「罪刑法定主義」の版間の差分

2010年10月1日 (金) 03:04時点における版

2010年10月3日 (日) 16:02時点における版

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これに対し、罪刑法定主義という観念を有しない伝統的な[[英米法]]の法域では、後述のとおり行為時に成文法で禁止されておらず、判例上も犯罪として認知されていなかった行為が、裁判の結果として[[コモン・ロー]]上の犯罪として処罰されることがあり得る。その意味で、[[コモン・ロー]]上の犯罪には、「弾力性」がある<ref>田中英夫『英米法総論』（下），東京大学出版会，1980，580頁。</ref>。

犯行発生当時に従来の法律が想定していなかったような態様の犯罪事件としては以下のものがある。

*ニセ牛缶事件「表示と中身が似ているが異なる商品の販売」

*[[よど号ハイジャック事件]]「旅客飛行機乗っ取りによる国外亡命」