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概説のみ、かつ途中までの書きかけ。今後坂東の解説も含めて執筆予定。
 
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== 概説 ==
古代日本においては、辺境である現在の[[東北地方]]は未知の地域であり、現在当時観念においては「日本」としての領域の範疇([[畿内]]及び畿外)には未だに含まれていなかったと考えられている(つまり、当時の「日本」は関東から[[九州]]北部までの東西に広がった姿であった)。つまり、「あづま」とは、「日本」の東側――特にその中心であった[[大和盆地]]周辺より東にある地域を漠然と指した言葉であったと考えられている(ただし、初めから「あづま」を東の意味で用いていたものなのか、それとも元々は別の語源がから「あづま」と呼ばれる地名もしくは地域が存在しており、それが大和の東方にあったために後に東にある地域そのものの呼称となり、更に東の意味が付け加えられたものなのかについては明らかではない)。
 
また、「あづま」・「東国」と言う言葉が元々きちんとした定義を持って用いられた言葉ではないために、時代が進むにつれて「あづま」・「東国」を指す地理的範囲について様々な考え方が生じたのである。