「ザ・ウォール」の版間の差分
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ともかく、ウォーターズはバンドに対してライトの解雇を迫り、他のメンバーも同意の上でライトはバンドのメンバーから正式に外されることになった。ライトはその後肩書きとしては「雇われミュージシャン」としてバンドに同行し、コンサートツアーも全公演こなした。コンサートは規模が大きすぎて経費が掛かりすぎ、結局コンサート自体の収支は赤字だった。ライトは正式メンバーから外されたためにこの赤字を蒙ることはなかった。
== The
『ザ・ウォール』のコンサートツアー「The Wall Performed Live」は、1980年2月4日のロサンゼルス・スポーツアリーナを皮切りに、1980年から1981年にかけて[[ニューヨーク]]、[[ロサンゼルス]]、[[ドルトムント]]、[[ロンドン]]の4都市で開催された。経費とコストがあまりにもかさむために、4都市全30公演にとどまった。
コンサートは、アルバムの一枚目、二枚目がそれぞれ第一部、第二部という二部構成である。最初の曲である「イン・ザ・フレッシュ」は、サポートメンバーたちがバンドのメンバーのお面を被って演奏している。第一部の演奏途中から壁の構築が始まり、一枚目の最後の曲「グッバイ・クルーエル・ワールド」が終わると壁が完璧に構築され、第一部が終了する。そして、第二部の最初の曲「ヘイ・ユウ」では、壁の向こう側でバンドが演奏を繰り広げていった。ただし、これ以後は、壁に巧妙に仕掛けが構築されており、バンドのメンバーが壁の一部から姿を現して演奏している。
この圧倒的なステージ・パフォーマンスはプレスから絶賛され、[[ローリングストーン]]誌に「ピンク・フロイドはロック・コンサートの概念を一夜にして変えた」と評された。
== エピソード ==
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