「伝説巨神イデオン」の版間の差分
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こうして[[1982年]][[7月10日]]にテレビシリーズの総集編『THE IDEON 接触篇』と、新作映画『THE IDEON 発動篇』(英語タイトルはTHE IDEON A CONTACT、THE IDEON Be INVOKED)が併映の形で同時公開され、両篇合わせておよそ3時間にも及ぶ長大な上映時間となった。プロモーション上(劇場版ポスター等)はテレビシリーズと同じく『伝説巨神イデオン』のロゴが使用されており、公開後もそのタイトルで紹介される場合が少なくないが、実際には劇場版のタイトルは『THE IDEON』である。徳間書店ロマンアルバム(51)でのインタビュー記事にて富野監督本人が『伝説巨神イデオン』でなく『THE IDEON』に改題した明確な理由を説明している{{Efn2|以下当該インタビューより「(前略)『伝説巨神イデオン』だと、イメージ的に”イデ”が見えなくなるんです。伝説の巨神という形に目がいっちゃうわけです。(中略)本当の意味でイデオンというのは、コスモであり、カーシャであり、カララであり、すべて、人なんだって思える。(中略)ロボットの形をしたイデオンっていうのは、それを知るためのきっかけを作っているにすぎないんですよね。」}}ため、これは単なる表記上の違いではない。
内容は『接触篇』がテレビシリーズ前半の総集編で、『発動篇』が最終回の完全版となっている。『発動篇』の制作を優先したため、『接触篇』はストーリーの流れよりも作画クオリティを重視して主に湖川が担当した回を中心に構成された。富野は「起承転結の“承”の部分がないので、劇作としては0点」と当時は厳しく自評してい
「皆殺しの富野」と呼ばれる監督の作品らしく、キッチン、ギジェほか、キャラクターは凄惨な死を迎え、老若男女問わず徹底した人体破壊描写が行われた。ラストについて富野は「『禁じ手』を使ってしまったのかもしれない」と語っている<ref>小説『オーラバトラー戦記11巻(リライト版)』{{Full|date=2024年8月}}の後書きより。理由については「この手を使えばどんな内容でも作品としてパッケージできてしまうから」と書いている。</ref>。
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