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{{分割提案|20世紀少年 (映画)|date=2013年1月}}
{{Infobox animanga/Header
|タイトル = 本格科学冒険漫画 20世紀少年</br>本格科学冒険漫画 21世紀少年
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== 映画 ==
{{Infobox Film
| 作品名 = 本格科学冒険映画 20世紀少年<br />第1章 終わりの始まり<br />第2章 最後の希望<br />最終章 ぼくらの旗
| 原題 = Twentieth Century Boys<br />1: Beginning of the End<br />2: The Last Hope<br />3: Redemption
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像解説 =
| 監督 = [[堤幸彦]]
| 脚本 = [[長崎尚志]]<br />[[福田靖]](第1章)<br />[[浦沢直樹]](第1章、最終章)<br />[[渡辺雄介]](第1章、第2章)
|原作=[[浦沢直樹]]
| 製作 = 映画「20世紀少年」製作委員会
| 製作総指揮 = [[小杉善信]]<br />[[宮崎洋]]<br />[[奥田誠治 (映画プロデューサー)|奥田誠治]]
| 出演者 = [[唐沢寿明]]<br />[[豊川悦司]]<br />[[常盤貴子]]<br />[[平愛梨]]ほか
| 音楽 = [[白井良明]]<br />[[長谷部徹 (作曲家)|長谷部徹]]<br />[[Audio Highs]]<br />浦沢直樹
| 主題歌 = [[T・レックス]]<br />「[[20センチュリー・ボーイ|20th Century Boy]]」
| 撮影 = [[唐沢悟]]
| 編集 = [[伊藤伸行]]
|製作会社=映画「20世紀少年」製作委員会
| 配給 = [[東宝]]
| 公開 = {{flagicon|JPN}}<br />第1章:[[2008年]][[8月30日]]<br />第2章:[[2009年]][[1月31日]]<br />最終章:2009年[[8月29日]]<br />{{flagicon|台湾}}<br />第1章:2008年[[10月17日]]<br />第2章:2009年[[5月22日]]<br />最終章:[[2010年]][[1月15日]]
| 上映時間 = 第1章:142分<br />第2章:139分<br />最終章:155分
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 制作費 = 60億円(全章総計)
| 興行収入 = 第1章:39.5億円<br />第2章:30.1億円<br />最終章:44.1億円<ref>2009年度興収10億円以上番組(日本映画製作者連盟 2010年1月発表)</ref>
| 前作 =
| 次作 =
}}
[[2008年]]から3部作で公開。第1章『'''終わりの始まり'''』<ref>DVD・BD化の際に付けられたサブタイトル。公開時のタイトルは『'''20世紀少年'''』のみ。</ref>は2008年[[8月30日]]、第2章『'''最後の希望'''』は[[2009年]][[1月31日]]、最終章『'''ぼくらの旗'''』は2009年[[8月29日]]に公開された。製作は[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]を筆頭に16社。制作プロダクションは[[シネバザール]]、[[オフィスクレッシェンド]]。配給は[[東宝]]。日本テレビ開局55年記念作品。
 
=== 作品解説 ===
総制作費60億、総キャスト数300名を動員して製作された。2008年の1月から6月まで第1章と第2章の一部が撮影され、8月から第2章の一部と第3章(以下、最終章と記す)が撮影された。
 
第1章は20世紀(西暦1997、2000年)、第2章は21世紀(西暦2015年)、最終章は'''ともだち暦'''3年(西暦2017年)をそれぞれ基本的な舞台としつつ、ケンヂたちの少年時代である1969年頃の出来事も随所で描かれている。
 
==== 脚本 ====
原作と異なる展開となる映画について、脚本を手がけた作者の浦沢は「もうひとつの『20世紀少年』として観ていただければと。ただ、映画を見終わったときの“風合い”が原作と同じであれば、観た人は納得してくれると思うんですよ」と語っている<ref name="オトナファミ">『週刊ファミ通』9月24日増刊『オトナファミ』October 2009 No.20、15頁。</ref>。
 
浦沢は[[堤幸彦]]監督について、「ね!」と一言いえば「そうそう」と通じる何かがあり、安心して脚本を渡せたと語っている<ref name="オトナファミ"/>。一方、企画・脚本の[[長崎尚志]]は、長崎と浦沢の原作チームと映画サイドでは意見がバラバラで毎回激論となり大変だったと証言している。例えば脚本に関しては、第1章と第2章は脚本段階で約3時間あったものを2時間ほどに収めたものの、最終章は脚本段階で約4時間半あったため、「4部作にして『21世紀少年』やるか」という話も出たという。
 
なお、映画独自の展開となる最終章のラスト10分については「原作を読んでないお客さんも多いし、それなら原作よりではなく映画『20世紀少年』の方向でいこう」ということで製作スタッフ全員の意見が一致したとしている<ref>『週刊ファミ通』9月24日増刊『オトナファミ』October 2009 No.20、68頁。</ref>。
 
==== 事故 ====
2008年8月22日午後5時5分頃、撮影中に撮影用クレーンが横転し、クレーン下部の台車を動かしていた男性スタッフ3人が頭を打つなどのけがをした<ref>『毎日新聞』2008年8月23日東京朝刊</ref>。
 
=== キャスト ===
<!-->追加する場合はノートでの議論に目を通した上で行ってください。[[PJ:MANGA#登場人物]]にある、「むやみに列挙せず、主要キャラクター程度でよい」という方針に基づき、主要でないキャストの列挙を制限しています。<-->
==== 3作すべてに出演 ====
*ケンヂ/遠藤健児:[[唐沢寿明]]、[[田辺修斗]](中学生時代)、[[西山潤]](幼少)
*オッチョ/落合長治:[[豊川悦司]]、[[澤畠流星]](幼少)
*ユキジ/瀬戸口雪路:[[常盤貴子]]、[[松元環季]](幼少)
*カンナ/遠藤カンナ:[[平愛梨]]、[[畠山彩奈]](幼少)
*ヨシツネ/皆本剛:[[香川照之]]、[[小倉史也]](幼少)
*マルオ/丸尾道浩:[[石塚英彦]]([[ホンジャマカ]])、[[安岡壱哉]](幼少)
*フクベエ/服部哲也:[[佐々木蔵之介]]<ref>正確には“ともだち”=カツマタ(勝俣忠信)役だが、他の登場人物たちにフクベエだと思い込まれている。</ref>、[[上原陸]](幼少)
*漫画家・角田:[[森山未來]]
*ジジババ:[[研ナオコ]]
*万丈目胤舟:[[石橋蓮司]]
*神様:[[中村嘉葎雄]]
*キリコ/遠藤貴理子:[[黒木瞳]]
*ヤマさん/山崎:[[光石研]]
*田村マサオ/13番:ARATA(現:[[井浦新]])
*敷島ミカ:[[片瀬那奈]]
*モンちゃん/子門真明:[[矢野太一]](幼少)
*ヤマネ/山根昭夫:[[安彦統賀]](幼少)
*ドンキー/木戸三郎:[[吉井克斗]](幼少)
*ケロヨン/福田啓太郎:[[森山拓哉]](幼少)
*コンチ/今野裕一:[[清水イブキ|清水歩輝]](幼少)
*サダキヨ/佐田清志:[[藤原薫 (俳優)|藤原薫]](幼少)
*カツマタ/勝俣忠信:[[黒羽洸成]](幼少)
 
==== 2作に出演 ====
; 第1章・第2章
:*モンちゃん/子門真明:[[宇梶剛士]]
:*ヤマネ/山根昭夫:[[小日向文世]]
:<!-- この「:」は削除しないでください。[[Help:箇条書き]]参照 -->
; 第1章・最終章
:*ケロヨン/福田啓太郎:[[宮迫博之]]([[雨上がり決死隊]])
:*ヤン坊・マー坊:[[佐野史郎]]、[[山田清貴]](ヤン坊幼少)、[[乙黒勇希]](マー坊幼少)
:*諸星壇:[[津田寛治]]
:*市原節子:[[竹内都子]]
:*ピエール一文字/一文字勇三:[[竹中直人]]
:*遠藤チヨ:[[石井トミコ]]<ref>最終章ではもうひとつのエンディングバージョンで出演。</ref>
:*ケンヂの同級生:[[石橋保]]
:*池上正人:[[吉田海夕]](幼少)
:
; 第2章・最終章
:*コンチ/今野裕一:[[山寺宏一]]
:*蝶野将平:[[藤木直人]]
:*漫画家・金子:[[手塚とおる]]
:*漫画家・氏木:[[田鍋謙一郎]]
:*春波夫:[[古田新太]]
:*高須:[[小池栄子]]
:*小泉響子:[[木南晴夏]]
:*仁谷神父:[[六平直政]]
:*中国マフィア・王:[[陳昭榮]]
:*タイマフィア・チャイポン:[[Samat Sangsangium]]
:*落合翔太:[[佐藤涼平]]
 
==== 1作限りの出演 ====
; 第1章
:*ドンキー/木戸三郎:[[生瀬勝久]]
:*アルバイト店員・エリカ:[[池脇千鶴]]
:*池上正人:[[藤井フミヤ]]
:*ロックバンドのボーカル:[[及川光博]]
:*バックバンド:[[ナイトメア]]
:*ケンヂの同級生:[[入江雅人]]
:*ノブオ:[[布川敏和]]
:*チョーさん/五十嵐長介:[[竜雷太]]
:*血まみれの男:[[遠藤憲一]]
:*諸星の母:[[吉行和子]]
:*女性アナウンサー:[[豊田順子]](日本テレビアナウンサー)
:*敷島ゼミの学生:[[タカ (お笑い芸人)|鈴木崇大]]([[タカアンドトシ]])、[[トシ|三浦敏和]](タカアンドトシ)
:*スクーターの男たち:[[中田敦彦]]([[オリエンタルラジオ]])、[[藤森慎吾]](オリエンタルラジオ)
:*友民党CMのタレント/ [[山田花子 (タレント)|山田花子]]:本人
:*友民党CMのタレント/ [[藤井隆]]:本人
:
; 第2章
:*サダキヨ/佐田清志:[[ユースケ・サンタマリア]]
:*マライア:[[前田健 (タレント)|前田健]]
:*ブリトニー:[[荒木宏文]]
:*ホクロの巡査:[[佐藤二朗]]
:*七龍の店主:[[西村雅彦]]
:*仲畑:[[山崎樹範]]
:*歌舞伎町警察署長:[[石丸謙二郎]]
:*斉木刑事(歌舞伎町署):[[西村和彦]]
:*東野刑事(歌舞伎町署):[[田中要次]]
:*山根宅の隣人:[[佐々木すみ江]]
:*オデオン座の老人:[[梅津栄]]
:*万博司会者:[[徳光和夫]]
:*珍宝楼の店主・珍:[[小松政夫]]
:*男性アナウンサー:[[羽鳥慎一]](<!--出演当時-->日本テレビアナウンサー)
:*パレードのリポーター:[[小倉淳]]
:
; 最終章
:*ビリー:[[高橋幸宏]]([[イエロー・マジック・オーケストラ|YMO]])
:*磯乃サナエ:[[福田麻由子]]
:*カツオ:[[広田亮平]]
:*敷島鉄男:[[北村総一朗]]
:*厳道館師範代・大垣:[[武蔵 (格闘家)|武蔵]]
:*カンナ一派副官:[[谷口賢志]]
:*地球防衛軍隊員:[[高嶋政伸]]、[[田村淳]]([[ロンドンブーツ1号2号]])
:*猟師:[[遠藤賢司]]
:*エロイムエッサイムズのギタリスト:[[武内享]]
:*コンサートの客:[[ダイアモンド☆ユカイ]]、[[MCU (ラッパー)|MCU]]、[[吉田照美]]、[[原口あきまさ]]、[[斎藤工]]、[[左右田一平]]
:*カツマタ/勝俣忠信:[[神木隆之介]](中学生時代)
 
=== スタッフ ===
*原作:[[浦沢直樹]]
*監督:[[堤幸彦]]
*脚本:[[長崎尚志]]、[[福田靖]](第1章)、浦沢直樹(第1章、最終章)、[[渡辺雄介]](第1章、第2章)
*脚本監修:浦沢直樹(第2章)
*脚本協力:渡辺雄介(最終章)
*音楽監督:[[白井良明]]
*音楽:白井良明、[[長谷部徹 (作曲家)|長谷部徹]]、[[Audio Highs]]、浦沢直樹
*製作指揮:[[小杉善信]](第1章、第2章)、[[宮崎洋]](最終章)
*エグゼクティブプロデューサー:[[奥田誠治 (映画プロデューサー)|奥田誠治]]
*企画:長崎尚志
*プロデューサー:[[飯沼伸之]]、[[甘木モリオ]]、[[市山竜次]]
*Coプロデューサー:[[大平太]]、[[大村信]]
*セカンドユニット監督:[[木村ひさし]]
*撮影:[[唐沢悟]]
*アクションコーディネーター:[[諸鍛冶裕太]]、[[村上潤]]
*美術:[[相馬直樹 (美術監督)|相馬直樹]]
*照明:[[木村明生]]
*録音:[[鴇田満男]]
*編集:[[伊藤伸行]]
*VFXスーパーバイザー:[[野崎宏二]]
*VFXディレクター:[[阪上和也]]
*助監督:[[白石達也]]
*製作担当:[[吉崎秀一]]
*ラインプロデューサー:[[井上潔]]
*キャスティング:[[才士真司]](オガワシンジ)
*映像制作:[[東宝映像美術]]
*映画「20世紀少年」[[製作委員会方式|製作委員会]]:日本テレビ放送網、[[小学館]]、[[東宝]]、[[バップ]]、[[讀賣テレビ放送]]、[[電通]]、[[読売新聞]]、シネバザール、オフィスクレッシェンド、ディーライツ、[[札幌テレビ放送]]、[[宮城テレビ放送]]、[[静岡第一テレビ]]、[[中京テレビ放送]]、[[広島テレビ放送]]、[[福岡放送]]
*制作プロダクション:[[シネバザール]]、[[オフィスクレッシェンド]]
*配給:[[東宝]]
 
=== 楽曲 ===
*主題歌:[[T・レックス]]「[[20センチュリー・ボーイ|20th Century Boy]]」
*最終章主題歌:[[The Million Dollar Band]]「Bob Lennon」
<!--以下、「挿入歌」というよりは、ラジオや校内放送で流れる曲あるいは登場人物が口ずさむ曲であり、さらに歌詞がないものもあるので、「劇中歌・劇中曲」とする方が適切。なお、独立記事が存在する曲の作詞・作曲クレジットをここに書く必要はない。-->
*劇中歌・劇中曲(第1章)
**Kenji「[[ボブレノン|Bob Lennon]]」
**「愛・ROCK・友」
**[[Otoho in Shibuya]]「Brothers」<!--OtohoはOtchoの間違い?-->
**[[ポール・モーリア|PAUL MAURIAT GRAND ORCHESTRA]]「"PENELOPE"/エーゲ海の真珠」
**[[ボブ・ディラン]]「[[ライク・ア・ローリング・ストーン]]」
**「[[恋の季節]]」
*劇中歌・劇中曲(第2章)
**Kenji「Bob Lennon」
**「ハロハロ音頭」
**「[[燃え落ちた家]]」
**「[[Suspense]]」
**「[[日本万国博覧会#.E3.83.86.E3.83.BC.E3.83.9E.E3.82.BD.E3.83.B3.E3.82.B0|世界の国からこんにちは]]」
**「[[帰ってきたヨッパライ]]」
**「[[The Thunderer]]」
**「24 Preludes Op.28 No.3 G-dur: Vivace」
 
=== プロモーション・イベント ===
第1章は2008年8月7日に六本木ヒルズアリーナにて4000万円をかけた巨大ロボット(幅9m×高さ9m×奥行9m)の前で完成披露会見を行った。また、[[パリ]]の[[ルーブル美術館]]で世界初となるモナリザの前でワールドプレミア記者会見を行い、アメリカのサンフランシスコで開催されたプレミアイベントでは、第1章が日本文化の代表として出展された。
 
第2章は[[太陽の塔]]を国内史上最大のイベント費用8000万円で1日だけ「ともだちの塔」に変え、その前で完成披露会見を行った。
 
最終章は東京国際フォーラムにて完成披露会見を行った。最終章では映画オリジナルの結末が描かれていることから、完成披露試写会では情報漏れを防ぐためにエンドロール後のラスト約10分をカットした特別編集版が上映された。劇場公開以前で、製作スタッフの中でも結末を知っていたのは監督含めわずか数名に留まるとされている。
 
==== タイアップ・コラボレーションなど ====
3部作の公開に際し、様々な形でタイアップやコラボレーションなども行われた
 
* [[ケイ・オプティコム]]『eo光』(唐沢が出演)とのタイアップしたCMが第1章の公開前後に放送された<ref>「よげんの書」を捩った「せつやくの書」「おトクの書」が登場</ref>。
* 日本テレビ『[[爽快情報バラエティー スッキリ!!|スッキリ!!]]』(8月4日 - 29日の放送)では、「20世紀の少年たち」と題して出演者の少年時代の話の再現ドラマを放送、映画の子役たちが各キャストに併せて演じた。また第2章、最終章では「20世紀少年からの贈り物」と題し、プレゼント企画を行った。
* 2008年8月23日から31日に開催された「[[わくわく宝島]]」に、巨大ロボットと「ともだちの塔」が展示された。
* 2008年11月24日放送の『[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)|ヤッターマン]]限定1時間SP』では[[ヤッターマン (映画)|同作品の実写版]]の三悪キャストの舞台挨拶が行われた映画館に『22世紀少年』というタイトルのポスターが貼られ、ドクロベエがともだちのシンボルマークの上に現れ、「ドロンジョくん、あそびましょ」と言っていた。
* 2009年1月26日 - 29日、日本テレビで21時台の番組の放送直前に放送されるミニ番組に"ともだち"が登場した。また、25:44 - 25:54にはカウントダウン番組が行われ、1月30日には見所紹介番組が放送されていた。
 
=== 受賞 ===
*ボウリングの振興に貢献した著名人やテレビ番組などを表彰する「第16回ボウリング・マスメディア大賞」で映画「20世紀少年」が、特別貢献賞を受賞した。出演している女優の木南晴夏が出席した。映画にボウリングのエピソードは一切登場しないが、木南晴夏は『ビッグコミックスピリッツ』内のインタビューにおいて収録自体はしたと語っている。内容は『もうひとつのエンディングバージョン』において見ることができる。
*第22回日本メガネ・ベストドレッサー賞で唐沢寿明がサングラス部門を受賞した。映画「20世紀少年」でのサングラス姿が評価され「サングラス部門賞」に輝いた。
 
=== テレビ放映 ===
; 映画本編
:*2009年8月21日20:00 - 22:54に『[[金曜ロードショー|金曜特別ロードショー]]』枠にて第1章を地上波初放送。関東地区における視聴率は15.5%。
:*2010年8月13日21:00 - 22:54・20日21:00 - 23:24・27日21:00 - 23:24の『金曜ロードショー』にて全3章を一挙放送。第2章と最終章は地上波初放送。最終章のエンドロール後に、劇場版にはない新たなシーンが追加された。関東地区における視聴率は12.0%(第1章)、13.3%(第2章)、15.2%(最終章)。
:*2010年12月12日、[[日本映画専門チャンネル]]にて全シリーズの劇場オリジナル版を無料放送。
:
; 特別版『もう一つの〜』
:いずれも本編に未公開シーンと新たに撮影されたシーンを加え、新たな角度から描くアナザーバージョンに相当する作品となっている。両作品とも、演出:[[木村ひさし]]、総監督:[[堤幸彦]]。
:;『本格科学冒険映画 20世紀少年 〜もう一つの第1章〜』
:: 第2章公開直前の[[2009年]]1月30日21:00 - 22:54に『金曜特別ロードショー』枠で放映。劇場版第1章でカットされたシーンなどが原作に忠実となるよう構成が再編集されている。関東地区における視聴率は18.6%。
:;『本格科学冒険映画 20世紀少年 〜もう一つの第2章〜』
:: 最終章公開直前の[[2009年]]8月28日21:00 - 23:09に『金曜特別ロードショー』枠で放映。劇場版に無かった着流しの男(演:[[平田満]])が登場するカジノのエピソードや、マルオがともだちを巻き込んで自爆しようとするエピソードが追加されているが、サダキヨやマライア・ブリトニーに関するエピソードは全てカットされている。前週の8月21日に放送された劇場版第1章と2週連続で放送された。関東地区における視聴率は17.5%。
; 特別リミックス版『サーガ』
:3部作を1本の壮大な物語([[サガ|サーガ]])として再構築した作品。劇場版の映像に加え、特別版『もう一つの第1章』・『もう一つの第2章』の素材のほか、劇場版やDVDにも使用されていない本邦初公開の映像も追加して再構築した特別リミックス版。堤幸彦監督監修のもと、新たな『20世紀少年』として放送される。
:; 『20世紀少年 サーガ 第1夜』
:: 2012年10月12日21:00 - 22:54に『[[金曜ロードショー|金曜ロードSHOW!]]』枠で放送。関東地区における視聴率は9.8%。
:; 『20世紀少年 サーガ 第2夜』
:: 2012年10月19日21:00 - 22:54に『金曜ロードSHOW!』枠で放送。関東地区における視聴率は9.7%。
:; 『20世紀少年 サーガ 第3夜』
:: 2012年10月26日21:00 - 22:54に『金曜ロードSHOW!』枠で放送。関東地区における視聴率は9.6%。
 
=== Blu-ray・DVD ===
いずれも発売・販売元はバップ。
 
==== ナビゲートDVD ====
* 20世紀少年 秘密大図鑑 上巻(1枚組・原作及び映画第1作目を中心としたナビゲートDVD。2008年8月6日発売)
** 収録内容
*** あらすじ「20世紀少年」とは?
*** 驚くべき豪華キャスト
*** 映画に隠された謎
*** 対談映像 監督:堤幸彦×原作:浦沢直樹×企画:長崎尚志
*** 「20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり」劇場予告編
 
==== 第1章 ====
第1章は2009年1月30日発売。
* 20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり DVD通常版(1枚組)
** 映像特典
*** -第1章- 特報
*** -第1章- 劇場予告編集
*** -第1章- TVスポット集
*** 『-第2章- 最後の希望』特報・劇場予告編
** アウターケース付きトールケース仕様
* 20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり DVD豪華版(1枚組・生産限定)
** 映像特典:第1章通常版と同様
** 封入特典
*** オリジナル・ギターピック
*** ともだちマークの旗(原っぱメンバー手書きバージョン)
** アナログLP(ダブルジャケット)仕様
* 20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり ブルーレイ(1枚組)
** 映像特典:第1章DVD通常版・豪華版と同様
 
==== 第2章 ====
第2章は2009年8月28日発売。
* 20世紀少年 -第2章- 最後の希望 DVD通常版(1枚組)
** 映像特典
*** -第2章- 特報
*** -第2章- 劇場予告編集
*** -第2章- TVスポット集
*** 『-最終章- ぼくらの旗』特報・劇場予告編
** アウターケース付きトールケース仕様
* 20世紀少年 -第2章- 最後の希望 DVD豪華版(2枚組・生産限定)
** ディスク1:本編DVD(通常版と同様)
** ディスク2:20世紀少年 秘密大図鑑 下巻
*** 映画史に残る超大作の歩み
*** 第1章、第2章のおさらい
*** 謎解きのキーポイント
*** 20世紀少年の秘密
*** 最終章に向けて
*** 「20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗」劇場予告編
** 封入特典
*** オリジナル・ギターピック第2弾
** アナログLP(ダブルジャケット)仕様
* 20世紀少年 -第2章- 最後の希望 ブルーレイ(1枚組)
** 映像特典:DVD豪華版と同様
第2章のBlu-ray版で、アナログ出力で視聴した際にハイビジョン画質ではなくスタンダード画質での再生となってしまう不具合が起こっている。なお不具合版と修正版では、ジャケットのvapの文字の色と貼られているシールの色が白から黄色に変更されているので区別することができる。
 
==== 最終章 ====
最終章は2010年2月24日発売。最終章本編ディスクはBlu-ray版、DVD版(セルのみ)共に劇場公開版本編のほか、未公開シーンを約11分追加した「もうひとつのエンディングバージョン」を同時収録。
* 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 DVD通常版(1枚組)
** 映像特典
*** バックステージシーン完全版
*** -最終章- 特報集
*** -最終章- 劇場予告編集
*** -最終章- TVスポット集
*** “最後の10分”予告編(試写会用)
** アウターケース付きトールケース仕様
* 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 DVD豪華版(2枚組・生産限定)
** ディスク1:本編DVD(通常版と同様)
** ディスク2:特典DVD
*** ドキュメント・オブ・『20世紀少年』
** 封入特典
*** オリジナル・ギターピック第3弾
** アナログLP(ダブルジャケット)仕様
* 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 ブルーレイ(2枚組・本編BD+特典DVD)
** ディスク1:本編BD(DVD通常版と同様)
** ディスク2:特典DVD(DVD豪華版と同様)
 
==== 3部作セット ====
3部作セットはBlu-ray版、DVD版共にリーフレット封入、アウターケース付きデジパック仕様で、初回限定生産。2010年2月24日に最終章Blu-ray・DVDと同時リリース。
* 20世紀少年 DVDセット(3枚組)
** ディスク1:「-第1章- 終わりの始まり」DVD(通常版と同様)
** ディスク2:「-第2章- 最後の希望」DVD(通常版と同様)
** ディスク3:「-最終章- ぼくらの旗」DVD(通常版と同様)
* 20世紀少年 BDセット(4枚組)
** ディスク1:「-第1章- 終わりの始まり」BD(単品BD版と同様)
** ディスク2:「-第2章- 最後の希望」BD(単品BD版と同様)
** ディスク3:「-最終章- ぼくらの旗」BD(単品BD版と同様)
** ディスク4:特典DVD「ドキュメント・オブ・『20世紀少年』」(最終章DVD豪華版、BD版と同様)
 
=== キャッチコピー ===
{{col|
; 第1章
*待望の実写映画化! 全3部作の第1章、降臨。
*「終わり」が始まる。
*世界が終わろうとしています。僕らの“ともだち”によって―。
*すべてはここにある。
*キミはともだち?
|
; 第2章
*新たな「終わり」。
*さぁ、みんな“つづき”を始めよう―。
; 最終章
*そうだよ、ぼくだよ。ぼくが“ともだち”だよ。
*もうひとつの 結末。もうひとりの ともだち。
}}
 
{{オリコン週間DVD総合チャート第1位 2009年|2009年9月14日付}}
{{オリコン週間DVD総合チャート第1位 2010年|2010年3月8日付}}
{{堤幸彦監督作品}}
{{2008年日本週末興行収入1位の映画}}
{{2009年日本週末興行収入1位の映画}}
 
== 脚注 ==
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[[Category:いじめを題材とした漫画作品]]
[[Category:東京都を舞台とした作品]]
[[Category:日本のSF映画のシリーズ]]
[[Category:堤幸彦の監督映画]]
[[Category:2008年の映画]]
[[Category:2009年の映画]]
[[Category:2000年代の特撮作品]]
[[Category:日本テレビ製作の映画]]
[[Category:日本のSFアクション映画]]
[[Category:日本の特撮映画]]
[[Category:日本のサスペンス映画]]
[[Category:ディストピア映画]]
[[Category:いじめを題材とした映画作品]]
[[Category:漫画を原作とする映画作品]]
 
[[ast:20th Century Boys]]