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及び・事・~時・為・尚→および・こと・~とき・ため・なお等(Wikipedia:表記ガイド「仮名書き」に基づく)。「阿笠博士の親戚の子」という設定。他
経済準学士 (会話 | 投稿記録)
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=== コナンの正体 ===
2010年8月現在、江戸川コナンの正体が工藤新一だという事実を知っているのは以下の7(8)人である(事実を知った直後に死亡した宮野明美を除外すれば7人)
*[[阿笠博士]]
*[[黒の組織#宮野明美|宮野明美]](直後に死亡)
*[[名探偵コナンの登場人物#工藤優作|工藤優作]]
*[[名探偵コナンの登場人物#工藤有希子|工藤有希子]]
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新一時代は帝丹高校2年B組。身長は、作者の[[青山剛昌]]と同じ174cm。住所は[[東京都]]米花町2丁目21番地<ref>ホームズが住んでいたとされる[[ベーカー街221B]]に由来(『コナンドリル』(ISBN 9784091794024)より)。</ref>。父親は世界的に有名な推理小説家・[[名探偵コナンの登場人物#工藤優作|工藤優作]]で、母親は元女優の[[名探偵コナンの登場人物#工藤有希子|工藤有希子]]である。高校生になってすぐの頃、両親の住む[[ロサンゼルス]]へ向かう飛行機の中で発生した殺人事件を解決したのをきっかけに、警察から一目を置かれるようになる。
 
性格は常に冷静な二枚目を気取っているが、その実は負けず嫌い<ref>TVゲームがへたで、元太たちによくバカにされるのが悔しいためか、[[毛利小五郎]]や[[毛利蘭]]が就寝した後、居間でこっそり練習している(劇場版『[[名探偵コナン ベイカー街の亡霊|ベイカー街の亡霊]]』より)</ref>で嫉妬深く、おだてられると喜びを大いに表したりと実生活ではクールになりきれず、その無鉄砲ぶりは[[阿笠博士]]や[[灰原哀]]にも警告されている<ref>体が小さくなってしまったのも、軽い気持ちで事件に首を突っ込んだからだと阿笠に諭されたことがある。</ref>。特に蘭のこととなると、ときに子供のような態度や無謀な行動に走ることも少なくない。彼女に命の危機が迫るに至っては、普段の冷静さから一転、周りが見えなくなりやすい。しかし、どんなときでも諦めない強い意志と熱い部分を合わせ持つ。最近はあまり見られないが、初期の話では、事件が起こると喜んでしまう、また自分と無関係な事件にでも興味本位で首を突っ込むという悪い癖を持っていた。
 
体が子供になった後でも性格や癖、頭脳や技術などは変わっていないため<ref>当然、指紋は変わらないため『工藤新一の殺人』では[[服部平次]]がコナンの指紋を用いて新一の疑いを晴らしたり、『[[名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌|探偵たちの鎮魂歌]]』と『[[名探偵コナン 漆黒の追跡者|漆黒の追跡者]]』では指紋をもとに一部の人間に正体が知られたりしている。</ref>、その頭脳を駆使して数々の難事件を解決している。ただし体力などは相応の子供並に落ちており、[[探偵]]としての行動に制限がかかるため、[[名探偵コナン#道具|阿笠博士の作ったメカ]](「時計型麻酔銃」や「蝶ネクタイ型変声機」「赤外線望遠鏡機能・犯人追跡機能付き眼鏡」「イヤリング型[[携帯電話]]」<ref group="+">「イヤリング型携帯電話」に関しては、ある[[バスジャック]]事件で犯人に奪われたが、その後アニメでは何度も使用しているため、関係ないと思われる。</ref><ref>携帯電話が普及したこともあり、今はほとんど使っておらず、別に、[[W21S]]のエナジーレッドを新一として1台、コナンとして1台所持している。劇場版などでは多少変更されている。ダイヤルロックの暗証番号は、シャーロック・ホームズにちなんで「4869」。</ref>など)でそれを補っている。
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『ピアノソナタ「月光」殺人事件』では犯人の自殺を阻止できず、死なせてしまう。この事件はコナンの心に暗い影を落とし、それを回想するときには悲しげな瞳を見せる(本人曰く「推理で犯人を追い詰めて死なせてしまっては、殺人者と変わらない」とのこと)<ref>『山荘包帯男殺人事件』では、蘭への殺人未遂を働いた上、自分の殺人を正義として正当化したまま自殺しようとした犯人に「死にたきゃ勝手に死ね!」と暴言を吐いたこともあるが、それは犯人に自殺を思いとどまらせ、罪を悔い改めさせるためであったと思われる。</ref><ref>『ピアノソナタ「月光」殺人事件』は、間接的に服部平次の探偵としてのあり方にも影響を及ぼすことになる。</ref>。
 
[[幼馴染|幼馴染み]]の[[毛利蘭]]とは両想いなのだが、素直になれないでいる<ref>彼が蘭を好きだと思い始めた時期については、中学生の頃に言ったとされる「小さい頃から気になっている奴がいる」との言及や、劇場版『[[名探偵コナン 水平線上の陰謀|水平線上の陰謀]]』でのエピソードからも、小学校低学年あるいはその前から好きだったのではないかと推測されるが、蘭が新一への想いに気づいたのは高校1年生で遭遇した事件によるもののため、新一の立場として見れば10年以上と相当な年月をかけた片想いだった可能性が高い。</ref>。自分を想う蘭の恋心に関しては、[[服部平次|平次]]があきれ果てるほど非常に鈍感。しかし母・有希子から「女」に関しての雑学を吹き込まれている影響から、面識の有無を問わず他人の恋沙汰には非常に敏感であり、推理で色恋沙汰が絡む際には不自由していない。
 
小学1年生の頃は恥ずかしがって蘭のことを名字の「毛利」と呼び、自分のことも「工藤くん」と呼ばせようとしていた時期があったが、とある些細な謎解き事件がきっかけで、たがいに下の名前で呼び合うようになったというエピソードもある。
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蘭には「やっかいな事件に関っているから解決するまで帰れない」ことにしているが、蘭が心配しないように蝶ネクタイ型変声機で時々新一の声で電話をかけている。
 
[[サッカー]]好きで、帝丹中学所属時は、1年生でいきなりサッカー部のレギュラーでミッドフィールダーに抜擢されたほどの技術の持ち主。その技術は[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]にスカウトされるほどだったが、新一本人はあくまで探偵に必要な運動神経を養うためだけに行っていただけらしく、止めてしまった。蘭曰く、「続けていれば[[全国高等学校サッカー選手権大会|国立]]のヒーローになっていた」とのこと。犯人が逃げたりする際に、足元に落ちてある物をサッカーボールをるようにして相手にぶつけて、相手の動きを止めることもある。好きなサッカー選手はレイ・カーティス<ref>後にレイが起こした殺人事件をコナン自らが暴くことになる。そのときのレイは[[ヘロイン]]の影響で体はボロボロでコナンがけったボールも捕れなかった。</ref>。[[少年探偵団 (名探偵コナン)|少年探偵団]]と遊ぶときは[[野球]]をすることが多いが、本人は[[サッカー]]をしたいため不満そうにしている。
 
[[シャーロック・ホームズ]]の大ファンで、「世界最高の探偵」と評している。好きな言葉は "''When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth.''" 「すべての不可能を消去して、最後に残ったものがいかに奇妙なことであっても、それが真実となる」であり、これもホームズの推理論である(『[[四つの署名]]』より)。
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かなりの[[音痴]]であり、音楽の授業は大の苦手<ref>中学時代は、[[リコーダー]]を吹けば教師(松本小百合)に[[指揮棒|タクト]]でピシパシ叩かれ、歌を歌えば音程を外してばかりで、新一にとっては最悪だった様子。</ref>。さらに興味がないためか楽想記号の意味を知らないなど知識にも乏しく、それがきっかけで蘭に正体がバレそうになったことさえあった。しかし[[音感]]のみに関しては蘭よりもはるかに優れており、[[絶対音感]]を持っている<ref>日本音響研究所の所長・[[鈴木松美]](実在の人物)曰く、「この音痴は声が上手く出せない音痴であって、音はしっかり聞くことができる音痴である」とのこと(『コナンドリル』より)。絶対音感があることについては劇場版『[[名探偵コナン 戦慄の楽譜|戦慄の楽譜]]』でほぼ明らかになったが、それ以前にも『ピアノソナタ「月光」殺人事件』において、[[ピアノ]]の[[音階]]を[[アルファベット]]に置き換えた暗号を耳だけで聞いて内容を理解している描写がある。</ref>。また、ホームズができるということで[[ヴァイオリン|バイオリン]]にだけは異常に詳しく、一応弾くことができる。
 
[[ネイティブ]]の人とも普通に話せるほど[[英語]]に堪能である。しかし、蘭にさえ違和感を覚えさせるほど妙な[[関西弁]]を披露することもある(平次を眠らせた時)。作者曰く[[外国語]]は「いっぱい」話せるとのこと。その他にもありとあらゆる知識を持っており、推理をするときに役立てている。しかし、ときにはたいてい大抵の人が知っていそうな単純なことを知らない場合もある。
 
劇場版では[[拳銃]]や多くの乗り物([[自動車]]から[[ヘリコプター]]、[[ボーイング747|ジャンボジェット機]]まで)を自在に扱っていて、本人曰く「[[ハワイ]]で親父に教わった」とのこと(このセリフは劇場版初期のころは定番となっていたが、近年は見られなくなった)。[[探偵たちの鎮魂歌]]でIDの起爆装置を解除するために[[クラッキング (コンピューター用語)|ハッキング]]らしきことをしていたり、接続コードなどをいじくっていたことから、機械にも詳しいと推測できる。
 
[[芸能界]]にはあまり興味がないらしいが、ある事件をきっかけに知り合った[[TWO-MIX]]の[[高山みなみ]]から[[コンパクトディスク|CD]]を貰ってからは、[[カラオケボックス]]に行くといつもその歌を歌っているという。
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=== 江戸川コナンの呼ばれ方 ===
蘭・歩美・光彦・[[妃英理|英理]]・[[遠山和葉|和葉]]・[[名探偵コナンの登場人物#警察関係者|警察関係者]]・[[FBI (名探偵コナン)#ジェイムズ・ブラック|ジェイムズ]]が「コナン君」、小五郎が「コナン」(原作ではほとんど呼ばない)・「ボウズ」で、元太が「コナン」、[[灰原哀|灰原]]は人前では「江戸川君」、正体を知っている者のみの場では「工藤君」、[[名探偵コナンの登場人物#小林澄子|小林先生]]が「江戸川君」・「コナン君」、園子は「コナン君」・「メガネのガキンチョ」。
 
平次は何度も「工藤」と言ってしまい、蘭などに指摘されると「苦労」や「くどい」など似た言葉の間違いとしてごまかし、「ボウズ」・「コナン君」などと言いにくそうに言い直す。阿笠博士はコナンと2人きりのときや正体を知っている者のみのとき、電話で話すときは「新一」・「新一君」、人前では「コナン君」だが、あせったときには「新一」と呼びかけることもある。母親の[[工藤有希子]]はコナンと2人きりのときは「新ちゃん」・「新一」と呼び、蘭らの前では「コナンちゃん」と呼ぶ。
 
ベルモットは「シルバーブレット」・「クールガイ」、[[FBI (名探偵コナン)#ジョディ・スターリング|ジョディ]]は「クールキッド」・「コナン君」、ふざけて「ボス」と呼んだこともある。[[FBI (名探偵コナン)#赤井秀一|赤井]]は「ボウヤ」。
 
キッドは通常「探偵君」、まれに「名探偵」で、変装時を除き名前で呼んだことはない。新一としてコナン(自分)を呼ぶ場合は「メガネのボウズ」・「コナン君」。