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[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の[[常磐線]]を走行する、[[常磐快速線]]<ref group="注釈">中距離列車も含む。</ref>([[上野東京ライン]])、[[常磐緩行線]]、[[東武鉄道]]の[[東武野田線|野田線]](東武アーバンパークライン)の2社3路線が乗り入れている。駅番号は常磐快速線が「'''JJ 07'''」、常磐緩行線が「'''JL 28'''」、野田線が「'''TD 24'''」である。
柏[[商圏]]を形成する商業中心都市である[[柏市]]([[中核市]])の中心駅であり、常磐線沿線で最大規模の[[繁華街]]を形成している<ref>{{Cite web|和書|title=平成30年度消費者購買動向調査(千葉県の商圏)|url=https://www.pref.chiba.lg.jp/keishi/toukeidata/shouken/h30/h30kekka.html|website=千葉県|accessdate=2020-07-13|language=ja|last=千葉県}}</ref>。[[江戸時代]]より[[水戸街道]]の[[宿場町]]として栄えた「[[小金宿]]」と「[[我孫子宿]]」の中間に位置しており、鉄道開業当時は駅周辺は単なる農村であったが、[[東京一極集中]]による[[ベッドタウン]]化及び人口増加とそれに伴う鉄道利用者の増加に伴い、
[[File:Kashiwa Station East Exit Plaza 20240520.jpg|thumb|東口ペデストリアンデッキ]]
柏駅は[[1973年]]に'''日本初の[[ペデストリアンデッキ]]'''(通称「ダブルデッキ<ref>{{Cite web|和書|url=https://kashiwa-wdeck.com/about/|title=ABOUT|website=KASHIWA W DECK 柏駅前デッキ利活用プロジェクト|publisher=一般財団法人 柏市まちづくり公社|quote=ダブルデッキは、柏駅東口地区市街地再開発事業によって整備された日本最初のペデストリアンデッキです。|accessdate=2024-08-25}}</ref>」)が整備され、大規模な駅前デッキ網として知られる。駅前通りは日曜日および休日の10時から18時までの間は[[歩行者天国]]となる。[[1970年代]]に[[そごう]]、[[髙島屋]]、[[丸井]]などの[[百貨店]]をはじめ多くの商業施設が進出し、かつては遠く[[茨城県]]、[[埼玉県]]からも買い物客を集めた。[[1980年代]]以降は駅周辺に若者向けの商業施設が次々と開店し、[[東葛地域|東葛飾地域]](旧:[[東葛飾郡]]北部)随一の商業拠点となった。JR柏駅の乗降客数は、[[首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス|つくばエクスプレス]](TX)が開業するまで千葉県内で第1位であった(2023年現在は[[西船橋駅]]、[[船橋駅]]、柏駅の順で県内第3位)。現在の柏駅周辺はつくばエクスプレス沿線の急発展
商業地の地価公示に関しては、千葉県内で千葉駅に次ぐ地価であった時期もあったが、船橋駅に抜かれ、令和7年度には松戸駅前を下回った。
[[1990年]]代には、[[東京都]]の[[秋葉原駅]]、[[高田馬場駅]]、[[神奈川県]]の[[川崎駅]]などのハブ駅より乗車人員が多い駅として知られていた。2023年度の両社を合算した乗降人員は約36万人。
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* [[1971年]](昭和46年)
[[File:Kashiwa Station Rapid train stop beginning.jpg|thumb|柏駅の快速電車停車を祝う柏市民]]
** [[4月1日]]:
** 4月20日:国鉄常磐線
* [[1972年]](昭和47年)
** [[6月28日]]:
** [[10月2日]]:国鉄常磐線の快速線ホーム設置で快速電車が停車するようになる。
* [[1973年]](昭和48年)6月30日:この日限りで自動改札機の試験を終了
▲* [[1979年]](昭和54年):東武鉄道の駅に駅ビル「柏ローズタウン」(現・[[柏髙島屋ステーションモール|柏高島屋ステーションモール]])が開業。
* [[1980年]](昭和55年)[[10月1日]]:[[客車]]列車を除く普通列車がすべて停車するようになる。
* [[1984年]](昭和59年)
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** 1月:国鉄駅舎の増改築工事開始。
** 12月:国鉄柏駅の駅舎増築完成。コンコースの奥行きを30m拡張し、ホーム階段を4つから6つになった。
* [[1986年]](昭和61年)[[11月1日]]:国鉄特急列車(「
* [[1987年]](昭和62年)
**[[2月20日]]:東西自由通路(現在の南口がある橋)が完成。
** 4月1日:[[国鉄分割民営化]]に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる{{R|停車場}}。
* [[1990年]]([[平成]]2年)[[12月26日]]:東武柏駅の改良工事が完成<ref name="交通901218">{{Cite news |和書|title=東武野田線 柏駅改良工事が完成 |newspaper=交通新聞 |publisher=交通新聞社 |date=1990-12-18 |page=1 }}</ref>。コンコースが従来の3倍に広がり、ホームも拡幅
* [[1992年]](平成4年)
** [[4月23日]]:東武柏駅に南口を開設した。
** [[12月22日]]:JR柏駅で自動改札の供用を開始する<ref name="chibanippo19921212">{{Cite news|和書|title=22日から自動改札口に JR柏駅|newspaper=[[千葉日報]]|edition=朝刊 |page=15|publisher=千葉日報社|date=1992-12-12}}</ref>。
* [[1998年]](平成10年)[[7月12日]]:JR常磐線の3・4番線ホームを3m拡幅<ref>{{Cite journal |和書|title=JR常磐線・柏駅改良工事 |journal=土木施工 |volume=39|issue=9|date=1998-09 |publisher=山海堂 |issn=0387-0790 |id={{JP番号|00017479}} }}</ref><ref>{{Cite journal |和書 |author1=吉永則雄 |author2=森田輝夫 |title=6時間で本設ホーム拡幅を可能にした計画と手法 JR常磐線・柏駅改良工事= |journal=土木施工 |volume=39|issue=11|date=1998-11 |publisher=山海堂 |issn=0387-0790 |id={{JP番号|00017479}} }}</ref><ref>{{Cite journal |和書 |author1=森田輝夫 |author2=菅原学 |title=常磐線柏駅ホーム拡幅の施工 |journal=日本鉄道施設協会誌 |volume=36|issue=12|date=1998-12 |publisher=[[日本鉄道施設協会]] |issn=0913-2643 |id={{JP番号|00055622}} }}</ref>。
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* [[2001年]](平成13年)[[11月18日]]:JR東日本で[[ICカード]]「[[Suica]]」の利用が可能となる<ref group="広報">{{Cite web|和書|url=https://www.jreast.co.jp/press/2001_1/20010904/suica.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190727044949/https://www.jreast.co.jp/press/2001_1/20010904/suica.pdf|title=Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)|format=PDF|language=日本語|archivedate=2019-07-27|accessdate=2020-04-24|publisher=東日本旅客鉄道}}</ref>。
* [[2005年]](平成17年)[[7月9日]]:JR特急列車「フレッシュひたち」の[[千葉県]]内停車駅を柏に統一。朝の上り一部を除くすべての「フレッシュひたち」が停車。[[特別快速]]新設に伴い、停車駅となる。
* [[2007年]](平成19年)[[3月10日]]:東武柏駅に発車メロディを導入。
* [[2011年]](平成23年)[[7月23日]]:東武柏駅の番線表記が変更。
* [[2015年]](平成27年)
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** [[6月8日]]:大宮 - 柏間で特急「アーバンパークライナー」を2往復(2 - 5号)増発<ref group="広報">{{Cite press release|和書|url=https://www.tobu.co.jp/file/pdf/555685de09870d4935783c8360e9aa1d/200225_2%20.pdf?date=20200225145408|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200318061620/https://www.tobu.co.jp/file/pdf/555685de09870d4935783c8360e9aa1d/200225_2%20.pdf|format=PDF|language=日本語|title=2020年6月6日(土)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン【特急列車・THライナー・SL大樹概要が決定】|publisher=東武鉄道|date=2020-02-25|accessdate=2020-03-27|archivedate=2020-03-18}}</ref>。
* [[2021年]](令和3年)[[12月9日]]:JR東日本の1・2番線(常磐線各駅停車ホーム)でホームドアの使用を開始<ref group="広報">{{Cite press release|和書|url=https://www.jreast.co.jp/press/2021/tokyo/20211116_to01.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20211116111624/https://www.jreast.co.jp/press/2021/tokyo/20211116_to01.pdf|format=PDF|language=日本語|title=東京支社管内のホームドア使用開始駅について|publisher=東日本旅客鉄道東京支社|date=2021-11-16|accessdate=2021-11-16|archivedate=2021-11-16}}</ref><ref group="広報">{{Cite press release|和書|url=https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20201117_to03.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201117063610/https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20201117_to03.pdf|format=PDF|language=日本語|title=常磐(各駅停車)線に初めてホームドアを導入します 〜2021年度にホームドアを使用開始する常磐(各駅停車)線の駅について〜|publisher=東日本旅客鉄道東京支社|date=2020-11-17|accessdate=2020-11-17|archivedate=2020-11-17}}</ref>。
*
* [[2023年]](令和5年)[[11月22日|3月18日]]:この日のダイヤ改正からそれまで通過していた朝の上り特急「ときわ」が停車するようになり、「ときわ」全列車の停車駅
▲**[[1月16日]]:[[びゅうプラザ]]の営業を終了<ref group="広報" name="view_close">{{Cite web|和書|url=https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=434|title=駅の情報(柏駅):JR東日本|language=日本語|accessdate=2021-08-26|publisher=東日本旅客鉄道|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210826125759/https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=434|archivedate=2021-08-26}}</ref>。3月1日に「駅たびコンシェルジュ柏」としてリニューアルオープン。
▲* [[2023年]](令和5年)[[11月22日|3月18日]]:この日のダイヤ改正からそれまで通過していた朝の上り特急「ときわ」が停車するようになり、「ときわ」全列車の停車駅となる。土休日の各駅停車の終着および始発列車が全列車我孫子駅に延長運転となる。
* [[2023年]](令和5年)[[11月22日]]:駅構内の[[Becker's|ベッカーズ]]閉店<ref>{{Cite web |url=https://toyokeizai.net/articles/-/716484 |title=東洋経済オンライン 最後の1店が閉店「ベッカーズ」を追い込んだ"5難" |access-date=2024-01-26}}</ref>。この閉店をもってベッカーズの営業店舗はなくなった。
* [[2024年]](令和6年)[[2月24日]]:東武柏駅の発車メロディを柏レイソルの応援歌に変更。使用期間は1年間<ref>{{Cite web |url=https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20240222182758rbflqvfEYS3CA12F7LrJtg.pdf |title=発車メロディを地元の人気サッカーチーム 「柏レイソル」の応援歌に変更します!! |access-date=2024/02/23 |publisher=東武鉄道}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.tetsudo.com/event/47718/ |title=柏駅 発車メロディー 変更 |access-date=2024/02/23 |publisher=鉄道コム}}</ref>。
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柏営業統括センター<ref>[https://jreu-t.jp/wp-content/uploads/2023/04/0b7120a14b89591acae1a0ed49e63f84.pdf 東日本旅客鉄道労働組合 東京地方本部『業務部速報] 2023年3月16日 45号</ref>の所在駅で[[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]([[駅長]]配置)であり、[[我孫子駅 (千葉県)|我孫子駅]]、[[取手駅]]と、業務委託駅である[[南柏駅]]、[[北柏駅]]、[[天王台駅]]を管理下に置いている。[[みどりの窓口]]、[[自動券売機]]、[[指定席券売機]]、[[自動改札機]]、[[自動精算機]]などが設置されている。
[[改札]]は当初からある北側の'''中央口'''と、東武は1992年4月、遅れてJRは1999年4月に開設した'''南口
駅舎は中央口側は通路と一体のものが双方にあり、双方の通路を接続することで東口・西口を相互に利用している。一方南口は1本の[[跨線橋]]に両社の駅舎を接続する形を取っている。JRと東武の改札内は完全に分離されており、連絡改札口も存在しないため、双方の改札口を通らないと乗り換えができない。東西を結ぶ跨線橋に出る南口改札口は、すぐ左手(東)のファミリかしわビル内に進めば、小柳町上空通路を経由して二番街通り、セントラルパル街方面への近道として利用でき
構内は双方が接しており、同じ向きに線路と[[プラットホーム|ホーム]]が並んでいる。
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[[島式ホーム]]2面4線を有する{{R|zeneki05}}[[地上駅]]で、[[橋上駅|橋上駅舎]]を有している。[[駅ナンバリング|駅番号]]は快速と各駅停車でそれぞれ「'''JJ 07'''」「'''JL 28'''」が付与される。
改札口は中央口と南口のほか、朝[[ラッシュ時]]限定の3・4番線(快速)ホーム直結の入場専用改札
2005年7月9日の[[2001年以降のJRダイヤ改正|ダイヤ改正]]より朝ラッシュ時の上りを除く「フレッシュひたち」の全列車と上り「スーパーひたち」1本が停車するようになり、3・4番線ホームに[[自由席]]特急券券売機が設置されていたが、2015年3月14日のダイヤ改正で新たな着席サービスの開始(自由席の廃止)に伴い、2015年3月6日から新型の指定席券売機が設置され、自由席特急券券売機は使用停止となった。設置場所も11号車付近から、8号車付近に移設されている。なお、現在の特急停車は「[[ひたち (列車)|ときわ]]」全列車と下りの「ひたち」1本(8時27分発[[仙台駅|仙台]]行)となっている。
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|[[File:JR_JJ_line_symbol.svg|15x15ピクセル]] 常磐線(特急・快速)
|style="text-align:center;"|下り
|我孫子・[[天王台駅|天王台]]・[[取手駅|取手]]・[[土浦駅|土浦]]・[[水戸駅|水戸
|}
(出典:{{url|https://www.jreast.co.jp/estation/stations/434.html |JR東日本:駅構内図}})
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駅ホームの構造上、[[大宮駅 (埼玉県)#東武鉄道|大宮]]方面と[[船橋駅|船橋]]方面を直通する列車は当駅で[[スイッチバック]]を行う。
船橋方面と大宮方面を相互に直通する列車は、日中時間帯は急行が1時間に2本設定されていて、当駅で普通に接続する。普通電車はそれぞれ5 - 10分で乗り継ぐことが可能な[[ダイヤグラム|ダイヤ]]になっている。
コンコースからホーム階に降りるエレベーターは中央口改札から大宮方面ホーム(1・2番線)への1基のみだが、前述のホーム先端の通路が近いために船橋方面ホーム(3・4番線)への移動は容易である。
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== 利用状況 ==
[[2023年|2023年度]]([[令和]]5年度)の両社を合算した乗降人員は約36万人であり、千葉県でも有数の利用者数である。
1990年代(平成2年代)には、東京都の[[秋葉原駅]]、[[高田馬場駅]]、神奈川県の[[川崎駅]]などのハブ駅より乗車人員が多い駅として知られた。千葉県内ではJRと私鉄乗り換えを合算して1位となることもあり、[[船橋駅]]と1位2位を争う形だった(県庁所在地の[[千葉駅]]は県内4位の利用者数)。
しかしその後、朝のラッシュ時乗車率200%以上が問題視されはじめ、混雑緩和目的のため常磐新線([[首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス|つくばエクスプレス]])の計画が推進された。[[2005年]](平成17年)のつくばエクスプレス開業の影響を受け、[[2004年|2004年度]](平成16年度)から[[2006年|2006年度]](平成18年度)は2年間で乗降人員が5万人程度減少した。
* '''JR東日本''' - [[2024年|2024年度]](令和6年度)の1日平均[[乗降人員#乗車人員|'''乗車'''人員]]は'''117,042人'''である<ref group="JR" name=“JR2024”/>。[[2020年|2020年度]](令和2年度)には[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス感染症(COVID-19)]]流行の影響で[[2019年|2019年度]](令和元年度)から30,883人、24.6%減少し、[[1979年]](昭和54年)以来41年ぶりに10万人を割り込んでいた。
** 同社の駅では[[蒲田駅]]についで第25位、常磐線のみのJR駅では、[[北千住駅]]に次ぐ2位であり、千葉県以北の常磐線の駅では最も多い。千葉県内の駅では[[西船橋駅]]、船橋駅に次いで3位、千葉県内の常磐線の駅の中では1位である。
* '''東武鉄道''' - [[2024年|2024年度]](令和6年度)の1日平均[[乗降人員|'''乗降'''人員]]は'''145,830人'''である<ref group="東武" name="tobu2024" />。
** 同社の駅では[[北千住駅]]、[[池袋駅]]、[[和光市駅]]、[[朝霞台駅]]に次ぐ第5位で、野田線の駅では最も多い。
=== 年度別1日平均乗降人員 ===
[[1993年|1993年度]](平成5年度)の1日平均'''乗降'''人員の推移は下表のとおりである(JRを除く)。
{| class="wikitable mw-collapsible" style="text-align:right; font-size:85%;"
|-
684 ⟶ 679行目:
== 駅周辺 ==
{{出典の明記| date = 2015年3月|section=1}}
駅東側から旧[[水戸街道]]付近、更にその先にかけての周辺一帯は、[[東葛地域|東葛飾地域]]北部の商業中心地として[[関東地方|関東]]屈指の商業集積地となっているが、近年は郊外型のショッピングモールに押される形で大型商業施設の閉店も見られる。その外縁は住宅地が多く並ぶ。駅近傍には[[そごう柏店|SKY PLAZA]]([[ビックカメラ]])、[[ファミリかしわ]]、[[MEGA
駅前、駅周辺は[[夏]]のイベント「[[柏まつり]]」の会場となる。駅周辺は[[路上ライブ]]のメッカで、メジャーデビューした[[アーティスト]]として、[[Something ELse]]や[[奥華子]]などがいる。[[レストラン]]、[[喫茶店]]などの飲食店はデパート・スーパー・ビル内などにあるほか、裏通りに地元系の店も存在する。駅に近い[[雑居ビル]]や[[柏神社]]東方付近「柏銀座通り」などに[[居酒屋]]・[[飲み屋]]系料理店が多数ある。
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<!--[[プロジェクト:鉄道#バス路線の記述法]]に基づき、経由地については省略して記載しています。-->
柏市南部・沼南地区方面への[[路線バス]]が発着する。
{| class="wikitable" style="font-size:80%;"
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|-
!1
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|{{Unbulleted list|[[東武バスセントラル沼南営業所#旧沼南町方面|'''柏22''']]:小野塚台|'''柏25''':手賀東小学校入口・布瀬|'''柏27''':手賀の丘公園|'''柏31'''・'''柏35''':沼南車庫}}
|
895 ⟶ 888行目:
!2
|'''直行''':[[芝浦工業大学柏中学高等学校]]
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|{{Unbulleted list|[[阪東自動車#柏慈恵線|'''柏51''']]:[[東京慈恵会医科大学附属柏病院|慈恵医大柏病院]]|[[阪東自動車#柏ウェルネス線|'''柏52''']]:ウェルネス柏}}
|「柏52」は土休日は運休
|-
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|{{Unbulleted list|'''[[かしわコミュニティバス]](ワニバース) 市役所ルート(柏56)''':ウェルネス柏}}
|土休日は運休
|-
!4
|
|[[阪東自動車#柏戸張線|'''柏53''']]:
|
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!5
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|{{Unbulleted list|[[東武バスセントラル沼南営業所#名戸ヶ谷・新柏駅方面|'''柏26''']]:[[南柏駅]]東口|'''柏28''':名戸ヶ谷記念病院前|'''柏33'''・'''柏34''':[[新柏駅]]|[[東武バスセントラル沼南営業所#豊住方面|'''南柏02''']]:酒井根}}
|
|-
!6
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|{{Unbulleted list|[[阪東自動車#柏大津線、柏車庫線|'''柏54''']]:東我孫子車庫|'''柏55''':[[大津ケ丘]]団地 / 沼南庁舎バス乗継場}}
|
|}
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=== 西口 ===
<!--[[プロジェクト:鉄道#バス路線の記述法]]に基づき、経由地については省略して記載しています。-->
柏市北部や[[流山市]]方面への路線バスと、[[東京国際空港|羽田空港]]への[[高速バス]]が発着する。尚、高速バスは柏駅前からやや離れたクレストホテル前の専用バス停に停車する
{| class="wikitable" style="font-size:80%;"
967 ⟶ 960行目:
<gallery widths="180" style="font-size:90%;">
Kashiwastation-westbusterminal.JPG|柏駅西口バスターミナル 高島屋に隣接(1-3番のりば)
The Crest Hotel Kashiwa Bus Stop.JPG|ザ・クレストホテル前バスのりば
</gallery>
== その他 ==
* [[1972年]]([[昭和]]47年)に当時の[[日本国有鉄道]](国鉄)が、利用者を限定しない形の実用試験として[[自動改札機]]を当駅に設置{{efn|試行は約半年間。設置した機械は自動改札装置4台、定期券印刷発売機1台、エンコード付自動券売機7台、中長距離用試作乗車券印刷発行機2台である。<ref name="ticket gate test-Kashiwa">{{Cite journal|和書|author=村戸健一 |title=自動出改札柏駅における試行結果|journal=JREA |year=1973|publisher=日本鉄道技術協会 |volume=16 |issue=2 |pages=12-15 |id={{全国書誌番号|00000312}} }}</ref> }}。国鉄としては[[中央線快速|中央快速線]][[国立駅]]{{efn|国立駅の自動改札機導入は[[1970年]]4月、特定定期券保持者に限定しての試験設置}}・[[武蔵小金井駅]]に次ぐ3番目の導入である<ref name="ticket gate test-Kashiwa"/>。試験終了後は撤去された。{{efn|不具合が多く、本格採用には至らなかったとのこと<ref name="kouhou1217">{{Cite magazine |和書|title=市民を乗せて半世紀 特集 柏の50年〜鉄道編〜 |date=2004-05-15 |magazine=広報 かしわ |issue=1217 |pages=4-5 |url=http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/020300/p007112_d/fil/160501-47.pdf |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150619174754/https://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/020300/p007112_d/fil/160501-47.pdf |archivedate=2015-07-19}}</ref>}}
* 常磐線の複々線化当初、快速線ホームは設置されておらず、利用客の利便性の低下において[[国会]]で激しい追及を受けたため、新たに快速線ホームが設置され、1972年10月2日から快速電車が停車するようになった
* 快速電車が停車するようになった1972年当時の国鉄側コンコース内の広さは、幅21 m、奥行き15 mで、階段4か所、階段の幅は3.8 mであった。
* この拡張前のコンコースは狭いことで知られており、[[1984年]]([[昭和]]59年)[[4月19日]]には大混雑でけが人が出る騒ぎとなった。朝のラッシュ時間帯は改札制限を行い、駅員14人が改札内外で整理を行っていたが押し寄せた乗客によって改札ボックスに押しつけられ負傷した。同年3月7日には当時の国鉄総裁・[[仁杉巌]]がピーク時の当駅を視察した<ref>{{Cite news|和書|title=混雑極限の国鉄柏駅、ついにけが人出す |date=1984-04-20 |newspaper=朝日新聞 |edition=朝刊 |page=東葛版}}</ref>。
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== 構想・計画 ==
* 柏駅東口 - 柏二番街の商店主や地元の地権者、オブサーバとして柏市と柏商工会議所、中小企業基盤整備機構が加わり、柏駅前再開発へ協議を開始すると報道された。{{要出典|date=2025-04}}
:柏市は再開発の検討を2025年度に開始、2026年度にそごう柏店の跡地を取得することを計画している
* JR東日本は2008年に柏駅改良計画を出しているが、具体的な設計段階には至っていない。現在は改札口トイレ改修やコンコースホームの発車標のフルカラー化など小規模な改修は行なわれている。{{要出典|date=2025-04}}
* 柏駅西口 - 2015年度に柏駅西口北地区再開発の準備組合が統合発足し、準備組合が検討した一体的整備案では、地区面積約3.8 haの第一種市街地再開発事業(組合施行)を前提に、建築敷地を約2.9 haとし、計画用途として3街区のころから検討してきた百貨店・商業、業務、病院、専門学校、文化交流、住宅、駐車場・駐輪場に加え、街区を一体化したことで地区の中央に交通広場及び交流拠点(広場)機能を新たに設けるとした。 同地区の現在の都市計画用途は商業地域で、建ぺい率80%、容積率400%だが、再開発で高度利用(容積率600%程度)を図り、総延べ約17万4000 m<sup>2</sup>の施設整備を目指す。一体的整備案の特徴となる交通広場は、現在のところ、6つのバスバースを有する広場として計画。高島屋前で乗降している路線バス、クレストホテル前で乗降している空港バス、柏駅周辺で停車が困難だった観光バス等の利用を想定。同地区内には高島屋、岡田病院、大原学園等が立地しており、再開発に合わせてこれらの建物の機能更新を図るほか、高質な高層マンション等を整備する計画となっている。2018年度末の都市計画決定、2019年度に事業認可取得と組合を設立し、2020年度の権利変換計画認可取得を経て、2021年度の解体工事着手を目標としていた。しかし2021年6月12日付毎日新聞報道で、高島屋が準備組合から離脱することが報じられ、準備組合は事業の見直しなど今後の方向性を決めることとし、計画の大幅な遅れは避けられないとしている。<ref>{{Cite news|和書|title=柏駅西口再開発 高島屋が準備組合離脱 「一番の顔」、地権者困惑] |date=2021-06-12 |newspaper=毎日新聞 |publisher=(毎日新聞社 |url=https://mainichi.jp/articles/20210612/k00/00m/020/058000c }}</ref>
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