「徳川家康/log20250925」の版間の差分

2011年9月3日 (土) 04:03時点における版

2011年9月4日 (日) 11:53時点における版

701行目:

: [[武田信玄]]に大いに苦しめられた家康ではあるが、施政には軍事・政治共に武田家を手本にしたものが多い。天正10年（1582年）の武田氏滅亡・本能寺の変後の天正壬午の乱を経て武田遺領を確保すると、武田遺臣の多くを家臣団に組み込んでいる。自分の五男・信吉に「武田」の苗字を与え、[[武田信吉]]と名乗らせ[[水戸藩]]を治めさせている。盟友であった織田信長の方針については、宗教勢力を徹底して封じ込めたりはしているものの、領内の関所は廃止していないなど、引き継いだものとそうでないものとがある。

; 信長の兄弟

: 『[[フロイス日本史]]』では、「信長の姉妹を娶り」とあり<ref>『完訳フロイス日本史4　秀吉の天下統一と高山右近の追放』第12章より</ref>、家康は一貫して「信長の義弟」と書かれているが。しかし現在のところ、そこの理由について女性の存在を裏付ける史料は書見つかれっていない。

; 容貌

: 駿府で大御所時代の家康に謁見したルソン総督[[ロドリゴ・デ・ビベロ]]は、著作の『[[ドン・ロドリゴ日本見聞録]]』で、家康の外貌について「彼は中背の老人で尊敬すべき愉快な容貌を持ち、太子（秀忠）のように、色黒くなく、肥っていた」と記している。