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しかし、その一方で車両デザインはきわめてシンプルであった。これは車体に加工が難しいとされるステンレスを古くより本格採用したために箱型の[[妻|平妻]]正面が数多く登場し、これを比喩して「弁当箱スタイル」と呼ばれることも多かった。[[東急3000系電車 (2代)|3000系(2代)]]以降は[[繊維強化プラスチック|FRP]]を多用することで平妻正面をやめている。このように、技術的には世界的にもかなり高いレベルにあるものの、車両デザインとしてはステンレス無塗装や切妻形態の正面など、いわゆる「おもしろくない」デザインが続いていた。これを打破するため、正面に赤帯と黒帯を縦に入れた塗装が登場し、俗に歌舞伎塗装と呼ばれている。
 
[[1989年]]、東急の鉄道線最後の旧性能車両である[[東急3000系電車 (初代)|初代3000系列]]が運行終了したことによって、日本の鉄道で初めて鉄道線の全車両が[[回生ブレーキ]]装備車両となった。また同時に大手私鉄では初めて鉄道線の営業車両の全てがステンレス車(またはアルミ車)といった軽量車体の車両に統一されたことになる。[[2001年]]には軌道線の世田谷線でも[[東急デハ150形電車|デハ150形]]が運行終了し、軌道線も含めて全車ステンレス車となり、[[吊り掛け駆動方式|釣り掛け駆動]]車、[[電気車の速度制御#抵抗制御|抵抗制御]]車が全廃となった。
 
[[東急5000系電車 (2代)|5000系(2代)]]の導入により(田園都市線5000系・東横・みなとみらい線5050系・同Y500系・目黒線5080系の第3編成以降)全車両のドアの上に[[液晶ディスプレイ]](LCD)を当初は1基(5101F)、その後2基設置(5102F以降、路線情報とその他の情報)している。後にその他の情報を流すLCDは『[[TOQビジョン]]』と命名された。さらに5000系では[[2005年]][[4月27日]]から1編成に2両(5・8号車)ずつ6ドア・座席格納車両を順次連結している。これは朝ラッシュ時の上り電車で長津田駅から半蔵門駅まで座席を格納する。