBE#チャンネル登録者数・総再生回数の更新に関するガイドライン]]) -->
}}
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1991年に[[tetsuya]](Ba.)を中心に結成<ref name="natapro">{{Cite web2|url=https://natalie.mu/music/artist/735|title=L'Arc-en-Ciel / ナタリー|publisher=ナタリー|accessdate=2024-12-26|archiveurl=https://web.archive.org/web/20241226134511/https://natalie.mu/music/artist/735|archivedate=2024-12-26}}</ref>。現在バンドに在籍するメンバーはtetsuyaを含め、[[hyde]](Vo.)、[[ken]](Gt.)、[[yukihiro]](Dr.)の4名。過去にはhiro(Gt.)、pero(Dr.)、[[Sakura (ドラマー)|sakura]](Dr.)がメンバーとして参加していた。バンド名は[[フランス語]]で"[[虹]]"を表しており、tetsuyaにより名付けられている。
 
1993年に発表した1stアルバム『[[DUNE (アルバム)|DUNE]]』がインディーズチャートで首位を獲得するなど、インディーズシーンで絶大な人気を得て<ref name="natapro"/>、1994年7月にビデオシングル「[[眠りによせて]]」でメジャーデビューを果たす<ref name="natapro"/>。1990年代は「[[flower (L'Arc〜en〜Cielの曲)|flower]]」「[[虹 (L'Arc〜en〜Cielの曲)|虹]]」「[[winter fall]]」「[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]」「[[花葬]]」「[[Driver's High]]」などの楽曲でヒットを記録し<ref name="applemusic">{{Cite web2|url=https://music.apple.com/jp/artist/larc-en-ciel/80486557|title=L'Arc〜en〜Cielについて|publisher=Apple Music|accessdate=2024-07-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240718214956/https://music.apple.com/jp/artist/larc-en-ciel/80486557|archivedate=2024-07-18}}</ref>、2000年代・2010年代には「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE]]」「[[READY STEADY GO (L'Arc〜en〜Cielの曲)|READY STEADY GO]]」「[[叙情詩 (曲)|叙情詩]]」「[[MY HEART DRAWS A DREAM]]」「[[DAYBREAK'S BELL]]」「[[DRINK IT DOWN]]」「[[X X X]]」などでチャート首位を獲得している。そして現在までに、計12作品のスタジオ・アルバムを発表している。
 
楽曲は、バンド活動の最初期の頃、メンバーがルーツとする1980年代の[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニューウェイヴ]]や[[ポストパンク]]からの影響を感じるものが多く発表されている<ref name="applemusic"/>。ただ、そして活動めるにつれ、[[グランジ]]や[[オルタナティヴ・ロック]]など<ref name="applemusic"/>、その様々な時代の刺激的なサウンドを吸収し<ref name="applemusic"/>、多彩なアレンジを施した独創的な[[ポップ・ミュージック]]を手掛けるようになっている。また、メンバー4人全員がメインコンポーザーとして作曲を手掛け、多様な方向性のアプローチにつなげている点も、バンドの大きな特徴のひとつとなっている<ref name="applemusic"/>。
 
1990年代後半以降の活動では、[[スタジアム]]クラスの会場で頻繁にライブを行うようになっている。1999年には野外特設会場をまわる全12公演のツアーで65万人を動員、2000年には4大ドームツアーを敢行している。さらに2014年には、[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|国立競技場]](現:旧国立競技場)の最多収容人数記録となる8万人(2日間計16万人)を集めた公演を開催。そしている。近年は、各メンバーのソロ活動もしくは別バンドでの活動と並行しつつ、日本国外でもライブを行っており<ref name="natapro"/>、これまでに[[ソウル]]、[[台北]]、[[上海]]、[[香港]]、[[シンガポール]]、[[バンコク]]、[[ジャカルタ]]、[[パリ]]、[[ロンドン]]、[[ホノルル]]、[[ボルチモア]]、[[ニューヨーク]]といった都市で公演を行っている。なお、2012年にはニューヨークの[[マディソン・スクウェア・ガーデン]]で、日本人アーティストとして初めて同所での単独公演を開催している<ref>{{Cite web2|date=2012-03-28|url=https://www.oricon.co.jp/news/2009107/full/|title=ラルク、日本人初のMSG単独公演盛況! ニューヨーカー1万2000人が熱狂|publisher=オリコン|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407024311/https://www.oricon.co.jp/news/2009107/full/|archivedate=2023-04-07}}</ref>。
 
マネジメントは[[マーヴェリック・ディー・シー・グループ|MAVERICK]]が担当。レコード会社は[[ソニー・ミュージックレーベルズ]]の社内レーベル、[[キューンミュージック|Ki/oon Music]]に所属している。
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! パート<ref group="注釈">[https://www.larc-en-ciel.com/ 公式サイト]におけるプロフィール欄に記載されたパート、及びアルバムにクレジットされたパート、ライブ・コンサートでの演奏が確認できるパートのみを記載する。なお、[[P'UNK〜EN〜CIEL]]を含む、パートチェンジバンドで担当した楽器パートや、一部ライブでメンバー全員が同じパートを演奏したものについては割愛する。</ref>
|-
| '''[[hyde]]'''<br /><small>(読み:ハイド)<br />(本名:寶井 秀人<ref>『THE HYDE』、p.46、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>)</small><br />{{生年月日|1969|1|29}}<br />[[和歌山県]][[和歌山市]]出身<br />詳細は『'''[[hyde#人物]]'''』の頁を参照
|
* [[Jelsarem's Rod]] <small>(1990 - 1991)</small>
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*'''[[ボーカル|Vocal]]'''
**[[コーラス (ポピュラー音楽)|Chorus]]
**[[ギター|Guitar]]<ref group="注釈">8thアルバム『[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|REAL]]』収録の「[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|THE NEPENTHES]]」で初めてhydeにギターのクレジットが付いている。ライブでは「[[風にきえないで|I'm so happy]]」「[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]」「[[HEAVEN'S DRIVE]]」「[[Ray (アルバム)#収録曲|死の灰]]」「[[Ray (アルバム)#収録曲|いばらの涙]]」などの演奏時にギターを担当することが多い。</ref>
**[[キーボード (楽器)|Keyboard]]<ref group="注釈">8thアルバム『[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|REAL]]』収録の「[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE]]」で初めてhydeにキーボードのクレジットが付いている。</ref>
**[[ミュージックシーケンサー|Programming]]<ref group="注釈">36thシングル「[[BLESS (L'Arc〜en〜Cielの曲)|BLESS]]」で初めてhydeにプログラミングのクレジットが付いている。</ref>
**[[ハーモニカ|Blues Harp]]<ref group="注釈">5thシングル「[[flower (L'Arc〜en〜Cielの曲)|flower]]」で初めてhydeにブルースハープのクレジットが付いている。同曲のライブ演奏時でもブルースハープを担当している。</ref>
**[[サクソフォーン|Alto Saxophones]]<ref group="注釈">5thアルバム『[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|HEART]]』収録の「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|LORELEY]]」で初めてhydeにアルトサックスのクレジットが付いている。ライブでは同曲や「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Ophelia]]」などの演奏時にアルトサックスを担当することが多い。</ref>
**[[拍手|Hand Clap]]<ref group="注釈">4thアルバム『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』収録の「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|I Wish]]」で初めてhydeにハンドクラップのクレジットが付いている。</ref>
**[[タンバリン|Tambourine]] <small>(ライブ)</small><ref group="注釈">7thアルバム『[[Ray (アルバム)|ray]]』収録の「[[Ray (アルバム)#収録曲|It's the end]]」のライブ演奏時にタンバリンを担当。</ref>
**[[コンガ|Conga]] <small>(ライブ)</small><ref group="注釈">6thアルバム『[[ark (アルバム)|ark]]』収録の「[[ark (アルバム)#収録曲|Perfect Blue]]」のライブ演奏時にhydeがコンガを担当。</ref>
**[[ホイッスル|Whistle]] <small>(ライブ)</small><ref group="注釈">1stシングル「[[Blurry Eyes]]」のライブ演奏時にhydeがホイッスルを担当。</ref>
|-
| '''[[ken]]'''<br /><small>(読み:ケン)<br />(本名:北村 健)</small><br />{{生年月日|1968|11|28}}<br />[[滋賀県]][[米原市]]出身<br />詳細は『'''[[ken#人物]]'''』の頁を参照
|
*DOBERMAN <small>(活動期間不明)</small>
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**<small>KIOTO (1995)</small>
**<small>D'ARK〜EN〜CIEL (1996 - 1997)</small>
**<small>[[P'UNK〜EN〜CIEL]] (2004 - 2012)</small>
*[[SONS OF ALL PUSSYS]] <small>(2002 - 2006)</small>
*[[Ken]] <small>(2006 - )</small>
|
*'''[[ギター|Guitar]]''' <small>(2代目)</small>
**[[コーラス (ポピュラー音楽)|Chorus]]<ref group="注釈">3rdアルバム『[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|heavenly]]』収録の「[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|静かの海で]]」のレコーディングにおいてメンバー4人でコーラスを担当。また、kenは9thアルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|SMILE]]』収録の「[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|Coming Closer]]」以降に発表した、自身が作曲した楽曲でコーラスをたまに担当している。ライブではいくつか楽曲でコーラスを担当。</ref>
**[[キーボード (楽器)|Keyboard]]<ref group="注釈">8thシングル「[[winter fall]]」で初めてkenにキーボードのクレジットが付いている。なお、クレジットはされていないが、インディーズで発表した「[[Floods of tears/夜想花|Floods of tears]]」「[[Floods of tears/夜想花|夜想花]]」でもkenがキーボードを弾いている。また、ライブツアー「[[TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜]]」で「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|My Dear]]」を披露した際、kenがキーボードを担当している。</ref>
**[[エレクトリックピアノ|Vib.piano]]<ref group="注釈">4thアルバム『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』収録の「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Caress of Venus]]」で初めてkenにエレクトリックピアノのクレジットが付いている。</ref>
**[[ミュージックシーケンサー|Programming]]<ref group="注釈">8thシングル「[[winter fall]]」で初めてkenにプログラミングのクレジットが付いている。</ref>
**[[マニピュレーター|Manipulate]]<ref group="注釈">27thシングル「[[叙情詩]]」で初めてkenにマニピュレートのクレジットが付いている。</ref>
**[[オートハープ|Autoharp]]<ref group="注釈">5thアルバム『[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|HEART]]』収録の「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|LORELEY]]」で初めてkenにオートハープのクレジットが付いている。</ref>
**[[パーカッション|Percussion]]<ref group="注釈">L'Arc〜en〜Cielの様々な楽曲で、kenは楽器またはそれ以外の音を取り入れている。</ref>
**[[ヴィブラフォン|Vibraphone]]<ref group="注釈">36thシングル「[[BLESS (L'Arc〜en〜Cielの曲)|BLESS]]」で初めてkenにヴィブラのクレジットが付いている。</ref>
**[[タンバリン|Tambourine]]<ref group="注釈">4thアルバム『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』収録の「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|"good-morning Hide"]]」で初めてkenにタンバリンのクレジットが付いている。</ref>
**[[拍手|Hand Clap]]<ref group="注釈">4thアルバム『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』収録の「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|I Wish]]」で初めてkenにハンドクラップのクレジットが付いている。</ref>
|-
| '''[[tetsuya]]'''<br /><small>(読み:テツヤ)<br />(本名:"非公表")</small><br />{{生年月日|1969|10|3}}<br />[[滋賀県]][[米原市]]出身<br />詳細は『'''[[tetsuya#人物]]'''』の頁を参照<br />※[[代表|リーダー]]
|
* Byston-Well <small>(活動期間不明)</small>
119行目:
**<small>KIOTO (1995)</small>
**<small>D'ARK〜EN〜CIEL (1996 - 1997)</small>
**<small>[[P'UNK〜EN〜CIEL]] (2004 - 2012)</small>
*[[tetsuya|TETSUYA]] <small>(2001 - )</small>
*Like〜an〜Angel <small>(2023 - )</small>
|
*'''[[ベース (弦楽器)|Bass]]'''<ref group="注釈">6thアルバム『[[ark (アルバム)|ark]]』収録の「[[ark (アルバム)#収録曲|Perfect Blue]]」や、19thシングル「[[NEO UNIVERSE/finale]]」収録の「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE]]」では6弦ベースの[[フェンダー・ベースVI]]も使用している。また、12thアルバム『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|BUTTERFLY]]』収録の「[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|未来世界]]」のレコーディングでは[[エレクトリック・アップライトベース|アップライトベース]]を弾いている。</ref>
**[[コーラス (ポピュラー音楽)|Chorus]]<ref group="注釈">3rdアルバム『[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|heavenly]]』収録の「[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|静かの海で]]」のレコーディングにおいてメンバー4人でコーラスを担当。tetsuyaが単独でコーラスを担当したのは「[[風にきえないで]]」が初。また、tetsuyaはこの曲以降に発表した、自身が作曲した楽曲でコーラスを頻繁に担当している。ライブでも多くの楽曲でコーラスを担当。</ref>
**[[ギター|Guitar]]<ref group="注釈">10thアルバム『[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|AWAKE]]』収録の「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|TRUST]]」において、tetsuyaがギターを弾いている。なお、「TRUST」をライブで演奏する際、tetsuyaは[[ダブルネック・ギター]]を用い、ベースパートとともに演奏している。また、完全受注生産限定シングル「[[EVERLASTING (L'Arc〜en〜Cielの曲)|EVERLASTING]]」でもギターを担当している。他にも、tetsuyaが作曲した9thアルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|SMILE]]』収録の「[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Time goes on]]」では、tetsuyaが仮演奏したギターソロのテイクが採用されている。</ref>
**[[キーボード (楽器)|Keyboard]]<ref group="注釈">9thシングル「[[DIVE TO BLUE]]」で初めてtetsuyaにキーボードのクレジットが付いている。</ref>
**[[ミュージックシーケンサー|Programming]]<ref group="注釈">9thシングル「[[DIVE TO BLUE]]」で初めてtetsuyaにプログラミングのクレジットが付いている。</ref>
**[[パーカッション|Percussion]]<ref group="注釈">L'Arc〜en〜Cielの様々な楽曲で、tetsuyaは楽器またはそれ以外の音を取り入れている。例えば、9thシングル「[[DIVE TO BLUE]]」では、足付きの灰皿をスティックで叩いた音を手拍子とミックスして音源に取り入れており、tetsuyaにメタルパーカッションのクレジットが付いている。</ref>
**[[拍手|Hand Clap]]<ref group="注釈">4thアルバム『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』収録の「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|I Wish]]」で初めてtetsuyaにハンドクラップのクレジットが付いている。</ref>
|-
| '''[[yukihiro]]'''<br /><small>(読み:ユキヒロ)<br />(本名:淡路 幸宏)</small><br />{{生年月日|1968|11|24}}<br />[[千葉県]][[市川市]]出身<br />詳細は『'''[[yukihiro#人物]]'''』の頁を参照
|
*GUERRILLA <small>(活動期間不明)</small>
139行目:
*[[yukihiro]] <small>(1995, 2001)</small>
*'''L'Arc〜en〜Ciel <small>(1998 - )</small>'''
**<small>[[P'UNK〜EN〜CIEL]] (2004 - 2012)</small>
*[[acid android]]<ref group="注釈">yukihiroのソロ・プロジェクト、[[acid android]]の現在の表記は、大文字で「ACID ANDROID」となっている(2017年7月1日 - )。</ref> <small>(2001 - )</small>
*[[geek sleep sheep]] <small>(2012 - )</small>
145行目:
|
*'''[[ドラムセット|Drums]]''' <small>(3代目)</small>
**[[コーラス (ポピュラー音楽)|Chorus]]<ref group="注釈">9thアルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|SMILE]]』収録の「[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|REVELATION]]」のレコーディングにおいてメンバー4人でコーラスを担当。なお、yukihiroが単独でコーラスを担当した楽曲はなく、ライブでもコーラスを担当したことはない。</ref>
**[[ギター|Guitar]]<ref group="注釈">7thアルバム『[[ray (アルバム)|ray]]』収録の「[[ray (アルバム)#収録曲|trick]]」で初めてyukihiroにギターのクレジットが付いている。他にも9thアルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|SMILE]]』収録の「[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|REVELATION]]」でyukihiroにギターのクレジットが付いている。また、13thシングル「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]」収録の「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|a swell in the sun]]」では、yukihiroがデモに入れていたギターの音のほとんどがそのまま採用されている。</ref>
**[[キーボード (楽器)|Keyboard]]<ref group="注釈">12thシングル「[[浸食 〜lose control〜]]」で初めてyukihiroにキーボードのクレジットが付いている。</ref>
**[[ミュージックシーケンサー|Programming]]<ref group="注釈">8thシングル「[[winter fall]]」で初めてyukihiroにプログラミングのクレジットが付いている。</ref>
**[[サンプラー|Sampler]]<ref group="注釈">13thシングル「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]」収録の「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|a swell in the sun]]」やリミックスアルバム『[[ectomorphed works]]』の収録曲を手掛けるにあたり、yukihiroはサンプラーを使用している。また、10thアルバム『[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|AWAKE]]』収録の「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|My Dear]]」においてyukihiroにサンプルプログラミングのクレジットが付いている。</ref>
**[[ターンテーブル|Turntable]]<ref group="注釈">6thアルバム『[[ark (アルバム)|ark]]』収録の「[[ark (アルバム)#収録曲|Cradle]]」で初めてyukihiroにターンテーブルのクレジットが付いている。他にも10thアルバム『[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|AWAKE]]』収録の「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|My Dear]]」で、yukihiroはターンテーブルを使いスクラッチを鳴らしている。</ref>
**[[パーカッション|Percussion]]<ref group="注釈">L'Arc〜en〜Cielの様々な楽曲で、yukihiroは楽器またはそれ以外の音を取り入れている。例えば、5thアルバム『[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|HEART]]』収録の「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Shout at the Devil]]」では、破損したシンバルを重ねたものを金属の棒で叩いた音が音源に取り入れられており、yukihiroにメタルパーカッションのクレジットが付いている。また、6thアルバム『[[ark (アルバム)|ark]]』収録の「[[ark (アルバム)#収録曲|Perfect Blue]]」をライブで演奏する際、yukihiroは通常の[[ドラムセット]]ではなく、電子パーカッションセットで演奏している。</ref>
**[[バスドラム|Grancassa]]<ref group="注釈">12thアルバム『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|BUTTERFLY]]』収録の「[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|未来世界]]」で初めてyukihiroにグランカッサのクレジットが付いている。</ref>
**[[タンバリン|Tambourine]]<ref group="注釈">7thアルバム『[[ray (アルバム)|ray]]』収録の「[[ray (アルバム)#収録曲|It's the end]]」で初めてyukihiroにタンバリンのクレジットが付いている。</ref>
**[[シェイカー (楽器)|Shaker]]<ref group="注釈">7thアルバム『[[ray (アルバム)|ray]]』収録の「[[ray (アルバム)#収録曲|It's the end]]」で初めてyukihiroにシェイカーのクレジットが付いている。</ref>
**[[拍手|Hand Clap]]<ref group="注釈">9thシングル「[[DIVE TO BLUE]]」で初めて初めてyukihiroにハンドクラップのクレジットが付いている。</ref>
|}
 
164行目:
! パート
! 在籍期間
! style="width:30em25em;" | 備考
|-
| '''hiro'''<br /><small>(読み:ヒロ)</small>
|
*'''[[ギター|Guitar]]''' <small>(初代)</small>
| 1991年2月 - 1992年6月12日
|
174行目:
<div class="NavHead" style="text-align: center">詳細</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left">
* hiroが在籍していた頃に発表したL'Arc〜en〜Cielの公式作品は、バンド初の映像作品『[[L'Arc-en-Ciel (映像作品)|L'Arc-en-Ciel]]』のみとなっている。ただ、脱退後もhiroが在籍していた頃の映像を収めた作品がL'Arc〜en〜Cielとして再収録されている。
* L'Arc〜en〜Ciel脱退後は、peroとともにAnge∞Graie、FEEDを結成。その後はFlameというバンドを立ち上げ活動していた。なお、脱退した後、L'Arc〜en〜Cielのメンバーとの公の場での交流は長らくなかったが、2015年に[[tetsuya]]がソロ名義で開催したライブにおいて、tetsuya、hiro、peroで「[[L'Arc-en-Ciel (映像作品)#収録曲|I'm in Pain]]」と「[[DUNE (アルバム)#収録曲|Dune]]」のセッションを披露している<ref name="hiropero">{{Cite web2|date=2015-08-11|url=https://web.archive.org/web/20150813225336/https://lineblog.me/official/archives/1036605114.html|title=TETSUYA「CÉLUXE NIGHT」で新曲を披露。初代ラルクメンバー、hiroとperoも登場し、特別な夜に|publisher=LINE BLOG|accessdate=2023-02-06|archiveurl=https://megalodon.jp/2023-0206-1147-56/https://lineblog.me:443/official/archives/1036605114.html|archivedate=2023-02-06}}</ref>。
</div></div>
|-
| '''pero'''<br /><small>(読み:ペロ)</small>
|
*'''[[ドラムセット|Drums]]''' <small>(初代)</small>
| 1991年2月 - 1992年12月30日
|
186行目:
<div class="NavHead" style="text-align: center">詳細</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left">
* peroが在籍していた頃に発表したL'Arc〜en〜Cielの公式作品は、バンド初の映像作品『[[L'Arc-en-Ciel (映像作品)|L'Arc-en-Ciel]]』、インディーズシングル「[[Floods of tears/夜想花]]」の2作のみとなっている。ただ、脱退後もperoが在籍していた頃の音源や映像を収めた作品がL'Arc〜en〜Cielとして再収録されている。
* L'Arc〜en〜Ciel脱退後は、hiroとともにAnge∞Graie、FEEDを結成。なお、脱退した後、L'Arc〜en〜Cielのメンバーとの公の場での交流は長らくなかったが、2015年に[[tetsuya]]がソロ名義で開催したライブにおいて、tetsuya、hiro、peroで「[[L'Arc-en-Ciel (映像作品)#収録曲|I'm in Pain]]」と「[[DUNE (アルバム)#収録曲|Dune]]」のセッションを披露している<ref name="hiropero"/>。
</div></div>
|-
| '''[[sakura (ドラマー)|sakura]]'''<br /><small>(読み:サクラ)<br />(本名:桜澤 泰徳)</small><br />{{生年月日|1969|11|20}}<br />[[東京都]][[練馬区]]出身<br />詳細は『'''[[sakura (ドラマー)#人物|sakura#人物]]'''』の頁を参照
|
*'''[[ドラムセット|Drums]]''' <small>(2代目)</small>
**[[コーラス (ポピュラー音楽)|Chorus]]<ref group="注釈">3rdアルバム『[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|heavenly]]』収録の「[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|静かの海で]]」のレコーディングにおいてメンバー4人でコーラスを担当。ライブでは「[[風にきえないで#収録曲|I'm so happy]]」などの楽曲でコーラスを担当。</ref>
**[[パーカッション|Percussion]]<ref group="注釈">4thシングル「[[風にきえないで]]」までは、sakuraのクレジットが"Drums & Percussion"になっていた。</ref>
| 1993年1月16日 - 1997年11月4日
|
201行目:
<div class="NavContent" style="text-align: left">
* sakuraが在籍していた頃に発表したL'Arc〜en〜Cielの公式作品は、映像作品『[[L'Arc-en-Ciel (映像作品)|L'Arc-en-Ciel]]』とインディーズシングル「[[Floods of tears/夜想花]]」を除き、1997年2月までに発表したすべての作品となっている。ただ、脱退後もsakuraが在籍していた頃の音源や映像を収めた作品がL'Arc〜en〜Cielとして再収録されている。
* L'Arc〜en〜Ciel脱退後は、[[ZIGZO]]、[[SONS OF ALL PUSSYS]]、[[Lion Heads]]、[[Rayflower]]、THE MADCAP LAUGHS、gibkiy gibkiy gibkiyといったバンドに参加している。また、L'Arc〜en〜Cielの楽曲制作にも携わる[[富樫春生]]が結成した[[ジャズ・ファンク]]グループ、梵鉾!でもドラムを叩いている。なお、sakuraは脱退した後もL'Arc〜en〜Cielのメンバーと単発的に公の場で共演している。[[hyde]]とは2003年に同氏のソロ名義のライブツアーで共演し、「[[風にきえないで#収録曲|I'm so happy]]」をセッションしており、[[ken]]とはSONS OF ALL PUSSYSで再びバンドメンバーとなっている。また、[[tetsuya]]とは2006年に発行された音楽雑誌『R&R NewsMaker』で対談している他<ref>『R&R NewsMaker』、p.26、ぴあ、2006年10月号No.211、[[EANコード|491-0197391064]]</ref>、2019年に行われたライブイベントで共演し、「[[DUNE (アルバム)#収録曲|Dune]]」をセッションしている<ref>{{Cite web2|date=2019-11-25|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000175072|title=【ライヴレポート】中村佳嗣<生誕五十年記念祭>、清春、TETSUYA、有村竜太朗、ZIGZO、Eins:Vierが奇跡の共演「すげー嬉しいです!」|publisher=BARKS|accessdate=2023-03-31|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230331163114/https://www.barks.jp/news/?id=1000175072|archivedate=2023-03-31}}</ref>。ちなみに後を継いだ[[yukihiro]]は、1997年時点でsakura含めたメンバーにとって事務所の先輩・後輩という関係性にあり、事務所主催のライブイベントの舞台裏では交流があったという。
</div></div>
|}
 
=== ライブサポート ===
{|class="wikitable" style="font-size:small;"
|-
! プロフィール
! パート
! style="width:50em;" | 備考
|-
|'''秦野 猛行'''<br /><small>(読み:はたの たけゆき)
|
*'''Keyboard'''
**Chorus
| 1996年から現在に至るまで、ライブにおけるサポートキーボーディストを担当。「[[Lies and Truth|賽は投げられた]]」「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|Round and Round]]」「[[虹 (L'Arc〜en〜Cielの曲)|THE GHOST IN MY ROOM]]」のレコーディングでは、秦野が共同アレンジャーとして参加している。なお、kenのソロ活動や、[[MORRIE]]([[DEAD END (バンド)|DEAD END]])のライブなどでもサポートを務めている。
|}
 
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== 活動概要 ==
=== 1991年:L'Arc〜en〜Ciel結成 ===
====; バンド結成の経緯 ====
[[File:L'arc En Ciel @ MSG - 3-25-12 - 052.jpg|thumb|L'Arc〜en〜Cielの結成メンバーであるhyde(左)とtetsuya(右)。2012年3月25日開催の[[ニューヨーク]]・[[マディソン・スクエア・ガーデン]]公演の写真]]
1990年前後、[[大阪]]の有名[[CDショップ|レコード店]](ワルツ堂)で[[アルバイト]]をしていた[[tetsuya]]は<ref name="satakin184">ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #184】2022年1月15日放送分</ref>バンドを組むべくメンバー探しを行っていた<ref name="is46">『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.46、シンコー・ミュージック、1996年、[[ISBN|ISBN 4-401-61535-2]]</ref><ref name="bassmaga11">『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.11、リットーミュージック、2010年、[[ISBN|ISBN 978-4-8456-1771-5]]</ref>。そのような中でtetsuyaは、アルバイト先で当時大阪のシーンで有名だったバンド[[BILLY & THE SLUTS]]のボーカルを務めるSAMMYと知り合う<ref name="is46"/><ref name="bassmaga11"/>。そして、SAMMYから「いいギターがいる」と、L'Arc〜en〜Ciel結成メンバーとなるhiroを紹介された<ref name="is46"/><ref name="bassmaga11"/>。その後tetsuyaは、hiroと2人でバンドを結成する方向で動いていたが、形にならず終わってしまう<ref name="bassmaga11"/>。このあともメンバーを探すためライブハウスに頻繁に訪れていたtetsuyaは、とあるギタリストに「今度スタジオで音を出そうと思ってる、ちょうどベースがいないから合わせてみる?<ref name="is46"/>」と誘われて参加したセッションで、L'Arc〜en〜Cielの結成メンバーとなる[[hyde]]とperoに出会う<ref name="is46"/><ref name="bassmaga11"/>。余談だが、この当時tetsuyaはバンドメンバーを探すため、多くのミュージシャン志望の人とセッションしており、その中には当時[[Luis-Mary]]のボーカリストとして高い知名度を持ち、後に[[T.M.Revolution]]としても活動を始める[[西川貴教]](当時は"灰猫"名義で主に活動)もいたという<ref name="bassmaga11"/>。
1990年前後、[[大阪]]の有名レコード店(ワルツ堂)でアルバイトをしていたtetsuyaは<ref name="satakin184">ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #184】2022年1月15日放送分</ref>バンドを組むべくメンバー探しを行っていた<ref name="is46">『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.46、シンコー・ミュージック、1996年</ref><ref name="bassmaga11">『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.11、リットーミュージック、2010年</ref>。そのような中でtetsuyaは、アルバイト先で当時大阪のシーンで有名だったバンド、[[BILLY & THE SLUTS]]のボーカルであるSAMMYと知り合う<ref name="is46"/><ref name="bassmaga11"/>。そして、SAMMYから「いいギターがいる」と、L'Arc〜en〜Ciel結成メンバーとなるhiroを紹介される<ref name="is46"/><ref name="bassmaga11"/>。その後tetsuyaは、hiroと2人でバンドを結成する方向で動いていたが、形にならず終わってしまう<ref name="bassmaga11"/>。このあともメンバーを探すため頻繁にライブハウスを訪れていたtetsuyaは、とあるギタリストに「今度スタジオで音を出そうと思ってる、ちょうどベースがいないから合わせてみる?<ref name="is46"/>」と誘われセッションに参加する<ref name="is46"/><ref name="bassmaga11"/>。そこで、L'Arc〜en〜Cielの結成メンバーとなるhydeとperoに出会う<ref name="is46"/><ref name="bassmaga11"/>。
 
一方、hydeもtetsuyaと同様に、バンドを組むべく大阪でメンバー探しを行っていたという<ref name="is46"/><ref name="is47">『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.47、シンコー・ミュージック、1996年、[[ISBN|ISBN 4-401-61535-2]]</ref>。そして、Kiddy Bombsというバンドと知り合い、同バンドのドラマーであるperoと交流を持つようになる<ref name="is47"/><ref name="hyde82">『THE HYDE』、p.82、ソニー・マガジンズ、著者:寶井秀人、2012年1月29日、[[ISBN|ISBN 978-4789735186]]</ref>。その後、Kiddy Bombsがボーカル脱退に伴い解散状態となり、peroはhydeに「一緒にバンドやろう」と声をかける<ref name="is47"/>。こうしてhydeとpero、さらにKiddy Bombsのギタリストとベーシストを加えた4人は、新たなバンド[[Jelsarem's Rod]]を結成する<ref name="is47"/><ref name="hyde82"/>。そして結成してすぐに、ベーシスト以外の3人はtetsuyaも参加した前述のセッションに赴いたという<ref name="is47"/><ref name="hyde82"/>。
 
tetsuyaは2010年に発表された書籍のインタビューの中上記のセッションを振り返り「課題曲を決めておいて、セッションで何曲か合わせて…お互いに様子見ですよね、お見合いみたいな。peroとhydeは一緒にバンドをやってて、僕は僕で、別のところで、hiroとふたりでメンバーを探してたんですよ<ref name="bassmaga11"/>」と述懐している。また、hydeは2012年に発表した自叙伝の中で「当時はJelsarem's Rodを作ったばかりだったから、他のバンドには興味が持てなくて。peroが"行こうよ"って言うから行ったけど、ひと通り演奏して帰ったっていう感じだったね。まあ、"上手だな〜""うちのバンドとは全然違うな〜"とは思ったけど<ref name="hyde82"/>」と述懐している。そして、このセッションでhydeとperoと出会ったtetsuyaは、L'Arc〜en〜Ciel結成に向け大きな一歩を踏み出すことにする。
 
というのも、tetsuyaはhydeとperoと出会った際に、"hyde、pero、hiro、自分で全部がつながった"、"すごいバンドになる"と直感的に感じたという<ref name="bassmaga11"/>。そのため、tetsuyaは「自分とバンドを組まないか」とhyde、peroの2人に打診したとする<ref name="bassmaga11"/>。ただ、前述の通り「Jelsarem's Rodを結成したばかりだから」という理由でhydeに断られてしまう<ref name="bassmaga11"/>。それでも諦め切れなかったtetsuyaは、Jelsarem's Rodのライブに足繁く通い、hydeとperoを口説き続けたという<ref name="bassmaga11"/><ref name="hyde82"/>。この当時のtetsuyaの熱烈な勧誘を振り返り、hydeは「その時(セッションの時)にtetsuyaは俺らに目をつけてたみたいで。それから、毎回、俺らのバンドのライブに来てくれるようになって、打ち上げにも来たし電話もあったんだけど、"どう?バンド、調子ええ?"って聞くから"うん、調子ええよ"って言うと、"そっか"って残念そうにしてたな(笑)<ref name="hyde82"/><ref name="hyde83">『THE HYDE』、p.83、ソニー・マガジンズ、著者:寶井秀人、2012年1月29日、[[ISBN|ISBN 978-4789735186]]</ref>」と述べている。また、後年tetsuyaは、このとき当時の自身の行動について「ちょっと今では考えられない(笑)。当時はもっとおしゃべり、おしゃべりじゃないな、積極的な少年やって<ref name="is47"/>」と振り返っている。なお、peroはtetsuyaの誘いに乗り気だったようで、tetsuya曰く「"hydeがOKしたら俺はいつでも行くよ"的なことを言ってた<ref name="is47"/>」という。
 
止めどないラヴ・コールを受け続けたhydeは、Jelsarem's Rodの先行きが見えなかったこともあり、tetsuyaともう一度セッションすることを決意する<ref name="is47"/>。そして1991年2月頃、[[西宮市|兵庫県西宮]][[西宮北口|北口駅]]のスタジオにてhyde、tetsuya、peroに、tetsuyaと共にバンドメンバーを探していたhiroを加えた4人でセッションを行う<ref name="is47"/><ref>『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.48、シンコー・ミュージック、1996年、[[ISBN|ISBN 4-401-61535-2]]</ref><ref name="hyde83"/>。このセッションを通じ「やっぱり自分たちのバンドとは全然クオリティーが違う<ref name="hyde83"/>」と感じたhydeは、tetsuyaからの誘いに「一緒にやろう」と返答し<ref name="hyde83"/>、Jelsarem's Rodを解散させ<ref name="hyde83"/>新たなバンド'''L'Arc〜en〜Ciel'''を結成することを決断する<ref name="hyde83"/>。なお、後年hydeは2012年に発表した自叙伝でJelsarem's Rodの解散を決めたときを振り返り「そうこうしてるうちに、俺らのバンド(Jelsarem's Rod)もすごく行き詰ってきて。毎回、ギターソロは、スケールが外れてるし(笑)。友達としては大好きだったんだけど、バンドとしてこれでは無理だと気がついて来たんだ。その後、Jelsarem's Rodの解散を切り出す事になるんだけど、とてもつらかったのを覚えてる<ref name="hyde83"/>と綴っている。
 
こういった紆余曲折があり、'''[[hyde]]'''<small>(結成当時のアーティスト名義は"hide")</small>(ボーカル)、'''hiro''' (ギター)、'''[[tetsuya]]'''<small>(結成当時のアーティスト名義は"tetsu")</small>(ベース)、'''pero''' (ドラムス)の4名から成るロックバンド、L'Arc〜en〜Cielが結成された。結成した段階ではバンドにリーダーはいなかったが、hydeの推薦によりtetsuyaがリーダーになっている<ref name="hy87">『THE HYDE』、p.87、ソニーマガジンズ、2012年</ref>。hydeは2012年に発表した自叙伝の中で、tetsuyaをリーダーにしようと考えた経緯について「先導が誰かを決める必要があったんだと思う。本人が"リーダーになる"って言えないだろうから"tetsuyaがリーダーに相応しいと思う"って言ったんだよ。tetsuyaは当時からしっかり者だったからね<ref name="hy87"/>」と述べている
 
余談だがなお、L'Arc〜en〜Cielは結成後3回にわたりメンバーの脱退・加入が繰り返されているが、新加入したメンバーはいずれもバンドの発起人であるtetsuyaの知り合い、もしくは直接知り合っていないながら奇しくもバンド結成の流れの中に居合わせていた人物となっている。例えば、hiroと入れ替わるかたちで1992年に加入したギタリストの[[ken]]は、tetsuyaとバンドを組んでいたことがあった幼馴染で客としてL'Arc〜en〜Cielを観たこともあった<ref>『THE HYDE』、p.86、ソニー・マガジンズ、著者:寶井秀人、2012年1月29日、[[ISBN|ISBN 978-4789735186]]</ref>。そして、peroと入れ替わるかたちで1993年に加入した[[Sakura (ドラマー)|sakura]]は、tetsuyaがアルバイトしていたレコード店に訪れたロックバンド[[DEAD END (バンド)|DEAD END]]でドラムを担当していた[[湊雅史]]の[[ローディー]]を務めており、tetsuyaと直接知り合っていないものの、アルバイト先に赴いていたことがあった<ref name="bassmaga11"/>。そして、sakura脱退後の1998年に加入した[[yukihiro]]は、当時[[ZI:KILL]]のドラマーを務めており、tetsuyaがhydeとperoの2人と出会った最初のセッションに招待したギタリストとライブハウスで接触した当日に、奇しくもそこでライブをしていたという<ref name="bassmaga11"/>。
 
以上のように、L'Arc〜en〜Cielは結成メンバー4人、そしてのちに加入するメンバー3人、合わせて計7人によって歴史が紡がれていくことになる。なお、L'Arc〜en〜Cielというバンド名は、後述の[[L'Arc〜en〜Ciel#バンド名の由来|バンド名の由来]]の項目にあるように、[[大気光学現象]]のひとつである「[[虹]]」を意味している。そして虹の色数は日本では一般的に「7色」とされており、これは奇しくも「L'Arc〜en〜Cielに在籍したメンバーの数」と一致する。この偶然の一致について、[[tetsuya]]は2006年に受けた音楽雑誌のインタビューの中で、この偶然の一致ついて「今までのラルクのメンバーって7人(hyde, hiro, tetsuya, pero, ken, sakura, yukihiro)いるんですよ。なんかそれも運命かなぁって。誰ひとり欠けても今のラルクはない<ref name="RR061116">『R&R NewsMaker』、p.16、ぴあ、2006年10月号No.211、[[EANコード|491-0197391064]]</ref>」と述べている。ちなみにアーティストが自身のメモリアルイヤーを定める際、メジャーデビュー年を起点に算出するミュージシャンと、結成年・活動開始年を起点に算出するミュージシャンの2パターンに分かれることが多いが、L'Arc〜en〜Cielは後者の"結成年"を基準にしていることが多い。L'Arc〜en〜Cielの場合、結成年を基準にすることにより、結成メンバー4人でアマチュアバンドとして活動していた時期も年数に含めることができるが、このことが"結成年"を基準にしている理由かどうかは定かでない。
 
====; バンド名の由来 ====
[[ファイル:L'Arc-en-Ciel logo (2020).svg|サムネイル|バンドのロゴの一例]]
バンド名は、結成時にオリジナルメンバー4人が各々で、様々な案を考えたという<ref name="w1102p25">『[[WHAT's IN?]]』、p.25、ソニー・マガジンズ、2011年2月号、[[EANコード|491-0198550217]]</ref>。結果的に[[tetsuya]]が提案した、[[フランス語]]で「[[虹]](=空に架かる橋)」を意味する『[[wikt:arc-en-ciel|arc-en-ciel]]<ref group="注釈">英語直訳は「(the) arch in (the) sky」、日本語直訳は「空中のアーチ」。セールスが伸びはじめた頃は、テレビ等では「天空に架かる橋」と訳されていた。</ref>』を由来とした「'''L'Arc〜en〜Ciel'''(カナ表記では'''ラルク アン シエル''')」<small>({{IPA-fr|laʀkɑ̃sjɛl}} ラルコンスィエル、ラフコンスィエル<ref group="注釈">「[[パリ]]の[[有声口蓋垂摩擦音|ʁ]]音」で発音した場合</ref>)</small>という言葉がバンド名に採用されている<ref name="w1102p25"/>。ちなみにバンド名は、そのときのデザインによって「'''L'Arc-en-Ciel'''」という表記で記載している場合もある。
バンド名は、結成時にオリジナルメンバー4人が各々で、様々な案を考えたという<ref name="w1102p25">『WHAT's IN?』、p.25、ソニー・マガジンズ、2011年2月号</ref>。結果的にtetsuyaが提案した、[[フランス語]]で「[[虹]](=空に架かる橋)」を意味する『[[wikt:arc-en-ciel|arc-en-ciel]]<ref group="注釈">英語直訳は「(the) arch in (the) sky」、日本語直訳は「空中のアーチ」。セールスが伸びはじめた頃は、テレビ等では「天空に架かる橋」と訳されていた。</ref>』を由来とした「'''L'Arc〜en〜Ciel'''(カナ表記では'''ラルク アン シエル''')」<small>({{IPA-fr|laʀkɑ̃sjɛl}} ラルコンスィエル、ラフコンスィエル<ref group="注釈">「[[パリ]]の[[有声口蓋垂摩擦音|ʁ]]音」で発音した場合</ref>)</small>という言葉がバンド名に採用されている<ref name="w1102p25"/>。なお、バンド名はそのときのデザインによって「'''L'Arc-en-Ciel'''」という表記で記載される場合もある。
 
[[tetsuya]]曰く「L'Arc〜en〜Ciel」というワードは、当時[[書店|本屋]]などをまわり、様々な資料をもとにバンド名に適した言葉を探していたときに、たまたま見つけた言葉だったという<ref name="w1102p25"/>。この言葉を見つけた経緯について、tetsuyaは2011年に受けた音楽雑誌のインタビューの中、この言葉を見つけた経緯について「当時はインターネットとかなかったので、本屋さんとかでいろんな資料を見たんですが、その中にこのフランス語の言葉があった。意味は虹ですけど、分割すると、天空にかかる橋。見た目もいいし、響きもいい。音楽でいろんな色を表現するというところでも合うなと。長くて、覚えにくいものではあるけれど、ローマ字で表記したときにインパクトがあると思ったんです<ref name="w1102p25"/>」「(この言葉には)洋服のブランドみたいな雰囲気もあって、いいかなって<ref name="w1102p25"/>」と語っている。なお、hydeは2012年に[[アメリカ]]の経済雑誌『[[フォーブス (雑誌)|フォーブス]]』の取材を受けた際に、バンド名の由来について「名前を付けようと思ったときに、英語の単語はもう全部他のバンドに使われていたから新鮮だったフランス語にした<ref name="forbes">{{Cite web2|date=2012-03-27|url=https://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2012/03/27/l-arc-en-ciel-the-richest-rock-band-youve-never-heard-of/?sh=48591b7c1261|title=L'Arc-En-Ciel: The Richest Rock Band You've Never Heard Of|publisher=Forbes|accessdate=2021-05-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210515105721/https://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2012/03/27/l-arc-en-ciel-the-richest-rock-band-youve-never-heard-of/?sh=48591b7c1261|archivedate=2021-05-15}}</ref>」「特に最初意味はなかったんだけど、今のバンドの音楽性が多彩なので、それを上手く表している名前だな、と僕たちも思う<ref name="forbes"/>」と述べている。
 
ちなみに、結成当初に作られたL'Arc〜en〜Cielのバンドロゴやチラシは、hydeの手で制作されている。なお、hydeは[[画家]]や[[漫画家]]、[[デザイナー]]といった職業に憧れ「絵の道に進もう」と考えていたことから、かつて[[専門学校|デザイナー学校]]に通っていた経歴がある<ref name="hyde84"/>。
なお、2012年に受けた[[アメリカ]]の経済雑誌『[[フォーブス (雑誌)|フォーブス]]』のインタビューで、バンド名の由来を聞かれた際に、[[hyde]]は「名前を付けようと思ったときに、英語の単語はもう全部他のバンドに使われていたから新鮮だった[[フランス語]]にした<ref name="forbes">{{Cite web2|date=2012-03-27|url=https://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2012/03/27/l-arc-en-ciel-the-richest-rock-band-youve-never-heard-of/?sh=48591b7c1261|title=L'Arc-En-Ciel: The Richest Rock Band You've Never Heard Of|publisher=Forbes|accessdate=2021-05-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210515105721/https://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2012/03/27/l-arc-en-ciel-the-richest-rock-band-youve-never-heard-of/?sh=48591b7c1261|archivedate=2021-05-15}}</ref>」「特に最初意味はなかったんだけど、今のバンドの音楽性が多彩なので、それを上手く表している名前だな、と僕たちも思う<ref name="forbes"/>」と述べている。ちなみに、結成当初に作られたL'Arc〜en〜Cielのバンドロゴやチラシは、hydeの手で制作されている。なお、hydeはミュージシャンを志す前に、[[画家]]や[[漫画家]]、[[デザイナー]]といった職業に憧れ、「絵の道に進もう」と考えていたことから、かつて[[専門学校|デザイナー学校]]に通っていた<ref name="hyde84"/>。後年hydeは、結成当初にバンドロゴや、ライブのチラシを作っていた頃を振り返り「俺が出来る事と言えば、バイト先のカラーコピー機を無断使用してライブのチラシを作る事だった。ベルトと手袋の会社で梱包のバイトをしてたんだけど、俺の経歴のデザイナー学院卒を見てくれて、企画を手伝うことになったんだ。ファッションデザイナーが描いてくるベルトの絵を、商品化しやすいような絵に変えるような仕事がメインだったかな。ほとんどは一人で作業してたから、当時は1枚100円くらいしたカラーコピーを何十枚も刷ってたね(笑)。見つかったら怒られるだろうからヒヤヒヤしながらやってたよ(笑)。CDをリリースしてた訳じゃないからバンドのアートセンスはチラシで決まる所もあって、結構時間をかけた。それこそまさにアナログでカラーコピーを駆使した「self portrait」(音楽雑誌『R&R NewsMaker』で連載していたhydeによるアート企画)の原型だね。L'Arc〜en〜Cielの質を上げるのに貢献したと思うよ。そこのデスクで初代のロゴも作った。カッターとのりで切り貼りしたヤツを何度もコピーしたから少し歪んでるけどね(笑)<ref name="hyde84"/>」と述懐している。
 
1995年2月1日にはバンドの公式ファンクラブ「Ciel」が設立されている。それから約5年後の2000年4月21日には、名称が「LE-CIEL」に変更されている。公式ファンクラブの名称は、フランス語で「[[空]]」という意味を持つ『''[[wikt:ciel|ciel]]''』が由来となっており、この名称には「ファンとバンドが"空"と"虹"のような関係でいれたら」というL'Arc〜en〜Cielの想いが込められている。
余談だが、バンド名の由来に関し、「当時[[tetsuya]]が[[阪急三番街|阪急梅田三番街]]にあった[[喫茶店]]の名前を気に入り、そこから取った」という根も葉もない噂が世間で流布されたことがあったが、この説は、バンドの名付け親であるtetsuya本人の口から何度も明確に否定されている<ref name="w1102p25"/><ref name="bassmaga14">『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.14、リットーミュージック、2010年、[[ISBN|ISBN 978-4-8456-1771-5]]</ref>。このデマについて、tetsuyaは音楽雑誌『[[WHAT's IN?]]』2011年2月号でのインタビューで「梅田に同じ表記の喫茶店があって、そこからとったという説がずーっと[[Wikipedia]]に書かれてたんですよ。でもまったく関係ないです。冷静に考えてみてくださいよ、喫茶店の名前からバンド名をとるわけないじゃないですか!?<ref name="w1102p25"/>」と述べている。
 
余談だが、バンド名の由来に関し「tetsuyaが[[阪急三番街|阪急梅田三番街]]にあった[[喫茶店]]の名前を気に入り、そこから取った」という根も葉もない噂が世間で流布されたことがあった。この説は、バンドの名付け親であるtetsuya本人の口から何度も明確に否定されている<ref name="w1102p25"/><ref name="bassmaga14">『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.14、リットーミュージック、2010年</ref>。tetsuyaは音楽雑誌『[[WHAT's IN?]]』2011年2月号でのインタビューの中で、このデマについて「梅田に同じ表記の喫茶店があって、そこからとったという説がずーっと[[Wikipedia]]に書かれてたんですよ。でもまったく関係ないです。冷静に考えてみてくださいよ、喫茶店の名前からバンド名をとるわけないじゃないですか!?<ref name="w1102p25"/>」と述べている。
ちなみに、1995年2月1日付けでバンドの公式ファンクラブ「Ciel」が設立されている。それから約5年後の2000年4月21日には、公式ファンクラブの名称が「LE-CIEL」に変更されている。なお、公式ファンクラブの名称は、[[フランス語]]で「[[空]]」という意味を持つ『''[[wikt:ciel|ciel]]''』が由来となっており、この名称には「ファンとバンドが"空"と"虹"のような関係でいれたら」というL'Arc〜en〜Cielの想いが込められている。
 
====; バンド結成直後の活動方針、当時のアマチュアバンドの逆を行くブランディング戦略 ====
1991年2月頃のセッションを経て、新たに結成されたバンド、L'Arc〜en〜Cielは、同1991年5月30日に[[難波ロケッツ]]で記念すべきファーストライブを開催する<ref name="rsj52">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.52、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。このライブはいわゆる対バン形式だったが、100人以上の動員を記録。そして、1991年9月27日に同所でL'Arc〜en〜Cielとして初のワンマンライブを行い、300人以上の観客を集めている<ref name="rsj52"/>。こうしてL'Arc〜en〜Cielは、結成して間もなくバンドが軌道に乗り始め、大阪を中心に様々な活動を展開していくことになる。なお、L'Arc〜en〜Cielが結成当初から一定の人気を獲得できていたのは、hyde曰く、hiroが以前組んでいたバンドで名を知られていたことや<ref name="hyde84">『THE HYDE』、p.84、ソニー・マガジンズ、著者:寶井秀人、2012年1月29日、[[ISBN|ISBN 978-4789735186]]</ref>、tetsuyaの考えたプロモーション・イメージ戦略によるところが大きいという<ref name="hyde84"/>。
 
後年hydeは2012年に発表した自叙伝の中で、結成当時のL'Arc〜en〜Cielの活動を振り返り、後年hydeは2012年に発表した自叙伝で「面白かったのは、L'Arc〜en〜Cielって最初から戦略的だった事。俺なんかは、いいライブさえやっていれば、いつかそれが人目に付いて、動員が増えてプロになれるんじゃないかな?くらいに考えてたんだけど、L'Arc〜en〜Cielはとても戦略的で、tetsuyaはもう既に大勢の人の名簿を持っていて、それを元に[[ダイレクトメール]]を送ったり、ギターのhiroは、元々ちょっと名前の知れた子だったから、その子が復活するってだけでも話題になったり、最初のライブは150人だったかな?ちょっと普通ではありえないような動員があったね<ref name="hyde83"/><ref name="hyde84"/>」と綴っている。また、後年tetsuyaは「今だと[[個人情報の保護に関する法律|個人情報保護]]とかでダメだと思うんですけど、当時僕が[[アルバイト]]していた[[CDショップ|レコード店]]にあるお客さんのリストを使って、ライブ開催のダイレクトメールを送ったりしてましたね<ref name="satakin124">ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #124】2020年9月19日放送分</ref>」と当時を振り返っている。
 
その後L'Arc〜en〜Cielは、この当時のアマチュアバンドが行っていたありがちな活動とは逆の戦略を展開し始める。この当時のアマチュアバンドの多くは、手作りのデモテープを販売することで活動資金を集め、それをもとに様々な地域でツアーと称し、長期的なライブ活動を行うことが定番になっていた<ref name="bassmaga14"/><ref name="satakin124"/>。こういったバンドが溢れる中、活動最初期の頃のL'Arc〜en〜Cielはデモテープの販売を避け、あえて大阪からあまり動かず、先々のライブ予定も発表しないスタンスをとっていた<ref name="bassmaga14"/>。この当時の活動方針について、tetsuyaは「当時ね、周りの同じようなバンドはライブをいっぱいやってたんですよ。数をこなす、みたいな。月に2〜3回はライブやって、それこそツアーで全国を回るとか。でも僕らは月1回に絞って、それ以上はやらない、ツアーもやらない。で、大阪に観に来てもらう、東京からでも来てもらう…ぐらいの気持ちでやってました。ライブの本数をあえて絞りましたね<ref name="bassmaga14"/>」「あと、他のバンドは先々のスケジュールまで発表しちゃうんですけど、そうじゃなくて、次のライブは観に来た人に伝える。ライブに来て初めて、次のライブをいつどこでやるのかわかる。逆に、来ないとわからない。次はいつ観られるかわからないっていう状況をあえて作りましたね<ref name="bassmaga14"/>」と語っている。このようにライブの開催数を減らし、長期のライブスケジュールを発表しない戦略をとったことによって、口コミが喚起され、動員数が増加していったとtetsuyaは当時を述懐している<ref name="bassmaga14"/>。なお、ライブを行った際は、メンバー主導で[[音楽雑誌]]編集者に対し、公演の模様や動員数などの情報を送り、より外に話題を広げていくためのプロモーション施策を行っていたという<ref name="satakin124"/>。後年hydeは、こういったバンドを広める戦略について「バンドがたくさん居る東京に行くよりも、大阪で一番になったほうが目立つだろうっていう、tetsuyaの考え方もすごく賢いと思ったし。実際その通りになった<ref>『THE HYDE』、p.88、ソニー・マガジンズ、著者:寶井秀人、2012年1月29日、[[ISBN|ISBN 978-4789735186]]</ref>」と述懐している。
 
ちなみに、あえてデモテープを販売しなかった背景には、「ライブに来ないと(曲を)聴けない<ref name="bassmaga14"/>」「自分たちが納得できるタイミングで音源を出したい」というtetsuyaなりの考えがあったという。そのため、L'Arc〜en〜Cielは結成してすぐに、レーベルからの勧誘あるいはデモテープ販売しないか」という催促があったにもかかわらず、それらすべてを断っていたという。tetsuyaは、2011年に公表され受けたインタビューで「インディーズバンドに群がる大人っていっぱいいるんですよ、今も昔も。ライブハウスでちょっと動員があると聞くと、すぐ飛んできて"うちでやらないか"って声をかけてくる、金儲けを考える大人たちがたくさんいる。俺らのとこにもいっぱい来ました。自分たち的にはタイミングとしてまだ何も出したくなかったので、メジャーから話が来ても断っていました<ref name="nata20_5">{{Cite web2|date=2011-02-16|url=https://natalie.mu/music/pp/larcenciel/page/5|title=バンド結成20年の歴史を振り返るメンバー4人ソロインタビュー L'Arc-en-Ciel(5/8)|publisher=ナタリー|accessdate=2023-02-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230227093503/https://natalie.mu/music/pp/larcenciel/page/5|archivedate=2023-02-27}}</ref>」と当時を述懐し語っている。
 
他にも、この当時のアマチュアバンドの中には、観客との距離を詰め、ライブの打ち上げに客を参加させるバンドも多く存在していたが、L'Arc〜en〜Cielはこういったファンとの過度なコミュニケーションを一切行わないようにしていた<ref name="satakin184"/>。また、tetsuya曰く、[[ブランディング]]の観点から、メンバーが自作したライブのチラシやフライヤーを直接配布する行為をしないようにしたり<ref name="nata20_5"/>、会場に出入りする観客の前でメンバーが演奏機材を運搬するといった行動を避けるため、結成当初から[[ローディー]]やスタッフを雇っていたという<ref name="satakin184"/>。こういったイメージ作りについて、後年tetsuyaは、2022年に公開された自身がパーソナリティを務めるインターネットラジオ番組で「ブランディングとして人気があるように見せた、最初から<ref name="satakin184"/>」「ラルクとして機材を自分達で(会場に)運んだなんてことは歴史上ない<ref name="satakin184"/>」「売れる前から徹底してやってたんですよ。"勘違いしてる"と言われようと<ref name="satakin184"/>」と述べている。
 
上記のような頭を使った戦略をとったことで、L'Arc〜en〜Cielは結成してすぐにワンマンライブで観客を埋めることができ、先輩バンドに頼み込んで前座でライブに出させてもらったり<ref name="satakin124"/>、全国を行脚して対バンライブで知名度を上げていくといった施策を行わなくて済んだため、当時のバンドの滑り出しとしては、稀に見る順風満帆な始まり方となった。そのため、tetsuyaは当時について「L'Arc〜en〜Cielって、苦労してないんですよ(笑)<ref name="satakin124"/>」と冗談交じりで述懐している。また、tetsuyaは当時の活動方針について「やるべきことはやったんですよ?やるべきことはやったけど、無駄な努力はあまりしてないっていうか、ムダな下積みは。努力って、的を射た努力しないと意味がないと思ってて。なんかがむしゃらに頑張っても、意味のない努力をいくら頑張っても結果出ないじゃないですか。だからちゃんと目標を決めて、どこに向かいたいのか、どうしたいのか、そのための努力は何なのか、っていうのを考えて、そのためのやるべきことをやってきた。それをやっただけですよ<ref name="satakin124"/>」と語っている。さらにtetsuyaは、結成当初に対バンライブをあまり行わなかったことについて「対バンで3バンド、4バンド一緒にライブやるのとか、そういうことは本当にしたくないなって思ってたんで、僕が、個人的に。(対バンライブで他のバンドのファンがこちらに興味を持つといった)そういう戦略もあると思うんですけど、僕はそれを当時は取りたくなかったんですよ。やっぱり3バンドも4バンドも出てたら、ゴチャゴチャじゃないですか、楽屋まわり。そういうのがイヤだったんでしょうね。だからホントにワンマンがやりたかったんですよ、それこそ最初から。最初からワンマンでやれるバンドにしたくて。で、本当に最初の数回ですよ、対バンでやったの<ref name="satakin124"/>」と述べている。
 
余談だが上記にあるように、L'Arc〜en〜Cielは上記にあるように、当時のアマチュアバンドの中では珍しく、あまり対バンライブを行わない珍し”群れないバンドであったが、数少ない対バン相手としてロックバンド、[[黒夢]]がいた<ref name="satakin124"/>。tetsuyaは「黒夢(との対バン)はお互いにメリットがあったというか。黒夢は黒夢で、もうある程度の立ち位置にいて、固定のファンもある程度いて。黒夢にとってもラルクにとっても…お互いがハッピーになるような感じだったから、"対バンしよう"って言う話になったんです<ref name="satakin124"/>」と述べている。ちなみにtetsuyaは2022年に自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で<ref name="satakin211">ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #211】2022年8月6日放送分</ref>、「L'Arc〜en〜Cielのライバルバンドは?」と聞かれ、「我々の一番のライバルは黒夢<ref name="satakin211"/>」と答えている。なお、黒夢の中でも特にボーカルの[[清春]]は、L'Arc〜en〜Cielの現メンバーのほとんどと現在でも交流があり、お互いがメジャーデビューした後もライブイベントや楽曲制作の場で共演している。
 
=== 1992年 - 1997年:『DUNE』『Tierra』『heavenly』『True』 ===
; 幻のアルバムレコーディング、hiroとperoの脱退、kenとsakuraの加入
1992年に入り、3月に大阪・[[東京]]でオリジナルビデオ『[[L'Arc-en-Ciel (映像作品)|L'Arc-en-Ciel]]』のプレゼントライブを[[大阪府|大阪]]の他に[[東京都|東京]]でも行い、[[関東地方]]にも活動拠点を広げるが<ref>「[http://www.larc-en-ciel.com/jp/ L'Arc-en-Ciel Official Web Site]」内「Biography」→「1992」。</ref>、同年6月12日の難波ロケッツで行われたライブ終了公演をもってギタリストのhiroが脱退することとなった。後にはtetsuyaの幼馴染で、当時[[名古屋工業大学]]で建築学を専攻していた大学生時代に親交あった'''[[ken]]'''が加入するそしてkenは同年6月25日の[[ロフト加入直後からNight (ライブハウス)|新宿ロフト]]で行われたライブでL'Arc〜en〜CielGallery Records契約めてステのアルバム作品のレコジに立つこととなったディングを開始する
 
1992年10月に、アルバムレコーディングの中で制作された楽曲「[[DUNE (アルバム)#収録曲|VOICE]]」をオムニバスアルバム『Gimmick』にバンド初の音源として提供する。その後アルバムが完成するが、出来映えに不満を持っていたメンバーはリリースを取り下げることにしている。しかし、レーベル側から「メンバーの意向に関わらず、所有している原盤権を行使しアルバムをリリースする<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.77、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>」「発売を中止する場合、L'Arc〜en〜Cielがレコーディングに費やした制作費を全額支払うように」と回答があり、交渉が難航してしまう。この問題をtetsuyaから聞いた[[デンジャークルー|Danger Crue Records]]の代表の大石征裕(現:[[マーヴェリック・ディー・シー・グループ]]代表)は、知り合いだったNight Gallery Recordsの社長、森田文章(DENDO MARIONETTE)とコンタクトをとる<ref name="oishi78">『大石征裕 自伝 夢の船』、p.78、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>。そして大石と森田の交渉の結果、「レコーディングにかかった経費をDanger Crue Recordsが負担することで、原盤権をDanger Crue Recordsに譲渡する<ref name="oishi78"/>」ことが決まった。その後、原盤権を手にした大石はL'Arc〜en〜Cielの意を汲み、シングル化が決まり事前予約も終わっていた「[[Floods of tears/夜想花|Floods of tears]]」と「[[Floods of tears/夜想花|夜想花]]」の2曲を除き、アルバムの音源をすべて廃棄することにしている<ref name="oishi78"/>。
 
トラブルが収まった直後、1992年12月30日にドラマーのperoが脱退することになる<ref name="rsj52"/>。そして1993年1月16日付けで、様々なロックバンドや[[キャバレー (接待飲食店)|キャバレー]]の箱バンド<ref name="is178">『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.178、シンコー・ミュージック、1996年</ref>でセッションドラマーとして音楽活動をしていた'''[[sakura (ドラマー)|sakura]]'''が新たに加入。1993年1月28日からDanger Crue Recordsと連携し、改めて1stアルバムの制作に取り掛かる。
 
; 初のアルバムでインディーズチャート首位獲得、キューンソニーからのメジャーデビュー
1993年4月に1stアルバム『'''[[DUNE (アルバム)|DUNE]]'''』を発表。この作品にはL'Arc〜en〜Cielのメンバー4人のルーツミュージックの要素が色濃く反映されており、[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]や[[ポスト・パンク]]、[[プログレッシブ・ロック]]、[[ゴシック・ロック]]の他、4人が好むバンド、[[DEAD END (バンド)|DEAD END]]からの影響が随所にみられるものになっている<ref>{{Cite web|date=2024-05-03|url=https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80746#google_vignette|title=日本が誇るモンスターバンド・L'Arc〜en〜Ciel、シーンに“白”をもたらしたカリスマと特異な音楽性の魅力|publisher=JBpress|accessdate=2024-09-08|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240908201615/https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80746#google_vignette|archivedate=2024-09-08}}</ref>。なお、L'Arc〜en〜Cielの詳細を綴った当時の紙資料には「ニュー・ウェーブ・バンド」という紹介文が書かれていた<ref name="ch03190">『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』、p.190、ソニー・マガジンズ、2006年(『uv vol.102』の再掲)</ref>。この紹介文はtetsuyaが考えたもので、後年tetsuyaは経緯について「当時、音楽のジャンルっていうと、ロック、パンク、ニューウェーブくらいしか言葉が思いつかなかった<ref name="ch03190"/>」と述懐している。そしてこのアルバムは、自身初の一般流通作品でありながら、同年5月10日付の[[オリコンチャート|オリコン週間インディーズアルバムチャート]]で首位を獲得する。このアルバムの発表をもって、L'Arc〜en〜Cielはインディーズシーンでの人気を証明し、メジャーレーベルからの契約提示を受け、活動がより大規模になっていくこととなる。
 
L'Arc〜en〜Cielは1993年6月から、バンド初の日本全国をまわるライブツアー「Close by DUNE」を開催。このツアー中、ソニー・ミュージックの社員が観賞のためライブに訪れており<ref name="RR061116"/>、これがきっかけとなり1993年の夏頃にソニー・ミュージックの社内レーベル、[[キューンミュージック|Ki/oon Sony Music]](現:Ki/oon Music)と契約を結ぶ<ref name="RR061116"/>。契約内容はかなりの好条件だったようで、"7枚のアルバムリリース"と"契約年数無期限"が提示されている<ref name="RR061116"/>。後年tetsuyaは、キューンソニーと手を組みたいと思った理由について「キューンって当時まだ新しいレーベルだったんですよね。スタッフも若いし、考え方も若い<ref name="RR061116"/>」と語っている。なお、所属事務所代表の大石征裕は「当時のソニーはメジャー志向のアーティストを続々とヒットさせていて、当時は[[サブカルチャー]]寄りだったラルクに興味を持ってくれるか最初は不安だった<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.85、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>」と当時を述懐している。
 
こうして1994年7月1日に、メジャーデビュー作品となるビデオシングル「[[眠りによせて]]」を発表する。この曲は[[ボサノヴァ]]テイストのアレンジに歪んだギターサウンドをのせた楽曲となっており、当時の日本のメジャーシーンで鳴るロックと一線を画したような仕上がりになっている。そして約2週間後に、2ndアルバム『'''[[Tierra (アルバム)|Tierra]]'''』を発表する。なお、このアルバムにはメンバー4人それぞれがコンポーザーを務めた楽曲が収録されており、ボサノヴァや[[ラテン音楽|ラテン]]などロック以外の要素を含んだものが制作されている。アルバムのレコーディング・エンジニアを務めた比留間整は当時、L'Arc〜en〜Cielの印象について「最近の若いバンドとちょっと違う<ref>『GiGS』、p.43、シンコー・ミュージック、1994年9月号</ref>」と語っている。また、このアルバムの制作には比留間の他に、[[本田恭之]](ex.[[グラスバレー|GRASS VALLEY]])や、かつて"[[イエロー・マジック・オーケストラ|YMO]]第4の男"と言われた[[松武秀樹]]らが参加している。tetsuyaはこのアルバム制作を振り返り「メジャーに行くとやりたいことができなくなるとか、あれもダメこれもダメとか言われるって話を聞いてたんですけど、な〜んにも言われなかったんですよ。本当にやりたいように、時間も自由に使えて、"いつまでに仕上げろ"とかも言われなかった<ref name="bassmaga16">『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.16、リットーミュージック、2010年</ref>」と述懐している。
 
なお、L'Arc〜en〜Cielは前記のビデオシングルとアルバムをリリースする際に、意図的に"メジャーデビュー"というワードを広告などに記載していない。また、この当時にメジャーレーベルと契約したロックバンドの中には、ひとつのお約束として、ライブ会場に集まった観客の前で大々的にメジャーデビューを発表するバンドがいたが、L'Arc〜en〜Cielはこのトレンドを嫌い、メジャーとの契約についてメンバーが口にすることを控えていた<ref name="bassmaga16"/>。そのため、アルバム『Tierra』は"メジャー1stアルバム"ではなく、"2ndアルバム"として発表されている。
 
; バンド主導の活動への転換、初の日本武道館公演開催、初のミリオンセラー
アルバムを引っ提げ、1994年7月からライブツアー「Tour Sense of time '94」を開催。同年12月には、メンバーそれぞれが主演・企画を担当した4つの短編映像を収めた異色のイメージビデオ集『[[Siesta 〜Film of Dreams〜]]』を発表する。
 
こうしてメジャーレーベルでの活動を本格的に開始したL'Arc〜en〜Cielだったが、同年8月27日に[[東京ベイNKホール]]にて行った前記ツアーの最終公演で、初めてチケットが多く売れ残る事態が発生してしまう<ref>『THE HYDE』、p.92、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>。この出来事に加え、メジャーデビュー以降にメンバーの与り知らぬところで活動内容が決められたことがあったため、L'Arc〜en〜Cielは1994年の年末ごろにメンバー4人だけで[[デニーズ (日本)|デニーズ]]に集まり、今後の活動方針を決めるミーティングを行うことにする<ref name="is68">『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.68、シンコー・ミュージック、1996年</ref>。そしてこの会合を通じ「俺らは操り人形じゃないから、自分たちで決めてやろう<ref name="is68"/>」とメンバー同士で確認し合い、「1995年はライブを中心とした活動にシフトする」という方針を決め、バンド主導の活動に転換させる。
 
1995年9月には、前年にライブ開催に関するプロモーションが行えなかったことを踏まえ<ref name="bassmaga16"/><ref name="bassmaga17">『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.17、リットーミュージック、2010年</ref>、プリプロダクションの時間を長めに取り、レコーディング期間の短縮化を目指し制作された3rdアルバム『'''[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|heavenly]]'''』を発表する。この作品はセルフプロデュースで制作されており、バンド主体でアレンジ作業が行われている。なお、hydeはこの作品を「メンバーのアレンジ面での力が発揮できた第一弾<ref>『ロッキンf』、p.11、立東社、1995年9月号付録</ref>」と表現している。アルバム発表後は、前年に決めた方針の通り、断続的にツアーを開催し1年間で35公演以上のライブを実施。同年12月には、自身初の[[日本武道館]]公演を開催する。なお、L'Arc〜en〜Cielはこの頃から音源のプロモーションのため、『[[ミュージックステーション]]』などのテレビの音楽番組に出演するようになる。後年hydeは、音楽番組出演を始めた経緯について「俺、正直言うと、そんなに売れっ子アーティストになりたかったわけでもなく。まさかテレビで歌うとかそこまで思ってなかったんですね。でも、いざこの世界に入ってきて、自分の芸術を表現したい時って、売れてないと出来ないことが多くて。そこでやっぱどんどん拍車がかかったんだと思う<ref>{{Cite web2|url=http://ent2.excite.co.jp/music/special/2011/larc-en-ciel/interview_hyde.html|title=L’Arc~en~Ciel ベストアルバム『TWENITY 1991-1996』『TWENITY 1997-1999』『TWENITY 2000-2010』インタビュー(hydeインタビュー)|publisher=exciteニュース|accessdate=2021-12-21|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211221070414/http://ent2.excite.co.jp/music/special/2011/larc-en-ciel/interview_hyde.html|archivedate=2021-12-21}}</ref>」と述懐している。
ken加入直後からアルバム制作のため[[録音|レコーディング]]を行い、1992年10月1日に発売された[[オムニバスアルバム]]『Gimmick』にバンド初の音源となる「VOICE」を提供した。しかし、アルバム自体は、メンバー曰く「出来映えが気に入らなかった」ため、完成直前まで漕ぎ着けていたが全曲をボツにし発売しない意向を取った<ref name="is5152">『is』、[[シンコー・ミュージック・エンタテイメント]]、p.51-p.52、1996年。</ref>。また、これに関しては脱退したhiro側から「自分の曲を使わないでほしい」と言われたことも理由の一つになっている。この一件で当時所属していた事務所との間に軋轢が生まれ、レコーディングに掛かった経費などの支払いを命じられることとなる。これとほぼ同時期に、[[デンジャークルー・レコード]] (現:マーヴェリック・ディー・シー・グループ) 社長の大石征裕から「うちの事務所に来て欲しい」と誘いがあり、そのままデンジャークルー・レコードへ移籍。この時の金銭問題は、事務所間での話し合いで全て白紙となった<ref name="is5152" />。ちなみに、インディーズ時代に唯一リリースされた生産限定[[シングル]]「[[Floods of tears/夜想花|Floods of tears/夜想花]]」は、前述の金銭問題を処理する為にリリースされたものである<ref name="is5152" />。また、この移籍の話が出たころにtetsuyaがバンドのリーダーとなっている。tetsuyaをバンドのリーダーにしようと提案したのはhydeで、後年にhydeは「先導が誰かに決める必要があったんだと思う。本人が"リーダーになる"って言えないだろうから、"tetsuyaがリーダーに相応しいと思う"って言ったんだよ。tetsuyaは当時からしっかり者だったからね<ref>著者:寶井秀人『THE HYDE』、p.87、ソニーマガジンズ、2012年</ref>」と振り返っている。しかし、前述のシングルリリース直後の1992年12月30日に、大阪ミューズホールで行われたオールナイトライブをもってドラマーのperoが脱退することとなり、後任のドラマーを探すこととなった。
 
1996年を「じっくりアルバムを作る年<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 01』、p.68、ソニー・マガジンズ、2006年(『uv vol.13』の再掲)</ref>」に位置付けていたL'Arc〜en〜Cielは、曲作り期間を経て、同年7月頃から合宿レコーディングを開始。そこで制作された楽曲「[[flower (L'Arc〜en〜Cielの曲)|flower]]」「[[Lies and Truth]]」を先行シングルとしてリリースする。なお、[[ネオアコ]]を彷彿とさせる楽曲「flower」を収めたシングルは累計30万枚以上を売り上げ、自身初のヒットを記録。そして同年12月に4thアルバム『'''[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]'''』を発表する。hyde曰く、アルバムを制作するにあたり「聴く人を包み込むようなサウンド<ref name="ch82">『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 01』、p.82、ソニー・マガジンズ、2006年(『Gb 1997年2月号』の再掲)</ref>」や「歌に持っていくための道具でない、洋楽のような引き込まれるイントロ<ref name="ch82"/>」を作りたいという考えがあったといい、この当時は[[レディオヘッド]]や[[アトミック・スウィング]]、[[クランベリーズ]]などをよく聴いていたと語っている<ref name="ch82"/>。
1993年1月16日、前年脱退したperoに代わり'''sakura'''が加入。加入後に約1ヶ月間のレコーディングに入り<ref>アルバム『[[DUNE (アルバム)|DUNE]]』ブックレットより、1993年。</ref>、1stアルバム『[[DUNE (アルバム)|'''DUNE''']]』をデンジャークルー・レコードより発売した。1993年5月10日付の[[オリコンチャート|オリコン]]インディーズアルバム週間チャートでは首位を獲得し、インディーズでの人気を不動のものとする。
 
また、このアルバムでは当時の日本のメジャーな音楽シーンを意識し、メロディ指向で制作するアプローチが取り入れられている。そして、総勢6人の共同プロデューサー兼アレンジャー([[富樫春生]]、[[岡野ハジメ]]、秦野猛行、[[小西貴雄]]、[[西平彰]]、[[佐久間正英]])を制作に招聘している。なお、マスに届くようなポップスを意識した楽曲の制作に舵を切った背景には、前2作のセールスが思ったよりも伸びなかったことがあげられる。後年kenは、アルバムの制作を振り返り「売れないねっていう声がちらほら聞こえるわけですよね。その時は今よりもっと比率として自分の曲が多かったんですね。で、まあ曲悪いんだって思うわけですよ、自分の。悪いんだっていうより、自分が聴いてきた音楽は全然100万枚ヒットのものじゃないし、チャートを聴いてたわけでもなかったから、"そりゃ売れねえの作ってるよ、俺は"って思ったんですね。アレンジにしても。じゃあ売るの作りましょうかっていうんで『True』を作った気分<ref name="ROJ040364">『ROCKIN'ON JAPAN』、p.64、ロッキング・オン、2004年3月号</ref>」と述懐している。ちなみにkenは、自身が目指すポップについて「下世話ではダメだという気はしますね。下世話になると、何年後かに聴いてもつまらなくなると想う<ref name="w263">『WORDSⅡ L'Arc〜en〜Ciel』、p.63、角川マガジンズ、2010年</ref>」と述べている。こうしてメロディ指向で制作されたアルバムは、発売6週目で自身初の[[オリコンチャート|オリコン週間アルバムチャート]]首位を獲得。その後も110週にわたりチャートインし続け、最終的に自身初の[[ミリオンセラー]]を達成するに至っている。
1993年夏、当時レコード店でアルバイトをしていたtetsuyaが「店に来た担当の人間を気に入った」という理由から<ref name="r&rnews">田中学 (インタビュー・文)、「tetsuya スペシャル・インタビュー」『R&R NEWSMAKER』2006年10月号、[[ぴあ]]、2006年。</ref>、1992年に[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]内で新規レーベルとして設立されたばかりの[[キューンミュージック|キューンソニーレコード]]と契約を結ぶ。所属事務所の社長である大石征裕は、「当時のソニーはメジャー志向のアーティストを続々とヒットさせていて、当時は[[サブカルチャー]]寄りだったラルクに興味を持ってくれるか最初は不安だった<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.85、[[シンコーミュージック・エンタテイメント]]、2020年</ref>」と述べている。
 
; sakura逮捕に伴う活動休止、リフレッシュを目的とした渡英、復活ライブとなる初の東京ドーム公演開催
;メジャーデビュー、地道な活動、自身初の日本武道館公演開催
アリーナ規模のライブを行えるほどに動員数が拡大していったL'Arc〜en〜Cielだったが、1997年2月にsakuraが[[覚醒剤取締法]]で逮捕されてしまい活動休止状態となる。この間に残りのメンバー3人とスタッフ数名は、リフレッシュのため渡英する。このときメンバーは[[イギリス]]・[[ロンドン]]で、様々なライブを鑑賞したり[[ディスコ|クラブ]]に出かけていたという<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 01』、p.112、ソニー・マガジンズ、2006年(『WHAT's IN? 1997年10月号』の再掲)</ref>。シングル制作のため一旦日本に戻るも、[[ミュージック・ビデオ]]の撮影も兼ねてサポートドラマーとして招聘したyukihiro(ex.[[DIE IN CRIES]]、ex.[[ZI:KILL]])とともに再度渡英。さらに[[ドイツ]]を巡るなど、数週間の間[[ヨーロッパ]]に滞在する。
1994年7月1日、ビデオシングル「[[眠りによせて]]」を発売しメジャーデビューする。同年7月14日には2ndアルバム『[[Tierra (アルバム)|'''Tierra''']]』、同年10月21日にはシングル「[[Blurry Eyes]]」を発売し、メジャーレーベルでの本格的な活動を開始した。この当時に制作された楽曲は、メンバーが好んで聴いていた[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]や[[ゴシック・ロック]]からの影響を受けたものが多い。なお、L'Arc〜en〜Cielの所属事務所の代表の大石征裕は「4人とも[[ザ・キュアー]]のようなUKロックをよく聞いていたと記憶しています<ref>{{Cite web2|date=2015-05-28|url=https://mora.jp/topics/interview/oishi-interview/|title=L’Arc~en~Cielを擁する「マーヴェリック・ディー・シー・グループ」代表の大石征裕氏がハイレゾを語る!|publisher=mora|accessdate=2023-05-30|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230530064302/https://mora.jp/topics/interview/oishi-interview/|archivedate=2023-05-30}}</ref>」と述懐している。ちなみに、メジャーデビューの発表は当時メンバーの口から一切行われていない。このことに関し、tetsuyaは「ライブや広告でメジャーデビューを発表するトレンドが嫌だった<ref>「BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES 『tetsuya/L'Arc〜en〜Ciel』」、p.16、リットーミュージック、2010年。</ref>」と述べている。
 
そしてL'Arc〜en〜Cielは、1997年10月に3人体制で活動を再開。同月に発表された、バンド名の日本語訳を冠したシングル「[[虹 (L'Arc〜en〜Cielの曲)|虹]]」は累計70万枚以上を売り上げ、当時の自己最高売上を記録する。同年11月4日にはsakuraが正式に脱退することが発表され、yukihiroを迎えてニューアルバムの制作と、変名バンド"the Zombies"としてのライブ活動を進めていく。
メジャーデビュー直後はインディーズ時代からのファンも多かったが、デビュー後初めて行った全国コンサートツアー『Tour Sense of time '94』の[[東京ベイNKホール]]公演などでチケットがソールドアウトしないという事態が発生した。以後は「スタッフに全て任せきり」だったコンサートの会場決め、プロモーションなどをインディーズ時代のようにメンバー主導で行うようになった<ref>「BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES 『tetsuya/L'Arc〜en〜Ciel』」、p.16-p.17、リットーミュージック、2010年</ref>。当時を振り返り、hydeは「自らが主導権を握って活動していなければ、多分(バンドは)終わっていたと思う。そこからは変わってないと思うんですよね、それぞれがいろいろ経験して大人にはなったけど<ref name="20kiseki">NHK総合系特別番組『L'Arc〜en〜Ciel 20年の軌跡』2012年2月12日。</ref>」、tetsuyaは「メジャーに来たらある程度はスタッフにお任せして、自分達は音楽に専念できる環境が整ったんですけど、ふたを開けてみたら”あれ?”と思うことが多くて。メジャーデビューして1年ぐらいしてからやっぱり自分たちのやり方に戻した方がいいなと思った<ref name="20kiseki"/>」と述べている。
 
1997年12月には、L'Arc〜en〜Ciel名義として約11ヶ月ぶりとなるライブ「1997 REINCARNATION」を開催。このライブはL'Arc〜en〜Cielが[[東京ドーム]]で実施する初めての公演であり、セットリストには多くの新曲が組み込まれた。なお、公演のキャッチコピーには、表立った活動を本格的に再開することを告げるように、会場となった東京ドームの当時の愛称「BIG EGG(ビッグエッグ)」にちなみ<ref name="rsj41">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.41、CCCミュージックラボ、2021年</ref>、<大きなあたたかいたまごから僕たちはもう一度生まれた<ref name="rsj41"/>>というフレーズがつけられた。また、ライブタイトルの「REINCARNATION」は日本語で「転生」を意味しており、前述のキャッチコピーを内包する意図でつけられている。
1995年1月からは公式ファンクラブ「Ciel(現・LE-CIEL)」の発足記念ライブツアー「Ciel/winter '95」を開催。同年5月21日からはライブツアー「in CLUB '95」を開催。ツアー初日に合わせ、ビデオシングル「[[and She Said]]」を発売。さらに、同ツアーでは同年9月にリリースされる3rdアルバム『[[Heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|'''heavenly''']]』の収録曲を先行披露して廻るなど、ライブを積極的に行う活動にシフトしていった。また、アルバムを引っ提げて行われたライブツアー「TOUR heavenly '95」では初の[[日本武道館]]公演を開催し、徐々に人気を広げ動員規模を拡大していった。
 
この復活ライブは当初別の会場で予定されていたが、tetsuyaの考えにより、東京ドームで行われることになったという。後年tetsuyaはこの公演を振り返り「賭けだった<ref name="bassmaga17"/>」と述べており、「同じような会場で同じようなことをやっても、ラルクはもうダメになっちゃったと思われるんじゃないかって、だから絶対に良くなったって思わせたかった<ref name="bassmaga17"/>」と語っている。そして会場を変更した結果、この公演のチケットは4分で完売し、同会場における当時の最速完売を記録している<ref name="rsj54">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.54、CCCミュージックラボ、2021年</ref>。
;自身初のミリオンセラー、自身初のアリーナツアー開催、sakura逮捕に伴う活動休止
1996年5月には、ライブ「Kiss me {{strike|heavenly}} deadly '96 REVENGE」を開催し、2年前の[[リベンジ]]となる東京ベイNKホールでのソールドアウトを達成。また、同年7月からシングル3作品を立て続けにリリースした。中でも10月17日に発売したシングル「[[flower (L'Arc〜en〜Cielの曲)|flower]]」は累計30万枚以上を売り上げるヒット作となった。さらに、同年12月には4thアルバム『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|'''True''']]』を発売。過去のアルバム3作と異なり、[[富樫春生]]、[[岡野ハジメ]]、秦野猛行、[[小西貴雄]]、[[西平彰]]、[[佐久間正英]]の計6人の共同プロデューサーを迎えて制作された。本作以前のアルバムは、ほとんどの楽曲がセルフプロデュースで制作されていたが、思っていたほどセールスが伸びていなかったことから、バラエティに富んだポップ色の強いアルバムとして本作が制作された。本作について、hydeは「僕らにやりたいことが山ほどあったから、ここでポップな曲での攻撃を覚え始めた<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』、p.71、2004年3月号、ロッキング・オン</ref>」、kenは「(L'Arc〜en〜Cielが)売れねえって声が聞こえた時、当時自分が一番曲を書いていたから、"曲が悪いんだろう"、"俺が悪いんだろう"、"そりゃ売れねえの作ってるよ、俺は"と思っていた。だから"じゃあ売れるの作りましょうか"っていう気分で『True』の制作にあたった<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』、p.63-p.64、2004年3月号、ロッキング・オン</ref>」と述べている。その結果、本作は発売6週目でメジャーデビュー後では自身初となるオリコン週間アルバムチャート首位を獲得。その後、チャートに自己最長となる110週ランクインし続け、シングル・アルバム通じて初の[[ミリオンセラー]]を記録し、「L'Arc〜en〜Cielの前期の集大成<ref name="band20">[https://natalie.mu/music/pp/larcenciel バンド結成20年の歴史を振り返るメンバー4人ソロインタビュー] - ナタリー</ref>」と呼べる作品となった。
 
=== 1998年 - 2002年:『HEART』『ark』『ray』『REAL』 ===
また、この頃から作品リリースに合わせ、プロモーションのため、[[テレビ朝日]]系番組『[[ミュージックステーション]]』などの[[音楽番組]]に頻繁に出演するようになる。hydeはテレビ出演に関し、「正直言うと、僕はそんなに売れっ子アーティストになりたかったわけでもなく。まさかテレビで歌うとかそこまで思ってなかった。でも、いざこの世界に入ってきて自分の芸術を表現したいときって、売れてないと出来ないことが多くて。そこでやっぱどんどん拍車がかかったんだと思う<ref name="twenityhyde">[http://ent2.excite.co.jp/music/special/2011/larc-en-ciel/interview_hyde.html L’Arc~en~Ciel ベストアルバム『TWENITY 1991-1996』『TWENITY 1997-1999』『TWENITY 2000-2010』インタビュー(hydeインタビュー)] - exicteMUSIC</ref>」と述べている。
; yukihiro加入による新体制での活動再開、シングル3作同時発売を含む怒涛の新譜リリース、自己最長となるホールツアー開催
復活ライブを終えたL'Arc〜en〜Cielは、1998年1月1日に'''[[yukihiro]]'''を正式メンバーとして迎えることを発表。加入直後にシングル「[[winter fall]]」を発表し、自身初の[[オリコンチャート|オリコン週間シングルチャート]]首位を獲得する。そして翌月には5thアルバム『'''[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|HEART]]'''』を発表する。この作品は、前作のレコーディングに参加した[[岡野ハジメ]](ex.[[PINK (バンド)|PINK]])が本格的に共同プロデューサーとして携わった最初のアルバムとなっている。また、この頃からkenがギタープレイの中でザクザクとしたサウンドも多く扱うようになったことから、以前と比べ[[グランジ]]色の強い音楽性に変化している<ref name="main">[https://note.com/themainstream/n/n847bfdf52a20 THE MAINSTREAM(沢田太陽)「ユーミンに次ぐ、ストリーミングでの全アルバム・リスニング達成の邦楽アーティストがラルクになった件」]、2019年12月20日</ref>。なお、kenは「こんな時期に枚数のこと言う人もいない<ref name="roj050753">『ROCKIN'ON JAPAN』、p.53、ロッキング・オン、2005年7月号</ref>」という理由から、このアルバムの制作では前作『True』で採った制作手法をあえて採らなかったという<ref name="roj050753"/>。さらにドラマーが、緻密かつタイトでマシーン・ビートとの同期も好んだドラムプレイが特徴的なyukihiroに代わったことにより、バンドサウンドも大きく変化している。そしてこのアルバムは、[[アジア]]各国でアルバムの[[海賊盤]]が多数出回り始めたことや、海外からの要望が高まったことを受け、日本の他、[[中華民国|台湾]]、[[香港]]、[[タイ王国|タイ]]、[[マレーシア]]、[[シンガポール]]の6つのアジアの国と地域でリリースされることとなり<ref>[https://www.larc-en-ciel.com/biography/1998.php L'Arc〜en〜Ciel Biography 1998] - L'Arc〜en〜Ciel</ref>、結果的にこれがL'Arc〜en〜Cielにとって海外展開の第一歩になった。なお、この作品以降のアルバムはアジアを中心に海外でもリリースされている。
 
1998年5月から、yukihiro正式加入後の初のツアーとして、自己最長となる日本全国45都市56公演にも及ぶホールツアー「Tour'98 ハートに火をつけろ!」を開催。このツアーの前にはシングル「[[DIVE TO BLUE]]」、さらにツアーと並行し、前例のない「[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]」「[[花葬]]」「[[浸食 〜lose control〜]]」のシングル3作を同日に発表し、怒涛のリリースを敢行する。同年10月には「[[Snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]」「[[forbidden lover]]」のシングル2作を2週連続発売し、オリコンチャート史上初の2度目の週間シングルチャート1位・2位の独占を達成。こうして1998年にリリースしたシングル7作はいずれもオリコン年間シングルランキングTOP30に入り、ビッグセールスを記録することになる。
前年から1997年初頭にかけ、初の[[アリーナ]]公演を含むコンサートツアー「CONCERT TOUR '96〜'97 Carnival of True」を開催するなど人気は過熱しはじめ、ヒット街道を驀進するものと思われたが、同年2月にドラマーのsakuraが覚醒剤取締法違反で逮捕される。これにより、活動予定を全て白紙化することとなった。それに留まらず、これまでにリリースした全てのシングル・アルバム・映像作品の出荷を一時停止し、バンドは活動休止状態となった。
 
後年tetsuyaは、1998年の怒涛のリリースと長期ツアー開催を振り返り「sakuraとの時代に4枚のアルバムを出してるんで、早く、1曲でも多く、yukihiroとの曲を増やしたいなっていう気持ちがどこかにあったと思うんですよね。『HEART』を出したあとに「Tour '98 ハートに火をつけろ!」っていうツアーをやったんですけど、いまだにラルクの最大規模のツアーなんですよ。1回でも多くファンの前に出て新しい4人の印象を植え付けたかった<ref>『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.18、リットーミュージック、2010年</ref>」と述べている。ちなみに前記の"シングル3作同時発売"はスタッフの発案によるものだが<ref>『PATi PATi』、p.11、ソニー・マガジンズ、1998年7月号</ref>、"2週連続シングル発売"はtetsuyaの発案によるものだったという<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』、p.33、ソニー・マガジンズ、2006年(『PATi PATi 1999年5月号』の再掲)</ref>。なお、hydeはこの当時に受けた音楽誌のインタビューの中で、ダークな変拍子の曲を含めたシングル3作同時発売に関し「ちょっとマニアックだと思うんやけど、この時期にこういうことをするのがいいと思う。今までだと、ただ単にロック・バンドが[[アンダーグラウンド (文化)|アンダーグラウンド]]な曲を出して、売れもせずにそのまま消えていくだけやと思うけど、今の状況だと街中にあふれる可能性がある。それがカッコいい<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 02』、p.86、ソニー・マガジンズ、2006年(『WHAT's IN? PICTORIAL vol.7』の再掲)</ref>」と語っていたことがある。
=== 1997年 - 2002年:『HEART』『ark』『ray』『REAL』 ===
;sakuraの脱退、変名バンドとしてのライブ開催、復活ライブとなる自身初の東京ドーム公演開催
sakuraの逮捕後、「曲作りとリフレッシュ」の名目で渡英する。シングルの制作やプロモーションのため一旦日本に戻るも、[[ミュージックビデオ]]の撮影も兼ねて再度渡英、さらにドイツを巡るなど数ヶ月の間ヨーロッパに滞在することとなる。この間にサポートドラムとして元[[ZI:KILL]]、[[DIE IN CRIES]]のドラマー、'''yukihiro'''が参加したセッションなどが行われ、1997年10月に長い休止から復活。直後発売したシングル「[[虹 (L'Arc〜en〜Cielの曲)|虹]]」は初動30万枚、累計70万枚以上を売上げ、当時の自己最高初動・最高売上を記録した。同年11月4日には、sakuraがバンドから正式に脱退することが発表された。
 
余談だが、この頃あたりから、当時交流がなかったにもかかわらず、メジャーデビューとヒットしたタイミングが同時期だったという理由のみで、ロックバンドの[[GLAY]]とよく比較されるようになる。tetsuyaは、音楽の嗜好が異なるGLAYと比較されていたことを当時から不思議に思っていたようで、2022年に「当時も今もそうだけど、ラルクとGLAYって全然違うじゃないですか、音楽性が。だからなんでそこで比較するんだろうなって思ってました<ref name="tetsu220730">ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #210】2022年7月30日放送分</ref>」と語っている。また、hydeは後年に「そういう風(ライバル)に見られてますけど、特に(当時は)喋ったこともなくて<ref>{{Cite web2|date=2024-11-04|url=https://mdpr.jp/news/detail/4417853|title=GLAY・TERU、L'Arc~en~Cielに「敵対してるイメージがあった」憧れゆえライバル的存在だった|publisher=modelpress|accessdate=2024-11-06|archiveurl=https://megalodon.jp/2024-1106-0025-19/https://mdpr.jp:443/news/detail/4417853|archivedate=2024-11-06}}</ref>」と述べている。なお、tetsuyaはL'Arc〜en〜Cielと同じく[[ザ・キュアー]]や[[ザ・スミス]]といった洋楽の影響を受けていた[[スピッツ (バンド)|スピッツ]]の名前をあげ、「音楽性で言ったら、僕はスピッツの方が近いと思ってた<ref name="tetsu220730"/>」とも述べている。ちなみに、この当時日本のポップシーンの中心にいた[[小室哲哉]]は、1998年に発行された雑誌『[[日経エンタテインメント!]]』の"L'Arc〜en〜Ciel、GLAY、[[LUNA SEA]]の3バンド特集企画"の中で、「演奏がうまいのはLUNA SEAですね。アルバムは3枚とも聴きました。音楽的な好みもあるんでしょうけど。でもラルクの方が売れることを気にせずに、思い切りやりたいことをやっているという印象を受けました。3バンドとも"オレたちは、媚びていない"という意味では同じなのでしょうが、中でもラルクがいちばん独創性がある。しかも"スキなことをやっている"風に見せながら、あれだけ売っているのは大したものだと思います。カリスマ性のようなものがあるのかな?と想像したりしています。(中略)GLAYはいい意味で(戦略などが)読めるんです<ref>『[[日経エンタテインメント!]]』、p.136、日経BP社、1998年10月号No.19</ref>」とそれぞれの印象の違いを綴っている。
同年12月には、L'Arc〜en〜Cielのコピーバンド"the Zombies"を期間限定で結成。同月16日から18日の3日間限定で、変名バンド名義でライブ「Live Tour NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS EVE」を東京・大阪の[[ライブハウス]]において開催した。さらに12月23日には、L'Arc〜en〜Cielとして初となる[[東京ドーム]]公演となる復活ライブ「L'Arc〜en〜Ciel 1997 REINCARNATION」を開催。当時の東京ドームの愛称であった「ビッグエッグ」にちなみ、<おおきなあたたかいたまごから僕たちはもう一度生まれた>というコンセプトのもと再始動を予告した。本公演のチケットは当時の最速記録である4分で完売し、当時絶頂にあった[[バンドブーム]]と重なり休止前までには無かったほどの爆発的人気を得ることになった。また、後年tetsuyaはこの公演を振り返り、「賭けだった」と述べており、「同じような会場で同じようなことをやっても、ラルクはもうダメになっちゃったと思われるんじゃないかって、だから絶対に良くなったって思わせたかった<ref>「BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES 『tetsuya/L'Arc〜en〜Ciel』」、p.17、リットーミュージック、2010年。</ref>」と語っている。
 
; 異例のアルバム2枚同時発売、"メジャーで、アンチで、びっくり"というスタンス、自己最大規模の野外ツアー開催
;yukihiro加入による新体制での活動再開、自己最長となるホールツアー開催
1999年1月には、[[朝日新聞]]朝刊の一面に「本年もよろしくお願いします。L'Arc~en~Cielは、1999年ベストアルバムは出しません。オリジナルアルバムをお楽しみに<ref>朝日新聞・1999年1月7日朝刊24頁</ref>」という年初の挨拶広告を出稿し、アルバムリリースを予告する。出稿の背景には、当時[[B'z]]や[[ DREAMS COME TRUE]]、GLAYといったメジャーバンドが発表するヒット曲を集めたベストアルバムが商業的成功を収めていたことから、巷で「ラルクもベストアルバムを出すのでは?」と噂されていた経緯がある。こういった世間の予想を裏切るように、年初の広告の中でベストアルバムブームに乗らない姿勢を打ち出している。
1998年1月1日にはサポートドラマーとして参加していたyukihiroが正式に加入。加入直後にシングル「[[winter fall]]」を発売し、自身初となるオリコン週間シングルチャート首位を獲得。シングルリリースの翌月には5thアルバム『[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|'''HEART''']]』を発売。前作の制作に参加した[[岡野ハジメ]](ex.[[PINK (バンド)|PINK]])が本格的に共同プロデューサーとして携わる最初のアルバムとなった。ドラマーが手数の多いyukihiroに変わりドラムがタイトかつシャープなスタイルになったことや、kenのギターの音色が[[グランジ]]寄りに変化し始めたことから、以前と比べグランジ、[[オルタナティヴ・ロック|オルタナ]]色の強い音楽性に変化していくこととなった<ref name="main">[https://note.com/themainstream/n/n847bfdf52a20 THE MAINSTREAM(沢田太陽)「ユーミンに次ぐ、ストリーミングでの全アルバム・リスニング達成の邦楽アーティストがラルクになった件」、2019年12月20日</ref>。また、本作は[[アジア]]各国でアルバムの[[海賊盤]]が多数出回り始めたことや、海外からの要望が高まったことから、日本の他、[[中華民国|台湾]]、[[香港]]、[[タイ王国|タイ]]、[[マレーシア]]、[[シンガポール]]のアジア6ヶ国においてリリースされ<ref>[https://www.larc-en-ciel.com/biography/1998.php L'Arc〜en〜Ciel Biography 1998] - L'Arc〜en〜Ciel</ref>、結果的にこれがL'Arc〜en〜Cielとして海外進出する第一歩となった。
 
1999年には前年からの流れを受け、アルバム制作を進めながら断続的なシングルリリースを敢行。同年4月には「[[HEAVEN'S DRIVE]]」、同年6月には「[[Pieces (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Pieces]]」をシングルとして発表する。そして同年7月に、6thアルバム『'''[[ark (アルバム)|ark]]'''』と7thアルバム『'''[[ray (アルバム)|ray]]'''』のアルバム2作をアジアの7つの国と地域で同時リリースする。このアルバム2作のタイトルは、<"箱船"に乗って"光"のあるほうへ向かおう<ref>TOKYO-FM系ラジオ番組『やまだひさしのラジアンリミテッドF』2012年2月10日放送分</ref>>というコンセプトに由来している。なお、当時の日本では『[[ミシェル・ノストラダムス師の予言集|ノストラダムス大予言]]』や、この予言を受けて出版された書物の影響により、「1999年7の月に人類が滅亡する」という「世紀末思想」が流行していた背景があり、これを踏まえ[[ミシェル・ノストラダムス師の予言集#百詩篇第10巻72番|ノストラダムス大予言の日]]とされる1999年7月にアルバムが発表されている。ちなみにtetsuyaは、アルバム発表当時に受けた音楽雑誌のインタビューの中で「意識してるんじゃなくて、利用してるんです。世紀末思想っていうのを。俺たちはそれをマジメに信じてるわけでもなんでもなくて、ただ利用してるだけ<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』、p.49、ソニー・マガジンズ、2006年(『WHAT's IN? 1999年6月号』の再掲)</ref>」と語っている。
yukihiroが正式加入して初めてのツアーとして、1998年5月より自己最長となる全国45都市56公演にも及ぶホールツアー「Tour'98 ハートに火をつけろ!」を敢行。tetsuyaは後年この長期ツアーを振り返り、「yukihiroが加入した後だったので、この4人がL'Arc〜en〜Cielなんだというイメージを植え付けたいという意識がどこかにあった<ref name="TWENITY">[https://natalie.mu/music/pp/larcenciel/page/8 L'Arc〜en〜Ciel バンド結成20年の歴史を振り返るメンバー4人ソロインタビュー] ナタリー</ref>」「そのためにはそれまでにやった以上に数多くのライブをやることだな、たくさんリリースすることだなって思ってた<ref name="TWENITY"/>」と述べている。
 
この同時発売されたアルバム2作は、初動売上枚数300万枚以上、トータルセールスで600万枚以上を売り上げ<ref>{{Cite web|url=https://www.billboard-japan.com/goods/detail/74676|title=L'Arc〜en〜Ciel - 『ray 15th Anniversary Expanded Edition』|publisher=Billboard JAPAN|accessdate=2023-03-08|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230308080851/https://www.billboard-japan.com/goods/detail/74676|archivedate=2023-03-08}}</ref>、オリコン歴代アルバムランキングTOP100に両作ともランクインするほどの大ヒットを記録している。なお、このアルバムから[[インダストリアル]]や[[トリップ・ホップ]]、[[シンセポップ]]などを好んでいたyukihiroがコンポーザーとしても制作に参加するようになり、バンドの音楽性の幅が更に広がっている。共同プロデューサーの[[岡野ハジメ]]は後年に、このアルバム2作の印象について「非常にポップなアルバムではあると思いますけど、僕にとってはすごく実験的な側面も含んでて、マニアックとポップの両方が混在してる。それはこの時代、時期じゃないと出来なかったかもしれないですね。知らなかったからできたっていうところもあると思いますね。今だと"あれはよかったけど、これはよくなかったよね"みたいなことが分かっちゃうじゃないですか。そうするとこの勢いはなかったと思いますね<ref>『ark 15th Anniversary Expanded Edition』特典DVD、2006年</ref>」と述懐している。
;シングル3作同時発売、アルバム2作同時発売、2度のシングルチャート1位・2位の独占
前述のアルバム発売以降も連続かつ集中的なリリースパターンを取り、1998年7月には「[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]」「[[花葬]]」「[[浸食 〜lose control〜]]」のシングル3作を同時発売した。この同時発売により、発売2週目にはオリコン週間シングルチャート1位と2位を独占し、「HONEY」「花葬」の2作がシングルとしては初のミリオンセラーを記録。中でも自身のシングル最高売上を記録した「HONEY」は、[[全日本有線放送大賞]]を獲得する他、初出場となった[[NHK紅白歌合戦]]において披露された。さらに、10月には「[[Snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]」「[[forbidden lover]]」のシングル2作を2週連続発売し、オリコンチャート史上初の2度目のシングルチャート1位と2位の独占を達成し大きな注目を浴びた。なお、この年リリースしたシングル7作全てがオリコン年間シングルランキングTOP30入りを果たした。
 
なお、この時期のL'Arc〜en〜Cielは、様々なクリエイターをディレクションやプランナーとして起用したプロモーション施策を採っていた<ref name="rsj41"/>。そしてバラエティに富んだ広告展開を行うようになり、[[インテル]]のジングル「Intelbong」を手掛けた[[:en:Walter Werzowa|ウォルター・ワーゾワ]](ex.[[:en:Edelweiss (band)|エーデルワイス]])や<ref group="注釈">1999年発表のアルバム『[[ark (アルバム)|ark]]』『[[ray (アルバム)|ray]]』のリリースプロモーションで放映したCM。</ref>、映画美術などを手掛けるアートディレクターの[[タナカノリユキ]]が参加したテレビCMが制作されている<ref group="注釈">2000年発表のアルバム『[[ectomorphed works]]』のリリースプロモーションで放映したCM。</ref>。また、tetsuyaの「カッコいいことだけやるってカッコ悪い<ref name="rsj41"/>」「売れる売れないは関係ない。攻めろ」という考えもあってか、広告はアーティスティックなものに限らず、奇抜なものや[[シュール]]なものもリリースされている。例えば、テレビCMでは「バンド名『L'Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル)』の正しい読み方を広く認知させるもの」<ref group="注釈">ラルク アン シェルと誤表記するメディア・媒体があったため、「シェルじゃなくてシ・エ・ル!」と強調した内容のCMを放映した。</ref>や「[[記者会見]]風の『活動予定告知』の告知」、[[新聞]]広告では「新曲の[[着信メロディ]]の作成方法」や「[[コンピュータグラフィックス]]で作成した"坊主頭のメンバーの写真"」といったものが制作され、多くの注目を集めた。さらにレーベルメイトであった[[ユースケ・サンタマリア]]の他、[[藤原喜明]]や[[風間杜夫]]といったタレントを起用したコミカルな広告もリリースされている。この頃のL'Arc〜en〜Cielの広告ディレクションに携わった[[箭内道彦]]は後年に、当時の姿勢について「アンチで人を驚かせるようなものはマイナーな場所には山ほどあるが、それをメジャーシーンでやることに意義がある<ref name="ray15th">『ray 15th Anniversary Expanded Edition』特典DVD、2006年</ref>」「常に世の中やファンを裏切るような、次に何が出てくるかわからないような流れを作る<ref name="ray15th"/>」と語っている。また、当時L'Arc〜en〜Cielや[[電気グルーヴ]]のA&Rを務めた中山道彦は後年に、この頃のラルクのプロモーションスタイルについて<メジャーで、アンチで、びっくり<ref>『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.44、CCCミュージックラボ、2021年</ref>>と表現している。なお、後年hydeはこういった様々なメディアを活用した世間を手玉に取ったようなプロモーション戦略について「俺としては、世の中をなめた感じの表現の仕方は"ロックでカッコいいな"って思ってたけど、同時に"そこに芸術性はないな"とも思ってたね。だから、"おちゃらけた話題をどんどん出したり、リリースをするのはいいけど、芸術性を高めないと次がないんじゃないかな?"っていう不安が、ずっーとあった<ref> 『THE HYDE』、p.97、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>」と自叙伝に綴っている。
そして翌1999年1月、当時[[B'z]]や[[GLAY]]といったJ-POPアーティストの[[ベスト・アルバム|ベストアルバム]]が市場を席巻していたことから、巷で「ラルクもベストアルバムを出すのでは?」と噂されていたが、こういった世間の予想や思惑を外すように「本年もよろしくお願いします。L'Arc~en~Cielは、1999年ベストアルバムは出しません。オリジナルアルバムをお楽しみに」という年初の挨拶広告を新聞紙面に大々的に打ち出している<ref>朝日新聞・1999年1月7日朝刊24頁</ref>。その予告通り、7月には6thアルバム『[[ark (アルバム)|'''ark''']]』と7thアルバム『[[ray (アルバム)|'''ray''']]』のアルバム2作を同時発売。2作合わせ初動300万枚以上、トータルセールス600万枚以上を売り上げ<ref>[https://www.sonymusic.co.jp/artist/LArc-en-Ciel/discography/KSCL-1053 『ark』 15th Anniversary Expanded Edition] - L'Arc〜en〜Ciel ディスコグラフィ</ref>、2作ともオリコン歴代アルバムランキングTOP100にランクインするほどの大ヒット作となった。また、本作は[[日本]]を含め、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、[[フィリピン]]のアジア7ヶ国においてリリースされた<ref>[https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/LArc-en-Ciel/Pieces/ L'Arc〜en〜Ciel-Pieces]</ref>。
 
1999年7月からは自身初の野外ライブツアー「[[1999 GRAND CROSS TOUR]]」を日本6都市で開催。このツアーは「誰もコンサートをやっていないところでライブをやろう<ref>{{Cite web2|date=2014-01-15|url=https://www.musicman.co.jp/interview/19656|title=第117回 大石 征裕 氏 マーヴェリック・ディー・シー・グループ代表 / 一般社団法人日本音楽制作者連盟 理事長|publisher=[[Musicman (書籍)|Musicman]]|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230416075651/https://www.musicman.co.jp/interview/19656|archivedate=2023-04-16}}</ref>」というコンセプトから、既存のスタジアムを借りず、各会場で造成工事など行ったうえで特設ステージを設置する大掛かりなものになり、全12公演で65万人を動員する自己最大規模のものとなった<ref name="introduction">{{Cite web2|url=http://www.larcenciel-film.com/caststaff.html|title=Over The L'Arc-en-Ciel CAST&STAFF Profile|publisher=Over The L'Arc-en-Ciel|accessdate=2017-08-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170815063527/http://www.larcenciel-film.com/caststaff.html|archivedate=2017-08-15}}</ref>。そして同年8月21日・22日に行われた[[東京国際展示場|東京国際展示場 駐車場特設ステージ]]公演では、L'Arc〜en〜Ciel史上最多動員数となる12万5千人(両日25万人)を動員したライブを敢行。22日公演では、[[スター (衛星放送)|スターTV・香港]]が立ち上げた[[中華人民共和国|中国]]およびアジアの有料テレビ音楽ネットワーク、[[channel V]]で、自身初のアジア各国におけるコンサートの同時生放送を行い、各国合計の視聴者数で約1億人を記録する<ref name="rsj58">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.58、CCCミュージックラボ、2021年</ref>。なお、ツアータイトルの「[[グランドクロス]]」は1999年8月に実際に発生した[[惑星]]が十字に並ぶ特殊な[[天文現象|天体現象]]を指しており、当時の世紀末不安も重なり「不吉の前兆」として流布されていた背景がある。ちなみにhydeはこのライブツアーで、タイトルを表現した"十字状のマイクスタンド"を携えてパフォーマンスを行っている。後年hydeはこのツアーを振り返り「どこの会場もそうだったんだけど、地平線がね、人の海だったんですよ。あれはもう、今でも忘れられない光景だね<ref>『THE HYDE』、p.96、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>」と述懐している。
また、同時期からフリーの映像ディレクター・[[箭内道彦]]が主な広告ディレクションを担当するようになり<ref>『ark 15th Anniversary Expanded Edition』『ray 15th Anniversary Expanded Edition』特典DVD、2006年。</ref>、[[藤原喜明]]、[[風間杜夫]]や[[ユースケ・サンタマリア]]<ref group="注釈">ボーカルとして在籍したグループ・[[ビンゴボンゴ]]、および自身のソロ活動がL'Arc〜en〜Cielと同じくKi/oon Records(当時)を所属レーベルとしていたため。出演していたCM内でも説明がなされている。</ref>の起用を始めとするバラエティに富んだ[[広告]]展開を行うようになる。[[テレビジョン|テレビ]][[コマーシャルメッセージ|CM]]では「グループ名『L'Arc〜en〜Ciel(ラルク・アン・シエル)』の正しい読み方を広く認知させる」もの<ref group="注釈">ラルク・アン・シェルと誤表記するメディア・媒体もあったため、「シェルじゃなくてシ・エ・ル!」と強調した内容のCMであった。</ref> や「[[記者会見]]風の『活動予定告知』告知」を流し、[[新聞]]広告では「新曲の[[着信メロディ]]の作成方法」や、[[コンピュータグラフィックス]]で作成した「坊主頭のメンバーの写真」などのような、それまでにはない奇抜なものを掲載するなどして注目を集めていった。後年に箭内は当時のディレクションを振り返り、「アンチで人を驚かせるようなものはマイナーな場所には山ほどあるが、それをメジャーシーンでやることに意義がある<ref name="ray15th">『ray 15th Anniversary Expanded Edition』特典DVD、2006年</ref>」として、<メジャーで、アンチで、びっくり<ref name="ray15th"/>>をテーマに広告を制作していたと述べている。また、箭内は「常に世の中やファンを裏切るような、次に何が出てくるかわからないような流れを作りたかった<ref name="ray15th"/>」と述懐している。こういった様々なメディアを活用した世間を手玉に取ったようなプロモーション戦略について、hydeは「俺としては、世の中をなめた感じの表現の仕方は"ロックでカッコいいな"って思ってたけど、同時に"そこに芸術性はないな"とも思ってたね。だから、"おちゃらけた話題をどんどん出したり、リリースをするのはいいけど、芸術性を高めないと次がないんじゃないかな?"っていう不安が、ずっーとあった<ref>著者:寶井秀人『THE HYDE』、p.97、ソニーマガジンズ、2012年</ref>」と自叙伝にて述べている。
 
; 初のカウントダウンライブ開催、ライブハウス&4大ドームツアー開催、ソロ活動開始に伴う活動休止
なお、1990年代の終わりごろは、当時交流がなかったにもかかわらず、メジャーデビューのタイミングが同時期だったという理由のみで、ロックバンドのGLAYとよく比較されていた。tetsuyaは、音楽の嗜好が異なるGLAYと比較されていたことを当時から不思議に思っていたようで、2022年に「当時も今もそうだけど、ラルクとGLAYって全然違うじゃないですか、音楽性が。だからなんでそこで比較するんだろうなって思ってました<ref name="tetsu220730">ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #210】2022年7月30日放送分</ref>」と語っている。また、tetsuyaはL'Arc〜en〜Cielと同じくザ・キュアーや[[ザ・スミス]]といった[[洋楽]]の影響を受けていた[[スピッツ (バンド)|スピッツ]]の名前をあげ、「音楽性で言ったら、僕はスピッツの方が近いと思ってた<ref name="tetsu220730"/>」とも述べている。ちなみに、この当時日本のポップシーンの中心にいた[[小室哲哉]]は、1998年に発売された雑誌『[[日経エンタテインメント!]]』の"L'Arc〜en〜Ciel、GLAY、[[LUNA SEA]]の3バンド特集企画"の中で、「演奏がうまいのはLUNA SEAですね。アルバムは3枚とも聴きました。音楽的な好みもあるんでしょうけど。でもラルクの方が売れることを気にせずに、思い切りやりたいことをやっているという印象を受けました。3バンドとも"オレたちは、媚びていない"という意味では同じなのでしょうが、中でもラルクがいちばん独創性がある。しかも"スキなことをやっている"風に見せながら、あれだけ売っているのは大したものだと思います。カリスマ性のようなものがあるのかな?と想像したりしています。(中略)GLAYはいい意味で(戦略などが)読めるんです<ref>『[[日経エンタテインメント!]]』、p.136、日経BP社、1998年10月号No.19</ref>」とそれぞれの印象の違いを綴っている。
大規模野外ツアーを終えた後、1999年12月31日夜から2000年1月1日にかけてミレニアムカウントダウンライブ「RESET>>LIVE *000」を開催する。新年のカウントダウン直後に新曲として、[[資生堂]]「[[ピエヌ]]」CMソングに使われた、[[打ち込み]]を多用した[[エレクトロ・ポップ]]要素の強い楽曲「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE]]」を初披露し、全国各地の街頭に設置されたビジョンでその模様の生中継を行う。
 
2000年1月には前記の新曲と、映画『[[リング0 バースデイ]]』の主題歌に使用された「[[NEO UNIVERSE/finale|finale]]」などを収めた、メジャーレーベルでは自身初となる両A面シングル「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE/finale]]」を発表。同年初頭からアルバムレコーディングを開始し、同年7月にはミュージック・ビデオのダンスが話題を呼び音楽賞「[[SPACE SHOWER Music Video Awards|SPACE SHOWER Music Video Awards 00 "BEST VIDEO OF THE YEAR"]]」を受賞した楽曲「[[STAY AWAY]]」を先行シングルでリリース。そして同年8月に、8thアルバム『'''[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|REAL]]'''』を発表する。このアルバムの制作では、前作の制作がシングルのプロモーション活動を挟みながらのレコーディングだったことを踏まえ、作業に集中するための期間が長く設けられている。また、このアルバムでは従来のL'Arc〜en〜Cielの音源と比べ、よりソリッドなサウンド作りが為されており、hydeは低音域中心の発声を主体とした"濁声"に近い歌声も使うようになっている。なお、kenはこのアルバム制作の時期には、[[ジェフ・バックリィ]]や[[ストーン・テンプル・パイロッツ]]などをよく聴いていたと述懐している<ref name="gi001068">『GiGS』、p.68、シンコー・ミュージック、2000年10月号</ref>。また、アルバム『REAL』の発表前には、リミックスアルバム『[[ectomorphed works]]』を発表している。このアルバムはyukihiroの単独プロデュース作品であり、全てのリミックスを同氏が手掛けている。なお、この作品はyukihiroが好むクラブ・ミュージックや[[マッドチェスター|マンチェスター・ムーブメント]]からの影響が色濃く反映されている<ref name="w000741">『WHAT's IN?』、p.41、ソニー・マガジンズ、2000年7月号</ref>。
;自己最大規模の野外ツアー、4大ドームツアー開催、2度目の活動休止
1999年7月からは自身初の野外ライブツアー「[[1999 GRAND CROSS TOUR]]」を全国6都市で開催。ツアータイトルの「[[グランドクロス]]」は同年8月に[[惑星]]が十字に並び、[[世紀末]]不安と重ね不吉の前兆とされた特殊な[[天文現象|天体現象]]の名称からとられている。また、「誰もコンサートをやっていないところでライブをやろう<ref>[https://www.musicman.co.jp/interview/19656 第117回 大石 征裕 氏 マーヴェリック・ディー・シー・グループ代表 / 一般社団法人日本音楽制作者連盟 理事長] - musicman-net</ref>」という目的から、本公演では既存のスタジアムを用いず、各会場に特設ステージを設置する大掛かりなものとなり、全12公演で65万人を動員する自己最大規模のツアーとなった<ref name="introduction">[http://www.larcenciel-film.com/caststaff.html Over The L'Arc-en-Ciel CAST&STAFF Profile] - Over The L'Arc-en-Ciel</ref>。hydeはこのツアーをバンドの歴史の中で一番記憶に残っているコンサートとして挙げており、「このコンサートはホントに未だに夢のように思いますね。人の地平線に向かって歌えたという。この時期の集大成です<ref name="twenityhyde"/>」と述べている。同年8月21日・22日に行われたこのツアーの東京・[[東京国際展示場|東京国際展示場 駐車場特設ステージ]]公演では、自己最多動員数となる12万5千人 (両日25万人)を動員したライブを敢行した。さらに、21日の東京公演はViewsic (現・[[MUSIC ON! TV]])で、自身初のアジア各国におけるコンサートの同時生放送が行われた。
 
2000年10月からはライブツアー「CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE」を開催。久々にライブハウスを巡るツアーとなったが、これはhydeの発案により開催が決まっている。後年hydeは開催経緯について「もっかいバンドの理想っていうのを求めたのが『REAL』に向かう時期<ref name="ROJ040372">『ROCKIN'ON JAPAN』、p.72、ロッキング・オン、2004年3月号</ref>」「自己破壊願望があったかもしんないですね、その時期<ref name="ROJ040372"/>」と述べている。その後同年11月から、自身初の4大ドームツアー「TOUR 2000 REAL」を開催。こうして一連のツアーを終えたL'Arc〜en〜Cielは、翌2001年3月にシングル表題曲の中から投票で収録曲を決めたベストアルバム『[[Clicked Singles Best 13]]』を発表。この頃に映画『[[ファイナルファンタジー (映画)|FINAL FANTASY]]』の主題歌提供のオファーを受け、シングル「[[Spirit dreams inside -another dream-]]」の制作期間に入る。
1999年12月31日から2000年1月1日にかけて、自身初のカウントダウンライブ「RESET>>LIVE *000」を開催。[[資生堂]]「[[ピエヌ]]」[[コマーシャルソング|CMソング]]に起用された「NEO UNIVERSE」を2000年代突入の一曲目として初披露し、同月にメジャー初の両A面シングル「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE/finale]]」としてリリースされた。同年7月にはシングル「[[STAY AWAY]]」をリリース。同曲の[[ミュージック・ビデオ|ミュージック・クリップ]]は、[[コンピュータグラフィックス|CG]]を用いたダンス表現が話題となり<ref>[https://www.pronews.jp/column/20191129110032.html &#91;ナガコが見た!ミュージックビデオ日本史&#93;Vol.06 2000年代に突入し、邦楽MVにも訪れた目まぐるしい変化とは?] - PRONEWS</ref>、[[音楽]][[専門チャンネル]][[スペースシャワーTV]]主催の音楽賞『[[SPACE SHOWER Music Video Awards|SPACE SHOWER Music Video Awards 00]]』において『BEST VIDEO OF THE YEAR』を前年の「[[Pieces (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Pieces]]」に続き2年連続で受賞した。同年8月には8thアルバム『[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|'''REAL''']]』を発売。前作の反動から[[ハードロック]]の要素の強い作品となり、これまでとセールス面では多少見劣りするものがあったが、アルバムとしては5作連続ミリオンセラーを記録した。1998年の活動再開から2000年までの3年間で、シングル13作、アルバム4作ものリリースし、その内の9作がミリオンセラーを記録した。さらに、前年の自己最大規模の野外ライブツアーとは正反対のコンセプトとなるライブハウスツアー「CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE」を同年10月から開催。同ツアー後に立て続けに自身初の4大ドームツアー「TOUR 2000 REAL」を開催した。
 
このシングルのレコーディングを経て、メンバー4人はそれぞれソロ活動もしくは別バンドでの活動の期間に移行する。L'Arc〜en〜Cielは1998年から2001年の4年間で多くの作品を発表し、アルバム6作品・シングル5作品でミリオンヒットを記録、さらには3度の[[NHK紅白歌合戦]]出場の他、[[全日本有線放送大賞]]や[[日本レコード大賞]]優秀賞といった音楽賞、ファッション意識の向上に貢献した者に贈られる[[ベストドレッサー賞]]、[[ゴールデン・アロー賞]]グランプリの受賞など、メジャーシーンで大きく飛躍していたため、隆盛を迎えた途端の活動休止となった。ただ、この頃のhydeはソロ活動に対するモチベーションが高まっていたようで、2012年に発表した自叙伝の中で「自分の感性を、L'Arc〜en〜Cielじゃない所で発揮したいという欲求が芽生えてきたんだよね。必ずしもバンドマジックを求めてる訳ではなくて、むしろ自分の芸術を総合した物を作ってみたくなったんだ<ref name="hyde100">『THE HYDE』、p.100、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>」「お金がなくても、小さくてもいいから、自分の部屋が欲しいっていう時期が来たんだ<ref name="hyde100"/>」と当時の心境を綴っている。
翌2001年には自身初となる[[ベスト・アルバム|ベストアルバム]]『[[Clicked Singles Best 13]]』を発売。本作でシングル・アルバムを通じて11作目となるミリオンセラーを記録した。また、本作制作にあたり、[[Yahoo! JAPAN]]とのジョイント企画として期間限定特設[[ウェブサイト]]を開設。アジアの8つの国と地域から人気投票を募り、各国で収録内容が異なるベストアルバムを発売した。本作は同年4月下旬に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]<ref>[https://www.larc-en-ciel.com/biography/2001.php L'Arc〜en〜Ciel Biography 2001] - L'Arc〜en〜Ciel</ref>、2004年に[[大韓民国|韓国]]でも発売された。
 
ソロ活動が活発化しだした2002年、hydeはソロアルバム発表前にメンバー3人へ向けて「L'Arc〜en〜Cielから脱退したい」という旨の手紙を送る<ref name="hy103">『THE HYDE』、p.103、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>。hydeがこういった考えに至ったのは、2000年頃からバンドを取り巻く環境に閉塞感が生まれはじめ、打ち合わせでも沈黙の時間が延々流れてしまう状態にあったことが影響しているという。この手紙を受け、メンバー4人だけで集まったが、そこで誰も新たなボーカリストを入れることを言い出さなかったこともあり、バンドを解散させることが決まった<ref>『哲学2。』、p.116、エムオン・エンタテインメント、2012年</ref>。その後、リーダーのtetsuyaはスタッフに促され、バンド脱退を考えた具体的な理由を聞くためにhydeと2人だけで会う。そこで2人が「バンド内の雰囲気や事務所との関係を改善していくこと」を確認し合い、L'Arc〜en〜Cielを継続させることが決まった<ref>『哲学2。』、p.117、エムオン・エンタテインメント、2012年</ref>。
2001年9月発売のシングル「[[Spirit dreams inside -another dream-]]」のリリース前後から、tetsuya・yukihiro・hydeが相次いで個人活動<ref group="注釈">hyde…『[[Hyde#ソロアーティストとしての活動|HYDE]]』名義のソロ、ken…『[[SONS OF ALL PUSSYS]]』ボーカル・ギター、tetsuya…『[[tetsuya#TETSU69|TETSU69]]』名義のソロ、yukihiro…『[[acid android]]』ボーカル</ref> を開始。公式発表はないものの、実質的な活動休止状態に入る。前述のように1998年以降のL'Arc〜en〜Cielは活動が集中的に行われていたため、急な活動の沈静化に一部では解散説も流れ、「もうL'Arc〜en〜Cielとしての活動は無いのではないか」と思われていた。活動が止まった経緯に関して、tetsuyaは「どれが本当の理由か分からなくなるほどたくさんの理由があった」と語っている。また、当時hydeがバンドに流れる空気の重さが肌に合わず脱退を考えていたことや<ref>著者:寶井秀人『THE HYDE』、p.103、ソニーマガジンズ、2012年</ref>、tetsuyaがバンドを取り巻く環境の改善に取り組もうとしていたことが<ref>「哲学2。」、TETSUYA、エムオン・エンタテインメント、2012年。</ref> 、各個人名義で出版した本で綴られている。
 
=== 2003年 - 20102012年:『SMILE』『AWAKE』『KISS』『BUTTERFLY』 ===
; 2年半ぶりのライブ開催、本格的な活動再開、自身初の海外公演開催
個人活動2000年開始ドームツアーから約2年半経った2003年6月[[国立代々木競技場|国立代々木競技場 第一体育館]]でバンド名に沿っの日本語訳である「虹」の色数を踏まえた7日間にわたるライブ「Shibuya Seven days 2003」を開催。当時この公演が解散ライブになると当時噂されていたが、ライブ最終日公演の終わりおいて場内スクリーンで「翌年の活動予定(シングル・にニューアルバムリリース、ライブツアー開催)を掲載する」と告知し、それま世間で流れていた解散説を一蹴する。
 
上記ライブでの発表通り、そして2004年2月に、約2年5ヶ月ぶりとなるシングル「[[READY STEADY GO (L'Arc〜en〜Cielの曲)|READY STEADY GO]]」を発本作このシングルの表題曲はテレビ、U.S.[[ポップ・パンク]]の雰囲気を纏ったtetsuya作曲のロックナンバーとなっており、当時のhydeが書く歌詞としては珍しく、気持ち新たに走り出そうとする前向きなリリックがのせられている。また、この曲は日本国内外で人気を博した漫画・アニメ『[[鋼の錬金術師 (アニメ)|鋼の錬金術師]]』のオープニングテーマに使用されたこともあり、2000年以来4年ぶりにオリコン年間シングルランキングTOP30にランクインしている。さらにこのシングルは[[韓国]]でも発売されが、これは日本人アーティストとして初の同国でのシングル作品のリリースとなった<ref>[https://www.larc-en-ciel.com/biography/2004.php L'Arc-en-Ciel.com 2004] - L'Arc〜en〜Ciel.com</ref>なお、この時期からフィジカル発売と同日もくはそれに先駆けて、シングル表題曲を各種[[音楽配信]]サービスサイトで発表するようになり、リリースの形態を大きく変えている。同年3月にはライブでの告知の通り、約3年7ヶ月ぶりとなる9thアルバム『'''[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|'''SMILE]]''']]』を発さらに、5月よりアこの作品ではスリーナツア「SMILE TOUR 2004」を開催し、L'Arc〜en〜Ciel活動を本格的バンドサウンドが前面再開した。出ているが、kenは制作姿勢について「今はまた立ち返って2004年7月31日にはアメリカ東海岸で開こういうふうなとれる地域最大の、ああいうふうなとか、[[アニメコンベンションラウドロック]]とか、[[:en:Otakon|OTAKONハードロック]] 2004」の一環か、"何とかロック"じゃなく、シンプルなロックを上手く自分達が楽「L'Arc〜en〜Cielやれればいいなと思った<ref Livename="ken infav">[[MUSIC USAON! TV]]『SELF LINER NOTES』2004年4月11日放送分</ref>を開催と語っているこのそして同年5月からアルバムを引っ提げ、ライブは[[ボルチモ]]にある[[:en:1stー「SMILE MarinerTOUR Arena|ファースト・マリナー・アリーナ]]で行われ2004」を開催し自身初となる海外公演は1万1100人バンド活動動員本格的に再開するライブとなった
 
2004年7月には、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]東海岸で開かれる地域最大の[[アニメコンベンション]]「[[:en:Otakon|OTAKON 2004]]」の一環として「L'Arc〜en〜Ciel Live in USA」を開催。この自身初となる海外公演は、アメリカ・[[ボルチモア]]の[[:en:1st Mariner Arena|ファースト・マリナー・アリーナ]]で行われ、海外で人気が高まり始めていた日本のアニメの主題歌に使用された「[[Blurry Eyes]]」や「[[Driver's High]]」「READY STEADY GO」を組み込んだセットリストを披露している。所属事務所代表の大石征裕は後年、この公演を振り返り「当日まで"オタク"コスプレのファンが物珍しさで集まってくるのかと思っていたら、ロックファンが1万1千人も集まり、開演前から地響きがするほど床を鳴らし、歓声を上げて迎えてくれた。当時ちょうど『鋼の錬金術師』が北米で人気だったこともあり、ラルクの認知は高まっていたのだ。彼らが海外で、みずからの人気を実感した瞬間だった。本番前のメンバーの高揚ぶりは今でも鮮明に覚えている<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.104、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>」と述べている。この公演の成功を受け、L'Arc〜en〜Cielは海外でのライブ活動を開始する。
翌2005年には1999年以来6年ぶりにシングル4作品をリリース。中でも同年5月18日に発売したシングル「[[叙情詩 (曲)|叙情詩]]」は、7作連続でオリコン週間シングルチャート首位獲得を記録し、ミュージック・クリップは第9回[[文化庁メディア芸術祭]]のエンターテインメント部門の審査委員会推薦作品に認定された。同年6月には10thアルバム『[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|'''AWAKE''']]』を発売。同年8月からはアルバムを引っ提げたアリーナツアー『AWAKE TOUR 2005』を開催。アルバムがhydeの思想を先行した[[反戦]]や[[平和]]をテーマとして制作されており、コンサートもアルバムに合わせコンセプチュアルなものとなった<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』、p.59、2005年7月号、ロッキング・オン</ref>。前述のツアーを経て、同年9月から自身初のアジアツアー「[[ASIALIVE 2005]]」を行い、[[ソウル特別市|ソウル]]、[[上海市|上海]]において自身初のライブを開催した。
 
一連のツアーを終え、バンドは再びアルバムレコーディング期間に入る。そして翌2005年に、hydeが作曲を担当した楽曲「[[Killing Me]]」、yukihiroが作曲を担当した楽曲「[[New World (L'Arc〜en〜Cielの曲)|New World]]」、kenが作曲を担当した楽曲「[[叙情詩 (曲)|叙情詩]]」を立て続けにシングルでリリース。同年6月には、"愛と平和"をテーマのひとつとして据えた10thアルバム『'''[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|AWAKE]]'''』を発表する<ref name="w050739">『WHAT's IN?』、p.39、ソニー・マガジンズ、2005年7月号</ref>。このアルバムはhyde作曲の楽曲が半数を占めており、hydeの中にある[[反戦]]や[[平和]]といった思想が歌詞に多く反映されている。L'Arc〜en〜Cielのアルバムの中では比較的コンセプチュアルな作品に仕上げられており、当時hydeはアルバムについて「人がどう捉えるのかわかんないけど、よくこんな内容の曲が世の中に流れてるなと思う。(歌詞の本質を)ちゃんと理解してるのは俺だけかもしれないけど<ref>『WORDS L'Arc〜en〜Ciel』、p.190、角川書店、2005年</ref>」と述べている。
;結成15周年記念ライブ、9年ぶりとなるホールツアー開催、5ヶ月連続作品リリース
2006年には結成15周年を迎え、特別企画「L'Anniversary(読み:ラニバーサリー)」を開始。同年8月には「Blurry Eyes」から「forbidden lover」までのシングル14作の12cmCDシングル盤と、sakura逮捕に伴い当時発売中止したシングル「[[the Fourth Avenue Café]]」を発売。この再発によって、全15作がオリコン週間シングルチャートTOP30にランクインし、「同一アーティストによるオリコン週間シングルチャートTOP30入り」の記録を更新した<ref name="oricon.co.jp">[https://www.oricon.co.jp/news/33630/ 史上最多! L'Arc〜en〜CielがシングルTOP30の半数の15作を独占!]</ref>。さらにシングル再発に立て続いて、1999年に2作同時発売されたアルバム『ark』、『ray』に特典DVDを付属した15周年記念盤が発売された。
 
2005年8月にアルバムを引っ提げ開催したツアーを終え、L'Arc〜en〜Cielは同年9月からアジア3都市([[ソウル特別市|ソウル]]、[[上海市|上海]]、東京)を巡るライブツアー「[[ASIALIVE 2005]]」を敢行。ソウル、上海公演では各所で約1万人を動員し<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.106、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>、東京公演では約5年ぶりとなる東京ドーム公演を実施する。
2006年11月25日・26日には、結成15周年を記念したライブ「[[15th L'Anniversary Live]]」を東京ドームにて開催。ライブ最終日には翌年のシングルリリースと9年ぶりとなるホールツアーの開催を発表した<ref>{{Cite web|和書|title=ラルク「皆さんにご奉仕いたします」来春には新曲発売 |url=http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_11/g2006112703.html|website=ZAKZAK|publisher=株式会社産業経済新聞社|accessdate=2024-03-08|archiveurl= https://web.archive.org/web/20061206084248/http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_11/g2006112703.html|archivedate=2006-11-27|url-status=dead|url-status-date=2006-12}}</ref>。翌2007年5月にはシングル「[[SEVENTH HEAVEN (L'Arc〜en〜Cielの曲)|SEVENTH HEAVEN]]」を発売。また、[[SUBARU (自動車)|SUBARU]]「[[スバル・レガシィ|レガシィ]]」の[[コマーシャルソング|CMソング]]に起用された「[[MY HEART DRAWS A DREAM]]」を同年8月にシングルとして発売することを皮切りに、シングル・アルバム・映像作品を5ヶ月連続でリリースすることを発表した。さらに、前述のホールツアー「Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ!」では、同年12月に発売される11thアルバム『[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|'''KISS''']]』の収録曲を含んだセットリストが組まれ、未音源化楽曲の先行披露をして全国32都市を廻った。
 
;自身 9年ぶりとなるホールツアー開催、初の欧州公演を含むツアー開催、ライブ活動休止
2005年のアジアツアーを終えた後、各メンバーはソロ活動期間に移行する。そして結成15周年を迎えた2006年9月に、[[東京スカパラダイスオーケストラ]]の[[ホーン]]セクションが制作に参加した楽曲「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」をシングルとして発表する。この曲は、1996年に発表したアルバム『True』に初収録された楽曲で、1997年3月にシングルカットが予定されていたが、sakuraの逮捕に伴う活動休止により企画が白紙化されていた。そのため、これが約9年越しのリカットとなった。その後同年11月に、記念公演として東京ドームでライブ「[[15th L'Anniversary Live]]」を開催。この公演では初の周年公演であることを踏まえ、1998年にメンバーチェンジして以降ライブで演奏されなくなった楽曲もセットリストに組みこまれている。なお、このライブのタイトルとしてつけられた「L'Anniversary(読み:ラニバーサリー)」という「周年」を弄った造語は、以降の周年公演でも使われている。そして、最終日公演の終わりに場内のスクリーンで「翌年にニューシングルをリリースし、9年ぶりのホールツアーを開催する」と告知する。
2007年12月より前述のアルバムを引っ提げ、童話『[[不思議の国のアリス]]』を題材にした演出やセットが組まれたライブツアー「TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS」を開催。ライブで新曲として披露された「[[DRINK IT DOWN]]」がゲームソフト『[[デビルメイクライ4]]』の主題歌に起用され、翌2008年4月に発売された。
 
翌2007年5月にライブでの告知の通り、シングル「[[SEVENTH HEAVEN (L'Arc〜en〜Cielの曲)|SEVENTH HEAVEN]]」を発表。同年1月から行われたアルバムレコーディングがひと段落した後、同年6月から全36公演で組まれた9年ぶりのホールツアー「Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ!」を開催し、未発表の新曲をふんだんに盛り込んだセットリストで日本全国をまわる。同年7月28日には、[[韓国]]・[[仁川広域市]]で開催された野外[[ロック・フェスティバル]]「[[仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル|INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL 2007]]」に日本人アーティストとして初のヘッドライナーで出演。同年8月からは「[[スバル・レガシィ]]」のCMソングに使われた楽曲「[[MY HEART DRAWS A DREAM]]」をシングルとして発売することを皮切りに、5ヶ月連続で作品をリリースする。そして同年12月に、11thアルバム『'''[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|KISS]]'''』を発表する。"温かい愛情表現"を意識したタイトルがつけられたこのアルバムは「ポップなアルバムにする」という目標のもと<ref>『MUSICA』、p.44、株式会社FACT、2007年11月号</ref><ref>『WORDSⅡ L'Arc〜en〜Ciel』、p.130、角川マガジンズ、2010年</ref>、様々な音楽ジャンルを内包した作品に仕上げられている。
また、同月からは上海、[[台北市|台北]]、[[パリ]]、ソウル、[[香港]]、大阪、東京という世界7都市を廻るコンサートツアー「[[TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜|TOUR 2008 L'7 {{〜}}Trans ASIA via PARIS{{〜}}]]」が開催され、日本公演含め30万人を動員した。同年5月9日に行われた[[フランス]]・パリの[[:fr:Zénith de Paris|ルゥ・ゼニット]]公演は、自身初の[[ヨーロッパ]]でのライブとなった。また、このパリ公演は日本全国5ヶ所の映画館において、世界初となる海外コンサートの同時中継が実施された。
 
2007年12月からアルバムを引っ提げ開催した、童話『[[不思議の国のアリス]]』を題材としたシアトリカルな演出を取り入れたライブツアー「TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS」を終えた後<ref>『WORDSⅡ L'Arc〜en〜Ciel』、p.190、角川マガジンズ、2010年</ref>、L'Arc〜en〜Cielは2008年4月から世界7都市(上海、[[台北市|台北]]、[[パリ]]、ソウル、[[香港]]、大阪、東京)を巡るライブツアー「[[TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜]]」を敢行する。このツアーでは、アニメ『[[機動戦士ガンダム00]]』のオープニングテーマに使用された「[[DAYBREAK'S BELL]]」やゲーム『[[デビルメイクライ4]]』の主題歌に使われた「[[DRINK IT DOWN]]」の他、バンドの代表曲を各地で披露してまわっている。なお、同年5月9日に行われた[[フランス]]・パリの[[:fr:Zénith de Paris|ルゥ・ゼニット]]公演は、自身初の[[ヨーロッパ]]でのライブとなり、日本全国5ヶ所の映画館において世界初の海外コンサートの同時生中継が実施されている<ref>{{Cite web|date=2008-04-27|url=https://natalie.mu/music/news/6791|title=ラルクのパリ公演を深夜の映画館で生中継|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407051514/https://natalie.mu/music/news/6791|archivedate=2023-04-07}}</ref>。
さらに、同年5月13日の[[読売新聞]]朝刊記事で、シングル「[[NEXUS 4/SHINE|NEXUS 4/SHINE]]」の発売および上記ツアー終了を持って結成20周年となる2011年までライブ活動を休止することを発表<ref name="live2008">[https://web.archive.org/web/20080901102646/http://www.larc-en-ciel.com/jp/popup/info0513.html]</ref>。以後2011年まで各メンバーの個人活動の期間に充てられたが、あくまでライブ活動のみの休止のため、新譜は定期的にリリースされていた。2010年には「[[ペプシコーラ|PEPSI NEX]]」CMソングに起用された自身初の[[カバー|カバー楽曲]]「[[I Love Rock'n Roll (L'Arc〜en〜Cielの曲)|I Love Rock'n Roll]]」を配信リリースした他、[[バンクーバーオリンピック]]・[[バンクーバーパラリンピック|パラリンピック]]の[[日本放送協会|NHK]][[NHKオリンピック歴代テーマソング|放送テーマソング]]に起用された「[[BLESS (L'Arc〜en〜Cielの曲)|BLESS]]」がシングルとしてリリースされた。さらに、同年放送されたNHK紅白歌合戦に10年ぶり4度目の出場を果たすなど、テレビ出演含め音楽活動は途切れず継続された。
 
この世界7都市でのツアーのさなか、L'Arc〜en〜Cielは「このツアーの終了後、結成20周年を迎える2011年までライブ活動を休止する」と発表する。そしてツアーを終え、各メンバーはソロもしくは別バンドでの活動期間に入る。ただ、新譜の制作は進められており、2010年には"メンバー全員がコンポーザー"というバンドの特徴を活かしたベストアルバム『[[QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜]]』の他、「[[ペプシコーラ|PEPSI NEX]]」CMソングに使われた自身初の[[カバー]]音源「[[I Love Rock'n Roll (L'Arc〜en〜Cielの曲)|I Love Rock'n Roll]]」、[[バンクーバーオリンピック]]・[[バンクーバーパラリンピック|パラリンピック]]の[[日本放送協会|NHK]][[NHKオリンピック歴代テーマソング|放送テーマソング]]に使われた楽曲を収めたシングル「[[BLESS (L'Arc〜en〜Cielの曲)|BLESS]]」が発表されている。また、同年9月からは水面下で、ニューアルバムのレコーディングを開始している<ref>『リズム&ドラム・マガジン』、p.20、リットーミュージック、2012年4月号</ref>。
=== 2011年 - 2020年:『BUTTERFLY』 ===
;ライブ活動再開、結成20周年記念ライブ、約3年3ヶ月ぶりとなるライブツアー開催
前年の紅白歌合戦への出場直後となる2011年1月1日にニューイヤーライブ『20th L'Anniversary Starting Live "L'A HAPPY NEW YEAR!"』を開催。L'Arc〜en〜Cielとしては約2年半ぶりのライブ開催となった。また、同ライブでは公式[[Twitter]]と動画共有サービス[[Ustream]]の連動企画が行われ、最後のhydeのMCからライブ生配信が実施された<ref>[https://natalie.mu/music/news/42857 ラルク怒涛の大晦日に密着したUst配信、本日19時開始] - ナタリー</ref>。そのMCにおいて、hydeが公演翌日から作曲期間に入ることを宣言し<ref>[https://natalie.mu/music/news/42866 ラルク結成20周年スタート!元日の幕張で2万人が熱狂] - ナタリー</ref>、本格的な始動を予告。さらに、公演終了後に場内スクリーンでオールタイムベストアルバムとなる『[[TWENITY]]』シリーズ3作と記念ライブの開催を発表した。
 
; 世界14都市を廻るワールドツアー開催、日本人初のマディソン・スクエア・ガーデン単独公演開催
新年の発表通り、2011年5月28日・29日に結成20周年を記念したライブ「[[20th L'Anniversary LIVE]]」を[[東京スタジアム (多目的スタジアム)|味の素スタジアム]]で開催。本公演のセットリストは初日公演で結成から1998年までにリリースされたアルバムの楽曲を、最終日公演では1999年発売のアルバムから当時の最新楽曲を中心に披露し、2日間で1曲も被りがないものとなった。また、本公演の収益全額を、公演2ヶ月前に発生した[[東日本大震災]]の被災地への義援金として寄付することをメンバーとスタッフの連名で発表した<ref>[https://natalie.mu/music/news/47007 L'Arc-en-Ciel、味スタライブ収益金を全額被災地へ寄付] - ナタリー</ref>。さらに、同年9月10日からはアリーナ、ドーム公演を含む約3年3ヶ月ぶりとなるコンサートツアー「20th L'Anniversary TOUR」を全国5都市で開催。メンバー4人以外がステージに立つことが滅多にないL'Arc〜en〜Cielとしては珍しくステージ後方に[[ストリングス]]隊を携えた構成で展開され、多数の楽曲にストリングスアレンジを施し披露されるライブとなった<ref>[https://barks.jp/news/663234/ L'Arc~en~Ciel、ついに開幕<20th L'Anniversary TOUR>で新曲も披露「みんなが欲情してくれると、僕はとても幸せです(笑)」] - BARKS</ref>。
2010年12月31日に10年ぶり4度目の[[NHK紅白歌合戦]]出場を果たした後、2011年1月1日0時からニューイヤーライブを開催。2011年5月には[[東京スタジアム (多目的スタジアム)|味の素スタジアム]]で、結成20周年を記念したライブ「[[20th L'Anniversary LIVE]]」を開催する。なお、この公演の約2ヶ月前に発生した[[東日本大震災]]を受け、開催前にメンバー4人とスタッフの連名で、ライブの収益全額を被災地への義援金として寄付することを公表している<ref name="hisai">{{Cite web2|date=2011-03-29|url=https://natalie.mu/music/news/47007|title=L'Arc〜en〜Ciel、味スタライブ収益金を全額被災地へ寄付|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407041725/https://natalie.mu/music/news/47007|archivedate=2023-04-07}}</ref>。そして同年6月に、疾走感をもたらすリズムアレンジが印象的なロックナンバー「[[GOOD LUCK MY WAY]]」を久々のシングルとして発表する。
 
2011年9月からはアリーナとドーム公演を含むライブツアー「20th L'Anniversary TOUR」を開催。このツアーは、メンバー4人以外がステージに立つことが滅多にないL'Arc〜en〜Cielでは珍しく、ステージ後方に[[ストリングス]]隊を携えた構成で展開され、ストリングスアレンジを施した楽曲を披露している<ref>{{Cite web2|date=2011-09-12|url=https://barks.jp/news/663234/|title=L'Arc~en~Ciel、ついに開幕<20th L'Anniversary TOUR>で新曲も披露「みんなが欲情してくれると、僕はとても幸せです(笑)」|publisher=BARKS|accessdate=2025-06-20|archiveurl= https://web.archive.org/web/20250620131051/https://barks.jp/news/663234/|archivedate=2025-06-20}}</ref>。このツアー中には、ロックバンドとして史上3組目となる1990年代・2000年代・2010年代の3つの十年代連続での[[オリコンチャート|オリコン週間シングルチャート]]首位獲得<ref name=”xxxori”>{{Cite web2|date=2011-10-18|url=https://www.oricon.co.jp/news/2002817/full/|title=【オリコン】ラルク新曲3年半ぶり、カエラ新作4年8ヶ月ぶり首位|publisher=オリコン|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230416084251/https://www.oricon.co.jp/news/2002817/full/|archivedate=2023-04-16}}</ref>、そして自身初の[[Billboard Japan Hot 100]]首位獲得を記録した、"[[R&B]]と[[ヘヴィメタル|メタル]]をくっつけること<ref name="hy06">『THE HYDE』、p.6、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>"をコンセプトにしたシングル「[[X X X]]」を含む2作を、アルバムの先行シングルとして発表。そして2012年2月に、約4年3ヶ月ぶりとなる12thアルバム『'''[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|BUTTERFLY]]'''』を発表する。「多彩さ<ref>{{Cite web|url=https://natalie.mu/music/pp/larcenciel02/page/3|title=L'Arc〜en〜Ciel 20周年からさらに羽ばたく 4年3ヵ月ぶり新作「BUTTERFLY」(3/6)(hydeインタビュー)|publisher=ナタリー|accessdate=2023-01-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230411101501/https://natalie.mu/music/pp/larcenciel02/page/3|archivedate=2023-01-27}}</ref>」と「進化<ref>[[MUSIC ON! TV]]『[[M-ON! MONTHLY ICON|M-ON! MONTHLY ICON L'Arc〜en〜Ciel]]』2012年2月11日放送分</ref>」の意味を込めたタイトルがつけられたこのアルバムは、2001年以来11年ぶりにオリコン年間アルバムランキングTOP30入りを記録する。
同年には前述の記念ライブで初披露された「[[GOOD LUCK MY WAY]]」を含めシングル3作、翌2012年2月には4年3ヶ月ぶりとなる12thアルバム『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|'''BUTTERFLY''']]』が発売された。中でも2011年10月に発売されたシングル「[[X X X]]」は、ロックバンドとして史上3組目となる1990年代・2000年代・2010年代の3つの十年代連続でのオリコン週間シングルチャート首位獲得を記録した。さらに、同年12月には前述の結成20周年ライブの模様を収録したライブビデオの発売により、[[DVD]]総売上のミリオン突破を記録した。また、[[VHS]]総売上と合わせ映像作品全体(VHS+DVD)においてダブルミリオンの達成となった<ref name="oricon1">[https://www.oricon.co.jp/news/2005490/full/ DVD総売上がミリオン突破史上3組目の快挙] - オリコン</ref>。
 
2012年3月からは、香港、[[バンコク]]、上海、台北、[[ニューヨーク]]、ロンドン、パリ、シンガポール、[[ジャカルタ]]、ソウル、[[ホノルル]]等、世界14都市を廻るワールドツアー「[[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|WORLD TOUR 2012]]」を開催。このツアーで、日本公演を含め約45万人を動員する<ref name="introduction"/>。同年3月25日には、アメリカ・ニューヨークの[[マディソン・スクエア・ガーデン]]において、日本人ミュージシャンとして初の単独公演を開催し、約1万2000人を動員する<ref name="natanew">{{Cite web2|date=2012-03-27|url=https://natalie.mu/music/news/66695|title=「20年かかった」L'Arc-en-Ciel初NY公演は熱狂と興奮の渦に|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407025444/https://natalie.mu/music/news/66695|archivedate=2023-04-07}}</ref>。hydeはこの公演を振り返り「今までのライブの中で一番覚悟が違った。日本の旗を持ってきてライブをした気分だった<ref name="natanew"/>」「これまで一緒にやってきたメンバー、スタッフがいたから(ファンの前では)何事もなく終えられた。もっと感傷的にライブに入り込みたかったから80点かな<ref name="spomsg">{{Cite web2|date=2012-03-27|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/27/kiji/K20120327002912710.html|title=ラルク“米音楽の聖地”で日本人初の単独公演!|publisher=スポニチ|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407024718/https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/27/kiji/K20120327002912710.html|archivedate=2023-04-07}}</ref>」「[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]の力とか昔から聴いてくれてた人が集まったりしたことで実現した、ラルクだからできたこと<ref>{{Cite web2|date=2019-02-05|url=https://rollingstonejapan.com/articles/detail/29943/4/1/1|title=HYDEが見据える海外の舞台「あと3年でどこまで行けるか」|publisher=Rolling Stone Japan|accessdate=2023-04-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230419054544/https://rollingstonejapan.com/articles/detail/29943/4/1/1|archivedate=2023-04-19}}</ref>」と述べている。また、tetsuyaは「ニューヨークでのライブは初めてなんで、いろいろ問題も多くて課題の残るライブだった<ref name="natanew"/>」と述懐している。なお、この公演の模様は日本全国29ヶ所の映画館において、生中継で[[ライブビューイング]]されている<ref name="spomsg"/>。
;世界10カ国14都市を廻るワールドツアー、日本人初のマディソン・スクエア・ガーデン単独公演、2度の国立競技場公演開催
2012年3月からは、香港、[[バンコク]]、上海、台北、[[ニューヨーク]]、[[ロンドン]]、パリ、シンガポール、[[ジャカルタ]]、ソウル、[[ホノルル]]等、世界10カ国14都市を廻るワールドツアー「[[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|WORLD TOUR 2012]]」が開催され、日本公演含め45万人を動員した<ref name="introduction"/>。同年3月25日には、アメリカ・ニューヨークにある[[マディソン・スクエア・ガーデン]]において、日本人ミュージシャンとして初となる単独公演が行われた<ref name="liveMSG2012">[https://natalie.mu/music/news/58201 ラルク、マディソンスクエアガーデンで日本人初単独公演] - [[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]、2011年10月19日閲覧。</ref>。本公演について、hydeは「今までのライブの中で一番覚悟が違った。戦いの日で、日本の旗を持ってきてライブをした気分だった<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2009107/full/ ラルク、日本人初のMSG単独公演盛況! ニューヨーカー1万2000人が熱狂] - オリコン</ref>」、「[[アニメ (日本のアニメーション作品)]]の力とか昔から聴いてくれてた人が集まったりしたことで実現した、ラルクだからできたこと<ref>[https://rollingstonejapan.com/articles/detail/29943/4/1/1 HYDEが見据える海外の舞台「あと3年でどこまで行けるか」] - RollingStone</ref>」と述べている。
 
さらに、2012年5月2日に行った自身初のジャカルタ公演は、チケットを手に出来なかった人々も会場周辺に殺到する熱狂ぶりで<ref name="jaka">{{Cite web|date=2012-05-03|url=https://natalie.mu/music/news/68861|title=L'Arc-en-Ciel、初ジャカルタ公演を1万7000人が歓迎|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230409154227/https://natalie.mu/music/news/68861|archivedate=2023-04-09}}</ref>、会場内外合わせて約1万7000人が集結し<ref name="jaka"/>、このツアーの海外公演における最多動員を記録している。このジャカルタ公演はメンバーにとって特に印象深いライブだったようで、tetsuyaは「ジャカルタは別格ですね。歓声がもう、始まる前から凄かった。客入れの段階で、会場に入っただけで盛り上がってるんで。"スタートまでまだあと何時間もあるよ"ってときから凄いんですよ。だから演奏するこっちが興奮する感じ<ref name="sat285">ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #285】2024年3月2日放送分</ref>」「僕普段イヤーモニターしてて、両耳塞がれてるから外の音あんまり聞こえないんですけど、それでも聞こえるぐらい凄い歓声で。凄いですジャカルタは<ref name="sat285"/>」と述べている。
さらに、上記ツアーの追加公演として、[[横浜市|横浜]]、大阪、東京の国内3都市の野外会場でコンサートツアー「[[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL]]」が行われ、5月26日・27日には、ミュージシャンとしては史上4組目、ロックバンドでは初となる[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場]](通称・旧国立競技場)公演が開催された<ref name="livekokuritsu2012">[https://www.oricon.co.jp/news/2008710/full/ ラルク、史上4組目の国立競技場ライブ ロックバンドでは初の快挙] - オリコン(2012年3月19日)</ref>。
 
このワールドツアーの日本公演では、[[横浜国際総合競技場|日産スタジアム]]、[[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン野外特設ステージ]]、[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|国立競技場]](現:旧国立競技場)の3つの野外会場をまわっている。これは1999年以来約13年ぶりの野外公演だけで組まれた国内ツアーになっている。また、同年5月26日・27日に実施した国立競技場での最終公演は、ミュージシャンとしては史上4組目、ロックバンドでは初の同所での公演となった<ref name="kokuritsu2012">{{Cite web|date=2012-03-19|url=https://www.oricon.co.jp/news/2008710/full/|title=ラルク、史上4組目の国立競技場ライブ ロックバンドでは初の快挙|publisher=オリコン|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407023246/https://www.oricon.co.jp/news/2008710/full/|archivedate=2023-04-07}}</ref>。そして同年5月31日に、[[ハワイ]]・ホノルルで公演を行い、一連のワールドツアーを締めくくっている。
2014年3月には、1年10ヶ月ぶりとなる2度目の国立競技場におけるライブ「[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場]]」を開催。前回の同所での公演と異なり、フィールドに設置される花道を排除し限界まで座席を敷き詰めることにより、スタンド、フィールド含め8万人(両日16万人)を動員。国立競技場でのライブにおいて史上最多となる動員数を記録した<ref name="livekokuritsu2014">[https://web.archive.org/web/20140725165247/http://www.sanspo.com/geino/news/20140323/oth14032303330006-n2.html ラルク、国立史上最多8万人ライブ!hyde「気持ちよかった」] - サンケイスポーツ(2014年3月23日)</ref>。また、同年5月には同所で行われたライブイベント「SAYONARA 国立競技場FINAL WEEK JAPAN NIGHT」に出演。この公演は全面建替工事前の国立競技場で行われる最後の音楽イベントとなり、L'Arc{{〜}}en{{〜}}Cielは最終日のトリを務め、全9曲を披露し国立競技場の長い歴史に花を添えた<ref>[https://natalie.mu/music/news/117768 ラルク、Perfume、セカオワ、MWAMが国立で6万人魅了] - ナタリー</ref>。
 
=== 2013年 – 2023年:別プロジェクトの活発化 ===
同年2月26日には、過去のライブビデオ18作の[[Blu-ray Disc]]化を発表。さらに、同年10月22日には過去にリリースされたアルバム12作品の[[ハイレゾリューションオーディオ]]が配信された。hydeは「(レコード会社が)ソニーっていうのと、(事務所の)社長がエンジニアだったからだから結構音にはうるさいんですよね。何もないころから常にいい音で録音したりとか、いい映像で撮ったりとかもう趣味なんですよね。だからその時はお金はかかるけど、いざ発表するときにその時の効果が出るんですよね<ref>ラジオ番組『やまだひさしのラジアンリミテッドF』2014年12月12日放送分</ref>」と述べている。また、同年12月には前述のワールドツアーに密着した[[ドキュメンタリー]]映画『[[Over The L'Arc-en-Ciel]]』を全国72ヶ所の映画館で期間限定公開した。本作が自身初のドキュメンタリー映画となり、同年公開された音楽ドキュメンタリー映画の中で、最速となる興業収入1億円突破を記録した。
; 各メンバーによる別プロジェクトの活発化、国立競技場における最多動員記録公演の開催、4年ぶりとなるシングルリリース
ワールドツアーを終え、各メンバーはソロもしくは別バンドでの活動期間に入る。ハワイ公演から約1年10ヶ月経った2014年3月に、再び[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|国立競技場]](現:旧国立競技場)でライブ「[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場]]」を開催。日本の他、アメリカやイギリス、フランス、[[メキシコ]]、台湾、香港など海外20都市でライブビューイングも併せて実施する。この公演では前回と異なり、スタンド全周を客席とし5万5000人を収容、フィールドは花道を排除し限界まで座席を敷き詰め2万5000人を収容。これにより、スタンドとフィールドを合わせ8万人、両日で16万人の動員を記録し、ライブにおける国立競技場(現:旧国立競技場)の最多動員数を更新している<ref>{{Cite web2|date=2014-03-23|url=https://news.ntv.co.jp/category/culture/296818|title=ラルク、国立競技場で最多8万人動員|publisher=日テレNEWS|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407014714/https://news.ntv.co.jp/category/culture/296818|archivedate=2023-04-07}}</ref>。なお、今回はキャパの確保のため、フィールドに設置する照明装置を減らしている。そして照明装置の代替として、来場者にリストバンド型ライトとポンチョが無料配布されている。このリストバンドを無線で操作することにより、客席に光の文字を描き出すといった、観客を交えた照明演出をみせている。さらに、ポンチョを着用した来場者をスクリーンに見立て、会場に設置した100台以上のプロジェクターで虹や大海原を泳ぐイルカを投影する[[プロジェクションマッピング]]を演出として盛り込んでいる<ref>{{Cite web2|date=2014-03-23|url=http://www.daily.co.jp/gossip/2014/03/23/1p_0006800511.shtml|title=ラルク国立8万人!五輪級ド派手演出|publisher=デイリースポーツ|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407015637/https://www.daily.co.jp/gossip/2014/03/23/1p_0006800511.shtml|archivedate=2023-04-07}}</ref>。なお、hydeはこの公演について「かなり実験だった<ref>TOKYO-FM系ラジオ番組『[[やまだひさしのラジアンリミテッドF]]』2014年12月12日放送分</ref>」と述懐している。
 
2015年には単発2公演を開催し、[[ラテン音楽|ラテン]]のリズムを採り入れた[[シンセ・ポップ]]な楽曲「[[Wings Flap]]」<ref name="rd160118">『リズム&ドラム・マガジン』、p.18、リットーミュージック、2016年1月号</ref>を約4年ぶりのシングルとして発表。2016年には、映画『[[バイオハザード: ザ・ファイナル]]』の日本語吹替版主題歌に使用された楽曲「[[Don't be Afraid]]」を発表する。さらにこの曲ではゲーム『[[バイオハザードシリーズ]]』とコラボし、世界初となる[[PlayStation VR]]向けフルデジタイズ360°VRミュージックビデオが制作されている<ref>{{Cite web2|date=2016-11-08|url=https://natalie.mu/music/news/208499|title=L'Arc-en-Ciel新曲VRミュージックビデオ、来週より配信開始|publisher=ナタリー|accessdate=2023-03-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230319130819/https://natalie.mu/music/news/208499|archivedate=2023-03-19}}</ref>。
;4年ぶりとなるシングルリリース、結成25周年記念ライブ開催、ライブ制作体制の見直し
2015年9月には大阪・[[夢洲]]において史上初となるライブ「[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO]]」を開催し、同ライブにて新曲「[[Wings Flap]]」を発表。限定シングルを除いて約4年ぶりとなるシングルとしてリリースされた。翌2016年12月にはシングル「[[Don't be Afraid]]」を発売。表題曲は映画『[[バイオハザード: ザ・ファイナル]]』の日本語吹替版[[主題歌]]に起用された他、同年に発売20周年を迎えたゲームシリーズともコラボし、世界初の[[バーチャル・リアリティ|VR]]ミュージックビデオ「[[Don't be Afraid#Don't be Afraid –Biohazard × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-|Don't be Afraid -Biohazard×L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-]]」を[[PlayStation VR]]向けで制作・配信した<ref name="larcbio">[https://www.famitsu.com/news/201609/13115554.html 【リリース追記】『バイオハザード』とL'Arc~en~Cielがコラボ! 新感覚のミュージックビデオをPS VRで体験【2016 PSプレスカンファレンス】] - ファミ通(2016年9月13日)</ref>。そして、2017年4月8日・9日には、結成25周年を記念したライブ「[[25th L'Anniversary LIVE]]」が東京ドームで行われた<ref name="larc25">[https://www.sanspo.com/article/20170410-Z3SO2XRNA5MOTCZLIEHKDX5XRE/ ラルク、8年10カ月ぶりに東京ドーム公演 hyde「まだまだ負けるわけにはいかない」] - SANSPO</ref>。
 
この時期のL'Arc〜en〜Cielは、各メンバーによる別プロジェクトが活発化していたこともあり、活動ペースが緩やかになっている。2013年から2017年の結成25周年ライブ「[[25th L'Anniversary LIVE]]」までの約5年間で、スタジオ・アルバムのリリースゼロ、リリースシングルは3作のみ、そしてライブツアー0本、単発公演3回(計6公演)、ライブイベント出演1回と、過去の新譜発表間隔・ライブ開催頻度と比較しても極端に長く、少なくなっている。L'Arc〜en〜Cielの活動が鈍化した背景について各メンバーが言及することが少ないため、真偽は不明だが、所属事務所の代表を務める大石征裕は「(ワールドツアーを)やり終えた後に、メンバーや私も含めて全員から出た言葉は"疲れた"だった。心身ともに疲れ、辛かったというのが全員の感想で、4人のなかの価値観の違いとか、夢を掲げているだけでは無理があるのでないかということも感じた<ref name=”oishi116”>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.116、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>」「関係スタッフが二人<ref group="注釈">2009年11月にL'Arc〜en〜Cielのライヴ制作に長く携わっていた近藤琢哉(愛称:コメット)、2012年5月にL'Arc〜en〜Cielや[[VAMPS]]のツアーパンフレットの編集などに携わっていた音楽雑誌『R&R NewsMaker』の元編集長の田中学(愛称:ターさん)の2人が、不慮の事故で亡くなっている。</ref>、不慮の事故で立て続けに亡くなっていることも、我々の心に大きく影を落としていた<ref name=”oishi116”/>」と語っている。
2012年に開催されたワールドツアー終了から2017年までの約5年間は、L'Arc{{〜}}en{{〜}}CielとしてのCDリリースはシングル3作とライブアルバム1作のみ、ライブ開催は単発ライブの6公演のみと活動ペースが急激に落ち込み、各メンバーの個人活動が活発化した。バンドの活動ペースが落ち込んだことにより、一部報道で内紛・解散説が囁かれる事態となった<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/05/21/kiji/20170521s00041000262000c.html 内紛・解散報道のラルクhyde「続けるのは大した問題じゃない」ファン歓喜] – スポニチ、2017年5月21日</ref>。
 
; ライブ制作体制の見直し、ストリーミングサービスでの楽曲配信開始、8年ぶりとなるライブツアー開催
tetsuyaはワールドツアー終了以降の活動について、度々「知らない所でライブ開催が決まっていた」と述べており、結成25周年記念ライブの終了後に、所属事務所の社長である大石征裕とtetsuyaの間でL'Arc〜en〜Cielのライブ制作体制の見直しが話し合われることとなった。大石曰く、tetsuyaが「アーティストとの信頼関係が保てるライブ制作体制を目指したい」「全てをガラス張りにするためにも一緒に組む制作会社は[[コンペティション|コンペ]]によって決定したい」と意思を表明したといい<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.119-p.120、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>、結果的に2018年以降のライブでは興行主体を、所属事務所のマーベリックから[[ライブ・ネイション]]に変更する運びとなった<ref group="注釈">所属事務所は変わらず、2018年以降もマーベリックと契約している</ref>。
結成25周年公演を終えた直後から、週刊誌等で「一部メンバーと所属事務所間の不和」が報じられ始める<ref>{{Cite web2|date=2017-04-19|url=https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/197743#google_vignette|title=内紛ラルクアンシエル解散も!hydeとtetsuyaは事務所と断絶状態|publisher=東スポWEB|accessdate=2025-04-23|archiveurl=https://megalodon.jp/2025-0423-0343-28/https://www.tokyo-sports.co.jp:443/articles/-/197743|archivedate=2025-04-23}}</ref><ref>{{Cite web2|date=2017-06-19|url=https://www.dailyshincho.jp/article/2017/06190800/|title=ラルク解散危機、募らせていたギャラへの不満 事務所会長の20億円錬金術|publisher=デイリー新潮|accessdate=2025-04-14|archiveurl=https://megalodon.jp/2025-0414-1328-22/https://www.dailyshincho.jp:443/article/2017/06190800/|archivedate=2025-04-14}}</ref>。メンバーがこういった報道に触れることはなかったが、所属事務所の代表である大石征裕は2020年に発表した自身の著書の中で、この時期に関し「(2012年の)ワールドツアーを始めとして、私の仕事の進め方にはこれ以上ついていけない、と一部メンバーからの意思表示もあった<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.118、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>」と綴っている。事実、2013年以降に行われたライブの中には、一部のメンバーが知らない間に開催が決まっていたものがあった<ref>ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #284】2024年2月24日放送分</ref>。こういった状況を受け、リーダーのtetsuyaは25周年公演の終了後、大石に「信頼関係が保てるライブ制作体制を目指したい<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.119、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>」と申し出て、「ライブ制作に携わる会社を新たにコンペで選定すること」を確認し合い、複数のプロモーターと交渉したうえで[[ライブ・ネーション|ライブ・ネイション]]と連携することを決めている。
 
ライブの制作体制を見直したL'Arc〜en〜Cielは、2018年12月に東京ドームで自身初のクリスマスライブ「[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas]]」を開催する。この公演では、前記の体制変更により興行主体がライブ・ネイションへと変わり、PA、照明、制作、舞台、各種システム担当など、多くのスタッフを一新したうえでライブ制作が行われている<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.120、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>。そのためこの公演は「L'Arc〜en〜Cielのライブ制作の一つの転換点」になったといえる。なお、2018年以降もバンドは所属事務所をマーヴェリックから変えておらず、ライブの運営会社としても引き続き同社と契約を続けている。
;自身初のクリスマスライブ開催、定額制音楽配信サービス開始、8年ぶりとなるライブツアー開催
前述の経緯で連携が決まったライブ・ネイション・ジャパンを興行主体とし、2018年に自身初のクリスマスライブ「[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas]]」を開催。興行主体が変わったことで、数%の既存スタッフを除き、PA、照明、制作、舞台、各種システム担当に渡りほとんどのスタッフを一新した上でライブ制作が行われた<ref>『大石征裕 自伝 夢の船』、p.120、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年</ref>。動画配信サービスサイト『[[Paravi]]』で配信された同ライブのドキュメンタリー番組では、このライブから新たに制作に携わったスタッフ達の証言が収録されている<ref>[https://www.paravi.jp/static/larc/ L'Arc~en~Ciel Paravi×WOWOW Special Collaboration] - Paravi</ref>。
 
2019年12月には各種[[サブスクリプション方式|サブスクリプションサービス]]([[音楽配信#定額制音楽配信|定額制音楽配信]])において、楽曲の[[音楽配信#定額制音楽配信|ストリーミング]]配信を開始。さらに同月に[https://www.youtube.com/c/LArc-en-Ciel 公式YouTubeアーティストチャンネル]に加え、[https://www.instagram.com/larcenciel.official/?hl=ja 公式Instagram]を開設。ストリーミング配信開始直後に公開された[[Spotify]]の週間バイラルトップ50(日本)チャートにおいて、L'Arc〜en〜Cielの楽曲が34曲同時チャートインを記録する<ref name="spotify">{{Cite web2|date=2019-12-16|url=https://realsound.jp/2019/12/post-462120.html|title=L'Arc~en~Cielが上位独占で“ラルク祭り” 今週のSpotifyバイラルチャートに見る「一斉解禁」の強さ|publisher=Real Sound|accessdate=2023-04-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230411102958/https://realsound.jp/2019/12/post-462120.html|archivedate=2023-04-11}}</ref>。また、同チャートにおいてTOP18を独占するチャートアクションをみせている<ref name="spotify"/>。なお、L'Arc〜en〜Cielは2021年に発表したシングル「[[ミライ (L'Arc〜en〜Cielの曲)|ミライ]]」以降、フィジカル発売の1ヶ月以上前から先行して新譜のストリーミング配信を行うようになり、リリースの流れを大きく変えている。
翌2019年9月1日には、公式Twitterに"20190902 4:00"というメッセージを掲載<ref name="201909024:00">[https://realsound.jp/2019/09/post-416381.html L’Arc~en~Ciel、8年ぶりツアー開催に寄せる期待 近年のライブ活動から感じるファンへの思い] - Real Sound、2019年9月16日</ref>。Twitter上に新情報のヒントとなる文字を時間差でアップし、翌日4時に翌2020年に8年ぶりとなるライブツアーを開催することを発表した<ref name="201909024:00" />。また、同年12月2日にはツアー開催に先駆け、公式[[YouTube]]チャンネルを開設。12月11日にはYouTubeチャンネルにおいて一部楽曲のミュージック・クリップの無料公開、ライブ映像のプレミア配信を開始するとともに、[[サブスクリプション方式|サブスクリプションサービス]]([[音楽配信#定額制音楽配信|定額制音楽配信]])の解禁を発表した。同日より、これまでに発表した計428曲の全音源<ref group="注釈">1992年2月21日発売の[[オムニバス|オムニバスアルバム]]『Gimmick』に収録された「VOICE」を除いて、配信限定作品を含む全44シングルと全22アルバムを解禁した。アルバムは全スタジオ・アルバムをはじめ、『[[WORLD'S BEST SELECTION]]』を除く全ベスト・アルバム、リミックス・アルバム、ライブCDを網羅した。また、P'UNK〜EN〜CIELの楽曲も、当時収録の各シングルのカップリングと『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#完全生産限定盤特典CD|BUTTERFLY]]』のデラックス盤に含まれる形で配信された。</ref> 一斉配信し、計51作の全ミュージック・クリップ<ref group="注釈">P'UNK〜EN〜CIEL唯一のミュージック・クリップである「[[Hurry Xmas|I Wish 2007]]」を含むインディーズ時代からの全映像作品を配信した。しかし、sakuraの脱退に伴いお蔵入りとなった「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」、PV集『[[CHRONICLE 0 -ZERO-]]』に収録された「[[Vivid Colors]]」の別バージョンと「[[Blurry Eyes|Brilliant Years]]」をBGMに使用した映像作品、および[[Don't be Afraid#Don't be Afraid –Biohazard × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-|「Don't be Afraid」のVRミュージックビデオ]]は配信されなかった。</ref> も順次配信を開始した。解禁直後の[[Spotify]]の日本の週間バイラルチャートでは、上位18位までを独占しTOP50に34曲がチャートインし、翌週も1位・2位を独占するなど[[ファンダム]]が強さが浮き彫りとなった<ref>[https://realsound.jp/2019/12/post-462120.html L’Arc~en~Cielが上位独占で“ラルク祭り” 今週のSpotifyバイラルチャートに見る「一斉解禁」の強さ] – Real Sound、2019年12月16日</ref>。
 
その後L'Arc〜en〜Cielは、2020年にライブツアー「[[ARENA TOUR MMXX]]」を開催。約8年ぶりのツアーであったことから、150万枚を超えるチケット申し込みが殺到する<ref>{{Cite web2|date=2020-01-09|url=https://okmusic.jp/news/369049|title=L'Arc~en~Ciel、8年振りのアリーナツアー最終公演をWOWOWで独占放送!|publisher=OKmusic|accessdate=2023-04-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230405054204/https://okmusic.jp/news/369049|archivedate=2023-04-05}}</ref>。そして結成30周年を迎えた2021年には、ライブツアーの開催に加え、hydeがリスナーに対する想いを綴った楽曲「ミライ」<ref>『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.15、CCCミュージックラボ、2021年</ref>を含む、シングル2作品をリリースしている。なお、L'Arc〜en〜Cielが2作以上のシングルを発表するのは、2011年以来10年ぶりのことであった。翌2022年5月には、30周年の最後を締めくくるライブ「[[30th L'Anniversary LIVE]]」を東京ドームで開催。同年12月には、[[Amazon Prime Video]]で217の国と地域に向け、結成30周年公演の模様と舞台裏に密着したドキュメンタリーを配信する<ref name="Amapri">{{Cite web2|date=2022-12-01|url=https://natalie.mu/music/news/503427|title=L'Arc-en-Ciel結成30周年公演の“表と裏”に迫るライブドキュメンタリー、Prime Videoで世界配信|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230406125554/https://natalie.mu/music/news/503427|archivedate=2023-04-06}}</ref>。30年の活動を振り返り、hydeは「バンドを続けるっていうのはなかなか難しい。いろんなバンド、解散していくもので。30年続けるのは本当難しいと思うんですね。そんな中でもそれぞれが、我慢していることもあるだろうし、変化する部分もある。そういう変化に対応しながらみんな努力してて。みんな大変だったと思うけど、”よく頑張りました”じゃないですか、一言でいうと<ref name="30thdoc">ライブビデオ『[[30th L'Anniversary LIVE]]』Disc2、2024年</ref>」と述べている。また、kenは「メンバーで居てくれてありがとうかな。個性というか…喋ったことないけど、それぞれの考えで一生懸命やってる気がするの。そういう存在で居続けてくれるのが嬉しいです<ref name="30thdoc"/>」「(ラルクは)ともすると、”まとまりがない”というふうにも評価できると思うんですよね。”みんながそれぞれ”っていうところで。そんな4人を(観客が)包んでくれているというか。上手く言えないんですけど、ライブ会場ではそれがある気がするんです<ref name="30thdoc"/>」と語っている。
翌2020年1月からは前年9月の発表通り、8年ぶりとなるアリーナツアー「[[ARENA TOUR MMXX]]」<ref group="注釈">読み方は「アリーナツアー トゥエンティ トゥエンティ」で、MMXXは[[ローマ数字]]で'''2020'''を意味する(MM=2000、XX=20)。</ref> を開催。このツアーでは前年に開設した公式YouTubeチャンネルや公式[[Instagram]]を新たなプラットフォームとして活用し、公演前の会場の様子やライブの一部模様、舞台裏でのメンバーの様子などを撮影した映像を公開する企画が行われた。また、前年に解禁した各種サブスクリプションサービスにおいて、開場時に流すメンバーセレクトのBGMのプレイリストや、過去のライブのセットリストのプレイリストを公開する企画が行われた。このツアーの当初の公演規模は全国5都市12公演を予定していたが、同年1月末に日本国内で初感染が確認された[[SARSコロナウイルス2|新型コロナウイルス]]の感染症拡大防止のため、同年2月26日に最終4公演の中止を決定した。
 
=== 20212024- 現在 ===
; 新レーベルの設立、初のメンバープロデュース公演の開催
;[[ファイル:L'Arc-en-Ciel logo (2020).svg|サムネイル|バンドのロゴ]]結成30周年記念ライブ開催
結成30周年公演が終わった後、各メンバーは別プロジェクトを再開。そして、2024年2月からライブツアー「[[ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND]]」を開催する。同年にはバンド名を冠した新たなレーベル、"L'Arc-en-Ciel"を設立(流通は[[ソニー・ミュージックレーベルズ]]が従来通り担当)。同年10月に、新レーベルからリリースされる第一弾となる楽曲「[[YOU GOTTA RUN]]」を先行配信する。
2021年5月29日・30日に、結成30周年の幕開けとなるライブ「[[30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"]]」を開催。公演初日となる5月29日の0:00より公式YouTubeアーティストチャンネルにて、新曲「[[ミライ (L'Arc〜en〜Cielの曲)|ミライ]]」を1コーラスがサプライズでプレミア公開された。この曲は前述のライブでフルコーラスが初披露され、同年5月31日にフィジカルでのリリースに先駆け、各種音楽配信サイトにおいて[[音楽配信#音楽ダウンロード配信|ダウンロード]]・[[音楽配信#定額制音楽配信|ストリーミング]]配信された。
 
hydeの誕生月である2025年1月には、初のメンバープロデュースによるバースデイライブ「LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-」を東京ドームで開催。自身20回目の同所でのライブとなった最終日公演で「結成35周年を迎える2026年での再会<ref>{{Cite web2|date=2025-01-19|url=https://x.com/LArc_official/status/1880979916478648528|title=LArc_officialのツイート(1880979916478648528)|accessdate=2025-04-14|archiveurl=https://megalodon.jp/2025-0414-1321-29/https://x.com:443/LArc_official/status/1880979916478648528|archivedate=2025-04-14}}</ref>」を予告する。
同年9月からは約1年7ヶ月ぶりとなるライブツアー「[[30th L'Anniversary TOUR]]」を開催。そして翌2022年5月21日・22日には、結成30周年を記念したライブ「[[30th L'Anniversary LIVE]]」を東京ドームで開催している。
 
== 来歴 ==
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<div style="height: 250px; overflow: auto; padding: 6px; border:1px solid #AAAAAA;" >
'''1991年'''
* 2月、L'Arc〜en〜Cielを大阪で結成。結成当初のメンバーは、[[tetsuya]](当時の名義は、tetsu)を中心に、[[hyde]](当時の名義は、hide)、hiro、peroの4人<ref name="is186">『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.186、シンコー・ミュージック、1996年、[[ISBN|ISBN 4-401-61535-2]]</ref>。
* 4月18日、[[ヤンタ鹿鳴館|YANTA鹿鳴館]]で上記の4人による謎のセッション・バンドとしてライブを行う<ref name="is186"/>。
* 5月30日、難波ロケッツにてL'Arc〜en〜Ciel名義でのファーストライブを行う開催<ref name="is186"/>。
* 9月14日、[[大阪城音楽堂|大阪城野外音楽堂]]で行われたライブイベントに出演<ref name="is186"/>。
* 9月27日、難波ロケッツにてL'Arc〜en〜Cielとして名義での大阪における初のワンマンライブを行う開催<ref name="is186"/>。
* 12月25日、YANTA鹿鳴館でhyde、tetsuya、peroの3人と他2名による謎のセッション・バンドがライブを行う開催<ref name="is186"/>。
'''1992年'''
* 3月10日、'''自主制作ライブビデオ『[[L'Arc-en-Ciel (映像作品)|L'Arc-en-Ciel]]』'''を、難波ロケッツで実施したライブにて無料配布<ref name="is186"/>。同年3月16日に開催した[[新宿LOFT|新宿ロフト]]公演においても同ビデオの無料配布を実施している<ref name="is186"/>。
* 6月12日、難波ロケッツで行われたライブをもって、ギタリストのhiroが脱退。後任として、[[ken]]がギタリストでバンドへ加入する<ref name="is186"/>。
* 8月27日、大阪アム・ホールで行われたライブイベント「1992 BEATNIK」に出演<ref name="is186"/>。
* 10月1日、[[日本コロムビア|コロムビア]]から発売されたオムニバスアルバム『Gimmick』にL'Arc〜en〜Cielの楽曲「VOICE」が収録される。これがL'Arc〜en〜Cielとして、初めてCDに収められた音源となった。
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* 10月11日、[[目黒鹿鳴館]]で行われたライブイベントに出演<ref name="is186"/>。
* 11月7日、横浜モンスターで行われたライブイベントに出演<ref name="is186"/>。
* 11月25日、Night Gallery Recordsから'''インディーズCDシングル「[[Floods of tears/夜想花|Floods of tears/夜想花]]」'''を発売<ref name="is186"/>。この作品は、1000枚限定で事前予約者を対象にリリースされている。なお、予約のみで完売している<ref name="is186"/>。
* 12月30日、大阪ミューズホールで行われたオールナイトライブをもって、ドラマーのperoが脱退<ref name="is186"/>。
'''1993年'''
* 1月16日、peroの後任として、[[Sakura (ドラマー)|sakura]](ex.The HAREM Q)がドラマーでバンドへ加入する<ref name="is186"/>。
* 3月11日、ライブ「SONIC GIG」を恵比寿GUILTYにて開催<ref name="is186"/>。
* 3月14日、[[渋谷公会堂]]で行われたライブイベント「華麗なる魔性」に出演<ref name="is186"/>。
* 4月10日、'''1stアルバム『[[DUNE (アルバム)|DUNE]]』'''のスペシャルジャケット限定盤を[[デンジャークルー・レコード|Danger Crue Records]]から発売<ref name="is186"/>。同年4月27日には、ボーナストラック1曲を追加した通常盤を発売<ref name="is186"/>。ちなみにこの作品は、1993年5月31日付の[[オリコンチャート|オリコン週間インディーズアルバムチャート]]で首位を獲得している
* 4月27日、ライブ「SONIC GIG Ⅱ」を恵比寿GUILTYにて開催<ref name="is186"/>。
* 5月3日、渋谷公会堂で行われた[[We ROCK|ロッキンf]]主催のライブイベント「Subliminal Vision」に出演<ref name="rsj52"/><ref name="is186"/>。
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* 8月1日、ツアー「Close by DUNE」の最終公演「Close by DUNE FINAL」を[[日清パワーステーション]]で開催<ref name="is186"/>。
* 8月23日、渋谷公会堂で行われたライブイベント「SHOCK AGE '93」に出演<ref name="rsj52"/><ref name="is186"/>。
* 10月13日、'''ミュージック・クリップ集『[[TOUCH OF DUNE]]』'''をDanger Crue Recordsから1万本限定で発売<ref name="is186"/>。この作品は、[[オリコンチャート|オリコン週間インディーズビデオチャート]]で首位を獲得している
* 10月19日、渋谷公会堂で行われたライブイベント「Because the Night Vol.1」に出演<ref name="rsj52"/>。
* 11月9日 - 12月20日、ライブツアー「FEEL OF DUNE」を開催<ref name="is186"/><ref name="is187">『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.187、シンコー・ミュージック、1996年、[[ISBN|ISBN 4-401-61535-2]]</ref>。
* 12月24日、テレビにて特別番組『ノスタルジーの予感〜序章〜』放送される
'''1994年'''
* 2月14日、全国6局ネットで特別番組『ノスタルジーの予感〜第一章〜』放送される
* 4月3日 - 4月15日、ライブツアー「ノスタルジーの予感」を開催<ref name="is187"/>。
* 4月8日 - 7月8日、全国3局ネットで『ノスタルジーの予感〜組曲〜』放送される
* 7月1日、'''メジャーデビューシングル'''として、'''1stビデオシングル「[[眠りによせて]]」'''を発売<ref name="is187"/>。この作品は、[[ソニー・ミュージックレーベルズ|ソニー・ミュージック]]の社内レーベル、[[キューンミュージック|Ki/oon Sony Records(現:Ki/oon Music)]]からリリースされておりいる<ref name="is187"/>、これがメジャーデビューシングルとなった。このビデオシングル以降に発表された2023年までのL'Arc〜en〜Cielの音源収録作品は、原則前記のレーベルからリリースされている。
* 7月7日、全国10局ネットで特別番組『ノスタルジーの予感〜第二章〜』放送される<ref name="is187"/>。
* 7月14日、'''2ndアルバム『[[Tierra (アルバム)|Tierra]]』'''を発売。
* 7月14日 - 8月27日、ライブツアー「Sense of time '94」を開催。
* 8月20日、[[LUNA SEA]]、[[SOFT BALLET]]、[[BUCK-TICK]]の3バンドによる合同ライブツアー「L.S.B.」の[[札幌芸術の森|札幌芸術の森 野外ステージ]]公演にゲスト出演<ref name="is187"/>。なお、このツアーで組まれた他会場には、[[THE MAD CAPSULE MARKETS|THE MAD CAPSULE MARKET'S]]、[[DIE IN CRIES]]がゲストアクトとして出演している
* 9月9日 - 9月20日、[[ミュージック・ビデオ]]撮影のため、[[モロッコ]]へ渡航<ref name="is187"/>。
* 10月21日、'''1stCDシングル「[[Blurry Eyes]]」'''を発売。
* 12月1日
*: '''イメージビデオ『[[Siesta 〜Film of Dreams〜]]』'''を発売。
*: 公式ファンクラブ「Ciel」(読み:シエル)の入会受付を開始<ref name="is187"/>。
'''1995年'''
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* 7月30日、渋谷公会堂でシークレットライブ「L'Arc〜en〜Ciel DAY「Rendez-Vous」前夜祭」を開催<ref name="is187"/>。ライブ開催は、当日に[[渋谷駅|渋谷駅ハチ公前]]のスクリーンで発表された<ref name="is187"/>。また、発表のあった渋谷では、Tシャツの無料配布や、1995年の年末に開催する[[日本武道館]]公演の告知も行われた<ref name="is187"/>。
* 8月20日、秩父ミューズパークで行われた[[エフエムナックファイブ]]主催のライブイベント「彩の国秩父ミューズコンサート'95 NACK5 GO-ROCK」に出演<ref name="rsj52"/><ref name="is187"/>。
* 8月24日 - 8月31日、メンバー4人による全国キャンペーンイベント「Rendez-Vous, 1995, Summer」を開催<ref name="is187"/><ref name="is188">『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.188、シンコー・ミュージック、1996年、[[ISBN|ISBN 4-401-61535-2]]</ref>。
* 9月1日、'''3rdアルバム『[[Heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|heavenly]]』'''を発売。
* 9月8日 - 10月4日、ライブツアー「TOUR heavenly '95」を開催。
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* 10月21日
*: '''3rdCDシングル「[[夏の憂鬱|夏の憂鬱 <nowiki>[</nowiki>time to say good-bye<nowiki>]</nowiki>]]」'''を発売。
*: [[DIAMOND HALL|名古屋ダイヤモンドホール]]で行われた[[中京テレビ放送|中京テレビ]]主催の公開録音ライブイベント「Kiss Miss Live」に出演<ref name="is188"/><ref name="rsj53">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.53、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。
* 12月12日 - 12月25日、ライブツアー「The other side of heavenly '95」を開催。
* 12月23日 - 12月25日、[[としまえん]]とのタイアップイベント「L'Arc〜en〜Ciel DAY「Noёl」」を開催<ref name="is188"/>。このタイアップ期間中、CDシングル「夏の憂鬱 [time to say good-bye]」のジャケットを持って同所を訪れた者に、先着2万名でメモリアルカードがプレゼントされた。園内の特設シアター「ドリームドーム」にてスペシャル3Dビデオが上映された<ref name="is188"/>。
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* 3月21日、'''ライブビデオ『[[heavenly 〜films〜]]』'''を発売。
* 4月3日 - 5月29日、ライブツアー「Kiss me {{strike|deadly}} heavenly '96」を開催。
* 5月26日、上記ツアーの合間に、[[東京ベイNKホール]]でライブ「Kiss me deadly {{strike|heavenly}} '96 REVENGE」を開催。この公演は、1994年に開催したライブツアー「Tour Sense of time '94」における同所でのライブが、ソールドアウトしなかったことを受けて実施されたリベンジ公演となっに位置付けられている。
* 7月6日から、[[エフエム北海道]]のラジオ番組『[[FM ROCK KIDS]]』のパーソナリティを務める(1996年9月28日まで)。
* 7月8日、'''4thCDシングル「[[風にきえないで]]」'''を発売。
* 8月26日 - 9月4日、ライブツアー「BIG CITY NIGHTS ROUND AROUND '96」を開催。
* 10月7日から、[[TBSラジオ]]系ラジオ番組『[[宮川賢の誰なんだお前は?!]]』内で[[フロート番組|箱番組]]『ボンジュール! L'Arc〜en〜Ciel』を開始(1997年3月11日まで)。
* 9月20日、アーティストブック『L'Arc〜en〜Ciel is』を[[シンコーミュージック・エンタテイメント|シンコー・ミュージック]]から発売<ref name="rsj54">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.54、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。
* 10月17日、'''5thCDシングル「[[flower (L'Arc〜en〜Cielの曲)|flower]]」'''を発売。
* 11月21日、'''6thCDシングル「[[Lies and Truth]]」'''を発売。
* 12月12日、'''4thアルバム『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』'''を発売。発売6週目に[[オリコンチャート|オリコン週間アルバムチャート]]で自身初の首位を獲得<ref name="rsj54"/>。さらに、自身初のアルバムミリオンセラーを記録する<ref name="rsj54"/>。
* 12月19日、ライブ「Carnival of True Eve」を日清パワーステーションにて開催。
* 12月23日 - 1997年1月29日、ライブツアー「CONCERT TOUR '96〜'97 Carnival of True」を開催。協賛は[[シュワルツコフヘンケル|FRESH LIGHT]]。sakuraが1997年2月24日に覚醒剤取締法違反で逮捕され、その後バンドを脱退したため、これがsakura在籍時のL'Arc〜en〜Cielが行った最後のツアーとなった。
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** 2月27日、裁判所から逮捕の事実が事務所へ行き渡り、メンバーでの緊急ミーティングを行われた(sakuraは[[立川警察署]]にて身柄を拘束、接見禁止)。以後、3月11日の[[読売新聞]][[朝刊]]で事件の報道がされるまで、数回のミーティングが行われた。
** 3月11日、読売新聞朝刊で今回の事件が報道され、これ以降他の[[夕刊]]や[[スポーツ新聞]]などでも事件の報道が行われる。
** 3月29日、前日にsakuraが[[保釈]]されたことを受け、事件後初めて4人でのメンバーミーティングを行う実施
** 4月17日、[[東京地方裁判所]]八王子支部で、sakuraの第1回公判が行われる。
** 4月18日、メンバーの連名で、ファンクラブ・マスコミ・スタッフなどに対し、今回の事件に関するコメントを発表する。
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** L'Arc〜en〜Cielはsakuraの逮捕を受け、1997年3月26日に発売予定だったCDシングル「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」のリリースを中止<ref group="注釈">1997年3月26日に発売予定だったCDシングル「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」は、2006年8月30日に発売されている。なお、シングルのナンバリング上は、29thシングルとして扱われている。</ref>、1997年4月21日まで旧譜の出荷停止、各音楽雑誌でメンバーが持っていた連載等の休止、ラジオ番組『ボンジュール! L'Arc〜en〜Ciel』を1997年3月11日で放送終了、4月に予定されていたファンクラブツアー「ハワイ アン シエル」の中止<ref group="注釈">1997年4月に予定されていたファンクラブツアー「ハワイ アン シエル」は、1998年3月31日 - 4月6日に代替開催された。</ref>といった対応を余儀なくされている。また、夏前に発売予定だったニューシングルのレコーディングが延期され、野外ライブイベントへの出演も取り止めになっている。
* 5月8日 - 5月23日、hyde、ken、tetsuyaとスタッフ2名で[[イギリス]]・[[ロンドン]]へ渡航。現地でフラットを借り、共同生活を送る。
* 8月31日 - 9月13日、hyde、ken、tetsuyaと、[[yukihiro]](ex.[[DIE IN CRIES]]、ex.[[ZI:KILL]])、スタッフらで[[ドイツ]]とイギリスを渡航。この渡航の模様は、[[スペースシャワーTV|SPACE SHOWER TV]]系番組『GROOVE AIRLINE』において、1997年9月の第3土曜日より週を分けて流されている
* 10月17日、'''7thCDシングル「[[虹 (L'Arc〜en〜Cielの曲)|虹]]」'''を発売。このシングルのレコーディングにはサポートドラマーとして、yukihiroが参加している。
* 11月4日、sakuraが正式にL'Arc〜en〜Cielから脱退することを発表<ref group="注釈">sakuraの公式の脱退理由は「[[音楽性の違い]]のため」となっされていた。</ref>。
* 12月16日 - 12月18日、変名バンド、the Zombies(読み:ザ・ゾンビーズ)として、シークレットライブツアー「Live Tour NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS EVE」を開催。the Zombiesのメンバー構成はL'Arc〜en〜Cielと変わらないが、あくまで「ラルクのコピーバンド」という位置付けになっている。なお、サポートドラマーとして、「虹」のレコーディングに招聘されたyukihiroが参加している。このライブツアーでは、L'Arc〜en〜Ciel名義の新曲や、他のアーティストのカバーなどが演奏された。
*12月23日、本格的な活動再開に向けた復活ライブ「1997 REINCARNATION」を[[東京ドーム]]にて開催。このライブは、L'Arc〜en〜Cielにとって初の東京ドーム公演であり、5万6000席のチケットは同所公演史上最短の4分でソールドアウトしている<ref name="rsj54"/>。公演当日には日本衛星放送(現:[[WOWOW]])において、開演から終演まで完全生放送が行われた。
*12月27日、[[SPACE SHOWER Music Video Awards|SPACE SHOWER Music Video Awards '97]]において、「虹」が“BEST GROUP CLIP”を受賞<ref name="rsj54"/>。
'''1998年'''
* 1月1日、sakuraの後任として、yukihiro(ex.[[DIE IN CRIES]]、ex.[[ZI:KILL]])が正式なドラマーでバンドへ加入する
* 1月28日、'''8thCDシングル「[[winter fall]]」'''を発売。発売初週に[[オリコンチャート|オリコン週間シングルチャート]]で自身初の首位を獲得<ref name="rsj55">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.55、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。
* 2月25日、'''5thアルバム『[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|HEART]]』'''を発売。通算2作目のオリコン週間アルバムチャート首位を獲得すると共に<ref name="rsj55"/>、2度目のアルバムミリオンセラーを記録した<ref name="rsj55"/>。なお、このアルバムは、日本を除くアジア各国でL'Arc〜en〜Cielの作品の海賊盤が多数出回り始めたことや、海外からのL'Arc〜en〜CielのCD販売要望が高まったことを受け、[[中華民国|台北]]、[[香港]]、[[タイ王国|タイ]]、[[マレーシア]]、[[シンガポール]]でも発売されている
* 3月25日、'''9thCDシングル「[[DIVE TO BLUE]]」'''を発売。通算2作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得すると共に<ref name="rsj55"/>、自身初の2週連続シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj55"/>。
* 4月22日、'''ミュージック・クリップ集『[[A PIECE OF REINCARNATION]]』'''を発売。自身初の[[オリコンチャート|オリコン週間ビデオチャート]]で首位を獲得。
* 5月1日 - 7月21日、ライブツアー「Tour'98 ハートに火をつけろ!」の第1部を開催。第1部では、ホール規模の会場をまわっている。
* 7月8日、'''10thCDシングル「[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]」'''、'''11thCDシングル「[[花葬]]」'''、'''12thCDシングル「[[浸食 〜lose control〜]]」'''を同時発売。シングル3枚合算で初動約157万枚を売り上げ、同一アーティストが売り上げた最多初動セールスを記録<ref name="rsj55"/>。また、発売2週目に「HONEY」が通算3作目のオリコン週間シングルチャート1位を獲得し<ref name="rsj55"/>、「浸食 〜lose control〜」と共にオリコン週間シングルチャート1位・2位を独占<ref name="rsj55"/>。さらに、「HONEY」と「花葬」が自身初のシングルミリオンセラーを記録している。なお、「HONEY」はフィジカルシングルとしては、自身最高のセールスを記録した。
* 8月28日、[[ニッポン放送]]の[[深夜放送|深夜ラジオ番組]]『[[オールナイトニッポン]]』のパーソナリティを1夜限りで務める。
* 9月3日 - 10月21日、ライブツアー「Tour'98 ハートに火をつけろ!」の第2部を開催。第1部・第2部を合わせツアー全体で、全国47ヶ所計56公演を開催し、23万人を動員した。なお、このツアーで行ったライブ数は、L'Arc〜en〜Cielにとって、1つのツアーにおける最多公演数となっている
* 10月5日から、[[ニッポン放送]]系ラジオ番組『[[ゲルゲットショッキングセンター]]』内で『L'Arc〜en〜CielのOH! DAIBA TO BLUE』を開始。
* 10月7日、'''13thCDシングル「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]」'''を発売。通算4作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得すると共に<ref name="rsj55"/>、通算3作目のシングルミリオンセラーを記録。
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* 12月23日、'''ライブビデオ『[[ハートに火をつけろ!]]』'''を発売。通算2作目のオリコン週間ビデオチャート首位を獲得。
* 12月31日
*:[[第40回日本レコード大賞]]において、「HONEY」が“優秀作品賞”を受賞する
*:[[第49回NHK紅白歌合戦]]に初出場。披露曲は「HONEY」。
'''1999年'''
* 1月18日付けのオリコンシングルチャート「国内盤200」(邦楽部門のシングルチャート・トップ200)に、メジャーデビュー以後に発売した14作のCDシングルがすべてランクインするした<ref>『オリコン年鑑2000』、p.4、オリコン、[[ISBN|ISBN 978-4871310475]]</ref>。
* 3月1日、[[ゴールデン・アロー賞|第36回ゴールデン・アロー賞]]において“グランプリ”と“音楽賞”を受賞する<ref name="rsj58">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.58、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。受賞会場において、前年グランプリ受賞者の[[北野武]]から花束が贈呈された。
* 3月3日、[[日本ゴールドディスク大賞|第13回日本ゴールドディスク大賞]]において、「HONEY」「花葬」「snow drop」が“SONG OF THE YEAR”を、『HEART』が“ROCK ALBUM OF THE YEAR”を受賞する
* 3月20日開幕の[[全日本GT選手権]] ([[1999年の全日本GT選手権|参照]])、および1999年8月21日・22日開催の[[鈴鹿1000km]]に参戦した『[[カストロール|Castrol]][[M-TEC|無限]][[ホンダ・NSX|NSX]]』に、バンド名義でスポンサー参加<ref>{{Cite web |url=https://www.as-web.jp/racing-on/999840/attachment/asimg_photo03_1999_gt_rd6_ti_hiro_0189_5b6523e7a19a384 |title=『ホンダNSX(1999年編)』いまだタイトルには手が届かない“最速”ミッドシップ【忘れがたき銘車たち】 |website=autosport web |publisher=[[三栄]] |date=2023-10-09 |accessdate=2024-05-31}}</ref>。
* 4月3日から、ニッポン放送系ラジオ番組『L'Arc〜en〜CielのOH! DAIBA TO BLUE』が『[[クールKのウルトラカウントダウン]]』内へ時間帯を移動(1999年6月26日まで)。
* 4月18日 - 7月4日、[[テレビ朝日]]系番組『[[ロンドンハーツ|イナズマ!ロンドンハーツ]]』のエンディングで楽曲を演奏するコーナーに出演。
* 4月21日、'''15thCDシングル「[[HEAVEN'S DRIVE]]」'''を発売。通算6作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得すると共に<ref name="rsj58"/>、2度目となる2週連続シングルチャート首位 (12cmCD部門) を記録。さらに、ノンタイアップながら通算4作目のシングルミリオンセラーを記録している<ref name="rsj58"/>。
* 6月2日、'''16thCDシングル「[[Pieces (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Pieces]]」'''を発売。通算7作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj58"/>。
* 7月1日、'''6thアルバム『[[Ark (アルバム)|ark]]』'''、'''7thアルバム『[[ray (アルバム)|ray]]』'''を同時発売。アルバム2枚合算で初動約300万枚以上を売り上げ、同一アーティストが売り上げた最多初動セールスを記録<ref name="rsj58"/>。また、『ark』が通算3作目のオリコン週間アルバムチャート首位を獲得し<ref name="rsj58"/>、『ray』と共にオリコンアルバムチャート1位・2位の独占を2週にわたって達成した<ref name="rsj58"/>。さらに、両作がダブルミリオンを超える売り上げを記録<ref name="rsj58"/>。最終的にこの2作で600万枚を超えるセールスを記録した<ref name="rsj58"/>。また、この日から1999年8月31日までの62日間限定で、特設サイト「arkray.com」を展開している<ref name="rsj58"/>。なお、この2枚のアルバムは、日本を含めたアジアの7つの国と地域(日本、台北、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、[[フィリピン]])で同時リリースされている。
* 7月17日 - 8月21日、特設野外会場を中心にまわるライブツアー「[[1999 GRAND CROSS TOUR]]」を開催。東京公演では1公演につき12万5千人(2日間で延べ25万人)の観客を動員。全公演を合わせて65万人を動員しており、自身最大規模のライブツアーとなった。また、8月21日の東京公演はViewsic(現:[[MUSIC ON! TV]])で生放送が行われている。さらに8月22日の東京公演は、[[スター (衛星放送)|スターTV・香港]]が立ち上げた[[中華人民共和国|中国]]および[[アジア]]の有料テレビ音楽ネットワーク、[[channel V]]で、自身初のアジア各国におけるコンサートの同時生放送が行われ、各国合計の視聴者数は約1億人を記録した<ref name="rsj58"/>。
* 8月11日
*: '''17thCDシングル「[[Driver's High]]」'''を発売。
*: '''ミュージック・クリップ集『[[CHRONICLE]]』'''を発売。通算3作目のオリコン週間ビデオチャート首位を獲得。
* 9月10日、プロモーションの為、hydeとtetsuyaがタイへ渡航<ref name="rsj58"/>。なお、2人は同月14日に香港、同月16日・17日に台北に渡っている<ref name="rsj58"/>。
* 9月14日、プロモーションの為、hydeとtetsuyaが香港へ渡航<ref name="rsj58"/>。
* 9月16日 - 9月17日、プロモーションの為、hydeとtetsuyaが台北へ渡航<ref name="rsj58"/>。
* 10月4日から、[[エフエム東京|TOKYO FM]]系ラジオ番組『[[やまだひさしのラジアンリミテッド]]』内の箱番組『[[FLYING〜L'Arc〜ATTACK]]』を開始(2002年3月28日まで)。
* 10月27日、'''18thCDシングル「[[LOVE FLIES]]」'''を発売。通算8作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj58"/>。
557 ⟶ 585行目:
* 12月7日、[[ベストドレッサー賞|1999年度ベストドレッサー賞]]を受賞<ref name="rsj58"/>。
* 12月27日、[[SPACE SHOWER Music Video Awards|SPACE SHOWER Music Video Awards '99]]において、「Pieces」が“BEST VIDEO OF THE YEAR”を受賞<ref name="rsj58"/>。
* 12月31日、[[第50回NHK紅白歌合戦]]に2度目の出場。披露曲は「HEAVEN'S DRIVE」。
* 12月31日
* 12月31日 - 2000年1月1日、メジャーデビュー後では初となるカウントダウンライブ「RESET>>LIVE *000」を[[東京国際展示場|東京ビッグサイト 東館展示ホール1-3]]にて開催。協賛は[[ツーカー]]<ref name="tuka">{{Cite web2|url=http://www.kddi.com/tu-ka/tokyo/news/release/991111.html|title=TU-KA Infoplanet / ニュースリリース 「EZweb誕生キャンペーン」について|publisher=tu-ka|accessdate=2010-03-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20100306020718/http://www.kddi.com/tu-ka/tokyo/news/release/991111.html|archivedate=2010-03-06}}</ref>。また、このライブでは、会場となった東京ビッグサイト東館展示1-3ホールに隣接する4-5ホールにおいて、大型ビジョンでライブの模様を生中継するリアルタイム・ヴァーチャル・ライブも開催された<ref name="rsj58"/>。なお、リアル・ライブとヴァーチャル・ライブを合わせ、5万5千人を動員。また、1999年12月31日23時59分頃から全国各地の街頭ビジョンにおいて、ライブに訪れた観客によるカウントダウンと2000年代幕開けの1曲目として披露した「NEO UNIVERSE」の模様を生放映した。
*: [[第50回NHK紅白歌合戦]]に2度目の出場。披露曲は「HEAVEN'S DRIVE」。
*: 自身初のカウントダウンライブ「RESET>>LIVE *000」を[[東京国際展示場|東京ビッグサイト 東館展示ホール1-3]]にて開催。このカウントダウンライブは1999年12月31日から2000年1月1日をまたいで行われた。協賛は[[ツーカー]]<ref name="tuka">{{Cite web2|url=http://www.kddi.com/tu-ka/tokyo/news/release/991111.html|title=TU-KA Infoplanet / ニュースリリース 「EZweb誕生キャンペーン」について|publisher=tu-ka|accessdate=2019-04-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20100306020718/http://www.kddi.com/tu-ka/tokyo/news/release/991111.html|archivedate=2019-04-03}}</ref>。また、このライブでは、会場となった東京ビッグサイト 東館展示1-3ホールに隣接する4-5ホールにおいて、大型ビジョンでライブの模様を生中継するリアルタイム・ヴァーチャル・ライぶも開催された<ref name="rsj58"/>。なお、リアル・ライブとヴァーチャル・ライブを合わせ、5万5千人を動員している(リアル・ライブで3万5千人、ヴァーチャル・ライブで2万人を動員)。また、1999年12月31日23時59分頃から、全国各地の街頭ビジョンにおいて、カウントダウンライブに訪れた観客によるカウントダウンと2000年代幕開けの1曲目として披露した「NEO UNIVERSE」の模様を生放映している。
</div>
 
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<div style="height: 250px; overflow: auto; padding: 6px; border:1px solid #AAAAAA;" >
'''2000年'''
* 1月1日
*: 自身初のカウントダウンライブ「RESET>>LIVE *000」を[[東京国際展示場|東京ビッグサイト 東館展示ホール1-3]]にて開催。このカウントダウンライブは1999年12月31日から2000年1月1日をまたいで行われた。協賛は[[ツーカー]]<ref name="tuka"/>。また、このライブでは、会場となった東京ビッグサイト 東館展示1-3ホールに隣接する4-5ホールにおいて、大型ビジョンでライブの模様を生中継するリアルタイム・ヴァーチャル・ライブも開催された<ref name="rsj58"/>。なお、リアル・ライブとヴァーチャル・ライブを合わせ、5万5千人を動員している(リアル・ライブで3万5千人、ヴァーチャル・ライブで2万人を動員)。また、1999年12月31日23時59分頃から、全国各地の街頭ビジョンにおいて、カウントダウンライブに訪れた観客によるカウントダウンと2000年代幕開けの1曲目として披露した「NEO UNIVERSE」の模様を生放映している。
* 1月19日、'''19thCDシングル「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE/finale]]」'''を発売。通算9作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得すると共に<ref name="rsj58"/>、通算5作目のシングルミリオンセラーを記録。
* 3月15日、[[日本ゴールドディスク大賞|第14回日本ゴールドディスク大賞]]において、「HEAVEN'S DRIVE」が“SONG OF THE YEAR”を、『ark』『ray』「NEO UNIVERSE」が“ROCK ALBUM OF THE YEAR”を受賞する<ref name="rsj58"/>。
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* 4月7日、[[NTTドコモ]]の[[iモード]]、[[SoftBank (携帯電話)|J-PHONE]]各社のJ-Sky Webで最新情報提供が全国一斉にサービスを開始。同年5月17日には、[[IDO]]・セルラー・[[ツーカー]]各社の[[EZweb]]でもサービスを開始した。
* 4月17日、新曲「STAY AWAY」が、各携帯電話へ着信メロディサービスを開始。全国のレコード店で限定200,000枚の着信メロディデータを掲載したフライヤーを配布した。
* 4月21日、公式ファンクラブ「Ciel」「LE-CIEL」(読み:ルシエル)に改称される
* 6月28日、'''リミックスアルバム『[[ectomorphed works]]』'''を発売。このアルバムは、yukihiro単独のプロデュース作品となっている。
* 7月19日
*: '''20thCDシングル「[[STAY AWAY]]」'''を発売。
*: '''[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]用[[ゲームソフト]]『[[激突トマラルク|激突トマラルク TOMARUNNER VS L'Arc〜en〜Ciel]]』'''を発売。
* 8月30日、'''8thアルバム『[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|REAL]]』'''を発売。通算4作目のオリコン週間アルバムチャート首位を獲得すると共に<ref name="rsj58"/>、5度目のアルバムミリオンセラーを記録した<ref name="rsj58"/>。
* 10月8日 - 10月27日、ライブツアー「CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE」を開催。これはL'Arc〜en〜Cielとって、久々のライブハウスのみをまわるツアーとなった。
* 11月4日 - 12月6日、自身初の[[ドーム球場|4大ドーム]]ツアー「TOUR 2000 REAL」を開催。協賛は[[トヨタ自動車]]と [[Yahoo! JAPAN]]<ref name="yahoo">{{Cite web2|date=2000-11-02|url=http://pr.yahoo.co.jp/release/2000/1102a.html|title=Yahoo! JAPANプレスリリース - Yahoo! JAPANがラルク・アン・シエルの東京ドーム公演をインターネットライヴ中継|publisher=Yahoo! JAPAN|accessdate=20232016-0401-1130|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160130104336/http://pr.yahoo.co.jp/release/2000/1102a.html|archivedate=20232016-0401-1130}}</ref>。このツアーでは40万人以上を動員する。なお、東京ドームでの4公演のうち、12月5日公演はYahoo! JAPAN内のコンテンツ「Yahoo!ブロードキャスト」で配信されている<ref name="yahoo" />。また、12月6日公演は[[スカパー!]]・[[スカパー!プレミアムサービス|スカイパーフェクTV]]の[[ペイ・パー・ビュー]]チャンネル、[[スカチャン|パーフェクト・チョイス]]で、通常形態の放送+メンバー4人のアングル別チャンネルで生放送が行われた。さらに携帯電話サービス「LE-CIEL NET」においても、12月6日公演のライブ動画中継が実施された。
* 12月23日、[[SPACE SHOWER Music Video Awards|SPACE SHOWER Music Video Awards '00]]において、「STAY AWAY」が“BEST VIDEO OF THE YEAR”と“BEST GROUP VIDEO”を受賞<ref name="rsj59">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.59、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。
* 12月31日、[[第51回NHK紅白歌合戦]]に3回目の出場。演奏曲は「STAY AWAY」。
'''2001年'''
* 3月13日、[[日本ゴールドディスク大賞|第15回日本ゴールドディスク大賞]]において、『REAL』が“ROCK ALBUM OF THE YEAR”を受賞する<ref name="rsj59"/>。
* 3月14日
*: 自身初の'''ベストアルバム『[[Clicked Singles Best 13]]』'''を発売。通算5作目のオリコン週間アルバムチャート首位を獲得すると共に<ref name="rsj59"/>、6度目のアルバムミリオンセラーを記録した<ref name="rsj59"/>。なお、このベストアルバムは、Yahoo! JAPANとのジョイント企画として開設された特設投票サイト「LArc.yahoo.co.jp」の投票結果をもとに、収録曲が決定されている。ちなみに投票対象となる楽曲は、シングル表題曲のみとなっている。また、投票は日本以外のアジア地域でも行われており、日本盤の他、中国盤、香港盤、台湾盤、タイ盤、フィリピン盤、マレーシア盤が各地域で同時リリースされている余談だが2001年5月には米国盤、2004年には韓国盤が発売されている
*: 携帯電話情報サービス「LE-CIEL NET」で着メロ配信サービスを開始。
* 3月28日、'''ミュージック・クリップ集『[[CHRONICLE 2]]』'''を発売。通算2作目のオリコン週間DVD総合チャート首位を獲得。
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* 9月5日、'''21stCDシングル「[[Spirit dreams inside -another dream-]]」'''を発売。通算10作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj59"/>。このシングル発売前後から、L'Arc〜en〜Cielは実質的に活動休止状態となり、メンバー各個人がソロ活動もしくは別バンドでの活動を開始するようになる。
'''2002年'''
* 3月13日、[[日本ゴールドディスク大賞|第16回日本ゴールドディスク大賞]]において、『Clicked Singles Best 13』が“ROCK ALBUM OF THE YEAR”を受賞する<ref name="rsj59"/>。
'''2003年'''
* 3月19日、'''ベストアルバム『[[The Best of L'Arc〜en〜Ciel]]』'''を'''『1994-1998』『1998-2000』『c/w』'''の3枚に分け同時発売。
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* 12月26日、日本武道館で行われたDanger Crue Records主催のライブイベント「[[天嘉 (イベント)|天嘉 弐 -DANGER II-]]」にシークレットゲストとして出演<ref name="rsj59"/>。未発表の新曲「READY STEADY GO」を初披露。
'''2004年'''
* 2月4日、'''22ndCDシングル「[[READY STEADY GO (L'Arc〜en〜Cielの曲)|READY STEADY GO]]」'''を発売。通算11作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj60">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.60、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。
* 3月3日、'''23rdCDシングル「[[瞳の住人]]」'''を発売。通算12作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj60"/>。
* 3月31日
*: '''9thアルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|SMILE]]』'''を発売。
*: ムック本『ぴあMOOK ラルクぴあ 街に詳しくなる! 遊びに詳しくなる! ラルクに詳しくなる!』を[[ぴあ (雑誌)|ぴあ]]から発売
* 4月21日、メジャーデビュー10周年を記念し、1stアルバム『DUNE』の'''復刻盤『[[DUNE (アルバム)#10th Anniversary Edition|DUNE 10th Anniversary Edition]]』'''をDanger Crue Recordsから発売<ref name="rsj60"/>。
* 5月8日、Sony Music Fes. 2004の一環で、ライブ「SMILE TOUR 2004前夜祭」を国立代々木競技場 第一体育館にて開催。
* 5月11日 - 6月27日、約3年6ヶ月ぶりとなるライブツアー「SMILE TOUR 2004」を開催し、約25万人を動員。
* 6月2日、'''24thCDシングル「[[自由への招待]]」'''を発売。通算13作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj60"/>。なお、L'Arc〜en〜Cielはこのシングル以降、フィジカル発売と同日もしくはそれに先駆けて、表題曲を各種[[音楽配信]]サービスサイトで発表するようになり、楽曲のリリースの形態が大きく変わっている。この当時の日本では、[[携帯電話]]で音源のフルコーラスが聴ける[[着うたフル]]などの独自サービスが登場し、楽曲のダウンロード配信が本格的に始まった背景があり、L'Arc〜en〜Cielもこの流れに沿うように販売形態を多様化していく運びとなった
* 6月29日、9thアルバム『SMILE』をアメリカで発売。
* 7月24日・25日、野外[[ロックフェスティバル|野外ロックフェスティバル]]「[[POCARI SWEAT BLUE WAVE THE ROCK ODYSSEY 2004|THE ROCK ODYSSEY 2004]]」に出演。7月24に行われた[[大阪ドーム]]公演および、7月25日に行われた[[横浜国際総合競技場]]公演に出演し、それぞれの会場で12曲を披露。
* 7月30日、[[アメリカ合衆国]]・[[メリーランド州]][[ボルチモア]]にある[[:en:1st Mariner Arena|ファースト・マリナー・アリーナ]]で行われたアニメコンベンション「OTAKON 2004」の一環で、自身初の海外ライブ「Live in USA」を同所にて開催。
* 12月14日、'''ライブビデオ『[[LIVE IN U.S.A 〜at 1st Mariner Arena July 31, 2004〜]]』'''を発売。
* 12月19日・26日、[[大阪城ホール]]で行われたイベント「[[鋼の錬金術師 (アニメ)|鋼の錬金術師FESTIVAL]]」にシークレットゲストとして出演。なお、同年12月26日には、国立代々木競技場 第一体育館で行われた同イベントへ出演している
* 12月25日、日本武道館で行われたDanger Crue Records主催のライブイベント「天嘉 参 -DANGER III-」にシークレットゲストとして出演<ref name="rsj60"/>。未発表の新曲「Killing Me」を初披露。
'''2005年'''
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* 7月20日、'''28thCDシングル「[[Link (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Link]]」'''を発売。
* 7月22日、東京国際フォーラムで行われたイベント「[[劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者]] 前夜祭」にシークレットゲストとして出演<ref name="rsj60"/>。
* 7月28日、LE-CIEL会員限定でライブ「AWAKE TOUR 2005前夜祭 「今夜奇跡が起きる!?」」を[[LIQUIDROOM|LIQUIDROOM Ebisu]]にて開催<ref name="rsj61">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.61、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。
* 7月30日、[[大坂城|大阪城西の丸庭園]]で行われたイベント「[[毎日放送|MBS]] ANIME FES.'05」にシークレットゲストとして出演し、3曲を披露<ref>{{Cite web2|date=2005-08-09|url=http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0508/09/news072.html|title=MBS・TBS系アニメの祭典「MBS ANIME FES.'05」開催|publisher=[[ITmedia]] Games|accessdate=20232018-1108-0626|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180826150353/http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0508/09/news072.html|archivedate=20232018-1108-0626}}</ref>。
* 8月6日 - 8月31日、ライブツアー「AWAKE TOUR 2005」を開催。このツアーでは、約13万2千人を動員するした
* 9月3日 - 9月25日、日本を含むアジア地域3ヶ国をまわるライブツアー「[[ASIALIVE 2005]]」を開催。このツアーは、東京(日本)・[[ソウル特別市|ソウル]]([[大韓民国|韓国]])・[[上海市|上海]]([[中華人民共和国]])の3都市で行われ 、ソウル・上海公演はそれぞれ1万人、東京公演は2日間で約9万2千人を動員している
* 9月20日
*: オフィシャルテキストブック『WORDS L'Arc〜en〜Ciel』を[[角川書店]]から発売<ref name="rsj61"/>。著者は、音楽雑誌『[[ROCKIN'ON JAPAN]]』の元編集長である[[鹿野淳]]。
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* 4月1日、オムニバスブック『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT & PHOTOGRAPH』を[[ソニー・マガジンズ]]から完全受注生産で発売。この本は、ソニー・マガジンズから発行された音楽雑誌『[[WHAT's IN?]]』や『Gb』などに掲載されていたL'Arc〜en〜Cielへのインタビュー記事や写真が抜粋されたものとなっている。
* 6月21日、'''ライブビデオ『[[ASIALIVE 2005#DVD・Blu-ray|ASIALIVE 2005]]』'''を発売。通算4作目のオリコン週間DVD総合チャート首位を獲得。なお、2006年にバンド結成15周年を迎えたことを踏まえ、「L'Anniversary」(読み:ラニバーサリー)企画を開始。このビデオを含めた作品・関連イベントには、"15周年"を示すマークが付与されることになった<ref group="注釈">2006年のL'Anniversary企画の対象となった作品は、ライブビデオ『ASIALIVE 2005』、「L'Arcafe」販売商品、シングル15タイトル再発盤、復刻盤『ark 15th Anniversary Expanded Edition』、復刻盤『ray 15th Anniversary Expanded Edition』の他、ライブビデオ『CHRONICLE 0 -ZERO-』『FIVE LIVE ARCHIVES』『15th L'Anniversary Live』の3作品。</ref>。
* 7月15日 - 8月31日、J-POP CAFE SHIBUYAにてカフェイベント「L'Arcafe」(読み:ラルカフェ)を期間限定で開催<ref name="rsj61"/><ref>{{Cite web2|url=http://www.larc-en-ciel.com/archive/l_cafe/l-cafe.html|title=L'Arc〜en〜Ciel L'Arcafe|publisher=L'Arc〜en〜Ciel.com|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160314030310/http://www.larc-en-ciel.com/archive/l_cafe/l-cafe.html|archivedate=2023-04-16}}</ref>。このカフェでは、メンバー4人が考案したオリジナルメニュー販売の他、過去の未公開ライブ映像が放映された。なお、カフェで放映された映像は、のちに発売されたライブビデオボックス『FIVE LIVE ARCHIVES』へ収録された。
* 8月30日、1stCDシングル「Blurry Eyes」から14thCDシングル「forbidden lover」のCDシングル14作の12cmCD盤を発売<ref>{{Cite web2|url=http://www.larc-en-ciel.com/archive/15_single/15_single.html|title=初期シングル15タイトル___12cm化リリース決定|publisher=L'Arc〜en〜Ciel.com|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170708113414/http://www.larc-en-ciel.com/archive/15_single/15_single.html|archivedate=2023-04-16}}</ref>。同日には、1997年に7thCDシングルとしてリリース予定だったが、sakuraの逮捕を受け発売中止となっていた作品を、'''29thCDシングル「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」'''として発売。なお、この再発によって、2005年|前年に[[サザンオールスターズ]]が記録した「同一アーティストによる最多週間シングルチャートTOP30入り」の記録を12から15へ更新した<ref name=">[https://www.oricon.co.jp"/news/33630/ 史上最多! L'Arc〜en〜CielがシングルTOP30の半数の15作を独占!]</ref>。
* 9月1日、中華人民共和国にてオフィシャルファンクラブ設立<ref name="rsj61"/>。
* 11月25日・26日、バンド結成15周年記念ライブ「[[15th L'Anniversary Live]]」を東京ドームにて開催。チケットは約2分で完売し、2日間で約11万人を動員している
* 12月13日、1999年に発売した6thアルバム『ark』、7thアルバム『ray』に特典DVDを付属した、バンド結成15周年を記念した'''復刻盤『[[ark (アルバム)#ark 15th Anniversary Expanded Edition|ark 15th Anniversary Expanded Edition]]』『[[ray (アルバム)#ray 15th Anniversary Expanded Edition|ray 15th Anniversary Expanded Edition]]』'''を発売。
'''2007年'''
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* 5月30日、'''30thCDシングル「[[SEVENTH HEAVEN (L'Arc〜en〜Cielの曲)|SEVENTH HEAVEN]]」'''を発売。通算17作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj61"/>。
* 6月8日 - 8月30日、ライブツアー「Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ!」を開催。このツアーは、1998年以来約9年ぶりにホール規模の会場を中心にまわるツアーとなった。
* 7月28日、韓国・[[仁川広域市]]で行われた野外ロックフェスティバル「[[仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル|2007 INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL]]」の2日目にヘッドライナーとして出演し<ref name="rsj61"/>、15曲を披露。なお、このフェスへのヘッドライナー出演は、日本人アーティストとして初のこととなった<ref name="rsj61"/>。
* 8月29日、'''31stCDシングル「[[MY HEART DRAWS A DREAM]]」'''を発売。通算18作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj61"/>。
* 9月12日、'''ライブビデオ『[[15th L'Anniversary Live#DVD・Blu-ray|15th L'Anniversary Live]]』'''を発売。通算5作目のオリコン週間DVD総合チャート首位を獲得<ref name="rsj61"/>。
* 10月10日、'''32ndCDシングル「[[DAYBREAK'S BELL]]」'''を発売。通算19作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj61"/>。
* 11月14日、'''33rdCDシングル「[[Hurry Xmas]]」'''を発売。
* 11月21日、'''11thアルバム『[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|KISS]]』'''を発売。通算7作目のオリコン週間アルバムチャート首位を獲得<ref name="rsj61"/>。
* 11月20日 - 12月25日、東京・[[渋谷]]にある商業施設、[[109 (商業施設)|SHIBUYA109]]のメンズブランド「109MEN'S」(現:MAGNET by SHIBUYA109)とL'Arc〜en〜Cielがコラボした巨大広告が展示された<ref name="s109">{{Cite web2|date=2007-11-21|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000035775|title=ラルクのキスシーン(!?)はコレだっ!!|publisher=BARKS|accessdate=2024-01-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220718035514/https://www.barks.jp/news/?id=1000035775|archivedate=2024-01-01}}</ref>。この広告では翌週に発売されるアルバムのタイトルにちなみ、"メンバー同士がキスをしているように見える写真"が使われている<ref name="s109"/>。なお、これはこの広告のため撮り下ろしされたものである<ref name="s109"/>。また、この広告でメンバーは「109MEN'S」を取り入れたコーディネートで登場している<ref name="s109"/>。さらに、同期間には「109MEN'S×L'Arc〜en〜Ciel」のコラボレーションCMがフォーラムヴィジョンにて放映されている<ref name="s109"/>。ちなみに、「109MEN'S」がロック・アーティストとコラボレーションするのは、これが初の試みとなった<ref name="s109"/>。
* 11月21日、'''11thアルバム『[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|KISS]]』'''を発売。通算7作目のオリコン週間アルバムチャート首位を獲得<ref name="rsj61"/><ref>{{Cite web2|date=2007-11-27|url=https://www.oricon.co.jp/news/49983/|title=ラルク、ニューアルバムで1位。通算7作目|publisher=ORICON NEWS|accessdate=2023-09-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190405074526/https://www.oricon.co.jp/news/49983/|archivedate=2023-09-29}}</ref>。
* 12月4日、iTunes USAで11thアルバム『KISS』の配信を開始。
* 12月5日、'''ミュージック・クリップ集『[[CHRONICLE 3]]』'''を発売。
* 12月22日 - 2008年2月17日、ライブツアー「TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS」を開催。
'''2008年'''
* 2月11日、iTunes Canadaで11thアルバム『KISS』の配信を開始<ref name="rsj64">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.64、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。
* 2月21日、Yahoo!ミュージックアワード2007において、L'Arc〜en〜Cielが“ベストグループ最優秀賞”を受賞<ref name="rsj64"/>。
* 3月、NHK『J-MELO Awards』(2007年)において、L'Arc〜en〜Cielが“Most Requested Artist”を受賞<ref name="rsj64"/>。
* 4月2日
*: '''34thCDシングル「[[DRINK IT DOWN]]」'''を発売。通算20作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得<ref name="rsj64"/>。また、[[Billboard JAPAN]] Top Singles Salesチャートで自身初の首位を獲得した
*: '''ライブビデオ『[[Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ! in OKINAWA]]』'''を発売。
* 4月12日、[[MySpace]]上で、[https://myspace.com/larcenciel L'Arc〜en〜Ciel Official MySpace]を開設<ref name="rsj64"/>。
* 4月18日、11thアルバム『KISS』をヨーロッパで発売。
* 4月19日 - 6月8日、日本国内外7都市をまわるライブツアー「[[TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜]]」を開催。このツアーは、ソウル・上海・[[香港]]・[[台北市|台北]]・[[パリ]]・東京・大阪の7都市で行われ、約30万人を動員している<ref name="rsj64"/>。ちなみにパリ公演は、自身初のヨーロッパ公演となった。なお、5月9日に行ったパリ公演の模様は、東京・大阪・福岡・広島・新潟の全国5箇所の[[シネマコンプレックス]]において、世界初となる海外コンサートの同時中継が行われた<ref name="rsj64"/>。ちなみに、海外コンサートの同時中継は、このパリ公演が世界初のことであるとなった<ref name="rsj64"/>。
* 5月2日、11thアルバム『KISS』が台湾の音楽チャート、G-musicの2008年5月2日付総合ランキングで首位を獲得<ref name="rsj64"/>。
* 5月13日、[[読売新聞]]朝刊において、2008年8月にニューシングル「NEXUS 4/SHINE」をリリースすることと、2011年にバンド結成20周年記念ライブを開催することを発表した<ref name="live2008" />。この発表に関連し、バンド結成20周年記念公演までライブ活動を休止することも発表された。
* 8月27日
*: '''35thCDシングル「[[NEXUS 4/SHINE|NEXUS 4/SHINE]]」'''を発売。
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* 3月、NHK『J-MELO Awards』(2008年)において、L'Arc〜en〜Cielが“Most Requested Artist”を受賞<ref name="rsj64"/>。
* 3月25日、'''ドキュメンタリー・ビデオ『[[DOCUMENTARY FILMS 〜Trans ASIA via PARIS〜]]』'''を発売。
* 5月20日、'''ライブビデオ『[[LIVE IN PARIS]]』'''を発売。通算7作目のオリコン週間DVD総合チャート首位を獲得。7作のDVD総合チャート首位獲得は、当時の男性アーティストの持つ記録としては歴代1位タイとなった<ref>{{Cite web2|date=2009-05-27|url=https://www.oricon.co.jp/news/66443/full/|title=L'Arc〜en〜Ciel、通算7作目のDVD総合首位獲得で男性アーティスト歴代1位タイ|publisher=ORICON NEWS|accessdate=20232019-04-0905|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190405204633/https://www.oricon.co.jp/news/66443/full/|archivedate=20232019-04-0905}}</ref>。
* 5月22日 - 5月24日、ドキュメンタリー・ビデオ『DOCUMENTARY FILMS 〜Trans ASIA via PARIS〜』と、ライブビデオ『LIVE IN PARIS』、ライブ写真集『á Paris』([[カジュアル]]仕様)の発売記念イベントとして、[[赤坂サカス]]において「L'Arc〜en〜Ciel MUSEUM」を開催。
* 9月2日、ベストアルバム『Clicked Singles Best 13』の[[ブルースペックCD]]盤を発売。
* 12月1日、tetsuyaが自身のアーティスト名を「tetsu」から現在の「tetsuya」へ改名。
* 12月9日、33rdCDシングル「Hurry Xmas」の2009年盤を発売。
</div>
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<div style="height: 250px; overflow: auto; padding: 6px; border:1px solid #AAAAAA;" >
'''2010年'''
* 1月13日、[[日本放送協会|NHK]][[2010年バンクーバーオリンピック|バンクーバーオリンピック]]・[[バンクーバーパラリンピック|パラリンピック]]放送のテーマソング発表会見において、新曲「BLESS」を披露<ref name="rsj65">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.65、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。
* 1月27日、'''36thCDシングル「[[BLESS (L'Arc〜en〜Cielの曲)|BLESS]]」'''を発売。
* 3月、NHK『J-MELO Awards』(2009年)において、L'Arc〜en〜Cielが“Most Requested Artist”を受賞<ref name="rsj65"/>。
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* 12月31日、[[第61回NHK紅白歌合戦]]に4度目の出場。演奏曲は「BLESS」。
'''2011年'''
* 1月1日、バンド結成20周年の幕開けとなるニューイヤーライブ「20th L'Anniversary Starting Live "L'A HAPPY NEW YEAR!"」を[[幕張メッセ|幕張メッセ 国際展示場9-11ホール]]にて開催。ライブの模様は当日の19:00 (JST) から[[Ustream]]で生中継が行われ、直前に出演したNHK紅白歌合戦の会場、[[NHKホール]]からの移動などの様子も中継された<ref>{{Cite web2|date=2010-12-31|url=https://natalie.mu/music/news/42857|title=ラルク怒涛の大晦日に密着したUst配信、本日19時開始|publisher=[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]|accessdate=20232022-0410-1603|archiveurl=https://web.archive.org/web/20221003140533/https://natalie.mu/music/news/42857|archivedate=20232022-0410-1603}}</ref>。
* 2月16日、'''ベストアルバム『[[TWENITY]]』'''を'''『1991-1996』『1997-1999』『2000-2010』'''の3枚に分け同時発売。同年3月9日には、前記のCD3枚とDVD、特典を付属した'''『TWENITY BOX』'''を発売。
* 3月29日、2011年3月11日に発生した[[東北地方太平洋沖地震]] (東日本大震災) を受け、オフィシャルHP上にメンバー・スタッフの連名コメントを掲載。併せて、同年5月開催の「20th L'Anniversary LIVE」の全収益を、震災の義援金として寄付することを発表した<ref>{{Cite web2|datename=2011-03-29|url=https://natalie.mu/music/news/47007|title=L'Arc-en-Ciel、味スタライブ収益金を全額被災地へ寄付|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210416180027/https://natalie.mu/music/news/47007|archivedate=2023-04-09}}<"hisai"/ref>。
* 4月6日、'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''を発売<ref group="注釈">ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』は、当初発売日を2011年3月30日としていたが、2011年3月11日に発生した[[東北地方太平洋沖地震]] (東日本大震災) の影響により発売日が順延されている。</ref>。
* 5月28日・29日、バンド結成20周年記念ライブ「[[20th L'Anniversary LIVE]]」を[[東京スタジアム (多目的スタジアム)|味の素スタジアム]]にて開催。2日間で約1110万人を動員している。この公演は、日本国内の映画館40館およびパリ、ロンドン、ニューヨーク、台湾、香港、ソウルの海外6都市9ヶ所の映画館で[[ライブビューイング]]が実施されており、2万人を超える動員数を記録している<ref>{{Cite web2|date=2011-05-30|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000070328|title=L'Arc〜en〜Ciel、豪雨の味の素スタジアムで想いを一つに|publisher=BARKS|accessdate=2023-04-0907|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407043616/https://www.barks.jp/news/?id=1000070328|archivedate=2023-04-0907}}</ref>。
* 6月27日 - 28日、[[ドワンゴ]]が提供する[[ニコニコ動画]]の[[ライブ動画配信サービス|ライブストリーミングサービス]]「[[ニコニコ生放送]]」で24時間 (27日20:00 - 28日20:00、[[日本標準時|JST]]) にわたる特番企画を実施している<ref name="nicobark">{{Cite web2|date=2011-06-29|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000071137|title=L'Arc~en~Ciel、ニコ生来場者数90万超え&300万コメント突破|publisher=BARKS|accessdate=2016-01-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160123220534/https://www.barks.jp/news/?id=1000071137|archivedate=2016-01-23}}</ref>。この番組では、L'Arc〜en〜Cielがこれまでにリリースした楽曲の中から123曲、さらにミュージック・ビデオ44曲を一挙に放送している<ref name="nicobark"/>。そして、番組のフィナーレとなる同年6月28日19時からの1時間には、[[司会|MC]]の[[古坂大魔王]]とL'Arc〜en〜Cielのメンバー全員が初生出演し、メンバーがユーザーからの質問に答えるといった企画が行われている<ref name="nicobark"/><ref>{{Cite web2|date=2011-06-28|url=https://natalie.mu/music/news/52119|title=来場者数90万人!ラルク、ニコ生特番でレアトーク披露|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230416153540/https://natalie.mu/music/news/52119|archivedate=2023-04-16}}</ref>。なお、メンバーが出演したコーナーのラスト30分は、ニコニコ生放送史上初の試みとして、予告なしで[[東京]]・[[渋谷]]の[[渋谷スクランブル交差点|スクランブル交差点]]にある109フォーラムビジョン、そして[[名古屋]]、[[大阪]]の3都市の街頭ビジョンにて生中継が行われた<ref name="nicobark"/>。ちなみに動画配信サイトで24時間以上配信したアーティストは過去に存在するが、国内アーティストの施策としては初の試みとなった<ref name="nicobark"/>。余談だが、この特番では、同サービス内において当時の来場者数1位(90万人超<ref name="nicobark"/>)、コメント数1位(約300万<ref name="nicobark"/>)を記録している<ref name="nicobark"/>。
* 6月22日、'''シングルトラック「[[GOOD LUCK MY WAY]]」'''を先行配信。
* 6月29日、'''37thCDシングル「[[GOOD LUCK MY WAY]]」'''を発売。Billboard JAPANの[[Billboard Japan Hot Animation|Hot Animation]]チャートで自身初の首位を獲得。
* 7月21日 - 8月31日、SPACE SHOWER TV THE DINERにてカフェイベント「L'Arcafe」(読み:ラルカフェ)を約5年ぶりに期間限定で開催<ref name="rsj65"/>。このカフェでは、メンバー4人が考案したオリジナルメニュー販売の他、スペシャル映像も公開された。
* 9月10日 - 12月4日、バンド結成20周年を記念したライブツアー「20th L'Anniversary TOUR」を開催。12月4日の[[大阪ドーム|京セラドーム大阪]]公演は、日本国内の映画館54館、および香港、台北、台中、高雄、ソウルの海外5都市の映画館でライブビューイングが実施されている<ref>{{Cite web2|date=2011-12-04|url=http://www.liveviewing.jp/contents/016_larcenciel.html|title=L'Arc〜en〜Ciel“20th L'Anniversary TOUR” ライブビューイング|publisher=LIVE VIEWING JAPAN|accessdate=20232013-0401-1630|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130130142137/http://www.liveviewing.jp/contents/016_larcenciel.html|archivedate=20232013-0401-1630}}</ref>。
* 9月23日、[[日本武道館]]で行われたライブイベント「[[テレビ朝日ドリームフェスティバル|テレビ朝日ドリームフェスティバル 2011]]」にヘッドライナーとして出演し<ref name="rsj65"/>、10曲を披露。
* 10月12日、'''38thCDシングル「[[X X X]]」'''を発売。通算21作目のオリコン週間シングルチャート首位を獲得。この首位獲得により、ロックバンドとして史上3組目となる1990年代・2000年代・2010年代の「3つの十年代連続」でオリコン週間シングルチャートの首位獲得を達成した<ref>{{Cite web2|datename=2011-10-18|url=https:”xxxori”//www.oricon.co.jp/news/2002817/full/|title=【オリコン】ラルク新曲3年半ぶり、カエラ新作4年8ヶ月ぶり首位|publisher=オリコン|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230416084251/https://www.oricon.co.jp/news/2002817/full/|archivedate=2023-04-16}}</ref>。また、Billboard JAPAN Top Singles Salesチャートで通算2作目の首位、週間総合チャートである[[Billboard Japan Hot 100|Hot 100]]においても自身初の首位を獲得。さらに、[[着うたフル]]の有料ダウンロード数を集計した[[RIAJ有料音楽配信チャート]]でも初の首位を獲得している
* 11月、海外の映画館20館にて、ライブ映像『20th L'Anniversary LIVE』を上映<ref name="rsj65"/>。
* 12月14日、'''シングルトラック「[[CHASE (L'Arc〜en〜Cielの曲)|CHASE]]」'''を先行配信。
* 12月21日、'''39thCDシングル「[[CHASE (L'Arc〜en〜Cielの曲)|CHASE]]」'''を発売。
* 12月28日、'''ライブビデオ『[[20th L'Anniversary LIVE#DVD・Blu-ray|20th L'Anniversary LIVE -Complete Box-]]』『[[20th L'Anniversary LIVE#DVD・Blu-ray|-Day 1-]]』『[[20th L'Anniversary LIVE#DVD・Blu-ray|-Day 2-]]』'''を発売。男女通じてバンドグループでは史上3組目となるDVD総売上100万枚突破を記録。映像作品全体(VHS+DVD)ではダブルミリオンを突破した<ref>{{Cite nameweb2|date="oricon1"2012-01-07|url=https://www.oricon.co.jp/news/2005490/full/|title=DVD総売上がミリオン突破史上3組目の快挙|publisher=オリコン|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407044217/https://www.oricon.co.jp/news/2005490/full/|archivedate=2023-04-07}}</ref>。
* 12月31日、[[第62回NHK紅白歌合戦]]に5度目の出場。演奏曲は「CHASE」。
'''2012年'''
* 2月1日、12thアルバム『BUTTERFLY』の収録曲「[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|wild flower]]」を先行配信。
* 2月6日から、2日後に発売されるアルバムのプロモーションとして、アルバムタイトルと同名の[[木村カエラ]]の楽曲「[[Butterfly (木村カエラの曲)|Butterfly]]」を使った[[コマーシャルメッセージ|テレビCM]]が放映された<ref name="cm">{{Cite web2|date=2012-02-06|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000076814|title=広告業界騒然、L’Arc〜en〜CielアルバムCMに木村カエラ「ユーモアを理解して楽しんでくれたからこそ実現できた」|publisher=BARKS|accessdate=2023-06-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230627033255/https://www.barks.jp/news/?id=1000076814|archivedate=2023-06-27}}</ref>。なお、CM映像は、木村カエラの楽曲「Butterfly」の[[ミュージック・ビデオ]]が流れる中、最後にL'Arc〜en〜Cielのアルバム発売の告知が挿入されるというもので、音声にL'Arc〜en〜Cielの楽曲が一切登場しない内容となっている。このコラボレーションはL'Arc〜en〜Cielラルク側からのオファーによって実現しており、テレビCMは3パターン制作されている<ref name="cm"/>。
* 2月8日、'''12thアルバム『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|BUTTERFLY]]』'''を発売。通算8作目のオリコン週間アルバムチャート首位を獲得<ref name="rsj65"/>。また、Billboard JAPAN Top Albums Salesチャートで自身初の首位を獲得している
* 2月22日・23日、LE-CIEL会員限定ライブを[[横浜アリーナ]]にて開催。
* 3月、NHK『J-MELO Awards』(2011年)において、L'Arc〜en〜Cielが“Most Requested Artist”を受賞<ref name="rsj65"/>。
* 3月3日 - 5月5日、ライブツアー「[[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|WORLD TOUR 2012]]」を日本国外にて開催。このツアーは、約4年ぶりとなるワールドツアーで、香港、上海、ソウル、台北、[[バンコク]]、シンガポール、[[ジャカルタ]]、[[ニューヨーク]]、[[ロンドン]]、パリの海外10都市で行われた。ちなみにツアーで回った上海以外の会場では、'''ベストアルバム『[[WORLD'S BEST SELECTION]]』'''が限定販売されている。なお、3月25日のマディソン・スクエア・ガーデンでのライブは、日本人ミュージシャンとして初の同所での単独公演となった<ref name="liveMSG2012natanew" /><ref>{{Cite web2|date=2012-03-27|url=https://natalie.mu/music/news/66695|title=「20年かかった」L'Arc-en-Ciel初NY公演は熱狂と興奮の渦に|publisher=[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160420231147/https://natalie.mu/music/news/66695|archivedate=2023-04-07}}</ref>。また、この公演の模様は、日本全国29ヶ所の映画館で3月26日午前9時から生中継され、約1万5000人を動員している<ref>{{Cite web2|datename=2012-03-27|url=https:"spomsg"//www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/27/kiji/K20120327002912710.html|title=ラルク“米音楽の聖地”で日本人初の単独公演!|publisher=スポニチ|accessdate=2023-04-08|archiveurl=https://web.archive.org/web/20141007135226/https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/27/kiji/K20120327002912710.html|archivedate=2023-04-08}}</ref>。
* 3月5日、12thアルバム『BUTTERFLY』をヨーロッパで発売。
* 4月20日、バンドが所属するKi/oon Musicの20周年記念イベント「キューン20 イヤーズ&デイズ」の一環として、約7年ぶりとなるライブハウス公演「一夜限りのL'Arc〜en〜Ciel Premium Night」を[[LIQUIDROOM]]にて開催<ref>{{Cite web2|date=2012-04-21|url=https://natalie.mu/music/news/68209|title=L'Arc-en-Cielリキッド無料ライブで777人相手に大暴れ|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120807013157/https://natalie.mu/music/news/68209|archivedate=2023-04-15}}</ref>。なお、この公演は、12thアルバム『BUTTERFLY』に付属するIDを特設サイト上で入力し、抽選によって獲得できる「公演チケット (777人)」と「Ustream上の生中継アクセスコード (10万人)」のいずれかの当選者が観ることができ<ref>{{Cite web2|date=2012-01-13|url=https://natalie.mu/music/news/62638|title=ラルクがリキッドで無料ライブ!10万人限定Ust中継も|publisher=ナタリー|accessdate=20232016-0403-1604|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160304111529/https://natalie.mu/music/news/62638|archivedate=20232016-0403-1604}}</ref>。
* 5月12日 - 5月27日、ライブツアー「[[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL]]」を日本国内にて開催。このツアーは、1999年以来約13年ぶりに野外会場のみで構成されたツアーとなっている。なお、ツアーの最後に組まれた[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|国立競技場]](現:旧国立競技場)でのライブは、ミュージシャンとしては史上4組目、ロックバンドでは初の公演となった<ref name="livekokuritsu2012kokuritsu2012" />。なお、2012年3月3日から日本国外で行われたライブツアーと、同年5月31日のホノルル公演、そしてこの国内ツアーを合わせ、約45万人の動員を記録している
* 5月23日、'''配信限定シングル「[[X X X#配信限定楽曲|X X X -English version-]]」「[[CHASE (L'Arc〜en〜Cielの曲)#配信限定楽曲|CHASE -English version-]]」'''の各種音楽配信サイトでのダウンロード配信を開始。
* 5月31日、バンド結成20周年を締めくくるライブ「[[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|20th L'Anniversary Year Live in Hawaii]]」を[[ホノルル]]・[[:en:Waikiki Shell|ワイキキシェル]]にて開催。このライブでは、日[[ハワイ|布]]の友好関係向上の架け橋になったとして、ホノルル市が"5月31日"を「L'Arc〜en〜Cielの日」(L'Arc〜en〜Ciel DAY)に制定することを発表した<ref name="rsj65"/><ref>{{Cite web2|date=2012-06-02|url=http://www.sanspo.com/geino/news/20120602/oth12060205050010-n1.html|title=ハワイ・ホノルルに「ラルクの日」制定!|publisher=SANSPO.COM|accessdate=20232012-0407-1609|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120709105003/http://www.sanspo.com/geino/news/20120602/oth12060205050010-n1.html|archivedate=20232012-0407-1609}}</ref>。
* 6月1日、LE-CIEL会員限定ライブ「LE-CIEL Presents ハワイ アン シエル Special Live」をワイキキシェルにて開催。
* 6月4日 - 6月10日、東京・[[銀座]]の[[ソニービル]]内のOPUSにおいて、「L'Arc〜en〜Ciel PREMIERE SCREENING Supported by Sony and Ki/oon Music」を開催<ref>{{Cite web2|date=2012-05-30|url=https://www.cdjournal.com/main/news/larc-en-ciel/45091|title=200インチの大画面でL'Arc〜en〜Cielのベスト・パフォーマンスを先行上映!|publisher=CD Journal|accessdate=2023-04-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230407035415/https://www.cdjournal.com/main/news/larc-en-ciel/45091|archivedate=2023-04-07}}</ref>。
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*: '''ライブビデオ『[[LIVE TWENITY]]』'''を発売。
* 7月28日、ファンクラブ会報誌別冊『LE-CIEL Extra Number』を[[エムオン・エンタテインメント]]から発売<ref name="rsj65"/>。
* 11月7日、[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]が[[iTunes Store]]へ参入したことに伴い、L'Arc〜en〜Cielの楽曲を同サービスで配信開始する<ref>{{Cite web2|date=2012-11-07|url=https://natalie.mu/music/news/79525|title=Sony Music楽曲がiTunes Storeで配信開始|publisher=ナタリー|accessdate=2023-02-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230227095134/https://natalie.mu/music/news/79525|archivedate=2023-02-27}}</ref>
* 12月26日、'''ライブビデオ『[[WORLD TOUR 2012 LIVE at MADISON SQUARE GARDEN]]』'''を発売。
'''2013年'''
* 3月20日、'''ライブビデオ『[[20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL LIVE at 国立競技場]]』'''を発売。
* 8月7日、iTunes Storeが同日に開始した「iTunesライブビデオ」において、ライブビデオ『LIVE TWENITY』の配信を開始。
* 8月7日、iTunes Storeが同日に開始した「iTunesライブビデオ」において、ライブビデオ『LIVE TWENITY』の配信を開始<ref>{{Cite web2|date=2013-08-07|url=https://www.sonymusic.co.jp/artist/LArc-en-Ciel/info/429091|title=iTunesライブビデオにて、「LIVE TWENITY」配信スタート!|publisher=Sony Music|accessdate=2023-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150924134153/https://www.sonymusic.co.jp/artist/LArc-en-Ciel/info/429091|archivedate=2023-04-15}}</ref><ref>{{Cite web2|date=2013-08-07|url=http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20130807/1051345/?bpnet|title=iTunes in the Cloudが新たに映画に対応、複数のiOSデバイスで視聴可能に|publisher=[[日経トレンディ]]|accessdate=2014-04-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140419192817/http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20130807/1051345/?bpnet|archivedate=2014-04-19}}</ref>。
'''2014年'''
* 2月26日、'''ライブビデオボックス『[[L'Aive Blu-ray BOX -Limited Edition-]]』'''を発売。
* 3月19日、ライブビデオ『heavenly 〜films〜』から『WORLD TOUR 2012 LIVE at MADISON SQUARE GARDEN』の全18作品のBlu-ray Disc版を発売。
* 3月21日・22日、約1年10ヶ月ぶりにライブ「[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場]]」を国立競技場(現:旧国立競技場)にて開催<ref>{{Cite web2|date=2014-01-09|url=https://natalie.mu/music/news/107362|title=L'Arc-en-Ciel国立競技場に帰還!2DAYSライブ詳細判明|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20151122063806/https://natalie.mu/music/news/107362|archivedate=2023-04-11}}</ref>。このライブでは、スタンド・フィールド含め8万人(2日間で延べ16万人)を動員<ref name="rsj66">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.66、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。これは、ライブにおける国立競技場(現:旧国立競技場)の最多動員数記録となった<ref name="rsj66"/>。なお、2日目公演の模様は、日本国内の映画館37館で生中継された他、イギリス、フランス、アメリカ、[[メキシコ]]、台湾、香港の海外20都市でもライブビューイングが実施された<ref>{{Cite web2|date=2014-03-23|url=https://natalie.mu/music/news/112721|title=L'Arc-en-Ciel、最後の国立公演で“新国立”での再会誓う|publisher=ナタリー|accessdate=20232015-0403-1124|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150324081126/https://natalie.mu/music/news/112721|archivedate=20232015-0403-1124}}</ref>。
* 5月29日、建て替え前の国立競技場(現:旧国立競技場)で行われた最後のライブイベント「SAYONARA 国立競技場FINAL WEEK JAPAN NIGHT」の2日目公演("Japan to the World")にヘッドライナーとして出演し、9曲を披露。
* 7月23日、[[2160p|4K]]対応液晶テレビ「[[ブラビア|BRAVIA]]」とライブビデオ『L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場』のコラボレーション企画「BRAVIA 4K×L'Arc〜en〜Ciel」を開始。東京・大阪・愛知のソニービルの他、全国約1800店の家電販売店で、4K編集によるダイジェスト映像が順次上映された<ref>{{Cite web2|date=2014-07-17|url=http://www.sony.jp/bravia/info2/20140717.html|title=4K対応ブラビアでの「L’Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場」4Kダイジェスト映像の店頭視聴・体感に関するお知らせ|publisher=SONY|accessdate=20232015-0405-0826|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150526112357/http://www.sony.jp/bravia/info2/20140717.html|archivedate=20232015-0405-0826}}</ref>。同年10月3日からは、[[JR]][[品川駅]]中央改札内のソニーショーケースでも上映された。なお、同年12月5日には、このコラボ施策が国際3D先進映像協会による「グッドプラクティス・アワード2014」の4K部門本賞に選出されている<ref>{{Cite web2|date=2014-12-05|url=https://natalie.mu/music/news/133124|title=ラルク、Perfumeの4K施策が先進映像協会アワード受賞|publisher=ナタリー|accessdate=20232021-0401-1121|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210121193537/https://natalie.mu/music/news/133124|archivedate=20232021-0401-1121}}</ref>。
* 8月13日、'''完全受注生産限定作品「[[EVERLASTING (L'Arc〜en〜Cielの曲)|EVERLASTING]]」'''を発売。
* 10月2日、音楽配信サイトの[[mora]]および [http://hd-music.info/ VICTOR STUDIO HD-Music.] において、楽曲のハイレゾリューションオーディオ (ハイレゾ音源) 配信することを発表。2014年10月10日から「EVERLASTING」を、同年10月22日から『DUNE』以降のスタジオ・アルバム作品12作を[[FLAC]]形式 (96&nbsp;kHz/24bit) で配信開始するした<ref>{{Cite web2|date=2014-10-03|url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/669794.html|title=ラルクの新曲+アルバム12作品がハイレゾ配信|publisher=AV Watch|accessdate=2022-02-14|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220214091550/https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/669794.html|archivedate=2022-02-14}}</ref><ref>{{Cite web2|date=2014-10-02|url=http://www.phileweb.com/news/audio/201410/02/15000.html|title=ラルク・アン・シエル作品がハイレゾ配信 - 4K/ハイレゾ体験可能な記念イベントも|publisher=Phile-web|accessdate=2023-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230415045358/http://www.phileweb.com/news/audio/201410/02/15000.html|archivedate=2023-04-15}}</ref>。ちなみに「EVERLASTING」より前にリリースされた作品には、全曲リマスターが施された。
* 10月10日 - 11月2日、東京・銀座のソニービル内のOPUSにおいて、ライブビデオ発売及びハイレゾ配信を記念したイベント「4K&amp;ハイレゾで感じる、新次元の美しいL'Arc〜en〜Ciel」を開催。
* 11月12日、'''ライブビデオ『[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場#DVD・Blu-ray|L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場]]』'''を発売。[[オリコンチャート|オリコン週間BD総合チャート]]で初の首位を獲得。また、音楽DVDと音楽BDの週間売上枚数を合算したミュージックDVD・BDランキングにおいても初の首位獲得となった。
* 12月5日、自身初の'''ドキュメンタリー映画『[[Over The L'Arc-en-Ciel]]』'''を公開。公開前には、2014年12月12日までの期間限定で劇場上映されることが告知されていたが<ref>{{Cite web2|date=2014-10-21|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000108908|title=L'Arc~en~Ciel、初のドキュメンタリー映画を12月5日より8日間限定公開|publisher=BARKS|accessdate=2023-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230411101454/https://www.barks.jp/news/?id=1000108908|archivedate=2023-04-15}}</ref>、のちに上映期間が延長されている。なお、この映画は、2012年に世界10都市で開催したライブツアー「WORLD TOUR 2012」から、ハワイ・ホノルル公演「20th L'Anniversary Year Live in Hawaii」までの間、L'Arc〜en〜Cielに密着し撮影した映像が収められた作品となっている。
'''2015年'''
* 4月15日、'''ドキュメンタリー・ビデオ『[[Over The L'Arc-en-Ciel#DOCUMENTARY FILMS 〜WORLD TOUR 2012〜「Over The L'Arc-en-Ciel」|DOCUMENTARY FILMS 〜WORLD TOUR 2012〜「Over The L'Arc-en-Ciel」]]』'''を発売。
* 9月21日・22日、約1年半ぶりのライブ「[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO]]」を[[夢洲]]野外特設会場にて開催。2日間で合計10万人を動員するした<ref name="rsj67">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.67、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。なお、夢洲がコンサート会場として利用されるのは、このライブが初となる<ref>{{Cite web2|date=2015-06-19|url=https://natalie.mu/music/news/151181|title=L'Arc-en-Ciel、9月連休に大阪で野外10万人ライブ「L'ArCASINO」|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160304082148/https://natalie.mu/music/news/151181|archivedate=2023-04-15}}</ref>。また、2日目公演の模様は、日本国内の映画館39館で生中継された他<ref name="rsj67"/>、香港、台湾、シンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、アメリカ、フランス、メキシコ、[[ペルー]]、[[チリ]]、[[アルゼンチン]]、[[コロンビア]]、[[コスタリカ]]、[[グアテマラ]]の海外14ヵ国でもライブビューイングが実施された<ref>{{Cite web2|url=http://liveviewing.jp/screenings/larc2015-eng/|title=L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO LIVE VIEWING|publisher=LIVE VIEWING JAPAN|accessdate=20232018-0403-0814|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180314011428/http://liveviewing.jp/screenings/larc2015-eng/|archivedate=20232018-0403-0814}}</ref>。
* 11月5日、「L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO」のライブ音源のハイレゾ配信を翌月開始することを受け、東京・大阪・愛知のソニービルに設置された「Hi-Res Tasting Spot」で先行試聴企画を開始。同年12月2日からは全国の家電販売店でも先行試聴が開始された。
* 12月23日
*: '''40thCDシングル「[[Wings Flap]]」'''を発売。
*: 音楽配信サイトのmoraおよびVICTOR STUDIO HD-Music.において、「L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO」で演奏された「Driver's High」「MY HEART DRAWS A DREAM」「X X X」「Wings Flap」「HONEY」「READY STEADY GO」のライブ音源のハイレゾ配信を開始<ref>{{Cite web2|date=2015-11-24|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000121819|title=L'Arc~en~Ciel、<L'ArCASINO>ライブ音源6曲をハイレゾ配信決定|publisher=BARKS|accessdate=2023-04-1511|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230411101456/https://www.barks.jp/news/?id=1000121819|archivedate=2023-04-1511}}</ref>。ライブ音源のハイレゾ配信は自身初のこととなった
'''2016年'''
* 9月13日、[[ソニー・インタラクティブエンタテインメント]]による国内プレイステーションビジネス販売戦略発表会「2016 PlayStation Press Conference in Japan」で、2016年で発売20周年を迎えたゲーム『バイオハザードシリーズ』と、L'Arc〜en〜Cielのコラボレーション企画『Don't be Afraid –Biohazard × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-』が発表された<ref>{{Cite web2|date=2016-09-13|url=http://www.famitsu.com/news/201609/13115554.html|title=【リリース追記】『バイオハザード』とL'Arc~en~Cielがコラボ! 新感覚のミュージックビデオをPS VRで体験【2016 PSプレスカンファレンス】|publisher=ファミ通.com|accessdate=2023-03-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230319131223/https://www.famitsu.com/news/201609/13115554.html|archivedate=2023-03-19}}</ref>。
* 9111517、[[東京ゲームショウ|東京ゲームショウ2016]]において、[[PlayStation VR]]向けVRミュージックビデオ『[[Don't be Afraid#Don't be Afraid –Biohazard × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-|Don't 体験版be Afraid –Biohazard × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-]]が出展される。同年10月13日には、本映像の先行体験配信版がPlayStation Storeにてリリースされている<ref name="larcbio"/>開始
* 11月8日、新曲「Don't be Afraid」が上記ゲームの実写映画『[[バイオハザード: ザ・ファイナル]]』の日本語吹替版主題歌に使われることが発表された<ref name="rsj67"/>。
* 11月17日、PlayStation VR向けVRミュージックビデオ『[[Don't be Afraid#Don't be Afraid –Biohazard × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-|Don't be Afraid –Biohazard × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-]]』を配信開始。
* 11月25日、'''配信限定シングル「[[Don't be Afraid#配信限定楽曲|Don't be Afraid -English version-]]」'''の各種音楽配信サイトでのダウンロード配信を開始。同日にはハイレゾ音源の配信も開始した。
* 12月21日、'''41stCDシングル「[[Don't be Afraid]]」'''を発売。
'''2017年'''
* 3月1日、'''ライブビデオ『[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO#DVD・Blu-ray|L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO]]』'''を発売。
* 3月29日、[[iOS]]/[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]向け[[位置情報ゲーム]][[モバイルアプリケーション|アプリ]]『L'Arcollection』の配信を開始(配信は同年4月7日迄)<ref>{{Cite web2|date=2017-03-29|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000140214|title=L'Arc-en-Ciel、史上初の位置情報ゲームアプリ世界同時リリース|publisher=BARKS|accessdate=2023-04-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230405033338/https://www.barks.jp/news/?id=1000140214|archivedate=2023-04-05}}</ref>。アーティストによるオリジナル位置情報ゲームの配信は、これが世界初となった
* 4月8日・9日、バンド結成25周年記念ライブ「[[25th L'Anniversary LIVE]]」を東京ドームにて開催<ref name="larc25"/>。2日間で合計11万人を動員するした<ref name="rsj69">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.69、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref>。2日目公演の模様は、日本国内の映画館50館および香港、台湾、韓国、タイ、インドネシア、メキシコ、コロンビア、コスタリカ、ペルー、グアテマラの海外13都市16ヶ所の映画館でもライブビューイングが実施され、約3万5000人を動員した<ref name="rsj69"/>。
'''2018年'''
* 3月14日、iTunesライブビデオにおいて、ライブビデオ『15th L'Anniversary Live』『20th L'Anniversary LIVE -Day1-』『20th L'Anniversary LIVE -Day2-』の配信を開始。
* 3月28日、'''ライブアルバム『[[25th L'Anniversary LIVE#CD|25th L'Anniversary LIVE]]』'''を発売。キャリア初のライブ音源が単独で収録されたCD作品のリリースとなった。
* 5月30日、'''ライブビデオ『[[25th L'Anniversary LIVE#DVD・Blu-ray|25th L'Anniversary LIVE]]』'''を発売。通算2作目のオリコン週間BD総合チャート首位を獲得。また、音楽DVDと音楽BDの週間売上枚数を合算したミュージックDVD・BDランキングにおいても、2度目の首位獲得となった<ref>{{Cite web2|date=2018-06-07|url=https://www.oricon.co.jp/news/2113026/full/|title=【オリコン】L’Arc~en~Ciel、結成25周年ライブがBlu-ray首位|publisher=オリコン|accessdate=2023-04-1611|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230411101455/https://www.oricon.co.jp/news/2113026/full/|archivedate=2023-04-1611}}</ref>。
*12月12日 - 12月17日、[[代々木公園]]のイベント広場野外ステージで、期間限定イベント「L'ArChristmas Park」を開催<ref name="rsj69"/>。このイベントでは、東京ドームのライブ会場で販売されるグッズを一足先に購入できる特設売場や、「L'Arcafe」と題した飲食物を販売する出店が設置された<ref name="rsj69"/>。
* 12月19日・20日、自身初のクリスマスライブ「[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas]]」を東京ドームにて開催。2日間で合計11万人を動員するした<ref name="rsj69"/>。公演の模様は、日本国内の映画館50館および香港、台湾、韓国でライブビューイングが開催された。
'''2019年'''
* 1月16日から、「L'Arc〜en〜Ciel [[WOWOW]]×[[Paravi]] Special Collaboration」として、 ライブ「L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas」に完全密着したドキュメンタリー番組が動画配信サービスサイト、[[Paravi]]にて3ヶ月連続で期間限定配信された<ref name="rsj74">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.74、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref><ref>{{Cite web2|date=2018-12-17|url=https://natalie.mu/music/news/312507|title=L'Arc-en-Ciel東京ドーム公演をWOWOWで放送、舞台裏に迫るドキュメンタリー配信も|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230405044417/https://natalie.mu/music/news/312507|archivedate=2023-04-05}}</ref>。2019年1月には「#1 OUTSIDE OF LIVE 2018 L'ArChristmas」、同年2月には「#2 INSIDE OF LIVE 2018 L'ArChristmas」、同年3月には「#3 INTERVIEW OF LIVE 2018 L'ArChristmas」が配信された。そして同年4月には、Paraviで配信された映像の再編集版が[[WOWOW]]で放送されている
* 9月1日、[https://twitter.com/LArc_official 公式Twitter](現:[[X (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)|X]])にて「20190902 4:00」というメッセージを掲載<ref name="rsj74"/>。翌9月2日4時、2020年に約8年ぶりとなるライブツアーを開催することを発表した<ref name="rsj74"/>。
* 12月3日、[https://www.youtube.com/c/LArc-en-Ciel 公式YouTubeアーティストチャンネル] を開設。同チャンネルにて、1998年に3作同時でリリースされたシングルの表題曲「HONEY」「花葬」「浸食 〜lose control〜」のミュージック・クリップを、翌週12月10日までの期間限定で3曲同時公開した<ref>{{Cite web2|date=2019-12-03|url=https://natalie.mu/music/news/357897|title=L'Arc-en-Cielが“あの3曲”のMV一斉解禁、12月11日に新たな情報が|publisher=ナタリー|accessdate=20232021-0401-1118|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210118013351/https://natalie.mu/music/news/357897|archivedate=20232021-0401-1118}}</ref>。
* 12月11日
*: [https://www.instagram.com/larcenciel.official/?hl=ja 公式Instagramアカウント]を開設<ref name="L20191211">{{Cite web2|date=2019-12-11|url=https://natalie.mu/music/news/358979|title=L'Arc-en-Ciel全楽曲&全ミュージックビデオ、世界で一斉サブスク解禁|publisher=ナタリー|accessdate=2023-02-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230227095430/https://natalie.mu/music/news/358979|archivedate=2023-02-27}}</ref>。
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'''2020年'''
* 1月9日 - 2月9日、約8年ぶりとなるライブツアー「[[ARENA TOUR MMXX]]」を開催。当初は同年3月5日まで開催される予定だったが、全世界で蔓延した[[SARSコロナウイルス2|新型コロナウイルス]]感染症の煽りを受け、2月28日・29日の横浜アリーナ公演、3月4日・5日の国立代々木競技場 第一体育館公演が中止されている。また、日本国内および香港、台湾、韓国、タイの映画館で実施される予定だったライブビューイングも同じく中止されることになった。
* 1月10日 - 3月5日、各種サブスクリプションサービス(定額制音楽配信)において、プレイリスト公開企画「L'Arc〜en〜Ciel LIVE SET LIST L'Archives」を実施<ref>{{Cite web2|url=https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/LArc-en-Ciel/playlist/|title=L'Arc〜en〜Ciel LIVE SET LIST L'Archives|publisher=Sony Music|accessdate=20232021-0408-1115|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210815064453/https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/LArc-en-Ciel/playlist/|archivedate=20232021-0408-1115}}</ref>。歴代ライブ30公演分のセットリストをプレイリストとして毎週金曜日に順次公開。同年3月4日・5日には、"#エアMMXX"企画として、ライブツアー「ARENA TOUR MMXX」で披露された2パターンのセットリストが公開された。
'''2021年'''
* 2月17日、エンタメカルチャー誌『別冊カドカワScene』において、L'Arc〜en〜Ciel結成30周年を記念した特別企画「私とラルク」がスタート。この企画はL'Arc〜en〜Cielに影響を受けたアーティストや芸能人にインタビューするもので、第1回には山中拓也([[THE ORAL CIGARETTES]])が登場している。なお、この企画は第6回まで行われ、ツリメ/[[アバンティーズ]]([[YouTuber]])、[[中本悠太|ユウタ]]([[NCT 127]])、[[楠木ともり]]([[声優]]/[[歌手]])、[[EXILE TETSUYA]]、[[伊東健人]](声優/歌手)が登場している
* 5月29日・30日、バンド結成30周年の幕開けとなるライブ「[[30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"]]」を[[幕張メッセ|幕張メッセ 国際展示場1-3ホール]]にて開催。なお、このライブの模様は、同年8月22日に動画配信サービス、[[Stagecrowd]]およびVeepsにて有料配信が行われている。なお、見逃し配信は翌8月23日23時59分まで実施された。
* 5月31日、'''シングルトラック「[[ミライ (L'Arc〜en〜Cielの曲)|ミライ]]」'''を各種音楽配信サイトでダウンロード・ストリーミング先行配信。同日には、ハイレゾ音源の配信も開始している。なお、L'Arc〜en〜Cielはこれ以降、フィジカル発売に先駆けて、表題曲を各種サブスクリプションサービス(定額制音楽配信)で発表するようになり、楽曲のリリースの流れが大きく変わっている。
* 6月1日、公式デジタルファンクラブ「Digital LE-CIEL」を発足。運営会社は[[ソニー・ミュージックソリューションズ]]。
* 7月25日、'''配信限定シングル「[[FOREVER (L'Arc〜en〜Cielの曲)#配信限定楽曲|FOREVER (Anime Edit)]]」'''の各種音楽配信サイトでのダウンロード・ストリーミング配信を開始。同日ハイレゾ音源の配信も開始した。
* 7月30日 - 9月12日、[[QFRONT#テナント|SHIBUYUA TSUTAYA]]をジャックし、期間限定展示会「30th L'AMUSEMENT at SHIBUYA TSUTAYA」を開催。さらに、SHIBUYA TSUTAYA同店舗の7階にあるカフェ兼書店の「WIRED TOKYO 1999」とのコラボレーションとして、約10年ぶりのカフェイベント「L'Arcafe 2021」(読み:ラルカフェ)を期間限定で開催<ref name="rsj75">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.75、CCCミュージックラボ、2021年、[[ISBN|ISBN 978-4777026463]]</ref><ref”cafe21”>{{Cite web2|date=2021-07-07|url=https://tsutaya.tsite.jp/news/store/41575504/|title=L'Arc〜en〜Ciel 結成30周年記念『L’Arc〜en〜Ciel×WIRED TOKYO 1999』スペシャルコラボカフェ『L'Arcafe 2021』が期間限定オープン!|publisher=TSUTAYA News|accessdate=20232022-04-1107|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220407014902/https://tsutaya.tsite.jp/news/store/41575504/|archivedate=20232022-04-1107}}</ref>。来場者にはランチョンマットとコースターが配布され、カフェではメンバー考案のオリジナルフードの販売、ライブ衣装の展示が行われ、さらにライブ映像が流された<ref>{{Cite web2|datename=2021-07-07|url=https:”cafe21”//prtimes.jp/main/html/rd/p/000001174.000018760.html|title=L'Arc〜en〜Ciel 結成30周年記念でSHIBUYA TSUTAYAをジャック30th L’AMUSEMENT at SHIBUYA TSUTAYA、L’Arcafe 2021を開催!|publisher=PR TIMES|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210815090247/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001174.000018760.html/|archivedate=2023-04-16}}</ref>。
* 8月8日、'''シングルトラック「[[FOREVER (L'Arc〜en〜Cielの曲)|FOREVER]]」'''を各種音楽配信サイトでダウンロード・ストリーミング先行配信。同日には、ハイレゾ音源の配信も開始している。
* 8月23日 - 8月29日、[[西武新宿駅]]前の[[ユニカビジョン]]において、2020年に行われたライブツアー「ARENA TOUR MMXX」から「Driver's High」「LOVE FLIES」「DRINK IT DOWN」「Killing Me」4曲のライブ映像と、新曲「ミライ」の[[ミュージック・ビデオ]]を期間限定で放映。これはスマートフォン向けアプリ『VISION α』との連動企画で、映像の放映中にスマートフォンをかざすことで、番組の音声を高音質で視聴することができる仕様となっている。
* 8月25日
*: '''42ndCDシングル「[[ミライ (L'Arc〜en〜Cielの曲)|ミライ]]」'''を発売。
*: [[iOS]]/[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]向け[[バーチャル・リアリティ|VR]]ミュージアム[[モバイルアプリケーション|アプリ]]『[[ミライ (L'Arc〜en〜Cielの曲)#30th L'Anniversary VR Museum|30th L'Anniversary VR Museum]]』の期間限定配信を開始<ref>{{Cite web2|date=2021-08-25|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000014685.html|title=L’Arc~en~Cielの結成30周年記念!スマホ向けアプリ「30th L’Anniversary VR Museum」を本日リリース!|publisher=PR TIMES|accessdate=20232021-0408-1625|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210825110811/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000014685.html|archivedate=20232021-0408-1625}}</ref>。
* 9月5日 - 12月26日、バンド結成30周年を記念したライブツアー「[[30th L'Anniversary TOUR]]」を開催。このツアーで組まれた国立代々木競技場 第一体育館東京公演の3日目および最終日の模様は、日本国内の映画館でライブビューイングが実施された。代々木東京3日目公演は全国75館、代々木東京最終日公演は全国65館の映画館で生中継されている。さらに、12月28日・29日にはディレイ放映が行われ、28日は全国47館、29日は全国53館で上映が実施された。
* 9月29日、'''43rdCDシングル「[[FOREVER (L'Arc〜en〜Cielの曲)|FOREVER]]」'''を発売。
* 12月4日、オフィシャルクレジットカード「L'Arcard」(L'Arc〜en〜Ciel Official Credit Card)の発行を発表し、同日より募集を開始<ref>{{Cite web2|date=2021-12-06|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000090958.html|title=L’Arc-en-Ciel 結成30周年記念!オフィシャルクレジットカード L'Arcard(L'Arc-en-Ciel Official Credit Card)を発行!」を本日リリース!|publisher=SPICE|accessdate=2022-08-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220824171116/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000090958.html|archivedate=2022-08-24}}</ref>。
* 10月4日 - 10月10日、国内初の車窓モビリティサイネージサービス「THE TOKYO MOBILITY GALLERY Canvas」とのコラボレーション施策を実施<ref>{{Cite web2|date=2021-10-04|url=https://spice.eplus.jp/articles/293504|title=L'Arc~en~Ciel、都内を走るタクシーをジャック 「L'AXI」として窓ガラスに登場|publisher=SPICE|accessdate=2023-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211207203318/https://spice.eplus.jp/articles/293504|archivedate=2023-04-15}}</ref>。このサービスは、タクシーの後方のサイドガラスに広告を映し出すもので、L'Arc〜en〜Cielのアーティスト写真に加え、「FOREVER=永遠」というテーマを回文で表現した100種ものキーアートが窓ガラスに掲出された。なお、このコラボ企画を実施したタクシーは、「L'AXI」(読み:ラクシー)という名称がつけられ、都内で100台が走行することになった。
* 12月22日、特別編集本『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』をCCCミュージックラボから発売<ref name="rsj75">『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、p.75、CCCミュージックラボ、2021年</ref>。音楽雑誌『[[ローリング・ストーン|Rolling Stone Japan]]』が日本人アーティストの特集本を出版することはこれが初であった<ref name="rsj75"/>。
* 12月4日、バンド結成30周年を記念したオフィシャルクレジットカード「L'Arcard」(L'Arc〜en〜Ciel Official Credit Card)の発行を発表し、同日より募集を開始<ref>{{Cite web2|date=2021-12-06|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000090958.html|title=L’Arc-en-Ciel 結成30周年記念!オフィシャルクレジットカード L'Arcard(L'Arc-en-Ciel Official Credit Card)を発行!」を本日リリース!|publisher=SPICE|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220824171116/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000090958.html|archivedate=2023-04-16}}</ref>。これは、決済ブランドである[[Visa]]と連携したカードとなっている。
* 12月22日、特別編集本『Rolling Stone Japan L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』をCCCミュージックラボから発売<ref name="rsj75"/>。音楽雑誌『[[ローリング・ストーン|Rolling Stone Japan]]』が日本人アーティストの特集本を出すのは、これが初となった<ref name="rsj75"/>。
'''2022年'''
* 4月1日、公式YouTubeアーティストチャンネルにおいて、2019年12月よりYouTube Music Premium会員を対象に有料会員限定で公開されていた「眠りによせて」「Blurry Eyes」「風の行方」「瞳に映るもの」「and She Said」計5曲のミュージック・クリップの無料公開を開始した。同日には、YouTube Music Premium会員限定で公開していたL'Arc〜en〜Cielのミュージック・クリップを7週連続で無料公開することも発表された<ref>{{Cite web2|date=2022-04-01|url=https://natalie.mu/music/news/472342|title=L'Arc-en-Ciel、結成30周年の集大成に向け7週連続で過去曲MV公開|publisher=ナタリー|accessdate=20232022-04-1505|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220405011919/https://natalie.mu/music/news/472342|archivedate=20232022-04-1505}}</ref>。4月8日以降も1週間おきに、これまでに発表したミュージック・クリップが順次無料公開されている
* 5月18日、'''アルバムリマスター・ボックス『[[L'Album Complete Box -Remastered Edition-]]』'''を発売。同日には、ボックスに収録された、スタジオ・アルバムをリマスタリングした11作品(『Tierra(Remastered 2022)』〜『BUTTERFLY(Remastered 2022)』)を各種音楽配信サイトでのダウンロード、ストリーミング配信を開始した。さらに、ハイレゾ音源の配信も同日開始しているされた
* 5月21日・22日、バンド結成30周年を締めくくるライブ「[[30th L'Anniversary LIVE]]」を東京ドームにて開催。2日間で合計10万人を動員するした
* 12月23日、[[OTTサービス|OTTプラットフォーム]]、[[Amazon Prime Video]]にて、ライブドキュメンタリー番組『L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary』を配信開始<ref name="Amapri">{{Cite web2|date=2022-12-01|url=https://natalie.mu/music/news/503427|title=L'Arc-en-Ciel結成30周年公演の“表と裏”に迫るライブドキュメンタリー、Prime Videoで世界配信|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230406125554/https://natalie.mu/music/news/503427|archivedate=2023-04-06}}</ref><ref>{{Cite web2|date=2022-12-01|url=https://corriente.top/primevideo-larcenciel-30th-lanniversary/|title=『L'Arc〜en〜Ciel 30th L’Anniversary』12月23日(金)0時からPrime Videoで世界独占配信|publisher=CoRRiENTE.top|accessdate=2023-04-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230406125917/https://corriente.top/primevideo-larcenciel-30th-lanniversary/|archivedate=2023-04-06}}</ref>。この番組は『30th L'Anniversary LIVE』のライブ映像(<Episode:1>)と、ライブまでのバンドの裏側に密着したドキュメンタリー(<Episode:2>)の2話構成となっている。またなお、この番組は217の国と地域で配信されている<ref name="Amapri"/>。ちなみに、翌2023年1月18日から同年3月19日までの期間限定で、<Episode:1>でカットされていた楽曲「Singin' in the Rain」を収めたスペシャルエディションが配信されている
*12月27日 - 2023年1月31日、[[イープラス]]が手掛ける渋谷最大級のカフェ、eplus LIVING ROOM CAFE&DININGにて、カフェイベント「L'Arcafe 2022-2023」(読み:ラルカフェ)を期間限定で開催。来場者にはランチョンマットなどが配布され、カフェではL'Arc〜en〜Cielのスタジオ・アルバム12作のタイトルをモチーフにしたドリンクやオリジナルフードメニューを販売そしてライブ衣装の展示も行われ、さらにライブ映像流された。
'''2023年'''
* 5月30日、1stアルバム『DUNE』発売30周年を記念し、'''リマスタリングアルバム『[[DUNE (アルバム)|DUNE (Remastered 2023)]]』'''をDanger Crue Recordsから発売。同日には、公式YouTubeアーティストチャンネルにおいて「Dune」「Floods of tears」「As if in a dream」計3曲のミュージック・クリップの無料公開を開始。
* 8月25日、公式デジタルファンクラブ「Digital LE-CIEL」において、会員限定コンテンツ「CIEL's STORAGE BOX」をオープンすることを発表。このコンテンツは、L'Arc〜en〜Cielの貴重な資料用映像などを期間限定で公開する不定期コンテンツとなっている。
* 12月7日、翌年2月から3月にかけてライブツアーを開催することを発表。併せて、"これまであまりライブで披露してこなかった楽曲を掘り起こし、スポットをあてる"というツアーコンセプトも発表された。
'''2024年'''
* 2月8日 - 4月14日、ライブツアー「[[ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND]]」を開催。このツアーは、”これまであまりライブで披露してこなかった楽曲を掘り起こし、スポットをあてる"というコンセプトで行われた
* 3月27日、'''ライブビデオ『[[30th L'Anniversary LIVE#DVD・Blu-ray|30th L'Anniversary LIVE]]』'''を発売。
* 7月1日 - SHIBUYA TSUTAYAの7階にあるカフェ兼書店とのコラボレーションとして、ファンクラブ会員限定カフェイベント「L'Arcafe 2024 at SHIBUYA」(読み:ラルカフェ)を期間限定で開催。2024年開催のライブツアー「ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND」の中からファンクラブ会員限定で行われた横浜アリーナ公演の映像上映を始め、オリジナルフードやオリジナルグッズ販売、ライブ衣装と楽器展示などが催されている。なお、SHIBUYA TSUTAYAの1階にあるフリースペースでは、ライブ写真のパネル展示が行われた。
* 9月6日 - 12月15日、東京・大阪・福岡の[[丸井]]3店舗で、[[バーチャル・リアリティ|VR]]スペシャルイベント「L'Arc〜en〜Ciel "ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND" -Welcome to Special Seat-」を開催。
* 10月19日、'''シングルトラック「[[YOU GOTTA RUN]]」'''を各種音楽配信サイトでダウンロード・ストリーミング先行配信。同日には、ハイレゾ音源の配信も開始された。このシングル以降、バンド名を冠した新レーベル「L'Arc-en-Ciel」から作品を発表するようになっている<ref>{{Cite web2|date=2024-11-28|url=https://realsound.jp/2024/11/post-1855404.html|title=L’Arc~en~Ciel、アニメ『BEYBLADE X』OPテーマ「YOU GOTTA RUN」全3形態でCDリリース|publisher=Real Sound|accessdate=2024-11-29|archiveurl=https://megalodon.jp/2024-1129-0205-21/https://realsound.jp:443/2024/11/post-1855404.html|archivedate=2024-11-29}}</ref>。なお、販売元は従来通り、[[ソニー・ミュージックレーベルズ]]が担当している。
'''2025年'''
* 1月4日 - 2月19日、 ツリービレッジ東名阪3店舗にて、カフェイベント「L'Arcafe 2025 at Tree Village」(読み:ラルカフェ)を期間限定で開催。カフェではオリジナルフード、ドリンクメニューが販売された。
* 1月15日、'''44thCDシングル「[[YOU GOTTA RUN]]」'''を発売。
* 1月18日・19日、hydeの誕生月を祝うことをコンセプトにしたメンバープロデュースライブ「L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-」を東京ドームにて開催。2日間で合計11万人を動員するした<ref>{{Cite web2|date=2025-02-10|url=https://realsound.jp/2025/02/post-1923668.html|title=ライブ規模ランキングTOP30(2025年1月):BE:FIRST、SixTONES、KinKi Kids、SUPER EIGHTら上位に|publisher=Real Sound|accessdate=2025-02-14|archiveurl=https://web.archive.org/web/20250214155808/https://realsound.jp/2025/02/post-1923668.html|archivedate=2025-02-14}}</ref>。なお、東京ドーム公演は2022年5月に開催したライブ「30th L'Anniversary LIVE」以来約2年8ヶ月ぶりのことで、今回の2日目公演がバンドにとって累計20回目の同所でのライブとなった。
</div>
 
== 音楽性 ==
=== 音楽的影響・嗜好 ===
メンバー4人が共通で好きなアーティストは多くないが、[[ザ・キュアー]]、[[デペッシュ・モード]]、[[ジョニー・マー]]([[ザ・スミス]]、[[ザ・ザ]])、[[U2]]といった1980年代の[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]、[[ポストパンク]]のアーティストや、[[DEAD END (バンド)|DEAD END]]が手掛ける楽曲のような耽美な[[ゴシック・ロック]]要素を内包した音源に関しては全員が好んで聴いていたという。そのため特にL'Arc〜en〜Cielが活動初期に発表した楽曲は、これらの影響を受けたものが多い。なお、[[ken]]は2004年に受けたインタビューの中で、活動初期の楽曲制作を振り返り「ザ・キュアーみたいな雰囲気でバッキングトラックを作ったらどうかとかがあった<ref name="ken fav">[[MUSIC ON! TV]]『SELF LINER NOTES』2004年4月11日放送分</ref>」と述べている。そして[[tetsuya]]は「バイブルですよ、キュアーは<ref name="bassmaga80">『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.80、リットーミュージック、2010年</ref>」と語っている。また、所属事務所の代表を務める大石征裕は、L'Arc〜en〜Cielと出会った頃を振り返り「(メンバー)4人ともザ・キュアーのようなUKロックをよく聞いていたと記憶しています<ref>{{Cite web2|date=2015-05-28|url=https://mora.jp/topics/interview/oishi-interview/|title=L’Arc~en~Cielを擁する「マーヴェリック・ディー・シー・グループ」代表の大石征裕氏がハイレゾを語る!|publisher=mora|accessdate=2023-05-30|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230530064302/https://mora.jp/topics/interview/oishi-interview/|archivedate=2023-05-30}}</ref>」と述懐している。余談だが[[hyde]]曰く、かつてkenから「ザ・キュアーの[[ロバート・スミス (ミュージシャン)|ロバート・スミス]]みたいに歌ってほしい<ref name="cure">{{Cite web2|date=2023-12-22|url=https://natalie.mu/music/pp/mucc11/page/2|title=MUCC結成25周年企画 逹瑯×HYDE対談|表現者2人の“Timeless”な語らい(2/3)|publisher=ナタリー|accessdate=2024-01-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240107193403/https://natalie.mu/music/pp/mucc11/page/2|archivedate=2024-01-07}}</ref>」とリクエストされたこともあったという<ref name="cure"/>。
 
前記のジャンル以外にも各メンバーは幼少期から学生時代にかけて様々な音楽を聴いていた。hydeは自身の音楽の原体験のひとつとして、小学生のころに実家の[[ジュークボックス]]に入っていた[[オフコース]]<ref name="HYDE6p3">{{Cite web2|date=2016-02-10|url=http://rollingstonejapan.com/articles/detail/25364/3/1/1|title=HYDEをかたち作った6枚(3/3)|publisher=Rolling Stone Japn|accessdate=2017-08-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170824222328/http://rollingstonejapan.com/articles/detail/25364/3/1/1|archivedate=2017-08-24}}</ref><ref name="roc020458">『ROCKIN'ON JAPAN』、p.58、ロッキング・オン、2002年4月号</ref><ref name="roc020459">『ROCKIN'ON JAPAN』、p.59、ロッキング・オン、2002年4月号</ref>や[[ビリー・ジョエル]]<ref name="roc020458"/><ref name="roc020459"/>といったアーティストをあげているが、学年が上がるにつれ、ニュー・ウェイヴの他、[[ニューロマンティック]]、[[ハードコア・パンク|ハードコア]]に傾倒していった。また、kenは幼少の頃、父からの影響で[[映画音楽]]や[[ニニ・ロッソ]]を<ref name="nini">{{Cite web2|url=https://twilog.togetter.com/CHLionRagbaby/date-230122/allasc|title=Ken's C.H.Lion @CHLionRagbaby(2023年01月22日)|publisher=twilog|accessdate=2024-01-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240128125456/https://twilog.togetter.com/CHLionRagbaby/date-230122/allasc|archivedate=2024-01-28}}</ref>、姉からの影響で[[松山千春]]や[[ニューミュージック]]を聴いていたといい、中学からは[[エイジア]]などの[[プログレッシブ・ロック]]や<ref name="is131">『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.131、シンコー・ミュージック、1996年</ref>、[[ハードロック]]、[[ヘヴィメタル]]を好んで聴いていた。そしてtetsuyaは、小学6年生頃から[[イエロー・マジック・オーケストラ]]<ref name="celuxe">{{Cite web2|url=https://www.billboard-japan.com/special/detail/1533|title=TETSUYA 【CÉLUXE NIGHT】インタビュー(1/3)|publisher=Billboard JAPAN|accessdate=2023-1004-2916|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230416142747/https://www.billboard-japan.com/special/detail/1533|archivedate=2023-1004-2916}}</ref>や[[一風堂 (バンド)|一風堂]]<ref name="celuxe"/>、ニューロマンティックのアーティストの楽曲をよく聴くようになり、中学時代からkenを含む幼馴染の先輩からの影響でヘヴィメタルも愛聴するようになった。一方でメンバーは学生時代に、日本のメジャーシーンでヒットを飛ばしていたロックバンドをあまり聴いておらず、hydeは2002年に受けたインタビューの中で、1980年代に日本で流行した[[ビートロック]]に関して「好みではなかった」と述べていたことがある<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』、p.65、ロッキング・オン、2002年4月号</ref>。また、kenは「自分が聴いてきた音楽は全然100万枚ヒットのものじゃないし、チャートを聴いてたわけでもなかった<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』、p.64、ロッキング・オン、2004年3月号<name="ROJ040364"/ref>」と語っている。
 
1993年から1997年までドラマーとして在籍していた[[Sakura (ドラマー)|sakura]]は、他のメンバーと同様にDEAD ENDや80年代のニュー・ウェイヴを聴いている他、兄の影響で[[ビートルズ]]<ref>『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.173、シンコー・ミュージック、1996年</ref>、箱バンドでセッションドラマーとして活動していた経緯もあり<ref>『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.178、シンコー・ミュージック、1996年<name="is178"/ref>[[ジャズ]]も好んで聴いていた。sakuraは1994年に受けた音楽誌のインタビューの中で、好きな音楽について「挙げたらキリがないですよ。70年代のハード・ロックも聴くし、ひと昔前のジャズ、今なら[[ブルーノート・レコード|ブルー・ノート・レーベル]]から出てるヤツとか…。昔のアルバムは、ミュージシャンがどこにいて、どんな表情で演奏しているのかも、聴いているだけで伝わってくるじゃないですか。そういうところがいいんですよ<ref>『ロッキンf』、p.34、立東社、1994年8月号</ref>」と述べている。一方で、1998年からバンドに加入した[[yukihiro]]は、ニュー・ウェイヴやhyde、tetsuyaと同様にニューロマンティックから影響を受けている、[[ミニストリー (バンド)|ミニストリー]]をはじめとする[[インダストリアル]]<ref name="ministry">{{Cite web2|date=2016-07-22|url=https://belongmedia.net/2016/07/22/%e3%80%90%e5%af%be%e8%ab%87%e3%80%91-the-novembers%e5%b0%8f%e6%9e%97%e3%81%a8acid-android%e3%81%aeyukihiro%e3%81%8c%e8%aa%9e%e3%82%8b%e3%80%81%e6%a7%8b%e7%af%89%e7%9a%84%e3%81%aa%e7%be%8e/|title=THE NOVEMBERS・小林とラルク・yukihiroが語る“美しさ”の源泉|publisher=BELONG|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230416142737/https://belongmedia.net/2016/07/22/%E3%80%90%E5%AF%BE%E8%AB%87%E3%80%91-the-novembers%E5%B0%8F%E6%9E%97%E3%81%A8acid-android%E3%81%AEyukihiro%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E3%80%81%E6%A7%8B%E7%AF%89%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%BE%8E/|archivedate=2023-04-16}}</ref>、さらに[[エレクトロニック・ボディ・ミュージック]]、[[エレクトロ・ポップ]]、[[テクノ (ダンスミュージック)|テクノ]]、[[ハウス (音楽)|ハウス]]などの[[ディスコ (音楽)|クラブ・ミュージック]]に寄った音楽も好んで聴いていた。
 
各メンバーは他にも、[[ボサノヴァ]]や[[ソフト・ロック]]、[[オルタナティヴ・ロック]]、[[グランジ]]、[[シューゲイザー]]、[[トリップ・ホップ]]、[[フレンチ・ポップス]]、[[ポップ・パンク]]、[[オルタナティヴ・メタル]]など様々なジャンルの音楽を好んで聴いている。メンバーそれぞれで好む音楽性に違いがあること、そしてメンバー全員がコンポーザーというバンドスタイルを採っていることもあってか、L'Arc〜en〜Cielが手掛ける作品の音源は幅広くジャンルを横断したものになっている。tetsuyaはL'Arc〜en〜Cielバンドの特徴について「バンド名がラルク アン シエルで、虹って意味だから、最初は白と黒で始まって、いろんな色が入ってくる。白と黒だけじゃなく、七色入ってくる広がりがあるバンドという。そういうことを無意識にやってるんでしょうね<ref>『哲学。』、p.301、ソニー・マガジンズ、2004年</ref>」と述べている。
 
L'Arc〜en〜Cielは、1999年から2002年にかけてパーソナリティを務めたラジオ番組『[[FLYING〜L'Arc〜ATTACK]]』の中で、自身が好んで聴いている楽曲をレコメンドする企画をたびたび行っていた他、音楽雑誌『[[月刊ギグス|GiGS]]』や各メンバーが個人名義で発表した本などに、自身が愛聴していたアルバムを掲載していたことがある。また、2019年に[[Spotify]]などの[[音楽配信#定額制音楽配信|ストリーミングサービス]]で音源配信を始めて以降は、メンバーそれぞれが洋楽をメインに選曲した、ライブ開演前の会場で流すためのBGMプレイリストを同サービス上で公開するようになっている。このようにL'Arc〜en〜Cielは、メンバーそれぞれが好む音楽をリスナーとシェアすることが多い。なお、tetsuyaは2000年に受けたインタビューの中で「ラルクだけしか聴かない人なんていないでしょ。そんなことべつに求めないし、そんなのキモチ悪いじゃん(笑)。いろんな音楽聴いて、いろんなライ観たほうが楽しいし<ref name="w000741">『WHAT's IN?』、p.41、ソニー・マガジン、2000年7月号</ref>」と語っている。
 
ちなみに、L'Arc〜en〜Cielのライブでは終演の際にアイルランドの歌手、[[エンヤ]]の楽曲「ブック・オブ・デイズ」を会場内に流すことが定番になっている。また、活動最初期の頃はオープニングBGMとして、ミニストリーの楽曲「アイ・プリファー」をよく流していた<ref>{{Cite web2|date=2023-06-09|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000235230|title=【ライヴレポート】Like-an-Angel、謎のラルクコピバン<1st LIVE>に驚きと感動「みんなの想像の上、行ってた?」|publisher=BARKS|accessdate=2023-10-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20231003070050/https://www.barks.jp/news/?id=1000235230|archivedate=2023-10-03}}</ref>。
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*[[アトミック・スウィング]]<ref name="ch82">『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 01』、p.82、ソニー・マガジンズ、2006年(『Gb 1997年2月号』の再掲)</ref>
*[[INXS]]<ref name="hydejunior">2020年-2021年のライブ「HYDE LIVE 2020-2021 ANTI WIRE」開催にあたり、HYDEが選曲・作成したBGMプレイリスト「HYDE LIVE 2020-2021 ANTI WIRE BGM [SONGS FROM JUNIOR HIGH SCHOOL DAYS]」より</ref>
*[[オフコース]]<ref name="HYDE6p3"/>([[小田和正]])
*[[カルチャー・クラブ]]<ref name="myplaylist20141026">[[ニッポン放送]]系ラジオ番組『マイプレイリスト Love for Japan~kizashi~』2014年10月26日放送分</ref>
*[[カーディガンズ]]<ref name="30tOP">2021年のライブ「[[30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"]]」開催にあたり、hydeが選曲・作成したBGMプレイリスト「hyde's selection -L'APPY BIRTHDAY! OPENING BGM-」より</ref>
*[[カジャグーグー]]<ref name="myplaylist20141026">[[ニッポン放送]]系ラジオ番組『マイプレイリスト Love for Japan~kizashi~』2014年10月26日放送分</ref>
*[[GASTUNK]]<ref name="HYDE6p1">{{Cite web2|date=2016-02-10|url=http://rollingstonejapan.com/articles/detail/25364/1/1/1|title=HYDEをかたち作った6枚(1/3)|publisher=Rolling Stone Japn|accessdate=2016-07-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160713230112/http://rollingstonejapan.com/articles/detail/25364/1/1/1|archivedate=2016-07-13}}</ref>
*[[カルチャー・クラブ]]
*[[クランベリーズ]]<ref name="ch82"/>
*[[:en:The Cult|ザ・カルト]]
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*[[スザンヌ・ヴェガ]]<ref name="roentgen">{{Cite web2|date=2021-09-18|url=https://natalie.mu/music/pp/hyde09|title=HYDEソロ20周年記念インタビュー|筋書きのない道を歩いてきた20年……6つのテーマでたどるその足跡|publisher=ナタリー|accessdate=2023-02-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230227093503/https://natalie.mu/music/pp/hyde09|archivedate=2023-02-27}}</ref>
*[[スティーナ・ノルデンスタム]]<ref name="roentgen"/>
*[[スパンダー・バレエ]]<ref name="myplaylist20141026"/>
*[[スリップノット]]<ref name="30tOP"/>
*[[ダイナソーJr.]]<ref name="30tOP"/>
*[[デヴィッド・シルヴィアン]]<ref name="HYDE6p2">{{Cite web2|date=2016-02-10|url=http://rollingstonejapan.com/articles/detail/25364/2/1/1|title=HYDEをかたち作った6枚(2/3)|publisher=Rolling Stone Japn|accessdate=2016-09-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160918190922/http://rollingstonejapan.com/articles/detail/25364/2/1/1|archivedate=2016-09-18}}</ref>
*[[デヴィッド・ボウイ]]<ref>{{Cite web2|date=2016-01-18|url=https://spice.eplus.jp/articles/33843|title=VAMPS 名古屋公演でD・ボウイ「Life On Mars?」カヴァー|publisher=mora|accessdate=20222024-0504-1906|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240406151454/https://spice.eplus.jp/articles/33843|archivedate=20222024-0504-1906}}</ref>
*[[DEAD END (バンド)|DEAD END]]
*[[デペッシュ・モード]]<ref name="HYDE6p3"/>
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*[[モトリー・クルー]]<ref name="HYDE6p2"/>
*[[U2]]<ref name="hydejunior"/>
*[[ユーリズミックス]]<ref name="hydejunior"/>
*[[リンキン・パーク]]<ref name="stayplay"/>
*[[レディオヘッド]]<ref name="ch82"/>
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*[[カーペンターズ]]<ref>『WORDS L'Arc〜en〜Ciel』、p.55、角川書店、2005年</ref>
*[[ゲイリー・ムーア]]<ref name="gi060716"/>
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*ザ・キュアー<ref name="gi060716"/>
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*[[サンタナ (バンド)|サンタナ]]<ref>{{Cite web2|date=2022-03-02|url=https://twitter.com/chlionragbaby/status/1498696422962888706|title=CHLionRagbabyのツイート(1498696422962888706)|accessdate=2022-03-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220301162735/https://twitter.com/chlionragbaby/status/1498696422962888706|archivedate=2022-03-01}}</ref>
*[[ジェフ・バックリィ]]<ref name="gi060716"/>
*[[ジミ・ヘンドリックス]]<ref>『GiGS』、p.17、シンコーミュージック・エンタテイメント、2006年7月号</ref>
914 ⟶ 936行目:
*[[スコーピオンズ]]<ref name="mmxx"/>
*[[スタイル・カウンシル]]<ref name="ch86"/>
*[[ストーン・テンプル・パイロッツ]]<ref>『GiGS』、p.68、シンコー・ミュージック、2000年10月号< name="gi001068"/ref>
*DEAD END
*デペッシュ・モード<ref name="HYDE6p3"/>
*[[ニニ・ロッソ]]<ref name="nini"/>
*[[パット・メセニー・グループ]]<ref name="gi060716"/>
*[[ビル・フリゼール]]<ref name="gi060716"/>
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928 ⟶ 951行目:
*[[マイケル・シェンカー]]<ref name="gi060716"/>
*[[松山千春]]<ref>『音楽と人』、p.21、USEN、2009年3月号</ref>
*[[メシュガー]]<ref>2020年のライヴ「[[ARENA TOUR MMXX]]」開催にあたり、kenが選曲・作成したBGMプレイリスト「ken's selection -ARENA TOUR MMXX OPENING BGM-(2020.1.10 Osaka OSAKA-JO HALL)」より</ref>
*U2<ref>{{Cite web2|date=2015-10-28|url=https://rockinon.com/news/detail/133073|title=HYDE、黒執事になる! 「HALLOWEEN PARTY 2015」幕張2日目レポ!|publisher=rockin'on.com|accessdate=2023-03-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230315115351/https://rockinon.com/news/detail/133073|archivedate=2023-03-15}}</ref>
*[[レッド・ツェッペリン]]<ref>{{Cite web2|date=2009-12-10|url=https://natalie.mu/music/news/24972|title=Ken、“11日遅れの”バースデーライブでTETSUYAと共演|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230415045418/https://natalie.mu/music/news/24972|archivedate=2023-04-15}}</ref>
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*[[イエロー・マジック・オーケストラ]]<ref name="celuxe"/>
*[[ヴァネッサ・パラディ]]<ref>『WHAT's IN?』、p.34、ソニー・マガジンズ、2012年2月号</ref>
*[[オアシス (バンド)|オアシス]]<ref name="tetsu28">『哲学。』、p.28、ソニー・マガジンズ、2004年</ref>
*[[ガービッジ]]<ref name="bassmaga80"/>
*[[カルチャー・クラブ]]<ref name="tetsugaku24">『哲学。』、p.24、ソニー・マガジンズ、2004年</ref>
*[[グリーン・デイ]]<ref>2021年のライブツアー「30th L'Anniversary TOUR」開催にあたり、tetsuyaが選曲・作成したBGMプレイリスト「tetsuya's selection -30th L'Anniversary TOUR OPENING BGM- (12/9 YOKOHAMA – 12/26 YOYOGI)」より</ref>
*ザ・キュアー<ref name="bassmaga80"/>
*[[ザ・キラーズ]]<ref name="bassmaga81">『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.81、リットーミュージック、2010年</ref>
*ザ・スミス<ref>ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #159】2021年7月3日放送分</ref>
*[[ジェーンズ・アディクション]]<ref name="bassmaga81"/>
*[[ジェリーフィッシュ (バンド)|ジェリーフィッシュ]]<ref>『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.182、シンコー・ミュージック、1996年</ref>
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*[[ジャパン (バンド)|ジャパン]]<ref>{{Cite web2|url=https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/213.html|title=2018.08.04 ON AIR L'Arc-en-CielのTETSUYAさんがご来店♪|publisher=J-WAVE OTOAJITO|accessdate=2021-10-21|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211021024023/https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/213.html|archivedate=2021-10-21}}</ref>
*[[ジャミロクワイ]]<ref name="bassmaga57"/>
*[[:en:Skeleton Key (band)|スケルトン・キー]]<ref name="bassmaga80"/>
*[[スマッシング・パンプキンズ]]<ref name="tetsu28">『哲学。』、p.28、ソニー・マガジンズ、2004年</ref>
*[[ダリル・ホール&ジョン・オーツ]]<ref>2022年のライブ「30th L'Anniversary LIVE」開催にあたり、tetsuyaが選曲・作成したBGMプレイリスト「tetsuya's selection -30th L'Anniversary LIVE OPENING BGM-」より</ref>
*デヴィッド・ボウイ<ref>2021年のライブ「30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"」開催にあたり、tetsuyaが選曲・作成したBGMプレイリスト「L'APPY BIRTHDAY! OPENING BGM」より</ref>
961 ⟶ 986行目:
*ニルヴァーナ<ref name="bassmaga80"/>
*[[ノー・ダウト]]<ref name="bassmaga80"/>
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*[[ビリー・ジョエル]]<ref name="tetsugaku24"/>
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*[[フィオナ・アップル]]<ref>『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、p.63、リットーミュージック、2010年</ref>
*[[フォール・アウト・ボーイ]]<ref name="mmxx0112">2020年のライブツアー「[[ARENA TOUR MMXX]]」開催にあたり、tetsuyaが選曲・作成したBGMプレイリスト「tetsuya's selection -ARENA TOUR MMXX OPENING BGM-(2020.1.12 Osaka OSAKA-JO HALL)」より</ref>
*[[FLATBACKER]]<ref name="bassmaga80"/>
*ブリング・ミー・ザ・ホライズン<ref>2021年のライヴツアー「30th L'Anniversary TOUR」開催にあたり、tetsuyaが選曲・作成したBGMプレイリスト「tetsuya's selection -30th L'Anniversary TOUR OPENING BGM- (12/9 YOKOHAMA – 12/26 YOYOGI)」より</ref>
*[[ホワイトスネイク]]<ref name="tetsugaku25"/>
*[[マリアナス・トレンチ]]<ref>2020年のライブツアー「[[ARENA TOUR MMXX]]」開催にあたり、tetsuyaが選曲・作成したBGMプレイリスト「tetsuya's selection -ARENA TOUR MMXX OPENING BGM-(2020.3.4 Yoyogi National Gymnasium 1st Gymnasium #エアMMXX)」より</ref>
*[[ミューズ (バンド)|ミューズ]]<ref name="bassmaga81"/>
*U2<ref name="tetsugaku26"/>
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*[[ラット (バンド)|ラット]]<ref>2021年のライブ「30th L'Anniversary TOUR」開催にあたり、tetsuyaが選曲・作成したBGMプレイリスト「tetsuya's selection -30th L'Anniversary TOUR OPENING BGM- (9/5 OSAKA – 10/7 NAGOYA)」より</ref>
*[[:en:Republica|リパブリカ]]<ref name="bassmaga80"/>
*[[リンキン・パーク]]<ref name="bassmaga81"/>
*[[レディオヘッド]]<ref name="tetsu28"/>
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*[[アークティック・モンキーズ]]<ref>2021年のライヴツアー「30th L'Anniversary TOUR」開催にあたり、yukihiroが選曲・作成したBGMプレイリスト「yukihiro's selection -30th L'Anniversary TOUR OPENING BGM- (12/9 YOKOHAMA – 12/26 YOYOGI)」より</ref>
*[[:en:Yves Tumor|イヴ・トゥモア]]<ref name="yukilabirth">2021年のライブ「[[30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"]]」開催にあたり、yukihiroが選曲・作成したBGMプレイリスト「yukihiro's selection -L'APPY BIRTHDAY! OPENING BGM-」より</ref>
*[[一風堂 (バンド)|一風堂]]<ref>『yukihiro milk another story』、p.68、株式会社音楽と人、2014年</ref>
*[[808ステイト]]<ref>『yukihiro milk another story』、p.173、株式会社音楽と人、2014年</ref>
*[[エコー&ザ・バニーメン]]<ref name="yukilabirth"/>
*[[オウテカ]]<ref>『yukihiro milk another story』、p.146、株式会社音楽と人、2014年</ref>
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*[[コーン (バンド)|コーン]]<ref>{{Cite web2|date=2010-08-16|url=https://tower.jp/article/interview/2010/08/16/68343|title=acid android 『13:day:dream』|publisher=TOWER RECORDS ONLINE|accessdate=2023-04-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230411101456/https://tower.jp/article/interview/2010/08/16/68343|archivedate=2023-04-11}}</ref>
*ザ・キュアー<ref>{{Cite web2|date=2017-07-01|url=https://natalie.mu/music/pp/larcenciel/page/8|title=L'Arc〜en〜Ciel バンド結成20年の歴史を振り返るメンバー4人ソロインタビュー(8/8)|publisher=ナタリー|accessdate=2023-02-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230227094624/https://natalie.mu/music/pp/larcenciel/page/8|archivedate=2023-02-27}}</ref>
*[[ザ・ストーン・ローゼズ]]<ref>『GiGS』、p.6、シンコー・ミュージック、1998年12月号</ref>
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*[[ザ・ストーン・ローゼズ]]<ref>『GiGS』、p.6、シンコー・ミュージック、1998年12月号</ref>
*[[ジーザス・ジョーンズ]]<ref name="milk158">『yukihiro milk another story』、p.158、株式会社音楽と人、2014年</ref>
*[[ジェイムス・ブレイク (ミュージシャン)|ジェイムス・ブレイク]]<ref name="picks">{{Cite web2|url=https://www.youtube.com/playlist?list=PL6FvC1bLk2fpGKmZQzgpghOME24iuZQ2U|title=ACID ANDROID PICKS|publisher=YouTube|accessdate=2025-04-23|archiveurl=https://megalodon.jp/2025-0423-1045-32/https://www.youtube.com:443/playlist?list=PL6FvC1bLk2fpGKmZQzgpghOME24iuZQ2U|archivedate=2025-04-23}}</ref>
*ジャパン<ref name="on171282">『音楽と人』、p.82、株式会社音楽と人、2017年12月号</ref>
*ジャパン<ref>『音楽と人』、p.82、株式会社音楽と人、2017年12月号</ref>
*[[ジョイ・ディヴィジョン]]<ref name="milk158"/>
*[[スージー・アンド・ザ・バンシーズ]]<ref name="picks"/>
*スマッシング・パンプキンズ<ref>『yukihiro milk another story』、p.170、株式会社音楽と人、2014年</ref>
*[[SOFT BALLET]]<ref>『yukihiro milk another story』、p.72、株式会社音楽と人、2014年</ref>
*デペッシュ・モード<ref>『yukihiro milk another story』、p.152、株式会社音楽と人、2014年</ref>
*デュラン・デュラン<ref name="on171282"/>
*[[ドライ・クリーニング (バンド)|ドライ・クリーニング]]<ref>{{Cite web2|date=2023-09-26|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000240116&page=3|title=【インタビュー】yukihiroが語る、ACID ANDROIDという果てない音の極致「納得できるものを追い求めてしまうんです」(3/4)|publisher=BARKS|accessdate=2023-09-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230927113724/https://www.barks.jp/news/?id=1000240116&page=3|archivedate=2023-09-27}}</ref>
*[[ナイン・インチ・ネイルズ]]<ref name="ministry">{{Cite web2|date=2016-07-22|url=https://belongmedia.net/2016/07/22/%e3%80%90%e5%af%be%e8%ab%87%e3%80%91-the-novembers%e5%b0%8f%e6%9e%97%e3%81%a8acid-android%e3%81%aeyukihiro%e3%81%8c%e8%aa%9e%e3%82%8b%e3%80%81%e6%a7%8b%e7%af%89%e7%9a%84%e3%81%aa%e7%be%8e/|title=THE NOVEMBERS・小林とラルク・yukihiroが語る“美しさ”の源泉|publisher=BELONG|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230416142737/https://belongmedia.net/2016/07/22/%E3%80%90%E5%AF%BE%E8%AB%87%E3%80%91-the-novembers%E5%B0%8F%E6%9E%97%E3%81%A8acid-android%E3%81%AEyukihiro%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E3%80%81%E6%A7%8B%E7%AF%89%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%BE%8E/|archivedate=2023-04-16}}</ref>
*[[ニッツァー・エブ]]<ref>『サウンド&レコーディング・マガジン』、p.62、リットーミュージック、2006年6月号</ref>
*ニルヴァーナ<ref>『yukihiro milk another story』、p.165、株式会社音楽と人、2014年</ref>
{{Col-3}}
*ニルヴァーナ<ref>『yukihiro milk another story』、p.165、株式会社音楽と人、2014年</ref>
*[[バウハウス (バンド)|バウハウス]]<ref>『R&R NewsMaker』、p.158、ぴあ、2006年5月号No.206</ref>
*[[BUCK-TICK]]<ref>『yukihiro milk another story』、p.74、株式会社音楽と人、2014年</ref>
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上記の報道内容について、tetsuyaは「元々2曲を別々に収録する予定であり、楽器をぞんざいに扱い、キレてそのまま帰ったというのは間違い」と否定している。実際は、番組に出る時点で要望などを事務所やレコード会社に伝えていたが、それが司会の爆笑問題まで伝わっていなかったことに起因しているとも述べている。
 
tetsuyaは2004年に発売したインタビュー本『哲学。』の中で「2曲続けてではなくて、1曲ずつ別々に演奏することになっていたんですよ。で、1曲演奏して、楽屋に戻ったときにそういう話をして、"気持ちよく仕事がしたいんだけど、そういう環境が整ってないんで、今日は失礼させていただきます"って、ちゃんと挨拶をして、爆笑問題さんにもちゃんとそういう話をしたうえで、帰ったんですよ<ref name="tetsugaku201">『哲学。』、p.201、ソニー・マガジンズ、2004年</ref>」「ちゃんとスタッフが打ち合わせをしているべきところなんですが、それが出来てなかった。(中略)それはこっちサイドのスタッフのミスだったと思うんですよ。NHKさんにも爆笑問題さんにも何も悪いところはないというか。俺たちは爆笑問題さんに対して、まったく怒ってないんですよ。というか、お笑いの人だから面白おかしく言うに決まってるじゃないですか。あくまでもうちのスタッフに対して、もっとちゃんとやってくれよっていう意味での行動だったんですよ<ref>『哲学。』、p.200、ソニー・マガジンズ、2004年</ref>」と語っている。また、当時の報道に関し「怒りを感じることもありますけどね。事実じゃないことを書かれたりすることが多いんで。でも面白おかしくしたほうが、視聴率を稼げたり、部数が売れたりするから、仕方ないんじゃないですかね<ref name="tetsugaku201"/><ref>『哲学。』、p.202、ソニー・マガジンズ、2004年</ref>」と述べている。
 
実際、一部週刊誌やスポーツ紙で「NHKと揉めた」と報道されたが、事が起きた1999年末にはL'Arc〜en〜Cielとして『[[第50回NHK紅白歌合戦]]』に出演している。L'Arc〜en〜Cielはこの年以降も、同番組を含むNHKが放送する音楽番組にたびたび出演している他、2010年には[[バンクーバーオリンピック]]・[[バンクーバーパラリンピック|パラリンピック]]の[[日本放送協会|NHK]][[NHKオリンピック歴代テーマソング|放送テーマソング]]に「[[BLESS (L'Arc〜en〜Cielの曲)|BLESS]]」という楽曲を提供しており、特段不和は見られない。なお、tetsuyaは当時の報道に関し「怒りを感じることもありますけどね。事実じゃないことを書かれたりすることが多いんで。でも面白おかしくしたほうが、視聴率を稼げたり、部数が売れたりするから、仕方ないんじゃないですかね<ref name="tetsugaku201"/><ref>『哲学。』、p.202、ソニー・マガジンズ、2004年</ref>」と述べている
 
これに対し、長年語ってこなかった爆笑問題・太田光は、事件から約20年の時が過ぎた2019年2月に、自身がレギュラーを務めるラジオ番組『[[爆笑問題カーボーイ]]』において「俺には何もキレてないし、俺たちにはむしろ"すみません"って<ref name="baku">TBS系ラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』2019年2月5日放送分</ref><ref name="bakuasahi">{{Cite web2|date=2023-01-13|url=https://www.asagei.com/242184|title=L’Arc~en~Ciel「ビジュアル系」発言に怒って「収録中止」大事件/日本音楽シーン「名作裏面史」|publisher=asagei plus|accessdate=2024-11-18|archiveurl=https://megalodon.jp/2024-1118-1936-22/https://www.asagei.com:443/242184|archivedate=2024-11-18}}</ref>」「彼らの名誉のために言っておくけど、本当に真摯な態度で"申し訳ありません"って帰って行った<ref name="baku"/><ref name="bakuasahi"/>」「番組プロデューサーからNHK側のミスで、と伝えられた<ref name="baku"/><ref name="bakuasahi"/>」と当時を振り返り発言している。なお、tetsuyaは太田の発言を受け、自身の[[ニコニコチャンネル]]において、「太田さんの口から言っていただけると説得力があります<ref name="sat51">ニコニコチャンネル『TETSUYA SATURDAY KING RADIO #51』2019年2月9日配信分</ref>」「自分達のレコード会社とトラブルにはなったがNHKとはトラブルにはなっていない<ref name="sat51"/>」「NHKにはその後オリンピックのテーマもやらせてもらった<ref name="sat51"/>」といった発言をしている。これにより、当時週刊誌等で報道された"ラルクと爆笑問題がケンカを起こした"という出来事は無かったと双方の発言により明らかとなった。
 
ちなみに上記の騒動を踏まえてか、現在に至るまでヴィジュアル系バンドの特集がテレビ番組などで放送される際、L'Arc〜en〜Cielが取り上げられることは少ない<ref>{{Cite web2|url=https://www.excite.co.jp/news/article/Myjitsu_272729/?p=2|title=『マツコの知らない世界』V系特集で“ラルク”をスルー「悲しい」「仕方ない」|publisher=exiciteニュース|accessdate=2024-11-18|archiveurl=https://megalodon.jp/2024-1118-1940-46/https://www.excite.co.jp:443/news/article/Myjitsu_272729/?p=2|archivedate=2024-11-18}}</ref>。なお、L'Arc〜en〜Cielはレコード会社を通じ、CD取り扱い店舗に<L'Arc〜en〜Cielの商品はヴィジュアル系のコーナーに展開せず、J-POP・ROCKのコーナーに展開して下さい>という内容の書類を送っていたこともあったという。
 
;'''『ヴィジュアル系』に対するリーダーtetsuyaの見解'''
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{{quotation|事実とはだいぶ曲げられて伝わっているんで、はっきりさせておいたほうがいいですね。もともとラルク アン シエルは自分たちから"ヴィジュアル系です"と言ったことは一度もないんですよ。実際にラルクを作ったときには"ヴィジュアル系"という言葉もなかった。<ref name="tetsugaku199">『哲学。』、p.199、ソニー・マガジンズ、2004年</ref><br/>音楽のジャンルで、ロックとかジャズとかポップスとかパンクとかいうものがあったとしても、ヴィジュアル系っていう音楽のジャンルはないじゃないですか?<ref name="tetsugaku199"/>|『哲学。』(2004年) tetsuyaの発言より}}
 
{{quotation|好きなことやってるだけで、自分たちが周りにどう呼ばれてるのかなんて気にしてなかったし、あんまり知らなかった。それがデビューして2~3年経ったころから、雑誌とか見てるとヴィジュアル系って言葉を目にするようになって、そのなかに俺らも入ってて、それで”あ、ヴィジュアル系って俺らみたいなのを言うんだ!”って初めて知って。で、ヤだなって(笑)。偏見持つわけじゃないですか、好きな人以外は。<ref name="ch3190ch03190">『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』、p.190、ソニー・マガジンズ、2006年(『uv vol.102』の再掲)</ref><br/>ヴィジュアル系が好きな人からはともかく、一般的には、その肩書きだけでちょっと馬鹿にした目で見られるわけですよ。音楽的にはたいしたことやってないとか、音楽が駄目だから見た目で勝負してるとか。で、音を聴いてもらえなくなる。そういうことに対して、すごく怖いなって思って……。ただ、ステージに立つのにそれなりの服装をして、それなりにメイクを施したり髪型を整えたりするっていうのは、俺はアタリマエのマナーっていうか、人前に出るうえで当然のことだと思っているんで。それは今でもそんなに変わってないですね。自分が好きだったアーティストもみんなそういう格好をしてたし、メイクもしてたから、なんの抵抗もなかったわけですよ。<ref name="ch3190ch03190"/>|『uv Vol.102』(2004年) tetsuyaの発言より}}
 
;『ヴィジュアル系』に対する他メンバーの反応
* '''hyde''' - 1994年に出演した番組で、自身が1980年代に[[イギリス]]で流行した[[ニューロマンティック]]の様式美に多大な影響を受けていることもあり、[[デュラン・デュラン]]を例にあげたうえで「ルックスも好きだし、でも音楽も大好き<ref name="bom">[[KBCラジオ]]系番組『いきなりBOM!』1994年12月23日放送</ref>」と語り、そのうえで「そういう受け止められ方をして貰うと一番嬉しい」と発言している<ref name="bom"/>。そして2000年に受けたインタビューでは「(ヴィジュアル系と呼ばれることは)自分としては嫌だけど、世間がそう言うからには"しょうがない"みたいな諦めがあった<ref>[[テレビ朝日]]系情報番組『[[ニュースステーション]]』「チャンスの前髪」2000年7月7日放送</ref>」と諦念を含んだコメントを残している。さらに、2012年に本名名義で出版した『THE HYDE』の中で「俺達はそんな枠組みに憧れてバンドをやってた訳じゃなかった<ref name="hyde112">『THE HYDE』、p.112、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>」と述べている。また、hydeはこの本の中で、"かつてヴィジュアル系と呼ばれていたバンド"と"2012年当時のヴィジュアル系バンド"の違いについて「俺達の世代のルーツって[[ヘヴィメタル|メタル]]とか[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニューウェーブ]]あたり<ref name="hyde112"/>」思うけど語る一方で" 2012年当時の自分より後に出てきち以降はヴィジュアル系バンド"について「"ヴィジュアル系"がルーツだからね。だから<ref name="hyde112"/>」と述べており「(自分たちとは)実は根本が違う<ref name="hyde112"/>」と綴っている。なお、hydeは2023年に受けたインタビューの中で「とにかく自分が楽しいと思うことを自由にやって、ジャンルやシーンのボーダーを壊したい。"こうじゃないといけない"とかそういう固い考えって邪魔だと思ってて。いいところは全部吸収して、自分なりに昇華していったほうが面白いしエンタテインメントとして見たとき、もっとジャンルやシーンがぐちゃぐちゃになったほうがいいと思う<ref>{{Cite web2|date=2023-12-22|url=https://natalie.mu/music/pp/mucc11|title=MUCC結成25周年企画 逹瑯×HYDE対談|表現者2人の“Timeless”な語らい(1/3)|publisher=ナタリー|accessdate=2023-12-30|archiveurl=https://web.archive.org/web/20231230234045/https://natalie.mu/music/pp/mucc11|archivedate=2023-12-30}}</ref>」と語っており、ジャンル分けや枠組みに固執しない音楽活動を志向していることを示唆している。
* '''ken''' - 1994年に出演した番組で「ヴィジュアル先行で見られるのは嫌ですか<ref name="bom"/>」という問いに対し「そうでもない、先行というか同じ歩調で行けば別に…。"この人、音楽は良いけど顔ダサい"って言われるよりは良い<ref name="bom"/>」と発言している。また、2010年には自身の[[Twitter]]上で、「自身にどういうあだ名をつけるか」との問いに対して「ヴィジュアル界一の黒さ<ref>{{Cite web2|date=2010-01-22|url=https://x.com:443/CHLionRagbaby/status/16712075399|title=CHLionRagbabyのツイート(16712075399)|accessdate=2024-11-18|archiveurl=https://megalodon.jp/2024-1118-2001-27/https://x.com:443/CHLionRagbaby/status/16712075399|archivedate=2024-11-18}}</ref>」と答えている。
* '''yukihiro''' - 2009年に、ヴィジュアル系バンドという呼ばれ方に関し「俺とかがヴィジュアル系って呼ばれていた時(ZI:KILL在籍時)は、"言うな"って思っていた<ref name="transvia">ライブビデオ『[[DOCUMENTARY FILMS 〜Trans ASIA via PARIS〜]]』、2009年</ref>」「自分達で"ヴィジュアル系です"って言うのが出てきた時点で (ラルクはヴィジュアル系とは) 違うと思う。俺とかの頃は"ヴィジュアル系です"って言ってバンドなんかやってなかった<ref name="transvia"/>」と語っている。なお、yukihiroは自身が加入する前のL'Arc〜en〜Cielの印象について「いわゆるビジュアル系って言われてたわけじゃないですか。そういう人たちがやるような音楽じゃないよなって、それが面白かったですね。みんなにあんまりそういう血がないんだってことですね(笑)<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』、p.77、ロッキング・オン、2004年3月号</ref>」と述べていたことがある。
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*[[市川哲史]](音楽評論家、[[音楽と人]]元編集長) - 市川はL'Arc〜en〜Cielのスタンスについて「誰がどう観ても聴いてもV系のくせに<V系であること>を頑なに拒否し続けている<ref>『すべての道はV系へ通ず。』、p.33、[[シンコーミュージック・エンタテイメント]]、2018年</ref>」と指摘している。その一方で市川は、ヴィジュアル系を集めた[[エクスタシーレコード]]の設立者である[[YOSHIKI]]([[X JAPAN]])主催によるヴィジュアル系バンドが集うフェス「[[VISUAL JAPAN SUMMIT|VISUAL JAPAN SUMMIT 2016]]」に、tetsuya以外のメンバー3人がソロ名義で出演したものの、L'Arc〜en〜Cielとしては出演しなかったことについて高く評価している<ref name="vjs">{{Cite web2|date=2016-12-10|url=https://realsound.jp/2016/12/post-10515.html|title=市川哲史×藤谷千明 対談:『VISUAL JAPAN SUMMIT』がシーンで果たした役割とは|publisher=Real Sound|accessdate=2024-11-18|archiveurl=https://megalodon.jp/2024-1118-2008-10/https://realsound.jp:443/2016/12/post-10515.html|archivedate=2024-11-18}}</ref>。市川は「今回のフェスは、『出演しなかった奴こそ主役』だったんだな実は。自らの意志で出演を拒んだ奴の勇気と正義、みたいな(苦笑)。だって[[BUCK-TICK]]にせよ[[DEAD END (バンド)|DEAD END]]にせよ[[ISSAY]]にせよ、『ルナフェス出演したけど今回は拒否』組はV系バンドじゃないもんねぇ。だから他の三人がYOSHIKIちゃん祭りの壇上に上がっても、一人だけ出演しなかったtetsuyaの頑なさは、死ぬほど面倒くさいけど立派だと思う。でも初めて感心したよ、あの男に<ref name="vjs"/>」とコメントしている<ref>『すべての道はV系へ通ず。』、p.107、[[シンコーミュージック・エンタテイメント]]、2018年</ref>。
*藤谷千明(音楽ライター) - 藤谷はヴィジュアル系の代表的なバンドであるX JAPANと比較し、「X JAPANとラルクとでは、”背景とするもの”が大違い<ref name="takara82">『別冊宝島1399 音楽誌が書かないJポップ批評47 L’Arc-en-Cielの奇跡』、p.82、宝島社、2007年</ref>」と分析している。また、メンバーの音楽以外の趣味・嗜好を指摘し、「ラルクは明らかに文化系気質のバンド。ゆえにX JAPANを中心においたヤンキー・ヴィジュアル系とは、根本的に趣味・嗜好が異なるわけです。彼らの”主張”も故無きことではないのです<ref name="takara82"/>」とL'Arc〜en〜Cielのスタンスに一定の理解を示している。
*冬将軍(音楽ライター) - 冬将軍は1999年のポップジャムでの出来事に関し「この事件は、"スター気取りのラルクのわがまま"といったようなマイナスエピソードとして語られることもあるのだが、己の美学を追求しているだけなのに、流行の一環として後追いの言葉で括られることに対する反発であり、さまざまな偏見を持たれてしまった"ヴィジュアル系レッテル"への反抗でもあった<ref name="viju">{{Cite web2|date=2022-09-08|url=https://fujinkoron.jp/articles/-/6475?page=3|title=90年代後半の「ヴィジュアル系」ブーム。その前夜から先人たちが起こしていた”後追いの言葉”で括られることに対する反発と”レッテル”への反抗(3/4)|publisher=婦人公論.jp|accessdate=2024-06-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240620025141/https://fujinkoron.jp/articles/-/6475?page=3|archivedate=2024-06-20}}</ref>」と推察しており、「ゆえに事件当時、ラルクファン以外からも賛同の声があった<ref name="viju"/>」と当時を述懐している。また、冬将軍は「L'Arc〜en〜Cielはヴィジュアル系と呼ばれることを良しとしていないため、ヴィジュアル系バンドではない<ref name="jb">{{Cite web2|date=2024-05-03|url=https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80746#google_vignette|title=日本が誇るモンスターバンド・L'Arc〜en〜Ciel、シーンに“白”をもたらしたカリスマと特異な音楽性の魅力|publisher=JBpress|accessdate=2024-09-08|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240908201615/https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80746#google_vignette|archivedate=2024-09-08}}</ref>」と踏まえたうえで、「しかしながら後発バンドに与えた影響を考えれば、同シーンを語る上では欠くことのできないバンドであることは言うまでもない<ref name="jb"/>」と述べている。また、冬将軍はアルバム『[[DUNE (アルバム)|DUNE]]』に関し「彼らが影響を受けたバンドとして挙げているDEAD ENDを彷彿とさせる[[プログレッシブ・ロック|プログレ]]ライクな[[ハードロック]]要素や、当時ライブの登場SEとして使用していたアメリカの[[インダストリアル・メタル|インダストリアルメタル]]バンド、[[ミニストリー (バンド)|ミニストリー]]の無機的なビート感は随所に感じられるものの、同作品の透明感と幻想的な世界観が差配する作風はその完成度の高さとともに、シーンに大きな衝撃を与えた<ref name="jb"/>」と後続のバンドに対する影響力に触れたうえで評価している。
 
== 楽曲制作 ==
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L'Arc〜en〜Cielにおける楽曲制作では、[[作詞]]のほとんどをボーカリストの[[hyde]]が担当している。時折hyde以外のメンバーが作詞することもあるが、フィジカルシングルの表題曲に関しては「[[New World (L'Arc〜en〜Cielの曲)|New World]]」と「[[FOREVER (L'Arc〜en〜Cielの曲)|FOREVER]]」を除き、hydeが全ての作詞を行っている。
*'''hyde'''
L'Arc〜en〜Cielとして作詞作業をするようになってしばらくは、今いる世界からの逃避を望んだような歌詞や<ref name="oto040420">『音楽と人』、p.20、USEN(発行)、シンコー・ミュージック(発売)、2004年4月号</ref>、遠くを見つめた願望のような歌詞を多く綴っていた<ref name="oto040420"/>。そのため、[[音楽評論家]]の[[市川哲史]]は、1998年に発表されたアルバム『[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|HEART]]』に関するレビューの中で、hydeが綴る歌詞について「hyde独特の逃避願望である<空に浮かんでたい>癖<ref name="takara63">『別冊宝島1399 音楽誌が書かないJポップ批評47 L’Arc-en-Cielの奇跡』、p.63、宝島社、2007年</ref>」と表現していたことがある。なお、hyde自身は1993年に受けた音楽雑誌のインタビューの中で「俺は身の回りのことしか歌わないから、ありえないような話は全部"例え話"だと思ってもらえればいいですね<ref name="shoxx144">『SHOXX』、p.144、音楽専科社、1993年5月号Vol.16</ref>」と述べており、現実離れした世界について書いているつもりはなかったことを示唆している。ただ、hydeは2021年に受けたインタビューにおいて、過去に綴ったリリックについて「(架空の物語の中に)自分にとってのリアリティがあったんです<ref>『別冊カドカワScene07』、p.11、KADOKAWA、2021年</ref>」「書いていたのは想像の世界だけど、自分としてはリアルを求めてそうなった<ref name="kado12">『別冊カドカワScene07』、p.12、KADOKAWA、2021年</ref>」「(昔の歌詞は)今にして思うと”もうちょっと現実に気が付けばいいんじゃない?”とも思うけど。当時はものすごい出来事を求めてたんでしょうね<ref name="kado12"/>」と述懐している。また、L'Arc〜en〜Cielがヒットを重ね続けた1998年から1999年頃の作詞作業について、hydeはその当時「何か解放されたい意思っていうのが強い感じ。もう歌詞書いてて"どっか行こうどっか行こう"ばっかり<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』、p.67、ソニー・マガジンズ、2006年(『uv vol.43』の再掲)</ref>」と述べていたことがある。
 
hydeは、多感な学生時代に[[洋楽]]あるいは[[ハードコア・パンク|ハードコア]]な音楽をよく聴いていたため、バンドを始めた最初の頃は日本語の歌詞を書くことに不慣れだったと述べている。そしてL'Arc〜en〜Cielで作詞を行うにあたり、hydeが参考にしたものは、幼いころから好きだった[[小田和正]]([[オフコース]])が綴る歌詞だったという。hydeは、2016年に受けた音楽雑誌『[[ローリング・ストーン|Rolling Stone Japan]]』の取材において「音楽を作り始めた頃は僕はハードコアや、[[ゴシック・ロック|ゴシックロック]]にハマってたから、ラルクを始めて、すごくキャッチーな曲がメンバーから出てきた時に、どういう詩を書いていいかさっぱりわからなかったんです。"何を言ってええんやろうな?"ってすごい迷って試行錯誤して詩を書いた時に、開いた引き出しがオフコースで。オフコースの曲って、実は都会的なクールな感じで、歌詞もすごく抽象的だと思います。言葉もかなり選んでいるし。そういうところで、"あ、こういう表現の仕方があるな"って。歌詞もその時の影響が出てる。例えば「[[Blurry Eyes]]」は、小田和正さんが使うような言葉がいくつかあると思います<ref name="HYDE6p3"/>」と述べている。このように、自身が尊敬する小田和正が書く歌詞の言葉選びや、抽象的な比喩表現を取り入れていき<ref name="HYDE6p3"/>、"比喩に比喩を重ねた表現"と言われるようなリリックを綴るようになった。hydeは2012年に受けた音楽雑誌のインタビューにおいて、誰にでも分かるような直接的表現を避けてきた理由について「悲しいことを"悲しい、悲しい"って言ってるのはあまり悲しくないんですよ。むしろちょっと引くんですよね。抽象的だったり間接的な表現のほうが伝わるというか<ref>{{Cite web2|url=http://ent2.excite.co.jp/music/special/2012/larc-en-ciel/interview_hyde.html|title=L'Arc〜en〜Ciel アルバム『BUTTERFLY』インタビュー(hydeインタビュー)|publisher=exciteニュース|accessdate=2021-09-25|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210925175623/http://ent2.excite.co.jp/music/special/2012/larc-en-ciel/interview_hyde.html|archivedate=2021-09-25}}</ref>」と述べている。
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アルバム『REAL』をリリースした後、2001年半ばあたりから、hydeを含めたL'Arc〜en〜Cielのメンバー4人は、ソロ活動や別バンドでの活動を始動し、L'Arc〜en〜Cielとしての活動が事実上の休止状態となった。その後L'Arc〜en〜Cielは、バンドを解散させることも考えたが、2003年6月に久々のライブを行い、本格的に活動を再開することになった。そして2004年に、約3年7ヶ月ぶりのアルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|SMILE]]』を発表している。このアルバムでは、hydeがこれまでに書いたリリックのテーマとは異なり、ストレートな前向きさを綴った歌詞が多くなっている。この当時に受けたインタビューの中で、hydeは「もう、普通に悲しいだけのCDじゃ、僕、心が動かされないんですよ。今の僕のテンションがそうなのかもしれないけど、悲しい詞を今僕がやると、逆にすごく嘘っぽく書いちゃうような気がするんですよね。あんまり興味がない。そういう悲しい部分を表現した曲もあると思うけど、でもどっかに、ちょっと今の気持ち的には悲しいとか、暗い部分を音源にしたくないなって気持ちがあるのは確かですね<ref name="oto040420"/>」と心境の変化を述べている。また、2005年発表のアルバム『[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|AWAKE]]』では[[反戦]]・[[平和]]をテーマとした歌詞、2007年発表のアルバム『[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|KISS]]』では人と人のミニマムな関係性を身近な表現でつづったもの<ref>『WHAT's IN?』、p.34、ソニー・マガジンズ、2007年12月号</ref>が多く手掛けられている。
 
hyde曰く、2006年・2007年頃から、"ありふれた日常"をテーマにした歌詞書くようになったという。以前にもhydeは「[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|C'est La Vie]]」や「[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|TIME SLIP]]」「[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE]]」など、いくつかの楽曲の制作で、身近に起きた出来事をもとに歌詞を書いたことがあったが、2007年に発表したアルバム『KISS』には、人に近い表現を用いた歌詞をのせた楽曲が数多く収められている。hydeは2012年に発表した自叙伝において、この当時の心境の変化について「普段の生活の中で、ふと愛に満たされた時、"このまま、死んでもいいや"って思った瞬間に宇宙と繋がった気がした事があったんだよ。なんか、死を迎え入れられた瞬間に"あ、なんだ、宇宙ってこんな物だったのか"って。ちなみに、俺、薬はやってないよ(笑)。そして、宇宙の摂理というか、なんか全てがスッと理解出来た気がして。それが大きかったのかもしれない。その時に、多分、生への執着がなくなったんだろうな。それからというもの、周りのいつもの風景がとても愛おしく感じられるようになってきた。その感覚は、L'Arc〜en〜Cielの「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|ALONE EN LA VIDA]]」の歌詞に書いたり、HYDEソロの「[[FAITH (HYDEのアルバム)#収録曲|I CAN FEEL]]」とか、その頃の作詞の核になってるんだけど。(中略)"いつ死んでもかまわない"と共に、"いつ死んでもいいように生きよう"って思う自分が加わった感じかな<ref>『THE HYDE』、p.30、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>」と綴っている。また、この頃から、リスナーが歌詞の意味を大きく誤解しないよう、比喩だけではなく、直接的な表現を使ったフレーズも意識的に増やし始めている<ref>{{Cite web2|date=2006-04-26|url=http://www.oricon.co.jp/music/interview/060426_01_02.html|title=HYDE アルバム『FAITH』インタビュー『人々に自分っていう傷を付けておきたい』|publisher=oricon style|accessdate=20162015-0709-0728|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150928092329/http://www.oricon.co.jp/music/interview/060426_01_02.html|archivedate=20162015-0709-0728}}</ref>。
 
なお、hyde曰く、歌詞を書く際は作曲者から楽曲のイメージを聞き、それを基に作業を行うことも多いという。そして、映画やアニメーション作品に楽曲を提供する場合は、監督などの製作陣と話し合いを行ったうえで、そのタイアップ作品を意識した歌詞を書くこともある。L'Arc〜en〜Cieは2000年に映画主題歌として「[[NEO_UNIVERSE/finale|finale]]」という楽曲を提供しているが、この時の作詞作業についてhydeは「映画と、まったく違うアプローチをしても夢からさめた感じがするし、かと言ってまったく同じだと逆に映画との相乗効果がない気がしたんです。で、自分の感性で、映画の中で流れるなら、こういう感じがいいかなと思ったんです<ref name="cd00020519">『CDでーた』、p.19、角川書店、2000年2月5日号 vol.12 No.2</ref>」と当時述べている。
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音楽雑誌『[[MUSICA]]』の創刊者で[[音楽評論家|音楽ジャーナリスト]]の[[鹿野淳]]は、hydeが綴る歌詞の特徴について「バラッドではかなり文学的な言葉世界を展開するものの、ドライヴ・ナンバーになると途端にわかりやすい言葉しか歌わなくなる。だからこそラルクの楽曲はどんな曲でも必ず"聴きとれる"。これは実は凄いことだ<ref>『WORDS L'Arc〜en〜Ciel』、p.25、角川書店、2005年</ref>」と評している。さらに[[シンガーソングライター]]の[[松任谷由実]]は、1999年に行われた[[近田春夫]]との対談において、"同じつぶつぶを持っている人"として、hydeの他、2人の作詞家の名前をあげている<ref group="注釈">1999年に行われた近田春夫との対談の中で、松任谷由実は"同じつぶつぶを持っている人"として、hydeの他に、[[スガシカオ]]と[[草野マサムネ]]([[スピッツ (バンド)|スピッツ]])の名前をあげている。</ref><ref name="umin328">『考えるヒット3 - 近田春夫』<「ユーミン神話」は枯れない! 対談 松任谷由実>、p.328、文春文庫、2002年</ref>。松任谷は、hydeを含む3人の作詞家が書く歌詞について「詞とメロディは連動してるけど、詞に心地よい空白を感じました<ref name="umin328"/>」と評している。
 
ちなみにhydeは好きな日本の作詞家として、前記の小田和正の他、[[aiko]]<ref name="cd15111210">『CD&DLでーた』、p.10、KADOKAWA、2015年11月-12月号 No.6</ref>や[[CHARA]]<ref>{{Cite web2|url=https://spice.eplus.jp/articles/64226|title=VAMPSの新映像作『MTV Unplugged: VAMPS』をHYDEが語る オフィシャルインタビュー到着|publisher=SPICE|accessdate=2021-12-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211206094649/https://spice.eplus.jp/articles/64226|archivedate=2021-12-06}}</ref>の名前をあげている。余談だが、hydeは2015年に受けた音楽雑誌のインタビューの中で、aikoが綴る歌詞について「aikoさんの書く詞は素敵だなって曲が流れるたびによく思います<ref name="cd15111210"/>」と述べたことがある。
 
上記のように、L'Arc〜en〜Cielの楽曲の歌詞はhydeがほぼすべて手掛けているが、1996年発表のアルバム『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』以降のアルバムにおいて、hyde以外のメンバーも1〜2曲作詞を担当するようになった。なお、2007年発表のアルバム『KISS』には、hyde以外のメンバー3人それぞれが作詞・作曲を担当した楽曲を、1曲ずつ収録している。hyde以外のメンバーが作詞を担当したL'Arc〜en〜Cielの楽曲は、以下に記す(原曲のみ記載。パートチェンジバンド名義の音源やリアレンジバージョンなどは除く)。
 
*'''ken''' - 「[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|Lover Boy]]」「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|twinkle, twinkle]]」「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|Pretty girl]]」
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=== 作曲 ===
L'Arc〜en〜Cielは活動初期から、"メンバー全員がソングライター"というバンドスタイルを採っている。[[作曲家|コンポーザー]]が4人いるが故に、メンバー4人それぞれの個性が、各々の作る楽曲に内包されており、これがL'Arc〜en〜Cielというバンドの最大の特徴になっている<ref>{{Cite web2|url=http://ent2.excite.co.jp/music/special/2012/larc-en-ciel/index.html|title=L'Arc〜en〜Ciel アルバム『BUTTERFLY』インタビュー|publisher=exciteニュース|accessdate=2022-02-08|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220208001743/http://ent2.excite.co.jp/music/special/2012/larc-en-ciel/index.html|archivedate=2022-02-08}}</ref>。L'Arc〜en〜Cielが作る楽曲には、メンバー4人それぞれのルーツミュージックの要素や、曲を作るタイミングで各々が興味を持っていた音楽性が反映されており、[[ハードロック]]<ref name="rankingbox">{{Cite web2|date=2014-01-09|url=http://rankingbox.jp/article/232|title=2度目の国立ライヴで復活を遂げるL’Arc~en~Cielが支持され続ける理由|publisher=rankingbox|accessdate=2019-04-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190403072859/https://rankingbox.jp/article/232|archivedate=2019-04-03}}</ref>や[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]<ref name="applemusic"/><ref name="rankingbox"/>、[[ポストパンク]]<ref name="applemusic"/>、[[グランジ]]<ref name="applemusic"/>、[[オルタナティヴ・ロック]]<ref name="applemusic"/>、[[インダストリアル]]<ref name="towerlarcyukihiro">{{Cite web2|date=2010-03-10|url=https://tower.jp/article/feature/2010/03/10/3671/3675|title=INTERVIEW― yukihiro 〈yukihiro best〉|publisher=TOWER RECORDS ONLINE (bounce)|accessdate=2023-04-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230427123106/https://tower.jp/article/feature/2010/03/10/3671/3675|archivedate=2023-04-27}}</ref>、[[ダンス・ミュージック]]<ref name="rankingbox"/>といった多彩なジャンルが混合されている。このように多種多様のジャンルを採り入れ、そのうえで大衆性を注入することで、独自の[[ポップ・ミュージック]]として音源を仕上げている<ref>{{Cite web2|date=2015-12-23|url=https://okmusic.jp/news/104874/|title=今に至るL'Arc〜en〜Cielを確立した、奇跡のアルバム『HEART』|publisher=OKMusic|accessdate=2023-02-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230227113511/https://okmusic.jp/news/104874/|archivedate=2023-02-27}}</ref>。
 
メンバー自身も、"4人全員がコンポーザー"ということをバンドの特徴の一つとして捉えており、[[hyde]]は1994年に受けたインタビューで「ラルク アン シエルはテーマを作らないで、みんなが思い思いの曲を書いていくんです。規制を作ってしまうと世界が広がらないと思いますし<ref name="rockf940828"/>」と述べている。また、[[ken]]は「4人の作曲者がいて、それぞれにいろんな匂いがあるっていう面白さがあると思いますね<ref>{{Cite web2|url=http://ent2.excite.co.jp/music/special/2012/larc-en-ciel/interview_ken.html|title=L'Arc〜en〜Ciel アルバム『BUTTERFLY』インタビュー(kenインタビュー)|publisher=exciteニュース|accessdate=2021-09-25|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210925175625/http://ent2.excite.co.jp/music/special/2012/larc-en-ciel/interview_ken.html|archivedate=2021-09-25}}</ref>」と語っている。ちなみにhydeは、L'Arc〜en〜Cielにおけるアルバム制作を「たとえて言えば、みんながキャンバスに好きな色を塗っていって、最終的に出来たものから、こういう絵が描きたかったんだって確認するような感じ<ref name="rockf940828"/>」と表現していたことがある。
 
みにお、1995年発表の3rdアルバム『[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|heavenly]]』までの楽曲制作では、作曲者はオケのみを作り、歌メロに関しては基本的にすべてボーカリストのhydeが作っていた<ref name="ro970154">『ロッキンf』、p.54、立東社、1997年1月号</ref>。そして1996年に4thアルバム『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』を制作するにあたり、作曲者が歌メロまで作る慣例ができ<ref name="ro970154"/>、L'Arc〜en〜Cielとしてのひとつの制作スタイルが確立している。なお、デモをた原曲制作者以外のメンバーがメロディの一部を作りかえた場合は、作曲者クレジットに複数人を併記するかたちをとることが多い。
 
1998年に"即興的かつロジカルなリズム&グルーヴを生むドラムプレイ"が特徴的な[[Sakura (ドラマー)|sakura]]から、"緻密かつタイトで、マシーン・ビートとの同期も好んだドラムプレイ"が特徴的な[[yukihiro]]へとドラマーが代わったことにより、リズムセクションを担う立場にある[[tetsuya]]のベースのプレイ・音量が変わっている。さらに、kenのギターアプローチの嗜好も変化したことで、この頃からグランジあるいはオルタナティヴ・ロック色の強い楽曲<ref name="main"/> が増えている。また、yukihiroはかつて[[OPTIC NERVE ABSTRACTION|OPTIC NERVE]]というユニットでインダストリアルや[[テクノ (ダンスミュージック)|テクノ]]、[[エレクトロニック・ボディ・ミュージック]]を志向した作品づくりをしていたことがあり、その後加入した[[DIE IN CRIES]]というバンドにおいても、それらから影響を受けた[[器楽曲|インストゥルメンタル]]を制作していた経歴過去があった。そしてL'Arc〜en〜Cielに加入した後も、その音楽的嗜好を反映させた"打ち込みとの同期を採り入れたバンド音楽"を制作している。こういった背景もあり、L'Arc〜en〜Cielの楽曲に[[クラブ・ミュージック]]との親和性が高い音源が増えていくことになった<ref name="towerlarcyukihiro"/>。
 
なお、前述のジャンル以外にも、sakuraを含めたメンバー全員が影響を受けた音楽性として、[[ヘヴィメタル]]や[[ハードコア・パンク|ハードコア]]があげられるが、L'Arc〜en〜Cielの楽曲制作においてこれらの要素を分かりやすく採り入れることは少ない<ref name="ROJ050751">『ROCKIN'ON JAPAN』、p.51、ロッキング・オン、2005年7月号</ref>。kenは2005年に受けた音楽雑誌のインタビューの中で、その背景について、kenは「ヘヴィメタル禁止令っぽいものがあった<ref name="ROJ050751"/>」「あまりにもメタルみたいなのは周りが嬉しそうじゃないような感じだった<ref name="ROJ050751"/>」と述べている。ただ、L'Arc〜en〜Cielの楽曲のリアレンジ楽曲リリース発表するパートチェンジバンド、[[P'UNK〜EN〜CIEL]]では[[スレイヤー]]や[[アイアン・メイデン]]といった、メンバーが好きなメタルバンドをオマージュしたアレンジメントをお遊びで行っていたことがある。
 
また、L'Arc〜en〜Cielにおける楽曲制作は当初、各メンバーが提出した原型をもとに、幾度かのバンドセッションを経て、徐々に完成させていくスタイルを基本的に採っていた。ただ、2004年発表の9thアルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|SMILE]]』あたりから、各メンバーがセルフスタジオなどでデモ音源を綿密に作るようになり、作曲者がイニシアチブを取りレコーディングを進めていくことも増えていった。バンドの共同プロデューサーを務める[[岡野ハジメ]](ex.[[PINK (バンド)|PINK]])は、2003年以降におけるL'Arc〜en〜Cielの音源制作について「『SMILE』以降はメンバーも自分たちで打ち込んだりとか、プリプロも本ちゃんに近い形で持ってくる人が現れたりしましたね<ref>『音楽プロデューサー 岡野ハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC』、p.187、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年</ref>」「『SMILE』(2004)からは別のラルク・ブランドみたいな感じです<ref name="okano164">『音楽プロデューサー 岡野ハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC』、p.164、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年</ref>」と述べている。
 
L'Arc〜en〜Cielというバンドについて、hydeは2024年に受けたインタビューの中で「(2018年以降のソロ名義の)HYDEはメタルコアに近づいて表面的にハードですが、精神的にはラルクのほうが奥底が灼熱な感じでもっとコアかもしれません。羊の皮を被った狼ですかね(笑)。そういった部分もおもしろいところかと思います<ref>{{Cite web2|date=2024-12-02|url=https://natalie.mu/music/pp/larcenciel03|title=首謀者hydeが明かす「L'Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-」への思い|publisher=ナタリー|accessdate=2024-12-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20241211204636/https://natalie.mu/music/pp/larcenciel03|archivedate=2024-12-11}}</ref>」と語っている。また、岡野ハジメは「ラルクはある意味、俺の言うところのカタルシスの塊だと思うんです。彼らには予定調和や、平和に終わる楽曲は少ないじゃないですか。つまり、彼らはただポップなだけではない、モヤモヤしたような美しさを好んでいたし、俺もそういうものが好きだし、聴衆もそれを喜んでくれたわけじゃないですか。それが仕事レベルで実現できるアーティストは凄く少ないと思うので、ラルクと仕事ができて凄くラッキーだったと思いますね<ref name="okano164"/>」と述べている。さらに、L'Arc〜en〜Cielの楽曲制作に長らく携わっていたマニピュレーターの斉藤仁は、1990年代の頃を振り返り「正直それまでの僕は流行りものを模倣するような仕事が多かったんですけど、ラルクは"作ったものが流行っていく"というか、今聴いても古いという感じがないですよね。流行を真似した曲はみんな古くなるけど<ref>『音楽プロデューサー 岡野ハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC』、p.181、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年</ref>」と述懐している。
L'Arc〜en〜Cielというバンドについて、岡野ハジメは「アレンジにしても、どのジャンルも拡げていける非常に珍しいバンドだと思いますね。"じゃあなんでもいい"ってわけではないんですよ。その使い方も、それぞれこだわりはある<ref name="ray15th"/>」と述べている。また、岡野は1990年代の頃の制作を振り返り「(レコーディング現場にいる)みんながそれぞれプロデューサー的だったと思うんですよ。メンバーも4人、個性的なプロデューサーだと思いますし。全員がアイディアを、"こんなのあったら面白いよね"って口々に言ってて現場に飛び交ってるという感じで。普通だったら収拾がつかないはずなのに、それが何かしらのバランスで、こう、ひとつの作品になっていくという。面白かったですね、そういうのは。プロのやり方だけでは出来ないと思うんですよ。ある種[[アマチュアリズム]]的な、それをプロのノウハウでやっていくっていう。レンジが広くないと出来ないワザだと思う<ref name="ray15th"/>」と評している。[[草野マサムネ]]([[スピッツ (バンド)|スピッツ]])は、2024年に放送された[[エフエム東京|TOKYO FM]]系ラジオ番組『[[SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記]]』の中で、L'Arc〜en〜Cielが1990年代に発表した楽曲「[[winter fall]]」に触れたうえで「ラルクは曲も歌唱もとても魅力的なんですけども、サウンドがねぇ、すごいタイトでカッコいいので、当時あの、レコーディングのときに参考にしていました。なんかこう、サウンドを参考にするアーティストっていうのは、ほぼ洋楽のアーティストっていうか、洋楽のバンドがほとんどだった中で、ラルクはそんな中で数少ない"音がカッコいいなぁ"って思ったバンドでしたね、邦楽のね<ref>[[エフエム東京|TOKYO FM]]系ラジオ番組『[[SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記]]』2024年2月4日放送分</ref>」と述べている。また、小林祐介([[THE NOVEMBERS]]、[[THE SPELLBOUND]])は、自身にとってのL'Arc〜en〜Cielを「美しさの故郷<ref name="sonar210202">J-WAVE系ラジオ番組『SONAR MUSIC』2021年2月2日放送分</ref><ref name="kobayashi">{{Cite web2|date=2021-09-10|url=https://news.j-wave.co.jp/2021/09/post-7489.html|title=L'Arc〜en〜Cielはポップな曲でもロックになる。オーラル・山中拓也、(sic)boyらが魅力を語る|publisher=J-WAVE NEWS|accessdate=2022-06-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220627053829/https://news.j-wave.co.jp/2021/09/post-7489.html|archivedate=2022-06-27}}</ref>」と表現しており、「激しい曲でも優しい曲でも常に美しいということ、そこが一番影響を受けているというか、心の指針になっているところがありますね<ref name="sonar210202"/><ref name="kobayashi"/>」と語っている。
 
[[草野マサムネ]]([[スピッツ (バンド)|スピッツ]])は、2024年に放送された[[エフエム東京|TOKYO FM]]系ラジオ番組『[[SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記]]』の中で、L'Arc〜en〜Cielが1990年代に発表した楽曲「[[winter fall]]」に触れたうえで「ラルクは曲も歌唱もとても魅力的なんですけども、サウンドがねぇ、すごいタイトでカッコいいので、当時あの、レコーディングのときに参考にしていました。なんかこう、サウンドを参考にするアーティストっていうのは、ほぼ洋楽のアーティストっていうか、洋楽のバンドがほとんどだった中で、ラルクはそんな中で数少ない"音がカッコいいなぁ"って思ったバンドでしたね、邦楽のね<ref>[[エフエム東京|TOKYO FM]]系ラジオ番組『[[SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記]]』2024年2月4日放送分</ref>」と述べている。また、小林祐介([[THE NOVEMBERS]]、[[THE SPELLBOUND]])は、自身にとってのL'Arc〜en〜Cielを「美しさの故郷<ref name="sonar210202">J-WAVE系ラジオ番組『SONAR MUSIC』2021年2月2日放送分</ref><ref name="kobayashi">{{Cite web2|date=2021-09-10|url=https://news.j-wave.co.jp/2021/09/post-7489.html|title=L'Arc〜en〜Cielはポップな曲でもロックになる。オーラル・山中拓也、(sic)boyらが魅力を語る|publisher=J-WAVE NEWS|accessdate=2022-06-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220627053829/https://news.j-wave.co.jp/2021/09/post-7489.html|archivedate=2022-06-27}}</ref>」と表現しており、「激しい曲でも優しい曲でも常に美しいということ、そこが一番影響を受けているというか、心の指針になっているところがありますね<ref name="sonar210202"/><ref name="kobayashi"/>」と語っている。
 
さらに、音楽ライターの安藤優は音楽雑誌『[[ミュージック・マガジン]]』の中で、L'Arc〜en〜Cielについて「ネクラの代表格ともいえるゴシックやダーク・サイケ風味を大胆に盛り込みつつも、平然とお茶の間に浸透して一般大衆の耳にアピールしてしまえる点に、ラルクの醍醐味や痛快さを感じる<ref name="MM0004">『ミュージック・マガジン』、p.35、株式会社ミュージック・マガジン、2000年4月号</ref>」「とかく日本のポップスやロックにありがちな借物だらけの段階での自己満足に終始することなく、イイトコ取りしつつも咀嚼してラルク的に仕立てるセンスには、バンドとプロデューサーの岡野ハジメの並々ならぬ曲者ぶりが発揮されており実に楽しい<ref name="MM0004"/>」と批評している。また、[[音楽評論家|ポピュラー音楽評論家]]のジョン・ペアレスは、[[ニューヨークタイムズ]]紙において「多くの楽曲が[[メタリカ]]、[[U2]]、[[デペッシュ・モード]]や[[デヴィッド・ボウイ]]のようなギター・ロックでありながら、"X X X"の[[ダンス・ポップ]]のようなタッチの、アメリカのロックバンドがやらないスタイルの曲もこなしている<ref>{{Cite web2|date=2012-03-27|url=https://www.nytimes.com/2012/03/27/arts/music/larc-en-ciels-new-york-debut-at-the-garden.html|title=A Debut in New York, 20 Years in the Making|publisher=The New York Times|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230416171745/https://www.nytimes.com/2012/03/27/arts/music/larc-en-ciels-new-york-debut-at-the-garden.html|archivedate=2023-04-16}}</ref>」とL'Arc〜en〜Cielの楽曲の多彩さについてコメントしている。
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*他には、[[スウィング (音楽)|スウィング・ビート]]ならではのハネたリズムが印象的な楽曲「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Singin' in the Rain]]」や、美しく荘厳なサウンドスケープが印象的なバラード「[[Clicked Singles Best 13|Anemone]]」、キーボードの音色や[[サンプリング]]した音を大々的に取り入れたアダルトなロックナンバー「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|My Dear]]」、[[富樫春生]]の[[ピアノ]]と[[三宅純]]の[[フリューゲルホルン]]をフィーチャーしたジャズテイストの楽曲「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Ophelia]]」といった[[ソフト・ロック]]の方向で作った曲を発表している。
*hydeは自身の曲作りのスタンスについて「楽曲を制作するときは、音源を完成型を思い浮かべたうえで、それに向かって取り掛かることが多い」と述べていたことがある。hydeは2012年に発表した自叙伝の中で、自身の音源制作に関し「自分の曲を、何かと何かをくっつけて、変化させたり、最初はつまらない曲でも、自分の好きな曲にどんどんアレンジしていく。いきなりバンって良い曲が出来る事って、俺にはあまりないから、その曲をずっとアレンジしていく事によって、いい物にしていく感じ<ref>『THE HYDE』、p.7、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>」と綴っている。そのため、作った音源に納得できない場合は完成とせず、一旦寝かせ、時を見てアレンジし直してみるという作業を繰り返すことも多い。その反面、hyde曰く、自身の作曲した曲をボツにしてお蔵入りさせたことはほとんどないという。
*また、hydeは当初「ロックバンドのL'Arc〜en〜Cielとしてどういう楽曲を作るか」に焦点を当てて作曲することが多かったが、2011年・2012年に受けたインタビューの中で「L'Arc〜en〜Cielはロックバンドというより、音楽集団。音楽を作るアーティストの集まりだと思ってる。それぞれが音楽として楽しめるかが重要であって、それがロックかどうかっていうのは全然違う。ロックの楽しいところも、ポップスの気持ちいいところも持ってる。すごくいいとこどりですよ<ref>『GiGS』、p.19、シンコーミュージック・エンタテイメント、2012年3月号</ref>」「L'Arc〜en〜Cielは、楽しい以上のことを追求してる。エンジョイしてOKじゃなくて、もっと音楽的にレベルの高いところを挑戦しないと、やる意味がないってところにきてるバンドだと思うんです<ref>{{Cite web2|date=2011-12-20|url=https://okmusic.jp/news/180679|title=【L’Arc~en~Ciel】もっと音楽的にレベルの高いところを挑戦しないと、やる意味がない|publisher=OKMusic|accessdate=2023-06-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230627033255/https://okmusic.jp/news/180679|archivedate=2023-06-27}}</ref>」と語っており、特定の音楽観に従属しない姿勢に変化してきている。こういったバンドに対する心境の変化もあってか、2000年代後半以降は、1980年代の[[ユーロビート]]を意識した「[[SEVENTH HEAVEN (L'Arc〜en〜Cielの曲)|SEVENTH HEAVEN]]」や<ref>『WORDSⅡ L'Arc〜en〜Ciel』、p.24、角川マガジンズ、2010年</ref>、ポップな[[ジャズ]]テイストのクリスマスソングである「[[Hurry Xmas]]」、"[[R&B]]と[[ヘヴィ・メタル|メタル]]をくっつける"というコンセプトで制作された「[[X X X]]」<ref>『THE HYDE』、p.6、ソニー・マガジンズ、2012年<name="hy06"/ref>、[[エレクトリック・ヴァイオリン]]の音を取り込んだ[[エレクトロ・ポップ|エレクトロ]]でファンタジックな楽曲「[[ミライ (L'Arc〜en〜Cielの曲)|ミライ]]」など、企画性の強い楽曲も手掛けるようになっている。
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*ken曰く、オリジナル曲を作り始めたのは高校生の頃だったという<ref>『L'Arc〜en〜Ciel is』、p.137、シンコー・ミュージック、1996年</ref>。kenは高校の頃にtetsuyaに誘われ、ギタリストの脱退したByston-Wellに参加したことがあったが、このバンドではkenが作ったオリジナル楽曲も演奏していたいう。そして、kenが学生時代に趣味の一環で制作していた楽曲は、1stアルバム『[[DUNE (アルバム)|DUNE]]』に「[[DUNE (アルバム)#収録曲|Taste of love]]」<ref>『ロッキンf』、p.17、立東社、1993年5月号</ref>「[[DUNE (アルバム)#収録曲|Be destined]]」<ref>『ロッキンf』、p.18、立東社、1993年5月号</ref>としていくつか収録されることになった。なお、6thアルバム『[[ark (アルバム)|ark]]』に収められた「[[ark (アルバム)#収録曲|Butterfly's Sleep]]」の制作では、kenがByston-Wellに在籍していた頃に作った楽曲のメロディの一部が採用されているという<ref>{{Cite web2|date=2021-05-21|url=https://twitter.com/CHLionRagbaby/status/1484515031429824512|title=CHLionRagbabyのツイート(1484515031429824512)|accessdate=2022-01-10|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230310051632/https://twitter.com/CHLionRagbaby/status/1484515031429824512|archivedate=2023-03-10}}</ref>。
*活動初期の頃に発表した1stアルバム『DUNE』から3rdアルバム『[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|heavenly]]』に収められた楽曲は、ken作曲の楽曲が半数以上を占めており、「[[DUNE (アルバム)#収録曲|Voice]]」や「[[DUNE (アルバム)#収録曲|As if in a dream]]」「[[Tierra (アルバム)#収録曲|風の行方]]」「[[Vivid Colors]]」「[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|ガラス玉]]」など、kenが作る曲を中心にアルバムが制作されている。ただ、メジャーで発表したアルバム2作のセールスが振るわなかったことで、レコード会社のスタッフに「ラルクは売れない」と言われるようになったという。こういった声を耳にしたkenは、1996年に開始した『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』の制作で、マスへのアプローチを意識し、ポップなメロディをつけた楽曲の制作に取り組むことにしたという。後年kenは、2004年に受けた音楽雑誌のインタビューで、アルバム『True』を制作していた頃の心境について「(L'Arc〜en〜Cielが)売れねえって声が聞こえた時、自分が一番曲を書いていたんです。で、"曲が悪いんだろう"、"俺が悪いんだろう"、"そりゃ売れねえの作ってるよ、俺は"と思ってたわけです。そこから始まったのかもしれない<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』、p.63、ロッキング・オン、2004年3月号</ref>」と述懐している。そしてkenは、このアルバムから「[[Lies and Truth]]」や「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Fare Well]]」といった[[ストリングス]]や[[管楽器|ホーン]]を大々的に導入した音源も手掛けるようになった。
*その後sakuraがL'Arc〜en〜Cielから脱退することになり、活動休止期間を経て、新たなメンバーであるyukihiroと5thアルバム『[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|HEART]]』を制作することになるが、その際kenは「こんな時期に(売上)枚数のこと言う人もいない<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』、p.53、ロッキング・オン、2005年7月号<name="roj050753"/ref>」ということで、前作『True』で確立したL'Arc〜en〜Cielなりの[[ポップ・ミュージック]]を基本としながらも、『True』とは違うアプローチで音源制作を行うようになった。また、このアルバムに収録された「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Shout at the Devil]]」や「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|fate]]」に表れているように、徐々に[[オルタナティヴ・ロック]]や[[グランジ]]に寄ったギターアプローチで制作を行うようになっていった<ref name="takara63"/>。
*L'Arc〜en〜Cielがヒットを飛ばしていた1999年頃にkenは、アップテンポの明るい楽曲を制作できなくなっていたという。その理由について、kenは当時「周りから過剰に明るい曲を求められてるような空気を感じたとたんに、もう全然書けなくなって<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』、p.73、ソニー・マガジンズ、2006年(『uv vol.44』の再掲)</ref>」と述べていた。ただ、L'Arc〜en〜Cielの活動が2001年から約3年ほど止まった間に心境の変化が生まれ、2004年に発表した9thアルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|SMILE]]』以降は、時折明るいポップ・ミュージックを手掛けるようになっている。ちなみにken曰く、L'Arc〜en〜Cielの活動休止期間に、[[SONS OF ALL PUSSYS]]として野外ロックフェスへ参加したり、観客としてフェスを観に行ったことが、明るい曲を書くひとつのきっかけになったという。kenは2004年に受けたインタビューにおいて「(これまでは)明るい曲って受けつけなかったんですね。(中略)でも、(L'Arc〜en〜Cielの活動が止まった)3年の間に明るい曲が人を元気にしたり、カーステで鳴らしてイエーイっていうだけでも音楽の意味があるんじゃないかと思い始めて。そういう曲も書いてみたいなと思って書き始めた<ref name="ken fav">[[MUSIC ON! TV]]『SELF LINER NOTES』2004年4月11日放送分</ref>」と心境の変化を述べている。なお、9thアルバム『SMILE』の制作では、1960年代・70年代の頃の[[フォークソング|フォーク]]とロックを意識したポップスとして「[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Feeling Fine]]」<ref name="ken fav"/>を作曲している。
*kenが作曲したL'Arc〜en〜Cielの代表的な楽曲として、バンド名の日本語訳でありバンドにとっての代表曲でもある「[[虹 (L'Arc〜en〜Cielの曲)|虹]]」や、[[ミリオンセラー]]を記録した「[[花葬]]」「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE]]」があげられる。さらにkenは、チャート首位を飾った「[[winter fall]]」や「[[MY HEART DRAWS A DREAM]]」「[[DAYBREAK'S BELL]]」も作曲している。また、kenは他に、[[ボサノヴァ]]を思わせるアレンジに歪んだギターサウンドをのせた「[[眠りによせて]]」や<ref>『FOOL'S MATE』、p.41、フールズメイト、1994年3月号</ref><ref>『ロッキンf』、p.31、立東社、1994年8月号</ref>、[[ピアノ]]の弾き語りのような「[[Tierra (アルバム)#収録曲|瞳に映るもの]]」、[[レゲエ]]をブレンドした「[[Tierra (アルバム)#収録曲|Wind of Gold]]」<ref>『ロッキンf』、p.35、立東社、1994年8月号</ref>、[[変拍子]]を多用したオカルティックな印象のある「[[浸食 〜lose control〜]]」<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 02』、p.89、ソニー・マガジンズ、2006年(『Gb 1998年8月号』の再掲)</ref>、マーチング・ビートのようなドラミングと壮大な上ものが印象的な「[[forbidden lover]]」、浮遊感の強い[[シンセサイザー]]のサウンドが印象的な[[映画音楽]]のような「[[ray (アルバム)#収録曲|the silver shining]]」、ギターリフが印象的なハードナンバー「[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|THE NEPENTHES]]」、クラシカルなイントロからモダンな16ビートに展開する「[[叙情詩 (曲)|叙情詩]]」<ref>『WHAT's IN?』、p.43、ソニー・マガジンズ、2005年7月号</ref>、[[ラテン音楽|ラテン]]のリズムを採り入れた[[シンセ・ポップ]]テイストの「[[Wings Flap]]」<ref>『リズム&ドラム・マガジン』、p.18、リットーミュージック、2016年1月号< name="rd160118"/ref>など、様々なジャンルの境界線を越えたボーダレスな楽曲を制作している<ref name="towerlarcken">{{Cite web2|date=2010-03-10|url=https://tower.jp/article/feature/2010/03/10/3671/3674|title=INTERVIEW― ken 〈ken best〉|publisher=TOWER RECORDS ONLINE (bounce)|accessdate=2023-04-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230427122912/https://tower.jp/article/feature/2010/03/10/3671/3674|archivedate=2023-04-27}}</ref>。さらにkenは、トラディショナルな趣のあるサウンドが印象的な「[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Coming Closer]]」や、[[ゴシック・ロック|ゴシック]]や[[インダストリアル]]から派生した[[ダーク・エレクトロ]]のムードを纏った「[[EVERLASTING (L'Arc〜en〜Cielの曲)|EVERLASTING]]」<ref>『GiGS』、p.41、シンコーミュージック・エンタテイメント、2014年9月号</ref>も作曲している。なお、ken曰く、この2曲は「架空の異国民謡」<ref>{{Cite web2|date=2020-11-17|url=https://twitter.com/CHLionRagbaby/status/1328639546720882688|title=CHLionRagbabyのツイート(1328639546720882688)|accessdate=2022-01-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220124060123/https://twitter.com/CHLionRagbaby/status/1328639546720882688|archivedate=2022-01-24}}</ref><ref>{{Cite web2|date=2021-09-16|url=https://twitter.com/CHLionRagbaby/status/1438477089200435201|title=CHLionRagbabyのツイート(1438477089200435201)|accessdate=2023-03-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230320082616/https://twitter.com/CHLionRagbaby/status/1438477089200435201|archivedate=2023-03-20}}</ref>を意識して作ったといい、2004年に発表した「Coming Closer」に関しては「一つの転機になった<ref>{{Cite web2|date=2019-09-24|url=https://twitter.com/CHLionRagbaby/status/1176456131499085824|title=CHLionRagbabyのツイート(1176456131499085824)|accessdate=2023-05-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230513085735/https://twitter.com/CHLionRagbaby/status/1176456131499085824|archivedate=2023-05-13}}</ref>」と述べていたことがある。
*kenは自身の曲作りのスタンスに関して「無理矢理、作ろうとするのではなくて、その時に自分が感じる空気をそのまま曲にするという作り方ですね。空気って、説明するのが難しいんですけど、それがあるかないかでまったく違うんですよ。そのなかに空気がなかったら、作る意味はないかなって、ちょっと思います<ref name="towerlarcken"/>」と語っている。また、ken曰く、自身の楽曲制作には、飽き性な性格が影響しているという。kenは2010年に受けた音楽誌のインタビューで「何回もその方法でやってくうちに、自分が飽きちゃうのも知ってるから。もう1回やろうよってなった時、自然にそうなればいいけど"あの方法があったじゃん"でやるのは、後なぞりな気がして嫌なんですよ<ref name="on100841">『音楽と人』、p.41、株式会社音楽と人、2010年8月号</ref>」「"お、そういうことしたことないねえ"って思った時が、いちばんワクワクする<ref name="on100841"/>」と述べている。このようにkenは、その時々の気分で音源制作の方向性や手法をガラリと変えることが多い。
*ちなみにkenは、自身の思うポップ・ミュージック像について「特殊なものが整合性を持った時にポップになると思ってる<ref>『ROCKIN'ON JAPAN』、p.66、ロッキング・オン、2004年3月号</ref>」「凄く難しいことなんですけど、その時代を背負ってなきゃいけないくせに、その時代と一緒になったらダメなんですよね。と、思ってるんですよ。そこの隙間を見つけた時だと思う<ref>『MUSICA』、p.33、株式会社FACT、2007年11月号</ref><ref>『MUSICA』、p.34、株式会社FACT、2007年11月号</ref><ref name="w263">『WORDSⅡ L'Arc〜en〜Ciel』、p.63、角川マガジンズ、2010年</ref>」と述べている。また、kenは「みんなが求めているけど、今あるものじゃダメ<ref name="w263"/>」「下世話だとダメだという気はしますね。下世話になると、何年後かに聴いてつまらなくなると想う。ライヴでも自分でやりたくないだろうし<ref name="w263"/>」とも語っており、制作の際に安易に日本の流行に迎合しない姿勢をとっていることがうかがえる。
*なお、kenは、ほかのメンバーが作曲した音源のレコーディングにおいても、中心的なポジションで制作に携わることが多い。hydeは、コンポーザー・アレンジャーとしてのkenについて「自分達にはわからないレベルの音楽的な部分は、彼に一任しているので。(中略)彼が作ってくるデモの時点でかなり完成されてるんで。そういう意味で、彼の曲じゃない曲をやる時にも頼りになるっていう感じです。常に上にいる人って感じかな<ref>『MUSICA』、p.45、株式会社FACT、2007年11月号</ref>」「(バンドメンバーの)みんな、kenには一目置いてると思う。アレンジ面だったり、エンジニア的な音質の部分だったり、ダビングの構築であったり。もちろん、作曲家としても他に類を見ない存在で。自分と比べても、音楽的に優れてる<ref name="hyde105">『THE HYDE』、p.105、ソニー・マガジンズ、2012年</ref>」と述べている。
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*tetsuyaの作曲した楽曲数は、ken作曲の楽曲より少ないが、フィジカルシングルの表題曲になった楽曲に関しては15曲以上におよぶ。そのため、シングル表題曲になった楽曲の割合は、メンバー4人の中で一番大きい。
*tetsuyaが制作する楽曲の多くは、浸透力あるメロディーラインが特徴で<ref name="towerlarctetsuya">{{Cite web2|date=2010-03-10|url=https://tower.jp/article/feature/2010/03/10/3671/3673|title=INTERVIEW――tetsuya 〈tetsuya best〉|publisher=TOWER RECORDS ONLINE (bounce)|accessdate=2023-04-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230427122235/https://tower.jp/article/feature/2010/03/10/3671/3673|archivedate=2023-04-27}}</ref>、L'Arc〜en〜Cielの共同プロデューサーを務める岡野ハジメは、tetsuya作曲の楽曲を「テツポップ<ref name="ray15th"/>」と表現している。kenは、作曲者としてのtetsuyaについて「メジャー・キーを愛す男だなと。ある種メロディで、十代の持つ気持ちを忘れてないなという感じがしますね<ref name="ken fav"/>」と評している。また、岡野ハジメはL'Arc〜en〜Cielの楽曲について、tetsuyaの作る曲に触れたうえで「特殊なバンドですよね。特にyukihiroくんの曲とかは結構マニアックですから。とかくある程度成功していったバンドはマニアック方面にズブズブといってしまう場合が多いんですけど、そのへんはちゃんとポップチューンを押さえてる。特にtetsuの曲とかは、こういう中で聴くといつも温かい気持ちになりますからね、出てきた瞬間に。イントロが出た瞬間になんか温かいというか、こう、お家に帰ってきた感というの?すごい哀愁感が、ホッとさせてくれるというか<ref name="ray15th"/>」と述べている。
*tetsuyaが作曲したL'Arc〜en〜Cielの代表的な楽曲として、[[ミリオンセラー]]を記録した「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]」の他、2000年代の[[アメリカ合衆国|U.S.]][[ポップ・パンク]]の雰囲気を纏ったスリリングなスピード感にあふれたロックナンバー「[[READY STEADY GO (L'Arc〜en〜Cielの曲)|READY STEADY GO]]」があげられる。また、「[[Driver's High]]」「[[STAY AWAY]]」「[[自由への招待]]」「[[GOOD LUCK MY WAY]]」などの疾走感のある楽曲や、「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|あなた]]」「[[Pieces (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Pieces]]」「[[瞳の住人]]」のような[[ストリングス]]をフィーチャーした[[バラード|バラードソング]]も作曲している。他には、流麗な[[アルペッジョ|アルペジオ]]が印象的な「[[Floods of tears/夜想花|Floods of tears]]」や、コードが循環し続けるロックナンバー「[[Tierra (アルバム)#収録曲|Blame]]」、[[ブルー・アイド・ソウル]]の雰囲気を意識し制作された「[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|C'est La Vie]]」、1980年代の[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]を彷彿とさせる[[シンセサイザー|シンセ]]音が入った「[[DIVE TO BLUE]]」、[[フィラデルフィア・ソウル]]のような雰囲気のストリングスと[[モータウン]]的なリズムが印象的な「[[Link (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Link]]」、華やかな[[フレンチ・ポップス|フレンチポップ]]・テイストの「[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Bye Bye]]」、ギターの[[ブレイクダウン#ヘヴィメタルおよびパンクロック|ブレイクダウン]]から始まるメロディアスなロックナンバー「[[YOU GOTTA RUN]]」などを手掛けている。
*さらに、上記のような明るい印象を抱かせる楽曲に対し、歪みの効いたギターリフから始まるロックナンバー「[[Ray (アルバム)#収録曲|死の灰]]」、[[トリップ・ホップ|ブリストル]]特有のサウンドを入れ込んだ仄暗さのあるバラード「[[NEO UNIVERSE/finale|finale]]」<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』、p.151、ソニー・マガジンズ、2006年(『uv vol.58』の再掲)</ref>、シーケンシャル・ギターと[[打ち込み]]のリズムと生ドラムが絡み合う「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|TRUST]]」<ref name="w050740"/>など、ダークな楽曲も時折手掛けている<ref name="towerlarctetsuya" />。なお、hydeは、作曲者としてのtetsuyaの印象について「ポップなシングルのイメージが彼にはあるけど、なんでもできる人だよ<ref>『WHAT's IN?』、p.39、ソニー・マガジンズ、2005年7月号<name="w050739"/ref>」と述べている。
*tetsuyaは自身の曲作りのスタンスに関して「メロディが良いことが大前提」と語っている。なお、tetsuyaは自身が作曲するうえで意識するメロディについて「メロディがしっかりしてないと、アレンジする意味がないと思うので。そのメロディに対して、どうコードをつけるのかとか、どういうリズムパターンにするか、どんなオケを作るのかといったことを考えるんです。まずメロディがしっかりしてなければ、そういう作業をする意味がないと思ってますから<ref>{{Cite web2|url=https://natalie.mu/music/pp/larcenciel02/page/5|title=L'Arc〜en〜Ciel tetsuya インタビュー(5/6)|publisher=ナタリー|accessdate=2023-04-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230411103044/https://natalie.mu/music/pp/larcenciel02/page/5|archivedate=2023-04-11}}</ref>」と述べている。
*ちなみにtetsuyaは、結成当時からプロモーションのための広告やCM映像の制作に積極的に関与していたが、その一方で打算や商業的な計算に基づいて曲を作ることをナンセンスとしている。1993年に『DUNE』を発売した時に受けた音楽雑誌のインタビューで「(結成当初から実施してきたプロモーション戦略や計算は)当時はすべて、自分たちでやっていたからこその"商業的な計算"であって、音楽的な面では計算しながらやっているわけじゃないです<ref name="shoxx144"/>」と述べている。また、tetsuyaは2004年に発表したインタビュー本『哲学。』の中で、"良い音楽と売れた音楽は必ずしも一致しない"とも語っている<ref name="tetsu286">『哲学。』、p.286、ソニー・マガジンズ、2004年</ref>。tetsuyaはこの本の中で「いいものを作っても必ず売れるとは限らないし、音楽のよさに比例して売れるとも限らない。世の中そんなもんじゃないですか。売れてなくても本当にいい音楽を作ってる人はいっぱいいるし、その逆もあるし<ref name="tetsu286"/>」と述べたうえで、「自分がいいと思うものを作るという以外には、やり方はない<ref name="tetsu286"/>」と私見を綴っている。
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*他のメンバーと比較すると数は少ないものの、1999年発表の『[[ark (アルバム)|ark]]』『[[ray (アルバム)|ray]]』以降にリリースしたすべてのスタジオ・アルバムに、自身が作曲した楽曲が収録されている。L'Arc〜en〜Cielでソングライティングを行うことに関し、yukihiroは2004年に受けた音楽雑誌『[[ROCKIN'ON JAPAN]]』のインタビューで「"みんな書くから書かなきゃなあ"<ref name="ROJ040378">『ROCKIN'ON JAPAN』、p.78、ロッキング・オン、2004年3月号</ref>」と思っていたと述べている。一方で、yukihiroは同誌のインタビューで「他のバンドとかでダメって言われてた曲がアルバムに入って嬉しかった」とも示唆している<ref name="ROJ040378"/>。そして現在までに、様々なサンプリング音を採り入れたオカルティックでダークなナンバーの「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)#収録曲|a swell in the sun]]」<ref name="pati20">『PATi PATi』、p.20、ソニー・マガジンズ、1998年10月号</ref>や、[[トリップ・ホップ]]の要素や[[インダストリアル]]なギターサウンドが採り入れられた「[[ray (アルバム)#収録曲|L'heure]]」、不穏なストリングス・サウンドが印象的なインストゥルメンタル「[[NEO UNIVERSE/finale#収録曲|hole]]」<ref name="cd00020519"/>といった、以前に在籍していたバンドで採用されなかった曲やソロ用で温めていた曲が、L'Arc〜en〜Cielの作品として音源化されている。
*また、L'Arc〜en〜Cielでyukihiroが作曲を手掛けた楽曲には、「[[New World (L'Arc〜en〜Cielの曲)|New World]]」や「[[Ray (アルバム)#収録曲|trick]]」「[[STAY AWAY#収録曲|get out from the shell]]」に代表されるように、[[ハウス (音楽)|ハウス]]や[[ブレイクビーツ]]などを下敷きにしたマシーン・ビートと[[バンドサウンド]]を同期させたプレイを採り入れたものが多くある<ref name="towerlarcyukihiro"/>。他にも、yukihiro作曲の楽曲の特徴として、[[トリップ・ホップ|ブリストル・サウンド]]を意識し制作された「[[ark (アルバム)#収録曲|Cradle]]」や<ref>『R&R NewsMaker』、p.38、ビクターエンタテインメント、1999年7月号No.130</ref>、[[ポストパンク]]・リバイバルを受けて制作された「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|spiral]]」<ref>『WORDSⅡ L'Arc〜en〜Ciel』、p.168、角川マガジンズ、2010年</ref>など、海外のムーブメントからの影響を受けて作られたものが多いことがあげられる。
*また、1998年から2000年の間に発表されたほぼすべてのL'Arc〜en〜Cielのシングルのカップリングには、yukihiroの手によるリミックス音源が収録されており、2000年に集大成としてリミックスアルバム『[[ectomorphed works]]』が発表されている。このアルバムは、yukihiroが[[マッドチェスター|マンチェスター・ムーブメント]]に憧れていたこともあり<ref>『WHAT's IN?』、p.42、ソニー・ミューマガックンズ、2000年7月号</ref>、L'Arc〜en〜Cielの楽曲を[[ハウス (音楽)|ハウス]]などの[[ダンス・ミュージック]]に再構築した楽曲が収められており、[[ダブ]]の要素が感じられる「[[ectomorphed works|真実と幻想と <nowiki>[out of the reality mix #2]</nowiki>]]」や、スロウな[[ハウス (音楽)|ハウス]]にミックスし直した「[[ectomorphed works|metropolis <nowiki>[android goes to be a deep sleep mix]</nowiki>]]」などが収録されている<ref>『サウンド&レコーディング・マガジン』、p.74、リットーミュージック、2017年2月号</ref>。他にも、2016年には、自作曲「Cradle」を[[アンビエント・テクノ|アンビエント]]/[[チルアウト]]の雰囲気でリアレンジした「[[Don't be Afraid|Cradle -L'Acoustic version-]]」がシングルのカップリングとして発表されている。さらにyukihiroは、他のメンバーが作曲した楽曲の[[打ち込み]]によるアレンジを担当することも多く、「[[winter fall]]」(ken作曲)、「[[ark (アルバム)#収録曲|Perfect Blue]]」(tetsuya作曲)、「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|AS ONE]]」(hyde作曲)、「[[SEVENTH HEAVEN (L'Arc〜en〜Cielの曲)|SEVENTH HEAVEN]]」(hyde作曲)、「[[CHASE (L'Arc〜en〜Cielの曲)|CHASE]]」(ken/hyde作曲)、「[[EVERLASTING (L'Arc〜en〜Cielの曲)|EVERLASTING]]」(ken作曲)、「[[Wings Flap]]」(ken/hyde作曲)などでサウンドデザイン、プログラミングを行っている。
*なお、yukihiroがL'Arc〜en〜Cielとして楽曲を作曲する際は、原曲を提示した後に他のメンバーと共同でメロディ制作やアレンジを行うこともある<ref name="towerlarcyukihiro" />。例えば、「New World」ではサビをhydeが制作しているため共作としてクレジットされていたり、「[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|REVELATION]]」ではメロディの制作をhydeが行っている<ref name="towerlarcyukihiro" />。また、[[ポストロック]]を意識し制作された「[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|shade of season]]」では、kenと共同でアレンジ作業を実施している<ref>{{Cite web2|url=https://natalie.mu/music/pp/larcenciel02/page/6|title=L'Arc〜en〜Ciel『BUTTERFLY』 yukihiro インタビュー(6/6)|publisher=ナタリー|accessdate=2022-11-30|archiveurl=https://web.archive.org/web/20221130075234/https://natalie.mu/music/pp/larcenciel02/page/6|archivedate=2022-11-30}}</ref>。ちなみにyukihiroは、L'Arc〜en〜Cielに加入してから初めて、歌メロから作曲することも始めたと、1999年に受けたインタビューで述べている<ref>『PATi PATi』、p.32、ソニー・マガジンズ、1999年7月号</ref>。
*yukihiroは自身の曲作りのスタンスに関して「自分は感情を曲で表現しようというのはあんまりないんですよね。ただ格好良い音を純粋に出したいし、それが聴きたいんです。例えばディストーションのギターを聴きたいならどういう音にすればいいのか、ドラムの音やベースの音をどういじれば最大限の効果を出せるのかっていうほうに興味があるんですよ。設計に近い感じですね<ref>{{Cite web2|date=2010-08-16|url=https://tower.jp/article/interview/2010/08/16/68343|title=acid android 『13:day:dream』|publisher=TOWER RECORDS ONLINE|accessdate=2023-04-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230411101456/https://tower.jp/article/interview/2010/08/16/68343|archivedate=2023-04-11}}</ref>」と述べている。
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上記の現メンバー4人以外に、作曲者クレジットがついたL'Arc〜en〜Cielの楽曲は、以下に記す(原曲のみ、スタジオ音源があるもののみを記載)。
*'''hiro''' - 「[[L'Arc-en-Ciel (映像作品)|I'm in Pain]]」「[[L'Arc-en-Ciel (映像作品)|Nostalgia]]」<small>(曲の一部を収録)</small>
*'''sakura''' - 「[[Tierra (アルバム)#収録曲|Inner Core]]」
*'''L'Arc〜en〜Ciel''' - 「[[DUNE (アルバム)#収録曲|Shutting from the sky]]」「[[DUNE (アルバム)#収録曲|追憶の情景]]」「[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|静かの海で]]」
 
=== 編曲・プロデュース ===
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後年岡野は、L'Arc〜en〜Cielとの出会い、そして初仕事となった「"good-morning Hide"」の制作を振り返り、「80年代後半のブリティッシュロック的雰囲気…俺は[[ザ・キュアー]]が大好きで、たまたまtetsuyaくんもhydeくんもザ・キュアーが好きだったんですよ。それで、ギターはただパワー・コードを弾くだけとか普通のコードをジャカジャカ弾くのではなく、ギターはイギリスの[[ゴシック・ロック|ゴス]]や[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]の感じにしようと、話し合いましたね。そういうことができる日本のバンドは少なかったので、"ラルクのメンバーはマニアックなものも受け入れてくれるんだ、これは嬉しい!"と思いました<ref>『音楽プロデューサー 岡野ハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC』、p.148、[[シンコーミュージック・エンタテイメント]]、2019年</ref>」と自身の著書で述懐している。なお、岡野は、[[プログレッシブ・ロック]]バンド、[[スペース・サーカス]]や[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]バンド、PINKでベーシストを務めていたミュージシャンであり、L'Arc〜en〜Cielのメンバーが敬愛するバンド、[[DEAD END (バンド)|DEAD END]]が1988年に発表したアルバム『[[shámbara]]』などでプロデュースワークを担当していた経歴がある。
 
なお、前述の通り、本格的に外部のアレンジャーと共同で編曲作業を行うようになったのは、前述の通り、1996年発表のアルバム『True』以降だが、CDシングル作品では1995年に発表した「[[Vivid Colors]]」と「[[夏の憂鬱|夏の憂鬱 <nowiki>[time to say good-bye]</nowiki>]]」を、[[西平彰]]と共同で編曲している。また、1994年発売の2ndアルバム『[[Tierra (アルバム)|Tierra]]』では、全収録曲をバンドだけで編曲をしているが、元[[グラスバレー|GRASS VALLEY]]のキーボーディストである[[本田恭之]]がベーシック・サウンド・ディレクター、"[[イエロー・マジック・オーケストラ|YMO]]第4の男"と言われた[[松武秀樹]]などがキーボードオペレーターとしてクレジットされている。また、同アルバム収録曲の「[[Tierra (アルバム)#収録曲|瞳に映るもの]]」では、[[富樫春生]]がプロデュースを担当している。
 
また、2000年以降の制作では、11thアルバム『[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|KISS]]』を除き、岡野ハジメがアルバム全体のプロデュースを務めながら、時折、編曲作業に様々な音楽プロデューサー/アレンジャー/ミュージシャンを招聘するようになっている。これまで岡野以外に、[[CHOKKAKU]]や[[亀田誠治]]([[東京事変]])、[[久米大作]]、[[agraph|牛尾憲輔(agraph)]]などがプロデューサーあるいはアレンジャーとして、L'Arc〜en〜Cielの楽曲制作に参加している(下表参照)。ちなみに、2007年に発表したアルバム『KISS』以降は、[[ken]]と[[yukihiro]]が作曲した楽曲の編曲作業に関しては、バンド単位のセルフアレンジで行われることが多くなっている。
 
なお、kenは管弦編曲や鍵盤編曲に関しても外部に一任せず、自らが作業に関与することが多い。そのため、自作曲である「[[winter fall]]」や「[[ark (アルバム)#収録曲|Butterfly's Sleep]]」「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|LOST HEAVEN]]」「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|ALONE EN LA VIDA]]」では、外部の編曲者とkenが共同で作業を行っている。岡野ハジメは2019年に発表した著書で、L'Arc〜en〜Cielにおけるkenのアレンジワークについて「kenちゃんはアレンジができて、譜面の読み書きもできる人です。彼と仕事をしていて凄く勉強になったのは…(中略)kenちゃんは内声に凄くこだわるんですよね。ギタリストだからでしょうけど、ミッドのところをどうするか、歌と他の楽器の音が当たっていないか、ストリングスの中で[[ヴィオラ|ビオラ]]の帯域をどうするか?といった、内声の動きにこだわるんです<ref name="okano152">『音楽プロデューサー 岡野ハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC』、p.152、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年</ref>」「kenちゃんはたまに、リズム・テイクだけだと、最終的にどういう音楽になるかわからないようなギターを弾くことがあるんです。1音だけピーン!という音を弾いて、この音は何で鳴ってるのかなと思ったら、あとでストリングスやいろいろな音が出揃った時に、"このピーンはトップノートだったんだ。やっと分かった"なんていうこともありました。最初から、重ねた末にそういうハーモニーになることをちゃんと検証できて弾いているんです<ref name="okano152"/>」と評している。またなお、小林祐介(THE([[THE NOVEMBERS]][[THE SPELLBOUND)SPELLBOUND]])は、kenについて「kenさんは作曲の理論だったり、ギターでいうボイシングやグルーヴの作り方、アンサンブルの組み方にいつもハッとさせられます<ref name="sonar210202"/><ref name="kobayashi"/>」と述べている。
 
また、L'Arc〜en〜Cielの楽曲のイントロアレンジに関し、[[川谷絵音]]([[indigo la End]]、[[ゲスの極み乙女。]])は2020年に「L'Arc〜en〜Cielの楽曲は名イントロの宝庫。イントロに1番バリエーションのあるバンドだと思う<ref>テレビ朝日系番組『[[関ジャム 完全燃SHOW]]』2020年2月23日放送分</ref><ref>{{Cite web2|date=2020-03-01|url=https://plus.tver.jp/news/expost_75922/detail/|title=川谷絵音が絶賛した“すごいイントロ”曲!ラルクは「1番バリエーションのあるバンド」|publisher=テレ朝POST|accessdate=2023-03-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230301022830/https://plus.tver.jp/news/expost_75922/detail/|archivedate=2023-03-01}}</ref>」と語っている。一方で、アウトロに関してはあっさりと終わることが多く、岡野ハジメは「ラルクはみんなエンディングに興味がないんですよ。謎の終わり方というか、それが色気につながってる<ref>『音楽プロデューサー 岡野ハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC』、p.174、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年</ref>」と述べている。
 
<small>(※) プロデュース: Pd, コ・プロデュース: Co-Pd, 編曲: Arr, 管編曲: Bra Arr, 弦編曲: Str Arr, 管弦編曲: Bra&Str Arr, 鍵盤編曲: Key Arr, リミックス: Remix</small>
{|class="wikitable" style="width:100%;"
! style="width:25%;" |共同編曲者/プロデューサー<br/><small>(※) メンバーと[[岡野ハジメ]]を除く</small>
! style="width:75%;" |楽曲<br/><small>(※) 括弧内はアルバムのクレジット内容の和訳</small>
|-
! 大石征裕
|『[[DUNE (アルバム)|DUNE]]』収録曲<small> (プロデュースPd)</small>
|-
! [[本田恭之]]
| 『[[Tierra (アルバム)|Tierra]]』収録曲<small> (ベーシック・サウンド・ディレクターBasic Sound Director)</small>
|-
! [[松武秀樹]]
| 『[[Tierra (アルバム)|Tierra]]』収録曲<small> (キーボードオペレーターKeyboard Operator)</small>
|-
! [[石川鉄男]]
| 『[[Tierra (アルバム)|Tierra]]』収録曲<small> (キーボードオペレーターKeyboard Operator)</small>
|-
! 迫田到
| 『[[Tierra (アルバム)|Tierra]]』収録曲<small> (キーボードオペレーターKeyboard Operator)</small>
|-
! 高橋"RANDY"和仁
| 『[[heavenly (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|heavenly]]』収録曲<small> (コ・プロデュースCo-Pd)</small>
|-
! [[富樫春生]]
|「[[Tierra (アルバム)#収録曲|瞳に映るもの]]」<small> (プロデュースPd)</small>、「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Fare Well]]」<small> (編曲Arr/弦編曲Str Arr/プロデュースPd)</small>、<br/>「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Dearest Love]]」<small> (編曲Arr/弦編曲Str Arr/プロデュースPd)</small>、<br/>「[[STAY AWAY#収録曲|STAY AWAY -Truly Barbie Forest Ver.-]]」<small> (編曲Arr)</small>、<br/>「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|雪の足跡]]」<small> (鍵盤編曲Key Arr)</small>、<br/>「[[CHASE (L'Arc〜en〜Cielの曲)#収録曲|My Dear -L'Acoustic version-]]」<small> (編曲Arr)</small>
|-
! [[西平彰]]
|「[[Vivid Colors]]」<small> (編曲Arr)</small>、「[[夏の憂鬱|夏の憂鬱 <nowiki>[time to say good-bye]</nowiki>]]」<small> (編曲Arr)</small>、<br/>「[[夏の憂鬱#収録曲|あなたのために]]」<small> (編曲Arr)</small>、<br/>「[[Lies and Truth]]」<small> (編曲Arr/弦編曲Str Arr/プロデュースPd)</small>、<br/>「[[Link (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Link]]」<small> (編曲Arr/弦編曲Str Arr)</small>、「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|砂時計]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>、<br/>「[[NEXUS 4/SHINE|NEXUS 4]]」<small> (編曲Arr)</small>、「[[NEXUS 4/SHINE|SHINE]]」<small> (編曲Arr)</small>、<br/>「[[GOOD LUCK MY WAY]]」<small> (編曲Arr/管弦編曲Bra&Str Arr)</small>、「[[X X X]]」<small> (弦編曲Str Arr)</small>
|-
! [[佐久間正英]]
|「[[風にきえないで]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>、「[[風にきえないで#収録曲|I'm so happy]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>
|-
! [[小西貴雄]]
|「[[Flower (L'Arc〜en〜Cielの曲)|flower]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>、「[[Flower (L'Arc〜en〜Cielの曲)#収録曲|さようなら]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>、<br/>「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|I Wish]]」<small> (編曲Arr/管編曲Bra Arr/プロデュースPd)</small>
|-
! 秦野猛行
|「[[Lies and Truth#収録曲|賽は投げられた]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>、「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>、<br/>「[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Round and Round]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>、「[[虹 (L'Arc〜en〜Cielの曲)#収録曲|THE GHOST IN MY ROOM]]」<small> (編曲Arr)</small>
|-
! 北原雅彦
|「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」<small> (管編曲Bra Arr)</small>
|-
! [[CHOKKAKU]]
|「[[虹 (L'Arc〜en〜Cielの曲)|虹]]」<small> (編曲Arr/弦編曲Str Arr/プロデュースPd)</small>、「[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|TIME SLIP]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>
|-
! [[村山達哉]]
|「[[winter fall]]」<small> (管弦編曲Bra&Str Arr)</small>、「[[Ark (アルバム)#収録曲|Butterfly's Sleep]]」<small> (弦編曲Str Arr)</small>、<br/>「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|THE BLACK ROSE]]」<small> (管編曲Bra Arr)</small>
|-
! [[菅原サトル]]
|「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|あなた]]」<small> (弦編曲Str Arr)</small>
|-
! [[Scudelia Electro|吉澤瑛師]]
|「[[Driver's High]]」<small> (編曲Arr)</small>
|-
! 外山和彦
|「[[Pieces (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Pieces]]」<small> (弦編曲Str Arr)</small>
|-
! [[吉俣良]]
|「[[NEO UNIVERSE/finale|finale]]」<small> (弦編曲Str Arr)</small>
|-
! TTman
|「[[STAY AWAY#収録曲|STAY AWAY -STAY AWAY -Jaze Poo Mix-]]」<small> (リミックスRemix)</small>
|-
! [[亀田誠治]]
|「[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|bravery]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>
|-
! [[:en:Jeremy Lubbock|ジェレミー・ラボック]]
|「[[Clicked Singles Best 13#収録曲|Anemone]]」<small> (弦編曲Str Arr)</small>、「[[叙情詩 (曲)|叙情詩]]」<small> (弦編曲Str Arr)</small>、<br/>「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|ALONE EN LA VIDA]]」<small> (弦編曲Str Arr)</small>
|-
! [[デヴィッド・キャンベル (アレンジャー)|デヴィッド・キャンベル]]
|「[[瞳の住人]]」<small> (弦編曲Str Arr)</small>
|-
! [[菅原弘明]]
|「[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Coming Closer]]」<small> (編曲Arr/弦編曲Str Arr)</small>、「[[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|LOST HEAVEN]]」<small> (鍵盤編曲Key Arr)</small>
|-
! [[杉山勇司]]
|「[[SEVENTH HEAVEN (L'Arc〜en〜Cielの曲)|SEVENTH HEAVEN]]」<small> (編曲Sound Design)</small>、「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|spiral]]」<small> (編曲Sound Design)</small>
|-
! [[久米大作]]
|「[[Hurry Xmas]]」<small> (編曲Arr/管弦編曲Bra&Str Arr)</small>、「[[BLESS (L'Arc〜en〜Cielの曲)|BLESS]]」<small> (編曲Arr/管弦編曲Bra&Str Arr)</small>
|-
! [[前嶋康明]]
|「[[Wings Flap#収録曲|HONEY -L'Acoustic version-]]」<small> (編曲Arr/プロデュースPd)</small>
|-
! [[陶山隼]]
|「[[Don't be Afraid]]」<small> (編曲Arr)</small>、「[[FOREVER (L'Arc〜en〜Cielの曲)|FOREVER]]」<small> (編曲Arr)</small>、「[[YOU GOTTA RUN]]」<small> (編曲Arr)</small>
|-
! [[agraph|牛尾憲輔 <small>(agraph)</small>]]
|「[[Don't be Afraid#収録曲|Cradle -L'Acoustic version-]]」<small> (プロデュースPd)</small>
|-
! [[堀向彦輝]]
|「[[ミライ (L'Arc〜en〜Cielの曲)|ミライ]]」<small> (編曲Arr)</small>
|}
 
=== カップリング曲 ===
* '''1994年 - 1998年:『[[The Best of L'Arc〜en〜Ciel|The Best of L'Arc〜en〜Ciel c/w]]』'''
L'Arc〜en〜Cielはメジャーデビュー以降、1998年に発表した10thCD10thシングル「[[DIVE TO BLUE]]」までは基本的に、過去作のアレンジ音源ではない新曲をカップリング曲としてリリースしていた。そしてこの時期のL'Arc〜en〜Cielは、「'''表題曲+"L'Arc〜en〜Cielが発表した過去作のアレンジ音源でない新曲"''' (+表題曲の[[器楽曲|インストゥルメンタル]])」という形態でCDシングルを発表していた。
 
L'Arc〜en〜Cielがこの当時、CDシングルに収録するカップリング曲をスタジオ・アルバムに収録しない方針を取っていたこともあり、この時期に発表したカップリング曲は、リリース発表から長らくアルバムに収録されることはなかった。ただ、2003年にベストアルバム『[[The Best of L'Arc〜en〜Ciel|The Best of L'Arc〜en〜Ciel c/w]]』が発表され、この時期に制作されたカップリング曲がアルバムへ初収録されることになった。また、2010年発表のメンバー4人それぞれの自作曲から収録曲を選定したベストアルバム『[[QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜]]』において、[[hyde]]の「影的な存在の曲に光を当てたい<ref>{{Cite web2|date=2010-03-10|url=https://tower.jp/article/feature/2010/03/10/3671/3672|title=INTERVIEW― hyde 〈hyde best〉|publisher=TOWER RECORDS ONLINE (bounce)|accessdate=2023-04-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230427122635/https://tower.jp/article/feature/2010/03/10/3671/3672|archivedate=2023-04-27}}</ref>」という思いから、「[[風にきえないで#収録曲|I'm so happy]]」「[[flower (L'Arc〜en〜Cielの曲)#収録曲|さようなら]]」が再びアルバム収録されている
 
* '''1998年 - 2000年:『[[ectomorphed works]]』'''
1998年に[[yukihiro]]がL'Arc〜en〜Cielへ正式加入し、同年に12thCD12thシングル「[[浸食 〜lose control〜]]」を発表するにあたり、カップリング曲として表題曲のリミックス音源が制作されることとなった。当初、海外のアーティストに「浸食 〜lose control〜」のリミックスを依頼するプランもあったというが、yukihiroの希望により、yukihiroの手でリミックス音源が制作されることになった<ref>『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 02』、p.92、ソニー・マガジンズ、2006年(『uv vol.32』の再掲)</ref>。そして、出来上がった音源をメンバーが気に入ったことにより、この作品以降もyukihiroによるL'Arc〜en〜Cielの楽曲のリミックス音源が、カップリングとして収録されることとなった。
 
こうしてL'Arc〜en〜Cielは、「'''表題曲+"yukihiroによるリミックス音源"'''(※インストゥルメンタルなし)」という形態でCDシングルを発表するようになった。この形態でのリリースは、13thCD13thシングル「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]」を除き、2000年に発表した19thCD19thシングル「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE/finale]]」までのCDシングル7作品で行われている。
 
ちなみにこのリミックス企画では、yukihiroが1980年代後半から[[イギリス]]・[[マンチェスター]]を中心に巻き起こった[[マッドチェスター|マンチェスター・ムーブメント]]の影響を受けていることもあってか<ref name="w000741"/>、[[ハウス (音楽)|ハウス]]や[[インダストリアル]]を中心とした[[ダンス・ミュージック]]を意識したリミックスが多く手掛けられている。余談だが、yukihiroは、ソロ名義で開催したDJ&ライブイベント「acid android in an alcove」において、[[ディスクジョッキー]]としてこの時期に自身が制作したL'Arc〜en〜Cielのリミックス音源をフロアでかけたことがある<ref>{{Cite web2|date=2014-08-27|url=https://natalie.mu/music/news/124639|title=yukihiro八面六臂の活躍みせた「alcove」|publisher=ナタリー|accessdate=2023-03-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230303024947/https://natalie.mu/music/news/124639|archivedate=2023-03-03}}</ref>。
 
カップリングに収められたリミックス音源は、2000年に再度リミックスしたうえで、[[リミックス・アルバム]]『[[ectomorphed works]]』に収録されることになった。なお、このリミックスアルバムはL'Arc〜en〜Ciel名義の作品ではあるが、yukihiroの単独プロデュースで制作されている。また、2003年に発表されたベストアルバム『The Best of L'Arc〜en〜Ciel c/w』には、yukihiroが制作したリミックス音源から、14thCDシングル「[[forbidden lover]]」のカップリング曲として発表された「[[forbidden lover#収録曲|花葬 -1014 mix-]]」が収録されている。
 
* '''2004年 - 2011年:『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#完全生産限定盤特典CD|P'UNK IS NOT DEAD]]』'''
L'Arc〜en〜Cielの活動を本格的に再開した、2004年に発表した24thCD24thシングル「[[自由への招待]]」以降のCDシングルには、メンバー4人がパートチェンジしたバンド、[[P'UNK〜EN〜CIEL]]の音源が収録されることになった。P'UNK〜EN〜CIELは、L'Arc〜en〜Cielの楽曲を[[パンク・ロック]]風にアレンジし直してセルフカバーする企画バンドであり、メンバー4人が持ち回りでアレンジの主導権を握り、音源制作がすすめられた。ちなみに[[ken]]曰く、この企画はhydeの発案がきっかけになっているという<ref>『GiGS』、p.23、シンコー・ミュージック、2004年8月号</ref>。
 
こうしてL'Arc〜en〜Cielは、「'''表題曲+"P'UNK〜EN〜CIELによるセルフカバー音源"''' (+表題曲とカップリング曲のインストゥルメンタル)」という形態でCDシングルを発表するようになった。この形態でのリリースは、29thCD29thシングル「[[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]」と35thCD35thシングル「[[NEXUS 4/SHINE|NEXUS 4/SHINE]]」を除き、2011年発表の37thCD37thシングル「[[GOOD LUCK MY WAY]]」までのCDシングル12作品で行われている。また、2004年以降に開催したL'Arc〜en〜Ciel名義のライブでは、P'UNK〜EN〜CIELがセルフカバーを2〜3ほどパフォーマンスするコーナーが設けられた。
 
カップリングに収められたセルフカバー音源は、2012年に再度ミックス・マスタリングしたうえで、L'Arc〜en〜Cielの12thアルバム『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|BUTTERFLY]]』の完全生産限定盤に付属された特典CD『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#完全生産限定盤特典CD|P'UNK IS NOT DEAD]]』に収録されることになった。そしてこのアルバムリリースをもって、P'UNK〜EN〜CIELとしての活動は一旦の区切りになった。
 
* '''2011年 - 現在:『L'Acoustic version』'''
2011年に発表した38thCD38thシングル「[[X X X]]」からは、L'Arc〜en〜Cielの楽曲をアコースティックアレンジし直した「L'Acoustic version」と題された音源が収録されることになった。なお、リアレンジ音源のプロデュースは、P'UNK〜EN〜CIELの音源制作のときと同様に、メンバー4人が持ち回りで担当することになっている<ref>{{Cite web2|url=http://ent2.excite.co.jp/music/special/2011/larc-en-ciel3/interview_tetsuya.html|title=シングル『X X X』インタビュー(tetsuyaインタビュー)|publisher=exciteニュース|accessdate=2022-01-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220118103427/http://ent2.excite.co.jp/music/special/2011/larc-en-ciel3/interview_tetsuya.html|archivedate=2022-01-18}}</ref>。
 
こうしてL'Arc〜en〜Cielは、「'''表題曲+"L'Arc〜en〜Cielの楽曲のアコースティックアレンジ音源(L'Acoustic version)"''' (+表題曲とカップリング曲のインストゥルメンタル)」という形態でCDシングルを発表するようになった。
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L'Arc〜en〜Cielではバンド内の遊びも兼ね、不定期でメンバー間のパートチェンジを行い、音源制作・ライブ演奏を行うことが間々ある。そしてこのお遊びの発展型として、過去に'''KIOTO'''(読み:キオト)、'''D'ARK〜EN〜CIEL'''(読み:ダーク アン シエル)、'''[[P'UNK〜EN〜CIEL]]'''(読み:パンク アン シエル)の3つのパートチェンジバンドが企画され、これらがL'Arc〜en〜Ciel名義のライブでパフォーマンスを行っていた。なお、この3バンドの共通項として、メンバーが違うケースはあれど、"担当パートの振り分け方が同一"という点がある(L'Arc〜en〜Cielのベーシストである[[tetsuya]]がボーカルに、ドラマーの[[Sakura (ドラマー)|sakura]]もしくは[[yukihiro]]がベーシストに、ボーカリストの[[hyde]]がギタリストに、ギタリストの[[ken]]がドラマーにチェンジする)。
; KIOTO
: 1995年にL'Arc〜en〜Ciel名義で行った幾つかのライブに登場した[[TOKIO]]のコピーバンド。このバンドは、tetsuyaが[[城島茂]](TOKIO)と交流を持っていたことがきっかけで始まっている。そしてこのバンドはおりL'Arc〜en〜Ciel名義で行った2公演でTOKIOの楽曲「[[LOVE YOU ONLY]]」だけをカバーしている。ちなみにこのバンドは、「TOKIOのリーダー、城島茂の公認バンド」とされており、「バンドの詳細は謎に包まれている」という設定が付けられている。
; D'ARK〜EN〜CIEL
: 1996年から1997年にかけてL'Arc〜en〜Ciel名義で行ったライブに登場したスラッシーな[[ヘヴィメタル|メタル]]バンド。このバンドでは他2バンドとは違い、オリジナル楽曲が制作されている。
1,292 ⟶ 1,327行目:
== 作品 ==
{{see|L'Arc〜en〜Cielのディスコグラフィ}}
 
=== ミュージック・クリップ ===
{|class="wikitable" style="font-size:smaller;"
|-
! 監督
! 曲名
|-
|穴見文秀
|「NEO UNIVERSE」
|-
|[[池田一真 (映像ディレクター)|池田一真]]
|「Wings Flap」
|-
|[[ヴィンセント・ギャロ]]
|「Anemone」
|-
|上田拓
|「STAY AWAY」
|-
|A.T.
|「DAYBREAK'S BELL」
|-
|[[大喜多正毅]]
|「YOU GOTTA RUN」
|-
|大坪草次郎
|「Driver's High -LIVE IN PARIS Ver.-」「CHASE -WORLD TOUR 2012 EDITION-」
|-
|[[柿本ケンサク]]
|「ミライ」
|-
|栗田裕介
|「風にきえないで」
|-
|[[小島淳二]]
|「叙情詩」
|-
|後藤新吾
|「Dune」「Floods of tears」「As if in a dream」「Blurry Eyes」「Vivid Colors」
|-
|高木照之
|「White Feathers」「眠りによせて」
|-
|高田弘隆
|「NEXUS 4」
|-
|[[高田雅博]]
|「Pieces」
|-
|竹石渉
|「winter fall」「DIVE TO BLUE」「HONEY」「snow drop」「Driver's High」「finale」「READY STEADY GO」
|-
|[[竹内スグル]]
|「flower」「Lies and Truth」「虹」「forbidden lover」「瞳の住人」
|-
|多田琢
|「Pieces」「STAY AWAY」
|-
|[[多田卓也]]
|「GOOD LUCK MY WAY」
|-
|[[タナカノリユキ]]
|「trick (new2 wave of japanese heavy metal mix)」「fate (everybody knows but god mix)」
|-
|[[丹修一]]
|「and She Said」
|-
|デビッド・ステットソン
|「夏の憂鬱 [time to say good-bye]」
|-
|中島シンヤ
|「Spirit dreams inside -another dream-」
|-
|[[中村剛 (映像ディレクター)|中村剛]]
|「SEVENTH HEAVEN」
|-
|[[二階健]]
|「風の行方」「瞳に映るもの」
|-
|[[野田智雄]]
|「自由への招待」「Killing Me」「New World」「Link」
|-
|[[芳賀薫]]
|「Hurry Xmas」
|-
|東弘明
|「CHASE」
|-
|ヒグチミツヒロ
|「FOREVER」
|-
|Higuchinsky
|「花葬」「浸食 〜lose control〜」「Anemone (sub angle)」
|-
|松岡公一
|「MY HEART DRAWS A DREAM」
|-
|[[マンジョット・ベディ]]
|「SHINE」「BLESS」
|-
|[[武藤眞志]]
|「HEAVEN'S DRIVE」「LOVE FLIES」
|-
|ムラカミタツヤ
|「DRINK IT DOWN」
|-
|森田淳也
|「Don't be Afraid -Biohazard×L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-」
|-
|安田大地
|「Don't be Afraid」「Don't be Afraid -BIOHAZARD THE FINAL collaboration version-」
|-
|L'Arc〜en〜Ciel
|「X X X」
|}
 
== ライブ・コンサートツアー ==
1,421 ⟶ 1,341行目:
<div class="NavHead">全30公演<ref name="is186"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
(※) すべてのライブが単発公演<br/>'''1991年'''<br/>5月30日 [[難波ロケッツ]]<small> ※ファーストライブ, 対バン形式</small><br/>6月27日 YANTA鹿鳴館<small> ※対バン形式</small><br/>8月2日 森の宮プラネットステーション<small> ※対バン形式</small><br/>8月6日 十三ファンダンゴ<small> ※対バン形式</small><br/>8月26日 難波ロケッツ<small> ※対バン形式</small><br/>8月31日 市川CLUB GIO<small> ※関東初のライブ</small><br/>9月27日 難波ロケッツ<small> ※大阪初のワンマン・ライブ</small><br/>11月5日 難波ロケッツ<br/>12月3日 難波ロケッツ<br/>12月31日 難波ロケッツ<br/>'''1992年'''<br/>3月10日 難波ロケッツ<br/>3月16日 新宿ロフト<br/>4月5日 難波ロケッツ<br/>5月22日 難波ロケッツ<br/>6月12日 難波ロケッツ<small>※hiroが在籍した最後の公演</small><br/>6月25日 新宿ロフト<small> ※kenが加入して初の公演</small><br/>7月22日 難波ロケッツ<small> ※シークレット</small><br/>7月24日 神戸チキンジョージ<br/>7月30日 京都ミューズホール<br/>8月3日 市川CLUB GIO<br/>8月5日 横浜ゴーストウォール<br/>8月7日 大宮フリークス<br/>8月8日 市川CLUB GIO<small>※ オールナイト</small><br/>8月29日 大阪バナナ・ホール<br/>10月27日 難波ロケッツ<br/>11月26日 大阪ミューズホール<br/>12月1日 [[渋谷La.mama|渋谷ラ・ママ]]<br/>12月16日 難波ロケッツ<br/>12月28日 難波ロケッツ<br/>12月30日 大阪ミューズホール<small> ※オールナイト,peroが在籍した最後の公演</small>
</div></div>
|-
1,460 ⟶ 1,380行目:
</div></div>
|-
| rowspan="42" | <small>1994年</small>
! rowspan="2" | ノスタルジーの予感
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全3公演<ref name="rsj52"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
4月3日 [[渋谷公会堂]]<br/>4月13日 [[名古屋市芸術創造センター]]<br/>4月15日 [[メルパルク|大阪郵便貯金会館]]<small> ※インディーズ最後の公演</small>
;*映像化
*<small>全国9局ネットで放送されたテレビ番組『ノスタルジーの予感〜第二章〜』<br />(4/3公演から3曲のダイジェストを放送)</small>
</div></div>
|-
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Tour Sense of time '94
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''全国9局ネットで放送されたテレビ番組『ノスタルジーの予感〜第二章〜』'''<br />(1994年4月3日に開催された渋谷公会堂公演から3曲のダイジェストを放送)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Tour Sense of time '94
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全8公演<ref name="rsj52"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
7月14日 大阪郵便貯金会館<br/>7月15日 大阪郵便貯金会館<br/>7月18日 [[愛知県勤労会館]]<br/>7月20日 [[アステールプラザ|広島アステールプラザ]]<br/>7月22日 [[都久志会館|福岡都久志会館]]<br/>7月25日 [[新潟フェイズ]]<br/>8月3日 [[仙台市青年文化センター]]<br/>8月27日 [[東京ベイNKホール]]
;*映像化
*<small>'''[[WOWOW]]系番組『Tour Sense of Time '94 Final TOKYO BAY N.K.HALL』'''<br />(8/27公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="6" | <small>1995年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[WOWOW]]系番組『Tour Sense of Time '94 Final TOKYO BAY N.K.HALL』'''<br />(1994年8月27日に開催された東京ベイNKホール公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="8" | <small>1995年</small>
! <small>Official Funclub発足記念</small><br/>Ciel/winter '95
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
1,527 ⟶ 1,439行目:
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>The other side of heavenly '95
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全3公演<ref name="rsj53"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
12月12日 大阪ベイサイドジェニー<br/>12月13日 [[ボトムライン|名古屋ボトムライン]]<br/>12月25日 日清パワーステーション
;*映像化
</div></div>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''ライブビデオ『[[heavenly 〜films〜]]』'''<br />(ライブツアーの模様の一部を収録)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>TOUR heavenly '95 final
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj53"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
12月27日 [[日本武道館]]
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel SPECIAL LIVE & DOCUMENT』'''<br />(12/27公演の模様の一部を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[heavenly 〜films〜]]』'''<br />(12/27公演の模様の一部を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="4" | <small>1996年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel SPECIAL LIVE & DOCUMENT』'''<br />(1995年12月27日に開催された日本武道館公演の模様の一部を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[heavenly 〜films〜]]』'''<br />(1995年12月27日に開催された日本武道館公演の模様の一部を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="5" | <small>1996年</small>
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Kiss me {{strike|deadly}} heavenly '96
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
1,562 ⟶ 1,466行目:
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Kiss me deadly {{strike|heavenly}} '96<br/>REVENGE
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj53"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
5月26日 東京ベイNKホール
;*映像化
</div></div>
*<small>'''[[スペースシャワーTV|SPACE SHOWER TV]]系番組『LIVE SHOWER L'Arc〜en〜Ciel LIVE kiss me heavenly '96 FINAL kiss me deadly '96 REVENGE』'''<br />(5/26公演の模様の一部を放送)</small>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[スペースシャワーTV|SPACE SHOWER TV]]系番組『LIVE SHOWER L'Arc〜en〜Ciel LIVE kiss me heavenly '96 FINAL kiss me deadly '96 REVENGE』'''<br />(1996年5月26日に開催された東京ベイNKホール公演の模様の一部を放送)</small>
</div></div>
|-
1,597 ⟶ 1,497行目:
</div></div>
|-
| rowspan="42" | <small>1997年</small>
! rowspan="2" | <small>the Zombies<ref group="注釈">ライブツアー「Live Tour NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS EVE」は、L'Arc〜en〜Cielの変名バンド、'''the Zombies'''(読み:ザ・ゾンビーズ)名義で開催。</ref></small><br />Live Tour<br />NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS EVE
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全3公演</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
12月16日 [[赤坂BLITZ]]<small> ※yukihiroがサポートとして参加した公演</small><br/>12月17日 難波ロケッツ<small> ※yukihiroがサポートとして参加した公演</small><br/>12月18日 梅田HEAT BEAT<small> ※yukihiroがサポートとして参加した公演</small>
;*映像化
</div></div>
*<small>'''テレビ番組『AMEMURA ROCK STREET』'''<br />(12/18公演の模様の一部を放送)</small>
|-
*<small>'''SPACE SHOWER TV系番組『NEWS & Countdown』'''<br />(12/16公演と12/17公演の模様の一部を放送)</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''テレビ番組『AMEMURA ROCK STREET』'''<br />(1997年12月18日に開催された梅田HEAT BEAT公演の模様の一部を放送)</small>
*<small>'''SPACE SHOWER TV系番組『NEWS & Countdown』'''<br />(1997年12月16日開催の赤坂BLITZ公演と12月17日開催の難波ロケッツ公演の模様の一部を放送)</small>
*<small>'''非売映像作品『[[L'Arc〜en〜Cielのディスコグラフィ#その他|the Zombies Live Tour NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS EVE]]』'''<br />(ライブツアーの模様の一部を収録)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>1997 REINCARNATION
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj54"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
12月23日 [[東京ドーム]]<small> ※yukihiroがサポートとして参加した公演</small>
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 1997 REINCARNATION』'''<br />(12/23公演の模様を生放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[A PIECE OF REINCARNATION]]』'''<br />(12/23公演の模様の一部を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''<br />(12/23公演の模様を完全収録)</small>
</div></div>
|-
| <small>1998年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Tour '98 ハートに火をつけろ!
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 1997 REINCARNATION』'''<br />(1997年12月23日に開催された東京ドーム公演の模様を生放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[A PIECE OF REINCARNATION]]』'''<br />(1997年12月23日に開催された東京ドーム公演の模様の一部を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''<br />(1997年12月23日に開催された東京ドーム公演の模様を完全収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>1998年</small>
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Tour '98 ハートに火をつけろ!
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全56公演<ref name="rsj55"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
'''第1部'''<br/>5月1日 [[横須賀芸術劇場]]<small> ※yukihiroが正式加入して初の公演</small><br/>5月3日 京都会館(第1ホール)<br/>5月5日 [[神戸国際会館|神戸国際会館 ハーバーランドプラザ]]<br/>5月7日 [[和歌山市民会館|和歌山市民会館(大ホール)]]<br/>5月9日 彦根市民会館<br/>5月12日 長野県県民文化会館<br/>5月14日 [[富山市芸術文化ホール|富山オーバード・ホール]]<br/>5月15日 [[金沢歌劇座|金沢市観光会館]]<br/>5月19日 新潟県民会館<br/>5月21日 [[姫路市文化センター]]<br/>5月23日 [[周南市文化会館|徳山市文化会館]]<br/>5月24日 [[倉敷市民会館]]<br/>5月26日 [[香川県県民ホール]]<br/>5月28日 [[鳥取県立県民文化会館]]<br/>5月30日 市川市文化会館<br/>6月2日 [[長崎市公会堂]]<br/>6月4日 [[熊本市民会館]]<br/>6月5日 [[鹿児島県文化センター]]<br/>6月12日 [[福島県文化センター]]<br/>6月14日 [[山形県県民会館]]<br/>6月16日 [[秋田県民会館]]<br/>6月17日 [[岩手県民会館]]<br/>6月19日 [[群馬県民会館]]<br/>6月22日 [[宇都宮市文化会館]]<br/>6月24日 [[旭川市民文化会館]]<br/>6月25日 帯広市民文化ホール<br/>6月27日 釧路市民文化会館<br/>6月29日 [[アクトシティ浜松|アクトシティ浜松(大ホール)]]<br/>7月1日 高知県民文化ホール<br/>7月2日 [[松山市民会館]]<br/>7月7日 [[茨城県立県民文化センター]]<br/>7月8日 [[大宮ソニックシティ]]<br/>7月11日 [[四日市市文化会館]]<br/>7月12日 [[岐阜市民会館]]<br/>7月14日 [[静岡市民文化会館]]<br/>7月17日 浦和市文化センター<br/>7月21日 [[沖縄コンベンションセンター]]<br/>'''第2部'''<br/>9月3日 [[横浜アリーナ]]<br/>9月4日 横浜アリーナ<br/>9月11日 [[福岡サンパレス]]<br/>9月12日 福岡サンパレス<br/>9月14日 大阪城ホール<br/>9月15日 大阪城ホール<br/>9月18日 仙台サンプラザホール<br/>9月19日 仙台サンプラザホール<br/>9月21日 北海道厚生年金会館<br/>9月22日 北海道厚生年金会館<br/>9月26日 [[広島県立文化芸術ホール|広島郵便貯金ホール]]<br/>9月27日 広島郵便貯金ホール<br/>9月30日 [[名古屋市総合体育館|名古屋レインボーホール]]<br/>10月1日 名古屋レインボーホール<br/>10月5日 日本武道館<br/>10月6日 日本武道館<br/>10月17日 [[大阪ドーム]]<small> ※追加公演</small><br/>10月20日 [[国立代々木競技場|国立代々木競技場 第一体育館]]<small> ※追加公演</small><br/>10月21日 国立代々木競技場 第一体育館<small> ※追加公演</small>
;*映像化
*<small>'''ライブビデオ『[[ハートに火をつけろ!]]』'''<br />(10/17公演と10/21公演の模様の一部を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES]]』'''<br />(10/17公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| <small>1999年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! [[1999 GRAND CROSS TOUR|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>1999 GRAND CROSS TOUR]]
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''ライブビデオ『[[ハートに火をつけろ!]]』'''<br />(1998年10月17日開催の大阪ドーム公演と10月21日開催の国立代々木競技場 第一体育館公演の模様の一部を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES]]』'''<br />(1998年10月17日に開催された大阪ドーム公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ファンクラブ限定コンテンツ「CIEL's STORAGE BOX」『"Tour '98 ハートに火をつけろ!" Bootleg LIVE VIDEO 1998.5.1 よこすか芸術劇場』'''<br />(1998年5月1日に開催された横須賀芸術劇場公演の「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|Promised land]]」「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|birth!]]」「[[winter fall]]」「[[Lies and Truth]]」のライブ映像を期間限定公開)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>1999年</small>
! rowspan="2" | [[1999 GRAND CROSS TOUR|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>1999 GRAND CROSS TOUR]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全12公演<ref name="rsj58"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
7月17日 [[咲洲|大阪コスモスクエア 特設ステージ]]<br/>7月18日 大阪コスモスクエア 特設ステージ<br/>7月24日 [[マリノアシティ福岡|福岡マリノア]]<br/>7月25日 福岡マリノア<br/>7月31日 [[安比高原スキー場|安比高原 特設ステージ]]<br/>8月1日 安比高原 特設ステージ<br/>8月7日 [[真駒内屋外競技場|真駒内オープンスタジアム]]<br/>8月8日 真駒内オープンスタジアム<br/>8月14日 [[名古屋市国際展示場|ポートメッセなごや 特設ステージ]]<br/>8月15日 ポートメッセなごや 特設ステージ<br/>8月21日 [[東京国際展示場|東京ビッグサイト 駐車場特設ステージ]]<br/>8月22日 東京ビッグサイト 駐車場特設ステージ
;*映像化
*<small>'''[[MUSIC ON! TV|Viewsic]]系番組『L'Arc〜en〜Ciel 1999 GRAND CROSS TOUR』'''<br />(8/21公演の模様を生放送)</small>
*<small>'''[[channel V]]系番組『L'Arc〜en〜Ciel 1999 GRAND CROSS TOUR』'''<br />(8/22公演の模様を生放送<ref name="rsj58"/>)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[1999 GRAND CROSS TOUR#1999 GRAND CROSS CONCLUSION|1999 GRAND CROSS CONCLUSION]]』'''<br />(8/22公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES]]』'''<br />(8/21公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''<br />(7/17公演の模様を収録)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "1999 GRAND CROSS CONCLUSION"』'''<br />(8/22公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
| <small>1999年-2000年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! <small>[[ツーカー|Tu-Ka]] PRESENTS L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>RESET&gt;&gt;LIVE *000
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[MUSIC ON! TV|Viewsic]]系番組『L'Arc〜en〜Ciel 1999 GRAND CROSS TOUR』'''<br />(1999年8月21日に開催された東京ビッグサイト 駐車場特設ステージ公演の模様を生放送)</small>
*<small>'''[[:en:channel V|channel V]]系番組『L'Arc〜en〜Ciel 1999 GRAND CROSS TOUR』'''<br />(1999年8月22日に開催された東京ビッグサイト 駐車場特設ステージ公演の模様を生放送<ref name="rsj58"/>)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[1999 GRAND CROSS TOUR#1999 GRAND CROSS CONCLUSION|1999 GRAND CROSS CONCLUSION]]』'''<br />(1999年8月22日に開催された東京ビッグサイト 駐車場特設ステージ公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES]]』'''<br />(1999年8月21日に開催された東京ビッグサイト 駐車場特設ステージ公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''<br />(1999年7月17日に開催された大阪コスモスクエア 特設ステージ公演の模様を収録)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "1999 GRAND CROSS CONCLUSION"』'''<br />(1999年8月22日に開催された東京ビッグサイト 駐車場特設ステージ公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>1999年-2000年</small>
! rowspan="2" | <small>[[ツーカー|Tu-Ka]] PRESENTS L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>RESET&gt;&gt;LIVE *000
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj58"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
<small>1999年12月31日-2000年1月1日</small> 東京ビッグサイト 東館展示ホール1-3
;*映像化
*<small>'''全国各地の街頭ビジョン『RESET&gt;&gt;LIVE *000 "[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE]]"』'''<br />(1999/12/31-2000/1/1公演の「NEO UNIVERSE」のライブ映像を生放送)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES]]』'''<br />(1999/12/31-2000/1/1公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2000年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''全国各地の街頭ビジョン『RESET&gt;&gt;LIVE *000 "[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE]]"』'''<br />(1999年12月30日-2000年1月1日に開催された東京ビッグサイト 東館展示ホール1-3公演の「NEO UNIVERSE」のライブ映像を生放送)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES]]』'''<br />(1999年12月30日-2000年1月1日に開催された東京ビッグサイト 東館展示ホール1-3公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="4" | <small>2000年</small>
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全10公演<ref name="rsj59"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
10月8日 赤坂BLITZ<br/>10月9日 赤坂BLITZ<br/>10月16日 [[Zepp|Zepp Sendai]]<br/>10月17日 Zepp Sendai<br/>10月19日 [[Zepp|Zepp Tokyo]]<br/>10月20日 Zepp Tokyo<br/>10月23日 [[Zepp|Zepp Sapporo]]<br/>10月24日 Zepp Sapporo<br/>10月26日 [[Zepp|Zepp Osaka]]<br/>10月27日 Zepp Osaka
;*映像化
*<small>'''ライブビデオ『[[CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE -NO CUT-]]』'''<br />(10/27公演の模様を収録)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE -NO CUT-"』'''<br />(10/27公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
! <small>[[Yahoo! JAPAN]] PRESENTS L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>TOUR 2000 REAL
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''ライブビデオ『[[CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE -NO CUT-]]』'''<br />(2000年10月27日に開催されたZepp Osaka公演の模様を収録)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "CLUB CIRCUIT 2000 REALIVE -NO CUT-"』'''<br />(2000年10月27日に開催されたZepp Osaka公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>[[Yahoo! JAPAN]] PRESENTS L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>TOUR 2000 REAL
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全10公演<ref name="rsj59"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
11月4日 [[ナゴヤドーム]]<br/>11月5日 ナゴヤドーム<br/>11月11日 大阪ドーム<br/>11月12日 大阪ドーム<br/>11月18日 [[福岡ドーム]]<br/>11月19日 福岡ドーム<br/>12月2日 東京ドーム<br/>12月3日 東京ドーム<br/>12月5日 東京ドーム<br/>12月6日 東京ドーム
;*映像化
*<small>'''[[Yahoo! JAPAN|Yahoo!ブロードキャスト]]配信『TOUR 2000 REAL』'''<ref name="rsj59"/><br />(12/5公演の模様の一部を生配信<ref name="rsj59"/>)</small>
*<small>'''[[スカパー!|スカパー パーフェクTV!]]系番組『TOUR 2000 REAL』'''<ref name="rsj59"/><ref>{{Cite web2|url=http://www.skyperfectv.co.jp/music/check/001203_larc.html|title=L'Arc~en~Ciel TOUR 2000 REAL 5チャンネル マルチアングルライヴ|publisher=SKY PerfecTV! MUSIC|accessdate=2001-01-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20010124091700/http://www.skyperfectv.co.jp/music/check/001203_larc.html|archivedate=2001-01-24}}</ref><br/>(12/6公演の模様を完全放送。各メンバーのアングルとマルチアングルで5チャンネル同時放送)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES]]』'''<br />(12/6公演の模様の一部を収録)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "TOUR 2000 REAL"』'''<br />(12/6公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2003年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! LE-CIEL限定<br/>Akasaka Zero day
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[Yahoo! JAPAN|Yahoo!ブロードキャスト]]配信『TOUR 2000 REAL』'''<ref name="rsj59"/><br />(2000年12月5日に開催された東京ドーム公演の模様の一部を生配信<ref name="rsj59"/>)</small>
*<small>'''[[スカパー!|スカパー パーフェクTV!]]系番組『TOUR 2000 REAL』'''<ref name="rsj59"/><ref>{{Cite web2|url=http://www.skyperfectv.co.jp/music/check/001203_larc.html|title=L'Arc~en~Ciel TOUR 2000 REAL 5チャンネル マルチアングルライヴ|publisher=SKY PerfecTV! MUSIC|accessdate=2005-02-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20010124091700/http://www.skyperfectv.co.jp/music/check/001203_larc.html|archivedate=2005-02-13}}</ref><br/>(2000年12月6日に開催された東京ドーム公演の模様を完全放送。各メンバーのアングルとマルチアングルで5チャンネル同時放送)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES]]』'''<br />(2000年12月6日に開催された東京ドーム公演の模様の一部を収録)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "TOUR 2000 REAL"』'''<br />(2000年12月6日に開催された東京ドーム公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="4" | <small>2003年</small>
! rowspan="2" | LE-CIEL限定<br/>Akasaka Zero day
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj59"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
6月25日 赤坂BLITZ<small> ※FC限定</small>
;*映像化
*<small>'''アルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#初回限定盤特典DVD|SMILE]]』初回限定盤特典DVD'''<br />(6/25公演の「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Promised land]]」のライブ映像を収録)</small>
</div></div>
|-
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Shibuya Seven days 2003
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''アルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#初回限定盤特典DVD|SMILE]]』初回限定盤特典DVD'''<br />(2003年6月25日に開催された赤坂BLITZ公演の「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Promised land]]」のライブ映像を収録)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Shibuya Seven days 2003
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全7公演<ref name="rsj59"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
6月28日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>6月29日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>7月1日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>7月2日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>7月4日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>7月5日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>7月6日 国立代々木競技場 第一体育館
;*映像化
*<small>'''NTTドコモ携帯電話・[[FOMA]]『Shibuya Seven days 2003』'''<br />(7/6公演の模様の一部を[[ストリーミング]]配信<ref name="rsj59"/>。携帯電話を使ったライブのストリーミング配信は、世界初の試みとなった)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[7 (L'Arc〜en〜Cielの映像作品)|7]]』'''<br />(7/6公演の模様の一部を収録)</small>
*<small>'''アルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#初回限定盤特典DVD|SMILE]]』初回限定盤特典DVD'''<br />(7/6公演の「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|fate]]」「[[花葬]]」「[[forbidden lover]]」「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Shout at the Devil]]」「[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]」のライブ映像を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="3" | <small>2004年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''NTTドコモ携帯電話・[[FOMA]]『Shibuya Seven days 2003』'''<br />(2003年7月6日に開催された国立代々木競技場 第一体育館公演の模様の一部を[[ストリーミング]]配信<ref name="rsj59"/>。携帯電話を使ったライブのストリーミング配信は、世界初の試みとなった)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[7 (L'Arc〜en〜Cielの映像作品)|7]]』'''<br />(2003年7月6日に開催された国立代々木競技場 第一体育館公演の模様の一部を収録)</small>
*<small>'''アルバム『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#初回限定盤特典DVD|SMILE]]』初回限定盤特典DVD'''<br />(2003年7月6日に開催された国立代々木競技場第一体育館公演公演の「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|fate]]」「[[花葬]]」「[[forbidden lover]]」「[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Shout at the Devil]]」「[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]」のライブ映像を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="5" | <small>2004年</small>
! <small>[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|Sony Music]] Fes. 2004 スペシャルライブ<br/>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>SMILE TOUR 2004前夜祭
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
1,746 ⟶ 1,608行目:
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>SMILE TOUR 2004
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全18公演<ref name="rsj60"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
5月11日 横浜アリーナ<br/>5月12日 横浜アリーナ<br/>5月15日 名古屋レインボーホール<br/>5月16日 名古屋レインボーホール<br/>5月22日 [[仙台市体育館]]<br/>5月23日 仙台市体育館<br/>5月29日 [[北海道立総合体育センター|札幌きたえーる]]<br/>5月30日 札幌きたえーる<br/>6月9日 大阪城ホール<br/>6月10日 大阪城ホール<br/>6月12日 大阪城ホール<small> ※追加公演</small><br/>6月13日 大阪城ホール<small> ※追加公演</small><br/>6月18日 [[マリンメッセ福岡]]<br/>6月19日 マリンメッセ福岡<br/>6月23日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>6月24日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>6月26日 国立代々木競技場 第一体育館<small> ※追加公演</small><br/>6月27日 国立代々木競技場 第一体育館<small> ※追加公演</small>
;*映像化
</div></div>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''ライブビデオ『[[SMILE TOUR 2004 〜全国編〜]]』'''<br />(ライブツアーの各公演の模様をザッピング収録)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Live in USA
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj60"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
7月31日 [[ファースト・マリナー・アリーナ]] <small>([[ボルチモア]])</small>
;*映像化
*<small>'''ライブビデオ『[[LIVE IN U.S.A 〜at 1st Mariner Arena July 31, 2004〜]]』'''<br />(7/31公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="3" | <small>2005年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>AWAKE TOUR 2005前夜祭<br />「今夜奇跡が起きる!?」
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''ライブビデオ『[[LIVE IN U.S.A 〜at 1st Mariner Arena July 31, 2004〜]]』'''<br />(2004年7月31日に開催されたファースト・マリナー・アリーナ公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="6" | <small>2005年</small>
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>AWAKE TOUR 2005前夜祭<br />「今夜奇跡が起きる!?」
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj61"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
7月28日 [[LIQUIDROOM|LIQUIDROOM Ebisu]]<small> ※FC限定</small>
;*映像化
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''<br />(7/28公演の模様を収録)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "AWAKE TOUR 2005前夜祭「今夜奇跡が起きる!?」"』'''<br />(7/28公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>AWAKE TOUR 2005
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''<br />(2005年7月28日に開催されたLIQUIDROOM Ebisu公演の模様を収録)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "AWAKE TOUR 2005前夜祭「今夜奇跡が起きる!?」"』'''<br />(2005年7月28日に開催されたLIQUIDROOM Ebisu公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>AWAKE TOUR 2005
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全11公演<ref name="rsj61"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
8月6日 名古屋市総合体育館 レインボーホール<br/>8月7日 名古屋レインボーホール<br/>8月9日 名古屋レインボーホール<br/>8月17日 大阪城ホール<br/>8月18日 大阪城ホール<br/>8月20日 大阪城ホール<br/>8月21日 大阪城ホール<br/>8月27日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>8月28日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>8月30日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>8月31日 国立代々木競技場 第一体育館
;*映像化
*<small>'''ライブビデオ『[[AWAKE TOUR 2005]]』'''<br />(8/31公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
! [[ASIALIVE 2005|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>ASIALIVE 2005]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''ライブビデオ『[[AWAKE TOUR 2005]]』'''<br />(2005年8月31日に開催された国立代々木競技場 第一体育館公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | [[ASIALIVE 2005|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>ASIALIVE 2005]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全4公演<ref name="rsj61"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
9月3日 [[オリンピック公園 (ソウル特別市)|オリンピックパーク 体操競技場]] <small>([[ソウル特別市|ソウル]])</small><br/>9月10日 [[上海体育館]] <small>([[上海市|上海]])</small><br/>9月24日 東京ドーム<br/>9月25日 東京ドーム
;*映像化
</div></div>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[テレビ朝日]]系番組『密着! L'Arc〜en〜Ciel ASIALIVE 2005』'''<br />(ライブツアーに密着したドキュメンタリーとライブ映像の一部を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[ASIALIVE 2005#DVD・Blu-ray|ASIALIVE 2005]]』'''<br />(2005年9/25日に開催された東京ドーム公演の模様の一部を収録。2005年9/3日開催のオリンピックパーク 体操競技場公演、9/10日開催の上海大舞台公演の模様の一部も収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES]]』'''<br />(2005年9/10日に開催された上海大舞台公演の模様の一部を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2006年</small>
! rowspan="2" | [[15th L'Anniversary Live|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>15th L'Anniversary Live]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全2公演<ref name="rsj61"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
11月25日 東京ドーム<br/>11月26日 東京ドーム
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 15th L'Anniversary Live』'''<br />(11/26公演の模様を中心に放送。日本を含めた世界25ヶ国で放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[15th L'Anniversary Live#ビデオ|15th L'Anniversary Live]]』'''<br />(11/26公演の模様を中心に収録。11/25公演にのみ披露された楽曲も収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]] [15th L’Anniversary Live]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=Q0VKWN9ii3Q]] (11/26公演の「HONEY」のライブ映像を無料配信)</small>
</div></div>
|-
| <small>2007年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Are you ready? 2007<br/>またハートに火をつけろ!
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 15th L'Anniversary Live』'''<br />(2006年11月26日に開催された東京ドーム公演の模様を中心に放送。日本を含めた世界25ヶ国で放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[15th L'Anniversary Live#ビデオ|15th L'Anniversary Live]]』'''<br />(2006年11月26日に開催された東京ドーム公演の模様を中心に収録。1日目公演にのみ披露された楽曲も収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]] [15th L’Anniversary Live]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=Q0VKWN9ii3Q]] (2006年11月26日に開催された東京ドーム公演の「HONEY」のライブ映像を無料配信)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2007年</small>
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>Are you ready? 2007<br/>またハートに火をつけろ!
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全36公演<ref name="rsj61"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
6月8日 戸田市文化会館<small> ※FC限定</small><br/>6月11日 よこすか芸術劇場<br/>6月13日 郡山市民文化センター<br/>6月15日 秋田県民会館<br/>6月16日 岩手県民会館<br/>6月19日 長野県県民文化会館<br/>6月20日 新潟県民会館<br/>6月24日 香川県県民ホール<br/>6月25日 愛媛県県民文化会館<br/>6月27日 [[島根県民会館]]<br/>6月29日 広島厚生年金会館<br/>6月30日 広島厚生年金会館<br/>7月2日 神戸国際会館<br/>7月3日 [[和歌山県民文化会館]]<br/>7月6日 京都会館(第1ホール)<br/>7月7日 ひこね市文化プラザ<br/>7月9日 大宮ソニックシティ<br/>7月12日 函館市民会館<br/>7月14日 帯広市民文化ホール<br/>7月15日 旭川市民文化会館<br/>7月18日 [[北陸電力会館 本多の森ホール|石川厚生年金会館]]<br/>7月19日 富山オーバード・ホール<br/>7月23日 [[大分県立総合文化センター|大分iichikoグランシアタ]]<br/>7月24日 [[長崎ブリックホール]]<br/>7月26日 鹿児島市民文化ホール<br/>8月1日 北海道厚生年金会館<br/>8月3日 [[市原市市民会館]]<br/>8月6日 アクトシティ浜松<br/>8月7日 [[長良川国際会議場]]<br/>8月15日 宮城県民会館<br/>8月16日 宮城県民会館<br/>8月18日 福岡サンパレス<br/>8月19日 福岡サンパレス<br/>8月25日 [[富士急ハイランド]] [[コニファーフォレスト]]<small> ※追加公演</small><br/>8月26日 富士急ハイランド コニファーフォレスト<small> ※追加公演</small><br/>8月29日 沖縄コンベンションセンター 劇場<br/>8月30日 沖縄コンベンションセンター 劇場
;*映像化
*<small>'''ライブビデオ『[[Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ! in OKINAWA]]』'''<br />(8/30公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''<br />(8/26公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| <small>2007年-2008年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''ライブビデオ『[[Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ! in OKINAWA]]』'''<br />(2007年8月30日に開催された沖縄コンベンションセンター 劇場公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''<br />(2007年8月26日に開催された富士急ハイランド コニファーフォレスト公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2007年-2008年</small>
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全14公演<ref name="rsj64"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
'''2007年'''<br/>12月22日 [[さいたまスーパーアリーナ]]<br/>12月23日 さいたまスーパーアリーナ<br/>'''2008年'''<br/>1月9日 大阪城ホール<br/>1月10日 大阪城ホール<br/>1月12日 大阪城ホール<br/>1月13日 大阪城ホール<br/>1月30日 [[名古屋市総合体育館|日本ガイシホール]]<br/>1月31日 日本ガイシホール<br/>2月6日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>2月7日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>2月9日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>2月10日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>2月16日 マリンメッセ福岡<br/>2月17日 マリンメッセ福岡
;*映像化
</div></div>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[日本テレビ]]系番組『日本のロックBOX 〜奇跡のライヴ〜』'''<br />(ライブツアーで初披露された楽曲「[[DRINK IT DOWN]]」のライブ映像を先行放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS]]』'''<br />(2008/2/10日に開催された国立代々木競技場 第一体育館公演の模様を中心に収録。2/9公演と2/17日のマリンメッセ福岡公演の模様も一部収録)</small>
*<small>'''ファンクラブ限定コンテンツ「CIEL's STORAGE BOX」『"TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS" Bootleg LIVE VIDEO 2008.2.16 マリンメッセ福岡』'''<br />(2008年2月16日に開催されたマリンメッセ福岡公演の「[[and She Said]]」「[[KISS (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|海辺]]」のライブ映像を期間限定公開)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2008年</small>
! rowspan="2" |[[TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>TOUR 2008 L'7<br/>〜Trans ASIA via PARIS〜]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全10公演<ref name="rsj64"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
4月19日 [[上海浦東源深体育場]] <small>(上海)</small><br/>4月26日 [[中山足球場]] <small>([[台北市|台北]])</small><br/>5月9日 [[:fr:Zénith de Paris|ルゥ・ゼニット]] <small>([[パリ]])</small><br/>5月17日 オリンピックパーク 体操競技場 <small>(ソウル)</small><br/>5月24日 [[:en:AsiaWorld-Expo|アジア・ワールド・エキスポ]] <small>([[香港]])</small><br/>5月31日 東京ドーム<br/>6月1日 東京ドーム<br/>6月3日 東京ドーム<br/>6月7日 [[大阪ドーム|京セラドーム大阪]]<br/>6月8日 京セラドーム大阪
;*映像化
</div></div>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]系番組『L'Arc〜en〜Ciel LIVE IN PARIS』'''<br />(ライブツアーに密着したドキュメンタリーとライブ映像の一部を放送)</small>
*<small>'''ドキュメンタリービデオ『[[DOCUMENTARY FILMS 〜Trans ASIA via PARIS〜]]』'''<br />(ライブツアーに密着したドキュメンタリーを収録)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[LIVE IN PARIS]]』'''<br />(2008年5/9日に開催されたルゥ・ゼニット・アリーナ公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜#DVD・Blu-ray|TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜]]』'''<br />(2008年6/1日に開催された東京ドーム公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[FIVE LIVE ARCHIVES 2]]』'''<br />(2008年6/8日に開催された京セラドーム大阪公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="63" | <small>2011年</small>
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>20th L'Anniversary Starting Live<br/>"L'A HAPPY NEW YEAR!"
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj65"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
1月1日 [[幕張メッセ|幕張メッセ 国際展示場9-11ホール]]
;*映像化
*<small>'''[[Ustream]]配信『20th L'Anniversary Starting Live “L'A HAPPY NEW YEAR!”』'''<br />(1/1公演の模様を、hydeによる最後のMCから「[[BLESS (L'Arc〜en〜Cielの曲)|BLESS]]」の途中まで生放送)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『20th L'Anniversary Starting Live “L'A HAPPY NEW YEAR!”』'''<br />(1/1公演の模様をダイジェスト放送)</small>
</div></div>
|-
! [[20th L'Anniversary LIVE|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>20th L'Anniversary LIVE]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[Ustream]]配信『20th L'Anniversary Starting Live “L'A HAPPY NEW YEAR!”』'''<br />(2011年1月1日に開催された幕張メッセ 国際展示場9-11ホール公演の模様を、hydeによる最後のMCから「[[BLESS (L'Arc〜en〜Cielの曲)|BLESS]]」の途中まで生放送)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『20th L'Anniversary Starting Live “L'A HAPPY NEW YEAR!”』'''<br />(2011年1月1日に開催された幕張メッセ 国際展示場9-11ホール公演の模様をダイジェスト放送)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | [[20th L'Anniversary LIVE|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>20th L'Anniversary LIVE]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全2公演<ref name="rsj65"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
5月28日 [[東京スタジアム (多目的スタジアム)|味の素スタジアム]]<br/>5月29日 味の素スタジアム
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 20th L'Anniversary LIVE』'''<br />(5/28・29公演の模様をダイジェスト放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[20th L'Anniversary LIVE#ビデオ|20th L'Anniversary LIVE -Day1-]]』'''<br />(5/28公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[20th L'Anniversary LIVE#ビデオ|20th L'Anniversary LIVE -Day2-]]』'''<br />(5/29公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[20th L'Anniversary LIVE#ビデオ|20th L'Anniversary LIVE -Complete Box-]]』'''<br />(5/28・29公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
! <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>20th L'Anniversary TOUR
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 20th L'Anniversary LIVE』'''<br />(2011年5月28日・29日に開催された味の素スタジアム公演の模様をダイジェスト放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[20th L'Anniversary LIVE#ビデオ|20th L'Anniversary LIVE -Day1-]]』'''<br />(2011年5月28日に開催された味の素スタジアム公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[20th L'Anniversary LIVE#ビデオ|20th L'Anniversary LIVE -Day2-]]』'''<br />(2011年5月29日に開催された味の素スタジアム公演の模様を収録)</small>
*<small>'''ライブビデオボックス『[[20th L'Anniversary LIVE#ビデオ|20th L'Anniversary LIVE -Complete Box-]]』'''<br />(2011年5月28日・29日に開催された味の素スタジアム公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | <small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>20th L'Anniversary TOUR
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全10公演<ref name="rsj65"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
9月10日 さいたまスーパーアリーナ<br/>9月11日 さいたまスーパーアリーナ<br/>9月17日 マリンメッセ福岡<br/>9月18日 マリンメッセ福岡<br/>10月1日 [[北海道立総合体育センター|北海きたえーる]]<br/>10月2日 北海きたえーる<br/>11月2日 日本ガイシホール<br/>11月3日 日本ガイシホール<br/>12月3日 京セラドーム大阪<br/>12月4日 京セラドーム大阪
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 20th L'Anniversary TOUR』'''<ref>{{Cite web2|url=https://www.wowow.co.jp/detail/172425|title=L'Arc~en~Ciel「20th L'Anniversary TOUR」|publisher=WOWOWオンライン|accessdate=2021-02-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210224233936/https://www.wowow.co.jp/detail/172425|archivedate=2021-02-24}}</ref><br />(12/4公演の模様を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[LIVE TWENITY]]』'''<br />(12/4公演の「[[X X X]]」のライブ映像を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="6" | <small>2012年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 20th L'Anniversary TOUR』'''<ref>{{Cite web2|url=http://www.skyperfectv.co.jp/music/check/001203_larc.html|title=L'Arc~en~Ciel「20th L'Anniversary TOUR」|publisher=WOWOWオンライン|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210224233936/https://www.wowow.co.jp/detail/172425|archivedate=2023-04-16}}</ref><br />(2011年12月4日に開催された京セラドーム大阪公演の模様を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[LIVE TWENITY]]』'''<br />(2011年12月4日に開催された京セラドーム大阪公演の「[[X X X]]」のライブ映像を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="10" | <small>2012年</small>
! LE-CIEL会員限定ライブ
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
1,933 ⟶ 1,746行目:
</div></div>
|-
! rowspan="2" | [[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>WORLD TOUR 2012]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全10公演<ref name="rsj65"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
3月3日 アジア・ワールド・エキスポ <small>(香港)</small><br/>3月7日 [[インパクト・ムアントーンターニー|インパクト・アリーナ]] <small>([[バンコク]])</small><br/>3月10日 [[メルセデス・ベンツアリーナ]] <small>(上海)</small><br/>3月17日 [[:en:Taipei World Trade Center Nangang Exhibition Hall|台北世界貿易中心 南港展覽館]] <small>(台北)</small><br/>3月25日 [[マディソン・スクエア・ガーデン]] <small>([[ニューヨーク]])</small><br/>4月11日 [[The O2#indigO2|indigO2]] <small>([[ロンドン]])</small><br/>4月14日 ルゥ・ゼニット <small>(パリ)</small><br/>4月28日 [[シンガポール・インドア・スタジアム]] <small>([[シンガポール]])</small><br/>5月2日 Lapangan D Senayan <small>([[ジャカルタ]])</small><br/>5月5日 [[蚕室体育館]] <small>(ソウル)</small>
;*映像化
</div></div>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[NHK BSプレミアム]]系番組『[[音楽熱帯夜|音楽熱帯夜 "L'Arc〜en〜Ciel Live at Madison Square Garden WORLD TOUR 2012"]]』'''<br />(ライブツアーのニューヨーク公演、ロンドン公演、ジャカルタ公演の一部模様と、ニューヨーク公演前日のインタビューを放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[WORLD TOUR 2012 LIVE at MADISON SQUARE GARDEN]]』'''<br />(2012年3/25日に開催されたマディソン・スクエア・ガーデン公演の模様を収録)</small>
*<small>'''映画『[[Over The L'Arc-en-Ciel]]』'''<br />(ライブツアーに密着したドキュメンタリー映画)</small>
*<small>'''ドキュメンタリービデオ『[[Over The L'Arc-en-Ciel#DOCUMENTARY FILMS 〜WORLD TOUR 2012〜「Over The L'Arc-en-Ciel」|DOCUMENTARY FILMS 〜WORLD TOUR 2012〜「Over The L'Arc-en-Ciel」]]』'''<br />(ライブツアーに密着したドキュメンタリーを収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[READY STEADY GO (L'Arc〜en〜Cielの曲)|READY STEADY GO]] [WORLD TOUR 2012 LIVE at MADISON SQUARE GARDEN]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=FrjoqD-azPg]] (2012年3/25日に開催されたマディソン・スクエア・ガーデン公演の「READY STEADY GO」のライブ映像を無料配信)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "WORLD TOUR 2012 in Jakarta"』'''<brref>{{Cite web2|url=https:/>(/www.wowow.co.jp/detail/172426|title=L'Arc~en~Ciel「WORLD TOUR 2012年5月」 May 2日に開催された, 2012 Jakarta Lapangan D Senayan|publisher=WOWOWオンライン|accessdate=2021-10-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211017094807/https://www.wowow.co.jp/detail/172426|archivedate=2021-10-17}}</ref><br />(5/2公演の模様を放送)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "WORLD TOUR 2012 in NewYork"』'''<ref>{{Cite web2|url=https://www.wowow.co.jp/detail/172426|title=L'Arc~en~Ciel「20th L'Anniversary TOUR」|publisher=WOWOWオンライン|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211017094807/https://www.wowow.co.jp/detail/172426|archivedate=2023-04-16}}</ref><br />(2012年3/25日に開催されたマディソン・スクエア・ガーデン公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | 一夜限りのL'Arc〜en〜Ciel Premium Night
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj65"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
4月20日 LIQUIDROOM
;*映像化
*<small>'''Ustream配信『一夜限りのL'Arc〜en〜Ciel Premium Night』'''<br />(アルバム『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|BUTTERFLY]]』購入者のうち抽選で10万人を対象に、"USTREAMで生ラルク賞"と題し、4/20公演の模様を無料生配信<ref>{{Cite web2|date=2012-02-01|url=https://www.sonymusic.co.jp/artist/LArc-en-Ciel/info/392069|title=777人+100,000人に当たる! 一夜限りのL’Arc~en~Ciel Premium Night無料ご招待!特設サイトオープン!|publisher=ソニーミュージックオフィシャルサイト|accessdate=2023-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230415045358/https://www.sonymusic.co.jp/artist/LArc-en-Ciel/info/392069|archivedate=2023-04-15}}</ref>)
</div></div>
|-
! [[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>20th L'Anniversary<br/>WORLD TOUR 2012 THE FINAL]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''Ustream配信『一夜限りのL'Arc〜en〜Ciel Premium Night』'''<br />(アルバム『[[BUTTERFLY (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|BUTTERFLY]]』購入者のうち抽選で10万人を対象に、"USTREAMで生ラルク賞"と題し、2012年4月20日に開催されたLIQUIDROOM公演の模様を無料生配信<ref>{{Cite web2|date=2012-02-01|url=https://www.sonymusic.co.jp/artist/LArc-en-Ciel/info/392069|title=777人+100,000人に当たる! 一夜限りのL’Arc~en~Ciel Premium Night無料ご招待!特設サイトオープン!|publisher=ソニーミュージックオフィシャルサイト|accessdate=2023-04-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230415045358/https://www.sonymusic.co.jp/artist/LArc-en-Ciel/info/392069|archivedate=2023-04-15}}</ref>)
</div></div>
|-
! rowspan="2" | [[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>20th L'Anniversary<br/>WORLD TOUR 2012 THE FINAL]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全6公演<ref name="rsj65"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
5月12日 [[横浜国際総合競技場|日産スタジアム]]<br/>5月13日 日産スタジアム<br/>5月19日 [[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 野外特設ステージ]]<br/>5月20日 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 野外特設ステージ<br/>5月26日 [[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|国立競技場]] <small>(現:旧国立競技場)</small><br/>5月27日 国立競技場 <small>(現:旧国立競技場)</small>
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL LIVE at 国立競技場』'''<br />(5/26・27公演の模様の一部を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL LIVE at 国立競技場]]』'''<br />(5/27公演の模様を収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[CHASE (L'Arc〜en〜Cielの曲)|CHASE]] [20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL LIVE at National Studium]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=S-VMS9dHKTg]] (5/26公演の「CHASE」のライブ映像を無料配信)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL"』'''<br />(5/20公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
! [[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>20th L'Anniversary Year Live in Hawaii]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL LIVE at 国立競技場』'''<br />(2012年5月26日・27日に開催された国立競技場(現:旧国立競技場)公演の模様の一部を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL LIVE at 国立競技場]]』'''<br />(2012年5月27日に開催された国立競技場(現:旧国立競技場)の模様を収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[CHASE (L'Arc〜en〜Cielの曲)|CHASE]] [20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL LIVE at National Studium]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=S-VMS9dHKTg]] (2012年5月26日に開催された国立競技場(現:旧国立競技場)公演の「CHASE」のライブ映像を無料配信)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL"』'''<br />(2012年5月20日に開催されたユニバーサル・スタジオ・ジャパン 野外特設ステージ公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | [[L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>20th L'Anniversary Year Live in Hawaii]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全1公演<ref name="rsj65"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
5月31日 [[:en:Waikiki Shell|ワイキキシェル]] <small>([[ホノルル]])</small>
;*映像化
</div></div>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "20th L'Anniversary Year Live in Hawaii"』'''<br />(5/31公演の模様を放送)</small>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "20th L'Anniversary Year Live in Hawaii"』'''<br />(2012年5月31日に開催されたワイキキシェル公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
2,001 ⟶ 1,798行目:
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2014年</small>
! rowspan="2" | [[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>LIVE 2014 at 国立競技場]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全2公演<ref name="rsj66"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
3月21日 国立競技場 <small>(現:旧国立競技場)</small><br/>3月22日 国立競技場 <small>(現:旧国立競技場)</small>
;*映像化
*<small>'''ライブビデオ『[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場#ビデオ|L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場]]』'''<br />(3/22公演の模様を収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[MY HEART DRAWS A DREAM]] [L’Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at National Studium]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=T-DZ5dDCwHA]] (3/22公演の「MY HEART DRAWS A DREAM」のライブ映像を無料配信)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場"』'''<br />(3/22公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
| <small>2015年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! [[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>LIVE 2015 L'ArCASINO]]
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''ライブビデオ『[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場#ビデオ|L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場]]』'''<br />(2014年3月22日に開催された国立競技場(現:旧国立競技場)公演の模様を収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[MY HEART DRAWS A DREAM]] [L’Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at National Studium]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=T-DZ5dDCwHA]] (2014年3月22日に開催された国立競技場(現:旧国立競技場)公演の「MY HEART DRAWS A DREAM」のライブ映像を無料配信)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場"』'''<br />(2014年3月22日に開催された国立競技場(現:旧国立競技場)公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2015年</small>
! rowspan="2" | [[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>LIVE 2015 L'ArCASINO]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全2公演<ref name="rsj67"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
9月21日 [[夢洲|夢洲野外特設会場]]<br/>9月22日 夢洲野外特設会場
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO』'''<br />(9/22公演の模様を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO#ビデオ|L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO]]』'''<br />(9/22公演の模様を収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[Driver's High]] [L'Arc-en-Ciel LIVE 2015 L’ArCASINO]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=Z8AOKs2jk_k]] (9/22公演の「Driver's High」のライブ映像を無料配信)</small>
</div></div>
|-
| <small>2017年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! [[25th L'Anniversary LIVE|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>25th L'Anniversary LIVE]]
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO』'''<br />(2015年9月22日に開催された夢洲野外特設会場公演の模様を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO#ビデオ|L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO]]』'''<br />(2015年9月22日に開催された夢洲野外特設会場公演の模様を収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[Driver's High]] [L'Arc-en-Ciel LIVE 2015 L’ArCASINO]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=Z8AOKs2jk_k]] (2015年9月22日に開催された夢洲野外特設会場公演の「Driver's High」のライブ映像を無料配信)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2017年</small>
! rowspan="2" | [[25th L'Anniversary LIVE|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>25th L'Anniversary LIVE]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全2公演<ref name="rsj69"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
4月8日 東京ドーム<br/>4月9日 東京ドーム
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 25th L'Anniversary LIVE』'''<br />(4/8・9公演の模様の一部を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[25th L'Anniversary LIVE#DVD・Blu-ray|25th L'Anniversary LIVE]]』'''<br />(4/9公演の模様を中心に収録。1日目公演にのみ披露された楽曲も一部収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|REVELATION]] [25th L'Anniversary LIVE]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=47LdHewRQoM]] (4/9公演の「REVELATION」のライブ映像を無料配信)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[X X X]] [25th L'Anniversary LIVE]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=0PqPkd8Afdo]] (4/9公演の「X X X」のライブ映像を無料配信)</small>
</div></div>
|-
| <small>2018年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! [[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>LIVE 2018 L'ArChristmas]]
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel 25th L'Anniversary LIVE』'''<br />(2017年4月8日・9日に開催された東京ドーム公演の模様の一部を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[25th L'Anniversary LIVE#DVD・Blu-ray|25th L'Anniversary LIVE]]』'''<br />(2017年4月9日に開催された東京ドーム公演の模様を中心に収録。1日目公演にのみ披露された楽曲も一部収録)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|REVELATION]] [25th L'Anniversary LIVE]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=47LdHewRQoM]] (2017年4月9日に開催された東京ドーム公演の「REVELATION」のライブ映像を無料配信)</small>
*<small>'''公式YouTube Ch.『[[X X X]] [25th L'Anniversary LIVE]』'''<br />[[File:YouTube icon (2013-2017).png|30px|Play|link=https://www.youtube.com/watch?v=0PqPkd8Afdo]] (2017年4月9日に開催された東京ドーム公演の「X X X」のライブ映像を無料配信)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2018年</small>
! rowspan="2" | [[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>LIVE 2018 L'ArChristmas]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全2公演<ref name="rsj69"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
12月19日 東京ドーム<br/>12月20日 東京ドーム
;*映像化
</div></div>
*<small>'''[[TBSテレビ|TBS]]系番組『[[COUNT DOWN TV|CDTVスペシャル!クリスマス音楽祭2018]]』'''<br />(12/19・20公演の模様の一部と、hydeとtetsuyaのインタビューを放送)</small>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[TBSテレビ|TBS]]系番組『[[COUNT DOWN TV|CDTVスペシャル!クリスマス音楽祭2018]]』'''<br />(2018年12月19日・20日に開催された東京ドーム公演の模様の一部と、hydeとtetsuyaのインタビューを放送)</small>
*<small>'''[[Paravi]]配信『[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas#ドキュメンタリー番組『Documentary of LIVE 2018 L'ArChristmas』|Documentary of LIVE 2018 L'ArChristmas]]』'''<br />(ライブに密着したドキュメンタリーを期間限定で有料配信)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas』'''<br />(2018年12/19・20日に開催された東京ドーム公演の模様の一部を放送)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas#DVD・Blu-ray|LIVE 2018 L'ArChristmas]]』'''<br />(2018年12/20日に開催された東京ドーム公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2020年</small>
! rowspan="2" | [[ARENA TOUR MMXX|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>ARENA TOUR MMXX]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全8公演<ref group="注釈">[[2019新型コロナウイルス|新型コロナウイルス]]感染拡大の煽りを受け4公演が中止されたため、12公演→8公演に縮小。</ref><ref name="rsj74"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
1月9日 大阪城ホール<br/>1月10日 大阪城ホール<br/>1月12日 大阪城ホール<br/>1月13日 大阪城ホール<br/>1月18日 [[愛知県国際展示場|Aichi Sky Expo]]<br/>1月19日 Aichi Sky Expo<br/>2月8日 さいたまスーパーアリーナ<br/>2月9日 さいたまスーパーアリーナ<br />{{strike|2月28日 横浜アリーナ}}<small> ※FC限定, 中止</small><br/>{{strike|2月29日 横浜アリーナ}}<small> ※FC限定, 中止</small><br/>{{strike|3月4日 国立代々木競技場 第一体育館}}<small> ※中止</small><br/>{{strike|3月5日 国立代々木競技場 第一体育館}}<small> ※中止</small>
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel ARENA TOUR MMXX』'''<br />(2/8・9公演の模様の一部を放送)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2021年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! [[30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>30th L'Anniversary Starting Live<br/>"L'APPY BIRTHDAY!"]]
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel ARENA TOUR MMXX』'''<br />(2020年2月8日・9日に開催されたさいたまスーパーアリーナ公演の模様の一部を放送)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="4" | <small>2021年</small>
! rowspan="2" | [[30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>30th L'Anniversary Starting Live<br/>"L'APPY BIRTHDAY!"]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全2公演<ref name="rsj75"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
5月29日 [[幕張メッセ|幕張メッセ 国際展示場1-3ホール]]<br/>5月30日 幕張メッセ 国際展示場1-3ホール
;*映像化
*<small>'''[[Stagecrowd]]配信『30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"』'''<br />(5/30公演の全模様を、8月22日-23日の期間限定で有料配信)</small>
*<small>'''Veeps配信『30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"』'''<br />(5/30公演の全模様を、8月22日-23日の期間限定で有料配信)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!""』'''<br />(5/30公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
! [[30th L'Anniversary TOUR|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>30th L'Anniversary TOUR]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[Stagecrowd]]配信『30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"』'''<br />(2021年5月30日に開催された幕張メッセ 国際展示場1-3ホール公演の全模様を、2021年8月22日-23日の期間限定で有料配信)</small>
*<small>'''Veeps配信『30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!"』'''<br />(2021年5月30日に開催された幕張メッセ 国際展示場1-3ホール公演の全模様を、2021年8月22日-23日の期間限定で有料配信)</small>
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "30th L'Anniversary Starting Live "L'APPY BIRTHDAY!""』'''<br />(2021年5月30日に開催された幕張メッセ 国際展示場1-3ホール公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
! rowspan="2" | [[30th L'Anniversary TOUR|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>30th L'Anniversary TOUR]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全19公演<ref name="rsj75"/></div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
9月5日 大阪城ホール<br/>9月7日 大阪城ホール<br/>9月8日 大阪城ホール<br/>10月2日 マリンメッセ福岡<br/>10月3日 マリンメッセ福岡<br/>10月6日 日本ガイシホール<br/>10月7日 日本ガイシホール<br/>10月15日 Aichi Sky Expo<br/>10月16日 Aichi Sky Expo<br/>10月22日 幕張メッセ 国際展示場1-3ホール<br/>10月23日 幕張メッセ 国際展示場1-3ホール<br/>12月4日 さいたまスーパーアリーナ<br/>12月5日 さいたまスーパーアリーナ<br/>12月9日 横浜アリーナ<br/>12月10日 横浜アリーナ<br/>12月22日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>12月23日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>12月25日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>12月26日 国立代々木競技場 第一体育館
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "30th L'Anniversary TOUR"』'''<br />(12/25・26公演の模様の一部を放送)</small>
</div></div>
|-
| <small>2022年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! [[30th L'Anniversary LIVE|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>30th L'Anniversary LIVE]]
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration "30th L'Anniversary TOUR"』'''<br />(2021年12月25日・26日に開催された国立代々木競技場 第一体育館公演の模様の一部を放送)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2022年</small>
! rowspan="2" | [[30th L'Anniversary LIVE|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>30th L'Anniversary LIVE]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全2公演</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
5月21日 東京ドーム<br/>5月22日 東京ドーム
;*映像化
*<small>'''[[Amazon Prime Video]]配信『[[30th L'Anniversary LIVE#ライブドキュメンタリー番組『L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary』|L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary]]』'''<br />(5/22公演の模様の一部と、ライブに密着したドキュメンタリーを有料配信)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[30th L'Anniversary LIVE#DVD・Blu-ray|30th L'Anniversary LIVE]]』'''<br />(5/21・22公演の模様の一部を収録)</small>
</div></div>
|-
| <small>2024年</small>
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
! [[ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND]]
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''[[Amazon Prime Video]]配信『[[30th L'Anniversary LIVE#ライブドキュメンタリー番組『L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary』|L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary]]』'''<br />(2022年5月22日に開催された東京ドーム公演の模様の一部と、ライブに密着したドキュメンタリーを有料配信。日本を含めた世界217の国と地域で配信実施)</small>
*<small>'''ライブビデオ『[[30th L'Anniversary LIVE#DVD・Blu-ray|30th L'Anniversary LIVE]]』'''<br />(2022年5月21日・22日に開催された東京ドーム公演の模様を収録)</small>
</div></div>
|-
| rowspan="2" | <small>2024年</small>
! rowspan="2" | [[ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND|<small>L'Arc〜en〜Ciel</small><br/>ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND]]
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">全15公演</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
2月8日 国立代々木競技場 第一体育館<small> ※FC限定</small><br/>2月10日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>2月11日 国立代々木競技場 第一体育館<br />2月28日 大阪城ホール<br />2月29日 大阪城ホール<br/>3月6日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>3月7日 国立代々木競技場 第一体育館<br/>3月16日 マリンメッセ福岡<br/>3月17日 マリンメッセ福岡<small> ※追加公演</small><br/>3月23日 ポートメッセなごや 第1展示館<br/>3月24日 ポートメッセなごや 第1展示館<br/>4月6日 さいたまスーパーアリーナ<small> ※追加公演</small><br/>4月7日 さいたまスーパーアリーナ<small> ※追加公演</small><br/>4月13日 横浜アリーナ<small> ※FC限定,追加公演</small><br/>4月14日 横浜アリーナ<small> ※FC限定,追加公演</small>
;*映像化
</div></div>
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel "ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND"』'''<br />(4/6・7公演の模様の一部を放送)</small>
|-
| <div class="NavFrame" style="clear:both;border:0;">
<div class="NavHead">映像化</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel "ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND"』'''<br />(2024年4月6日・7日に開催されたさいたまスーパーアリーナ公演の模様を放送)</small>
</div></div>
|-
2,145 ⟶ 1,906行目:
<div class="NavContent" style="text-align:left;">
1月18日 東京ドーム<br/>1月19日 東京ドーム
;*映像化
*<small>'''WOWOW系番組『L'Arc〜en〜Ciel "LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-"』'''<br />(1/18・19公演の模様の一部を放送)</small>
</div></div>
|}
2,270 ⟶ 2,033行目:
{{Col-2}}
;{{flagicon|JPN}}[[オリコンチャート]]
*CD総売上枚数:約2,948950.94万枚
*アルバム首位獲得数:8作
*アルバムミリオンセラー獲得数:6作
2,277 ⟶ 2,040行目:
*DVD総合チャート首位獲得数:7作
*BD総合チャート首位獲得数:3作
*総合ミュージックDVD・BDランキング首位獲得数:3作
*<small>同一アーティストによる最多週間シングルチャートTOP30入り:15作 (2006年)</small>
*<small>VHS・DVD合算総売上ダブルミリオン達成 (2011年)</small>
2,291 ⟶ 2,054行目:
*ゴールド以上認定着うた作品数:1作
*ゴールド以上認定着うたフル・シングルトラック作品数:26作
*ゴールド以上認定ストリーミング作品数:2作
{{Col-end}}
 
2,298 ⟶ 2,062行目:
! colspan="2"| シングル
! colspan="2"| シングルトラック
! colspan="2"| ストリーミング
|-
! rowspan="2"| 1
2,303 ⟶ 2,068行目:
| colspan="2"| <center>'''「[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]」'''</center>
| colspan="2"| <center>'''「[[DAYBREAK'S BELL]]」'''</center>
| colspan="2"| <center>'''「HONEY」'''</center>
|-
| <center>2ミリオン</center> || <center>1999年7月認定</center>
| <center>ミリオン</center> || <center>1998年8月認定</center>
|<center>プラチナ</center> || <center>2009年9月認定</center>
|<center>ゴールド</center> || <center>2025年2月認定</center>
|-
! rowspan="2"| 2
2,312 ⟶ 2,079行目:
| colspan="2"| <center>'''「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]」'''</center>
| colspan="2"| <center>'''「[[READY STEADY GO (L'Arc〜en〜Cielの曲)|READY STEADY GO]]」'''</center>
| colspan="2"| <center>'''「[[Driver's High]]」'''</center>
|-
| <center>2ミリオン</center> || <center>1999年7月認定</center>
| <center>ミリオン</center> || <center>1998年10月認定</center>
|<center>プラチナ</center> || <center>2012年4月認定</center>
|<center>ゴールド</center> || <center>2025年3月認定</center>
|-
! rowspan="2"| 3
2,321 ⟶ 2,090行目:
| colspan="2"| <center>'''「[[HEAVEN'S DRIVE]]」'''</center>
| colspan="2"| <center>'''「[[Link (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Link]]」'''</center>
| colspan="2" rowspan="6" | <center>-</center>
|-
| <center>ミリオン</center> || <center>1998年3月認定</center>
2,329 ⟶ 2,099行目:
| colspan="2"| <center>'''『[[True (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|True]]』'''</center>
| colspan="2"| <center>'''「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE/finale]]」'''</center>
| colspan="2"| <center>'''「[[Driver's High]]」'''</center>
|-
| <center>ミリオン</center> || <center>1997年8月認定</center>
2,358 ⟶ 2,128行目:
| rowspan="2" style="text-align: left;" | 1998年11月21日
! 第31回[[全日本有線放送大賞]]<br />“大賞”
| シングルSg「[[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]」
|-
! 第31回全日本有線放送大賞<br />“最多リクエスト歌手賞”
2,364 ⟶ 2,134行目:
|-
| 1998年12月31日
! 第40回[[日本レコード大賞]]<br />“優秀作品賞”<ref>{{Cite web2|url=http://www.jacompa.or.jp/rekishi/d1998.htm|title=第40回日本レコード大賞|publisher=日本レコード大賞|accessdate=20232008-0405-1105|archiveurl=https://web.archive.org/web/20080505071921/http://www.jacompa.or.jp/rekishi/d1998.htm|archivedate=20232008-0405-1105}}</ref>
| シングルSg「HONEY」
|-
| rowspan="2" style="text-align: left;" | 1999年3月1日
2,375 ⟶ 2,145行目:
|-
| rowspan="2" style="text-align: left;" | 1999年3月3日
! 第13回[[日本ゴールドディスク大賞]]<br />“SONG OF THE YEAR”<ref name="golddisc13th">{{Cite web2|url=http://www.golddisc.jp/award/013/main.html|title=第13回日本ゴールドディスク大賞|publisher=日本ゴールドディスク大賞|accessdate=20232015-04-1127|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150427043857/http://www.golddisc.jp/award/013/main.html|archivedate=20232015-04-1127}}</ref>
| シングルSg「HONEY」「[[花葬]]」「[[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]」
|-
! 第13回日本ゴールドディスク大賞<br />“ROCK ALBUM OF THE YEAR”<ref name="golddisc13th" />
| アルバムAl『[[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|HEART]]』
|-
| 1999年12月7日
2,390 ⟶ 2,160行目:
|-
| rowspan="2" style="text-align: left;" | 2000年3月15日
! 第14回日本ゴールドディスク大賞<br />“SONG OF THE YEAR”<ref name="golddisc14th">{{Cite web2|url=http://www.golddisc.jp/award/014/main.html|title=第14回日本ゴールドディスク大賞|publisher=日本ゴールドディスク大賞|accessdate=20232012-0401-1121|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120121070554/http://www.golddisc.jp/award/014/main.html|archivedate=20232012-0401-1121}}</ref>
| シングルSg「[[HEAVEN'S DRIVE]]」
|-
! 第14回日本ゴールドディスク大賞<br />“ROCK ALBUM OF THE YEAR”<ref name="golddisc14th" />
| アルバムAl『[[ark (アルバム)|ark]]』『[[ray (アルバム)|ray]]』、シングル「[[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE]]」
|-
| rowspan="2" style="text-align: left;" | 2000年12月23日
2,404 ⟶ 2,174行目:
|-
| 2001年3月13日
! 第15回日本ゴールドディスク大賞<br />“ROCK ALBUM OF THE YEAR”<ref>{{Cite web2|url=http://www.golddisc.jp/award/015/15th_001.html#gd154|title=第15回日本ゴールドディスク大賞|publisher=日本ゴールドディスク大賞|accessdate=20232011-04-1129|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110429085435/http://www.golddisc.jp/award/015/15th_001.html#gd154|archivedate=20232011-04-1129}}</ref>
| アルバムAl『[[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)|REAL]]』
|-
| 2002年3月13日
! 第16回日本ゴールドディスク大賞<br />“ROCK ALBUM OF THE YEAR”<ref>{{Cite web2|url=http://www.golddisc.jp/award/016/jushou_1.html#gd5|title=第16回日本ゴールドディスク大賞|publisher=日本ゴールドディスク大賞|accessdate=20232011-04-1129|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110429085442/http://www.golddisc.jp/award/016/jushou_1.html#gd5|archivedate=20232011-04-1129}}</ref>
| アルバムAl『[[Clicked Singles Best 13]]』
|-
| 2006年3月17日
2,424 ⟶ 2,194行目:
|-
| 2008年3月
! [[J-MELO]] Awards 第1回「アーティスト別 (2007年)」第1位<ref name="jmelo">{{Cite web2|url=http://www.nhk.or.jp/j-melo/japanese/awards/index.html|title=J-MELO アワーズ:J-MELO|publisher=日本放送協会|accessdate=20232013-0403-1105|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130305053200/http://www.nhk.or.jp/j-melo/japanese/awards/index.html|archivedate=20232013-0403-1105}}</ref><br/>“Most Requested Artist”
| &nbsp;
|-
2,447 ⟶ 2,217行目:
|-
! style="width:22%;"| 曲名
! style="width:35%;"| タイアップ内容
! style="width:13%;"| オンエア期間など
! style="width:22%;"| 収録作品
2,453 ⟶ 2,223行目:
! [[Blurry Eyes]]
| [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系テレビアニメ『[[D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜]]』オープニングテーマ
| 1994年10月7日<br /> - 1994年12月23日
| 1stシングル1stSg「Blurry Eyes」
|-
! [[Vivid Colors]]
| 日本テレビ系番組『[[ぐるぐるナインティナイン]]』エンディングテーマ
| 1995年7月2日<br /> - 1995年9月24日
| rowspan="2" | 2ndシングル2ndSg「Vivid Colors」
|-
! [[Vivid Colors#収録曲|Brilliant Years]]
| 日本テレビ系番組『[[しんドラ]]』エンディングテーマ
| 1995年4月11日<br /> - 1995年6月27日
|-
! [[夏の憂鬱|夏の憂鬱<br /><nowiki>[time to say good-bye]</nowiki>]]
| [[TBSテレビ|TBS]]系番組『M-Navi』エンディングテーマ
| 1995年10月6日<br /> - 1995年11月24日
| 3rdシングル3rdSg「夏の憂鬱 [time to say good-bye]」
|-
! rowspan="2" | [[風にきえないで]]
| [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系番組『[[猛烈アジア太郎]]』エンディングテーマ
| 1996年7月1日<br /> - 1996年7月31日
| rowspan="2" | 4thシングル4thSg「風にきえないで」
|-
| 日本テレビ系番組『ミュージックパーク』エンディングテーマ
| 1996年8月1日<br /> - 1996年8月31日
|-
! [[flower (L'Arc〜en〜Cielの曲)|flower]]
| フジテレビ系番組『[[プロ野球ニュース]]』テーマソング
| 1996年10月1日<br /> - 1997年3月10日
| 5thシングル5thSg「flower」
|-
! [[Lies and Truth]]
| [[テレビ東京]]系番組『[[JAPAN COUNTDOWN|TOWER COUNTDOWN]]』エンディングテーマ
| 1996年12月2日<br /> - 1996年12月30日
| 6thシングル6thSg「Lies and Truth」
|-
! [[the Fourth Avenue Cafe|the Fourth Avenue Café]]
| フジテレビ系[[テレビアニメ]]『[[るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (アニメ)|るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-]]』第4期エンディングテーマ
| 1997年2月12日<br /> - 1997年3月5日
| 29thシングル29thSg「the Fourth Avenue Café」
|-
! [[虹 (L'Arc〜en〜Cielの曲)|虹]]
| [[ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本)|ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント]]配給映画『[[るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (アニメ)#劇場版|劇場版 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌]]』オープニングテーマ
| 1997年12月20日<br />(公開)
| 7thシングル7thSg「虹」
|-
! [[winter fall]]
| [[テレビ朝日]]系列放送・[[アメリカ合衆国|アメリカ]][[CBS]]製作ドラマ『[[シカゴ・ホープ]]』第2シーズンイメージソング
| 1998年1月14日<br /> - 1998年3月11日
| 8thシングル8thSg「winter fall」
|-
! [[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|milky way]]
| TBS系番組『[[ワンダフル (テレビ番組)|ワンダフル]]』テーマソング
| 1998年3月2日<br /> - 1998年3月30日
| rowspan="2" | 5thアルバム5thAl『HEART』
|-
! [[HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|Shout at the Devil]]
| [[ダイハツ工業]]「[[ダイハツ・ムーヴ|ムーヴエアロダウンカスタムXX]]」CMソング
| 1998年5月6日<br /> - 1998年9月30日
|-
! rowspan="2" | [[DIVE TO BLUE]]
| TBS系番組『[[特捜!芸能ポリスくん]]』エンディングテーマ
| 1998年4月8日<br /> - 1998年9月16日
| rowspan="2" | 9thシングル9thSg「DIVE TO BLUE」
|-
| 「[[NTTパーソナル|NTTパーソナル関西]]」CMソング ※
| 1998年6月6日<br /> - 1998年9月30日
|-
! rowspan="3" | [[HONEY (L'Arc〜en〜Cielの曲)|HONEY]]
| TBS系番組『[[スーパーサッカー (TBSのサッカー番組)|スーパーサッカー]]』テーマソング
| 1998年5月2日<br /> - 1998年9月30日
| rowspan="3" | 10thシングル10thSg「HONEY」
|-
| 「NTTパーソナル関西」CMソング
| 1998年6月6日<br /> - 1998年9月30日
|-
| [[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]・[[日本BS放送|BS11]]系テレビアニメ『[[ReLIFE]]』第4話エンディングテーマ
2,533 ⟶ 2,303行目:
! [[花葬]]
| テレビ朝日系番組『[[真相究明!噂のファイル]]』エンディングテーマ
| 1998年7月4日<br /> - 1998年9月12日
| 11thシングル11thSg「花葬」
|-
! [[浸食 〜lose control〜]]
| [[トライスター ピクチャーズ|トライスターピクチャーズ]]/[[東宝]]配給映画『[[GODZILLA]]』挿入曲
| 1998年7月11日<br />(公開)
| 12thシングル12thSg「浸食 〜lose control〜」
|-
! [[forbidden lover]]
| 日本テレビ系番組『[[知ってるつもり?!]]』テーマソング
| 1998年10月11日<br /> - 1999年3月21日
| 14thシングル14thSg「forbidden lover」
|-
! [[snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)|snow drop]]
| フジテレビ系ドラマ『[[走れ公務員!|走れ公務員! POLICE WOMAN]]』主題歌
| 1998年10月13日<br /> - 1998年12月22日
| 13thシングル13thSg「snow drop」
|-
! [[ark (アルバム)#収録曲|What is love]]
| TBS系番組『[[エクスプレス (テレビ番組)|エクスプレス]]』テーマソング
| 1999年3月29日<br /> - 2000年9月29日
| 6thアルバム6thAl『ark』
|-
! [[ray (アルバム)#収録曲|It's the end]]
| [[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]用ゲームソフト『[[グランディア]]』CMイメージソング
| 1999年6月19日<br /> - 1999年7月4日
| 7thアルバム7thAl『ray』
|-
! rowspan="4" | [[Driver's High]]
| フジテレビ系テレビアニメ『[[GTO (漫画)|GTO]]』第1期オープニングテーマ
| rowspan="2" | 1999年6月30日<br /> - 1999年12月19日
| rowspan="4" | 17thシングル17thSg「Driver's High」
|-
| フジテレビ系テレビアニメ『GTO』44話・45話エンディングテーマ
|-
| [[AOKIホールディングス#ファッション事業|ORIHICA]] 特別WEB動画『フレッシャーズ応援特別ムービー ~Driver's High~』<ref>{{Cite web2|date=2024-12-24|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000995.000011795.html|title=L’Arc-en-Ciel×ORIHICAコラボ動画 第2弾!名曲「Driver’s High」にのせ、人気急上昇中の俳優/モデルのせりんさんが新生活への期待を表現!|publisher=PR TIMES|accessdate=2024-12-26|archiveurl=https://web.archive.org/web/20241226105320/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000995.000011795.html|archivedate=2024-12-26}}</ref>
| 2024年12月24日<br />(公開)
|-
| [[カーセンサー]]「Carsensor's High篇」CMソング
| 2025年3月1日<br /> - 2025年3月31日
|-
! [[Pieces (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Pieces]]
| [[ソーテック]]「[[ソーテック#製品|e-one 500]]」CMソング
| 1999年7月24日<br /> - 1999年9月30日
| 16thシングル16thSg「Pieces」
|-
! rowspan="2" | [[LOVE FLIES]]
| [[テレビ朝日]]系[[サタデードラマ|ドラマ]]『[[青い鳥症候群 (テレビドラマ)|青い鳥症候群]]』主題歌
| 1999年10月16日<br /> - 1999年12月11日
| rowspan="2" | 18thシングル18thSg「LOVE FLIES」
|-
| [[キヤノン]]「[[ピクサス#WonderBJ|WonderBJ]]」CMソング ※
| 1999年10月25日<br /> - 1999年12月5日
|-
! [[ray (アルバム)#収録曲|いばらの涙]]
| テレビ朝日系ドラマ『青い鳥症候群』テーマソング
| 1999年10月16日<br /> - 1999年12月11日
| 7thアルバム7thAl『ray』
|-
! [[NEO UNIVERSE/finale#収録曲|trick<br />-new wave of japanese heavy metal mix-]]
| [[ツーカー]]セルラー東京・東海「[[EZweb]] 誕生キャンペーン」CMイメージソング
| 1999年11月20日<br /> - 1999年12月12日
| rowspan="5" | 19thシングル19thSg「NEO UNIVERSE/finale」
|-
! [[NEO UNIVERSE/finale|NEO UNIVERSE]]
| [[資生堂]]「[[ピエヌ]]」CMソング
| 2000年1月1日<br /> -2000年 3月20日
|-
! rowspan="2" | [[NEO UNIVERSE/finale|finale]]
2,606 ⟶ 2,376行目:
|-
| キヤノン「WonderBJ」CMソング ※
| 2000年3月16日<br /> - 2000年9月30日
|-
! [[NEO UNIVERSE/finale#収録曲|hole]]
2,615 ⟶ 2,385行目:
| 資生堂「ピエヌ」CMソング
| 2000年6月1日<br /> - 未詳
| 20thシングル20thSg「STAY AWAY」
|-
! [[ectomorphed works#収録曲|fate<br /><nowiki>[everybody knows but god mix]</nowiki>]]
| PlayStation用ゲームソフト『[[ディノクライシス|ディノクライシス2]]』イメージソング
| 2000年9月13日<br />(発売)
| リミックスアルバムRemixAl『ectomorphed works』
|-
! [[REAL (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|get out from the shell<br />-asian version-]]
| [[トヨタ自動車]][[アジア|アジア地区]]CMソング(日本以外のアジア地域限定)
| 未詳
| 8thアルバム8thAl『REAL』
|-
! [[Spirit dreams inside -another dream-#収録曲|Spirit dreams inside]]
| [[ギャガ|ギャガ=ヒューマックス]]配給映画『[[ファイナルファンタジー (映画)|FINAL FANTASY]]』主題歌
| 2001年7月11日<br />(公開)
| 21stシングル21stSg「Spirit dreams inside -another dream-」
|-
! rowspan="3" | [[READY STEADY GO (L'Arc〜en〜Cielの曲)|READY STEADY GO]]
| [[毎日放送|MBS]]・TBS系テレビアニメ『[[鋼の錬金術師 (アニメ)|鋼の錬金術師]]』第2期オープニングテーマ
| 2004年1月10日<br /> -2004年 同年3月27日
| rowspan="3" | 22ndシングル22ndSg「READY STEADY GO」
|-
| [[ヤクルト本社|養楽多 投資有限公司]]「[[ヤクルト本社#ヤクルト|養楽多]]」CMソング(中国)
| 未詳
|-
| ORIHICA 特別WEB動画『READY SUITS GO』
| ORIHICA 特別WEB動画『READY SUITS GO』<ref>{{Cite web2|date=2024-01-19|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000243906|title=L'Arc-en-Ciel × ORIHICA、フレッシャーズに向けた特別ムービー『READY SUITS GO』公開|publisher=BARKS|accessdate=2024-01-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240119070923/https://www.barks.jp/news/?id=1000243906|archivedate=2024-01-19}}</ref>
| 2024年1月19日<br />(公開)
|-
2,646 ⟶ 2,416行目:
| [[エクシング]]「ポケメロ[[JOYSOUND]]」CMソング
| 2004年2月25日<br /> - 未詳
| rowspan="2" | 23rdシングル23rdSg「瞳の住人」
|-
| [[江崎グリコ|上海江崎格力高食品]]「<span lang="zh" lang="zh">慕纱</span>」CMソング(中国)
2,653 ⟶ 2,423行目:
! [[自由への招待]]
| ダイハツ工業「ムーヴカスタム Vセレクション」CMソング
| 2004年5月12日<br /> - 2004年12月31日
| 24thシングル24thSg「自由への招待」
|-
! [[Killing Me]]
| テレビ朝日系番組『[[Matthew's Best Hit TV]]』エンディングテーマ
| 2005年1月5日<br /> - 2005年3月31日
| 25thシングル25thSg「Killing Me」
|-
! [[New World (L'Arc〜en〜Cielの曲)|New World]]
| 日本テレビ系[[プロ野球中継]]番組『[[Dramatic Game 1844|1球の緊張感 THE LIVE 2005]]』上半期テーマソング
| 2005年4月1日<br /> - 2005年7月23日
| 26thシングル26thSg「New World」
|-
! [[叙情詩 (曲)|叙情詩]]
| 日本テレビ系番組『[[スーパーテレビ情報最前線]]』エンディングテーマ
| 2005年4月11日<br /> - 2005年6月27日
| 27thシングル27thSg「叙情詩」
|-
! [[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|AS ONE]]
| [[GYAO!#GyaO|GyaO]]『サッカープレミアム』イメージソング
| 2005年6月1日<br /> - 2005年6月7日
| 10thアルバム10thAl『AWAKE』
|-
! rowspan="2" | [[Link (L'Arc〜en〜Cielの曲)|Link]]
| エクシング「ポケメロJOYSOUND」CMソング
| 2005年7月1日<br /> - 2005年9月30日
| rowspan="2" | 28thシングル28thSg「Link」
|-
| [[松竹]]配給映画『[[劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者]]』オープニングテーマ
2,687 ⟶ 2,457行目:
| 松竹配給映画『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』エンディングテーマ
| 2005年7月23日<br />(公開)
| rowspan="2" | 10thアルバム10thAl『AWAKE』
|-
! [[AWAKE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)#収録曲|twinkle, twinkle]]
2,695 ⟶ 2,465行目:
! [[SEVENTH HEAVEN (L'Arc〜en〜Cielの曲)|SEVENTH HEAVEN]]
| 日本テレビ系番組『[[スポーツうるぐす]]』テーマソング
| 2007年4月1日<br /> - 2007年6月3日
| 30thシングル30thSg「SEVENTH HEAVEN」
|-
! rowspan="2" |[[NEXUS 4/SHINE|SHINE]]
| [[NHK衛星第2テレビジョン|NHK-BS2]][[衛星アニメ劇場]]枠テレビアニメ『[[守り人シリーズ#テレビアニメ|精霊の守り人]]』オープニングテーマ
| 2007年4月7日<br /> - 2007年9月29日
| rowspan="2" |35thシングル35thSg「NEXUS 4/SHINE」
|-
| 上海江崎格力高食品「<span lang="zh" lang="zh">慕纱</span>」CMソング(中国)
2,709 ⟶ 2,479行目:
| [[麒麟麦酒|台湾麒麟啤酒]]「麒麟〈生〉激暢ビール」CMソング(台湾)
| 未詳
| 9thアルバム9thAl『SMILE』
|-
! rowspan="2" | [[MY HEART DRAWS A DREAM]]
| [[富士重工業]]「[[スバル・レガシィ]]」CMソング
| 2007年5月16日 - 2008年5月8日
| rowspan="2" | 31stシングル31stSg「MY HEART DRAWS A DREAM」
|-
| 上海江崎格力高食品「<span lang="zh" lang="zh">慕纱</span>」CMソング(中国)
2,722 ⟶ 2,492行目:
| [[エムティーアイ]]「[[music.jp]]」CMソング
| 未詳
| rowspan="4" | 32ndシングル32ndSg「DAYBREAK'S BELL」
|-
| MBS・TBS系テレビアニメ『[[機動戦士ガンダム00]]』(ファーストシーズン) 第1期オープニングテーマ
2,735 ⟶ 2,505行目:
! rowspan="2" | [[Hurry Xmas]]
| [[福岡県]]・[[天神 (福岡市)|天神]]主催イベント「天神のクリスマスへ行こう2007」テーマソング
| 2007年11月16日<br /> - 2007年12月25日
| rowspan="2" | 33rdシングル33rdSg「Hurry Xmas」
|-
| 富士重工業「スバル・レガシィ」CMソング
| 2008年11月26日<br /> - 2008年12月25日
|-
! rowspan="2" | [[DRINK IT DOWN]]
| [[PlayStation 3]]・[[Xbox 360]]・[[パーソナルコンピュータ|PC]]用ゲーム『[[デビルメイクライ4]]』テーマソング
| 2008年1月31日<br />(発売)
| rowspan="2" | 34thシングル34thSg「DRINK IT DOWN」
|-
| [[PlayStation 4]]・[[Xbox One]]・PC用ゲーム『[[デビルメイクライ4|デビルメイクライ4 スペシャルエディション]]』テーマソング
2,751 ⟶ 2,521行目:
! rowspan="2" | [[NEXUS 4/SHINE|NEXUS 4]]
| 富士重工業「スバル・レガシィ」CMソング
| 2008年5月9日<br /> - 2008年11月25日
| rowspan="2" | 35thシングル35thSg「NEXUS 4/SHINE」
|-
| 上海江崎格力高食品「<span lang="zh" lang="zh">慕纱</span>」CMソング(中国)
2,760 ⟶ 2,530行目:
| [[日本放送協会|NHK]][[バンクーバーオリンピック]]・[[バンクーバーパラリンピック|パラリンピック]][[NHKオリンピック歴代テーマソング|放送テーマソング]]
| 2010年2月12日<br /> - 未詳
| 36thシングル36thSg「BLESS」
|-
! [[I Love Rock'n Roll (L'Arc〜en〜Cielの曲)|I Love Rock'n Roll]]
|[[ペプシコーラ]]「[[ペプシコーラ|PEPSI NEX]]」CMソング ※
| 2010年3月2日<br /> - 未詳
| 配信限定シングルSg「I Love Rock'n Roll」
|-
! [[GOOD LUCK MY WAY]]
| [[松竹]]/[[アニプレックス]]配給映画『[[鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星]]』主題歌
| 2011年7月2日<br />(公開)
| 37thシングル37thSg「GOOD LUCK MY WAY」
|-
! [[CHASE (L'Arc〜en〜Cielの曲)|CHASE]]
| [[ワーナー ブラザース ジャパン|ワーナー・ブラザース映画]]配給映画『[[ワイルド7]]』主題歌
| 2011年12月21日<br />(公開)
| 39thシングル39thSg「CHASE」
|-
! rowspan="2" | [[Don't be Afraid]]
| [[PlayStation VR]]向けミュージックビデオ『Don't be Afraid -Biohazard×L'Arc-en-Ciel on PlayStationVR』
| 2016年11月17日<br />(配信開始)
| rowspan="2" | 41stシングル41stSg「Don't be Afraid」
|-
| [[ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本)|ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント]]配給映画『[[バイオハザード: ザ・ファイナル]]』日本語吹替版主題歌<ref>{{Cite web2|date=2016-11-08|url=https://natalie.mu/eiga/news/208330|title=映画『ワイルド7』主題歌は、L'Arc~en~Cielの書き下ろし|publisher=BARKS|accessdate=2023-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20230416193046/https://natalie.mu/eiga/news/208330|archivedate=2023-04-16}}</ref>
| 2016年12月23日<br />(日本公開)
|-
2,788 ⟶ 2,558行目:
| [[ソニー]]「ハイレゾ級ワイヤレス MDR-1000X」CMソング ※
| 2016年10月17日<br /> - 未詳
| 配信限定シングルSg「Don't be Afraid -English version-」
|-
! [[FOREVER (L'Arc〜en〜Cielの曲)|FOREVER]]
| 日本テレビ系テレビアニメ『[[EDENS ZERO]]』第2期オープニングテーマ
| 2021年7月4日<br /> - 2021年10月3日
| 配信限定シングルSg「FOREVER (Anime Edit)」、43rdシングル43rdSg「FOREVER」
|-
! rowspan="2" | [[ミライ (L'Arc〜en〜Cielの曲)|ミライ]]
| PC用オンラインゲーム『[[BLUE PROTOCOL]]』オープニングテーマソング
| 2023年6月14日<br />(サービス開始)
| rowspan="2" | 42ndシングル42ndSg「ミライ」
|-
| [[PlayStation 5]]・[[Xbox Series X/S]]用オンラインゲーム『BLUE PROTOCOL』オープニングテーマ
2,804 ⟶ 2,574行目:
|-
! [[YOU GOTTA RUN]]
| テレビ東京系テレビアニメ『[[BEYBLADE X]]』第2期オープニングテーマ
| 2024年10月18日<br /> - 2025年3月28日
| 44thシングル44thSg「YOU GOTTA RUN」
|-
! YOU GOTTA RUN<br /> -English version-
| テレビ東京系テレビアニメ『BEYBLADE X』海外版オープニングテーマ
| 2025年4月26日<br /> - 未詳
| -
|}
 
2,847 ⟶ 2,622行目:
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
<div style="height: 200px; overflow: auto; padding: 6px; border:1px solid #AAAAAA;" >
{{Notelist|2}}
</div>
=== 参考文献・出典 ===
 
=== 出典 ===
<div style="height: 200px; overflow: auto; padding: 6px; border:1px solid #AAAAAA;" >
{{Reflist|2}}
</div>
 
== 参考文献 ==
{{Col-begin-small}}
{{Col-3}}
*『[[We ROCK|ロッキンf]]』、 [[リットーミュージック|立東社]]、1993年4月号、[[雑誌コード|T1009749040659]]
*『ロッキンf』、立東社、1993年5月号、[[雑誌コード|T1009749050658]]
*『[[SHOXX]]』、[[音楽専科社]]、1993年5月号Vol.16、[[雑誌コード|T1004537050759]]
*『[[FOOL'S MATE]]』、フールズメイト、1994年3月号、[[雑誌コード|T1007825030785]]
*『ロッキンf』、立東社、1994年8月号、[[雑誌コード|T1009749080600]]
*『[[月刊ギグス|GiGS]]』、 [[シンコーミュージック・エンタテイメント|シンコー・ミュージック]]、1994年9月号、[[雑誌コード|T1005291090500]]
*『GiGS』、シンコー・ミュージック、1995年9月号、[[雑誌コード|T1005291090500]]
*『L'Arc〜en〜Ciel is』、シンコー・ミュージック、1996年、ISBN 978-4-40-161535-3
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*『PATi PATi』、 [[ソニー・マガジンズ]]、1998年7月号、[[雑誌コード|T1107555070607]]
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*『GiGS』、シンコー・ミュージック、1998年12月号、[[雑誌コード|T1105291120631]]
*『PATi PATi』、ソニー・マガジンズ、1999年7月号、[[雑誌コード|T1107555070652]]
*『R&R NewsMaker』、[[ビクターエンタテインメント]]、1999年7月号No.130、[[雑誌コード|T1109765070705]]
*『[[CD&DLでーた|CDでーた]]』、[[角川書店]]、2000年2月5日号 vol.12 No.2、[[雑誌コード|T1123551020323]]
*『[[ミュージック・マガジン]]』、株式会社ミュージック・マガジン、2000年4月号、[[雑誌コード|T1108479040509]]
*『[[WHAT's IN?]]』、ソニー・マガジンズ、2000年7月号、[[雑誌コード|T1119855070300]]
*『GiGS』、シンコー・ミュージック、2000年10月号、[[雑誌コード|T1105291100657]]
*『R&R NewsMaker』、ビクターエンタテインメント、2000年10月号No.145、[[雑誌コード|T1109765100709]]
*『WHAT's IN?』、ソニー・マガジンズ、2002年1月号、[[雑誌コード|T1119855010337]]
*『[[ROCKIN'ON JAPAN]]』、ロッキング・オン、2002年4月号、[[雑誌コード|T1109797040592]]
{{Col-3}}
*『WHAT's IN?』、ソニー・マガジンズ、2002年4月号、[[雑誌コード|T1119855040334]]
*『考えるヒット3 - 近田春夫』<「ユーミン神話」は枯れない! 対談 松任谷由実>、[[文春文庫]]、2002年、ISBN 978-4-16-710710-9
*『ROCKIN'ON JAPAN』、ロッキング・オン、2004年3月号、[[雑誌コード|T1109797030555]]
*『ROCKIN'ON JAPAN』、ロッキング・オン、2004年4月号、[[雑誌コード|T1109797040554]]
*『[[音楽と人]]』、USEN(発行)、シンコー・ミュージック(発売)、2004年4月号、[[雑誌コード|T1112129040689]]
*『GiGS』、シンコー・ミュージック、2004年8月号、[[EANコード|JAN 4910052910843]]
*『哲学。』、ソニー・マガジンズ、2004年、ISBN 978-4-7897-2211-7
*『ROCKIN'ON JAPAN』、ロッキング・オン、2005年7月号、[[EANコード|JAN 4910097970758]]
*『WHAT's IN?』、ソニー・マガジンズ、2005年7月号、[[EANコード|JAN 4910198550750]]
*『WORDS L'Arc〜en〜Ciel』、角川書店、2005年、著者:[[鹿野淳]]、ISBN 978-4-04-883935-8
*『R&R NewsMaker』、[[ぴあ (雑誌)|ぴあ]]、2006年5月号No.206、[[EANコード|JAN 4910197390562]]
*『CDでーた』、角川書店、2006年5月14日号 vol.18 No.5、[[EANコード|JAN 4910042770563]]
*『[[サウンド&レコーディング・マガジン]]』、[[リットーミュージック]]、2006年6月号、[[EANコード|JAN 4910040190660]]
*『GiGS』、シンコーミュージック・エンタテイメント、2006年7月号、[[EANコード|JAN 4910052910768]]
*『R&R NewsMaker』、ぴあ、2006年10月号No.211、[[EANコード|JAN 4910197391064]]
*『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 01』、ソニー・マガジンズ、2006年
*『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 02』、ソニー・マガジンズ、2006年
*『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』、ソニー・マガジンズ、2006年
*『[[MUSICA]]』、株式会社FACT、2007年11月号、[[EANコード|JAN 4910085211177]]
*『WHAT's IN?』、ソニー・マガジンズ、2007年12月号、[[EANコード|JAN 4910198551276]]
*『[[別冊宝島]]1399 音楽誌が書かないJポップ批評47 L’Arc-en-Cielの奇跡』、[[宝島社]]、2007年、ISBN 978-4-7966-5701-3
*『音楽CD検定公式ガイドブック(下)』「L'Arc-en-Ciel 巨大なスケールを獲得したスタジアム・バンド」、音楽出版社、2007年、ISBN 978-4-86-171030-8
*『IRON MAIKEN』、ぴあ、2008年、ISBN 978-4-8356-1681-0
{{Col-3}}
*『音楽と人』、USEN、2009年3月号、[[EANコード|JAN 4910021610392]]
*『音楽と人』、株式会社音楽と人、2010年8月号、[[EANコード|JAN 4910021610804]]
*『WORDSⅡ L'Arc〜en〜Ciel』、角川マガジンズ、2010年、著者:鹿野淳、ISBN 978-4-04-732507-4
*『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、リットーミュージック、2010年、ISBN 978-4-8456-1771-5
*『WHAT's IN?』、ソニー・マガジンズ、2011年2月号、[[EANコード|JAN 4910198550217]]
*『WHAT's IN?』、ソニー・マガジンズ、2012年2月号、[[EANコード|JAN 4910198550224]]
*『GiGS』、シンコーミュージック・エンタテイメント、2012年3月号、[[EANコード|JAN 4910052910324]]
*『[[リズム&ドラム・マガジン]]』、リットーミュージック、2012年4月号、[[EANコード|JAN 4910193030424]]
*『THE HYDE』、ソニー・マガジンズ、2012年、著者:寶井秀人、ISBN 978-4-78-973518-6
*『哲学2。』、エムオン・エンタテインメント、2012年、ISBN 978-4-7897-3532-2
*『ken牛乳』、株式会社音楽と人、2013年、ISBN 978-4-9039-7918-2
*『GiGS』、シンコーミュージック・エンタテイメント、2014年9月号、[[EANコード|JAN 4910052910942]]
*『yukihiro milk another story』、株式会社音楽と人、2014年、ISBN 978-4-903979-20-5
*『CD&DLでーた』、KADOKAWA、2015年11月-12月号 No.6、[[EANコード|JAN 4910043611254]]
*『リズム&ドラム・マガジン』、リットーミュージック、2016年1月号、[[EANコード|JAN 4910193030165]]
*『サウンド&レコーディング・マガジン』、リットーミュージック、2017年2月号、[[EANコード|JAN 4910040190271]]
*『音楽と人』、株式会社音楽と人、2017年12月号、[[EANコード|JAN 4910021611276]]
*『すべての道はV系へ通ず。』、シンコーミュージック・エンタテイメント、2018年、ISBN 978-4-4016-4639-5
*『音楽プロデューサー 岡野ハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC』、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年、ISBN 978-4-4016-4715-6
*『大石征裕 自伝 夢の船』、シンコーミュージック・エンタテイメント、2020年、ISBN 978-4-401-64811-5
*『別冊カドカワScene07』、[[KADOKAWA]]、2021年、ISBN 978-4-0489-7082-2
*『[[ローリング・ストーン#日本版|Rolling Stone Japan]] L'Arc-en-Ciel 30th L'Anniversary Special Collectors Edition』、CCCミュージックラボ、2021年、ISBN 978-4-7770-2646-3
{{Col-end}}
 
== 関連項目 ==
2,875 ⟶ 2,730行目:
* [https://www.facebook.com/LArc.en.Ciel/ L'Arc-en-Ciel Official Facebook]
* [https://myspace.com/larcenciel L'Arc-en-Ciel Official MySpace]
 
* [https://maverick-dci.com/ MAVERICK]
* [https://www.kioon.com/ Ki/oon Music]