「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の版間の差分
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Tadano himajin (会話 | 投稿記録) m →『FORTUNE・LOVER』の重要キャラクターに相当する人物: 誤字修正 |
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:: 声 - 内田真礼
:: 熊のぬいぐるみ型の魔法道具。第4巻より登場。
:: ラーナが人探し用に開発した魔法道具。町で見掛けた可愛い熊の人形を改造したと
:: 本来はジェフリーが弟たちの居場所を把握するためにラーナに製作を依頼したものであった。
; ジオルド・スティアート(Geordo Stuart)
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: ソルシエ王国の第三王子。アランの双子の兄。ゲームの攻略対象の1人。魔力は火。誕生日は[[8月20日]]<ref name="ジオルド&アランの誕生日">{{Twitter status|hamehura|1296099611346718722}}</ref>。
: 金髪碧眼で、常に爽やかな笑顔で王子らしい気品を持つ美少年(美青年)。そうした容姿に加えて、学問・剣術とあらゆる才能に溢れ、大抵の物事を卒なくこなすために、三男かつ8歳にして王位を継ぐ可能性も期待されている。後述の経緯からカタリナに婚約を申し出るが、前世の記憶を取り戻して性格が大きく変わった彼女にゲームの設定とは反対に強い興味を抱くようになり、婚約者という立場からカタリナに頻繁にアプローチする。唯一の弱点としてヘビが苦手。
: ゲーム上の設定は王子らしい笑顔と気品を持つ表の顔とは裏腹に腹黒でドSな性格の青年(いわゆる腹黒王子系)。幼少時より何でもできる才人であったために退屈して周りに興味を失い、王子という立場とその器用さからそれに相応しい人柄を演じ続けていた。ゲーム上でも8歳の時に傷の責任としてカタリナと婚約するが、我儘な彼女を好いてはおらず、言い寄ってくる女性に対して既に婚約者がいると述べて拒絶する防波堤の役割を期待したものであった。ジオルドルートではマリアとの出会いによって人間的に成長し、上辺だけのカタリナと関係に悩むようになる。カタリナでの項の説明の通り、ハッピーエンドでカタリナが国外追放されてマリアと結ばれ、バッドエンドではカタリナを剣で殺して国を出奔する。
: 物語上には冒頭より登場し、王宮にやってきた同い年のカタリナをエスコートする。内心では我侭で高慢な令嬢と疎んじていたが、頭を打って性格が変わった(前世の記憶を取り戻した)カタリナが、傷を全く気にしないことに驚き、生まれて初めて自分以外の人間に興味を抱くようになる。ゲームと同じく責任を取る形で婚約する{{efn|ただしゲーム上ではカタリナが言い出したものであるのに対して、物語上では逆にジオルドが言い出している。}}が、これを口実に三日と
; キース・クラエス(Keith Claes)
: 声 - [[柿原徹也]]{{R|natalie20200122|月刊ニュータイプ2021/07|natalie530061}}、[[雨宮天]](幼少期){{R|natalie20200122}}
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: 生まれはクラエス公爵家の分家にあたるコールマン子爵家当主と娼婦の間に生まれた庶子で、子爵家にて異母兄らと育てられる。義母や異母兄たちからイジメを受けて孤立していた上に、自分では制御できないほどの強い魔力を発現して兄達をケガさせ、ますます孤立していた。若い頃は同じく色男として知られた養父ルイジに似ているがゆえに、実は彼の隠し子ではないかとも噂されている。
: ゲーム上の設定は溢れる色気を放ちながら見境なく女性に声をかけて浮名を流す軟派な青年(いわゆるチャラ男系)。上記の出自の上に公爵家に引き取られた後も、ルイジの隠し子という噂によって義母ミリディアナや義姉カタリナから冷遇されて育つ。誰にも愛されず自室に引きこもり、孤独に成長した結果として、愛されることを求めて上記のような軟派な性格となり、キースルートではマリアによって本当の愛を知り成長することになっている。このルートでもライバルキャラはカタリナとなり、由緒ある公爵家に平民の血を入れたくない彼女がマリアを妨害するようになるが、ジオルドルートと同じくカタリナには「国外追放」か「死亡」の破滅が待つ。
: 物語上にはカタリナとジオルドの出会い後、一人娘が王族に嫁ぐ可能性と、その魔力の高さを見込まれて跡継ぎとしてクラエス家に引き取られたという形で登場する。上記の出自ゆえに義姉カタリナにもイジメられるのではないかと怯えていたが、破滅フラグを回避する
: 弟という立場のために他のライバル達よりもカタリナと一緒にいることが多く、キース自身も意図的にその立場を利用して、他のライバル達の妨害をしようとしている。特に婚約者という立場で近づくジオルドと水面下で争うことが多い。一方で、カタリナからは単純に姉離れができない弟と見なされている上に、さらにライバルが増える現場に居合わせやすいということでもあり、心労が絶えない。また、義両親たちからは幼少時よりお転婆なカタリナよりも信頼されており、彼女のお目付役を頼まれ、自ら進んで義姉を守る役割を引き受けている。加えて、ジオルドとカタリナの婚約を破棄させようと義母とともに奮闘している。
; アラン・スティアート(Alan Stuart)
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: 銀髪碧眼で野性味のある美形の美少年(美青年)。負けず嫌いでやんちゃな性格だが、5歳になるまでは非常に病弱だった。学問・剣術と能力は高いが何でも完璧にこなす双子の兄ジオルドには一歩及ばず、周りから何かと完璧な兄と比較されて引け目を感じ、自分が勝るものは何一つないと卑屈になってしまう。しかし、後に「音楽の神の申し子」と称されるほどの天才的な音楽の才能を持ち、ピアノもヴァイオリンもこなす。見た目こそ野生的だが、王族らしい常識人であり、カタリナへの恋愛感情を自覚した後も兄の婚約者として一歩引いた態度を取る。
: ゲーム上の設定は末っ子気質でやや甘えん坊な面もある、プライドが高い王子(いわゆる俺様系王子)。上記の通り、幼少時から完璧な兄ジオルドと比較され続けた結果、それがコンプレックスとなってひねくれた性格となり、兄への強いライバル意識と劣等感を持つ。ゲーム開始時点では音楽の才能にも気づいていない。学術テストでは兄(1位)はおろか平民のマリア(2位)にも負けたことに強いショックを受けて彼女もライバル視して執着するようになるが、やがて彼女との出会いと交流によって兄へのコンプレックスを解消した上、さらに音楽の才能も開花させるという展開になる。アランルートでは婚約者のメアリがライバルキャラとなり、カタリナはほぼ関与せず登場しない。ただし、ハッピーでもバッドでもメアリの処遇がジオルドやキースルートのカタリナと全く異なる(詳しくはメアリの項を参照)。
: 物語上にはカタリナ9歳の時に、クラエス公爵家に乗り込んでくる形で登場する。婚約者となったメアリに会いに行くも「緑の手」のエピソードをカタリナに奪われる形となった上に、彼女がカタリナの
; ニコル・アスカルト(Nicol Ascart)
: 声 - [[松岡禎丞]]{{R|natalie20200122|月刊ニュータイプ2021/07|natalie530061}}、[[M・A・O]](幼少期){{R|natalie20200122}}
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: 赤褐色の髪と瞳が特徴の美少女。姉妹の中で唯一後妻の子であり、3人の異母姉とは容姿はあまり似ていない。その出自のため姉たちに疎まれて気弱でオドオドとした性格となる。社交性も低く、侯爵邸の中庭で一人園芸をするようになるものの、これに才能を発揮し、幼くして美しい花園を作る。しかし、後述するカタリナとの出会いによって彼女に惚れ込み、それに相応しい令嬢になろうと努力を積み重ねるにつれて、社交界の華とまで言われるようになる。強かで頭も良く、魔力も高い。
: ゲーム上での設定はアランルートでのライバルキャラ。幼少時に園芸の才能をアランから「緑の手」と評されたことで彼に惚れ込み、王子である彼の婚約者にふさわしい淑女になろうと努力して堂々とした完璧な令嬢に成長する。ゲーム本編では主人公の恋路を阻む役回りではあるものの、ジオルドやキースルートのカタリナとは異なって、貴族令嬢として正々堂々としたものであり、ハッピーエンドでは自ら身を引いてマリアとアランを祝福し、バッドエンドではアランと添い遂げる。
: 物語上はカタリナがクラエス公爵家の親戚にあたるハント侯爵家のお茶会にやってきた彼女と出会う形で登場する。中庭で孤独に過ごしていたところ、彼女から園芸の趣味を知られ、その才能を「緑の手」と褒めたたえられる。さらにはカタリナの菜園の園芸指導を頼まれたことで頻繁にクラエス公爵家に通うことになり、親友の間柄となる。9歳の時にアランとの婚約が決まるものの、「緑の手」のエピソードをカ
; ソフィア・アスカルト(Sophia Ascart)
: 声 - [[水瀬いのり]]{{R|natalie20200219|月刊ニュータイプ2021/07|natalie530061}}
: アスカルト伯爵家(ソルシエ王国宰相)の長女。ニコルの妹。ニコルルートにおけるライバルキャラ。魔力は風。
: [[アルビノ|絹のような真っ白な髪と肌、赤い目をもつ]]絶世の美少女。その容姿から「呪われた子」などと呼ばれるために、他者に恐怖を感じる、かつ自分に自信がなく、家に引きこもり、ロマンス小説を愛読する大人しい性格。兄を敬愛しており、彼のわずかな表情の違いも理解できる。後述の経緯からカタリナと親友関係となり、彼女からは前世でも一緒にオタク仲間になっただろうと評される。この出会いによって性格も明るくなり、成長後も学園で普通に過ごせている。
: ゲーム上での設定はニコルルートでのライバルキャラという以外は前世のカタリナがニコルルートを未体験のため、基本設定以外はほぼ不明。ニコルルートを攻略するにはまずソフィアを味方につける必要があるという。
: 物語上では10歳の時に両親より人前に出る練習として同い年の子が集まるお茶会に出席させられる。兄とはぐれた
: 実はカタリナの生前の親友・佐々木敦子が転生した姿。しかしカタリナと違い前世の記憶は無いため、カタリナもソフィア本人も気づいていない。
:; 佐々木 敦子(ささき あつこ)
:: 声 - 水瀬いのり{{efn|アニメ版の声優は第1期第11話で初めて公開された(クレジット表記は「あっちゃん)。敦子は第1期第3話 - 第10話にも登場するが、声優は非公開(クレジット表記なし)。}}
:: ソフィアの前世。カタリナの前世と同じ世界(21世紀の日本)で生活をしていた少女。ソフィアと敦子は別人格として存在しているようである。ふとしたことで親友になった女子生徒(カタリナの前世)の事を心から大事に思っており、彼女が急死した
; シリウス・ディーク(Sirius Dieke) / ラファエル・ウォルト(Raphael Walt)
: 声 - [[増田俊樹]]{{R|natalie370757|月刊ニュータイプ2021/07}}、[[日笠陽子]](幼少期)
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: 鮮やかな赤毛と灰色の瞳が特徴で、子犬のような愛らしい雰囲気を持つ美少年。学問も魔力もトップの成績優秀者で生徒会長を務めている。アスカルト伯爵家とは遠縁のため、幼少時より同い年のニコルと面識がある。貴族の子弟にしては、お茶を淹れるのが非常に上手く、特例で生徒会に入ってきたカタリナによく振る舞い、彼女から「優しい味」と褒められる。
: ゲーム上での設定はカタリナの認識では脇役だったが、存在感がある。実は4ルート攻略後に登場する隠し攻略キャラで闇の魔力を持つ復讐者。バッドエンドではマリアを始めとして、攻略対象者など関係者全員が死んでしまうという。
: 本名はラファエル・ウォルトで、ディーク侯爵家の当主である父が手をつけたメイドの母(声 - [[園崎未恵]])から生まれた私生児(平民)。本物のシリウスは異母兄で嫡嗣。幼少より、父から離れて母子家庭で育ち、貧しい生活ながら、淹れたお茶を母から「優しい味」と褒められることを嬉しく思っていた。そんなある日、病弱で瀕死の本物のシリウスを助けたい侯爵夫人が、闇の儀式に手を出し、シリウスの記憶と人格をラファエルの健康な身体に上書きし、そのために必要な生贄としてラファエルの母を殺す。表向きは術に成功したように見えたが、人格は上書きされなかった上に闇の魔力を得て、母の仇をとって
: カタリナの善性や母と同じ「優しい味」の言葉に心を乱され、復讐心が和らぐことに危機意識を持つ。そこで彼女を偽善者だと半ば強迫観念で信じ込み、闇の魔力による人心操作で自分でも成算が低いと思っている策謀を起こす。しかし、これがきっかけで闇の魔力を感知できるマリアに正体がバレて彼女を監禁したり、勘付いたカタリナには闇の魔力で永遠に眠る状態にしてしまう。ソフィアに宿っていた親友・佐々木敦子の意思で目が覚めたカタリナに追い詰められるが、彼女が自分を責めないどころか自分の苦しさに共感を示したこと、さらに闇の魔力の意思で改竄されていた本当の母の遺言の記憶を取り戻し、自らの意思で闇の魔力を浄化する。カタリナのそばに許される限り一緒にいたいと思っている。
: 騒動後は罪を償うためとして学園を退学し、当局に通報する。その後はラーナの部下として魔法省で働く。のち、魔法省に入省して同じ部署の後輩となったカタリナには、闇の魔力の先達としてその操作方法などを教える。
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