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'''両生類'''(りょうせいるい)とは、[[脊椎動物]]亜門'''両生綱''' ({{lang|la|Amphibia}}) に属する[[動物]]の総称である。[[カエル]]、[[サンショウウオ]]などが含まれる。
主に[[淡水]]域とその岸辺、すなわち[[河川]]、[[湖沼]]、[[湿地]]、[[水田]]などとその周辺に棲息する<ref>[[国土交通省]]:[https://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/05/051107/051107_2.pdf 1) 全国の河川及びダム湖における生物の確認種数の状況](2025年7月6日閲覧)</ref><ref>[https://www.esj.ne.jp/meeting/abst/64/T01-4.html 大澤啓志(日本大学)「農村域の両生類相保全における多様性コアのシフトと文化的景観からのアプローチ」][[日本生態学会]]第64回全国大会 (2017年3月、東京) 講演要旨/2025年7月6日閲覧</ref>。
[[南極大陸]]を除く全ての[[大陸]]に広く分布しており、カエルだけで約7000[[種 (分類学)|種]]いる<ref>[[サンシャイン水族館]]:[https://sunshinecity.jp/aquarium/animals/kaeru.html カエルは世界最強の生き物?美しい毒ガエルたちの秘密](2025年7月6日閲覧)</ref>。地球各地で[[両生類の減少]]が進行しており、2022年にかけて実施された第2回世界両生類アセスメントでは、対象とされた8011種のうち既に[[絶滅]]したかデータが不足している以外の7065種のうち2873種が[[絶滅危惧種]]に分類された
<ref name=asahi20231228>「[https://www.asahi.com/articles/ASRBZ6HS6RBVPLBJ005.html 両生類の4割が絶滅の危機 日本では生息地の破壊が主因]」『[[朝日新聞]]』夕刊2023年12月28日3面</ref>。
== 概論 ==
両生類は、[[古生代]]の[[石炭紀]]頃以降、多くの[[化石]]種が知られている。しかしながら、現生
現生
[[日本語]]では本来、欧名を漢訳した'''両棲類'''、'''両棲綱'''であったが、「[[wikt:棲|棲]]」の字が[[常用漢字]]に含まれないため、現在は多くの場合「両生類」「両生綱」と書かれる。ただし、[[明治]]の書物でも、教科書として扱われた
20世紀後半から、世界的に[[両生類の減少]]が著しく、多くの両生類が絶滅しつつある。[[カエルツボカビ症]]をはじめとする感染症や[[吸虫]]の被害のほか、[[粘膜]]に覆われた脆弱な[[皮膚]]が、環境変化への対応を困難にし、個体数の減少をもたらす原因になっていると考えられている。一説に因ればこのままのペースで減少が続くと、50年以内に全ての両生類が絶滅するとも言われている。
== 外部形態 ==
成体は原則的には指のある
現存種は前脚には親指がないため前肢の指は基本的に4本で、後肢の趾は5本である。有尾目では後肢の指が4本であったり、前後肢とも3本以下であったり、[[アンフューマ科]]のように指趾が1本から3本という種類もある。
両生類の
== 生理 ==
* 生息域は一般に、川、沼、湖などの淡水およびその周辺であることから、[[海水魚]]からではなく、[[淡水魚]]から派生して誕生した動物群であると考えられている。実際に、両生類の体は塩分に対する耐性が低く、海産の種も確認されていない。([[汽水域]]に生息する種はいる:カニクイガエル)ただし化石種には海に住むものも存在した。<!--また、[[ナマカフクラガエル]]のように乾燥地域に住む例外的な種も存在する。←ナマカフクラガエルは地中に住んでいるので、結局湿った所に住んでいることには変わりありません。-->▼
* 現生種・化石種を含め、完全な植物食の種は知られていない<ref name=ma>松井正文、『両生類の進化』p3、東京大学出版会、1996年</ref>。▼
▲
* アミノ酸の代謝などによって生ずる[[アンモニア]]は、両生類にとっても有害な物質である。このアンモニアの排泄を行う方法も生育環境で大きく異なり、無尾目同士でも普通のカエルの場合は幼生(オタマジャクシ)の時は鰓からアンモニアのまま大半を排出する<ref name=nl2008jsce.35.175>内山実, 今野紀文, 兵藤晋、「[https://doi.org/10.5983/nl2008jsce.35.175 尿素を利用する体液調節:その比較生物学, 比較内分泌学]」 2009年 35巻 134号 p.175-189, {{doi|10.5983/nl2008jsce.35.175}}, 日本比較内分泌学会</ref>が、[[変態]]後はアンモニアを[[尿素]]に変えて腎臓から排出する<ref name=nl2008jsce.35.175 />方が主流となるのだが、生涯を水中ですごす種類の場合は幼生・成体共にアンモニア排出のままになる。これも、水を潤沢に利用できる<ref group="注釈">アンモニアは尿素より有毒なので溜めておけず、薄い状態で排出する必要がある(=同じ量の窒素分を捨てるのに大量の水がいる)。</ref>のか、そうではないのかが関係しているものと見られている。▼
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{| class="wikitable"
|+ style="white-space:nowrap" | 普通のカエルと生涯水棲のゼノパス(ツメガエル)の[[窒素]]排出物の構成比の違い<ref group="注釈">単位及び普通のカエルの属名が不詳なのは原文ママ。</ref><ref>荒木忠雄「4-生命の保持」『原色現代科学大事典 7-生命』(吉川秀男・西沢一俊代表、
|-
! 種類 !! アンモニア !! 尿素
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== 表層回転 ==
[[卵]]の表層が回転する現象を'''表層回転'''とい
無尾目の一部の種類の卵は[[動物極]]側に[[メラミン]]が多く存在している。そのため、この表層回転によって内側のメラミンの黒い色素が卵の外から透けて見えるようになる。メラミンの色が透けて見えて灰色になった部分を'''灰色三日月'''(灰色三日月環)と呼ぶ。灰色三日月はのちに[[原口背唇]]になる部分である<ref name=吉里/>。
表層回転が起こる際、植物極側に沈殿していた[[母性効果因子]]の一種である[[Dishevelled|ディシェベルドタンパク質]]のクラスターも同時に動物極側へ移動する。これは微小管上で[[キネシン]]がディシェベルドタンパク質を動物極側へと運ぶからである。この[[細胞質]]領域を受け継いだ細胞では、[[Wntシグナル]]の影響によって[[β-カテニン]]が分解されない。最終的にβ-カテニンは[[細胞核|核]]へ移動し、[[TCF3]]と結合する。この複合体は[[調節タンパク質]]として機能し、背側組織の形成に関与する<ref name=吉里>
吉里勝利ほか
カエルとイモリが[[胚発生|発生]]の[[モデル生物]]であるため、無尾目と有尾目は上記のように発生の経緯が詳細に解明されている(詳細は「[[誘導]」]を参照
== 生活史 ==
現存する無尾目、有尾目、無足目の3目はいずれもかなり生態に差異があり、同じ目内でも例外が多い。
* 成長過程で、[[変態]]を行い大きく形が変わるものが多く、特に無尾類の幼体は親とは別に[[オタマジャクシ]]と言う。幼体は四肢が無く尾鰭があるなど魚類に似ているが、無尾類の幼体はかなりずんぐりしており、有尾類の場合は発達した[[外鰓]]を持つ(無尾類は孵化直後にはあるがすぐに隠れる)など、一般の魚類<ref group="注釈">魚類でも[[肺魚]]類や[[ポリプテルス]]類の幼魚は例外的に外鰓を持つ</ref>とは異なる所も多い。▼
* 呼吸に関しては全種、幼体・成体を問わず皮膚呼吸が発達しており、特に有尾目では皮膚呼吸のみで肺呼吸をしない種類([[ハコネサンショウウオ属]]と[[プレソドン科|アメリカサンショウウオ科]])が過半数(全425種類中の275種類)を占める<ref group="注釈">このグループも幼生期には肺の原器があるので二次的に肺が退化したと推測されている。</ref>が、幼体時から肺呼吸をする[[メキシコサンショウウオ]]もいるなど呼吸方法の多様性が強い、無足目も詳細不明なものが多いが同じように多様性が強いと考えられている<ref>[[#田中2002|(田中2002)p.4]]</ref>。逆に無尾目では孵化時点から機能はせずとも肺があり、幼生期(時期は足が生え始める前から変態直前まで色々)からこれが発達して肺呼吸をする方が多くの科に見られ<ref group="注釈">アカガエル科の[[ウシガエル]]''Rana catesbeiana''、[[ヒョウガエル|リオグランデヒョウガエル]]''Rana barlandieri''、[[ヒョウガエル|ミナミヒョウガエル]]''Rana sphenocephala''、スキッパーガエル''Euphlyctis cyanophlyctis''。アマガエル科のコーラスガエル''Pseudacris triseriata''、ピパ科の[[アフリカツメガエル]]''Xenopus laevis''、[[コンゴツメガエル属|コンゴツメガエル]]''Hymenochirus boettgeri''。スキアシガエル科のプレーンスキアシガエル''Scaphiopus bombifrons''。の8種類は2002年時点で田中邦明が文献で幼体時の肺呼吸の報告を確認済み。</ref>、例外的に[[ヒキガエル]]の仲間やナガレガエルの仲間は変態完了まで肺が機能せず肺呼吸をしない<ref>[[#田中2002|(田中2002)p.3-4]]</ref>。また更なる例外として前述のオガエルは成体でも肺が退化している<ref> 『原色現代科学大事典 5動物II』、宮地伝三郎(責任編集者)、株式会社学習研究社、昭和43年(1968年)、p.181。</ref> 。▼
* 有尾目の一部の種では、変態をしないで幼生の形態のままの成体になる[[幼形成熟]]([[ネオテニー]])が知られる。また変態が途中で終了する種も存在する。例えば[[アメリカ合衆国]]に分布する[[ヘルベンダー]](アメリカオオサンショウウオ)は鰓孔が最後まで消えないためそういった考え方も出来る。逆に変態を終えた姿で生まれる種も多い。▼
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== 絶滅の危惧 ==▼
{{main|両生類の減少}}▼
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飼育上の注意点として、[[麻布大学]]の宇根有美准教授(獣医病理学)は、「飼っている両生類に異変があれば、すぐに獣医師などに相談してほしい。水の管理が最も重要で、水槽の水を排水溝や野外に流さないでほしい」としている。▼
== 分類 ==
下位分類体系の一例を以下に示す。
* [[迷歯亜綱]] †{{sname||Labyrinthodontia}}
** [[イクチオステガ]]目 †Ichthyostegalia
** [[分椎目]] †{{sname||Temnospondyli}}
** [[炭竜目]] †{{sname||Anthracosauria}}
* [[空椎亜綱]] †{{sname||Lepospondyli}}
** [[欠脚類|欠脚目]] †{{sname||Aïstopoda}}
** [[ネクトリド目]] †{{sname||Nectridea}}
** [[細竜目]] †{{sname||Microsauria}}
** [[リソロフィス目]] †{{sname||Lysorophia}}
* [[平滑両生亜綱]] {{sname||Lissamphibia}}
**
** [[有尾目]] [[w:Salamander|Caudata]] / [[w:Salamander|Urodela]]
** 無足目([[アシナシイモリ目]]) [[w:Caecilian|Gymnophiona]]
=== 系統関係 ===
[[file:Prionosuchus_DB.jpg|150px|thumb|古生代ペルム紀後期に棲息していた[[プリオノスクス]]。</br>現在確認された
[[四肢動物]]は[[デボン紀]]後期の約3億6000万年前に[[肉鰭綱]]から進化した。[[ハイギョ]]類と[[シーラカンス]]類のどちらに近いかは未だ決着がついていない。デボン紀後期になり、両生類が初めて陸上に適応した脊椎動物として現れた<ref>ロナルド・ルイス・ボネウィッツ著、青木正博訳『ROCK and GEM 岩石と宝石の大図鑑』([[誠文堂新光社]] 2007年
肺呼吸獲得については「板皮類の肺が食道の変化で先に完成し、それが現生魚類の浮袋に変化した
最初期の四肢動物である[[アカントステガ]]や[[イクチオステガ]]は曲がりくねった大河川に住んでいたと思われるが、やや時代が下った[[チュレルペトン]]のように海生と思われる種もいた。この時期の四肢動物は、まだ少なくとも一部は[[鱗]]に覆われた魚類のような
[[石炭紀]]になると[[ペデルペス]]のように陸上生活に適応した四肢を獲得し、二次的に水中に戻った種も含め多様な種が生まれた。石炭紀後期には
現生両生類である[[平滑両生亜綱]]に属する無尾目・有尾目・無足目の起源と関係は未だはっきりとわからないが、
三畳紀の[[マダガスカル]]には現生のカエルにある程度近い姿の[[トリアドバトラクス]]が生息し、ジュラ紀になると今と外見上は変わらないカエルが世界中に分布を広げていた。
現在発見されている有尾目とされる最古の種は
無足目はジュラ紀初期のまだ四肢が残っている[[エオカエキリア]]の化石が見つかっている。また三畳紀の分椎目[[キンレステゴピス]]はエオカエキリアといくつかの特徴を共有しており、類縁関係があるのではないかという説があったが<ref name = Pardo>{{Cite journal|last=Pardo|first=Jason D.|last2=Small|first2=Bryan J.|last3=Huttenlocker|first3=Adam K.|date=2017-07-03|title=Stem caecilian from the Triassic of Colorado sheds light on the origins of Lissamphibia|url=http://www.pnas.org/content/114/27/E5389|journal=Proceedings of the National Academy of Sciences|language=en|volume=114|issue=27|pages=E5389–E5395|doi=10.1073/pnas.1706752114|issn=0027-8424|pmid=28630337}}</ref>、後年の研究では支持されていない<ref>{{Cite journal|last1=Marjanović|first1=David|last2=Laurin|first2=Michel|date=2019|title=Phylogeny of Paleozoic limbed vertebrates reassessed through revision and expansion of the largest published relevant data matrix|journal=PeerJ|volume=6|issue=e5565|pages=e5565|doi=10.7717/peerj.5565|pmc=6322490|pmid=30631641|doi-access=free}}</ref><ref>{{Cite journal|last=Silva|first=Ana Serra|last2=Wilkinson|first2=Mark|date=2021-03-22|title=On Defining and Finding Islands of Trees and Mitigating Large Island Bias|url=http://dx.doi.org/10.1093/sysbio/syab015|journal=Systematic Biology|volume=70|issue=6|pages=1282–1294|doi=10.1093/sysbio/syab015|hdl=1983/ce7732e1-3dd9-4e61-b60e-2b7700fece9e|issn=1063-5157|hdl-access=free}}</ref><ref>{{Cite journal|last=Daza|first=Juan D.|last2=Stanley|first2=Edward L.|last3=Bolet|first3=Arnau|last4=Bauer|first4=Aaron M.|last5=Arias|first5=J. Salvador|last6=Čerňanský|first6=Andrej|last7=Bevitt|first7=Joseph J.|last8=Wagner|first8=Philipp|last9=Evans|first9=Susan E.|date=2020-11-06|title=Enigmatic amphibians in mid-Cretaceous amber were chameleon-like ballistic feeders|url=http://dx.doi.org/10.1126/science.abb6005|journal=Science|volume=370|issue=6517|pages=687–691|doi=10.1126/science.abb6005|issn=0036-8075}}</ref><ref>{{Cite journal|last1=Schoch|first1=Rainer R.|last2=Werneburg|first2=Ralf|last3=Voigt|first3=Sebastian|date=2020-05-11|title=A Triassic stem-salamander from Kyrgyzstan and the origin of salamanders|journal=Proceedings of the National Academy of Sciences|volume=117|issue=21|pages=11584–11588|doi=10.1073/pnas.2001424117|issn=0027-8424|pmc=7261083|pmid=32393623}}</ref><ref>{{Cite journal|last=Kligman|first=Ben T.|last2=Gee|first2=Bryan M.|last3=Marsh|first3=Adam D.|last4=Nesbitt|first4=Sterling J.|last5=Smith|first5=Matthew E.|last6=Parker|first6=William G.|last7=Stocker|first7=Michelle R.|date=2023-02|title=Triassic stem caecilian supports dissorophoid origin of living amphibians|url=https://www.nature.com/articles/s41586-022-05646-5|journal=Nature|volume=614|issue=7946|pages=102–107|language=en|doi=10.1038/s41586-022-05646-5|issn=1476-4687}}</ref>。現在の両生類は基本的に淡水域を生活の場としているのにもかかわらず地球上の陸地に広く分布していることなどから、遅くとも[[パンゲア大陸]]が完全に分裂したとされている
▲== 絶滅の危惧 ==
▲{{main|両生類の減少}}
世界各地で両生類の絶滅や個体数減少が進んでおり、[[哺乳類]]や[[爬虫類]]、[[鳥類]]と比べて絶滅の危機が最も大きい脊椎動物と指摘されている<ref name=asahi20231228/>。2004年にかけての第1回世界両生類では[[カエルツボカビ症]]が主因として挙げられ、2022年にかけての第2回では[[気候変動]]と生息地破壊による悪影響が大きく、[[生物的多様性]]全体を大きく損ないつつあると指摘された<ref name=asahi20231228/>。
▲カエルツボカビ症は飼育
▲無足目はジュラ紀初期のまだ四肢が残っている[[エオカエキリア]]の化石が見つかっている。また三畳紀の分椎目[[キンレステゴピス]]はエオカエキリアといくつかの特徴を共有しており、類縁関係があるのではないかという説があったが<ref name = Pardo>{{Cite journal|last=Pardo|first=Jason D.|last2=Small|first2=Bryan J.|last3=Huttenlocker|first3=Adam K.|date=2017-07-03|title=Stem caecilian from the Triassic of Colorado sheds light on the origins of Lissamphibia|url=http://www.pnas.org/content/114/27/E5389|journal=Proceedings of the National Academy of Sciences|language=en|volume=114|issue=27|pages=E5389–E5395|doi=10.1073/pnas.1706752114|issn=0027-8424|pmid=28630337}}</ref>、後年の研究では支持されていない<ref>{{Cite journal|last1=Marjanović|first1=David|last2=Laurin|first2=Michel|date=2019|title=Phylogeny of Paleozoic limbed vertebrates reassessed through revision and expansion of the largest published relevant data matrix|journal=PeerJ|volume=6|issue=e5565|pages=e5565|doi=10.7717/peerj.5565|pmc=6322490|pmid=30631641|doi-access=free}}</ref><ref>{{Cite journal|last=Silva|first=Ana Serra|last2=Wilkinson|first2=Mark|date=2021-03-22|title=On Defining and Finding Islands of Trees and Mitigating Large Island Bias|url=http://dx.doi.org/10.1093/sysbio/syab015|journal=Systematic Biology|volume=70|issue=6|pages=1282–1294|doi=10.1093/sysbio/syab015|hdl=1983/ce7732e1-3dd9-4e61-b60e-2b7700fece9e|issn=1063-5157|hdl-access=free}}</ref><ref>{{Cite journal|last=Daza|first=Juan D.|last2=Stanley|first2=Edward L.|last3=Bolet|first3=Arnau|last4=Bauer|first4=Aaron M.|last5=Arias|first5=J. Salvador|last6=Čerňanský|first6=Andrej|last7=Bevitt|first7=Joseph J.|last8=Wagner|first8=Philipp|last9=Evans|first9=Susan E.|date=2020-11-06|title=Enigmatic amphibians in mid-Cretaceous amber were chameleon-like ballistic feeders|url=http://dx.doi.org/10.1126/science.abb6005|journal=Science|volume=370|issue=6517|pages=687–691|doi=10.1126/science.abb6005|issn=0036-8075}}</ref><ref>{{Cite journal|last1=Schoch|first1=Rainer R.|last2=Werneburg|first2=Ralf|last3=Voigt|first3=Sebastian|date=2020-05-11|title=A Triassic stem-salamander from Kyrgyzstan and the origin of salamanders|journal=Proceedings of the National Academy of Sciences|volume=117|issue=21|pages=11584–11588|doi=10.1073/pnas.2001424117|issn=0027-8424|pmc=7261083|pmid=32393623}}</ref><ref>{{Cite journal|last=Kligman|first=Ben T.|last2=Gee|first2=Bryan M.|last3=Marsh|first3=Adam D.|last4=Nesbitt|first4=Sterling J.|last5=Smith|first5=Matthew E.|last6=Parker|first6=William G.|last7=Stocker|first7=Michelle R.|date=2023-02|title=Triassic stem caecilian supports dissorophoid origin of living amphibians|url=https://www.nature.com/articles/s41586-022-05646-5|journal=Nature|volume=614|issue=7946|pages=102–107|language=en|doi=10.1038/s41586-022-05646-5|issn=1476-4687}}</ref>。現在の両生類は基本的に淡水域を生活の場としているのにもかかわらず地球上の陸地に広く分布していることなどから、遅くとも[[パンゲア大陸]]が完全に分裂したとされている[[白亜紀]]までに、現生の[[目 (分類学)|目]]は全て誕生していたはずだが、詳しいことはわかっていない。
== 脚注 ==
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== 参考文献==
* [[松井正文
*{{Cite journal|和書|author=田中邦明 |title=両生類幼生の呼吸に関するミスコンセプション : オタマジャクシの肺呼吸と皮膚呼吸について|journal=理科教育学研究|issn=1345-2614|publisher= 一般社団法人
== 関連項目 ==
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{{Commonscat|Amphibia}}
* [[爬虫両棲類学]]
== 外部リンク ==
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