「鰓尾類」の版間の差分
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微小な動物で、多くは数mmから10 mm前後だが、ウミチョウは30 mm程になる。
全身はほぼ円盤型。その大部分は頭部と第1胸節が癒合したものが大きく広がった背甲
頭部の背面では、正中線上に[[ノープリウス眼]]があり、それより前方に一対の[[複眼]]がある。腹面では、先端近くにごく短い第1、第2[[触角]]が互いに接近して着いている。いずれもその基部が鉤状になっており、これで魚の体表にしがみつく。中ほどの両側には円形の大きな吸盤がある。これは第1小顎が変化したものである。なお、''Dolops''は吸盤ではなく鉤を持つ<ref name="moeller" />。口は吸盤の間にあり、刺針と[[吻]]をそなえる。吻は上唇と下唇の変形と見られる。
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