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[[下総国]][[結城市|結城]]の大名[[結城晴朝]]が作らせ、その養嗣子・[[結城秀康]](実父・[[徳川家康]])に伝わり、秀康の五男で[[結城氏]]の名跡を継いだ[[松平直基|直基]]の子孫、[[越前松平家|松平大和守家]](前橋松平家)が受け継いだ。同家の象徴として、その名にちなんだ巨大な鞘が作られ、馬印として[[参勤交代]]では先頭にあったが、並はずれた重量であり、普通の人間にとっては運ぶことも大変だったといわれる。
 
[[昭和]]20年([[1945年]])、東京大久保にあった松平邸の所蔵庫が[[焼夷弾]]の直撃を受け、その中に保管されていた御手杵が多くの宝物とともに焼失してしまい、三名槍のうちただ一つ失われてしまった。
 
21世紀になって研究者と島田市の有志により復元が図られ、完成したレプリカ(柄の長さは243cm)は[[平成]]15年([[2003年]])、結城氏初代[[結城朝光|朝光]]の没後750年祭にあわせて、島田市より[[結城市]]に贈呈された。
 
通常は結城市図書館に納められているが、その巨大さ故に特別展示以外は公開されていない。
 
== 関連項目 ==