「スイス車両エレベーター製造」の版間の差分

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これ以後は日本の鉄道も国産化の時代に入り、製品の輸入は途絶えたが、第2次世界大戦後の1950年代の初めに[[近畿車輛]]がSWSと技術提携し、いわゆる「シュリーレン式台車」と呼ばれる円筒案内式軸箱支持装置やサッシレスのバランサー付下降窓、準張殻構造の軽量車体技術などが日本の鉄道にも普及するようになった。
 
シュリーレン式台車は摩耗部分がほとんどなく、[[鉄道車両の台車#軸箱支持方式|ペデスタル]]に油をさす必要もないため、近畿車輛が1954年から1994年<ref>1954年、[[近鉄モ1450形電車|近鉄1450形]]のKD-7型台車に始まり、1994年の近鉄養老線用(現・養老鉄道)600系のKD-101型台車まで製造。近鉄本線では1992年製の[[近鉄6400系電車|6419系]]と[[近鉄1430系電車|1435系]]をもって採用終了となり、1992年から以降はボルスタレス台車に移行した。</ref><ref>『鉄道ファン』2010年1月 No.585 交友社 p.121</ref>まで40年間に渡って新造した。シュリーレン式台車の特許は近畿車輛が所有しているため、親会社の近鉄としては採用しやすかった<ref>『鉄道ピクトリアル』1969年1月 No.219 電気車研究会 p.22</ref>。
 
== 脚注 ==