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付属する紙製の付録“TR-808”では、カタカナと記号が記された16本のバーを動かし、[[擬声語|オノマトペ]]の組み合わせによるリズム・パターンを作ることができる。リズムを声と手拍子で直感的に表現することに主眼が置かれ、電子音が鳴る仕掛けはない。
 
高校時代の米軍キャンプでのバンド活動で[[ファンク]]に開眼し<ref>{{Cite web|和書|title=『うる星やつら』からオーケストラまで、日本屈指のマルチ・ミュージシャンのキャリアを紐解く |url=https://www.barks.jp/news/?id=1000154007814370/ |website=BARKS |access-date=2022-08-13}}</ref>、イギリス移住後はロンドンを主な拠点にキューバ、ジャマイカ、ブラジルなど世界中を渡り歩きながら、スーダン・ファンク・バンドThe Scorpios<ref>{{Cite web |url=https://thescorpios1.bandcamp.com/ |title=Music {{!}} The Scorpios |website=The Scorpios |accessdate=2022-08-14}}</ref>のメンバーとしても活動する小林泉美ならではのアイデアが盛り込まれており、子ども向けの音楽書としては異色の内容となっている。
 
例として、[[小節]]や[[テンポ]]といったリズムの基本のほか、[[ポリリズム]]や[[シンコペーション]]、[[クラーベ|ソン・クラーベ]]など、[[アフロビート]]や[[ラテン音楽]]に関係の深いリズム、あるいは変拍子や[[ミニマル・ミュージック|ミニマル]]など、様々なスタイルが取り上げられている(チキュウリズムの章に登場するリズム“パタトパ”は、小林泉美が敬愛するキューバ出身のパーカッショニスト、[[:en:Carlos_"Patato"_Valdes|Carlos Valdes]]の通り名“Patato”から考案されたという)。また、リズムの裏拍のタイミングに合わせて歩くレッスンは、十代のころの小林泉美が、リズム感向上のため実際に行っていた習慣をもとにしている<ref>{{Cite web|和書|title=【インタビュー】小林泉美&大森琢磨 {{!}} リズム遊び絵本という名の奇書『エイト・オー・エイト』 |url=https://fnmnl.tv/2021/01/15/115805 |website=FNMNL (フェノメナル) |date=2021-01-15 | accessdate=2024-02-05 |language=ja}}</ref>。