「焼戻し」の版間の差分

2013年10月14日 (月) 12:46時点における版

2014年1月22日 (水) 09:29時点における版

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'''焼き戻し'''（やきもどし）は、[[焼入れ]]によっていったん硬化した度が上がり[[鋼靭性]]にの下がった[[靭性鋼]]について、ある程度硬度を与え下げる目的で行代われりに靭性を上げる（戻す）という[[熱処理]]作業で、ある。具体的には[[マルテンサイト]]組織の状態から鋼を再加熱し、一定時間保持した後に徐冷する作業。[[焼きなまし]]に似ているが、焼きなましは[[加工硬化]]を戻すのを特に指すのに対して、こちらは焼入れを戻すのを特に指すという点が違う。

再加熱後、保持する温度により組織の変化が異なり、[[摂氏]]600度程度で焼き戻すと[[ソルバイト]]組織が、摂氏400度程度で焼き戻すと[[トルースタイト]]組織が得られる。