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=== 常寂光土 ===
常寂光土(じょうじゃっこうど)とは、一切の限定を超えた絶対浄土<ref name="ib534" />。仏の[[悟り]]である真理そのものが具現している世界<ref name="コトバンク常寂光土">{{Cite webKotobank|和書|url=https://kotobank.jp/word/%E5%B8%B8%E5%AF%82%E5%85%89%E5%9C%9F-79300|title=常寂光土(じょうじゃくこうど)とは - コトバンク|publisher=朝日新聞社|accessdate=2017-10-04}}</ref>。[[天台宗]]で説く四土のうちの最高のものであり<ref name="コトバンク浄土" />、智顗が『[[智顗|維摩経文疏]]』1で説いた<ref name="ib534" />。
 
=== 三浄土説の対立 ===
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== 穢土 ==
'''[[wikt:穢土|穢土]]'''(えど)とは、衆悪不淨の土、汚れた[[国土]]という意味であり、[[煩悩]]で汚れた[[衆生|凡夫]]が住む現実のこの世界のこと<ref name="コトバンク浄土" /><ref name="コトバンク穢土">{{Kotobank|穢土}}</ref><ref name=moti>{{Cite book|和書|author=望月信亨 |title=望月仏教大辞典 |volume=1 |publisher=世界聖典刊行協会|date=1954 |at=穢土 |doi=10.11501/3000331}}</ref>。'''[[娑婆]]'''(しゃば)、'''穢国'''(えこく)ともいう<ref name="コトバンク穢土" />。'''浄土'''と対比していわれる<ref name="コトバンク浄土" />。
 
* 「[[四悪趣]]の衆生共住するを以ての故に穢土と名づけ、四悪趣なきを以ての故に淨土となす」 - [[維摩経]] <ref name=moti />