「万城目学」の版間の差分

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2010年（平成22年）には、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列で放送されている『[[世にも奇妙な物語]]』の「[[世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜|20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜]]」で、「はじめの一歩」を書き下ろした。万城目は放送開始当初からのファンで、[[1991年]]（平成3年）に放映された「[[世にも奇妙な物語の放映作品一覧#1991年|大蒜]]」（主演：[[榊原郁恵]]）が印象に残っているとインタビューで語っている<ref>{{Cite news|和書 |title=「世にも奇妙な物語」20周年 人気5作家の5話　フジ系で来月4日 |newspaper=[[読売新聞]] |date=2010-09-28 |edition=夕刊 |author=片山一弘 |page=11}}</ref>。

2022年（令和4年）、[[大阪市高速電気軌道]]（）営業部からの執筆依頼を受け、沿線を舞台とした連作短編小説「みをつくし戦隊メトレンジャー」を書き下ろした。5路線の5駅で各5000部限定で無料配布が行われた<ref>{{Cite news|和書 |title=「戦隊メトレンジャー」 大阪メトロの駅で無料配布 |newspaper=[[産経新聞]] |date=2022-03-18 |url=https://www.sankei.com/article/20220318-LXYGEPX6GVJO3DKSVWN4QFBEUM/ |access-date=2024-01-14}}</ref>。

2023年（令和5年）、『ホルモー六景』以来16年ぶりとなる京都を舞台とした小説『八月の御所グラウンド』を発表した<ref>{{Cite web |url=https://ddnavi.com/article/d1159366/a/ |title=万城目学の最新刊『八月の御所グラウンド』は16年ぶりに“京都”が舞台。青春のまぶしさと切なさを描く小説2篇を収録 |date=2023-08-10 |access-date=2024-01-14 |publisher=[[KADOKAWA]] |author=荒井理恵 |website=[[ダ・ヴィンチWeb]]}}</ref>。本作は、万城目にとって6度目となる直木賞の候補作となった<ref name="杉江">{{Cite web |和書 |url=https://book.asahi.com/article/15106798?iref=pc_ss_date_article |title=書評家・杉江松恋が読む第170回直木賞候補作 混戦のなか、加藤シゲアキの新境地と「ともぐい」の技巧が光る（「日出る処のニューヒット」特別編） |access-date=2024-01-14 |publisher=朝日新聞社 |author=杉江松恋 |authorlink=杉江松恋 |date=2024-01-12 |website=好書好日}}</ref>。2024年（令和6年）1月17日に第170回[[芥川賞]]・直木賞の選考会が行われ、[[河﨑秋子]]の『ともぐい』とともに直木賞の受賞が決まった<ref name="nhk20240117">{{Cite news|和書 |title=芥川賞に九段理江さん 直木賞に河崎秋子さんと万城目学さん |newspaper=[[NHK]] |date=2024-01-17 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240117/k10014324601000.html |access-date=2024-01-17}}</ref>。