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==== さまざまな社会問題 ====
: ブームの全盛期には、白いデザインのたまごっちが非常に稀少だとして特に人気が集中したことがあったが、横井は「単なる噂」としている{{Sfn|横井|1997|pp=122–123}}。実際には他にも生産量の少ないたまごっちは存在していた{{Sfn|横井|1997|p=122}}。横井は、稀少価値があるとされた白いデザインの商品が1個9万円で取引されたり、色を塗り替えて稀少品であるように見せかけた商品が1個18万円で取引された話を聞いたという{{Sfn|横井|1997|p=134}}。
: 1997年からは<ref name="anti-counterfeiting">[https://tamagotchi-official.com/jp/anti-counterfeiting/ STOP!模倣品~たまごっち知財&ブランド保護の取り組み]、たまごっち公式サイト - 2025年10月2日閲覧。</ref>「ニュータマゴウォッチ」<ref>[https://www.bandai.co.jp/chizai/anti-counterfeiting/ 模倣品対策の取り組み]、バンダイ - 2025年10月2日閲覧。</ref>などといった模倣品が流通<ref name="anti-counterfeiting" />。1997年4月、バンダイは模倣品を販売・輸入などしていた8社に対し[[不正競争防止法]]に基づく差止めの仮処分を申し立てて認められる<ref name="anti-counterfeiting" />。4月28日には5社に対し輸入・販売などの差止めと損害賠償請求の本訴を提起した<ref name="anti-counterfeiting" />。1998年2月25日に[[東京地方裁判所]]は意匠権侵害及び不正競争防止法違反に基づくバンダイ勝訴の判決を言い渡した<ref name="anti-counterfeiting" />。
: 仕入れをした販売店によっては、100個仕入れたうちの50個だけ定価で店頭販売して、プレミア価格がついた5~20万円以上になっている人気のたまごっちは裏で売りさばいていたという。さらにたまごっちを組み立てていた韓国の工場から直接たまごっちを卸してもらって[[密輸]]し、20億円もの利益を得たケースもあったという<ref>[https://bunshun.jp/articles/-/42638 20億円を売り上げた“伝説の転売ヤー”が告白する「僕がマスクよりも大儲けした商材」]、文春オンライン、2021年1月6日。</ref>。
: [[1997年]][[2月14日]]には、[[日の丸自動車グループ|日の丸タクシー]]・[[イースタンモータース]]・[[宮園自動車]]・[[コンドルタクシーグループ|東京コンドルタクシー]]が東京都内で新たにスタートさせる初乗り運賃1kmまで340円のタクシー<ref>{{cite news|和書|title= タクシー多重運賃に|newspaper= [[日本経済新聞]] 朝刊|date= 1997年2月15日|page= 8}}</ref>{{#tag:ref|追随した他社を含め、全社とも2002年までに終了している<ref>{{cite news|和書|url= https://mainichi.jp/articles/20160213/k00/00m/020/152000c |title= タクシー料金 割高な「初乗り」引き下げの効果実験へ|newspaper= 毎日新聞|accessdate=2016年2月12日|date= 2016年2月12日}}。</ref>。|group="注"}}の愛称を「たまごっちタクシー」と発表したところ、バンダイから「[[日本の商標制度|商標]]の無断使用」と警告される事態も発生した<ref>{{cite news|和書|title= 愛称は『たまごっち』|newspaper=日本経済新聞 朝刊|date= 1997年2月15日|page=8}}</ref>。
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{{出典の明記|section=1|date=2023年3月}}
[[ファイル:バンダイキャラクターストリートまめっち.jpg|thumb|upright|バンダイ本社ビル前の[[まめっち]]像 (2010年撮影)]]
 
2024年11月時点で、たまごっちのキャラクター総数は1200体以上に及ぶ<ref name="digiday">[https://digiday.jp/brands/tamagotchis-physical-presence-survives-in-the-digital-age/ LOOK INSIDE! デジタル時代に生き残る「 たまごっち 」の物理的な存在感。28年間愛され続ける理由と新たな戦略]、DIGIDAY日本版、2024年11月20日。</ref>。2020年代に入ってからは、キャラクターを用いたライセンスビジネスも盛んに展開している<ref name="digiday" />。
 
キャラクターのデザインは、第1期は[[渡辺けんじ]]がβバージョンをデザイン開発担当して解雇された[[黒柳陽子]]から仕事を引き継ぎ、第2期からは[[JINCO]]が担当している。なお、漫画連載は雑誌によって、[[あべさより]]、[[きむらひろき]]、[[かがり淳子]]、[[ヤスコーン]]、[[河井リツ子]](りっち名義)、[[後藤英貴]]など複数の漫画家が担当している。