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{{出典の明記|date=2009年12月}}
 
'''ペープサート'''(paper puppet theater)とは、紙[[人形劇]]のこと。ペープサイドともいう。いずれの呼び名も和製英語。paper puppet theatre(ペーパーパペットシアター)が正しい英語の表記。楕円形の厚紙に割り箸状の棒を貼り付け、厚紙の表裏に物語の登場人物を描き<ref>永柴は、これをうちわ型人形と呼んだ。</ref>、物語の進行に合わせて棒を繰る我が国で生まれた人形劇の一種。江戸時代からあった「立絵」(写し絵)がもとになり、第二次世界大戦後、[[永柴堂]](1909年 - 1984年)により改良されて、平絵の紙芝居と区別するためにペープサートと名付けられて、幼児向けの紙人形芝居として復活したものである。paper support theatreという英語の表記は、永柴による翻訳である。<ref>谷田貝公昭監修『保育用語辞典』一藝社 2006年、p.325</ref>
 
人物の絵などを描いた紙に棒をつけたものを動かして演じる。表と裏で別の絵が描かれており、背景の前で人形を動かすことと、人形の表裏を返すことによって、動作を表現する。