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[[日本]]には[[8世紀]]前半に伝来しており、[[正倉院]]の御物の中にもシナモンが残されている。しかし樹木として日本に入ってきたのは[[江戸時代]]の[[享保]]年間のことであった。
===香辛料としての利用===
[[香辛料]]としての'''シナモン'''(シンナモンとも)は上記のシナモンの樹皮をはがし、乾燥させたもの。独特の甘みと香り、そしてかすかな辛味があり[[カプチーノ]]等の飲料や[[アップルパイ]]、[[シナモンロール]]などの[[洋菓子]]の香り付けに使われる。[[南アジア]]、[[中東]]、[[北アフリカ]]では料理の香りづけに頻繁に用いられる。[[インド料理]]の配合香辛料[[ガラムマサラ]]の主要な成分でもある。近種の'''[[シナニッケイ]]'''(支那肉桂、'''ニッキ'''、''C. cassia'')の樹皮からも作られる。ただしシナニッケイからつくられるものは'''カシア'''と呼ばれ、成分が若干異なる。
粉末状に加工したいわゆるシナモンパウダーのほか、樹皮のまま細長く巻いた形のシナモンスティック('''カネール'''({{lang-fr|cannelle}})とも)が広く流通する。
===生薬としての利用===
{{節stub|漢方について}}
シナニッケイや'''[[ニッケイ]]'''(肉桂、''C. sieboldii''、[[シノニム]]:''C. okinawense'')は体を温める作用、発汗・発散作用、健胃作用を持つ生薬として利用されておりシナモンにもこれと似た利用法があるが、過剰摂取に対する注意が出されている<ref>[http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2006/foodinfo-21_2006.pdf 食品安全情報 No.21 2006/10/11 pdf] [[国立医薬品食品衛生研究所]] 安全情報部</ref><ref>[http://www.jc-press.com/abunai/061101go.htm シナモンのサプリメント …2006/10(第86号)過剰摂取で肝障害の恐れ] WEBニッポン消費者新聞</ref><ref>[http://www.tokyo-eiken.go.jp/fscgctr/tomin/cinnamon/cinnamon.html シナモンを含む食品中のクマリン含有量調査]東京都健康安全研究センター</ref>。
[[漢方]]では桂皮(ケイヒ)と呼ばれる。温熱の作用があるとされ、多くの方剤に処方されている。
===その他===▼
▲===その他の利用===
葉は大きく光沢があり、葉脈がはっきりしていて美しく、観葉植物として利用されることもある。
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