「活動電位」の版間の差分
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== 回路モデル ==
{{See also|等価回路#ホジキン-ハクスリー・モデル}}
[[File:RC membrane circuit.png|right|thumbnail|300px|'''A.''' 二重膜の図の上に描かれた単純な[[RC回路]]は、このイオンチャネルと脂質膜の関係を示している。<br />'''B.''' より入念な回路を描くことによって、Na<sup>+</sup>チャネル(青)、K<sup>+</sup>チャネル(緑)を含む膜のモデルを示すこともできる。]]
生体膜における活動電位の伝達の仕組みは、[[イオンチャネル]]を持つ細胞膜を[[RC回路]]とみなすことでより深く理解できる。この回路において、イオンチャネルは抵抗、絶縁体である脂質膜は[[コンデンサー]]として表される。電圧によって抵抗が変わる電位依存性イオンチャネルは可変抵抗であり、K<sup>+</sup>漏洩チャネルは通常の抵抗として表現される。膜間におけるNa<sup>+</sup>とK<sup>+</sup>の濃度差は電源(電池)とみなせる。また、軸索方向への神経伝達を妨げる要因も抵抗として表現される。
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