「超光戦士シャンゼリオン」の版間の差分

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; 涼村 暁 / シャンゼリオン
: 本作品の主人公。どうしようもないほどいい加減且つやる気の見られない性格。その上大の女好き・遊び好きの浪費家なので、莫大な[[借金]]を抱えている。バナナパフェが好物で、辛い食べ物は苦手。口癖は「ふんわかいこうよ、ふんわか」である。
: 不慮の事故で偶然にシャンゼリオンの力を手に入れたが、悩む事無く「超ラッキー!」と大喜びして受け入れたため、自分の正体を隠す気は無く、むしろ自慢しようとしている。そのため、変身ヒーローのお約束である如何に変身に持ち込むか、結果的に見捨ててしまうことへの葛藤も無く、闇生物と戦う。ヒーローたるべき基本的な使命感を持っていないため、敵味方問わず平気な顔で騙すのは当たり前で、命惜しさに自分だけ助かろうとするなど、従来のヒーロー像からはあるまじき情けない行為を連発する。速水らS.A.I.D.O.Cのメンバーは勿論、倒すべき相手である闇生物にさえヒーローのあるべき姿を教授されたこともある。おまけに小学生からバカにされるほど勉強も苦手。その反面非常に寂しがり屋で、秘書が事務所を去った際は孤独を紛らわそうと女性を集めて遊び通したり、生活能力の低さもあってゴミ部屋の一部と化す落胆ぶりを見せている。こうした情けない性格が母性をくすぐり、明らかになっただけでも数十人の[[ガールフレンド]]に恵まれている。
: 一方で意外と社会をシビアに見ている節があり、それゆえ自分に甘く常に人生を楽しむことだけを求めているため、邪心があるというわけではない。彼が(色々な意味で)ヒーローっぽく見える話は両手の指で余る程しかないが、彼なりの良心と正義感は持っており、弱者に危害を加える者や他人の心を傷つける者に対しては怒りの表情を見せることもある。不真面目でやらない時はやらないものの、やる時はやる行動力と瞬発力は、性格はさておきザンダーやガウザーからは一目を置かれている。愛車はガタがきはじめた緑の[[シトロエン・2CV]]。<!--『ファンタスティックコレクション 超光戦士シャンゼリオン バイブル』等によると、使用された車両は満足に自走できず、補修部品も手に入らない本当のオンボロ車であり、毎回トレーラーで輸送していたらしい。-->敵を倒した際には、「'''俺ってやっぱり、決まりすぎだぜ!'''」等のセリフとともに一回転して人差し指を向けるという決めポーズをとる。
: 最終話の「もうひとつの世界」ではS.A.I.D.O.Cの一員として描かれる。こちらの暁は生真面目かつ冷静沈着であり、性格は全くの正反対である。唯一の共通点は、どんな苦境でも諦めないこと。彼がダークザイドの総攻撃の最中に燦然のポーズを決めたところで物語は幕を閉じた。