「GANTZの登場人物」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m →田中星人編からの参加者: 細部の編集 |
編集の要約なし |
||
86行目:
:基本ついてないが、生き残る能力にかけては全メンバーの中でもトップクラス。スーツ未着用で臨んだ二度のミッションにおいて高得点を獲得している他、吸血鬼に狙われた際はガンツの武器を使わずに自前で対吸血鬼用の武器を作り対抗するなど、絶望的な状況を打破する能力があると言える。その生存能力は和泉ですら嫉妬するほどである。ボスのオニ星人との戦闘以降は戦闘においてガンツソードを多用するようになった。
:ラストミッションにて激闘を繰り広げ、91点を獲得。命からがらの生還を遂げ、ガンツ空間から解放された。しかし、レイカのエゴによってミッション直後の状態で再生されてしまい、現実世界にもう一人の自分が存在することとなる。もう一人の自分については、「お前はレイカを幸せにしてやればいい」と存在と行動を容認し、カタストロフィを目前に控えながらも、元の日常生活に戻った。
:カタストロフィ編では多恵がさらわれた事で一人異星人のコロニーに乗り込み、フラ・ララダの協力を得て多恵と再会する。その後、西との死闘を経て多恵と共に宇宙船から脱出し地球へと戻るものの、イヴァから宇宙船に来るよう要求され、地球を守るために再び戦場へと赴いた。
:作者の奥曰く、コンセプトは「普通の高校生」である。
;加藤 勝(かとう まさる)
95行目:
:あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編にて、玄野を守るためにボスである千手観音と相打ちになり死亡する。数か月後、オニ星人編において100点に到達した鈴木によって再生される。
:ぬらりひょん編では、死亡した玄野に代わってリーダーとなる。大阪メンバーの山咲杏にギゼンシャ星人などとからかわれながらも、一般人の救出に奔走。杏や他東京メンバーとの共闘によってぬらりひょんを撃破し、100点を獲得。仲間からミッションからの解放を勧められるが、玄野の再生を選択した。
:ラストミッションを玄野と共に戦い抜き、65点を獲得して無事生還。ガンツ空間から解放された。かけがえのない仲間の死を悔みつつも、ガンツ空間から解放されたことに安堵する姿を見せた。しかしその後、カタストロフィに巻き込まれ再び歩むと離れ離れになってしまう。巨人の宇宙船ではもう一人の玄野らと行動を共にし、GANTZのシステムを生み出してた『神』と邂逅。GANTZの真実を知った。
:作者の奥曰く、自身の理想の高校生像を基にデザインしたキャラクターである。また、人物像に関しては「『[[ダイ・ハード]]』の主人公ジョン・マクレーンの影響があるかもしれない」と発言しており、一番好きなキャラクターであるとも明言している。
;西 丈一郎(にし じょういちろう)<ref>ただし初出時は「さい じょういちろう」となっていた。</ref>
105行目:
:その私生活は謎に包まれていたが、大阪編終了後に学校で[[いじめ]]を受けていたことが明らかとなる。クラスメイトから集団的な暴言・暴力を受けており、登校時に「頭上の教室の窓から自分の机と椅子を投げ落とされる」、また教室では「集団で担ぎ上げて転落事故に見せかけて投げ落す」など、明らかに殺人に相当する行為にまで発展していた。西自身は超然とした態度で臨んでいたが、ついに殺意を暴走させて、鞄の中に隠したXガンで大量虐殺を引き起すに至る。ただし事件の直前に[[ラブレター]]を渡してきた女生徒だけには手を出さなかった。制圧のために教室に突入した[[特殊部隊]]との銃撃戦を切り抜け、警察に追われる身となる。
:ラストミッションを戦い抜き、無事生還。102点を獲得し、ガンツ空間から解放された。その際、メンバーからミッションで死亡した鈴木の再生を懇願されるも、強力な武器の入手を選択。カタストロフィを前に興奮する姿を見せている。だが、カタストロフィ編では部屋に異星人が転送された上に部屋が爆破されてしまい、転送されず、タケシと共に部屋を脱出。民家に忍び込んでハッキングを試みる。
: 民家でGANTZへのハッキングに成功し、ハードスーツを着た上に巨大ロボットに乗り込み破壊の限りを尽くし、「この世の最高権力者」となるべく巨人の宇宙船を支える柱を破壊しようとするが、それを阻止するべく現れた玄野と対峙。玄野に追い詰められて多恵にビームを放つが、多恵を死んだと思い込んだ玄野に圧倒され、ハードスーツを破壊された。その後、「多恵を生き返らせる方法を教える」と命乞いをするが、生存していた多恵を救いに行く玄野によって、巨人の住居を支える柱に置いて行かれる。
:アニメ版では「父親は内閣情報室のトップ」と発言しており、ねぎ星人編からメンバーとなった政治家の鈴木曰く、実際に西という剃刀のように切れる官僚がいるようである。
:作者の奥曰く、純粋な悪で<ref>奥浩哉 『GANTZなSF映画論』 集英社〈集英社新書〉、2012年、38頁。</ref>ガンツの情報をあらかじめ知っている人物・中学生離れした中学生を基にデザインされたキャラクターである。
114 ⟶ 115行目:
:ミッション開始時には武器を持っているが一切使用せず、ガンツスーツによる格闘のみで戦う。肉弾戦においてはガンツメンバー最強の男である。
:ラストミッションを戦い抜き、無事に生還。ガンツ空間から解放された。この際、かけがえのない仲間の死を悔み、これを再生するよう西に懇願するなど、情の厚い姿を見せている。
: カタストロフィ編では加藤らと行動を共にし、GANTZのシステムを生み出した『神』と邂逅。GANTZの真実を知った。
:作者の奥曰く、初期設定は高校生であり、また[[童貞]]であるとも公言されている。また、奥は桜井と並び現実離れしたキャラクターである事も認めている。
:名前の由来はアニメ『[[いなかっぺ大将]]』の主人公・風大左衛門から。モデルはゲーム『[[バーチャファイター]]』の八極拳の使い手であるキャラクター・結城晶から。
130 ⟶ 132行目:
:訓練を続け、オニ星人編ではたった一人で多くの敵を撃破するなど、他のメンバーにも引けを取らない活躍を見せていた。同ミッションにおいて累計102点を獲得した際には玄野の彼女である小島の再生のために自らの自由を放棄し、玄野からリーダーを引き継いだ。玄野が開放を迎え転送される際、最後の最後にその想いを伝えた。大阪編では一般人を助けるのはリスクが大きいといい極力戦闘を避けるようにしていた。その背景には、「玄野が生き返っても自分に振り向いてくれることはないからこのまま忘れてしまえれば」と、エゴの自覚があった。
:大阪ミッション終了後、想い続けた玄野に告白するも、その想いが届くことは無かった。諦めきれなかった彼女は、その際「100点を取りもう一度、玄野君を再生」という不審な発言をする。ラストミッションにて101点を獲得した彼女は、玄野の希望通り、ラストミッションで命を落とした鈴木(おっちゃん)の再生を試みるが、ガンツの不調子で叶わず、ガンツ空間から解放された。その後、衣服を取りにガンツ部屋に戻った際、黒玉から出てきた男(玉男)にメモリーの中からの再生を促され、迷った末に玄野を再生させる。レイカはあえて第二の玄野を生み出すことで、その想いを成就しようとした。第二の玄野にとって己の人生を左右されるこの行いには憤りがあったが、諦めてレイカの家に同居することとなった。
:カタストロフィ編では第二の玄野と共に積極的に人類の救出に参加するが、サイコキネシスを使用する星人と遭遇、単身立ち向かう玄野を残し一時は他の仲間と共に逃げるも、玄野と共に死ぬと発言し、武田の制止にも耳を貸さずに玄野の元へ赴く。気絶している玄野を背に単身星人に立ち向かい、ガンツソードで額を貫き星人を倒すも、自身も背中に致命傷を負い、相打ちの形で死亡する。その後、GANTZを生み出した『神』によって再生させられたがすぐ消滅させられた。
;コウモト タケシ
:あだ名:「'''タケシ'''」、「'''こども'''」
136 ⟶ 139行目:
:絵を描くのが好きで、「筋肉ライダー」という自分のヒーローを創作し、そこに救いを求めガンツの部屋で出会った風をその「筋肉ライダー」と思い込む。その後、親元に帰らず風と一緒に生活している。
:ぬらりひょん編では他メンバーと逸れてしまい、星人に遭遇して襲われるものの、風の得意技「鉄山靠(てつざんこう)」を繰り出し数体の星人を撃破し、幼い少年ながらある程度の点数を獲得している。風の技を真似し、泥田坊に立ち向かう姿は風の心を揺り動かし彼を奮起させ見事泥田坊を撃破させるに至った。
:ラストミッションを無事に生き抜き、ガンツ空間から解放された。カタストロフィ編では異星人にGANTZの部屋を爆破された事で転送されず、西と共に部屋を脱出するもスーツが機能を失ったことで戦力外として西がハッキングを試みた民家に取り残された。
=== ねぎ星人編からの参加者 ===
144 ⟶ 147行目:
:本作の初期ヒロイン。ショートカットの美少女で[[巨乳]]。死因は自殺。自宅の浴室で自殺未遂([[リストカット]])をし、ガンツの部屋に転送されてきた。学校では成績優秀で真面目であったが、母親からの過剰な期待がストレスとなり、プレッシャーとなっていた。ミッションにおいても、そのルックスの良さから二度も強姦未遂に遭うなど、苦労が絶えない女性。妹がいる。
:加藤の優しさと逞しさに惚れ込むが、ガンツによって複製されたクローンだったため(ガンツによって自殺未遂にも係わらずクローンが作られ、岸本が2人になるという現象が起きたため)自宅に帰れなくなり、玄野の家に居候する。だが、玄野の好意を無視して加藤の話ばかりしていたため、田中星人後キレた玄野に謝りながら家を出る。その後ガンツ部屋で玄野と再会したやいなや、「本当は加藤くんの家に行きたかった」と精一杯取り繕う言動が、玄野の破壊衝動に拍車をかけることとなる。
:仏像編で千手観音の酸から加藤を庇い、想いを伝えながら絶命する。なお、オリジナルの彼女は自殺未遂後、普通の生活を送っている。あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編後、玄野にナンパされ、ぬらりひょん編後には
;犬
:あだ名:「'''犬'''」
212 ⟶ 215行目:
:あだ名:「'''美形'''」
:母性本能の強い巨乳の美女。死因は事故・転落死。峠道でバイクを運転中、スピードの出し過ぎでカーブを曲がりきれず、ガードレールを突き破って転落して死亡し、転送された。本編で名前非公開。
:玄野に興味を持ち、いきなりのセックス要求に戸惑いつつも玄野の初体験の相手となる。[[キックボクシング]]のジムに通っており試合経験もあるなど戦闘能力は高く、また自分の置かれた状況をある程度把握し、リーダー格であった加藤の指示を仰ぎ、チームワークを張るなど、優れた適応力・状況判断力を持つ。玄野を誰よりも意識し自分を認めさせるため、単身千手観音に挑み狂時機を破壊し、一時は勝利を確信したが、灯篭レーザーに体を貫かれて絶命し、その願いが適うことはなかった
:ゲーム版ではメインキャラクターに抜擢された。
:モデルは映画『[[トゥームレイダー]]』のヒロインを演じる[[アンジェリーナ・ジョリー]]。
;東郷 十三(とうごう じゅうぞう)
276 ⟶ 280行目:
:玄野の指示でスーツを着ることになり、玄野をサポートしていく。思いやりのある優しい性格が、玄野や稲葉の能力を開花させることになる。玄野にとっても信頼のおけるパートナーであり、「おっちゃん」と慕われている。
:オニ星人編で、100点に到達した際には、自らの自由と引き換えに加藤を再生させた。ボスのオニ星人以降の強敵には、なす術もなく戦闘不能になることが多かった。
:ラストミッションにおいて窮地に立たされた稲葉を援護しようと駆け付け、稲葉を励ましながら戦うも、抵抗むなしく子供像に四肢をもぎ取られ亡き妻の幻影に抱かれながら死亡した。ミッション終了後にレイカによって再生が試みられたが、ガンツの不調子によりそれも叶わなかった。カタストロフィ編では、GANTZを生み出した『神』によって再生させられたがすぐ消滅させられた。
;稲葉 光輝(いなば こうき)
:あだ名:「'''稲葉'''」、「'''イナバ'''」
340 ⟶ 344行目:
:本名不明。大阪ガンツチームの新規参加メンバー。17歳の高校生。眼鏡をかけた平凡な少年。性格は臆病だが、内心では正義の男に憧れを抱いている。同級生の友人と共に帰宅中、幅寄せしてきたトラックに撥ねられ死亡、転送される。牛鬼の攻撃に遭遇して生き延びたものの同級生の友人が目の前で死亡、一人で隠れていたところを妖怪たちに見つかるが花紀に助けられる。花紀と共に行動し、ぬらりひょん達の集合する地点まで到着しサポートを担当するも、ぬらりひょんの目の光線で花紀が死亡して、再び孤立する。天狗、犬神、牛鬼といった強敵に危うく殺されかけた揚句、妖怪の大群に襲われるが、ぬらりひょんの頭部を拾い目から発射される光線を使って天狗たちを追い払い、妖怪の大群を撃破するといった健闘を見せるが、牛鬼の攻撃でスーツを破壊され、辛くも逃れたところを自衛隊に星人と間違われて危うく射殺されそうになるが、加藤に救われた。
:その後も加藤や東京メンバーたちに助けられながら星人たちの猛攻から生き延び、重傷を負うこともなく無事に生還を果たす。加藤の勇姿に惚れ込み、ミッション終了時には、100点クリアを目指し山咲を再生させることを誓った。『GANTZ/OSAKA』では大阪編終了後に80点の高得点を獲得していたことが発覚。さらにラストミッション編にも居合わせており、新たなメンバーとなった幼い少女を守りながら拾ったXガンやZガンで奮闘。途中で右腕を破壊されるも、その直後にミッションは強制終了し見事生還。大阪でのミッションとラストミッションの合計点数が135点となったため、加藤との約束通り山咲の再生を選択した。後のカタストロフィで玄野たちの全国ガンツ中継による呼びかけに応じ加藤と再会を果たし、彼に山咲の再生を涙ぐみながら伝えた。
:カタストロフィ編では山咲や加藤らと行動するも、その過程で右足を失うも辛くも生き延び、GANTZのシステムを生み出した『神』と邂逅。GANTZの真実を知った。
;山咲 杏(やまさき あんず)
:黒髪のショートヘアをした端正な顔立ちの女性。23歳。3歳の息子と二人でアパートに暮らしている。加藤を偽善者呼ばわりして嘲笑し、その後を付け回す。勇敢に人助けをする加藤の姿を見て徐々に加藤を意識し始める。その後、加藤の弟と自分の息子、そして加藤と自分との四人暮らしを加藤と約束し、共に生還することを誓い合ったが、加藤および東京メンバーとの連携でぬらりひょんと死闘を繰り広げたとき、襲い掛かるぬらりひょんから加藤を庇い、破壊光線の直撃を受けて死亡した。『GANTZ/OSAKA』では最終的に100点を獲得した眼鏡の高校生に無事再生された。カタストロフィで玄野たちの全国ガンツ中継による呼びかけに応じ加藤と再会を果たし、喜びを分かちあった。その後も加藤らと行動を共にし、GANTZのシステムを生み出した『神』と邂逅。GANTZの真実を知った。
:『GANTZ/OSAKA』では成人向け[[漫画家]]として、アシスタントと共に活動している様子が描かれている。
;桑原 和男(くわばら かずお)
380 ⟶ 385行目:
;もう一人の玄野
:レイカがガンツに頼んで再生させた二人目の玄野。レイカに憤りを覚えつつも彼氏となり同棲、状況に適応していく。神との邂逅まで東京チームを率いた。
:レイカが「闘って一人でも多く人の命を助けてから死にたい」と言った所、「闘って人も救って俺達も生き残るんだ」と発言をしていた。
▲:レイカが「闘って一人でも多く人の命を助けてから死にたい」と言った所、「闘って人も救って俺達も生き残るんだ」と発言をしていた。その後、戦いの中レイカが死亡。それにより、暗い表情を浮かべている。
;眼鏡の高校生
:[[#大阪メンバー|大阪メンバー]]を参照。
388 ⟶ 392行目:
:[[#大阪メンバー|大阪メンバー]]を参照。
;武田 彪馬(たけだ ひょうま)
:神奈川チームから参戦した新メンバー。黒髪長髪で眉目秀麗な顔立ちをしている。宇宙船に囚われた人々を皆で救おうというレイカの声に応え、神奈川からただ一人参戦した。加藤に対し、レイカと付き合っていないかどうか問いただすなど、レイカに好意を抱いている。参戦した理由も人助けよりレイカが目当て。集まった新メンバーの中で唯一Zガンを所持している。後にGANTZのシステムを生み出した『神』と邂逅。GANTZの真実を知った。
;前嶋 龍二(まえじま りゅうじ)
:広島チームから参戦した新メンバー。体格は小柄だが、金髪で強面な風貌をしている。武器を持たず素手で戦う。皆で一人でも多くの人間を救おうという玄野の呼びかけに共感し参戦した。口数は少なく寡黙だが、人を助けることに意欲的な態度を見せている。後にGANTZのシステムを生み出した『神』と邂逅。GANTZの真実を知った。
;メアリー・マクレーン
:玄野の呼びかけに応え参戦したメンバーの一人。出身地は不明。金髪で端正な顔立ちをした美女。名前・容姿共に外国人のようではあるが、本人はそれを否定し英語も喋れないとしている。風にきがあるようなそぶりを見せている。後にGANTZのシステムを生み出した『神』と邂逅。GANTZの真実を知った。
;関根 誠人(せきね まこと)
:京都チームから参戦にした新メンバー。眼鏡をかけ知的な顔立ちをしている。流暢な英語を駆使し、アメリカ・ニューヨークチームとの通信を行う。仲間達と共に人命救助を行っている最中、二人の子供が運んできた怪物が突如破裂、その中から現れた光源体に触れてしまい、腕に腫瘍が発生。吉川に腕を斬るよう頼み、腕を喪失するも腫瘍が全身に転移してしまいクリーチャー化、そして彼の意思とは無関係に仲間を次々と攻撃する。最期は玄野によってZガンで倒され、「ありがとう」と呟き、仲間達に止めを刺され死亡した。
;吉川 海司(よしかわ かいじ)
:群馬チームから参戦した新メンバーで、年齢は25歳。短髪で精悍な顔立ちをしている。玄野たちの呼びかけに応え、死を覚悟で参戦する。武器はガンツソードの二刀流。東京のガンツメンバーの面構えを気に入り、彼らと命をかけて戦う意思を見せるが、ガンツの機能の大半が使用不能になっていることを知っており、それを知らない東京メンバーに呆れていた。後にGANTZのシステムを生み出した『神』と邂逅。GANTZの真実を知った。
;矢沢 年男(やざわ としお)
:北海道のガンツメンバー。招集されたメンバーの内で唯一の中年男性。風を自分と同年代だと勘違いし、「オッサンどうしヨロシクな!!」と彼との共闘を誓った。後にGANTZのシステムを生み出した『神』と邂逅。GANTZの真実を知った。
== 吸血鬼(バンパイア) ==
427 ⟶ 431行目:
: 巨人の一般女性。眼鏡をかけたキャリアウーマンらしい風貌をしている。人間を「虫」と見下していたが、多恵救出の為に必死になる玄野に協力し、その一途な姿を見て徐々に考えを改めていく。
: 初めは玄野に脅された為嫌々協力し、玄野と彼が助け出した一般人を宇宙船外に逃がす手助けをさせられることになる。途中、巨人の兵士に助けを求めて抵抗をするが玄野が逆に兵士達を皆殺しにしたため観念し、指示に従うようになった。玄野の命に応じ、死亡した兵士のアーマーを着て兵士のふりをすることで宇宙船外に出ることに成功する。
: 遂には玄野が多恵と再会した際は、お礼を言い多恵の元へ向かう玄野を見て「あなたたちは私たちと同じ」「優劣などない」と感動している。その後再び玄野が転送された際には多恵と共に玄野を探すも、巨大ロボットの攻撃により乗っていた飛行機が大破。多恵を玄野の元へ逃がすも彼女は死亡した。
; イヴァ・グーンド
: 巨人の上級兵士。巨人達の中で知らない者はいないほどの英雄であり、「軍神」と呼ばれている。下級兵にオートラという名の弟がいたが、戦争序盤に玄野によって倒されている。
: 侵略の際には飛行船を操縦し、自衛隊の戦闘機をまとめて捕縛していた。その際に弟が玄野と交戦して殺された事実を知り、彼を目の敵にする。その後、玄野達が最初に巨人の母船に転送された際に玄野と接触し交戦。ガンツチームの攻撃を全く寄せ付けない動きと強さを見せたが、コピー玄野が参戦し2人並んだのを見て一瞬動きを止め、その間に転送が始まったため戦闘は中断された。
: その後、アメリカチームのGANTZを使用して地球に転送される際に再登場。この時の巨人の軍勢はほぼアメリカチームによって壊滅させられており、彼が事実上最後の兵士だったが、アメリカチームのメンバーを血祭りに上げ、玄野との最終決戦を望むべく、「地球に宇宙船が落下する」と告げて玄野を誘き寄せる事に成功し、玄野と戦う。
== その他 ==
437 ⟶ 442行目:
: 勢綾高校の生徒。中盤以降に登場する本作のヒロイン。玄野計の彼女でもある。
: 趣味は絵を描くこと。人目をはばかる事無く絵や漫画を描く地味な少女だったが、物語の進行に従って可憐な描写をなされるようになってきた。当初はお下げ髪だったが後に下ろすようになる。チビ星人事件からPTSD([[心的外傷後ストレス障害]])に悩まされてしまう。その後も和泉による新宿大虐殺や、自分を標的にした特殊ミッション、全地球規模の「カタストロフィ」など、ガンツに関わる惨劇に次々と巻き込まれる。
: 二人が交際し始めたのは、玄野が罰ゲーム<ref>級友たちと教室でボードゲーム([[人生ゲーム]])をしていた際に提案されたルール。内容は「最後にクリアした奴は、ルーレットを回して針が向いた先の一番近くにいる女子に告白する。OKだったら最低2週間付き合う」というもの。</ref>により告白したことがきっかけ。告白を受けた時には、自分も以前から玄野に好意を持っていたことを告げている。玄野にとって多恵は「生きる希望」であったが、彼女を危険な目に遭わせたくないという気持ちから別れを告げる。失意の多恵は、偶然にもミッション現場に立ち会いその一部をカメラに収めてしまったことで、ガンツからミッションの標的にされてしまう。ターゲットの多恵を狙う和泉が率いるメンバーたちから死守しようと玄野たちが奮戦するもその甲斐なく、和泉の刃にかかって死亡した。その後、オニ星人編で100点を獲得したレイカにより再生されるが、玄野に関する記憶は失っていた。ガンツ開放後の玄野自身も多恵に関する記憶を失っていたため、玄野に思い違いでストーカー扱いされ互いに悪い印象を持ってしまうが、その後誤解が解け互いの記憶を取り戻すために玄野と協力を誓いあう。
: カタストロフィの際には、異星人の襲来によって両親を失い、自身も玄野が転送され離れ離れになったことで異星人に拉致されてしまう。全裸にされる恥辱に耐えながらも、主役のような活躍や奮闘をし、玄野と再会を果たす。しかしその後、GANTZを支配するゲームマスターに玄野は再び拉致され、ララ・フラダと共に玄野の元へと赴く。その際西に殺されかけるも辛くも生還し、玄野と共に宇宙船に乗って地球へと帰還した。 : なお、スーツは着用していないがゲーム版にはGANTZのプレイヤーとして登場している。 ; 加藤 歩(かとう あゆむ)
: 声 - [[青山桐子]]/演 - [[千阪健介]]
448 ⟶ 455行目:
: 演 - [[加藤晴彦]]
: 2年前からガンツと星人の謎を追っている[[フリーランス#フリーランス業の例|フリー]][[著作家#狭義のライター|ライター]]。池袋の宇宙人騒動の際に現れた「黒い特殊部隊」の正体を追い求め、玄野の元を訪れた。情報源としては適切でなかった当時の玄野に失望しかけるが、記憶喪失になんらかの可能性を感じて、取材対象として接触を保つことになる。吸血鬼の情報を掴み尾行を試みた際に、逆に捕まってしまい窮地に立たされるが、事前に入手していた和泉の個人情報と引き換えに身の安全を保障され、逃れることができた。その結果として和泉は死亡するが、玄野に対して淡々と次の標的であると予告するなど、本人には悪びれる様子は窺えない。
: その後は、独自のルートでドイツ人の協力者セバスチャンの知己を得て、単身ドイツへ渡って調査取材を開始。以後、ガンツの謎に急速に迫ろうとしている。ガンツを製造させたとされる会社「マイエルバッハ」への接触に成功し、製造工場の取材を行った。ラストミッション終了後の時期にも、引き続き現地でガンツの情報収集に当たっていたが、その折にマイエルバッハの会長であるハインツ・ベルンシュタインの直接取材の許可を得て、訪れた彼の屋敷で「ガンツの真相」について告げられる。しかし、取材内容に納得できないまま現地に滞在して続けていた彼の元に、唐突にセバスチャンが現れ、そこで彼の異様さの片鱗を目にすることとなる。カタストロフィが終わりかける頃、彼は「宇宙人たちを
; セバスチャン
: 菊地がドイツ取材の際に通訳を依頼したドイツ人。「黒い球の部屋」の掲示板を通じて菊池と接触した。ジャパニメーション(日本のアニメ作品)が好きな[[オタク]]。
: 自らの取材内容に納得出来ない様子の菊地に対して、再び「ガンツの真相」を告げるが、なおも腑に落ちない彼の姿に苛立ちを覚え、その異様さの片鱗を露わにする。通訳をしていた時とは一変して流暢な日本語を操り、「神の存在…感じたことはあるか」<ref name="ex1">ぬらりひょん編におけるぬらりひょんの発言、およびラストミッション編における稲葉の発言。</ref>、「悪いことは重なる…確率論なんか無視して重なっていく」<ref name="ex1"></ref>などと、作中の人物の発言と同様の言葉を残し、様々な怪奇(一部に、坂田や桜井の超能力に類似したものがあった)を見せた後にどこかに転送されていった。
:実はGANTZを生み出した巨人以上の文明を持つ異星人であり、その顔は地球の歴史上の偉人の顔を取ることもある。人間にはある感情は持っておらず、人間を「蟻と同類」などと豪語している。GANTZのシステムも地球人への善意ではなく、宇宙のシステムとして送っただけであった。
:GANTZのシステムを応用して死人を再生させることができる他、もう一人の玄野を一瞬で殺害するほどの戦闘力も持つ。
== 玄野参加以前の参加者 ==
|