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== 塔頭 ==
[[ファイル:Crane and Turtle Garden - Konchi-in - IMG 5205.JPG|thumb|金地院「鶴亀の庭」(特別名勝)]]
* [[金地院]] - 南禅寺の[[塔頭]]のひとつで、勅使門の手前右側に位置する。[[応永]]年間([[1394年]] - [[1428年]])、洛北[[鷹峯]](現・[[京都市]][[北区 (京都市)|北区]])に[[大業和尚]]が創建し、[[慶長]]10年([[1605年]])頃に[[一色氏]]出身の[[以心崇伝]]によって現在地に再興された。方丈は[[伏見城]]の遺構を慶長16年([[1611年]])に移築したものという。[[特別名勝]]に指定されている庭園は「鶴亀の庭」といわれ、[[小堀政一|小堀遠州]]の作である。塀重門として建つ明智門は[[明智光秀]]にちなむ門で、[[大徳寺]]方丈から[[明治]]時代に移築したもの。それまでここに建っていた唐門はもと[[二条城]]の唐門で(その前は[[伏見城]]にあったという)、崇伝が幕府から賜ったものだが、[[豊国神社 (京都市)|豊国神社]]再建にあたり神社に譲られて移築された。[[国宝]]の『渓陰小築図』『秋景冬景山水図』を所蔵する。なお、『秋景冬景山水図』は日本伝来の宋画の中の名品で、実際には後の時代の作品だったようだが北宋の皇帝徽宗の作と伝えられていた。
* [[南禅院]] - [[亀山天皇|亀山上皇]]の離宮時代の「上の御所」に造られた南禅寺の塔頭で、南禅寺発祥の地といわれる。方丈の庭園は[[回遊式庭園|池泉廻遊式庭園]]で[[鎌倉時代]]に作られた庭園であり、京都で一番古いものである。京都三名勝史跡庭園(他には[[天龍寺]]庭園、[[西芳寺]]庭園)の一つ。[[一山一寧]]の墓がある。なお、現在は南禅寺の直轄寺院となっている。
* 最勝院(高徳庵)
* 正因庵