「万城目学」の版間の差分

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'''万城目 学'''（まきめ まなぶ、本名同じ、[[1976年]][[2月27日]] - ）は[[日本]]の[[小説家]]。[[大阪府]]出身、[[東京都]]在住。[[京都大学]][[法学部]]卒。

== 略歴・人物 ==

[[清風南海高等学校]]卒業後、1浪ののち[[京都大学]][[法学部]]に入学。お笑い芸人の[[ロザン]]・[[宇治原史規]]は大学の同級生にあたり、万城目は一方的に宇治原のことを知っていたそうである。また面識は無いものの法学部の1学年上に作家の[[平野啓一郎]]がいた。

卒業後は化学繊維会社へ就職、静岡の工場に配属され経理マンをしながら小説を書いていたが、26歳の時東京本社への転勤を言い渡され、残業続きで書く時間がなくなることを危惧し、辞令が出る前に退社し東京へ移る。2年で芽が出なければ社会復帰を決め投稿生活を送るも成果が出ず、資格の学校に通い再就職の準備をし始めるも、その矢先に[[2006年]]に第4回[[ボイルドエッグズ]]新人賞を受賞した『[[鴨川ホルモー]]』でデビューする。同書は『[[本の雑誌]]』で2006年エンターテインメント1位に。続く第2作『[[鹿男あをによし]]』は第137回[[直木三十五賞]]候補となる。[[2009年]]、『[[プリンセス・トヨトミ]]』で第141回直木賞候補。2009年度[[咲くやこの花賞]]受賞。[[2010年]]、『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』で第143回直木賞候補。

*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列の『[[世にも奇妙な物語]]』のファンで[[2010年]]の「[[世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜|20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜]]」では原作を書き下ろし、自身もエキストラ出演をした。一番好きな話は[[1991年]]に放映した「[[世にも奇妙な物語の放映作品一覧#1991年|大蒜]]」（主演：[[榊原郁恵]]　演出：[[星護]]）とインタビューで語っている。

== エピソード ==

*フジテレビ系列の『[[世にも奇妙な物語]]』のファンで[[2010年]]の「[[世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜|20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜]]」では原作を書き下ろし、自身もエキストラ出演をした。一番好きな話は[[1991年]]に放映した「[[世にも奇妙な物語の放映作品一覧#1991年|大蒜]]」（主演：[[榊原郁恵]]　演出：[[星護]]）とインタビューで語っている。

== 作品リスト ==

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* [[偉大なる、しゅららぼん]]（2011年4月 [[集英社]]）

==== エッセイ・アンソロジーその他 ====

* ザ・万歩計（2008年3月 産業編集センター / 2010年7月 文春文庫）

* ザ・万遊記（2010年4月 集英社 / 2012年5月 [[集英社文庫]]）

* とっさの方言 （2012年8月 [[ポプラ文庫]]）※エッセイアンソロジー 「静岡県」

* ぼくらの近代建築デラックス!（2012年11月 文藝春秋）※[[門井慶喜]]との共著

* 冬の本（2012年12月 夏葉社）「どんぐり」

* ザ・万字固め（2013年2月 [[ナツメ社]]）

==== 共著・アンソロジー ====

「」内が万城目学の作品

* とっさの方言 （2012年8月 [[ポプラ文庫]]）※）「静岡県」 - エッセイアンソロジー 「静岡県」

* ぼくらの近代建築デラックス!（2012年11月 文藝春秋）※） - [[門井慶喜]]との共著

* 冬の本（2012年12月 夏葉社）「どんぐり」

=== 単行本未収録作品 ===

==== 連載 ====

* とっぴんぱらりの風太郎（2011年年6月23日号 - 、[[週刊文春]]）

==== 短編・読み切り ====