「ワードプロセッサ」の版間の差分

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実現にあたっては、かな文字を入力し、その読みから候補となる漢字を選択する、コンピュータによる[[かな漢字変換]]の仕組みが開発されたことが要因となった<ref>[[かな漢字変換]]機構の開発の経緯は[[日本放送協会|NHK]]のテレビ番組『[[プロジェクトX〜挑戦者たち〜]]』(2002.9.3 第95回)が取り上げている</ref><ref>かな漢字変換機構は、単に日本語ワードプロセッサ専用機の実用化だけではなく、汎用コンピュータに限らず電子手帳や携帯電話等の電子機器も含めた、広い意味でのコンピュータによる日本語利用を普及させるための核心となる技術であった。</ref>。<!-- ワープロ販売に関しては本来はシャープが第1号といわれている。シャープがワープロ製造に当たり、東芝にワープロの部品製造を依頼したところ東芝が「ワープロは東芝も開発しており、先に販売したい。シャープが先に出すというのなら部品は提供しない」との交換条件説と、シャープに東芝の産業スパイが侵入、機密情報を奪われ東芝が先に販売に至ったという産業スパイ説の2つ。 ただし、いずれも仮説に過ぎないため、本文はシャープ、東芝の両社がほぼ同時期に販売したという意味合いの記述にとどめるものとする。--><!--←まず、シャープが商品化したブツの、かな漢字変換の出来がどの程度のものであったかをきちんと調べることをおすすめします。技術の理解と評価をせずに、スパイだのなんだのと妄想したら、陰謀論に陥るだけです。-->
 
1979年099月、シャープが[[書院 (ワープロ)|書院]]WD-3000を発表。かな漢字変換は実現できておらず、タッチペン方式であった<ref>http://museum.ipsj.or.jp/computer/word/0039.html</ref>。「『キーボードアレルギー』対策」と称されている。
 
[[1980年代]]になると、価格も下がり、大手企業へ導入され始め、1980年代後半には30万円以下にまで下がり、ワープロ専用機は、持ち運びが可能な大きさまで小型化されたパーソナルワープロとして、中小企業や個人への導入が始まった。