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概要、曲解説など全体的に加筆(箇条書きを修正)、外部リンク追加、出典追加に伴いタグを除去
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{{出典の明記|date=2020年12月29日 (火) 03:51 (UTC)|ソートキー=音ぬふぬふ}}
{{Infobox album
| Name = Neuf Neuf
| Type = [[スタジオ・アルバム]]Studio
| Artist = [[中山美穂]]
| Released = [[2019年]][[12月4日]]
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| Length = 35分19秒
| Label = [[キングレコード]]
| Reviews =
| Chart position = *28位([[オリコンチャート|オリコン]])<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/prof/235308/products/1339003/1/ |title=Neuf Neuf|中山美穂 |website=ORICON NEWS |publisher=[[オリコン|oricon ME]] |accessdate=2025-09-14}}</ref>
| Certification =
| Last album = [[30th Anniversary THE PERFECT SINGLES BOX]]<br />([[2015年]])
| This album = '''Neuf Neuf'''<br />(2019年)
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}}
 
『'''Neuf Neuf'''』(ヌフヌフ)は、[[中山美穂]]の22目の[[スタジオ・アルバム]]。2019年12月4日に[[キングレコード]]より発売された(KICS。規格品番は、初回限定盤:KICS-93873 / 通常盤:KICS-3873/93873)3873
 
== 解説概要 ==
中山のデビュー35周年を記念した、前作「[[manifesto]]」より実に20年振りのリリースとなるオリジナル・アルバム<ref name="tower">{{Cite web|和書|url=https://tower.jp/item/4965146 |title=Neuf Neuf [CD+撮り下ろし卓上カレンダー]<初回限定盤>/中山美穂 |website=TOWER RECORDS ONLINE |publisher=[[タワーレコード]] |accessdate=2025-09-14}}</ref>。新曲3曲のほか、ヒットシングル「[[ただ泣きたくなるの]]」「[[You're My Only Shinin' Star]]」「[[「C」]]」「[[色・ホワイトブレンド]]」の4曲をセルフカバー、加えて中山自身の手による[[インストゥルメンタル|インスト]]1曲の全8曲が収録されている<ref name="tower"/>。タイトルにある「neuf」とはフランス語で″新しい″を意味する<ref>{{Cite web|和書|url=https://kotobank.jp/frjaword/neuf |title=neuf(フランス語)の日本語訳、読み方は |website=[[コトバンク]] 仏和辞典 |publisher=DIGITALIO |accessdate=2025-09-15}}</ref>。
*前作「[[manifesto]]」より実に20年振りのオリジナルアルバム。
 
*[[プロデューサー]]に[[高田漣]]を起用。
[[プロデューサー]]に[[高田漣]]を迎えて制作された。高田は全曲のアレンジも担当している。
*「neuf」とはフランス語で「新しい」を意味する。
 
*新曲の他に「[[ただ泣きたくなるの]]」「[[You're My Only Shinin' Star]]」「[[「C」]]」「[[色・ホワイトブレンド]]」の4曲がセルフカバーで収録。
*2020年2月22日、[[文化放送]]の年度下半期特番枠『[[文化放送プレミアム放送枠#サタデープレミアム|文化放送サタデープレミアム]]』(18:00 - 18:57)にて、本作発売を記念した企画「中山美穂 "Neuf Neuf"ラジオ 〜中山美穂35年の軌跡〜」が放送された。出演は中山と[[吉田照美]]<ref group="注">中山の冠番組『中山美穂のまんまるキューピッド』を内包していたワイド番組『[[吉田照美のてるてるワイド|新てるてるワイド 吉田照美のふッかいあな]]』パーソナリティで、『まんまるキューピッド』の企画として交換日記を実施したことがある。</ref>。
*初回限定盤は撮り下ろしの卓上カレンダーを封入した絵本作家の[[荒井良二]]によるイラスト三方背ボックス仕様。封入ジャケットも通常盤とは異なる。
 
*発売時には主要CDショップ、ECサイト等で異なるカットを模したクリアファイルなどの特典が付いた。
== 背景 ==
*2020年2月22日、[[文化放送]]の年度下半期特番枠『[[文化放送プレミアム放送枠#サタデープレミアム|文化放送サタデープレミアム]]』(18:00 - 18:57)にて、本作発売を記念した企画「中山美穂 "Neuf Neuf"ラジオ〜中山美穂35年の軌跡〜」が放送された。出演は中山と[[吉田照美]]<ref>中山の冠番組『中山美穂のまんまるキューピッド』を内包していたワイド番組『[[吉田照美のてるてるワイド|新てるてるワイド 吉田照美のふッかいあな]]』パーソナリティで、『まんまるキューピッド』の企画として交換日記を実施したことがある。</ref>。
中山はこの20年間、「音楽活動をやりたい」という思いは持ち続けており、「もしチャンスがあるならライブやアルバム制作が出来たらいいな」と思っていたが、きっかけが掴めずなかなか実現に至らなかった<ref name="billboard-japan">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/special/detail/2827 |title=中山美穂『Neuf Neuf』インタビュー ~20年ぶりのアルバムを掲げ、再び音楽家としての道へ |website=[[Billboard JAPAN]] |publisher=[[阪神コンテンツリンク]] |accessdate=2025-09-15}}</ref>。しかし、2019年3月に中山がかつてドラマ『[[もしも願いが叶うなら]]』で共演し親交のあった[[浜崎貴司]]のライブ・イベント ”GACHI” にゲスト出演した際、本作に収録されている「君のこと」を披露したことが、ライブを見に来ていたレコード会社の担当者の目に留まり、アルバム制作をやってみようという運びとなった<ref name="billboard-japan"/>。
 
本作でプロデューサーを務めた高田漣の起用は、[[キングレコード]]の担当者からの提案であった。中山と高田は同じレコード会社ではあったものの、特に付き合いがあった訳ではなかったが、中山が制作前から「今回はどこか懐かしさを感じられて、尚且つ新しいものを作ろう」とイメージしていた時に、高田のアルバム『FRESH』を聴いて「これだ!」と思い、依頼を決めたという<ref name="billboard-japan"/>。
 
== アートワーク ==
初回限定盤は、絵本作家の[[荒井良二]]がイラストを手掛けた三方背ボックス仕様となっており、撮り下ろしの卓上カレンダーが封入された。撮影はカメラの前でポーズを取る形ではなく、動作の中の一場面を切り取るという手法が採られた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cdjournal.com/main/news/nakayama-miho/84083 |title=中山美穂、デビュー35周年ニュー・アルバム「Neuf Neuf」ヴィジュアル公開 |work=CDJournal ニュース |publisher=[[音楽出版社 (企業)|音楽出版社]] |accessdate=2025-09-15}}</ref>。なお、初回限定盤と通常盤ではジャケットが異なる。発売時には主要CDショップ、ECサイト等で異なるカットを模したクリアファイルなどの特典が付いた。
 
== 収録曲 ==
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=== 曲解説 ===
#'''時計草'''
#*''時計草''とは、[[トケイソウ]]科に属する[[つる植物|つる性]]の植物で、時計の文字盤を思わせる花を咲かせる<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.hyponex.co.jp/plantia/22720/ |title=トケイソウの育て方|栽培方法やお手入れのコツ、増やし方 |work=植物とあなたをつなぐPlantia |publisher=[[ハイポネックスジャパン|HYPONeX JAPAN]] |accessdate=2025-09-15}}</ref>。中山は予てから時計草の花が気になっていて、いつかこの花を題材にした歌詞を書いてみたいと思っていたという<ref name="natalie">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/pp/nakayamamiho|title=中山美穂「Neuf Neuf」インタビュー with 高田漣|20年ぶりのアルバムに込めた歌手としての覚悟 |work=[[ナタリー (ニュースサイト)|音楽ナタリー]]|publisher=ナターシャ|accessdate=2025-09-15}}</ref>。
#'''ただ泣きたくなるの'''
#*28枚目のシングル表題曲のセルフカバー。高田は最初のアレンジの段階で、中山本人から「中山美穂像をもっと壊してほしい」と注文されたが、「今のR&Bやヒップホップに近い方向で作っていった結果、アルバムのカラーを左右する重要な曲になった気がします。」と述べている<ref name="natalie-2">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/pp/nakayamamiho/page/2|title=中山美穂「Neuf Neuf」インタビュー with 高田漣|20年ぶりのアルバムに込めた歌手としての覚悟(2/2)|work=音楽ナタリー|publisher=ナターシャ|accessdate=2025-09-15}}</ref>。
#*28枚目のシングルをセルフカバー。
#'''君のこと'''
#*曲を手掛けた柴田隆浩と中山とは縁があり、楽曲提供を依頼するとこれを快諾し、すぐに書いて来てくれたという。当初リリースする予定はなかったが、いつか日の目を浴びさせてあげたいという思いがあり、[[浜崎貴司]]のライブで弾き語りした際に、それを聴いたレコード会社の担当者から「アルバムに入れましょう」と提案があり、今回の収録となった<ref name="natalie"/>。「[[All Time Best (中山美穂のアルバム)|All Time Best]]」にも収録されている。
#*「[[All_Time_Best_(中山美穂のアルバム)|All Time Best]]」にも収録。
#'''カーテンコール'''
#*高田は、中山が歌うとすれば″芝居″をイメージした歌詞がいいと思い、歌詞に重きを置いて曲を作った<ref name="natalie"/>。
#'''You're My Only Shinin' Star'''
#*12枚目のシングル表題曲のセルフカバー。高田によると、収録曲の中で最後にアレンジした曲とのこと。アルバム全体のイメージがはっきりしていたので、そこにどう落とし込めるかということを意識し、やり過ぎない程度にアレンジしたという<ref name="natalie-2"/>。
#*12枚目のシングルをセルフカバー。
#'''「C」'''
#*デビューシングル表題曲のセルフカバー。中山は、本作が35周年を記念したアルバムということもあり、デビュー曲は歌っておきたかったと話している<ref name="natalie-2"/>
#'''色・ホワイトブレンド'''
#*4枚目のシングル表題曲のセルフカバー。高田が元々好きな曲で、最初の打ち合わせで「何かやりたい曲ありますか?」と訊かれた時、真っ先にこの曲を挙げたという<ref name="natalie-2"/>。
#*4枚目のシングルをセルフカバー。
#'''Neuf'''
#*本人中山自身の作曲による[[インストゥルメンタル|インスト]]曲
 
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|group="注"|1}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
 
== 外部リンク ==
* [https://nakayamamiho.com/contents/282253 12月4日(水)発売 中山美穂 NEW ALBUM「Neuf Neuf」インタビュー記事掲載!] - MIHO NAKAYAMA OFFICIAL
 
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