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{{Boxing statsbox
|name= 井岡 一翔
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|weight= [[{{仮リンク|バンタム級]]|en|Bantamweight}}
|height= 165cm
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|family=[[井岡一法]](父)
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}}
 
'''井岡 一翔'''(いおか かずと、[[1989年]][[3月24日]] - )は、[[日本]]の[[プロボクサー]]。[[大阪府]][[堺市]]出身。[[志成ボクシングジム]]所属。元[[世界ボクシング協会|WBA]]・[[世界ボクシング評議会|WBC]]世界[[{{仮リンク|ミニマム級]]|en|Mini flyweight}}[[統一世界王者|統一王者]]。元WBA世界[[{{仮リンク|ライトフライ級]]|en|Light flyweight}}王者。元WBA世界[[{{仮リンク|フライ級]]|en|Flyweight}}王者。元WBA・[[世界ボクシング機構|WBO]]世界[[{{仮リンク|スーパーフライ級]]|en|Super flyweight}}王者。[[複数階級制覇|世界4階級制覇王者]]<ref>[https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2015/04/23/kiji/K20150423010220160.html 井岡が世界最速「獲ったぞ!」 一族の悲願成就に涙…] スポニチアネックス 2015年4月23日</ref>。
 
[[興國高等学校]]卒業、[[東京農業大学]]中退。かつては父・[[井岡一法]]が会長を務める[[井岡ボクシングジム|井岡ボクシングジム・プロフェッショナル]]、パチンコ・パチスロメーカーの[[三共 (パチンコ)|SANKYO]]、[[DANGAN|DANGAN AOKIボクシングジム]](旧Reason大貴ボクシングジム)に所属していた。
 
== 来歴 ==
==== アマチュア時代 ====
中学1年時に叔父である[[井岡弘樹]]が所属していた[[グリーンツダボクシングクラブ|グリーンツダジム]]で[[ボクシング]]を始め、中学3年時に叔父と父が設立した[[井岡ボクシングジム|井岡ジム]]へ移籍。[[興國高等学校]]在学中にはライトフライ級で2年時に[[全国高等学校ボクシング選抜大会|選抜大会]]、[[全国高等学校総合体育大会ボクシング競技大会|インターハイ]]、[[第60回国民体育大会|晴れの国おかやま国体]]で優勝し、2005年度アマチュア部門新鋭賞を受賞。3年時も選抜大会、インターハイ、[[第61回国民体育大会|のじぎく兵庫国体]]の各大会で優勝して[[粟生隆寛]]・[[大迫亮]]らに次ぐ史上3人目の高校6冠を達成した<ref name="nikkan200904">[https://megalodon.jp/2010-0502-0946-43/www.nikkansports.com/battle/news/f-bt-tp0-20090412-482227.html 井岡一翔アマで95勝10敗、高校6冠] [[日刊スポーツ]] 2009年4月12日閲覧</ref>。
 
高校卒業後は[[東京農業大学]]に進学して[[2008年北京オリンピックのボクシング競技|北京オリンピック]]出場を目指したが、1年時の[[全日本ボクシング選手権大会|全日本アマチュアボクシング選手権大会]]決勝で大久保賢児に1ポイント差で敗れ出場を逃した。翌[[2008年]]の[[キングスカップ国際ボクシングトーナメント|キングスカップ]]では、[[2007年世界ボクシング選手権大会|前年の世界選手権]]で銅メダルを獲得したタイの[[アムナット・ルエンロン]]<ref>[http://88.85.4.2/biographies.fwx?id_athlete=3037 AIBA(国際ボクシング協会)によるアムナー・ルンルーンの主な試合結果] {{En icon}}</ref>に準決勝で敗れたものの、銅メダルを獲得<ref>[https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2013/02/blog-post_2389.html 井岡を破った男が初代IBFアジア王者に!] [[ボクシング・ビート|ボクシングニュース「Box-on!」]] 2013年2月18日</ref>。同年の全日本選手権の決勝では林田太郎(駒大1年)に1ポイント差で敗れ2年連続準優勝となった{{efn|林田はNHKのインタビューで「後半2Rはポイントを取られて負けたと思った」と語った。}}。大学では[[第62回国民体育大会|秋田わか杉国体]]・[[第63回国民体育大会|チャレンジ!おおいた国体]]で優勝したが<ref>[https://megalodon.jp/2010-0502-0843-04/boxon.jp/news/002369.php 秋田国体団体は熊本が優勝 少年は全階級RSC決着] 「[[ボクシング・ビート|月刊ボクシングワールド]]」オフィシャルサイト 2007年10月8日閲覧。</ref><ref>[https://megalodon.jp/2010-0502-0843-48/boxon.jp/news/003144.php 千葉、広島が同点優勝 - 大分国体] 「月刊ボクシングワールド」オフィシャルサイト 2008年10月2日閲覧。</ref>、北京オリンピックという目標が消えたことを理由にプロ転向を決め、大学を2年途中で中退した<ref name="hochi200910">[https://megalodon.jp/2009-1030-2046-42/hochi.yomiuri.co.jp/osaka/column/kikuchi/news/20090121-OHO1T00193.htm 井岡一翔、プロの世界で輝け] [[スポーツ報知]]大阪版 2009年1月21日</ref>。
 
==== プロ転向 ====
[[2009年]]1月18日、B級プロテストに合格してB級ライセンスを取得し<ref name="hochi200910" />、同年4月12日に[[大阪府立体育会館]]第1競技場でプロデビュー。メインイベントで[[タイ王国]][[フライ級]]王者のトンタイレック・ポーウォラシンとライトフライ級ノンタイトル6回戦を行い、3回26秒[[ノックアウト|TKO]]勝利を収めた<ref>[https://megalodon.jp/2010-0502-0853-08/www.nikkansports.com/battle/news/f-bt-tp0-20090412-482202.html 井岡一翔がTKOデビュー] 日刊スポーツ 2009年4月12日閲覧</ref>。
 
2009年7月26日、大阪府立体育会館第1競技場で日本ミニマム級7位の[[松本博志]]([[角海老宝石ボクシングジム|角海老宝石]])とライトフライ級ノンタイトル8回戦を行い、2R終了間際に[[ノックダウン]]を奪ってから連打をまとめて2回2分59秒TKO勝利を収めた<ref>[https://megalodon.jp/2009-0727-1928-41/www.sponichi.co.jp/osaka/spor/200907/27/spor222555.html 井岡一翔「5戦目世界奪取」見えた! 2回TKO勝ち] [[スポーツニッポン]] 2009年7月27日閲覧</ref>。
 
2009年12月29日、大阪府立体育会館第1競技場で[[世界ボクシング協会|WBA]]世界ライトフライ級9位・WBC世界ライトフライ級12位の[[國重隆]]([[帝拳プロモーション#系列ジム|大阪帝拳]])とライトフライ級ノンタイトル10回戦を行い、10回3-0(99-92、98-93、97-94)の判定勝利を収めた。この勝利でWBA、WBCともライトフライ級14位にランクされた<ref>[https://megalodon.jp/2009-1230-1432-20/www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20091230-580943.html 井岡氏おい一翔世界挑戦計画] 日刊スポーツ 2009年12月30日閲覧。[http://wbanews.com/artman/uploads/1/WBA_12-01__10_.pdf WBA Ratings as of December 2009 January 2010]。[http://www.wbcboxing.com/swf/ratings/lt.flyweight.pdf World Boxing Council Rarings Lt. Flyweight (108-48.988)]。</ref>。なお、この試合はメインイベントとして行われ、世界[[タイトルマッチ]]である高校の先輩[[石田順裕]]([[金沢ボクシングジム|金沢]])のWBA世界[[スーパーウェルター級]][[暫定王座]]の防衛戦がノンタイトル戦の前座となる日本では異例の扱いだった。また、CS放送([[スカイA|スカイ・A sports+]])ながら生中継もされた。
 
[[2010年]]4月18日、大阪府立体育会館第1競技場で[[東洋太平洋ボクシング連盟|OPBF]]東洋太平洋ミニマム級7位・[[インドネシア]]ミニマム級王者のヘリ・アモルとライトフライ級ノンタイトル10回戦で対戦。9回にアマチュア時代を含め初めてダウンを奪われたが<ref>[https://megalodon.jp/2010-0420-0222-30/hochi.yomiuri.co.jp/sports/box/news/20100418-OHT1T00288.htm 井岡一翔、判定勝ちも生涯初のダウン] スポーツ報知 2010年4月20日閲覧</ref>、10回3-0(98-91、98-92×2)で判定勝利を収めた。
 
2010年7月25日、大阪府立体育会館で[[フィリピン]]フライ級8位のアルバート・アルコイとライトフライ級ノンタイトル10回戦を行い、9回TKO勝利を収めた<ref>[https://megalodon.jp/2010-0729-0158-15/www.asahi.com/sports/update/0725/OSK201007250137.html どつき合い制した井岡「次はタイトル」] [[朝日新聞]] 2010年7月25日閲覧</ref>。この試合は同一興行内で行われた[[亀田興毅]]・[[亀田大毅|大毅]]兄弟の試合と合わせ「トリプル世界[[前哨戦]]」として[[TBSテレビ|TBS]]で中継され、以降の試合も同局が中継するようになる。
 
2010年10月10日、大阪府立体育会館第2競技場で日本ライトフライ級1位の瀬川正義([[横浜光ボクシングジム|横浜光]])と日本ライトフライ級座決定戦を行い、10回1分57秒負傷TKO勝利でちを収め王座を獲得した<ref>[httpshttp://boxingnewsboxon.blogspot.com/2010/10/blog-post_7457.html 井岡プロ初タイトル ガンボアの眼前で] ボクシングニュース「Box-on!」 2010年10月10日閲覧</ref>。その後、12月15日に世界王座挑戦へ専念するため同王座を返上した<ref>[httpshttp://boxingnewsboxon.blogspot.com/2010/12/blog-post_2957.html 井岡の返上日本王座 家住-黒田で決定戦] ボクシングニュース「Box-on!」 2010年12月22日</ref>。
 
==== 世界ミニマム級タイトル獲得 ====
[[2011年]]2月11日、[[ワールド記念ホール|神戸ワールド記念ホール]]でWBC世界ミニマム級王者[[オーレイドン・シスサマーチャイ]](タイ)に挑と対戦。2回に左[[フック (打撃)|フック]]でダウンを奪い、5回に左ボディブローで2度目のダウンを奪うとレフェリーがカウントを途中でストップ。5回1分7秒TKO勝利を収め、[[辰吉丈一郎]]と[[名城信男]]の当時として国内最速記録を更新する7戦目(2015年に[[田中恒成]]により5戦に更新される)での世界王座獲得に成功すると共に[[平成]]生まれの選手としては初の世界王者{{efn|亀田大毅も井岡と同じ1989年の早生まれだが、タッチの差で昭和64年。}}となり、試合後のインタビューでは周囲への感謝を語った後に4階級制覇を宣言した<ref>[https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2011/02/blog-post_11.html 井岡7戦目で世界つかむ オーレードンを5回TKO WBCミニマム級戦] ボクシングニュース「Box-on!」 2011年2月22日閲覧。</ref>。当時、[[リングマガジン|リング誌]]の編集長だったナイジェル・コリンズは、「井岡の非凡な功績は3戦目で[[スーパーライト級]]世界王座を獲得した[[センサク・ムアンスリン]]を彷彿させる」と言って、この戴冠劇を絶賛した<ref>{{Cite news|title=Ring ratings update: Ioka in rare company, earns 105-pound ranking|author=Doug Fischer|url=http://ringtv.craveonline.com/blog/126399|publisher=[[リングマガジン|RingTV.com]]|date=2011年2月15日|accessdate=2012年12月29日|language=英語}}</ref>。
 
2011年8月10日、[[後楽園ホール]]でWBC世界ミニマム級1位で[[北米ボクシング連盟|NABF]]北米ミニマム級王者の[[フアン・エルナンデス]]([[メキシコ]])と対戦し、12回3-0(116-112、117-111、118-111)の判定勝を収め初防衛に成功した<ref>[httpshttp://www.nikkansports.com/battle/news/f-bt-tp0-20110810-818445.html 井岡強かった初防衛] 日刊スポーツ 2011年8月10日閲覧</ref>。
 
2011年12月31日、[[大阪府立体育会館]]でWBC世界ミニマム級10位でWBC世界ミニマム級[[ユース王座|ユース王者]]の[[ヨードグン・トーチャルンチャイ]]([[タイ王国|タイ]])と対戦し、初回1分38秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した<ref>[httpshttp://www.sponichi.co.jp/battle/news/2011/12/31/kiji/K20111231002346460.html 強い!井岡 1R、TKO勝ちで2度目の防衛] スポーツニッポン 2011年12月31日閲覧</ref>。なお、この試合のKOタイムは1972年に[[輪島功一]]がマークした初回1分49秒を抜いて当時の日本の選手による世界王座防衛戦としては最速であり、世界戦全体でも1992年に[[平仲明信]]が王座奪取したときの初回1分32秒に次ぐ記録である<ref>{{Cite news|title=一翔、今年も1RでKO! 胸囲3センチ増でパワーUP「相手ぶっ飛ぶ」…WBA世界ライトフライ級|url=httpshttp://web.archive.org/web/20121229063146/http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/sports/article/news/20121229-OHO1T00059.htm|publisher=スポーツ報知|date=2012年12月29日|accessdate=2012年12月29日}}</ref>(双方の記録とも、のちに井上尚弥が2018年に初回1分10秒の記録で更新)。
 
==== WBA王者との統一戦 ====
{{Main|井岡一翔 対 八重樫東戦}}
[[2012年]][[6月20日]]、[[大阪府立体育会館]]でWBA世界ミニマム級王者[[八重樫東]]([[大橋ボクシングジム|大橋ジム]])と日本人による初のWBA・WBC世界2団体者同士の統一戦を行った。試合は序盤より両者の持ち味を発揮したが、八重樫の両まぶたを腫らすなど的確な有効打を集めた結果、12回3-0(115-114、115-113×2)の判定勝ち。WBC王座3度目の防衛ならびにWBA王座獲得に成功。日本人初となる(男子かつ同一階級の)世界王座統一を果た達成した{{efn|公式な統一世界王者としてはスーパーウェルター級(当時ジュニアミドル級)の[[輪島功一]]に次いで2人目であるが、輪島は既にWBA・WBC統一された王座に挑戦して奪取した結果である。}}。しかしながら、WBA・WBC両団体より今回の試合を王座統一戦として認定する条件として「この試合の勝者は10日以内にWBA・WBCいずれかの王座を返上する事」が義務付けられていたため、その条件に従う形で王座統一から9日後の6月29日、WBC王座を返上することを発表した<ref>[httpshttp://www.nikkansports.com/battle/news/f-bt-tp0-20120629-975159.html 井岡WBC王座返還「次へのスタート」] 日刊スポーツ 2012年6月29日閲覧</ref>。この試合後はライトフライ級での2階級制覇を目指すことになり<ref>[httpshttp://www.nikkansports.com/battle/news/f-bt-tp0-20120831-1009468.html 井岡2階級制覇へ「自分自身に厳しく」] 日刊スポーツ 2012年9月20日</ref>、4か月後の10月5日にWBA王座も返上した。
 
井岡は王座統一後、リング誌のランキングを2位から1位に上げた。
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この勝利により、トレーナーである父・一法は同年度の[[エディ・タウンゼント賞]]を受賞した<ref>{{cite news|url=https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2012/12/blog-post_22.html|title=井岡一翔パパに「エディ賞」|newspaper=ボクシングニュース「Box-on!」|date=2012-12-22}}</ref>。
 
==== ライトフライ級転向 ====
2012年12月31日、大阪府立体育会館で元WBA世界ライトフライ級[[暫定王座|暫定王者]]でWBA世界ライトフライ級5位の[[ホセ・アルフレド・ロドリゲス]](メキシコ)とWBA世界ライトフライ級レギュラー王座決定戦で対戦し、井岡がロドリゲスから1回と6回の合計3度のダウンを奪い、6回2分50秒TKO勝ちを収め、日本人選手最短のプロ11戦目での2階級制覇を達成した<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/ioka-wins-vacant-wba-108lb-belt-159088 Ioka wins vacant WBA 108lb belt] Fightnews.com 2012年12月31日</ref><ref>[httpshttp://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2012/12/blog-post_8112.html 井岡2階級制覇、宮崎も判定で戴冠 大阪のダブル世界戦] ボクシングニュース「Box-on!」 2012年12月31日</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20121231175409/http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/box/news/20121231-OHT1T00098.htm 井岡、6回TKOで最短2階級制覇…WBA世界ライトフライ級戦] スポーツ報知 2012年12月31日</ref><ref>[http://www.wbaboxing.com/boxing-news/ioka-wins-vacant-wba-108-lb-belt#.WI8zndKLRdg Ioka wins vacant WBA 108 lb belt] WBA公式サイト 2013年1月1日</ref>。
 
[[2013年]]1月7日、2012年の[[年間表彰選手 (ボクシング)|年間表彰選手選考会]]で井岡が最優秀選手賞を受賞した。また「[[井岡一翔 対 八重樫東戦]]」が「年間最高試合」を受賞した<ref>[https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2013/01/2012_7.html MVP井岡、技能 山中、殊勲 内山 2012年間表彰] ボクシングニュース「Box-on!」 2013年1月7日</ref>。
 
2013年1月24日、同年2月23日までの30日間でWBA世界ライトフライ級スーパー王者[[ローマン・ゴンサレス]] 対 井岡一翔戦が両者にとって次戦となるよう交渉して合意するようにとWBAより通達を受け<ref>[http://wbanews.com/artman/publish/news/WBA_orders_Roman_Gonzalez_and_Kazuto_Ioka_to_negotiate.shtml WBA orders Roman Gonzalez and Kazuto Ioka to negotiate] [http://www.wbanews.com/ WBA公式サイト] 2013年1月24日</ref>、同年2月7日、WBAは同月18日に最低価格を8万米ドルとする入札を行うと発表し、ファイトマネーの配分がゴンサレスが75%、井岡が25%となることが確定した<ref>[http://wbanews.com/artman/publish/news/Chocolatito_Gonz_lez_y_Kazuto_Ioka_van_a_subasta.shtml Chocolatito” Gonzalez and Kazuto Ioka to Purse Bid] [http://www.wbanews.com/ WBA公式サイト] 2013年2月7日</ref>。しかし、2月15日、ゴンサレス戦に消極的だった井岡陣営からの要望により入札は中止となり延期されることとなった<ref>[http://www.boxingscene.com/ioka-walking-away-from-roman-gonzalez-shot--62353 Ioka Could Be Walking Away From Roman Gonzalez Shot] Boxing Scene.com 2013年2月13日</ref><ref>[http://wbanews.com/artman/publish/news/Chocolatito_Gonzalez_vs_Ioka_Purse_Bid_cancelled.shtml “Chocolatito”González vs Ioka Purse Bid cancelled] [http://www.wbanews.com/ WBA公式サイト] 2013年2月15日</ref><ref>[http://www.teiken.com/news/oversea.html ロマゴン vs. 井岡統一戦は入札回避] [http://www.teiken.com/news/oversea.html 帝拳ジム公式サイト] 2013年2月17日</ref>。父親でありプロモーターでもある一法は、ゴンサレス戦回避の理由について準備期間が短かったことと、統一戦はラスベガスで行うべきとゴンサレス陣営と意見が一致したことを挙げている。その後ゴンサレス戦の実現に向けた動きはなかった。
 
2013年5月8日、大阪府立体育会館でWBA世界ライトフライ級3位の[[ウィサヌ・ゴーキャットジム]](タイ)と対戦し、9回2分51秒KO勝ちを収め初防衛に成功した<ref>[httpshttp://web.archive.org/web/20130508131827/http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/box/news/20130508-OHT1T00131.htm 井岡、右ボディーKO!V1成功で「伝説のボクサーに」] スポーツ報知 2013年5月8日</ref>。
 
2013年9月11日、大阪府立体育会館で元WBA世界ミニマム級王者でWBA世界ライトフライ級5位の[[クワンタイ・シッモーセン]](タイ)と対戦し、7回2分17秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した<ref>[httpshttp://boxingnews.jp/news/6149/ 井岡お見事 7回KOで2度目の防衛] Boxing News(ボクシングニュース) 2013年9月11日</ref><ref>[http://wbanews.com/artman/publish/news/Ioka_retains_and_Miyasaki_is_absolute_champion.shtml Ioka retains and Miyasaki is absolute champion] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20130915010727/http://wbanews.com/artman/publish/news/Ioka_retains_and_Miyasaki_is_absolute_champion.shtml |date=2013年9月15日 }} WBA公式サイト 2013年9月11日</ref>。
 
2013年12月31日、大阪府立体育会館でWBA世界ライトフライ級4位の[[フェリックス・アルバラード]]([[ニカラグア]])と対戦し、12回3-0(115-113、119-110、119-109)の判定勝ちを収め、3度目の防衛に成功した<ref>[httpshttp://boxingnews.jp/news/9794/ 井岡が大差判定でV3成功] Boxing News(ボクシングニュース) 2014年1月1日</ref>。
 
2014年1月14日、スーパー王者のローマン・ゴンサレスが王座を返上したため、井岡は正規王者に認定された。
 
[[2014年]]2月28日、[[フライ級]]に転向する為にWBA世界ライトフライ級王座を返上した<ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/kazuto-ioka-relinquished-his-108-pound-belt#.UxHPh41WFdg Kazuto Ioka relinquished his 108-pound belt] WBA公式サイト 2014年2月28日</ref><ref>[httpshttp://boxingnews.jp/news/11299/ 井岡がタイトル返上、3階級制覇へ] Boxing News(ボクシングニュース) 2014年3月2日</ref>。
 
==== フライ級転向 ====
2014年5月7日、大阪府立体育会館でアマチュア時代に対戦経験のある[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界[[フライ級]]王者[[アムナット・ルエンロン]](タイ)と対戦したが、王者の執拗なクリンチに苦しみ12回1-2(114-113、108-119、112-115)の判定負けを喫し、世界最速のプロ15戦目での3階級制覇に失敗した<ref>[httpshttp://boxingnews.jp/news/13817/ 井岡3階級制覇ならず、アムナットに1-2判定負け] Boxing News(ボクシングニュース) 2014年5月7日</ref>。
 
2014年9月16日、後楽園ホールでWBA世界フライ級14位の[[パブロ・カリージョ]]([[コロンビア]])と対戦し、10回3-0(98-92、99-93、99-91)の判定勝ちを収め再起に成功した<ref>[httpshttp://boxingnews.jp/news/17757/ 井岡一翔が再起、カリージョに判定勝ち] Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月16日</ref>。
 
2014年12月31日、大阪府立体育会館で元WBA世界フライ級暫定王者の[[ジャン・ピエロ・ペレス]]([[ベネズエラ]])と対戦し、5回2分9秒KO勝ちを収めた<ref>[httpshttp://boxingnews.jp/news/21530/ 井岡一翔、右一発で世界前哨戦にKO勝利] Boxing News(ボクシングニュース) 2015年1月1日</ref>。
 
[[2015年]]4月22日、大阪府立体育会館でWBA世界フライ級レギュラー王者の[[ファン・カルロス・レベコ]]([[アルゼンチン]])と対戦し、序盤はレベコが手数で上回っていたが、終盤からは左ジャブでリズムをつかみ徐々に王者のパンチが当たらなくなり、12回2-0(114-114、116-113、115-113)の判定勝ちを収め[[ジェフ・フェネック]]を上回る最速での3階級制覇を達成した<ref>[httpshttp://boxingnews.jp/news/25240/ 井岡一翔、レベコに判定勝ちで3階級制覇達成] Boxing News(ボクシングニュース) 2015年4月22日</ref><ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/photos-kazuto-ioka-takes-wba-flyweight-title-from-juan-carlos-reveco Photos: Kazuto Ioka takes WBA flyweight title from Juan Carlos Reveco] WBA公式サイト 2015年4月22日</ref>。
 
2015年9月27日、大阪府立体育会館でロベルト・ドミンゴ・ソーサと対戦し、12回3-0(2者が1190(119-109109×2、120-108)の判定勝ちを収め初防衛に成功した<ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/ioka-retains-wba-crown-with-ud-over-sosa Ioka Retains WBA Crown with UD over Sosa] WBA公式サイト 2015年9月27日</ref><ref>[httpshttp://boxingnews.jp/news/30401/ 井岡一翔が初防衛成功、大差判定でソーサに勝利] Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月27日</ref>。
 
2015年12月31日、大阪府立体育会館でWBA世界フライ級2位の指名挑戦者ファン・カルロス・レベコと再戦し、11回1分57秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した<ref>[https://boxingnews.jp/news/33763/ 井岡一翔がレベコ返り討ち、WBAフライ級V2] Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月31日</ref>。
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2016年12月31日、[[京都府立体育館|島津アリーナ京都]]でWBA世界フライ級暫定王者のスタンプ・キャットニワットと団体内王座統一戦を行い、7回2分51秒TKO勝ちを収め王座を統一し4度目の防衛に成功した<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/ioka-retains-wba-flyweight-belt-387026 Ioka retains WBA flyweight belt] Fightnews.com 2016年12月31日</ref><ref>[https://boxingnews.jp/news/43975/ 井岡一翔まさかのダウンも7回TKOでV4] Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月31日</ref>。
 
[[2017年]]4月23日、大阪府立体育会館でWBA世界フライ級2位でWBCインターナショナルフライ級シルバー王者のノックノイ・シップラサートと対戦し、12回3-0(2者が1170(117-110110×2、116-111)の判定勝ちを収め5度目の防衛に成功した<ref>[https://boxingnews.jp/news/46948/ 井岡一翔はWBAフライ級V5、世界戦14勝目マーク] Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月23日</ref>。
 
2017年6月23日、同年5月20日にフアン・エルナンデスにTKO勝ちを収めWBC世界フライ級王者となった[[比嘉大吾]]が、記者会見の席で井岡との統一戦の実現を希望した。豊富な戦績があり、テクニックに定評のある井岡と、若く勢いがあるハードパンチャーの比嘉の対戦が実現するかどうかが注目されていた<ref>[https://efight.jp/news-20170623_262629 【ボクシング】比嘉大吾、井岡一翔と「統一戦やりたい。連続KO記録も伸ばしたい」] eFight【イーファイト】 2017年6月23日</ref>。