「艦艇自衛システム」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
12行目:
'''SSDS Mk.1'''は1993年から1994年にかけて実用化された。これは、RAIDSと同様に、センサーや火力は既存のものを活用しており、[[戦術情報処理装置]]とネットワークのみが新規搭載された。
 
具体的には、[[:en:AN/SPS-49|SPS-49]]レーダーと[[w:SLQ-32_Electronic_Warfare_Suite|SLQ-32]] ESM装置を早期警戒センサーとして使用し、敵の攻撃を探知した場合には、[[:en:MarkMk 36 SRBOC|Mk.36 SRBOC]]より[[チャフ]]・[[フレア (兵器)|フレア]]を展開するとともに、[[ファランクス (火器)|ファランクス]][[CIWS]]の捜索レーダーによって目標を追尾、射撃指揮を行なって、[[RAM (ミサイル)|RAM近接防御SAM]]およびファランクスCIWSの射撃によって目標を撃破することを狙っていた。
 
これらのセンサーおよび火力は[[光ファイバー]]・ネットワークによって連接されており、さらに戦術情報処理装置として2基のAN/UYQ-70ワークステーションが追加され、RAMの射撃管制に用いられていたUYK-44 1基とともに、分散処理システムを構築した。なお、これは[[オープンアーキテクチャ]]に基づいたシステムとして、初めて実用化されたものであり、[[イージスシステム]]のベースライン7に先がけるものであった。