「桃花台新交通桃花台線」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
建設前の需要予測の問題: 計画時の中央線が凄く不便だった状況
満月 (会話 | 投稿記録)
123.221.14.6 (会話) による ID:41607059 の版を取り消し
622行目:
そして開業10年目の2001年度には、1日2182人まで落ち込んでいる。参考までに[[日本国有鉄道経営再建促進特別措置法|国鉄再建法]]に基づく[[特定地方交通線]]廃止基準の一つは、「輸送密度が4,000人/日未満」である。桃花台線は、最大でも開業初年度と2005年度の約2600人/日と、開業から廃止になるまで、一度もこの基準を上回ることはなかった。
 
森川教授は愛知県を批判するとともに、「黒字計画を出さないと建設に許可が出ないシステムにも問題がある」と指摘している。森川教授の批判に対し、愛知県は「調査はきちんと行なわれた」と主張している<ref>※参照資料1:[http://www.city.komaki.aichi.jp/ 小牧市役所]>[http://www.city.komaki.aichi.jp/gaiyou/sosiki/kikaku/kikakuseisaku/teigen.pdf 桃花台線にあり方に関する提言(PDF)]<br />※参照資料2:「桃花台線建設誌」(愛知県編集)の第6節「システムの段階的整備と工事方法書記載事項の変更」内の項目「2.需要予測」(99ページ)</ref>。実際、需要予測が策定された当時は、近辺を走る国鉄[[中央線 (名古屋地区)|中央線]]は普通列車が1時間に1本だけの時間帯があるなど、とても通勤通学に使える状況ではなく、国鉄線を競合路線として想定する事は非現実的とされた事情があった。1987年発足したJR東海により中央線の通勤輸送大幅改善が行われた時には既に建設開始後だったという不運も重なっていた
 
'''付記'''<br>