「アシダカグモ」の版間の差分
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*[[日本]]に生息する徘徊性の[[クモ]]としては最大の大きさで、人家に棲む種類が多い。一見して毒グモと勘違いされることも多いが、人間に影響する毒はもたない。しかし、誤って素手でつかむなどすると、大きな牙で噛みつかれることがある。剛毛の生えた脚、[[グロテスク]]な体色、そして何よりもその大きな体躯から、忌み嫌われることが多いが、[[ゴキブリ]]や[[ハエ]]を常食とする益虫である。
*[[夜行性]]で薄暗い所を好み、日中は雨戸袋や天井裏、家具の隙間などに隠れていて、夜になると徘徊して餌を漁る。このような薄暗い場で人間と出会うと、必要以上に見る人にインパクトを与え、実際以上に大きく、グロテスクに感じられ、このことがさらに嫌われる要因となっているようだ。しかし、基本的な生活圏は人間と違うため、たまにしか出会うことはないのだから、家中にこのクモがいても、ゴキブリが好きな人でなければ、むやみに殺すのはお勧めできない。
*基本的にゴキブリが居る家に生息しているため、駆除するにはアシダカグモを直接駆除せず、まずゴキブリを駆除してアシダカグモに自主的に居なくなってもらうのがよいとされる。殺虫剤で薬殺しても、ゴキブリが居る限りは何度でも侵入してくるからである。
*卵を糸でくるみ、円盤形の卵のうとして持ち歩く。子どもが出てくる直前にそれを壁に貼り付けて放置し、出てきた子どもはしばらく卵のうの周りの壁にたむろしている。家人がふとそこを見れば、壁一面にクモの子が…で、次の瞬間、子グモたちはそこいら中へと走り出す。これを”クモの子を散らす”という。
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