「大屋根 (大阪万博)」の版間の差分
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'''大屋根'''(おおやね)とは、[[1970年]]に[[大阪府]][[吹田市]]の[[千里丘陵]]で開催された[[日本万国博覧会]]のシンボルゾーンの中央にかかっていた大きな[[屋根]]([[建造物]])である。デザインは[[丹下健三]]が担当した。
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結局、万博協会会長だった[[石坂泰三]]が丹下を説得して、屋根に直径54mの大きな穴を開けることで決着した。
太陽の塔の左腕とは[[エスカレータ]]で結ばれ一部展示室(空中テーマ館、[[黒川紀章]]による<!-- 参照 http://www.kisho.co.jp/page.php/108 -->)が設けられた。
[[画像:万博大屋根部分.jpg|thumb|一部保存された大屋根]]
[[画像:BallJoint_expo70.jpg|thumb|200px|ボールジョイント]]▼
構造は、鋳鉄のボールジョイントでパイプをつないだ[[トラス]]構造で、スペースフレームと呼ばれる。地上で組み立て持ち上げて完成させる工法がとられた(屋根を持ちあげる際にジャッキを[[アメリカ合衆国|アメリカ]]から運んできて行ったという)。また、解体の際にもジャッキで何日もかけて屋根を下ろし、地上で解体したという。
上面の天井はポリエステルフィルム製。この上面の正方形換算で東西10個、南北27個並べた大きさであった。
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