「Apple IIc」の版間の差分
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ちなみに、従来型のケースに収められていたApple IIeは、1987年以降はケースのカラーをプラチナグレーに変更するなどのアップデートを受けつつ1993年まで生産が続けられており、Apple IIcは、あくまでも[[Apple II]]シリーズのバリエーションの一つであって、IIeの後継機種であった訳では無い。
また1986年のApple
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また、その可搬性を強化するために、モノクロ表示の小型液晶ディスプレイもオプションで用意されていた。1984年当時公開されたSF映画『[[2010年]]』(『[[2001年宇宙の旅]]』の続編)では、主人公が海辺で液晶ディスプレイ付のApple IIcを使っているシーンが登場している。
(ちなみに現実の2010年では11インチ版のMacBook Airが発売され、宇宙探査機[[はやぶさ]]が小惑星[[イトカワ]]から帰還した。)
ただし、IIc自体はバッテリーを内蔵していないので駆動にはAC電源が必須で有り、実際に液晶ディスプレイとのセットで可搬用途に使用したユーザーは極く少数であったと言われている。結局、バッテリーによる屋外での駆動が可能な、Apple社製の「ポータブル」なパーソナルコンピュータの登場は、1989年の[[Macintosh Portable]]の発表まで待たなければならなかった。
ともあれ著名なデザイン集団である[[フロッグデザイン]]の手による未来的な白いケースと、同デザインのスタイリッシュなCRTモニタ(9インチのモノクロおよび12インチのカラーの2種類)が組み合わされた姿は、デザインに敏感な多くのユーザーを魅了した。後日、IIcと同じ"スノー・ホワイト"と呼ばれるデザインランゲージで構成されたプリンタ−製品の「イメージライターII」は
その後、初期の[[Macintosh]]シリーズのデザインで一躍名をはせることになる[[フロッグデザイン]]にとって、このIIcは初めてのアップル社との大型プロジェクトであると同時に、後に[[Macintosh II]]シリーズのデザインを展開していく上での基礎となった[[プロダクト・デザイン]]であったと言える。
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